「道徳感情」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 道徳感情とは

2022-02-05

宗教性を伴わない出家先、もしくは犯罪を伴わない刑務所となる施設を造ってほしい

歳を重ねるに連れ、生きることの無意味さを切実に感じる今日この頃

日本の昔を描いた物語と同じように、仕事家族を捨て出家することを夢見る。

外部から隔離されたコミュニティで、外部にとって何の役にも立たない「修行」をして、死ぬまでの暇つぶしを行う。

もちろん、そんな生活は私にとって無意味だが、まあ、生きることが無意味なのは、この現実生活においても同じなのだ

から、心を千々にみだす世の中の雑事から身を離せる分だけ、出家後の生活現実生活より快適であろう。

そして、その隔離されたコミュニティ自分死ぬまでのサポート媒体になってくれるのは魅力的だ。

まあ、十分な治療も好ましい話し相手も期待できないだろうが、別にそんなものは、この現実生活における自由くらい求めていない。

しかしながら、少なくとも現代においては、宗教なんて信頼できない。

その理由は詳しく書かないが、まあ、共感してもらえるだろう。

ただ、出家だけは素晴らしいシステムだ。だから、国が出家先に代わる施設を造ってほしいと思うのだ。

そのためには、出家と同様に自分資産を全て売り払って、その資金とする覚悟がある。

自由だってなくたっていい。修行的な意義のわからない雑用にも身を投じてもいい。その対価も求めない

ただ、その施設死ぬまで住まわせてくれ。そのコミュニティ帰属させてくれ。

心理的カウンセリングが役に立たないほど、この世の中の雑事に疲れたんだ。だから、何の意味も無い別世界にもう一度帰属し直したい。

こう書いていると、出家後の生活自由の無さは刑務所なんかと同じような気もする。

しかし、私は犯罪など犯したくない。

いくらこの世が退屈で苦痛であったとしても、それを犯罪という形で、この世に仕返しするのは全く違う。

それは道徳感情というより、私自身がこの世の中の生きづらさの一部になってどうするんだと思うからだ。

から刑務所に入るというのも全然違う。

ただ、宗教とも犯罪とも無縁の状態で、世の中から隔離されたコミュニティ死ぬまで生きていきたいのだ。

2021-11-26

お気持ち保護する法律ってあるんだなと気付いた

法律道徳は別と思い込んでいたが、道徳をもとに規定された法律もあるんだなあ

遺体遺棄・損壊罪って死者への敬虔感情保護する法律なんだよな

「死者への敬虔感情」が保護法益である……これを知った時正直少し驚いた

例えば鳥葬敬虔と思う人もいるし、遺体を食べることこそが敬虔と思う人だっているだろう

実際問題として、技能実習生の方が死産した子の遺体放置したとして罪に問われたというニュースを以前見た

「誰の」死者への敬虔感情保護する法律なんだろうか

こういうのが道徳的なお気持ちで法を運用したときに起きるバグなのかもしれないな

人によって道徳基準は違う

ひょっとして世間一般の人々を仮定して、その普通道徳感情をもとに判断してたりしないのだろうか

もしそうなら世論扇動したら倫理感や道徳も変わって、道徳ベース法律ハッキングできるかもな

2021-01-28

anond:20210128233027

道徳感情本能

母親は辛かったね、なでなで、じゃあまた産もうねってなる

それが有利

2020-07-27

思春期あたりに脳内で膨らむ全能感や周囲に対する漠然とした反発心、それらを飾り付けるための稚拙道徳感情なんかがまるで宿便のようにいつまでもまり続けて思考を蝕み自我を腐らせ人格陶冶の芽を潰したとしても、そんな些事を歯牙にもかけることなく月日は流れ、摂理に縛られた肉体は容赦なく老けていく。

2019-01-27

anond:20190127042317

乱文失礼。

Web エンジニア男性、30代です。元記事は削除されてしまいましたが、似たような経験があって共感するところがあったので、ちょっと書かせてください。

あなた奥さんは優秀な人で、きっと思いやりもあって正義感も強い人だと思います。そういうところにあなたが魅力を感じていて、今の関係を壊したくないと感じていることも伝わってきます。だからこそ叱られたら素直に反省しようとしているわけで。

でも、やっぱり、トラバブコメで指摘されているとおり、モラハラ奥さんから受けているのではないかと思います。私は専門家ではありませんが、モラハラで悩んできた当事者だったので、共感するところがあります

あなたモラハラを受けていることをなんとかして認めさせたいわけではありませんが、あなたが受けている暴力はどういうものかというと、

能力の不足を「思いやりの欠如」として責められている

というものです。

かに奥さんの言う通り、もしも思いやりがあったらこういう行動をするはずだ、というのは正しい面もあるでしょう。少なくとも論理的には。でも、論理倫理の組み合わせは強力で、人の心をズタズタにします。「あなたは思いやりがない」という奥さん言葉には、論理で補強された説得力があるので、反論余地がないからなおさら傷つきます

あなたは、奥さんの言う「思いやり」ができていなくて、罪悪感と無力感を感じて、悩んでいる。でも私はあなたが思いやりのある人間だと思いますだって奥さんの「思いやりがない」という非難に反応して、罪悪感を感じたり、もっと努力しようと思っているわけですから

奥さん要求するような種類の「思いやり」はないのかもしれませんが、別の形で、人間に備わっている自然感情の「思いやり」があなたにはあります。もしもそうでなければ、「あなたは思いやりのない人間だ」と言われて傷ついたりしないでしょう。

そして、一般論ですが、モラハラ加害者は、被害者道徳感情につけ込みます。思いやりを持ちたいとかそういう気持ちにつけ込んで、被害者操作しようとします。あなた奥さん意図的にそうしているわけではないでしょう。加害者意識的に、悪意をもってそうするわけではないのです。むしろ正反対で、自分が正しい思いやりのある人間だと信じ切っているからこそ、知らないうちに加害者になってしまっている。

あなたは思いやりがないのではない。思いやりはあります。ただ奥さんと比べて要領が悪かったり、奥さんの気が付くことに気が付かなかったり、それだけだと思います

奥さんには気づいていないあなたなりの思いやりがあります奥さんに見えていてあなたには見えていないものがあるのだから、当然ですが、あなたには見えていて奥さんに見えていないものもあります。ただ、あなたは今奥さんに責められているので、あなたなりの思いやりとか、あなたしか見えていないものとか、そういう本来あなたの良さが抑圧されているように見えます

鬱の症状があるとも書いておられましたね。それはあなたに「思いやり」がないからではありません。もっと努力すればなんとかなるものではありません。あなたが鬱なのは暴力を受けているからです。

「思いやりがない」と言われるのが暴力なのだろうかと疑うかもしれません。自分は実際に思いやりがないのだから、当然の事実を指摘されているだけではないか反省しろと家を追い出されても、何時間説教されても、それは自分に思いやりがないから、努力が足りないから、妻が自分のためを思ってやってくれているんじゃないか感謝こそすれ、暴力なんて大げさなものではない、と考えるかもしれません。私も、そう思っていました。

これがやっぱり、モラハラ被害の難しいところです。被害者は、自分は責められるに値する人間だと思いこんでいる。そういう仕打ちを受けて当然のことを自分はしているんだと思いこんでいる。どうしてかというと、罪悪感を抱えているからです。

もう一度言いますが、あなたが受けているのは精神的な暴力です。実際に奥さん言葉に傷ついて、鬱の症状まで出ているのですから

ここまで書いておいてナンですが、だから今すぐモラハラから逃げてほしいとか、そういうことは思いません。私自身も、パートナーからモラハラを受けて悩んでいたとき、それがモラハラだと認めるまでに非常に時間がかかったし、認めてから行動を起こすまでも時間がかかりました。

似たような体験をした者として、勢いに任せて書かせてもらいました。まずはモラハラについていろいろ検索して調べたりしたらいいんじゃないかな。あと早めに実生活第三者に介入してもらうのはおすすめです。

2018-04-25

anond:20180425140935

繰り返しになるが、先にも述べたような立場非対称性があるので、同じ構造の槍を使うにしてもどんぐりの背比べに例えられるほどには対等な条件のインターネットフリースタイルラップバトルにはならないと思う

もちろん有利な立場に甘んじることを非難することは出来るだろうが、それって道徳感情ではあっても理屈ではないし

2017-12-20

日本人道徳感情日本社会自身を傷つけるブーメランになっている

外国人日本社会民度の高さを称賛し、そして日本人の少数派がそれを受け入れた一方で、多数派がそのような現実を後悔する声があった。とある左翼思想家は、"日本人右派の満足した社会意識"を、市民社会合意を受入れるよう要請した事で糾弾した。ある大学生は、左派SNSに "我々は、道徳的社会観の象徴である安倍政権現代版のファシズム風潮を変えなければならない"と、激昂して述べた。通常は自公政権を支持しているいくつかの若者高齢者ですら、道徳的社会に対しては不満だと感じると述べた。ネット上での批判は日々加熱している。

ヒステリック道徳社会への反応は、日本がどのように非寛容社会形成し続けているかを示している。あらゆる種類の政治家および空論家達は、単に自らの課題を推進するため、長きに渡って道徳感情を煽ってきた。彼らは、過去から今日まで続いているのこの強迫観念日本国を停滞させている事を、気にかけるようには見えない。

第二次世界大戦敗戦後のアメリカ保護国化のもと日本先進国になったが、中高年世代の多くは、1990年代以降の急速な非寛容社会化体験している。日本が古くから抱える被差別階層などのような内部の実体が、通常、社会の病いの原因だと非難されてきた。しかし、障碍者および在日外国人への感情は、より複雑だ;しかし、彼らとの友好感情ほとんど全員に共有され、社会物語とされている:日本社会栄光は、自由価値観とは反する道徳思想妨害された。

日本蔓延する暴走する道徳感情は、社会がきちんと回らない原因になっている(例えばモリ・カケ騒動不倫なんかがそう)。特定日本権力主義者たちが、確立された普遍的事実に疑問を呈し、大衆を触発する一方で、彼らから見ての敵はより重要問題無視するための、便利な弁解を提供している。

道徳感情はまた、教育文化問題凌駕している。1990年代2010年代前半の長期不況からの増大する経済改革への要望にも拘わらず、日本は、今日までに経済成長への道を選択できなかった。

未成年あるいは高齢化する貧困公共インフラ破綻など、その他の国内問題は、脇に追いやられている。政権および野党は、歴史問題などへの政府懸念を "解決する"と申し出る事で、政府が本当に意味した事について口論している。

アメリカ保護国下による72年間の成長一辺倒の日本社会の影にある犠牲者達は、彼らの主張を押し続けなければならず、そして日本社会とその保護者たるアメリカはより良く謝罪をしてみるべきだ。システム見直し検証必要であるという、十分な証拠が有る。しかし、無数の問題のために悪人(と決め付けた人たち)を非難してきた政治階級下の数十年の後、道徳感情独自生命を持ってしまっている。日本は、昂ぶった感情を持続的に保持している。その構成員達は、その他全てを犠牲にしようともそうするように見えるが、絶えずこれらの感情に応えようとする。その全ての嫉妬ブーメラン日本社会を傷つけている。

2017-06-06

道徳的物語を見せれば道徳感情が育つというのは暴力ゲームやらせれば暴力事件を起こすというのと同じくらいの信用性

2013-10-31

例の宗教の記事について

http://www.tokuteishimasuta.com/archives/7385048.html

宗教信じてる?」 「いいえ」 「じゃあ持ってるお守りハサミで切って」 「できない」 「は?」

 

最近、上の対談がすごく話題になって、件の大学教授が叩かれているが、俺はこの大学教授を叩いてるやつが理解できない。

この記事で大学教授を叩いてるやつは大体以下のどれかに分類されるが、3以外全て批判として的外れだ。

 

1. 日本八百万の神っていうアニミズム信仰があるのをこの教授は理解していないよね?

2. 宗教信仰は別だろ?無宗教であっても、こうしたアニミズム信仰を持っているのはおかしくないし、その点で無宗教信仰は両立可能。

3. 「思い入れ」があるから切りたくないだけで宗教の問題じゃないんじゃね? 

  これって「ものを大切にしたい」という道徳感情に由来しているだけなんじゃないの?

4. そもそも他人のものを切ろうとすること自体がおかしい。この教授キチガイ脅迫罪。お守りの金払え。

  つーかそもそも、この教授自分母親遺影無宗教なら壊せと言われたら壊すの?

5. なにこいつドヤッってんの?ムカツク

  

1.日本八百万の神っていうアニミズム信仰があるのをこの教授は理解していないよね?

  

→理解しています

 この教授は「神を信じている?」ではなく「宗教を信じている?」と学生質問している。

 その「宗教」のなかには当然、日本の伝統的なアニミズム信仰が含まれている。

 この学生とのやり取りの本質は、自分宗教であることに無自覚学生の中にも、そうしたアニミズム信仰が生きていることを明らかにすることにある以上、

 その教授に対して、「日本八百万の考え方を理解していない」などと叩くのは明らかにおかしい。

  

2.宗教信仰は別だろ?無宗教であっても、こうしたアニミズム信仰を持っているのはおかしくないし、その点で無宗教信仰は両立可能。

  

→これは一見まともに見えるが、宗教学における「宗教定義」を理解できていない。

 一般人は、キリスト教のように「神」を信仰していないと宗教じゃないと思ってるやつが多いがそれは間違いだ。

 宗教といえば神、みたいな浅はかな発想がこうした勘違いを生み出す。

 宗教学では、アニミズム原始宗教に分類されるように、アニミズムも立派な「宗教」の一つだ。

 だからアニミズム宗教じゃないとか言ってるやつは大間違い。

 繰り返すが、宗教といえば神みたいな馬鹿な発想は無知晒すだけだから、さっさと捨てたほうがいい。 

   

3.「思い入れ」があるから切りたくないだけで宗教の問題じゃないんじゃね? 

 これって「ものを大切にしたい」という道徳感情に由来しているだけなんじゃないの?

  

 これは上の2よりも「宗教とは何か」という「宗教定義」の問題に密接に関わってくる。

 結論を言えば半分間違いで半分正解だ。

 少し長くなるが、宗教定義について記述しよう。

 宗教定義は細かな部分で未だに議論が続いているが、近代宗教学の親とも言われるオットーは『聖なるもの』のなかで宗教本質をヌミノーゼという言葉表現している。

 オットーによればヌミノーゼとは「それ自体が非合理なもの」で「概念として説明できないもの」であり、また従って、「それは、ある種の特定感情によって人間信条を捉え、動かすようなもの」だ。

 これだけだと、何のことか分かりにくいという奴も多いと思うが、次の例を読めば大体理解してもらえると思う。

 荘厳な儀式を見て、いつもと違う気分になった。

 母親が死んで、その葬式感情的な高ぶりを覚えた。

 森の中を一人で歩いていたらなんだか不安になってきた。森の中に視線を感じる。

  

 これって宗教でもなんでもなくて、ただの「感情」じゃね?って思うやつがいるかもしれないが、それは半分正解で半分間違い。

 結局宗教体験も人の経験である以上、感情的ものと切り離すことはできないし、そういうただの感情アニミズム信仰の「原型」だというのが、現在宗教学とか文化人類学での基本的見解。(以下追記)

 

 *あくまで原型であって、感情宗教では決してない。

  儀式葬式、森といった対象がいかにして(宗教的)感情喚起するのかは専門的な議論になるため省略(11/1追記)

  

4.そもそも他人のものを切ろうとすること自体がおかしい。この教授キチガイ脅迫罪。お守りの金払え。

 つーかそもそも、この教授自分母親遺影無宗教なら壊せと言われたら壊すの?

  

 このやり取り自体を教授は「いやがらせ質問」と言っているが、別に本気で学生にお守りを切ることを強要しているわけではない、

 教授別に学生がハサミでお守りを切ることを目的にしているわけでもないし、それを望んでいるわけでもない。

 むしろ、この教授はこの学生にハサミでお守りを切ってほしくない とさえ思っている。

 なぜか。それはこの教授目的は、自分宗教であることに無自覚学生の中にも、そうしたアニミズム信仰が生きていることを明らかにすることにあるからだ。

 もし学生が、本当にハサミでお守りを切ったら、教授の目論見はあえなく失敗に終わる。

 もしこの教授が、嫌がって泣き叫ぶ学生に対して、お守りをハサミで切ることを怒鳴り散らして強要していたとかなら分からんでもないが、

 本人が「いやがらせ」と自覚してやっている行為を「脅迫」というのは言い過ぎ。

  

5.なにこいつドヤッってんの?ムカツク

  

 学歴コンプ乙。

 

(以下11/2追記)

後記 http://anond.hatelabo.jp/20131102094842

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん