はてなキーワード: 宇多田とは
宇多田ヒカルは当時すげーと思ったけど米津は何も感じない
15歳で作詞・作曲したデビュー曲で、当時日本ではメインストリームではなかったR&Bを爆発的に広めたアーティストがすごくないことはないでしょ。
ただ宇多田ヒカルについては年齢のことは抜きにして語ることはできないと思う。
宇多田以前にも若い歌手っていうのはもちろんいたけど、青さ、未完成さを味わうみたいな空気は確実にあった。
でも宇多田の場合、こういう音楽をやるには経験とか円熟味みたいなものが必要だよね、っていう認識の、いわば完成された楽曲を15歳の若造がポンと出して来たわけ。
そりゃあ怖いし、こういう人がどんどん出てくるのかな、っていう新しい時代の到来を感じさせるものだったよ。
米津玄師に関しては世間一般の評価はよく知らないけれども、個人的には「タイアップ曲」っていうのを数段上に押し上げたな。っていうのを感じる。
タイアップ曲ってアーティスト売るために別にドラマやアニメ本編に全然関係ない曲流すのが長らく主流(もちろんそうでないものもある)だったんだよね。
今でこそOPやEDの曲はアニメやドラマの世界観を深く掘り下げるのが普通のこと。っていう意識は広まったけれど、そういう風潮を作ったのは米津の力が大きいように思う。
米津は他者の創作物に対する洞察力、理解力がものすごくて、かなり高いレベルで創作物の世界観に寄り添ったもの、下世話な言い方をするとオタクが喜ぶ曲を作る。
YOASOBIもタイアップやりがちアーティストで、曲の完成度もめちゃくちゃ高いけど、そういう「寄り添う力」みたいのは米津には及ばないと俺は思う。
昔拘ってたけどいらない条件だったとか、いらないと思ってたけど意外に大事だった条件とかあったので、整理してみる。
・自分の事を好き→男性は興味ない女性にはホントにそっけない(視界に入ってない。残酷)。好きでいてくれる事は大事
・自分以外の人にも優しく、平等→特定の属性には甘く、特定の属性には厳しい人に言い寄られても萎える(人となりが気にかかり、ムラムラ出来ない)
・好きになったら顔もかっこよく見える範疇の人
→知り合いはじめの時には好みじゃなくても、仲良くなったらかっこよく見える範疇の好みの人じゃないとムラムラしない。(体感だと全男性のうち7~8割が範疇内)
・健康→大病や精神病を患ってる人を支える程、自分のキャパは大きくなかった。(無理に支えようとして、自分が自分の面倒をみるのもおぼつかなくなり、他の人に迷惑をかけたため)
長年一緒に暮らす相手に病気が発生した、とかなら、やり方考えつつ寄り添えると思う。
・長年付き合いのある同性の友人がいる→同性の友人関係を持続させる社会性がある人が自分が求める最低限の人となりの担保になる
・性欲があり、セックスの相性が良い(最初良くなくてもお互いに改善の歩み寄りがある)→自分ばかり誘うの悲しい。恋人の魅力を堪能したい。
・金銭感覚のずれが許容範囲内→借金ばかりして車を買いまくってる後輩見たときに「私は結婚したくないし、そんな人に奢られたくないな」と思った。
・独身→既婚者との恋愛は人の家庭を壊してしまう。バツはあってもいいので、とりあえず独身じゃないと困る。
(どうでもいい条件)
・正社員・収入→就職や年収って、本人の実力より時代の運の方が大事だし、頑張りたい事の為に派遣社員や学生をやってる人を好きになったら応援したい。
・学歴→自分が環境ガチャに当たっただけの本当は知能の低い高学歴なの自覚してるから、学歴は関係ないと実感してる。
好きになった・付き合った人には、高卒、大卒、院卒様々居たけど、人柄や仕事ぶりを今でも一番尊敬してるのは高卒の人だった。
・清潔感→自分がそんなに清潔感無いので相手にも求めない。風呂入らない奴を好きになったら一緒に風呂に入るようにすればいいだけ。
・頼りがい→自分も運転、力仕事、家事、仕事を頑張る方が自己肯定感を失わずに済む。相手がやってくれたらありがとう、って思うくらい。
・奢ってくれる→余程相手が格上の高収入でない限り、割り勘の方が自己肯定感失わずに済む。(外食ごときで借りを作りたくない)
・身長→遺伝ガチャの結果というだけ、だと思うと魅力を感じない。
・年齢→15歳で達観した曲を作る宇多田や最年少プロ入りした藤井聡太さんみたいなのも居れば、
subtitle/Official髭男dism → 副題/公式髭男主義
ダンスホール/Mrs.GREEN APPLE → 踊り場/既婚赤りんご
TSUNAMI/サザンオールスターズ → 津波/南国傑物揃い
WHITE BREATH/T.M.Revolution → 白い息/貴教が革命を起こす
WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント/H Jungle with t → おぅおぅ今夜〜時には起こせよ運動〜 浜田と小室
Get Wild/TM NETWORK → 野生になれ/多摩通信網
habit/SEKAI NO OWARI → 癖/世界の終わり
今、放送されているNHKの「みんなのうた」たまたま遭遇した放送の第一曲、「たのしいね」が流れたとき、衝撃がきた。ニュータイプ音が鳴ったといってもいい。
https://www.nhk.or.jp/minna/songs/MIN202212_03/
私は主にニコニコで隆盛した?「歌い手」というジャンルにまったく詳しくない。プロのカバー曲も好きではないのにいわんや素人をや。しかしゲーム実況は時々漁っているので、いわゆる歌い手のサブ活動のゲーム実況に出くわしてしまうことがある。まあすぐに切るのだが。
そういった中で私の中の、主に男性の歌い手イメージが出来上がってきた。音楽にも明るくないので上手く表現できないのだが…
作ったような高音(ミックスボイス?)
巻く?甘ったるい?母音を強調するような喋り方
無理やり出すような伸ばし声(ロングトーン?)
トーク主体のゲーム実況で感じたこのような特徴。誰々の特徴ではなくあるていど画一的な、量産型、よく出会う特徴。「たのしいね」は全てを兼ね備えていた。特に「あわせてみよ~~~う」の伸ばすところが何かタメがあるのか不連続的で切り取ったような既製品をお出しされているようで非常にムズムズする。「のびのびとした魅力的な発声を聞いて聞いて~~~」と言われているような恥ずかしさがある。(しかしこの部分を何度か聞いているとこの不自然さが頭に残りクセになってくるのだ)
私は念のため正否を確かめてみた。したらばしかり、「天月」という歌い手だった。
先のURLを見るに過去の曲のカバーであり、作曲や作詞は「歌い手」とは無関係だ。(編曲の人は別の歌い手らしい)
つまり、再度になるが私は曲や詞の傾向を無視して歌手の声の特徴や歌い方のみで「この曲は歌い手が歌っているものだ」と看破したのだ。天月氏の声を過去一度も聞いていなくても。だ。
音楽を積極的に聴かない私にとってこういった経験はマレだ。JPOPやV系?ロックやアイドルの曲を聴いても「ああ、あのジャンルの声だなあ」と思うことは少ない。多少わかりやすいのは声優のアニソン系だろうか。歌い手もサブカルチャー畑なのでもしかしたらそういう声優声に寄せているのかもしれない。しかし声優はキャラを演じながら歌うので特徴的になってもそこは意図的かと思う。
詳しい人に語らせればJPOPやロック、EDM~Future Bassなどの歌手の特徴を述べることは簡単なのだろう。だがそうではない私にも歌い手のほかにはっきりわかるジャンルがある。そう演歌だ。
演歌…演歌歌手…すごくわかりやすい…。ただのワイドショーで喋るだけでもその声の張り、コブシがひしひしと伝わってくる。
もうこんな例を出すとおっさんすぎるが、やはり「演歌じゃないけど演歌だ」と幼少ながら感じたのはポケモンだろう。
映画の風といっしょにも有名だしポケットにファンタジーも名曲だ。どちらもポケモンのための曲でありながらやはり小林幸子が歌うと小林幸子になり、それだけで演歌のエッセンスを感じられるのだ。
演歌歌手が演歌以外を歌っても演歌歌手だとわかる。「たのしいね」とちょうど同時期に「これ演歌歌手だ!」とわかる曲が流れていたのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=teiFPiZ74Sc
軍歌か行進曲のような曲でも歌い方がモロ演歌の非常にクセになる曲だ。つい口ずさむ。
演歌は私は好きではない。若い世代でも好きな人は比較的少ないだろう。ただ、恐らく若い人でも演歌は演歌として認識されていると思う。30~40代ぐらいの世代の曲はどうだろう。たぶん若い人にとっては知らない曲でまとめれれるかもしれない。ラルクや宇多田を挙げつつもJPOP全盛期とまとめられるだろうか。世代の中にいるせいか、そこに演歌や歌い手のような一大ジャンルの(歌い方の)まとまりを感じられない。
演歌を見るに、おそらく40年後ぐらいになるとおじいちゃんおばあちゃんが「歌い手」を聞いているのではないかと思うのだ。今の演歌の地位に歌い手というジャンルが収まる。
一点、「歌い手」という歌手が何十年もそのジャンルのまま歌い続けるのかと考えると声の特徴や(顔を出さない)アイドル的側面からイマイチしっくりこないものの、そこは氷川きよしやジェロのような若手がぽつぽつと参入して生き残るんじゃないのかなあと思う。
歌い手ジャンルが生き残る力が、(私自身は非常に嫌っているものの)その歌い方にあるのではないか。その先達として演歌があるのだから。
年末年始のテレビをみながら、そんなことをポツポツと考えていた。
そして私がおじいちゃんになったときに我が世代がどんな(古臭い)ジャンルを嗜好していると若者からみられるのか。そこは予想ができず、ある意味楽しみでもあるなと期待している。
そうそう、「たのしいね」は子供向けの曲としてとてもすばらしいものだと思っております。アニメーション含めいい曲ですのでぜひご視聴ください。