はてなキーワード: 007は二度死ぬとは
日頃かく汗といったら冷や汗ばかりの私が唯一健康的な汗を流すことが出来る行為が入浴だ。
毎日44度のお湯に1時間近く浸かっている。アチチなお湯だと思われるかもしれないが、家賃5万円のアパートのユニットバスでの44度は保温してくれないし、あっという間にぬるくなる。あっついのは最初の10分間だけ。
尋常じゃないほどの汗を首から上にかきながら本を読んだり音楽を聞いたりしていると、たまに上がるタイミングを逸することがある。
本や音楽がいい感じに盛り上がってきて、ここで中断するのは惜しいと思ってしまう時だ。
こんな時、私は死を覚悟する。既にお湯はぬるくなっている。少し寒さを感じるほどだ。
それでも風呂から上がれない。脳みそがそれを許さない。正直なところ身体はだるい。風邪を引く。こじらせる。死ぬ……かもしれない。
このことを友人に話すと馬鹿にされるが、「007は二度死ぬが、俺は毎日死にかける」とわけのわからないことを言って反論したつもりになっている。
最近はこのスリルがクセになってきた。トランス状態とでも言うのか。万引きをやめられない主婦やロッククライマーの気持ちがわかった気がする。
ぬるいお湯に浸かりながら。
なんとなーくゴールドフィンガーとかロシアより愛をこめてとか一部だけ聞きかじってた程度だったけど、Wikipedia見て鼻血出そうになった。
全部かっこ良すぎる。
イっちゃいそう。マジで。
カジノ・ロワイヤル Casino Royale (1953年)
死ぬのは奴らだ Live and Let Die (1954年)
ダイヤモンドは永遠に Diamonds Are Forever (1956年)
ロシアから愛をこめて From Russia, With Love (1957年) 映画版の邦題は「ロシアより」であるが、小説は「ロシアから」である。
わたしを愛したスパイ The Spy Who Loved Me (1962年)
女王陛下の007 On Her Majesty's Secret Service (1963年)
007は二度死ぬ You Only Live Twice (1964年)
黄金の銃を持つ男 The Man With the Golden Gun (1965年) 映画版の邦題は「黄金銃」であるが、小説は「黄金の銃」である。
バラと拳銃 For Your Eyes Only (1960年) 旧邦題『007号の冒険』
危険 Risico
珍魚ヒルデブラント The Hildebrand Rarity
オクトパシー Octopussy and the Living Daylights (1966年) 旧邦題『007/ベルリン脱出』
オクトパシー Octopussy