はてなキーワード: 人力検索とは
コメントデザインというのはTogetter用語で、まとめ作成者がコメントを削除する権限を使って自分に都合が悪いコメントを好き勝手削除することを言う
この書き方であんまりまともな所業ではないと理解してもらいたいところだが、どうやらこの感覚はそこまで一般的に通用するものではないようなので詳しく説明する
要点は
である。あるいは
”反論者のコメントを「荒らし」として消したり、都合の悪いコメントを全消しした挙句に最初からそんなものなかったかのように振る舞ってる”
ことに対する批難である
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コメントデザインとは何か? まずはgoogle検索してみよう
Togetter用語なので当然最初に出てくるのはTogetterのページである
「コメントデザイン」のタグが付けられたページの一覧なのだが、僕が見た時点で一覧の先頭にあったのがこのまとめだ
いわゆる「コメントデザイン」を批判する人は利用規約に関して無知なだけである - Togetter
続いてgoogle検索に登場するのは、人力検索に投稿された「コメントデザインとはどういうことか?」という質問と回答である
Togetterでの「コメントデザイン」について端的に説明したページ… - 人力検索はてな
後はwebデザインに関するページが並ぶばかりでコメントデザインとは関係が無い
これを見て僕は頭を抱えた
上記のページはどちらも、コメントデザインと呼ばれる行為がどうして問題視され反発されるのか、ろくに理解しないままコメントデザイン肯定論を述べたものだからだ
そこでもう少し一面的でない理解ができるようなものをここに書くこととした
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そもそもwebサイトへの投稿を管理者権限で削除する行為の是非というのは、かなり普遍的な議論である
(インターネット開始時点から存在するんじゃないか?)(投稿と削除自体が滅茶苦茶普遍的なんだから当然である)
そして上記の人力検索で指摘されているように、Togetterでコメントデザインと呼ばれるような行為もまた普遍的であり
web全体としては概ね問題なく受け入れられていると言っても良いだろう
それも当然の話で、例えばジャニーズファンサイトで所属芸能人のスキャンダルを紹介する書き込みをしたら
サイト管理人の胸先三寸でそれを禁止・削除したりしなかったりするだろうからだ
(ファンが見たくないから他でやってくれというスタンスも、逆にファンはそういう情報も知りたいから歓迎というスタンスも、どちらもあり得る)
そもそもサイト管理人は自分の意思でコメント欄を閉じたり、サイト自体を閉鎖することも当然できるわけだからして
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とはいえサイト利用者が管理者の決定に何も言わないとは限らないのも当然の話である
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)やふたばちゃんねると言った大手電子掲示板では
数十年(!)にわたって管理者に対して要望や批判が続けられている
この手のサイトの管理者は絶大な権力を自在に振るっているように見えるがまだまだ序の口である
まとめブログのようなサイトでは管理者がより「独裁的」に行動している
悪名高い「やらおん」がそうしているように、禁止されたサイトからの転載をコメント欄で指摘すると削除され、
転載元の名称がNGワードに指定され、何も知らない利用者に管理者の悪行が目に付かないよう「管理」がなされている
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長くなってきたので小休止を入れよう。先述の通りここまで(&ここから先も含めて)の要点は
とまあ、簡単に言うとこの程度の話だ
(逆に言うと人力検索のベストアンサーはこの程度のことも理解できずにコメントデザイン批判を馬鹿にしていて呆れるのだが)
最後に、何故Togetterに於いてコメントデザインなる用語が誕生するほど、この手の行為が問題視されているのか
分かりやすく理解できるよう、Togetterに横行する愚かなコメントデザイナー(コメントデザインを行うまとめ主)の一例を示すこととしよう
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上でリンクを貼った2つはどちらもTogetterの利用規約を引用してコメント削除の正当性を主張している
1. ユーザーは、自己の作成したユーザーコンテンツの管理義務を負うものとし、他のユーザーからの削除・非公開などの要求に対して迅速かつ誠実に対応するものとする。
2. ユーザーは、自己の作成したユーザーコンテンツに関する他のユーザーのコメントの投稿に対しても、管理義務を負うものとし、また、そのような投稿についても、ユーザー自身が投稿・編集したまとめ又はコメントと同様の扱いがなされることを承諾する。
(利用規約 - Togetterより)
この規約を根拠に「ユーザーはコメントを削除する義務が有る」ので「ユーザーはコメントを削除する裁量が有る」との主張である
規約は「問題のあるコメントは削除しろ」と言っているだけであって「コメントを自由に削除して良い」かどうかには何も答えていない
(逆に言えばそれこそが裁量を与えているということだと解釈できるが、規約から自明にそう結論づけるのは難しいのではないか)
特にTogetterまとめの方は、まとめ主が削除したコメントは全て「ルールを守らない人」だという主張であり
規約を拡大解釈するために上記の論理の飛躍を行ってる節があって、
詭弁の予感がバリバリしていたのだが、案の定だと明らかになるページにすぐ辿り着いた
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彼が尻尾を出したのは「コメントデザイン」のタグが付けられたTogetterまとめの一覧で2番目に出てきたこちらである
【注意】コメントデザイン対抗まとめは今後公開停止、削除される可能性有り - Togetter
コメント欄を読むに件のまとめ主がコメントするも反論を食らって自らのコメントを消したらしいことがわかる
(作成したまとめ一覧のリンクが貼られているので、同名の別人でないことが確定)
そしてコメントで彼やその他のコメントデザイナーに対する批判がなされているわけだが、下記のものが端的で秀逸だろう
反論者のコメントを「荒らし」として消したり、都合の悪いコメントを全消しした挙句に最初からそんなものなかったかのように振る舞ってる
人力検索とかまだやってるしな。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3930/ir_material_for_fiscal_ym/106320/00.pdf
はてなの対応の遅さ、HageX事件からの変わらなさ、増田のめちゃくちゃさ、はてブのエコチェンやインターネット老害具合、
など、持ち上がったりして、
もはや時代遅れの産物になった、はてブや増田は不要ではないかという意見が出てきているわけです。
それらの意見の賛否はさておいて、実際に、はてなははてブや増田を閉鎖し得るのか、
はてなの決算を見て、はてブや増田の立ち位置を確認してみようという文章になります。
2021年7月期売上 | 2022年7月期予想 | 増減 |
---|---|---|
26億2100万円 | 30億6900万円 | 17.1% |
次は事業別の売上です。
21年→22年予定
2021年7月期売上 | 2022年7月期予想 | 増減 |
---|---|---|
5億2400万円 | 5億2900万円 | 1% |
2021年7月期売上 | 2022年7月期予想 | 増減 |
---|---|---|
6億6200万円 | 7億900万円 | 6.7% |
2021年7月期売上 | 2022年7月期予想 | 増減 |
---|---|---|
14億3400万円 | 18億2900万円 | 21.6% |
決算資料に書いてあるとおり、現在、はてなは出版DXに力を入れています。
今期は売上の半分以上がテクノロジーソリューションになります。
はてなの主力はマカレルやマンガビューワーであることは間違いありません。
さて、はてブと増田(が含まれるであろう)にコンテンツプラットフォームついてですが、
18年 | 5億7400万円 |
---|---|
19年 | 5億8100万円 |
20年 | 5億2100万円 |
21年 | 5億2400万円 |
22年 | 5億2900万円 |
5億円台で安定してますね。
逆に言って全く成長性のない事業であるということでもあります。
・はてなブログ
・はてなブックマーク
・増田(と思われる)
今後は、ここにはてなブログBusinessというのが加わるらしいので、
コンテンツプラットフォームも多少は伸びていくのではないかと思われます。
それで売上が安定しているのだから、最低限の人件費で維持しているのでしょう。
逆に、はてブや増田に人員を投入してがんばってリニューアルしたところで、
5億円の売上が伸びると思いますか?
思いませんよね?
そんなところに開発リソースを投入するより、
主力事業の出版DXに注力するのが正解だというのは誰でもわかると思います。
し得ないのではないでしょうか。
匿名プラットフォームである増田は色々問題があるので閉鎖することもあるかもしれませんが、
コンテンツプラットフォーム5億の売上は前期売上26億の5分の1です。
仮に5億の半分2億5000万円だとすると、前期売上の10分の1、1割です。
主力事業の今期成長が4億予定という規模感ですので、
というわけで見てきましたが、
11月30日には今期第1四半期決算がありますので楽しみにしましょう。
私は次の決算がそこそこよくて上方修正もあれば2000円ぐらい目指せるんじゃないかと思ってます。
まあ、はてな株は買いませんけど。
[B! 増田] 【急募】オクラとささみにかける酸っぱくない調味料(できたらノンオイル)
人力検索に増田使う奴の善悪は置いといて、この手の質問増田に対して大前提(今回なら「酸っぱくない」)を無視して答えるidは即非表示リストに入れる
少なくとも本文、ひょっとしたらタイトルすら読んでない、もっと酷いと全部読んだ上で無視して書きたいことだけ書く(ブコメごときで他者の要求に誠実に応える必要はない)、というidの一覧なので非常に捗る
これを続けたおかげか、最近の人気コメントで「トップブコメ、●●は違うだろ」みたいな指摘があっても元発言が非表示のことが増えた
快適と思いきや文脈が気になったときにログアウトして確認するのはめんどい、でも確認すると大体のケースでああやっぱり非表示にしといて良かったとなるので多分オススメです
ここ、人力検索じゃないんで