はてなキーワード: ショーン・コネリーとは
村上春樹批判が盛り上がっているので、2009年の読後感想日記を掘り起こしました。こういうところがキモかったです。
「いやはや、正体見たりですね」
「おシャレぶっていたけど、結局着いたところが渡辺淳一と同じという」
「違う道を通ってきたけど出会っちゃった。渡辺淳一の方が自覚あるだけまだいい。登場人物もそれなりに高齢になってくし」
「いや、これ遠のいたでしょう。褒める所がひとつもない」
「読んでいるときも不愉快だし、読後感も不快なのに、上下巻1000ページを一気に読ませるというのがすごい。それはすごい。そのノウハウを身につけたらいい商売になるよ。何書いても売れるね。そこは知りたいわ」
「だいたい女子高生が気持ち悪くて。何ですか、普通と違う才能があってまともに話せない胸の大きなパイパンの美少女17歳?『ダイジョウブ、セイリないからニンシンしない』吐きそう」
「いわゆる不思議ちゃん。でも女子高生は話の中ですごく重要なポジションじゃん。それをこんな書き方しかできないってのが作家として限界っていうか、ほんと正体見たりですね」
「あと、胸のことをしつこく言ってるのが気持ち悪かった。なんなの?おっぱい大好きですか。年とったらそーなっちゃったのかね」
「 『ノルウェイの森』でも胸のことは言ってたよ。ショートのコもロングのコもいいわ、ていうアレ。昔から同じと言えば同じか」
「でもあれは時代が過去だから、60年代末にはこんなこともあったのかな、て、一種の風俗検証と思えば済むところはあったんだけど、これは現代でしょ、今の風俗を描こうとしてんでしょ。全然描けてないそのズレが致命的」
「自分の年の半分の人間を仮想とはいえ現代を舞台に描こうっていうのが、若いつもりで足つってる。三人称ったって俯瞰してるわけでもなくてさ、別に今までと変わらないし。むしろ悪い」
「それに、宗教をどう捉えているか興味があったのね、『アンダーグラウンド』とかオウムを見てきて、新興宗教というものが何なのかの作家としての考察を。それが何にもない。ほんっとに薄っぺらい脳内世界」
「むしろオウムに謝れと思うよ。そんなんじゃねえだろ、人間ひとりひとりがアレだけのことをするっていうことは。リトルピーポーかよ。みんなリトルピーポーが悪いのかよ」
「いや、リトルピーポー的なものはいてもいいよ。でもその書き方の問題なのよ。あまりに中身がなさすぎる。ありそな顔してるのがまた腹だたしい」
「さなぎの中にイド?なんだっけ別の私がいて、それは実体じゃないから幼女だけどレイプしてもしていないとか。なんですかエロアニメのファンタジー?」
「しかも、トラウマですべて説明しようっていうのがペラペラだね」
「NHKの集金に連れられて歩くのがイヤだったとか。新興宗教の勧誘に連れられるのがイヤだったとか」
「まあイヤだろうけど、30歳にもなって引きずる話?」
「トラウマ話は天童荒太に任せとけばいいんだよ。もっと熾烈な目にあってる子どもはいっぱいいるよ。そんな、殺し屋になるほどの話かね」
「殺し屋(笑)。なんかヘンな映画でも見たんじゃないの。フェイ・ダナウェイに似てるとかってさ。ラストシーンは日本未公開でDVDで出てたちゃちなアメリカ映画を見ているようでしたね。殺し屋はともかく、男の方が腹だたしくてさ~。なにもしてないしさ。殺し屋が『愛のために』って命はってる時に女子高生にリードされてドリームセックスですよ。『セイリないからニンシンしない』って。アホか」
「ちょっと笑いすぎだから。あと殺し屋女は禿げた中年男が好みとかってね、そんな女会ったことねーよ。ショーン・コネリーじゃあるまいし鏡見たことねーのか団塊世代に都合のいい双方向の妄想ありがとう。むかつくわ」
「ていうか、下手なAVなんかよりずっとタチの悪いしろものだよ。文学気取りでさ。性犯罪を助長するよ。電車の中であの本を読むってのは巨乳ロリコン漫画雑誌を読むより恥ずかしいと知ってほしいね」
「読んじゃったけどね。またあの終わり方がね。終わってみてびっくりよ」
「いつもあんなんじゃん。それにしても今回が最低だけど」
「 『私には愛があります』ていうのもホントびっくり。手を握ったきり20年会ってませんがその訳の分かんない思い込み。何か美しいとでも?」
「愛ってね。とんだ飛び道具だしてきたね。いい年して」
「言えるのは、本当に年はとりたくないってことですね。こんな、他の資質でカバーしたり自分をセーブしたりしてきたのだろうのに加齢により浅はかさがだだ漏れになって正体見たりとか言われるなんて。それなりに世間の評価を受けて自分を律してきただろう人ですら、こんなになっちゃうなんて、年とるのが怖いよ。どんなに頑張っても人間は老いて劣化していくだけなのか」
「ガルシア・マルケスみたいな年とり方はできないのかね、ジャパンの作家は」
「ワールドワイドに活躍してきたけど、結局ドメスティックだったってのが泣けるわ」
「これがすごい売れてるってのも驚き。読んだ人みんなどう思ってるの?ホントどうやっても褒める所がひとつも見つからないんだけど」
「団塊世代は支持するんじゃあないの。まだ実際以上に若いつもりだから」
「このバッシングの輪を地道に広げていきたい」
「そうだね、仲間を増やしたいね」
実はこう思ってたよ、という女性たちの声が大々的に可視化されてよかったですね。
そういう声に耳ふさいで日本社会が連綿とアップデートせずに狭い縄張りで自己陶酔しているうちに世界の遥か後方に置き去りになってますけどね。まあがんばってこ
テレビでやってた「007は二度死ぬ」(日本を舞台にした1966年のジェームスボンド映画)を見ていた。
ボンドが優雅にウイスキーを愉しんでいるシーン。ところがテーブルに置かれている瓶はサントリー・オールド、「ダルマ」だった。
歴代ボンドガールに劣るとも勝らない容貌を持つ妻と二人で「そこでダルマかよwww」と指さして笑った。
英国スパイが嗜むウイスキーとしてダルマを出すとは、いくらなんでも場違いに見えてしまったのだ。
よほどサントリーがゴリ押しでタイアップさせたのだろうが、主演のショーン・コネリーは生粋のスコットランド人だし、無粋だなあと思った。
だが。
今でこそダルマはかなり庶民的なイメージのウイスキーだけれど、どうも調べてみると、60年代当時はもっとグレードの高いイメージのお酒だったようだ。
サントリー公式サイト オールドの歩み 60's~70's にはこうある。
“原酒100%のウイスキー”であるサントリーオールドは、中元歳暮の時期を除いて店頭に並ぶことがないとさえいわれる高嶺の花でした。働く男たちの憧れの酒──1950年代から60年代にかけて、オールドは「出世してから飲む酒」の象徴だったのです。
高級品だった!
大人の嗜みとして真っ先に思いつく、アルコールとタバコ。両方弱かったけど、タバコだけはヤニクラに耐えセブンスターを吸えるようになった。
社会性としては、どう考えても付き合い程度に飲めるよう慣れた方が良かったんだろうけど。でもタバコの方が魅力的だった。かっこいいから。
それか缶かしゅっ。ぐびっ。それでハイ終わり。
こう雑に言ったら愛好家に怒られるだろうけど、私にはそう見えた。
タバコは取り出してから火を点け、一息置いて煙を吐き出す。紫煙に目を細めつつ、頃合いを見て火をもみ消す。その一連の所作に、どうしようもなく惹きつけられた。
灰皿とライダーという喫煙具を常備しているのも、なんとなくかっこよく感じた。酒飲みは常に一升瓶握っている訳ではないし。
フィクションにおける小道具として登場するそれへの憧れも強くあった。映画スターがおもむろにタバコを取り出し火を点ける姿。昔はかっこつける気なんかなくて、スマホをいじるくらいにタバコを吸うのが当たり前だったのかもしれない。それがどうしようもなくかっこよく見える。戦争映画なんか観ると、無性にタバコを吸いたくなる。有害なマッチョイズムなのかもしれないけれど、子供がスーパーヒーローに憧れるが如く心惹かれてならない。
嫌煙が「正しい」側の時代だし、たばこ税の歳入が云々と正当化しようとするのも悪手だと思う。毒ガスを撒き散らす害悪な存在と罵られたら、不快に思えど返せる言葉はない。
自分はマックイーンでなければショーン・コネリーでもない。一服というシチュエーションに酔いしれる様をキモい、ダサいと思う人こそいれど、かっこいいと思う人などいないだろう。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 81 | 11759 | 145.2 | 46 |
01 | 92 | 17443 | 189.6 | 131 |
02 | 350 | 35562 | 101.6 | 131 |
03 | 291 | 36192 | 124.4 | 131 |
04 | 242 | 34513 | 142.6 | 139 |
05 | 31 | 3087 | 99.6 | 131 |
06 | 58 | 9845 | 169.7 | 11.5 |
07 | 43 | 7301 | 169.8 | 85 |
08 | 61 | 10836 | 177.6 | 58 |
09 | 88 | 10784 | 122.5 | 70 |
10 | 95 | 8729 | 91.9 | 31 |
11 | 116 | 10617 | 91.5 | 56 |
12 | 123 | 10032 | 81.6 | 40 |
13 | 176 | 16220 | 92.2 | 45.5 |
14 | 190 | 15733 | 82.8 | 39.5 |
15 | 102 | 11790 | 115.6 | 51 |
16 | 134 | 8872 | 66.2 | 39 |
17 | 133 | 14214 | 106.9 | 38 |
18 | 140 | 10564 | 75.5 | 44 |
19 | 211 | 14471 | 68.6 | 36 |
20 | 144 | 10929 | 75.9 | 54.5 |
21 | 179 | 30566 | 170.8 | 69 |
22 | 87 | 15552 | 178.8 | 34 |
23 | 154 | 10613 | 68.9 | 39 |
1日 | 3321 | 366224 | 110.3 | 67 |
モロニー(16), moloney(10), inoue(10), 井上尚弥(18), ショーン・コネリー(4), イマジネーター(4), バチェロレッテ(3), ワッパー(3), 大阪市民(5), 生理学(7), 蹴倒し(3), 維新(25), 生理(62), 援助(12), インセル(10), vs(22), people(9), 都(11), ピル(8), 滅(18), 子宮(9), 親父(9), 頼る(8), マンコ(10), 賛成(19), 大阪(27), 寛容(9), 出産(24), 嫁(26), 考慮(14), 鬼(15), 失礼(17), 性欲(28), 夫婦(17)
■なるほどって失礼なのかな /20201101014937(28), ■不労所得で生活していたけどサラリーマンに戻った話 /20201031203148(16), ■月経を抱えた人生が始まった12歳 /20201031152449(10), ■仕事に勤しみすぎて婚期を逃した /20201101175315(9), ■腐女子って「同性愛」に寛容な代わりに「異性愛」に厳しい人なんじゃないかな?と思った。 /20201031132245(9), ■「全部見た」系アニメレビューって使えない /20201101140626(9), ■もしもマイクラを日本のソシャゲ会社が買収したら・・・ /20201101182550(8), ■ワイが上昇婚できなかったわけ /20201031112006(8), ■2020年の渋谷ハロウィンを見て /20201101102312(8), ■ /20201031155410(8), ■ブギーポップは流行らない……(人の痛みについて) /20201101144602(7), ■大阪都構想否決に関する所感 /20201101231135(7), ■背中が痛い /20201101220533(6), ■心臓が痛くなってビビった /20201101234343(5), ■anond:20201031152449 /20201031172856(5), ■生理はないけど男だってつらいわ /20201101135807(5), ■えっちですねと言われて死にたくなった /20201101174453(5), ■anond:20201101195223 /20201101195837(5), ■誰でもいいから増田をクラックしてくれ /20201101200127(5), ■anond:20201101225742 /20201101225929(5), ■子育ては国がやるべき /20201031093952(5)
少し前の話だが、ロジャー・ムーアが亡くなったニュースを職場で知り、帰宅後に古い洋画が好きな夫にそのことを伝えようとしたのだが、映画に疎い私はそのとき「007の人が亡くなった」という程度のことしか記憶しておらず、そこから勘違いして「ショーン・コネリーが亡くなった」と言ってしまったことがあった
夫は少し怪訝な顔をして「ショーン・コネリー?本当に亡くなったの?」と尋ね直してきた
夫がこういう聞き方をしてくるときはだいたい私の勘違いであることが多いので、私は途端に不安になり「どうだろう、違ったかもしれない」と答えると、夫は「ふーん、まあ、後で調べてみるわ」と流された
そしてその日の夜、寝る前に「やっぱり亡くなったのはショーン・コネリーじゃなくてロジャー・ムーアだったよ」とスマホのニュース画面を見せて、それっきり夫はとくに何も言わなかった
他にも、私が車を運転するとき間違ったルートに進もうとしても「あれ、その交差点って直進じゃない?」などと一言言うだけで、そのまま私の進むに任せ、ようやくルートが間違ってることに私が気づいても「じゃあ、引き返そうか」と軽く促すだけだ
実家では、というか私の両親は夫とは全く違っていた
私が何か勘違いしたことを言うと即座に訂正され、もっときちんと調べてから言え、曖昧なことを言うな、昔からお前は…と、軽く一、二分はお説教が返ってきていた
車の運転のときも、カーナビの案内よりも一ブロック早く左折しようものなら大変なことになっていた
「そっちじゃない」「ウインカーあげるな」「カーナビをちゃんと見ろ」…怒鳴り声の二重奏だ