はてなキーワード: 仕業とは
「東京入管のやってきた極悪非道な行いに比べれば、落書きぐらいささいなことだ」
という書き込み一辺倒で、若干ひく。
本来であれば、行政機関が行った処分について不服があるのであれば、行政不服審査法に基づいて不服申し立てをしなければいけないけれど、
(それでも動いてくれるかどうかは、労基署の例もあるのでなんともいえないけれど)
移民当事者は日本語もろくに分からない状態で、ましてや日本の行政手続きなど知る由もない。
だけど、なんとかして自分の今の状況を訴えたい。となるとあれしかないという気持ちも分かる。
だけど入管側としては、きちんとした手続きを取っていないものは認められないという、お役所のセオリーでしか物事を考えていないわけで、
挙句の果てにあれを「落書き」呼ばわりしてしまうという、意識のすれ違いが生じている状態だと思う。
ただ、これだけネットの意見が一辺倒だと、日本のプロ市民の仕業かと思ってしまう。
日本のプロ市民があの落書きを行って、入管が構ってくれたのをいいことに一斉攻撃する。いつもの光景だ。
もしこれがアメリカ(トランプ政権)で行われていたらどうなっただろうか。
なるほど、かっぱの仕業か
「主人公とサブヒロインにくっついてほしいファンがメインヒロインをボコボコに叩く」というのはよくある話だが
男女カップル好きが別の男女カップル好きを攻撃する、という筋書きは
男性の多いSNSでは別に炎上しない。男女カップル好きキモーとは言われない。むしろ一緒になってメインヒロインをブスだのウザいだの言って叩く
恐ろしい罵倒の数々を晒しても加害者が別の男女カップル好きと分かればフーンで流す
しかしこれが「犯人は主人公とライバルのホモカップル好きの腐女子だ!メインヒロインを叩いてるのは腐女子!」と噂を流せば途端にメインヒロインかわいそー!腐女子こえー!異常すぎ!引くわー!となる
あれ、メインヒロインを罵倒してる人のツイッターのプロフィールをよく見たらライバルファンじゃなくてサブヒロインファンばっかりじゃない……?と指摘する人がいても無視して腐女子の仕業!腐女子がやってる!怖い怖い!と叫び続ける
「男女カップル好きな奴が暴れている」より「夢女が暴れている」、「夢女が暴れている」より「腐女子が暴れている」筋書きの方が
圧倒的に面白いし
事実確認を一切しないまま大喜びで飛びつくんだろうなあ
普段はこの案件は部外者の自分が首を突っ込むことではないと冷静に判断する人も
何も知らないのに
腐女子ならやりそうだ、さもありなん、自分は前からおかしいと思っていた、としたり顔で眺めている
メインヒロインがどうこうじゃなくて例えばこの人があの人の漫画をパクったらしいとかあいつがアニメのイベントでこんな痛い行動をしていた~とかいろんな「炎上」があるたびに100:0で腐女子のせいになるしこれからもずっと腐女子はみんなのピニャータにされ続けるんだろうなあ
>そんなところで大騒ぎしたって、企業のなかでの男女の労働環境格差であるとか、子供の産みやすさであるとか、性犯罪であるとか、女性からの労働搾取とか、何ひとつ少しも改善しない。
>医大の受験で男女数が操作されてたほうがよほど深刻な問題じゃない?
本当それ。
ラノベだとかキズナアイだとか下らないことで騒いでる暇があれば現実の女性差別問題に着手してほしい。
だが、それはそれとしてオタクは信用ならない。
今回キズナアイを擁護している表現の自由界隈の代表格が東京医大を擁護してポリコレ棒ガーフェミガーと言ったり、
散々「児童性犯罪の大半は父親の仕業だオタクを叩くな!」と言っていた癖に、その父親の児童性犯罪を問題視する #私が父親が嫌いになった理由 タグを「フェミは理想の父親を求めてるんだな」などとドヤ顔で分析してフェミ叩きしたり、
現実の女性がロボット扱いされ拒否権を奪われ危険なプレイを強いられる「ロボデリ」を問題視するフェミに「オタクを叩くな!二次元を叩くな!ババアの嫉妬!」と的外れに喚いたり
表現の自由とかオタクとかの問題関係ない切実な女性差別問題にも噛み付く、フェミ叩きしたいだけだろ、って奴が多すぎる
そんな奴らに折れたくないってのもわかる
後日、俺はマンションで起きた怪奇現象を、大家に包み隠さず話す。
大家は疑うわけでもなく、あっさりと話を信じた。
そして、確認のために俺の部屋である104号室を見に行くことになった。
「まあ、同意の上でとはいえ、仕事を紹介したことに負い目はあったからな」
その場には、証人としてタケモトさんと弟も来ていた。
「じゃあ、104号室。入りますね」
大家が104号室の扉をあけようとした、その時ーー
「その前に、103号室を見てもいいですか?」
「え、そっちは空き家ですよ」
だが、驚きはしない。
「ええ、でもそこから内線がかかってきたのが気がかりなので、確認のために」
「はあ、分かりました。でも何もないと思いますけどねえ」
「ほら、何もないでしょ」
当然、そんなことは承知の上だ。
「俺は心霊現象だとか、そういうのを信じないタイプなんですよね。でも案外そうじゃなかった」
俺は唐突にそう語り始める。
「はあ、そうなんですか」
「心のどこかではまだそういうのを信じていたから、そういう考えになってしまった。そんなものに気を取られず、もっと冷静に考えればいいだけだったのに」
勿体つけるように、迂遠な言い回しをしながら室内をグルグルと回る。
「えーと、つまり何が言いたいので?」
「とどのつまり“前提”なんですよ。今まで起きた出来事を“どういう前提”で考えるかが重要なんです。これまでの出来事は“心霊現象という前提”などではなく、“初めから人為的なものによって起きたという前提”で考えるべきだった」
俺がそう言った時、大家の顔が一瞬だけ引きつった。
「例えば、エレベーターの窓から人が見え続けていたのは、そういう形をした、裏表で絵柄の違うステッカーなどを貼っていたからでしょう。その後は見かけなかったので、すぐに剥がされたのでしょうけど」
「103号室から来た内線は何てことはありません。実際にここ103号室からかけてきただけです。この部屋に堂々と入ってね」
その他、俺の身に起きた心霊体験も全て否定することは可能だが、長くなるのでこの辺で本題に入ろう。
揺さぶるなら今だ。
「そんなことが出来る人間、そんなことをしても咎められない立場の人間……そうなると答えは自然と導かれます」
俺は大家の方を強く睨みつける。
「な、何を……なぜわたしがそんなことをしないといけないんですか」
「それはこっちが聞きたい」
「そんな推測で疑われても困りますよ。わたしがここに入った証拠もないのに」
「証拠ならありますよ。この部屋にあった青い布の切れ端。あなたが今着ているのと同じだ。つまり、あなたは最近ここに入ったということ」
「ち、違う! それは自分のじゃない。昨日だって赤い服で……あっ!」
当然、これはブラフだ。
俺が長々と喋っている間に、弟にこっそりと服を切らせた。
「語るに落ちたな」
相手が自白してくれるよう他にも証拠をたくさん作っておいたのに、まさかここまで早く落ちるとは。
こんな間抜けなヤツに今まで踊らされていたかと思うと、我ながら情けない。
「まあ、とりあえず……社会的な制裁は勘弁してやるから、俺の個人的な制裁に付き合ってもらおう」
こうして俺の一人暮らしのバイトは夏休みの終わりと共に終結した。
夏休みボケを治す一環のバイトとしてはビミョーだったが、上等だと思い込もう。
後にタケモトさんから聞いたことだが、どうやら俺の住んでいた部屋はかなり状態が悪かったらしい。
大家はリフォーム代をケチりたかったが、このままだと誰も借りてくれない。
案外そういうところに住みたがる物好きがいるらしい。
その自作自演に、俺は付き合わされたってわけだ。
「このテのパターンだと、怪奇現象の中の一つは本当の幽霊の仕業だったとかいうオチが鉄板だけど、ことごとく大家の仕業だったなあ」
「いや、そのパターンにしても今回のはくだらなさすぎるだろ」
とはいえ、怪奇現象、心霊現象なんて冷静に見れば大体くだらないものなのかもしれない。
「あ、ひょっとして、よくよく考えてみたら怖い話ってパターン?」
「お前は一体なにを期待しているんだ」