「ローマ字」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ローマ字とは

2010-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20100801031032

少なくとも米語ではワイファイみたいです。

 cf.http://dictionary.reference.com/browse/wi-fi

ただ、ローマ字読みすればウィフィなので、そっちが自然に感じる言語も多いと思います。

2010-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20100621234842

kuchakuchaはまだマシな気もする。

ただやっぱ納得はできんな・・・

食べる音を表記されてることがそもそも不快なのかもしれない。

ローマ字で書かれてるのも一因かもな。

なんでローマ字表記なのか分からん意味考えちゃうのがダメ

2010-03-30

USBトリプルフットスイッチIMEON/OFFを切り替える方法

USBトリプルフットスイッチ USB 3FOOT SWITCH が到着した。

http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/catalog/detail.jsp?JAN_CODE=4571225046327

→この画像は旧型で、今日来たのは幅広の新型だった。

 

で、さっそく繋いでみた。感触はなかなか良し。

まあキーストロークが若干深すぎとか細かい事はあるが、これからの商品なので目を瞑ろう。

 

で、すぐに半角/全角ボタンバインドして、プログラミングの効率化を図ろうとしたのだが、

どうやら英語キーボードのみ対応らしく、日本語の半角/全角キーバインドすることができない。

そのうちドライバ対応するかとも思うが、今すぐ使いたいので、つらつらネットを見ていろいろやって一応解決した。

 

────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────

USBトリプルフットスイッチIMEON/OFFを切り替える方法

 

 1/フットスイッチの設定で、Ctrl+Shift+@ を割り当てる。

 2/http://masaru.org/diary/20100128.html を参考に、

  ATOK機能を使って、Ctrl+Shift+@ ボタンIMEON/OFF機能とする。

 

  それだけ(^ ^) 僕のATOKは2005なので、相当昔のバージョンでも大丈夫の筈。

 

 念のためATOKの変更方法を書いておくと、

  1/ デスクトップツールバーATOKアイコン右クリックプロパティ(環境設定)

  2/「キーローマ字・色」タブをクリック

  3/「キーカスタマイズボタンを押す

  4/ 左下の「キーボタンにチェック、キー別設定一覧にする。

  5/「Shift+Ctrl+@」キーを探す。「半角/全角」の3つ下。

  6/「Shift+Ctrl+@」キーの設定を「半角/全角」キーの設定に合わせる。要するに全項目を「日本語入力ON/OFF」にする。

  7/ OKボタン→OKボタンで確定。新しい設定として名前をつけて保存。

 

  ちなみにMS-IMEでも似たような機能はあるらしい。

 

ついでながら、現在IMEON/OFF状態を知るのには

SetCaretColor http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/05/29/setcaretcolor.html

が便利、

あと「Dさんの日本語でなきゃイヤン」は絶対必要。

 

AutoHotKeyを使って「踏んでいる間だけ」IMEONになる方法にも一応成功したが、

http://blog.blueblack.net/item_281

なぜかNumLockがついたりきえたりというおかしな動きを見せたので

諦めて削除した。

2010-01-29

タッチタイピング

タッチタイピングができるようになるまでと、中級者のためのコツについてまとめてみた。

初級者(キーボードを見ながら打つ人・ホームポジションを守っていない人)

疲れない

よくかっこよさとか無駄な速さとか求めてどうするんだという人がいるが、そんなのは二の次。

今の時代PCを使わないで作業することはほとんどの人が避けられない道だろう。

タッチタイピングができるようになれば、目も頭も確実に疲れにくくなる。

これから先何十年間も無駄に疲れ続ける?

それとも、1~2ヶ月練習してタッチタイピング身につけちゃう?

タッチタイピングの最大の利点は「疲れない」これだね。

ホームポジションは最も効率が良い

やっぱり設計上最も効率的だし、ホームポジションは厳守しよう。

だからといって両手の全8本の指を1文字打つごとにホームポジションのキーの上に乗せろというわけではない。

本質的には「キーを打つ時はホームポジションで指定されている指を使うこと」が重要なんだ。

そしてそのためには両手人差し指はFとJについているポチに触っているようにするのが望ましい。

ホームポジションhttp://azby.fmworld.net/usage/quiz2/20060829/images/img_andmore01.gif

肘を少し開き、無理のない姿勢でFとJに両手人差し指を置き、そのままASDFとJKL+に指を置く。

手首を動かさないでそのまま上下の段のキーに届くようにし、

もし手首を返す形になるのであればパームレストになるものを用意すると良い。

さて練習方法について。

どのキーを何指で打つか

まずは上記URLの図を見ながら実際に指を動かしてみて、それぞれの指がどのエリア担当しているのか確認しよう。

ホームポジションを守っているとキーごとに打ちやすい指が割りあたっているのがわかるはず。

あ、一番上の段の数字が並んでいるところは使わないし、まだFとJ以外のキーを覚える必要もないから気楽にいこう。

最初にやるゲーム

EASYタイピングhttp://neutralx0.net/type01.html

まずはこのゲームを使う。初期設定のままでOK。

 1. 画面に表示されている単語を読む

 2. 次に打つキーが画面下にオレンジで表示されているので手元を見ないでそのキーを打つ

ポイントはF・Jに人差し指が置いてあることを念頭にどの指でどこを打つかを考えながらやること。

あとできれば声に出しながらやるといいように思う。手元を見ない癖を身につけること。

1日10分ずつでもいいから続けていけば、きっと得意なキー・苦手なキーがわかってくるので

そこを意識しながらまずは1週間頑張って。

EASYタイピングを繰り返していれば、段々オレンジの表示を見なくても打てるようになってくるだろう。

「大体指使いとキーの位置覚えたかも」と思ったら仕上げへGO

仕上げにやるゲーム

寿司打:http://typing.sakura.ne.jp/sushida/

設定はローマ字表示をOFFにするといい。(ONだと日本語じゃなくてそっちに目がいってしまう)

最初は普通のお手軽コース、慣れたらお勧めコース。

寿司打はミスをしないとスコアがどんどん伸びるので、落ち着いて入力すること。

30皿に到達できれば日常生活で不便ないだろう。

EASYタイピングにしろ寿司打にしろ「手元をみないで」「どの指を使うか意識しながら」行うことが重要なので、

キーがわからなくなったらむしろ上を向いて手探りで「う~ん…これ!」とかやってみよう。

雑にならないように打つべし!

最後に

チャットをすれば速くなる」というが、確かに速くなる。

しかしホームポジションを守らず自己流でやっては悪い癖がつくのでまずは正しい指で打つことを覚えること。

最近はいろんなタイピングゲームがあるので、基本を押さえたら手を出してみると楽しいと思う。

タイピング・オブ・ザ・デッドというゲームが爽快感あるので興味ある人は是非。

中級者向けの細かいコツ

  • Bは打ちやすいほうの手で
  • 「じ」は○ji×zi
  • 「ぁぃぅぇぉ」は○lalilulelo×xaxixuxexo
  • 「ぬ」は人中の順で
  • 「しゅ」「ちゅ」等のYUは人中の順で
  • 「てぃ」はTHI、「でゅ」はDHU、「うぇ」はWE等を覚える
  • ホームポジションASDF JIO+もしくはASDF JIOP
  • 「ん」は子音の前ではN1回
  • EndとHomeも見ないで打てるようにする(行頭・行末の移動は良く使う)
  • タイピングゲームでは鍛えられない部分として「、。」は実際の文章入力で鍛える
  • 実際の文章入力では変換やEnterのタイミングが地味に重要

2010-01-08

ローマ字がよくわからない

DYA→ぢゃ、DYU→ぢゅ、DYO→ぢょ

これはわかる

DHA→でゃ、DHU→でゅ、DHO→でょ

DWA→どぁ、DWU→どぅ、DWO→どぉ

こうしてこうなってるのか誰か教えて

2010-01-02

言語学的センスの抜けた語学論……その1

以前、id:michikaifu さんの

国家生き残り戦略としての日本語リストラ http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20091031/1257023368

という記事が話題になり、それなりのブクマ数を集めたようである。今更ではあるが、言語学的視点からこの記事について言及してみたいと思う。

ひらがなは意外に簡単ではない

元記事では

人種が入り混じってしかもアジア人人口が多いカリフォルニアでも、中国系以外の人が中国語を習うのはなかなか大変。

> いきなり漢字しかない上、母音が多く発音も難しい。日本語世界で一番難しいのだ!と息巻く人もいるだろうが、

日本語母音が5つしかなくて発音がスペイン語イタリア語と似ているし、表音文字があるので、入り口の敷居は必ずしも高くない。

と述べられている。

日本語母音が5つしかなく」「表音文字があるので」とあるが、実はこれは意外と厄介なのである。外国人日本語を見たとき、驚く点の一つに、「ひらがなの種類が多い」という事項が挙げられる。確かに、日本語には「母音が5つしかなく」、「表音文字がある」が、その表音文字であるひらがなは、母音の少なさとは対照的に母音と子音の組み合わせで全て文字が違い、それが約50もある。

ひらがなは文字と音素の対応が一定ではない

また、多くの日本人は「ひらがなは必ず母音と子音の組み合わせになっていて発音が簡単」だと思うかもしれないが、外国人の視点からするとこれは必ずしも正しくない。

これを読んでいる日本人のみなさん、次の単語をそれぞれ音読してみて欲しい。

  • 新聞 : しんぶん
  • 心眼 : しんがん
  • 新鮮 : しんせん

それぞれひらがな4文字から構成される単語だが、2文字目の「ん」の発音は3語で全て違う。

「しんぶん」では、「ん」を発音する際、くちびるを閉じ、「むー」に近い発音をする必要がある。「しんがん」の場合は、口を開け、舌を上顎から少し離し、音が鼻に抜けるような感じで、次の「が」に続くように発音する(このときの「んが」という発音は鼻濁音と呼ばれる。国語の授業で習った記憶のある方もいるだろう)。「しんせん」の場合は、口を開け、舌を上顎にくっつけるような感じで、鼻に抜けない「ん」を発音する。

ひとつ実感出来ない向きには、それぞれの「ん」の発音を無理やり入れ替えて音読してみるとよりわかりやすいだろう。例えば、「しんぶん」の2文字目の「ん」を発音する際、なるべく口を閉じないように「ん」を発音しながら、次の「ぶん」につなげてみて欲しい。相当、口の動かし方に無理があることがわかるだろう。

これらの違いは、ヘボン式ローマ字表記にするとはっきりする。

  • 新聞 しんぶん → shimbun
  • 心眼 しんがん → shingan
  • 新鮮 しんせん → shinsen

「しんぶん」の2文字目に対応するローマ字は "m"、「しんがん」の2文字目に対応するローマ字は "ng"、「しんせん」の2文字目に対応するローマ字は "n" である。

日本人はこれらを全て区別せずに「ん」というひらがな一文字で扱う。しかし、逆にこれらの発音を全て区別して扱う言語母語とする人からすると、このような違いは習得時の障壁になる。音声で聞くと違う音に聞こえるのに、ひらがなにすると同じ文字になってしまい、混乱が生じるのである。(例として、英語では "n"/"ng", "m" は表記上区別されるし、中国語では "m", "n", "ng" 全て区別して扱われる)

わかりにくい「っ」という文字の存在

日本語以外の語を母語とする人がよく戸惑うのが促音、すなはち「っ」という文字の存在である。

促音はとにかくわかりにくい(参考に wikipedia:促音 の項目を見てみても、何が書いてあるかさっぱりである)。例えば、英語には促音という概念に相当する音素がない。日本語話者の方々、英語話者に「っ」という発音を説明することを考えてみて欲しい。 「バック」"back", 「キック」"kick" の "a" "i" に続く音と説明すればいいと思う方もいるかもしれない。しかし、英語では "back" を「べぁく」と発音しようが「べぁーーっく」としようが構わない。"kick" も同様である。「きぃく」、「きっく」、「きぃーっく」、どう発音しようが "kick" は "kick" である。

続く。かもしれない。

2009-12-30

なんでWebって簡単にルビつけられないのかな?

定期的にループする話題で、英語を習得しないと今世紀生き残れないみたいな話あるでしょ?

あれってさ、なんで逆になんないのかな?と思うんだよ。

世界中の人が日本語を使ってくれればいいのに!ってさ。

特にweb上ではマンガアニメが好きなヤツが多くて

日本語勉強したい!って発言している人みかけるじゃん。

たいてい、日本語悪魔言語だ〜!難しいからやめときな〜!とか

テンプレの如く返されてるけどね。

で、日本語が難しいってさ、読み書きが難しいのであって、

日本語での会話は結構簡単に習得出来るらしいじゃない?

日本語の文章の難しさは漢字が原因になってるってよく聞く。

でも、日本で育ったならそこそこ漢字読めるでしょ?

なんでかって言うと、絵本とか漫画とか、ルビが打ってあるから

それで、漢字を覚えるって言うじゃん。難しい本でも総ルビで読めたとかさ。

でも、webではrubyタグ用意されてるけどむちゃくちゃ面倒くさいから利用されてない。

だいたい、webで見る文章なんてほとんどがローマ字打ちされている筈。

打ったひらがなをwebにルビとして自動的に反映してくれるIMEができたら、

日本語の参入障壁が低くなって、web上で日本語をつかってくれる人が増えると思うんだよ。

と、高校の時に英語赤点とって以来、英語アレルギー増田がぼやいてみました。

2009-12-12

今のパソコンが失敗してると思うところ

今のパソコンが失敗してると思うところ

2009-11-29

かな書きの文章はなぜ「読みにくい」と言われるのか? (続き)

http://anond.hatelabo.jp/20091129184546

これでも納得できない人は、次のあべ・やすしさんの記事(さっきリンクしたのとは別の記事です)、ぜひ参考にしてください。

●読みやすさって、なんだろう - hituziのブログじゃがー

私のブログをいつも読んでくださっている方が、どれほどかな書きに慣れてきたのかは聞いてみないとわかりません。もしかしたら、大きな負担を感じながら読んでくださっているのかもしれず、そうだとしたら心苦しく思います。

私はかな書きで書かれている何人かの人のブログなどをいくつか巡回して読んでおりますけど、漢字が使われていないことへの抵抗は今や全く感じなくなりました。むしろ、漢字の多い文章よりも、かな書きで分かち書きされた文章のほうが、読むときの負担は軽いようにすら感じます。私個人の経験からは、漢字かな混じり文が読めるなら、かな書きの文章にもすぐ慣れることができると思います。

もっとも、その「慣れる」ための手間がわずらわしいという人もいるのでしょうし、私自身「なんで俺のほうがお前に合わせて慣れなきゃいけないんだよ」という意味のことを言われたこともあります。そういう人に言うべき言葉を私は持ち合わせておりませんし、無理に 「慣れてくれ」と求めるつもりもありません。

漢字を使いたい人は漢字を使って文章を書けば良いし、かな書きの文章がかな書きであるという理由だけで読みたくないのであれば、読まなければ良いでしょう。どういう表記で文章を書こうが、あるいはどういう表記で書かれた文章を嫌おうが、その人の自由です*7。

ただ、「日本語はこう書かなければならない」とか 「まともな日本語はこういうものだ」とかくだらない権威(ほんっっっっとにくだらないと思います)を笠に着て、しかもそのことに無自覚なまま、人の言葉や表現に評価を下すのは、やめてほしいと思います。


*1:「話されている」という表現は多少語弊があるかもしれません。当然、日本手話も含めて「日本で話されている様々な言語」といっています。

*2:私は仕事上の付き合いで、日本語の読み書きに困難を抱える人と出会うことが割と頻繁にあります。その人たちの中には、日本語で話したり聞いたりすることはできるけれど、読み書きとなると大きな困難を抱えている人が少なからずいます。無論、漢字だけがハードルになっているわけではありませんが、かなやローマ字など、表音文字で文章を書き表すことがもっと一般的になれば、そのハードルが格段に低くなるのは確かです。

*3:そう考えると、かな書きの文章に対してよくつけられる「みんなよく読めるな」というコメントもなかなか味わい深く思えてきます。

*4:なお、私はかな書きよりもローマ字表記のほうがいくつかの理由で望ましいと考えてはおります。

*5:『あなたの年齢当てます』朝倉久志 訳。なお、引用山崎浩一危険な文章講座』(ちくま新書)からの又引きです。

*6:石川准「本を読む権利はみんなにある」(上野千鶴子他編『ケアという思想岩波書店2008年)

*7:私は上にリンクした 5.の記事で書いた通り、漢字かな混じり表記を「標準」として押しつける「国語教育」ごと廃止すべきだと主張していますが、一人一人の書き手が漢字を使うことを禁止すべきだとは考えていません。

かな書きの文章はなぜ「読みにくい」と言われるのか?

http://d.hatena.ne.jp/lever_building/20091127#p1

ひとつ前の記事を非常に多くの方に読んでいただいたようです。まったく予想していなかったことなので、驚いております。とてもありがたいことです。

●時間厳守は遅刻する人に迷惑がかかるのでやめてください

この記事にたくさんの方がブックマークをしてくださり、またコメントを書いてくださりました。記事の内容についての様々なコメントもいただいたのですが、私が漢字をほとんど使わずに文章を書いていることについてのコメントもたくさんありました。

前回の記事からはだいぶ間が空いてしまったのですが、今日はそうしたかな書きについてのコメントを読んで考えたことを書いてみたいと思います。

●記事のブックマーク・ページ(1)

●記事のブックマーク・ページ(2)

●ブックマーク・ページのブックマーク・ページ

●ブックマーク・ページのブックマーク・ページのそのまたブックマーク・ページ

以上の4つのリンク先からブックマークコメント引用させてもらいます。

id:naoya_0708 [ネタ] そんな小さいこと気にせず堂々と遅刻して「へぇ、すんません」って言えばいい。そんなことよりこの人がなぜ平仮名なのか、のほうが気になるわ。

私がブログでかな書きを実践している理由については、これまで5つの記事で述べてきました。

1. 漢字について

2. 「学校という空間」をこそ問題にしよう

3. 表記が生成される場に立ち返ってみる

4. 国語廃止論序説

5. 「国語廃止論序説」への補足

5.の記事だけは、「漢字・かな混じり文」という日本語の《書き表し方》の問題にはほとんど触れておらず、主に《言語》の問題を論じています。日本で話されている様々な言語*1の中で日本語だけを「国語」として特権的に扱うことをやめましょうという提案を行っています。

ただ、この《言語》の問題と漢字・かな混じりの《表記》の問題の二つを、私は基本的に同じ論理で考えておりますので、興味のある方は、5.も併せて読んでいただけると幸いです。

上に挙げた5つの記事は、どれも長い文章なので、ここで簡単に私が漢字をなるべく使わないでブログを書いている理由を述べておきます。

それはできるだけ多くの人が文章を読んだり書いたりできたほうが望ましいと考えるからです。私は一方では読み書きができなくても何の不都合もなく生活できる社会理想的だと思っています。しかし、日本語の読み書きができないと様々な面で不利益を被ってしまうという日本社会の現状では、そうした人たちが読み書きを身に付けやすい環境を作っていくということも同時に行っていく必要が大きいでしょう。

また、私自身、文字で書かれた物を読み、また書くことによって、様々な良きものを今まで他人から受け取ってきたと思います。もちろん、私が本を読むことができるゆえに、かえって見落としたり見えなくなったりしていることはあるでしょう。だから、一方では、単純に「読み書きによって世界が広がり、見方が広がる」といって良いのか、ためらいも覚えます。少なくとも、「読み書きのできる人がそれをできない/しない人よりも広い世界と深い物の見方を持っている」などとは断じて言えないことははっきりしています。

とはいえ、私自身読み書きのできる者の一人である以上、読み書きのできない人に対して「読み書きなどできなくても良い」と言うわけにはいかないし、「読み書きしたいけれどできない」という人がいる状況を正してゆく責任を負っていると考えます。

そのためには二つの方法が考えられます。一つは、読み書きの教育を充実させること。もう一つは、読み書きを身に付けるためのハードルを低くすることです。

もちろん、一つ目の課題も大事ですが、とくに日本語の場合、二つ目の 「ハードルを低くする」ことの必要性は極めて大きいといわざるを得ません。私自信何度か書いてきたことでもあるのですが、ブックマークコメントでの次の Cunliffe さんの指摘は重要です。

id:Cunliffe 「読みにくい」とか「読めない」とか難癖つけてる人みると、どうしても幻の鯖の器にケチつけた海原雄山を思い出す。漢字かな混じり文を読みやすいと感じるのは、正規の国語教育受けた大人だけなんですねー。

日本語について一通りの読み書きができる人は、その習得に非常な時間と労力がかかるということを知らないわけではないでしょう。また、そうしてかけられた時間と労力の大部分が漢字学習に費やされていることも。

日本学校教育を6年なり、9年なり受けた人でないと、おびただしい数の漢字と熟語を覚えるのは極めて困難なはずです。

いうまでもないことだと思いますが、日本社会の住民のうち、日本学校教育を受けた、あるいは受けられる人はその一部に過ぎません。一般的に学校に通う年頃を外国で過ごした人もいれば、学校に通えなかった/通わなかった人、その中には年を取ってから読み書きを学ぼうとする人もいます。また、日本学校に通っても、漢字や熟語が十分に身に付かなかった人も大勢いるでしょう。

あべ・やすしさんの次の文章も併せて読んでください。

●漢字が排除するもの - hituziのブログじゃがー

 漢字は、文字表記として複雑すぎるために、様々な文字弱者を排除し、抑圧している。

 もちろん、漢字をなくせば文字弱者がいなくなるわけではもちろんない。だが、大きく改善することがたくさんある。

 私が「漢字という障害」という論文で指摘した漢字弱者は、非識字者や識字学習者、盲人、弱視者、ろう者中途失聴者、読字障害を持つ人、知的障害者日本語学習者です。

 そうした人たちが文字情報アクセスする権利を奪っているのが、いまある日本語表記に他なりません。漢字が障害となる度合いは、それぞれ異なっています。けれども、何らかの形で、漢字は障害として働いているのです。

こうして漢字が作り出している「文字弱者」の存在を指摘しますと、こう言われることがあります。すなわち、このブログを読みにくる人たちの中にそうした文字弱者が存在するのか、と。今までに何人の人からそういう意味ことは言われました。「わざわざ大多数の読者にとって読みにくいかな書きで書く必要が本当にあるのか?」と。

こういう考え方は、たとえば次のような発想と本質的に違わないと思います。

「この街では車椅子で歩いている人を見かけない。だから、わざわざ駅にエレベータを つけたり、スロープをつけたりする必要はないだろう。」

これは一見してひどい言い分だと分かるのではないでしょうか? 必要なエレベータスロープがないからこそ、車椅子で移動する人が街に出てこれないのかもしれない。「排除されている他者の存在が、私たちによる排除の結果として見えなくなっているのではないか?」という可能性を考えなければなりません。

同じことは読み書きについてもいえます。ひらがなでも書き表せることを漢字で書く ことで、漢字を知らない人を排除してしまっているのだろうし、その結果排除されている人の存在が見えなくなってしまっていることはあるでしょう*2。

だから、「今この場所にいる人」だけでなく、「今この場所にいない人」にも向けて、この場所をできるだけ開かれたものにしていく試みは重要だと思うのです。

さて、先日の記事でいただいたコメントで多かったのが、かな書きの文章が「読みにくい」「読む気がしない」といったものでした。この記事に限らず、私はこのブログでかな書きを始めてから記事を書くたびに同じことを何度も言われてきたのですが、こうした反応はとても興味深いものだと思ってきました。

「読まない」という選択肢もあるのに、なぜわざわざ読んだ上で「読みにくい」と書き込まずにはいられないのだろうか? また、「読みにくいので途中で読むのをやめた」というようなことをわざわざブックマークコメントで報告してくださる方もたくさんいます。私の記事のようなかな書きの文章ではなくても、途中まで読んでやめることなどしばしばあるだろうに、どうして私の記事にだけ、わざわざそれをお知らせしてくださるのだろうか?

前回の記事に関して付けられた200を超えるブックマークのうち、「読みにくい」「読む気がしない」といったコメントをざっと拾ってみたら、これだけありました(他にも別の表現で「読みにくい」ということを言っているコメントがたくさんありましたが、それはまたあとで触れます)。

id:elwoodblues [*あとで読む] 読みにくい

id:baumkuchen555 みんなよく読めるな

id:ezil [考え方][教育][society][education] よ み づ ら す ぎ る \こめんと を かならず みること

id:yosuken [あとで][大学][教育][社会] やっぱ読みにくいな

id: [ネタ] 昔のドラクエみたいな文章で読みづらいぜw

id:zoumurasan [あとで読む] ひらがな ばかりは つかれる

id:Harnoncourt http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E8%AA%AD%E3%81%BF%E3%81%AB%E3%81%8F%E3%81%84%E6%96%87%E7%AB%A0  アンサイクロペディアの「読みにくい文章」。私この人の文章大嫌い。目が滑りまくり

id:makiyamakoji とても よみに くいね

id:feita さすがによむきがおきないね。

id:suzuchu せっかくすごくいい事をいっているのに、読みにくい。漢字を使わない理由のほうも読ませていただいたけど、そっちはただの屁理屈に思えた。

id:hotomaru [教育] だめだ よむきにならない

id:kubodee ひらがなおおくてよめない。 それと たてよみ どこ?

id:kasuga-k [これはひどい] 興味のある題材だが読む気にならない…

id:change-of-pace [社会] たいとるにはきょうみをひかれたがぜんぶひらがなでよむきになれない

id:yatt 読み物 半分読んで止めた。読む気がくじけた。

id:puyop [これはひどい][ネタ][社会] 遅刻常連者を更生できない教師とご学友というレッテルが張られることかな?/それにしても、ひらがなでちょうぶんはよみにくいぞ

id:rs6000moe [カリカリモフモフ][キタコレ][あらあらうふふ] 読みにくいものは読みにくい。わざわざ読みにくく書く人間の不誠実さには頭が下がる。/↑お、恥の文化

id:feita ボクは読みにくいものは読みにくいので素直に言っただけですよ。それ以上の意味もそれ以下の意味も悪意も善意もない。ごめん悪意は多少ある。

お疲れ様でございます。

みなさん、自信たっぷりに私の文章が「読みにくい」ということをご指摘くださって います。

「読みにくいものは読みにくい」のだ、と。それはそうですよね。読みにくいものは 読みにくい、読みやすいものは読みやすい、美味しいものは美味しい、美しいものは美しい、ですよね。

「不誠実」とまで言われました。自分にとって読みにくい文章を書く書き手は「不誠実」ですか? さぞかし良いご身分なのでしょう。

上のようなコメントはいつも頂いているので、もう慣れっこなのですが、今回目を引いたのは fromdusktildawnさんのコメントです。

id:fromdusktildawn この文章を少し読んだだけですごい疲労が襲ってきたんだけど、ブコメをみたら、ちゃんと読んでる人が沢山いておどろき。この程度のストレスに耐えられないとは、オレの脳も老いたか。

この人のコメントは、私が今まで頂いたたくさんの 「読みにくい」というコメントの 中でも、例外的なものです。それは「オレ」というご本人個人にとって「読みにくい」とおっしゃっている点でです。

なお、かな書きの文章が読みにくいはたぶん fromdusktildawn さんの脳味噌が老いたからではないと思います。ちょっとした慣れの問題ですよ(これはあとで説明します)。少なくともとりわけ年を取ってから漢字学習する手間と苦労を考えたら、すでに漢字・かな混じり文の読み書きを習得した人がかな書きの文章に慣れるのは簡単なものです。漢字を使って文章を書き表さなければならない何か合理的な理由があるならまだしも、そんなものは、あとで述べるように、漢字を学んだ人にとってのちょっとした「慣れ」以外にないのは明らかです。

ともかく、私のかな書きの記事に「読みにくい」とコメントする人たちの中で、「自分にとっては読みにくい」という言い方をする人はほとんどいません。つまり、読みにくさの原因が読み手である自分自身にではなく、一方的に書かれた文章の側にあるのだという確信があるのでしょう。だからこそ「私にとってはあなたの文章は読みにくい」ではなく、単に「読みにくい」という言い方ができる。まさに「読みにくいものは読みにくいのだ」というわけです。

そして、「読みにくさ」の原因が読み手自身にではなく、書かれた文章の側にあるという確信を支えている条件とは、「この文章は私以外の多くの人にとっても読みにくいものであるはずだ」という思い込みに他なりません*3。「みんなも読みにくく感じるはずだ」と思うからこそ(多くの人が「読みにくい」と感じているのは事実でしょうけど)、遠慮はばかりなく、自信を持って、ただ「読みにくい」と言える。

つまり、「私にとって」と言わずに、ただ「読みにくい」とだけ言えるのは、多数者によりかかるという姿勢を取る限りにおいてです。かな書きの文章に対し、ただ「かな書きである」という理由で「読みにくい」という評価を下せるのは、それが「一般的に」――というのはとりも直さず「多数者にとって」ということですが――「読みやすい」と信じられている書き方から外れているからに過ぎません。

こうした自らが多数者であることに寄りかかった、いわば権威を笠に着た発想は、次のような表現をとって現れることもしばしばです。

id:Yagokoro [これはひどい] 日本語すぎて読めない。

日本語すぎて読めない」だそうです。だいたい私にとっては、自分が書いたりしゃべったりする言葉が結果的に「日本語」に分類されるかどうかなど知ったこっちゃないのですが、この人はご親切にも(余計なお世話ですが) 私の文章を「日本語」とみなした上で、その「日本語」の名の下に「酷い」と断じるわけです。この、「自分は『日本語』の名の下に他人の言葉を評価できる/しても良い」といわんばかりの思い上がりご立派もんだと思います。

書き言葉であるか話し言葉であるかに関わらず、他人の表現を「日本語としておかしい(間違っている)」とか、反対に「日本語お上手ですね」とか評価を下すことに無頓着な人はよく見かけますけど、こういう人たちは一体何様のつもりなのでしょうか?

なるほど、あなたは他人の言葉を「日本語」とみなすかみなさないかについて権限をお持ちだ、と。そして、あなたがそれを「日本語」とみなすとき、あなたはそれを一方的に評価できる特権をお持ちだ、と。すなわち、相手があなたたちの「標準」と考える「日本語」に一方的に合わせるのが当然だ、と。そう考えているのでしょう。本当に結構なご身分ですわね。

すでに述べたように、私は自分言葉が栄えある「日本語」という位置付けを与えていただこうがそうでなかろうが構いやしないのですが、光栄なことに「日本語」という分類に含めてくださるのだとしても、その「日本語」には様々な書き表し方が考えられますし、実際行われています。書き手がどういう読み手を想定するかに よって、「日本語」は、漢字かな混じり文で書かれることもあれば、かな書きで書かれることもあるでしょう。あるいは、ローマ字で書かれることもあれば、ハングルで表記されることもあるでしょう。点字で書かれることもあります。私は先に述べたような、またリンクした記事で述べてきた理由から、かな書きを選んでおります*4。

たとえば、ひらがなや漢字を知らないけれどもアルファベットには馴染んだ日本語話者同士が、アルファベット表記の日本語でやりとりする場合があります。おそらく、そういった場合には、第三者が横から口を挟んで「君たちの日本語は読みにくい」などとは言わないでしょう。では、なぜ私のかな書きの文章が一部の人を苛立たせ、「読みにくい」「読む気がおきない」といったコメントを誘ってしまうのか?

その理由の一つには、私が漢字かな混じり表記でも書けるのに、あえてかな書き文章を書いていることがあるでしょう。つまり、「わざわざ意図的に読みにくい(と漢字かな混じり文に馴染んだ人には感じられる) かな書きで書いてやがる」という反発があるのではないかと思います。

しかし、そこには 「日本語で書かれた文章である以上、自分たち大多数の読み手にとって読みやすい漢字かな混じり表記で書かれるのが当然だ」という前提が――屈託なしに「読みにくい」というコメントを書き込む人はあんまり自覚していないのでしょうが――あるのではないでしょうか? 普段日本語の読み書きにさほど不自由を感じずに済んでいる人は、「日本語で書かれた文章である以上、自分にとって読みやすいのは当たり前だ」と思ってしまいがちなのでしょう。だから、「日本語」で書かれているにも関わらず、「日本語」の「普通」の読み手である自分たちにとって「読みやすさ」の点で配慮されていないと感じられる文章には苛立たずにはいられない。

繰り返しになりますが、そうして苛ついたときに、屈託なくただ「読みにくい」とはばかりなく言ってのけることができるのは、多数者としての権威を笠に着ることによってです。そのことに私が気付くことができたのは、はてなブックマーカーの皆様方から「読みにくい」というコメントを度々もらったおかげです。私自身別の場面では、同じように多数者の権威権力を笠に着た物言いを無自覚なまましているのかもしれません。

次に引用するのは、コーリィー・フォードという人が1949年に書いたコラムです*5。あえて、かな書きに直して引用します。

 このごろ建物階段は、昔より勾配がきつくなったように思う。蹴込みが高くなったのか、段数が多いのか、何かそんなことに違いない。

 たぶん、一階から二階までの距離が年々伸びているせいだろう。そういえば、階段を二段ずつ上るのもめっきり難しくなった。いまでは一段 ずつ上るのが精一杯だ。

 もうひとつ気になるのは、近頃の活字の細かさである。両手で新聞を広げると、新聞がぐんぐん遠くへ離れていくので、目をすがめて読まねばならない。

 つい先日、公衆電話の料金箱の上に書いてある番号を読もうと後ずさりしているうちに、気がついたら、ボックスから体が半分外にはみ出していた。この歳でメガネなんて考えるだけで馬鹿馬鹿しいが、とにかく新聞ニュースを知りたくても、誰かに読んで聞かせてもらうしかなくて、それではどうも物足りない。最近の傾向なのか、みんながひどく小声でしゃべるので、よく聞き取れないのだ。

 何もかもが昔より遠くなった。私の家から駅までの距離も倍ぐらいに増えたし、これまでになかった丘が中間にできたようだ。……

(訳者注:原文ではかな書きで引用されている)

見ての通り、この文章はは、耳が遠くなり、また足が弱くなった年寄りの、いわば「自己中心的な」視点から書かれたジョークです。これが滑稽に感じられ、ジョークとして受け取られるのは、普通年寄り自己中心的な視点から物を言うことが許されていないからです。

文字を読むのに苦労するのは「活字が細かすぎるから」ではなく、彼・彼女が「年を取って老眼になったから」とされる。また、話し声を聞き取るのに苦労するのは「みんながひどく小声でしゃべるから」ではなく、本人が「年を取って耳が遠くなったから」と される。

だから、普通年寄りは遠慮がちに「私にとっては新聞の文字は細かすぎて読めない」と言わざるを得ない。

同じことは文章の表記についてもいえるはずです。漢字かな混じり文に慣れた多数者は、自分たちが多数者であるからこそ、自信たっぷりに大声で「この文章は読みにくい」と言える。しかし、その一方で漢字かな混じりの文が読めない、あるいは読みにくい人が、大声ではばかりなくただ「読みにくい」と言うのは難しいでしょう。彼ら・彼女らは遠慮がちに「私は読めない/読みにくい」という言い方をするか、あるいは遠慮して「読めない/読みにくい」ということを言わないか、どちらか でしょう。

そうやって彼ら・彼女らに遠慮を強いているのは誰か? それは漢字かな混じり文だけが「まとも」な「日本語」だという常識を作り上げてきた私たち多数者でしょう。

石川准さんの言葉を借りると、多数者は、自分が「配慮されている」ことを都合良く忘れる一方で、少数者への配慮を「特別な配慮」とみなしがちです。石川さんの文章を、今度はかな書きでは読みにくいという一部の人たちに「特別に配慮」して、元の文章のまま引用します。

 もっとわかりやすく言い直すために「配慮の平等」について説明する。

 多くの人は「健常者は配慮を必要としない人、障害者は特別な配慮を必要とする人」と考えている。しかし、「健常者は配慮されている人、障害者は配慮されていない人」というようには言えないだろうか。

 たとえば、駅の階段エレベーターを比較してみる。階段は当然あるべきものであるのに対して、一般にはエレベーター車椅子の人や足の悪い人のための特別な配慮と思われている。だが階段がなければ誰も上の階には上がれない。とすれば、エレベーターを配慮と呼ぶなら階段も配慮と呼ばなければならないし、階段を当然あるべきものとするならばエレベータも当然あるべきものとしなければフェアではない。実際、高層ビルではエレベータはだれにとっても必須であり、あるのが当たり前のものである。それを特別な配慮と思う人はだれひとりいない。と同時に、停電かなにかでエレベータの止まった高層ビルの上層階に取り残された人はだれしも一瞬にして移動障害者となる*6。

あえてかな書きで文章を書くことが漢字の読めない人への「特別な配慮」だとするなら、漢字かな混じりで文章を書くことも、そのほうが「読みやすい」という人への 「特別な配慮」といわなければなりません。反対に、漢字かな混じりで文章を書くことが読み手にとっての「当たり前の配慮」だと考えるならば、漢字の読み書きに困難を抱える人に配慮するのも「当たり前の配慮」です。

要するに私が言いたいのは、漢字の読み書きができるからといって偉そうにするんじゃないよ、ということです。

その上で、この文章を読まれている方に、かな書きで書くことをおすすめしたいと思います。

私は前の記事で次のように書きました。

 さて、明らかに不合理でくだらないということが分かりきったルールを守るということは、権力に屈服するということです。権力に屈服するということは、おそらく多くの人にとってみじめなものでしょう。そうしたみじめさを感じずに生きて行きたいものですね。そして、権力と戦わずにみじめさから逃れるためには、自分権力に屈服しているという事実、不合理なルールに従っているという事実を忘れなければなりません。つまり、実際は不合理なルールに従っているにも関わらず、そのルールが「合理的な理由がある」ものだと思い込めば良いわけです。

これは別の文脈で述べたことですが、実は書いているときに漢字の問題なども念頭に置いていました。

漢字の読み書きにあまり不自由しなくなった人は、そのためにおびただしい時間と手間をかけてきたはずです。また、「あまり不自由しなくなった」とはいっても、それでも実際のところ結構不自由しているでしょ?手書きで文字を書くときに漢字の書き方を思い出せなかったり、パソコンで書くときだって同音異義語があるときにどの文字に変換すべきか分からなかったり。難しい漢字や熟語が使われている文章は、読むのだって大変だし。こうして漢字のせいで余計に辞書を引く手間がかかる。漢字を知らないと恥ずかしいと思わせられたりもする。

そうやってこれまで苦労してきたし、今も日々苦労しているから、その自分の苦労を否定したくないという気持ちになるのは、ある意味自然なことではあります。自分の苦労に「意味がある」と思うために、漢字を使うことに「合理的な理由がある」思い込もうとする気持ちもわからないではありません。

id:chakimar 漢字って素晴らしい。それに気づかせてくれたすばらしい日記

id:te2u こういう発想はなかったな。守って当然と思っていた。/このエントリをみて、漢字が出来てよかったしみじみ思う。

id:qp365 日本語はひらがなとカタカナだけじゃ駄目なことが良く分かる。悪いけど面倒で全部読めなかった

id:zeri やっぱ漢字があると読みやすさが全然違う んだなあと再確認

ところが残念なことに、というか幸いなことに、漢字を使わなければならないという合理的な理由はたぶん存在しません。

たとえば、「日本語同音異義語がたくさんあるから、かな書きでは意味が通らない文章になる」ということを言う人がいます。

しかし、これは物事の順序を取り違えた議論で、「漢字を使うから、同音異義語がたくさんできてしまうのだ」というべきだし、同音異義語を避ける工夫をすれば良いことでしょう。そもそも、同音異義語はどんな言語でもあるのだし、多少それがあっても、文脈で判断できるように書き方を工夫することは簡単です。

実際、話し言葉では、そうやって文脈から判断できる範囲で同音異義語を使ったり、また文脈から分かりずらい同音異義語の使用を避けたりといった工夫はなされているわけです。もちろん、話し言葉では、イントネーションを始めとしてかな書きでは書き表せない情報を含んでいるので、単純には比較できないのですけれども。しかし、わかりにくい同音異義語が多すぎるのが問題だというのなら、新しい言葉を少しずつ作っていけば良いだけの話です。

他によくある誤解はは、漢字表意文字なのでビジュアル的に把握しやすいというものです。たとえば、次のようなコメントもそうした誤解に基づいているのでしょう。

id:koisuru_otouto 漢字って絵文字と同じだから "かな"だけの文章を読み解き辛いのは自分もだしわかるんだけど

ちょっと考えればわかることですが、漢字がかなやアルファベットと比べて特別にわかりやすいということはありません。「漢字は一目でその意味を把握しやすい」と言う人は多いですが、そういう人はアルファベットだったらどうなのかということを少し考えてみると良いでしょう。アルファベットだって同じなのです。

英語を読むのに慣れた人は、たとえば "guitar"という文字の連なりを見たときに、一目でその意味を把握しているでしょう。一方、"kltjautr"といった文字の連なり――これは いま私がでたらめにキーボードを打って作った文字列です――を見ても、ひとまとまりの物と認識することはできないはずです。

つまり、漢字を読むのに慣れた人が、たとえば「雪」という漢字や「弦楽器」といった熟語の意味を一目で把握できるのも、それとまったく同じことであって、単に「見慣れているから」に過ぎません。アルファベットであれ、ひらがなであれ、文字を読むのに適応しやすい体をもった人にとっては、見慣れた単語や連語を、文字単位ではなく、ひとまとまりの語句として認識することは簡単なはずです。

要はちょっとした「慣れ」の問題であって、「漢字そのものの特徴ゆえに、漢字で書かれた文章は読みやすい」という俗説は全くの誤りです。「漢字で書かれた文章は読みやすい」と感じるとしたら、それは単にあなたがそれに「慣れているから」に過ぎません。

(続き)

2009-10-19

表音文字の優越って発想は結構一部言語学関係者に根強いよね。

俺としてはこれは過去西洋人の傲慢の名残にしか思えないけど。

たとえば漢字文化圏だけで考えるなら、漢字廃止という

韓国ベトナムの政策は周囲の外国人に閉鎖的なナショナリズムとも言えるし、

実際韓国漢字復活論ではかなり根強い主張なんだよな。

中国人台湾人日本旅行してもあまり困らないだろうけれど、

ハングル勉強せずに韓国旅行するのはかなりきつい。

韓国語ローマ字とも相性悪いしね。

その意味でひらがな派はナショナリストにしか見えないんだよなあ、俺には。

2009-09-27

はちまとオレ的のjinが取り込まれつつある件

ゲハで注目を浴びた製品サービスに面白おかしいレッテル貼ったりするのが芸風の個人ブログとしてはこの二つはそれなりに知名度もありアクセス数も結構あるように思われるのだが、最近この二人、ゲーム業界人と会ったりして少々舞い上がり気味なのが気になる。

オレ的のjinジャレコ社長とのなれ合いから始まり、その伝手で業界人コネを広げ始めた印象があるし、その後コナミ小島秀夫名刺貰って大喜び。はちまの管理人も(jinとおそらく同じイベントで)小島秀夫カプコン稲船敬二大黒健二と会ってたりしてる。

本人的には有名人と出会えてハッピーなんだろうけど、今後会った人達の作品に対して毒を吐けるんかね。そもそもああいう業界人からのコンタクトってのは「お前んとこのブログはチェック入れてるからな?妙な事書いたらもう会ってやらねーぞ?」的なプレッシャー意味合いも多分に含んでる事、理解してるんだろうか。

業界人達からしてみればあの手合いを黙らせるコストってすんげー低いよね。ちょろっと会って笑顔で話して(オフレコなんかもサービスで混ぜたりしつつ)、写真を撮らせたり名刺なり非売品の販促品なりを一つ二つくれてやればいいんだから。しかも相手は有名ブロガーとはいえ素人も同然。「こんな素人に会ってくれるなんて何て気さくでいい人なんだ!」と普通は舞い上がっちゃうよね。大規模なゲーム開発の陣頭指揮やってる海千山千の人からしてみれば、そんな奴らを取り込むなんて赤子の手を捻るようなもんだ。

とりあえず今現在この二人が共通してバカにしているのがスクエニ和田社長(最近ローマ字表記の頭文字を取って「WD」なんて蔑称で呼ばれてる)なんだけど(実際ゲームソフトメーカー社長としては無能もいいところだと思うけど)、これもやっぱり終始和やかな雰囲気で会話したりなんかしたら沈静化するんじゃないかな。

まとめ

この二人(もしくは他の似たような芸風のブログ)にムカついてる業界中の人は、とりあえずテキトーにリップサービスでも送っとけば黙ると思いますよー。下手にいがみ合うと逆効果ですよー。ジャンルアンチサイト運営していたら、ある日某イベント中の人から「いつも面白く読ませて貰ってますー」と直接言われて萎縮して更新意欲が激減した俺が言うんだから間違いありませんよー。

2009-09-26

八ツ場メモ

八ツ場(やんば)の読み方の由来

  • もともと『やつば』と発音してたが、発音しやすい『やんば』に変化した説
  • ローマ字で書くと「YANNBA」。NNが促音化し『やんば』→『やっば』説
  • 地域住民の『やつば』の発音が『やんば』説

2009-07-26

anond:20090725235510

hentaiにせよ、bukkakeにせよ、moeにせよ、-tanにせよ、Kawaiiにせよ、Ecchiにせよ、Otakuにせよ、Nekomimiにせよ、変態性欲的な文化はローマ字になってはいても日本語が使われてることが多い。それどころかワルキューレがwarukyureと訳されてたりする場合もある。さすがにロリコンはLoliconだけど、日本語的略法がそのまま使われてる。

将来他国がこれらの文化地位を日本から奪ったとしても、日本が滅び去ったとしても、これらの日本語が生き続け、日本の栄光を伝え続けるのだろうか?

2009-05-18

あなたは、どの様にして今に至り、何故、そこに留まっていますか

現在、33歳。「半導体関係」という業界で働いている。(半導体とは、世界中のおよそ全ての電子機器の中に入っている部品の事)

多数の躓きはあったものの、自分の道を疑問に思う事なく、導かれるようにしてここまでやってきた。

ここは、自分が居るべき場所であると感じている。

人生が新たなセクションに入ろうとしている今、何故自分はここへやって来たのか、振り返り、確認してみたい。

小学生低学年の頃。日曜日の朝。「漫画日本の歴史」→「筋肉マン」→「ミームいろいろ夢の旅」というアニメ3連コンボは至福の時だった。

前者2つはもちろん、ミームは特に好きだった。アニメの内容は、当時の知見における「近い将来、世界はこんな進化を遂げ、スッゲー情報科学世界が実現する!!!」という未来像が紹介されるものだった。

そこには、無線情報端末は言うに及ばず、今で言う「インターネット」さえも登場していた。

理由はわからない。とにかく毎週、そこで紹介される未来像にひたすら胸が躍った。

これが、今へと自分を導いてきた最初の一つだったのだと思う。

そして2つ目。小学校高学年の頃。

地元熊本県で、「グリーンピック熊本」という、ちょっとした科学展があった。そこには、「ミーム」で見た世界の一部が実現されていた。

テレビ電話ステージモニタの中を自由に往来しながらトークするお姉さん、3Dモニタ、壁を覆いつくした多数のモニタとそれを操る多数のPC・・・・・・。

その頃、当時の我が家としては余りにも高額な(でもメーカ的には廉価版)のMSXというPCを買ってもらった。三菱製だった。

ローマ字をやっと習った程度。英単語なんて読めない。それでもブ厚いマニュアルをめくりながらコマンドを「シーオーエルオーアール」等と口にしながら覚えていった。

X,Y座標なんて書いてあっても理解不能。しかしこの辺は実際に弄りながら試行錯誤してみる事でなんとなく理解出来た。

そうやって、MSX BASICというプログラムを身に付けていった。

この頃のこういった行動は、今の自分にかなり大きな影響を与えていると思う。

目標の設定→現状把握ルート設定→目標達成のための障害把握→障害の除去方法習得→実現。

この思考/行動が極めて迅速かつ正確に出来るようになった。大人になってから気付いたが、この自分にとっては余りにも当たり前の事が、他人にとっては特別な事で、やろうとしても出来ない人が多い。

欠点しかない自分の、唯一優れている点かもしれない。

3つ目。

裕福ではなかった、昭和における平均かそれ以下であった我が家母親は「子供との時間を確保するため」外での勤めをせず、内職をしていた。

帰宅すると母が内職をしている。内職に夢中で自分に構ってくれない。それが気に入らず、母親がやっと作業した品をグチャグチャにした事も、何度もあった。

時折、気まぐれで手伝ったりもした。

母親がやっていた内職とは、数ミリ□~2センチ□程度のモノに絶縁テープが巻かれたもの。それから、針金が何本も並んで突き出ている。

就職してから知ったが、これも所謂「半導体関連製品」であった。

高校は、公立で入れそうな所を受験した。理数科だった。意図して選んだわけではなかった。「ここなら落ちないだろう」との判断だけだった。

大学へも行った。工学部電子工学研究室ではすばらしい方々とともに、当時の世界最先端研究を体験させて頂いた。

大学卒業時は、超就職氷河期。でも、就職先には困らなかった。

「ここに書いてある会社なら、間違いなく入れますよ」ってファイルが置いてある。その中から、成績の良い生徒から順に就職先を決めていく。成績最下位だった自分は、残りすくなったリストの項目の中から、最も地元に近い会社を選んだ。それが、今働いている会社

たまたま半導体関連会社、だった。

就職して10年目。既にエンジニアとしては成熟し、今後はマネージメント側に回るのか、エンジニアとして続けるか、或いは別の道を行くか。決めなければならない。

こうやって振り返ると、今の自分がここに居るのは、何らかの力による必然である様にさえ思える。

先述したように、今、自分は、人生が新たなセクションに入ろうとしている。

このまま半導体世界にいるべきなのだろうか。

今はまだ、わからない。

ただ、思う。もしも必然であるのなら、この先も、望むと望まざるとに関わらず、同じ世界で生きていく事になるのだろう。

そんな中、去年の夏、素敵な人の存在を知った。

egachan.netというのをやってる、「えがちゃん」という人。非モテ、のあの人。

最近、そのえがちゃんに影響されて、PHP勉強を始めた。

PHPを弄るのは、単純に楽しい

現実逃避。それでもいい。

今はPHPを弄りながら、自分がどこに辿り着くかは、流れに身を任せたい。

蛇足になるが、当時の母親が扱っていた様な製品は、体積でいうと数百分の1~数千分の1のサイズまで微細化されている。もはや、年老いた母親には見る事もままならないだろう。作業自体も、フルオートである。手作業はない。全てを機械がやってくれる。

自分が入社してすぐに関わった製品もまた、今では当時の1000分の1の体積まで微細化されている。

微細化の先には有機との融合の時代が待っている。(もうずっと前から始まっている)

この激流の中、自分はどこへ流れ着くのだろう。

2009-03-05

陰山英男氏講演_090228 -1

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陰山英男氏講演_092028

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 ▼ 概要

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 ・「100ます計算」で有名な陰山氏の講演。

 ・P.M.1:30~2:30講演。質疑30分

 ・内容:自分経験、実践に基づき、日本教育についていろいろ。

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  ◆ 会場

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  ・大阪府狭山市さやかホール

  ・大型イベントの公演が可能な大ホール

   http://www.sayaka-hall.jp/

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  ◆ 講演者

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  ・陰山英男氏。51歳。

  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E7%94%B7

  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E3%81%BE%E3%81%99%E8%A8%88%E7%AE%97

  Amazon

  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/250-4349303-4987419?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=blended&field-keywords=%E9%99%B0%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E7%94%B7

  ──────

  陰山 英男(かげやま ひでお、1958年 - )は、兵庫県朝来市(和田山町)出身の教育者立命館小学校校長立命館大学教育開発支援センター教授安倍首相諮問機関教育再生会議」元委員。小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。大阪府教育委員。

  ──────

  来歴

  岡山大学法学部法学卒業学生時代は放送文化部に所属し、アナウンサーを目指すが挫折。佛教大学通信教育部にて教員免許取得。兵庫県内の小学校教員を勤める。教員時代は典型的な「でもしか先生」であったが、同僚教師の死を切っ掛けに、「命を大切にするなら、まず教師から。自分犠牲にする教育実践など意味はない」と、授業改革に目覚める。

  朝来町立(現在合併により朝来市立)山口小学校在職当時、同僚、父母なども巻き込んで基礎学力向上のためのメソッドの開発を進め、岸本裕史が提唱した百ます計算インターネット活用科学実験、そして日常の生活を見直すチェックシートの活用など、さまざまな工夫を重ねて、成果を上げる。

  また、現場教員たちの自主的な研究会学力の基礎を鍛えどの子も伸ばす研究会」に小河勝らと共に所属。広島県尾道市教育委員会による校長公募に応じて、2003年4月より、尾道市立土堂小学校文部科学省指定研究開発学校)の校長に就任。

  2006年4月より、京都市北区に開校の立命館小学校校長立命館大学教授に就任。

  2006年10月政府教育再生会議委員に就任。(2008年1月まで)

  2008年10月1日大阪府教育委員に就任。

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  ・今回のイベント主宰の初芝学園が立命館提携したので、今回の講演はそのツテらしい。

  ・この間、陰山氏の娘は東大合格した。

  「娘が東大合格した本当の理由~高3の春、E判定から始める東大受験

  http://www.amazon.co.jp/%E5%A8%98%E3%81%8C%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E3%81%AB%E5%90%88%E6%A0%BC%E3%81%97%E3%81%9F%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1~%E9%AB%983%E3%81%AE%E6%98%A5%E3%80%81E%E5%88%A4%E5%AE%9A%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E5%8F%97%E9%A8%93~-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8101%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%99%B0%E5%B1%B1-%E8%8B%B1%E7%94%B7/dp/4098250101/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1236167946&sr=8-1

  ・ポッドキャストFM ラジオ陰山英男ヒューマンラボ」 放送中。

  http://www.tfm.co.jp/podcasts/human/

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  ◆ 聴衆

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  ・最終的に300人程度は来ていたかと思う。

  ・90%以上が「初芝学園」の保護者

  ・「初芝学園」とは、あまり聞いたことがない学校だが、南大阪私立学校で、小学校高校まである一貫校らしい。

  ・入り口には「小学校」「中学校」「高校」「一般」の受付があり、住所・氏名を登録するようになっていた。

  ・同じ講演を見た人のブログがあった。

   http://gachapin101.at.webry.info/200903/article_1.html

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  ◆ 講演全体の印象

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  ・教壇に長く立ってきて、今は副校長だったり、公的機関の教育顧問だったりすることもあり、

   講演には慣れている感じだった。

  ・ざっくばらんな印象で和ませつつ、言うべきことはきちんと言う印象。

  ・プレゼン資料はパワーポイントだが、パワーポイント自体が進化していて驚いた。 

   印刷物かと思うほど解像度が高く、またビデオを貼れるので非常にわかりやすい。

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 ▼ 内容

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  ◆ 子供学習意欲について

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  ・この間の調査 http://www.jiji.com/jc/zc?k=200903/2009030100067

   で、高校生の77%が、勉強がキツイと答えている。

  ・何より子供の学習意欲が減退している。

  ・子供自己評価が低い。5~6割が「自分ダメだ」と思う。

  ・陰山氏は、1958年岡山教育学部卒業、の○○立 山口小学校に赴任、

    -> その後○○立 土堂小学校で、「陰山メソッド」を完成させる。

    -> 現在立命館小学校 副校長

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  ◆ 今後の日本について

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  ・今後、日本はもっともっと景気が悪くなる。暗い世相になる。

  ・正規雇用自体が吹き飛び、半年後には派遣どうこうの話さえ出なくなるだろう。

  ・中学生はその実態はわかっている。きれいごとしか言わない大人が多すぎるのが問題だ。

  ・この間、中学生向けの講演があったので、本音で「あなたたちの未来は暗い」と話した。

   すると、講演が終わっても、拍手が鳴りやまなかった。

   その後、中学生たちは職員室に押しかけ「百ます計算」を明日からするように求めたということだ。

  ・日本未来は暗い。教育産業も、きちんとやっていかなければならない。

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  ◆ 教育の効果について

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  ・教育の効果というものは、多くの「識者」が言うように、何年も経ってやっとわかるというものではなく、3日で変わりはじめ、数週間で必ず効果が出る。1年もあれば、ずっとはるか上にいる。

  ・高校生より中学生中学生より小学生が、教育の効果が出やすい。

  ・なぜ小学生に、あっという間に教育の効果が出るのかというと、小学生では「知識」だけでなく、「勉強のしかた」を同時に学ぶからだ。

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  ◆ 著作を読んでほしい

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  ・講演をしても、数週間で忘れてしまうので、

   本を買って、ときどき読み返してほしい。また、ポッドキャストFMラジオ)もやっているから聞いてほしい。

  -「学力は1年で伸びる」

  http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E3%81%AF1%E5%B9%B4%E3%81%A7%E4%BC%B8%E3%81%B3%E3%82%8B-%E6%B1%9F%E6%BE%A4-%E6%AD%A3%E6%80%9D/dp/4022504005/ref=sr_1_31?ie=UTF8&s=books&qid=1236167756&sr=8-31

  -「家庭力―子ども学力向上と幸せのために親ができること 」

  http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E5%8A%9B%E2%80%95%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E5%90%91%E4%B8%8A%E3%81%A8%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E8%A6%AA%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8-%E9%99%B0%E5%B1%B1-%E8%8B%B1%E7%94%B7/dp/4391136031

  -ポッドキャストFM ラジオ陰山英男ヒューマンラボ

  http://www.tfm.co.jp/podcasts/human/

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  ◆ 土堂小学校

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  ・6年前に公立・土堂小学校校長として様々な試行を行った。

  ・1学年150人という、かなり大きな学校で、これだけの人数の成績を上げるのは、通常非常に困難なのだが・・・。

  ・結果、偏差値65以上が全校の20%、全校平均平均知能指数117という、驚異的な結果となり、

   卒業後、多くが進学校に進学、子供たちの可能性は大きく広がった。

  ・知能が高くなる、ということは、子供たちの可能性・選択肢が広がることだ。

   「陰山メソッドは「生きる力」にならない」などと言う「識者」がいるが、馬鹿馬鹿しい話だ。

  ・「100ます計算馬鹿になる」などという本を読んでみたが、くだらない話ばかりでまるで話にもならない。

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  ◆ 知能指数とは

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  ・知能指数とは、エンジンの回転数のようなものだ。

   適切な環境さえ与えてやれば、どんどん回転数は上がる。

  ・「生活習慣が全て!」と言っても良いほど生活習慣は大切だ。

   生活習慣だけで、知能はどんどん上がっていく。

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  ◆ 今私(陰山)がしている、脳によい生活習慣

  --------------------------------------------------

  ・脳が発達する生活習慣がある。

  ・今、私がしている、脳によい生活習慣とは

  ・ごはん(米)の代わりに、キャベツを食べる。

  ・1日40分歩く。

   -> ちょっと早く歩き、心拍数100程度にする。走るほどでなく、ぶらぶら歩くのでもなく、ちょっと負荷をかける程度が望ましい。

  --------------------------------------------------

  ◆ 日本人ライフスタイルについて

  --------------------------------------------------

  ・実は、子供学力だけでなく、大人の学力も低下している。

  ・日本人ライフスタイルを、脳力が高くなるようにしなくてはならない。

  ・2000年では1人あたりのGDPが3位 -> 2006年には18位に低下。生産性が落ちている。

  --------------------------------------------------

  ◆ フィンランドメソッドについて

  --------------------------------------------------

  ・今流行フィンランドメソッドについて。

  ・フィンランド見学に行き、直接見て、いろいろと話を聞いた。

  ・これなら、世界で知能が一番高いのは当たり前だと感じた。

  ・とにかく教科書が難しい!フィンランド小学校1年生の教科書は、日本でいえば小学校4~5年レベルだ。

  ・当然、落ちこぼれる子も出てくる。だが、多くの教員や原則無料教育によりそれをクリアしている。

  ・1クラス23人に教員が3人、その他、テキストを用意したり、学校事務を行う補助要員がクラスに1人いる。

   これだけいれば、さすがに簡単には落ちこぼれは出ない。

  ・小学校から大学まで、全て教育費は無料教科書ノート鉛筆等文具も無料

   要するに教育に一切、費用は必要ない。

  ・当然、社会的には膨大なコストがかかっている。

  ・日本でそれを行うには、かなりの意識の改革が必要だろう。

  --------------------------------------------------

  ◆ 日本教育の強みとは

  --------------------------------------------------

  ・日本教育予算は、先進国中最低。

  ・しかし、それでさえ、なぜか2000年以前は、かなりの成績を収めていた。

  ・なぜか? 私は「系統だった学習指導要領」にあると思っている。

  ・各国を見て回ったが、「系統だった学習指導要領」があるのは日本だけだった。

   これが日本の貧弱な教育環境において、日本子供にかなりの知能を与えていた原因かと思う。

  ・だが、その優れた学習指導要領も、2000年以降ゆらぎ、その結果、学力の低下が起きたのではないか。

  --------------------------------------------------

  ◆ グローバリズム教育

  --------------------------------------------------

  ・教育グローバル化が始まった。

  ・国境を越えて、優秀な人間世界を巡る時代が始まった。

  ・グローバル時代に、知能の力がないのは、子供達の未来を閉ざしてしまうことになる。

  ・10年前、アジアから米国への留学生日本人がいちばん多かった。

  ・現在は、インド中国韓国日本台湾 の順になってしまった。

  ・しかも、日本人は10年前より留学生は減っているのだ!

  ・なぜか?日本人留学しようとしても、基礎学力が足りず、入学できないのである。

  -ここで中国小学校での英語教育風景ビデオが入る。

  ・あまりに驚いたので、「我々見学者のために、特区の小学校を回っているのか?」と聞いたら、これは中国ではすべての小学校で行われている、と言われた。

  ・中国小学校では、小6では英語の授業は英語で受ける。

  ・小学校卒業時の英語目標は、「日常生活に、実用的に活用できるレベル」である。

  ・低学年で週に5時間、高学年では4時間英語の授業を受ける。

  ・日本の現状は、小学校では、今はそもそも英語の授業は行われていない。(ローマ字ならある)

  ・次の指導要領で英語の授業が入ることが決まったが、週にたったの1時間、しかも目的は「異文化理解」である。

   中国レベルとは比較にならない。

  --------------------------------------------------

  ◆ 子供の伸びる家

  --------------------------------------------------

  ・今、住宅メーカーと共同で、「子供が伸びる家」の研究を行っている。

  ・学習は「生活習慣がすべて」と言えるほど、生活習慣は大事なので、「子供の伸びる家」はそれを考えて作っている。

  ・とりあえず今の家で考えるというと・・・

   1/ダイニングに長机(田舎公民館に置いてあるような安物)を置く。

   -> ごはんを食べて、親が見ている横ですぐに勉強ができるように。食卓でやると、食事中に片付けなくてはならず、片付けるのが面倒。

   -> 長机は横に長く、奥行きが短いので、奥のほうがとりづらいということがない。横に長く置いておくほうが手が届きやすい。

   2/畳の間があったほうがいい。子供ごろごろできるのと、寝るときに、ベッドは落っこちるので、畳にフトンのほうが安眠できるので。

   -> ぐっすり眠れるのが、とにかく一番!「睡眠力」と名付けたいくらい。

   3/リビング本棚を置き、辞書図鑑などを置く。また、どの部屋にも辞書図鑑があるようにする。

   -> なぜか?それは、「わからない」 -> 「わかる」の時間が短いほど脳への定着が強く、結果として知能が上がるからだ。

     「後で調べとく」ではダメで、「今わからない事は今調べられる」ような体制を作っておくのがよい。

   4/親の手伝いや部屋の掃除子供の知能を高める。イモの皮むきができる子のほうが、できない子よりも知能が高くなる。

  --------------------------------------------------

  ◆ 東大と親の収入について

  --------------------------------------------------

  ・結果的に言うと、東大普通の家庭から行っている子も多い。

  ・なぜ「親の収入が低いと合格しない」などという神話が出来たかというと、

   昔の東大は、とんでもない高収入の親がたまにいたので、彼らが平均値をぐっと上げていた。

  ・また、10年ほど前に、中高一貫校では中学高校の内容を前倒しで教えてよいことになったので、中高一貫の私立高校が有利となった。

  ・しかし、実は東大は、あまりそういう子を取りたくない。

  ・そこで、東大は、年収400万円以下の家庭は、授業料無料になっている。

  ・実は東大東京出身の子が多く、東京ローカル学校とも言える。

  ・現在東大は地方の公立高校を回り、優秀な生徒を狙っている。

  ・教育再生会議で言っていたが、小さい頃から外の風に当たらず、知識だけを植え付けられた子は、

   好奇心が育っていないので、大学で新しい研究などできるわけがない。

   東大はそう考えている。

  ・子供たちの脳をすり減らさない教育が求められている。

  --------------------------------------------------

  ◆ 虫食い学力について

  --------------------------------------------------

  ・近年、目立ってきたのは「虫食い学力」である。

  ・「虫食い学力」とは、計算漢字などの基礎を徹底していないため、知識や技能が虫食い状態となり、結果、それが上級の学年に進んだときに致命的な弱点となり、理解を妨げることである。

  ・中学生に小学1年レベル計算をさせると、○-7、○-8を間違える子がけっこういる。

  ・漢字について、6年生では3割の児童しか、指導要領漢字全部を覚えていない。

  ・割合、分数の計算を理解していない子がかなりいる。

  ・上級の学年は、それらの知識が前提となるので、そこがネックとなり、ついていけなくなる。

  ・この場合、親や先生が叱責しても激励しても、何の意味もない。どこを理解していないのか、まずプロの目できちんと見ないと駄目である。 一人一人、テストの1つ1つの問題を細かく見ていき、何を理解していないかを見つけていく。

  ・中高一貫校でもこの虫食い学力問題はある。

  ・中学生に100ます計算をさせると、方程式などの難しい問題も解けるようになる。

   やはり基礎的な計算力が足りていなかったと考えられる。

  ・塾経営者と話した時、この虫食い学力問題が話題になった。受験専門の塾では基礎、基本の徹底をやらないので、こういった基礎のついてない子は伸びず、大きな問題となっている。

  --------------------------------------------------

  ◆ 100ます計算について

  --------------------------------------------------

  ・100ます計算は、私が思いついたものではない。

  ・「計算の反復練習」という、本来しんどい、つまらないものを、面白く取り組めるための1つの手段だ。

  ・毎日、同じ問題をやる。あっという間に記録は上がっていく。

   実は、違う問題でも、同じ問題でも、計算力向上の効果は全く変わらない。

    -> 褒めてもらえる -> 自信がつく -> やる気が出る。

  ・9ヶ月で知能指数が9ポイント上がる。

  ・学力偏差値は、4ポイント上がる。

  ・不思議なことに、100ますを続けると、もっと深いところで学力が上がっていく。

   授業もやりやすくなる。

  ・特に日本の子の、学習の最も妨げとなるのは「学力コンプレックス」である。

  ・日本の子は、褒められて育てられていない。たいがいの場合は「おまえは駄目だ」と言われて育つ。

   それにより、何においても自信のない子が非常に多い。

  ・100ます計算は、大人でもだいたい2分はかかる。

  ・それを、小一でも、1ヶ月ほどで1分45秒を切るようになる。

  ・大人を負かすほどの計算力がつき、褒められる。結果、自信のかたまりのようになり、

   「学力コンプレックス」とは無縁の「成長モード」に入り、学習スムーズに行える。

  ・方程式も、100ます計算でできるようになる。

  ・「同じ事を3日連続でやる」のが大事である。

   -何日間同じことをすると、記憶が定着するか?のグラフ

  ・3日間同じ事をすると、記憶はよく定着する。

   それ以下ではすぐ忘れてしまう。それ以上やってもあまりスコアは伸びない。

  ・よって、計算漢字英単語も、記憶を定着させたい場合は、「3日連続で同じ事をする」が有効である。

  ・1日10分でもよい。それで頭の回転を上げることができる。

  ・「自信」 -> 「成長モード」が大事である。

  --------------------------------------------------

  ◆ 「睡眠力」と「朝ご飯」について

  --------------------------------------------------

  ・「睡眠力」を育てるのは、非常に重要である。

  ・知能開発の7割は「早寝」「早起き」「朝ご飯」の生活習慣により決定してしまう。

   -睡眠時間記憶定着のグラフ

  ・睡眠時間はやはり7~9時間がいちばん良い。

  ・9時間以上の寝過ぎは、睡眠の質が悪い。

  ・「ぐっすり眠る」のは能力スキルと言ってもよい。

  ・朝ご飯をとにかく「しっかりとる」こと。

   -グラフ睡眠導入時間・朝食の食材数。

  ・子供は、P.M.8:00~9:00までに寝ると、一番知能指数が高くなる。

  ・朝食の食材の数が少ないと、知能指数が低い。

  ・朝ご飯を食べていないと、非常に知能指数が低い。

  ・朝ご飯を食べずに登校するグループに、朝食を取らせるようにしたところ、知能指数は6ポイント上がった。

  ・手っ取り早く言えば、「朝は湯気の出るおかずを食べさせてください」ということ。

  ●パン+ジャム+牛乳だけではダメ。脳に必要なアミノ酸がとれないから。

  ──────

  *なお、文中「グラフ」の統計は、大きな学校に協力してもらい、厳密にとったもので、

   サンプル数等も有効な範囲であり、いいかげんなものではない。

  --------------------------------------------------

  ◆ TV・ゲームケータイについて

  --------------------------------------------------

   -記憶とTV視聴時間グラフ

  ・TVは1日2時間まではOK。できれば1時間程度に。

  ・TVを1日5時間以上見ている子は、必ずイライラしている。

   睡眠時間減、神経が高ぶって睡眠が浅くなるので。

  ・ゲームは1日30分程度ならOK。

  ・ケータイも、子供にとってメリットはほとんどない。

   なるべく子供からディスプレイは遠ざけること。

  --------------------------------------------------

  ◆ 読書は知能を高める

  --------------------------------------------------

  ・読書は知能を

2009-02-25

田舎出身コンプレックス

小学校が人数少なすぎて複式学級ってやつだった。

2学年で先生一人ってやつ。

「じゃあ今から4年生教えるから3年生は教科書読んでて」

って感じ。

小学校卒業時にローマ字をマスターできてたのは自分ひとりだった。

九九が怪しいやつが一人いた。

過疎の学校で一人って割合にすると10%を超えてる。

式と名のつく行事ごとにPTA会長校長

勉強なんかよりも大事なことがある」

的な演説をするからなお性質が悪い。

設備がなかった。

プールがなかった。

体育館がなかった。

理科室がなかった。

図書室には低学年向けの絵本図鑑辞書しかなかった。

高学年向けの本は旧字体ボロボロの本ばかりだった。

家族のように仲がよかった、というわけでもない。

学校における大人の人数比が高すぎた。

保健室先生や用務員さんを合わせると10人以上の大人がいて、子供は40人くらいだった。

そすっと、どこにいても大人の目が届くからみんな大人に従順すぎて子供たちだけのコミュニティが育たなかった。

一度だけいじめがすこし起きた。

幸いにして?その芽は摘まれた。

中学校に上がると、みんな小学校時代はなかったことにしてそれぞれが新しい友達と仲良くやってた。

2009-02-18

[] <中国語中文

[Resources] リンク集 Useful Link Resources

学習に役立つリンクを集めた言語学総合サイトなど。

  1. 無料中国語学習できるサイト初心者用) - NAVER まとめ
  2. 中国語半年マスターした私が教える人生を変えた勉強法
  3. Web site Titleサイト名)

[Learner’s Available Language/ Learning Language] 何語で何語を学ぶ Learning - by -

[Japanese/English] 日本語中国語を学ぶ Learning Chinese by Japanese

  1. 中国語辞書 by 楽訳中国語
  2. 楽訳中国語教室
  3. 中国語会話入門
  4. こんな時だから旅の中国語英語
  5. 中国語学サイト Virtual 中国語講座
  6. あいうえお中国語中国語学習・中国語講座
  7. 我愛中国語
  8. オンライン中国語学習-中国語とは?<中国情報局
  9. 中国語教材 - BitEx中国語
  10. 紅の中国語講座
  11. ピンイン(Pinyin)と漢字の壺
[Speaking] 会話
  1. 実用中国語講座--無料で学べる中国語学サイト--
Pronunciation /pinyin /発音 /声調
  1. 中国語発音塾:スペースアルク
  2. BB中国語発音
  3. 中国語の基本発音 / 中国語学サイト中文広場
  4. 中国語発音講座
  5. 中国語発音辞書(ピンイン検索) / 中国語学サイト中文広場
  6. 音韻配合表 | 発音編 | 中国語教材 - BitEx中国語

[Dictionary] オンライン辞書 Online Dictionaries

  1. 中国語達人への道

[Translation] 翻訳サイト Free Online Translation Sites

[Tool] 学習ツール Helpful Tools for Learning Language

  1. Chinese Perapera-kun: Chinese Popup Translator :: Firefox Add-ons
  2. ピンイン(pinyin)変換サービス -- 書虫
  3. [Ajax] 中国語漢字ピンインローマ字ルビ
  4. 中国語ピンイン変換の「どんと来い、中国語」にようこそ! | どんと来い、中国語
  5. 下载谷歌拼音输入法(google pinyin)

[Portal] 学習言語圏のポータルサイトテキストソース Portal Sites of Learning Language / Text Sources

学習言語ポータルサイトなど。

[RSS] RSS feeds

ツールリンクアップデート更新中の教材紹介記事など。

[Podcast] ポッドキャストリスニング教材 Podcasts / Listening Resources

[Youtube] 動画学習 Movie Resources

  1. YouTube - cnstation's Channel

[Culture] 文化マナー生活習慣 Culture / Manner / Life Style

冠婚葬祭言語生活必要情報など

[Set up] タイピング基礎、言語入力システムインストール Set up Tips for the Absolute Beginners.

  1. How to display/input Chinese? – Support - Learn Chinese

[Vocabulary] ボキャブラリー、語彙習得

[News] ニュースソース

[Extensive Reading] 読み物(小説ブログなど) Novels / Blogs

[Search Word] 検索ワード Words and Sites for Searching Resources

  1. ○○語 华语/華語、汉语/漢語、中文
  2. 学習
  3. 勉強 教学/教學
  4. 教育 
  5. 方法
  6. 教材
  7. 翻訳
  8. 辞書
  9. 便利
  10. 役立つ
  11. 文法
  12. 練習

[Tips] お役立ち記事など

[Just For Fun] おまけ Bonus Materials

[Unedited] 未編集備忘録 Transient stock/ Memorandum

  1. 中国語All About
  2. オンライン中国語学習-中国語とは?<中国情報局
  3. YellowBridge Chinese-English Dictionary
  4. Ting - Chinese English Dictionary Study Center 听-汉英词典学习中心 -Learn Language
  5. Tongue Twisters -- Ting -- Chinese - English Language
  6.  
  7. Best Chinese Websites
  8. China Daily Website - Connecting China Connecting the World
  9. Chinese Tool Bar
  10. 中国語例文検索中国語入力
  11. 日本作品_日本文学_日本作家_日本小说_日文小说_日文书籍_贯通日本
  12. 華流ドラマ 三国志 「連環計」 1-6 ネット中国語
  13. 中国語学習,質問掲示板:(中国語入力可能)-Mahoo!上海
  14. PTT批踢踢實業坊 - 首頁
  15. Chinese Forums
  16. MDBG Chinese-English dictionary
  17. 中国語】 お勧め参考書辞書を教えてください!≫ 【国際】 2ch世界ニュース (゚∀゚ )!
  18. 中文 - HSK-中国汉语水平考试
  19. ジュンク堂書店 聴読中国語
  20. 中国語」は存在しない!! 使用言から見た統一国家中国」の内実
  21. 美人中国人講師初心者から上級者まで中国語講座が学べる 600本無料動画が良い! | Last Day. jp
  22. 中国語達人への道
  23. 中国語ピンイン変換や、簡体字繁体字変換・多音字辞典なら | どんと来い、中国語

語学学習サイト個人的リンクメモ / Lists of Language Learning Links)

http://anond.hatelabo.jp/20090101193230

[] <日本語> にほんご

[Resources] リンク集 Useful Link Resources

学習に役立つリンクを集めた言語学総合サイトなど。

  1. Jim Breen's Japanese Page
  2. Tae Kim’s Blog » Links
  3. Keiko Schneider's Bookmarks
  4. Japanese language learning tools on Web
  5. Learn Japanese - Japanese Language
  6. 授業で使えるWebサイト効果的な使い方
  7. オンライン小説情報リンク集オリジナル・一般向〜
  8. 日本語教材図書館*JLPT日本語能力試験対策と「みんなの日本語」教材データ
  9. Resources for Japanese Students and Educators (The Association of Teachers of Japanese)
  10. 無料でここまでできる→日本語を書くのに役立つサイト20選まとめ 読書猿Classic: between / beyond readers

[English/Japanese] 英語日本語を学ぶ Learning Japanese by English

  1. Jim Breen's Japanese Page
  2. Japanese language learning tools on Web
  3. Charles Kelly's Online Japanese Language Study Materials
  4. Japanese Idioms
  5. All Japanese All The Time Dot Com: How to learn Japanese. On your own, having fun and to fluency. » About
  6. Tae Kim's Japanese guide to Japanese grammar
  7. YASUKO'S NIHONGO HOUSE
  8. The Daily Yo-ji
  9. JGram - The Japanese Grammar database
  10. JPLANG | LOGIN
  11. Japanese: Vocabulary Guide | 日本語: ボキャブラリーガイド
  12. Learn Japanese - Japanese Language
  13. Nihongojouzu
  14. Yahoo! 360° - Japanese for you Everyday♪ - writing a letter 2
  15. Expressions used in Japanese Letters - How to write Japanese letters
  16. My Furusato: Home of Everything Japanese from History to Culture Through Humor and Art and now the Fountain of Youth to fantastic health and less disease.
  17. Japanese Language School - MLC Meguro Language Center(in Tokyo,Japan)

[Japanese/Japanese] 日本語日本語を学ぶ Learning Japanese by Japanese

  1. Learn Japanese--北嶋千鶴子日本語教室 Let's play in Japanese
  2. ひらがなタイムズ/サイトマップ
  3. 日本語勉強 - Japan Forum
  4. 日本語Q&A:スペースアルク
  5. 日本語Q&A
  6. 初級日本語 げんき オンライン:げんきな自習室
  7. nihon5ch.net::::TOP::::日本語言葉日本語の文法を考えるための素材とツール提供するサイト
  8. 日本語教師の教案 みんなの日本語ハンドアウト
  9. 寺村誤用例集データベース
  10. 日本語表現インフォ(小説言葉集):ピンとくる描写が見つかる辞典
[Hiragana] ひらがな
  1. U-biq
  2. Kana Sensei
  3. オンライン日本語学習 (Online Japanese Practice)
  4. ローマ字表 (Chart for Romaji to Hiragana)
  5. POINTひらがなローマ字表|ぴよタイピング
  6. pc_roma.gif (GIF Image, 745x900 pixels)
  7. ひらがな
  8. あいうえお表でひらがなを覚えましょう!
  9. Romaji
[Kanji] 漢字
  1. Read The Kanji | Learn how to read japanese kanji!
  2. 学習ページ(岡山大学 Okayama Univ.)
  3. Learn Japanese Kanji Online : WebCMJ (名古屋大学 Nagoya Univ.)
  4. 初級日本語 げんき オンライン:げんきな自習室
  5. Most Frequent 1000 Kanji of the Japanese Language | Japanese Language Lessons: Let's Learn Japanese!
  6. 漢字の正しい書き順(筆順)のメニュー
  7. 漢字で学ぶ日本語
  8. Happy Rice ~ 漢字勉強しながら寄付をしよう! ~
  9. ▶ How to Learn Japanese Kanji the fun way (Heisig) - YouTube
[Grammer] 文法
  1. Tae Kim's Japanese guide to Japanese grammar
  2. JGram - The Japanese Grammar database
  3. NationMaster - Encyclopedia: Japanese grammar
  4. 日本語の文法のリスト - 一級
  5. ●ことばと文字にかかわるおぼえがき——「クルミノ コーボー」
  6. みんなの日本語 練習
  7. Learn Japanese Grammar Online : WebCMJ
  8. 外国人のための日本語学習について-J-Life
  9. Chopsticks New York
  10. JReK - Japanese Sentence Search

[Dictionary] オンライン辞書 Online Dictionaries

  1. WWWJDIC: Word Search
  2. 英辞郎(eijiro) on the WEB
  3. English to Japanese, Japanese to English On line Dictionary
  4. kanji romaji hiragana convert
  5. Japanese Dictionary Tangorin.com
  6. 漢和辞典 漢字辞書 漢和辞書 [無料]
  7. Wiktionary
  8. 時代日本語類語辞典 類語玉手箱 -- 類語辞典シソーラス

[Translation] 翻訳サイト Free Online Translation Sites

  1. WWWJDIC: Text/Word Translation
  2. Nice Translator - The fast, easy to use online translator

[Tool] 学習ツール Helpful Tools for Learning Language

  1. rikaichan | polarcloud.com
  2. Reading Tutor - チュウ太の道具箱
  3. フナハシ学習塾 ためになる?ページ

[Portal] 学習言語圏のポータルサイトテキストソース Portal Sites of Learning Language / Text Sources

学習言語ポータルサイトなど。

(For Beginners)

  1. Hiragana Times
  2. Yahoo!きっずニュース
  3. 学研キッズネット
  4. キッズ@nifty
  5. キッズgoo

[RSS] RSS feeds

ツールリンクアップデート更新中の教材紹介記事など。

[Podcast] ポッドキャストリスニング教材 Podcasts / Listening Resources

  1. Learn Japanese Pod
  2. Nippon VoiceBlog
  3. Learn Japanese @ Japancast.net
  4. S-J-P Study Japanese Podcast
  5. PodcastDirectory - Japanese Podcast Search Results

[Youtube] 動画学習 Movie Resources

  1. YouTube - Let's Learn Japanese Basic 1: "I'm Yan" [Episode 1, Part A]
  2. Namasennsei's Japanese lessons - YouTube

[Culture] 文化マナー生活習慣 Culture / Manner / Life Style

冠婚葬祭言語生活必要情報など

  1. OK World - Abundant Living Information for foreign residents in Japan
  2. Cultural News
  3. Japan Reference
  4. Web Japan : Top Page
  5. メニュー - 知っておこう 暮らしマナー
  6. Japan With Kids - The interactive online community for English speaking parents in Japan!
  7. みんなの知識【ちょっと便利帳】

[Set up] タイピング基礎、言語入力システムインストール Set up Instructions for the Absolute Beginners.

  1. Japanese Input | Japanese Language Lessons: Let's Learn Japanese!
  2. Google 日本語入力 - ダウンロード

(For Windows)

  1. Installing East Asian Language Support under Windows 2000 Professional
  2. How to set up the Japanese input system
  3. YouTube - learn how to install japanese input support for windows

(For Mac)

  1. macosxhints.com - More Kotoeri (Japanese input) tips

(In case you are using shared computer)

  1. Using Japanese font and IME at Internet Cafe 海外インターネットカフェ日本語を使う (フォント日本語変換IME)
  2. Type in Japanese - Google Transliteration

[Vocabulary] ボキャブラリー、語彙習得

  1. 日本語の文法のリスト - 一級

[News] ニュースソース

  1. くらべる一面 : 新s あらたにす日経朝日読売

[Extensive Reading] 読み物(小説ブログなど) Novels / Blogs

  1. 青空文庫 Aozora Bunko
  2. The Baker Street Bakery > 音声化された青空文庫リンク集
  3. 青空文庫サウンドブックス
  4. 1000文字小説 [1000moji.com]
  5. 翻訳

[Search Word] 検索ワード Words and Sites for Searching Resources

  1. 日本語
  2. 学習
  3. 勉強
  4. 教育
  5. 方法
  6. 教材
  7. 翻訳
  8. 辞書
  9. 便利
  10. 役立つ
  11. 文法
  12. 練習

[Tips] お役立ち記事など

  1. Learn Japanese with Twitter | Jayhan Loves Design & Japan
  2. Beginning to learn Japanese
  3. 日本語文法 - Google ブックス

[Just For Fun] おまけ Bonus Materials

  1. Free Japanese Kanji Translation * JapaName *
  2. Rum and Monkey: The Name Generator Generator
  3. 日本語学マンガ
  4. Nihongo
  5. 感覚!「楽しむ漢字」の辞典
  6. ことわざデータバンク
  7. ユーモア誤用
  8. Funny Japanese mistakes - Japan Forums
  9. 擬音語擬態語 - 日本語を楽しもう! -
  10. Japanese: Vocabulary Guide | 日本語: ボキャブラリーガイド

[Unedited] 未編集備忘録 Transient stock/ Memorandum

  1. NHK高校講座 | ライブラリー
  2. JapanSoc - #1 Social Bookmarking Site for Japan
  3. 小説の書き方・リンク集
  4. 日本語俗語辞書 - 若者言葉新語死語流行語
  5. わかりやす技術文章の書き方

(Information)

  1. Learning Japanese - Japan Forums
  2. The Japanese Page | TheJapanesePage.com
  3. How to write Japanese precisely

語学学習サイト個人的リンクメモ / Lists of Language Learning Links)

http://anond.hatelabo.jp/20090101193230

2008-12-15

ツインドライブ

稼げそうなFXシステムを見つけたので

2週間の無償配布版を使ってみようと思う。

無償配布版は、製品版と全く同じ機能だが、

配布数が限定3000本らしいので、

FXシステムトレード自動売買プログラム

興味がある人は早めにダウンロードした方がいいだろう。

あっ、名前ツインドライブFXだって…

ツインドライブガンダムOOかよ!(笑)

オーライザーと合体しないと性能が出なかったりして(爆)

そういや、ガンダムダブルオーって、ガンダム00ガンダムOO

のどっちだろう?数字のゼロゼロか、ローマ字のオーオー…

ダブルーオーってぐらいだから、ローマ字かなぁ?

00もOOも同じようには見えるけどね(笑)

トランザムを使ってFXでも稼ぐぜ!(爆)

2008-11-11

Masuda was broken so that they made us use English!

The time has come that the Japanese language ruin!

ってかもう直ったのか。もっとローマ字とか英語で遊んでたかったぜ。

2008-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20080903152755

あんまり書くと特定されるのですが、富士通の親指専用キーボード&親指仕様LIFEBOOK持ちです。

エミュレーションというよりも専用ハード&専用ドライバ親指シフト対応しているので、

自分の手元ではわざわざエミュレータを使っていない&対応していないのです。

飛鳥に手を出さない理由を、強いて言えば、

??食わず嫌い

??「いろんな親指配列」で頭が混乱するのを避ける

??飛鳥に興味を持った当時、まだOASYS専用機/FMRを使っていた

??FMVTW-KBS/FMV-KB611の場合、専用ドライバを使わざる得ないのでエミュレータが使えない

??LIFEBOOK以降のノートは、ハード自体は汎用だけど専用ドライバを使わざるを(以下略

??については、体験的な感想ですけど、キーボードを見た瞬間に、

「己はいまから親指で打つのか?ローマ字で打つのか?」を判定しているようなのです。

エミュレータを走らせている計算機の前に座って、頭では「親指打ちできる環境」とわかっていても、

キーボードを見てしまった瞬間から「ローマ字打ちの環境だな、よしローマ字打ち」と指が動いてしまいます。

また、もともとJISかな打ちだったのですが、親指への移行期の当初に「あれ?どっちだったっけ?」と混乱した

記憶があるので、やはり「かな打ち」を共存させることに抵抗があります。

http://anond.hatelabo.jp/20080903101839

自動入力支援&予測変換をフル活用してはるんですか?

だったらわかるかも。

私はOAK V8/Japanist2003+親指シフトなので、基本的に単文節変換&全字自力入力

一方ATOK/MS-IME+ローマ字の人って、文単位変換&入力支援フル活用の人が多い印象。

Japanist予測変換機能もないわけではないけど、上記の組み合わせで10年以上やってるので、

私にとってはIMEのクセ=変換の前後のキー操作, ≠予測変換/入力支援の候補提示、なのです。

(追記)それゆえに、

文体・文書表現のクセはIMEにさほど依存せず、自分の支配下にあります。

2008-06-29

究極の訛り

スペイン人の彼女と一緒にアメリカ長期滞在してた時、

俺のEngrishも、彼女スペイン語(≒ローマ字読み)英語も突っ込まれたことは一度もないんだぜ!

ちなみに彼女学会発表してたんだが。

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