はてなキーワード: 便意とは
たった今、数日に渡る肛門の異物感から解放されとても晴れ晴れとした気持ちなのだが、汚い話を知り合いにするのは少々気が引けるのでこの場にこっそりと残しておこうと思う。
※ここから先は汚い表現が増えるため、食事中の方や下品な表現が苦手な方は読むのを控えて欲しい。
私は昔から胃腸が弱く腹を下しやすい為、普段は月の半分以上が軟便であり、二十数年の間便秘とは無縁の生活を送っていた。
きっかけは何なのか分からない。猛暑が続き水分不足になっていたのか、将又、二週間ほど前に患ったコロナウイルスの後遺症(味覚障害)が治ってきた反動でドカ食いをしてしまったのが悪かったのか。
前兆は八月十二日、金曜だった。
夕飯を食べ終え、いつものルーティンとしてトイレに向かった。冒頭にも記載したが私は軟便気味なので、トイレで排便する時は出たものがどのような形状をしているのか確認するようにしている。一般的なバナナのような形状の便であれば安心するし、固形を保っていない便のときは「お腹調子悪いんだね……可哀想に……」のような気持ちになる。健康的な形状の便がもりもり出るとなんだか嬉しい気持ちになり、便が流れていくのを名残惜しみながら見送るなどしていた。
そして、その日は珍しく硬い便、所謂「コロコロうんち」が出た。それを私は「あっ珍しいな、ナンカ小動物のウンコみたいでカワヨ」などと思い、それがこれから待ち受ける地獄の前兆とは気にも留めて無かったのだ。
翌日、八月十三日。一度も排便をしなかった。それを不思議に思うこともなく、Xデーは訪れた。
昨日、八月十四日、日曜、夜。便座に座り、尻に力を入れる。肛門から出ようとする便がいつもと違う異物感を持っていた。
いつもなら少し力を入れるだけで肛門からむにっと出てくる大便。例えるなら絞り袋から生クリームが出てくるような、そんな感覚なのだが、今日は違う。この肛門は大便ではなく石を出そうとしているのではないか、そうとしか思えない異物感。明らかに出口で巨大な固形物が詰まっている。
「大物だ!」
私はそう思い、ありったけの力をこめて息む。そしてこれが異常なのだと理解する。肛門の出口からほんの少し顔を出したきり、便は動かなくなったのだ。
どうする、ヤバくね? 一旦戻すか?
そんな慌てた気持ちで肛門に力を込めて、出口付近にいる大便を収納しようとした。しかし、便は全く動かなかったのだ。パニックになった私はトイレットペーパーを何重にも巻いた手でそっと肛門に触れてみた。すると、やはりほんの少し便が顔を出しており、肛門付近が盛り上がっているような、そこにデカい便がいる事を感じることができた。
これは、マジでヤバい。そう思った。このままでは出ない、どうしたらいいのだろう。焦燥感に駆られた私は便を軽く押してみた。思っていたより硬くはなかった。石のような硬さだと思っていた便は、土粘土程度の硬さだったのだ。
確かにこれは肛門のパワーではどうすることもできないかもしれない。だけどこの手なら……!
今一度トイレットペーパーで厳重に手を保護し、肛門の周りを優しくマッサージして便を出口に誘導するようにしてみる。試しに息んでみると、出口から少し便が出てきたではないか。
これだった、これが正解だった。解を得た私は時間をかけて粘土ウンコを肛門の出口に誘導し、ついに一本分を出し切ることに成功したのだった。
しかし、便はもう一本分あった。
私は絶望した。一本出し切った先に、無くならない便意ともう一つ確かにある異物感。そしてラスボスなるそいつは先程の便よりもはるかに硬度が違った。同じ方法で出すことができなかった。何より、私の肛門は限界だった。先程の戦いでの負傷が大きく少し力を入れるだけで激痛が走る。もう駄目だ。
いつの間にかかいていた脂汗を拭い、肛門をウォシュレットで洗浄した後、トイレットペーパーで汚れを拭き取り、異物感を抱えたままトイレを後にする。
まるで肛門にクソデカい栓をされているような、そんな感覚がずっとある。しかしもうこれは今の自分たちではどうすることもできなかった。これ以上は無理だ。だってここまで一時間以上経過していたのだから。
間もなく日付も変わる、そんな時間に私はネットを駆使して一つの可能性と出会う。
これを使えばワンチャンあるのではなかろうか、というかもうこいつで駄目だったら病院行くしかないだろうし、肛門に特大鉱石ウンコを抱えているという状況を医者に説明するのは流石に嫌だし、浣腸でなんとか出すしかなかった。
そんなこんなで本日、八月十五日。私は朝一番に薬局に向かい、浣腸を手に入れた。因みに肛門に感じる異物感が気になって一睡も出来ていない。
レッドブルと浣腸を共にレジに出された時、店員さんの顔が一瞬引き攣ったような気がしたけれど、自意識過剰なだけだと思いたい。正直かなり恥ずかしかったので何も思われてないと嬉しい。
尚、本来イチジク浣腸を購入する予定だったのだが、何故か二個入りのものが売り切れており、大量に入っているものしか置いてなかったため、他メーカーの浣腸を購入した。
期待を胸にトイレに駆け込み、パッケージを開けてみる。三十グラムの浣腸は想像よりも多く、「これ全部ケツに注ぐんか……?」と一瞬日和ってしまったが、それよりもこの肛門の異物感を何とかしないといけないという気持ちが大きかったので、気合で肛門にノズルを挿し、液体を注入した。しかし浣腸バージン故、上手く出来なかったか液体がダバダバ零れていく。しかし触れた感じノズルはしっかり奥まで入っているし、確かに液体が注入されている感じも肛門越しに感じる。これ以上零れたら駄目だと力をこめて全ての液体を注ぎ、浣腸を引き抜く。ノズルが便で汚れていて少しだけ引いた。
説明書には二分から五分待ってから出すものを出せと記載されていたので、液体を零さないよう力を込めながらしばらく待ってみる。すると、自分には馴染みのある下痢の時に感じる痛みが襲ってきた。メチャクチャヤバい下痢の時の痛みのそれだった。
出したい、今すぐ出したい。激痛便意に襲われながらも私はこれなら絶対出るだろうと期待に胸を膨らませた。
そしておおよそ四分が経過した。腹痛も限界を迎えつつあり、そろそろ良いだろうと力を込めた。
絶望と共に怒りが湧いてくる。結局出ないならこの腹痛は何だったのか、なんなら浣腸液を全部出し切ったっぽいのにまだ痛い。こんなに辛い思いをしたのに結局自力で出すか恥を捨てて病院に行くしかないのか。
沸々と湧いてくる怒りに任せて息んでみると、便がほんの少しだけ動くような感じがあった。このまま強行突破できるかもしれないと思った私は肛門が切れることを覚悟して息み続けた。ウミガメの出産もきっとこんな辛さなのだろう。
息み続けること数回、ついに鉱石のように硬い特大ウンコが肛門からするりと誕生し、私は肛門の激痛もお構いなしに立ち上がり、その姿を確認した。
きっとこれは今まで見たこともないくらい特大のウンコだろうと想像していたそれは、なんと複数の便が集まって一つの塊となっていた。ウンコ界のスイミー、或いはベーコンエピ。「そりゃ出口で詰まるわな」と納得と共にほんの少し感動すら与えてくれる特大ウンコ。肛門はこれだけ巨大なウンコも出せるのか……これは人間の神秘だった。
間違いなく人生で出した便の中で一番大きいビッグ・ベンが流されていく姿を見送り、トイレットペーパーで尻を拭いた。トイレットペーパーが赤く染まっていた。
特大の便を排便するための代償は大きかったのだ。
あれからもう一度トイレに行ったが、やはり肛門から出血しているらしく、後ほど切れ痔のケアについて調べてみるつもりだ。
最終的に便を出すことに成功したのは浣腸パワーなのか、それとも自力でなんとかしたのか分からないが、とにかく長い戦いに終止符を打つことができて一先ず安堵している。
ただこの激硬ウンコと便秘の原因がわからず仕舞なので、今後の排便で症状が再発しないか不安なところだ。
しばらくは水分を沢山取り、食物繊維とヨーグルトを摂取して様子を見ようと思うが、なにかおすすめの腸内ケア方法があれば教えてほしい。
「便通が来ちゃってピンチ!」
ユニットバスでシャワーを浴びている最中、急に催したためこのような独り言が口をついて出た。
話を戻す。口をついて出た独り言だが、妙に小気味よい。もう一度口に出す。
「便通が、来ちゃってピンチ。」
分かった。七五調だ。
便意を我慢しつつ体を洗った後の歯磨きまで完結させてからバスタブを出るか、シャワーを切り上げバスタブを出て排便→歯磨きの順にするか。
迷いながらも、おれは名句のきざしを無駄にはしない。この5-7の後にどんな5をつけてやろうかと、脳内のバンクから言葉を探し出す。
「蝉の声」。岩に染み入るあのやつだ。
「便通が 来ちゃってピンチ 蝉の声」
うん。状況にふさわしくない便意に焦るおれの事情とは無関係に、ただ鳴く蝉。
有名句の結句を考えなしにくっつけただけにしては、悪くない詩情が出たではないか。
一方で、俳句の形にしてみると「名句のきざし」などと感じたフレーズにも粗が目立つ。
・「ピンチ」って言っちゃうのがなんか良くない。感情は前面に出さず想像させるぐらいがよいと何かで読んだしおれもそう思う。
「マフラーの巻き方悩む十七歳」というのを見たときに「悩んでんのね、ふーん」で感想が終わった時のような物足りなさ。余白がない、というか。
便意は限界だ。すでに歯磨きに移行していたが判断は完全に誤りであった。シャワーを止め、歯ブラシを咥えたまま体を拭き、そのまま全裸でバスタブ隣の便器に着座する。ユニットバス便利だ。
滝のような便を排出するとともにクリアになった頭で、おれは推敲する。
・ピンチと言い切るかわりに、状況説明にとどめて余白を残そう。「風呂場での 急な便通 蝉の声」
・便通もダメだ。だいいち体言止め→体言止めはなんか芸がない。「風呂場での 急な便意や 蝉の声」
・切れ字使うとぐっと俳句っぽいな。と思うと「急な」が気になる。コテコテに古風にしたれ。「風呂場での にわか便意や 蝉の声」
・「での」。散文の会話っぽくてイヤ。「風呂場にて 急な便意や」…
・「にて」も違うな、「にて」を受けるのは動詞でなければ。やっぱり「◯◯の」は崩せん。
・「お風呂場の にわか便意や 蝉の声」。「お風呂場」は子どもっぽいなあ。まあ便意を俳句にしようなんて思う時点で子どもっぽいから似つかわしいか。かえって。
じゃあ「お風呂場の にわか便意や 蝉の声」で決まりってことでいいかな。排便と歯磨きを同時に終える慌ただしさの中で、おれの推敲にも終わりが見えてきた。
しかし、ユニットバスを出て下着を着るにおよび、閃きが頭を襲う。
風呂桶。
古風だな。いい。この「風呂桶」に引きずられるように、句の形が全部変わった。
なんかこう、切れ字はすごいな。
「卑小な人間=にわか便意と、悠久たる自然=蝉の声の対比」がテーマだったはずが、
ここに切れ字が来ると、その対立を風呂桶がすべて包み込むような印象になってくる。
便通が来ちゃってピンチ!の切迫感は完全に失われたなあ。ただ風呂桶がでっかく見えてまた違った味わい。
ううむ。
どっちがいいかなあ。
↑でも切迫感は減ってる感じするしなあ。↓だな。
"VRスクワット脱糞" とは, 好みのコスチューム(できればアバターに合わせた物)を着用し, 好みのワールドでスクワットを行いながら脱糞をする事をを指します.
スクワット脱糞姿を見られる事が前提なのでフルトラ装備は必須となります.
アバターに合わせて女装をしてVR SNSで生活するのは一般的になりましたが, 現実世界で遊んでいるリアルアバター(身体)を有効活用は出来ないものか.
しかし, 女装自撮り公開やアナルプラグオフ会には抵抗がある.
意識を異世界(VR)に置きながら, 究極の現実である排便を行うというパラレルワールド感はきっと貴方を虜にする事でしょう.
いつもVR SNSにインする時に着ているコスプレ衣装, もしくはアバターに合わせた物になります.
洗濯のコストを考慮するならばミニスカートの物が適しています.
視界が塞がれた状態でスポーツ脱糞をするので, お腹のコンディション問わず想像以上に飛び散ります.
床に落とす事が重要なので, 股が塞がるショーツやおむつ等は不可.
床に落とさないのであれば、普通にトイレでVR脱糞した方が良いと考えられます.
刺激物による強烈な便意をスクワットを行いながらコントロールする技量が試されます.
自らの筋力で便意のコントロールを行う生物のカタルシスとスポーティーな排便を楽しめます.
燃えるゴミに出しやすいよう新聞紙を大量に敷くのがオススメです.
匂いを気にしないのであれま洗えるタイプのヨガマットや人工芝などが経済的です.
後始末に関しては自治体のゴミ処理のレギュレーションに従ってください.
効率的に肛門をほぐせて、尻が汚れにくいワイドスクワットが基本になります.
強制排便派は軟便の噴射感を重視して脚を閉じて尻を大きく突き出すナロースクワットに人気があります.
下腹部マッサージを高める為, 手は腰もしくは腹に当てるようにします.
出る! 出る! 出た!
出る! 出る! むっちゃ出た!
まだ市民権を得たとは言い難い段階なので口には出さないでください.
残念ながら実際にやった人が居てVRスクワット脱糞界隈のイメージが悪化しています.
シンプルだが奥深い, そして仮想世界と強烈な現実の強烈な融合.
意識を異世界(VR)に置きながら, 究極の現実である排便を行うというパラレルワールド感はきっと貴方を虜にします.
排便自体は現実世界で行うのでフレンドに直接見られる事はありませんが,
やはりフレンドの前やねんね部屋で排便するのは思いのほか難易度が高いものです.
慣れるまでは空想排便で慣れましょう.