はてなキーワード: 甲状腺がんとは
医学部6年生。医師国家試験&卒業試験のために、約半年間、週休0.5日でずーっと勉強し続けている。
で、気づいたこととか書いてみる。
①患者さんで覚える
「百日咳。グラム陰性杆菌。カタル→重い咳→回復。リンパ球と百日咳顔が特徴的。
診断は、ボルデジャング培地有名。抗体も診断できる。治療は~」
これはキツイ。絶対一発では覚えられないのは当たり前だけど、繰り返してもキツイ。
だから、症例問題(実際の患者さんのカルテっぽい問題)が必ずセットでついてくるんだけど。
「3歳の男児。咳がひどいとお母さんに連れてこられました。2週間前から風邪のような症状があり。血液検査の結果、リンパ球○%~」
って感じで。その後問題が続くんだけど。
俺、5年生まで。問題解ければもう解かなかったんだけど。
症状の中で覚えにくいものは、問題文のその症状の部分にマーカーを引く。
で、
症状を覚えるんじゃなく、「問題文の患者さんを覚えてしまう」ほうがいいと気づいた。
考えてみれば、当たり前っていうか。英語だって、単語帳ゴリゴリ暗記するのよりは、文章で覚えましょうってなっている。
これなら、無理が無い。繰り返す苦痛も減る。
できる奴なら常識なのかもしれないが。俺は6年生になるまで知らなかった。勉強法調べたこともあるが、こんないい方法見たことが無い。
②1週目やりながら、2週目をやる
ゴリゴリと一回話しを聞くのが1週目だけど。これはなかなか辛い。
2週目は、一回聞いた話で、大事なところにマーカー引いたり、もう覚えきった問題を二度と解かないマークつけたりっていう作業。
使う脳の部分が違うから、無理が無いしあきにくい。
③3週目、4週目で完全に終わらせる
3週目は、2週目で引いたマーカーをどうやったら覚えられるか、調べたりゴロ作ったり考えたり理屈調べたりする。
で、4回目は、3回目の次の日以降に、「覚えられなかったマーカー部分を書き出す」時間。書き出したものは隙間時間に何度も見直す。
原理的に言うと、4回目で覚えられないところはすべて書き出したわけだから、その教科書なり問題集は『完全に終わらせた』と言っていい。
もちろん、またテスト前に見直すのは当たり前だけどさ。たまたまその時出てきただけで、覚えられなかったことあるじゃん。そのリスクもあるから
でも、『とりあえず終わらせましたよ』って言い切れるのはいいこと。
④一日は4セットで、それぞれのセットごとに勉強内容は決める
9-12、13-15、15-18、18-21の4セット。
セットのはじめに、そのセット何するか決める。決して4セットまとめての計画とか作らない。
だって、ソレやっちゃうと遅れが出るとストレスだし、早くやると後半だらける。
目の前のセットで「課題、終わったときのご褒美」を作る。ご褒美だって、目の前の快楽の如何で何がモチベーションになるご褒美か変わるんだから、そのセット直前にならないと分からない。
そのセットにやりたいことも、その場にならないと分からない。モチベーションが低いなら、3週目や4週目から初めて、途中で1週目に乗り換えたり。1週目からはじめたり。柔軟に組む。モチベーションはその時にならないと分からないので、俺に合わせて計画を立てる。計画にあわせて俺を盛っていくのは無理っぽいと思った。
セット中にメンタルがブレタ時も、焦っていたらもっとメンタルぶれてしまう。いじめられた時の記憶が頻繁にフラッシュバックしたり、劣等感で悲しくなったりすることが多いので、その時の損失を減らす(損切りって感じかな)。ノルマにつぶされるとメンタルがずーっと押しつぶされてストレスで胃潰瘍などの病気になる確率も上がるように思うから、そういう感じにしている。
だが、1週間とか、3週間とか、ある程度先の目標は決めておく。その目標達成に必要な目算もある程度は立てる。風邪などのリスクもあるから、だいたい8割くらいの時間でノルマ達成できるとか、3割くらいの時間で半分終わらせるとか、目標の立て方も柔軟にしている。
⑤模試と本番の違いは考えない
もちろん、考えなきゃダメなんだけど。結局はどちらも相対評価。
だから、登山でクサビを打ってよじ登っていくみたいに、模試とかでクサビを打つような感じ。
⑥音楽聴きながら、テレビやラジオ聞きながらダラダラやるほうがいい。
結局、長丁場だから。
100メートル走とかで音楽聞くのは小数派だろうけど。マラソンで音楽聞くのは常識。
ただでさえ苦痛で、テスト終われば何も残らないことやってるんだから、虚無感湧くのは当たり前。
だったら。その時間で音楽聴いて、知ってる音楽を増やそう。作業用BGMで、知らない曲を聴きまくろう。
テレビで情報集めることだって人間性に悪いことじゃない。映画を見たっていい。
とにかく、目の前の無意味さに耐えるのは俺には無理。
だったら。「俺、音楽聞くためにこれやってんだ」くらいでいいじゃん。
⑦飯、水分、温度、湿度、を固める
するめ、ガム、プロテイン、ツナ缶、ゆで卵、キャベツ、海苔。炭酸水、コーヒーメーカー、お茶の急須。空気清浄機。
この安定感ね。
特に、ビデオを見る系の勉強は苦痛だから、どーしても食べてしまう。炭酸系の飲み物やカフェインがナイトイライラする。
炭水化物を取らなければ太らないらしいので、食っていいものを固めている。
ジム行って運動できれば最高だけど。毎日サンポでちょっとでも体動かさないと人間すぐ頭がおかしくなる。
「やることと報酬」をセットごとに決めれば、ソレを書き出すんだけど。
「3時間で、脳腫瘍の1週目と、胃潰瘍の2週目、甲状腺がんの4週目をやる」って決めたら、ヨーイスタート。その間何してもいいんだけど。
1時間集中できなかったら、「今、30%の時間を使って、残りタスクが80残ってる。これは評価は-100~+100で言うと、-30くらいだな」と。
あるいは、1時間sで半分終わったら「今、30%の時間経過で、タスク50終わってる。これは評価+30ですね」と。
つまり、時間とノルマと報酬を決めれば、「努力するゲーム」になる。ゲームってのは、「達成感」を出すために、分かりやすい評価が出るものが多い。
評価が低いと自分をコントロールすることにエネルギーを注ぐことが出来やすい。
これはまた、長期目標に対しても評価値を作ることができる。1週間後の目標に対して、今どのくらいの評価なのか、分かる。分かると毎日のセットの考え方が変わる。
⑩同じことの繰り返しでも、考える
スポーツの練習も、毎日同じことやるけど。毎回課題を持ってトレーニングして、反省することが上達の秘訣である。
セットを4回繰り返すだけの生活してるけど。毎日課題を持っている。
フラッシュバックしないとか。脳をクリアにする作業用BGMとか。コーヒーのマメの調整でもいい。
同じことの繰り返しと思った瞬間、腐る。
⑪先行超有利
50の量を30時間で終わらせれば、超高確率で勝てる。なんと、半分の量の努力で勝ちを確定できる。
同じ原理で。
30の量を10時間で終わらせると、「50の量を30時間で終わらせる確率」があがるので、たった30頑張るだけで勝ちを確定できる。
しかも、先制しているほうが風邪などのリスクが取れたり、直前のリスクやメンタル折れたりや、予想外へのリスクに対して強くなる。やれることが増える。
ようするに、100がんばらなくていい。30だけ頑張ればOK。
努力ってのは均質じゃない。
100の量を100時間で終わらせるのは厳しいが。
30の量に落とし込むのはできる。
その中のひとつに、「福島への差別だ」というアホな意見が数多くあったのが嘆かわしい。
あれが「差別」だと? 差別と言ってる奴こそ差別意識があるんだぜ?
差別とは、たとえば「全国にいる福島出身の子供をのけものにするような行為」だ。
もっと例を出すと、「あのエンジニアのAさんは韓国人だからレイプしそう」とか、
「バイトで入ったアフリカ出身のBさんは黒人だから危険」とか、そういう類のものだ。
決して「アフリカ旅行で犯罪に遭う旅行者が多い」という言動が差別では無い。
もう一度言う。
「アフリカで犯罪に遭った旅行者が多い」発言が差別ではなく、そこから
「あの調理場のアフリカ人留学生も犯罪起こしそうだよな」と結びつけることが差別なのだ。
アフリカで犯罪に遭った事を報告した人間が「アフリカに対する差別者だ!」と弾圧されるなんて恐怖の社会。
そもそも、「公共の損失を防ぐ目的」のために、別の不利益が生じるケースは差別とは根本が異なる。
例えば「ある地方の魚を食べると病気になる可能性がある」場合、ある地方に対する不利益よりもまず
その際に必ず「不確定な情報を流すな!」と言う人間も出てくる。
だが確実に学者が証明してくれるまで「その魚を食べて病気になった」と
非常にマズイぜ、この社会。
「え、でも低線量の放射能で鼻血出るわけねーじゃん、馬鹿か、無知野郎が」と反論する輩もいるだろう。
だが「放射能×鼻血発言=叩いてもいい」という刷り込みが強すぎて、
ここぞとばかりに正義感を振りかざして叩いた人間が殆どじゃないのか。
実は放射性物質による鼻血の可能性は完全に否定はできないんだよな。
確かによく言われる「急性障害」としての鼻血は、大量の放射線を浴びないと起きない。
福島に行くだけで「急性障害」が起きることはまず無いだろうから、「鼻血」をトンデモという人間はこの「急性障害」について言ってるのだろう。
だが、空気中のホコリや花粉に付着した放射性物質が鼻の粘膜に付き蓄積していった場合、
鼻血が出やすくなる可能性は「統計を取るとわかるレベル」である可能性はある。
この鼻血が重大な病気を引き起こすかというと、急性症状の鼻血とは違い、可能性は低いとは思うが。
ちなみに俺は2011年の3月21日〜24日くらいに10年ぶりに鼻血がドバっと出た。
会社などでは「鼻血が出た」って発言しただけでトンデモ扱いされるから絶対言わないけどね。
当然ながらこれはたまたま出た鼻血の可能性が高く、放射能と直接結びつける気はない。
こういった報告の統計を調査していって、数%ほど高くなってるかもしれない、とようやくわかるレベルだろう。
あとは、今回鼻血が騒がれたが「甲状腺がん」の問題提起がもっと行われるべきだとは思ってる。
被害の可能性としては一番大きいからね。
チェルノブイリと状況が全く同じではないが、あの事故を参考にするべきだし、この問題提起を潰してはいけない。
それと原発問題を話すときに「福島」とひとくくりにしているので、
もっと実情に合わせて狭い範囲の地域名で呼ぶようにしたほうがいい。
今いいネーミングが思い付かないが、フクイチ付近を限定した地域名をつけるべきだろう。
まぁこう言うとまた「その地域を差別する気か!」という輩も出るんだろうが、
これによって起きる農家の売上の損失などに関しては、
食べたい人は食べていいし、食べたくない人は食べなくていいし、それを批判してはならない。
そしてそれによる特定地域への損失は、東電か税金による補填でされるべきだ。
俺が言いたいのは以上なんだぜ。
みんな信じたい情報を信じる、それでも構わないが、
「公共の損失を防ぐための問題提起」自体を潰す社会なんて、糞だろう?
■追記
というのも俺や俺のまわりで当時、鼻血が出た人間がいるからってのもあるとは思う。
某参事官は、2013年3月7日に『緊急院内セミナー 「どうする? 放射線による健康被害への対応-市民・専門家による提言」』に出席して、のちに 「
左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席。不思議と反発は感じない。感じるのは相手の知性の欠除に対する哀れみのみ」 とツイートに書き残す。
2013/3/7 緊急院内セミナー「どうする? 放射線による健康被害への対応-市民・専門家による提言」
福島の子どもたちから新たに甲状腺がんが見つかりました。甲状腺がんと診断されたのは、これで2011年度中に受診した原発周辺13市町村の3万8114人中、3人となり、他に7人が甲状腺癌が疑いがあるとされています。福島県側はいち早く福島原発事故との因果関係を否定。しかし、これでよいのでしょうか。
現行の福島県県民健康管理調査は、目的が「不安解消」、放射線影響は「極めて少ない」ことが前提となっているのにくわえ、小児甲状腺がん以外の疾病がわかるような項目となっていないこと、対象範囲が狭いこと、本人への情報開示や説明、議論や結果の透明性や開示が十分でないことなどが指摘されています。
このたび、「放射線被ばくと健康管理のあり方に関する市民・専門家委員会」では、健康管理のあり方に関する緊急提言を策定しました。提言の内容に関して紹介し、政府との対話を行うための院内セミナーを開催します。
全体まとめ http://togetter.com/li/467810
・最新情報の共有
・甲状腺がんの現状~疫学的観点から/津田敏秀氏(岡山大学大学院環境学研究科教授、電話でのコメント)
・県民健康管理調査の問題点/島薗進氏(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
・健康相談会から見えてきたもの/山田真氏(子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク代表)
・低線量被ばくの影響/崎山比早子氏(高木学校、元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士)
動画 http://www.ustream.tv/recorded/29793831
まとめ http://togetter.com/li/467703
・緊急提言の内容の紹介
動画 http://www.ustream.tv/recorded/29795488
まとめ http://togetter.com/li/467710
被災者や議員へ中傷ツイート連発〜復興庁「支援法」担当 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1598
「復興庁 水野靖久参事官の主なツイート」の感想ツイートのまとめ http://togetter.com/li/517873
603 : 132人目の素数さん 2012/09/12(水) 19:57:33.30
誰かこれ教えてくれ
2011年~2012年にかけて、とある地域に住む18歳以下の男女36万人中、8万人をサンプリング調査した所、大変珍しい病気が1件見つかった。
1975年~2007年の統計データによると、この病気の罹患率は年間あたり0.18人/10万人だった。
問1)1975年~2007年の罹患率(10万人あたり0.18人)を用いて、罹患人数0~5人の範囲で確率分布を求め、8万人中1人が罹患するケースの確率を答えなさい。
問2)その結果から、1975年~2007年の罹患率と2011年~2012年の罹患率に変動があったと見做せるか、客観的に論じなさい。
611 : 132人目の素数さん 2012/09/13(木) 09:28:30.25
>>603
8万人を2011~2012年の1年間(正確には1年半だけど)だと
ポアソン分布のパラメータλは0.18*0.8*1=0.144になる。
計算すると
P(0人)=86.6%
P(1人)=12.5%
P(2人)=0.9%
以上から、とりあえず、一人見つかっただけでは、なんとも言えない。
ただし、来年も同じように調査をして、やっぱり一人見つかったら、
その罹患率では考えにくくなる。(2つの調査が独立として1.55%)
正直これだけではよくわからない。
結論も変わってくる。
自覚症状がないので、このような調査をしなければ、
という結果だったので、それがどこまで正しいかも含めて
どうなのよ?
「レインマン」とかっこつけているが、要は嫁は「バカ」だといいたいんだろ。
だが、バカはお前だ。
現実に、メルトダウンしていないと東電が発表していた原子炉がメルトダウンしていて、放射性物質は遠くまで飛ばないと政府の要因が発表していたのにかなりの広範囲まで放射性物質が飛び散っていたじゃないか。
専門家が、原子炉が爆発するなどおたくのいうように科学的にマユツバだ、安全だと言っていたのに爆発したじゃないか。
チェルノブイリ事故で甲状腺がんが多発した地帯と同じレベルの被曝線量の汚染地域が広がり、避難勧告を行わないまま人々はそこで暮らしている。
専門家が問題ないと言っているから、そこに住み続けていることが、お前のいう科学的な、条理に沿った態度なのか?
原子炉の爆発のあった3/12の直後に大雨が降った。
あの時に俺は外出せず、それを友人は笑っていたが、実際はあの時に高濃度の放射性物質が関東中に降り注いだことがわかっている。
あの時に外出しなかったほうが、よっぽど科学的な態度じゃないか。
お前は理性的な態度をとっているつもりだが、実は権威者の言葉を盲信しているに過ぎない。
嫁の態度のほうが、危険性をできる限り少なくしようとする、「君子危うきに近寄ら」ない、賢者の態度だ。
お前はトム・クルーズを気取っている。
だがむしろ、太平洋戦争の時に大本営発表を信じ続けて住民に「大丈夫、大丈夫」と言い続けた町内会の顔役の立場がふさわしい。