2021-11-23

[]はてブ増田不要論はてな決算分析

この文章ソース

2021年7月期 通期決算説明資料

https://ssl4.eir-parts.net/doc/3930/ir_material_for_fiscal_ym/106320/00.pdf

増田脅迫エントリーが投下され各所で話題になり、

はてな対応の遅さ、HageX事件からの変わらなさ、増田のめちゃくちゃさ、はてブエコチェンインターネット老害具合、

など、持ち上がったりして、

もはや時代遅れ産物になった、はてブ増田不要ではないかという意見が出てきているわけです。

それらの意見賛否はさておいて、実際に、はてなはてブ増田を閉鎖し得るのか、

はてな決算を見て、はてブ増田立ち位置確認してみようという文章になります

2021年7月期売上2022年7月期予想増減
26億2100万円30億6900万円17.1%

次は事業別の売上です。

21年→22年予定

コンテンツプラットフォーム(はてなブログ、はてなブックマーク)

2021年7月期売上2022年7月期予想増減
5億2400万円5億2900万円1%

コンテンツマーケティング(はてなブログmedia)

2021年7月期売上2022年7月期予想増減
6億6200万円7億900万円6.7%

テクノロジーソリューション(マカレルマンガビューワー、出版関連受託)

2021年7月期売上2022年7月期予想増減
14億3400万円18億2900万円21.6%



決算資料に書いてあるとおり、現在はてな出版DXに力を入れています

今期は売上の半分以上がテクノロジーソリューションになります

はてなの主力はマカレルマンガビューワーであることは間違いありません。

さて、はてブ増田(が含まれるであろう)にコンテンツプラットフォームついてですが、

過去の売上から見ていきましょう。

コンテンツプラットフォーム売上

18年5億7400万円
19年5億8100万円
205億2100万円
21年5億2400万円
22年5億2900万円


5億円台で安定してますね。

逆に言って全く成長性のない事業であるということでもあります

コンテンツプラットフォームに含まれるのは以下になります

はてなブログ

はてなブックマーク

はてな人力検索

増田(と思われる)

今後は、ここにはてなブログBusinessというのが加わるらしいので、

コンテンツプラットフォームも多少は伸びていくのではないかと思われます

何故はてブ増田人力検索など時代遅れサービス放置されているのか

それで売上が安定しているのだから、最低限の人件費で維持しているのでしょう。

逆に、はてブ増田人員を投入してがんばってリニューアルしたところで、

5億円の売上が伸びると思いますか?

思いませんよね?

から放置されているのだと思います

適当に維持しているだけで売上が立つのから

そんなところに開発リソースを投入するより、

主力事業出版DXに注力するのが正解だというのは誰でもわかると思います

ちなみにはてな人員は167名 21年7月採用7名

これだけ人がいるのに放置されているのだから

現状維持する気しかないのは明白です。

はてブ増田は閉鎖し得るのか

し得ないのではないでしょうか。

匿名プラットフォームである増田は色々問題があるので閉鎖することもあるかもしれませんが、

はてブは維持されると思います

コンテンツプラットフォーム5億の売上は前期売上26億の5分の1です。

はてブ増田の売上は5億のうちどれぐらいでしょう?

人力検索は売上がほとんどないと思いますので、

仮に5億の半分2億5000万円だとすると、前期売上の10分の1、1割です。

売上の1割が消し飛ぶってなったら、まあ普通しませんよね。

主力事業の今期成長が4億予定という規模感ですので、

まあ、ありえませんよね。私が株主だったらキレます


というわけで見てきましたが、

はてなはこれからはてなであり続けることでしょう。

11月30日には今期第1四半期決算がありますので楽しみにしましょう。

私は次の決算がそこそこよくて上方修正もあれば2000円ぐらい目指せるんじゃないかと思ってます

まあ、はてな株は買いませんけど。

  • 増田ってはてなのサービス一覧に載ってないんだね https://hatenacorp.jp/information/product まぁそりゃ載せられるわけないのは分かるよ 実験室の産まれちゃいけなかった生き物の一つだもんね ...

    • その割に増田が人気エントリに入ってしまって存在がバレてしまうの草。

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