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はてなキーワード: 就職とは

2024-05-19

物差しに乗ってこない当たり前品質っていろんなものにあるんだなと振り返って

友達づきあいしろ恋愛しろ婚活しろ

就職しろ現場採用しろ仕事の内容にしろ

見えてるもの価値を明確に損ねてることはあまりなくて、けどごめんなさいってされるわけだ

その当たり前品質ってなんだっただろうか、と省みる

まあ振り返ったところで何にもならないが

女性ミラーリングされた途端に「育休が癌」なの自白し始めて笑った

追記

ブクマされてたから先に書いておいた増田追記として貼っとくね

https://anond.hatelabo.jp/20240519103938

ちなみにこういう話になるとネット上の男は「女も育休使わなきゃいいじゃん」って言い出す

女を苦しめることができるし、男の行動は変えない理由ができるから

俺も男だからこれくらいは簡単に読めるw

って内容です

追記終わり

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

男性は育休取れないから、子供まれても育児出来ないんだってよw

制度としては認められているし、会社拒否できないのに

男性は育休取れないんだって

なぜか?それは育休取るとポジション失ったり上司から不興を買ったりするって知ってるからだよな

じゃあなぜ女性は育休取れるのか?

女性不利益被りながら育休取ってるだけなんだよな

それゆえ「収入が落ちる」ことがあったり「パート勤務」に転職せざるを得なくなる

でもこう反論する男もいると思うんだよ

女性最初から育休を織り込み済みだから男性ほど不利益にならない

ってね

そして、男性は育休なんて使わない前提だから、社内に与えるインパクトが大きく

上司理解も得られないと続くわけだ

かにそういった面はあるだろう

でもそれを認めた時点で「就職」にも「仕事の振り方」にも「給与査定」にも

いろんなところに男性優遇があることを認めることになるんだぞ?

だってそうだろ

男性優遇が無いなら男性が育休使ったところで

女性が育休を使う場合と何の違いも出ないはずだから

男性社員が1年育休使いたいって言われても、珍しさからちょっと驚くぐらいで

「まあ女性が使うのと一緒か」って合理的判断に落ち着かないとおかしいんだよ

でも男性の育休だけ嫌う

それには「男性に育休を使われると会社として困る」事情がないと辻褄が合わないんだよ

じゃあ「困る理由」って?となると

となるわけだよね

「女は実力がないだけだ」とか「女は働きたがらない」とか「パートばかりするから収入格差があるだけだ」などというデータの表層だけ掬い取って都合のいい解釈して事実を包み隠すのは無理あるのw

あと「男は時短勤務できない」って言い訳も笑えるよなw

パートでも何でもやれよ

「なぜ男性だけ時短できないんですか」ぐらい言えよ

時短になっても貢献できます」ぐらい交渉しろ

女より優秀な社員様なんだろ男性はw

そんな行動も起こせないなら、せめて素直に「身分の低い女と同じ立場になりたくないんです」ぐらい言えよ

ほんとネット上に現れる男って論理より感情言葉吐くよな

男の立場を守るために嘘しか言わない

煽りで話ズレちゃったけど、、、

ここまで読んだなら

男女格差の癌は「育休格差」って認めてくれたと思うので男性も育休取るように!

女に育休を押し付けるな

せめて女より年収少ないなら取れ

今の日本社会じゃ夫か妻のどっちかは不利益避けられないんだ

だったら年収が低い方が被るのが当たり前だろ

社内でちょっと白い目で見られることぐらい許容しろよ?

男性優遇社会女性男性と同等以上の年収得るより簡単なことだ

それに男性全員が取るようになれば不利益も無くなることぐらいわかるだろ?

それはつまり男性も育休を取れば女性不利益も無くなるってことだ


anond:20240517191901

ちなみになる話

中小企業ほど男性は育休取れない」「時短勤務できない」なんてブクマも多いけど

これも「中小企業ほど女性採用しない」ってことの裏返しだから

男は育休押し付けた結果、優遇されまくりですねー

あと最近こういうの書くと「女認定増田」が現れるけど男なんでよろしくw

論理的に考えりゃ普通の男は「育休が癌」ってわかってるんでw

https://anond.hatelabo.jp/20240519044748

  文科一類に入ったが家に帰ってニートにならずに就職した法学部卒の40歳か? 他の奴は家に帰ってニートになったと思うのだが。そういう女しか今時ギリ健とかい言語を発動しないだろ。

  舟渡に住んでいる彦田まり恵は後輩の27歳、裁判官で、おまえは不明。 30代40代東大法卒の司法関係者など聞いたことがない。

2024-05-18

anond:20240518003056

なんかちょっと前に陽キャっぽい学生ばっかりの政治団体なかったっけか

あれ、参加した人すごく後悔してるらしいね

企業政治活動してる若者うから顔写真とか残ってると就職に影響でたりする

から、前途ある若者は表だって活動するの避けるし、デモに参加してもクビにならないおじおばか、無敵の年寄りしかデモに参加しない

2024-05-17

維新しろ市長しろ地元地元言っといて結局東京行くんかい!って

チーム愛を口にしながらFAみたいな

…でもさ、地方創生とか言っとるお偉いさんの御子息、東京大学行って東京就職してるパターンだらけなんだよな

分かってるんだよ皆。

anond:20240517220043

900まで取れるのに就職でどう活かしたらいいのかもわからんかい

anond:20240517203434

空いた時間で見るのがアニメってのが引っかかるかな

大学での勉強って確かに独学でもできなくはないけど、体系化された講義とか信頼できる本のピックアップとかは大学に行かないと得られない恩恵だと感じたよ

とはいえどんな大人になりたいかで決まるかな

高卒就職して周りとうまくやっていけそうな性格ならよし、そうじゃなきゃランク下げたり文転してでも行ったほうがいい

人生ゲームと考えるなら

10代は勉強していい会社就職できる土台作り

20代恋愛して結婚相手探し

30代以降は仕事に邁進

が1番効率的だよな

anond:20240517183439

はてなは昔正社員だったころに応募して落ちているので就職できない…。

親は案外子供のことをよく見ている

昔、博士って言葉に憧れがあって博士になりたいって言ってたんだけど、親に「お前は頭が悪いんだから無理」って言われてた。

それに反発するように中高は友達も作らずひたすら勉強に費やした結果、3浪から三流私立文系学科に進学し、

学費を稼ぐ為にはじめたバイトの方が楽しくなって、学校にろくに通わなくなり2留から中退

今春から23高卒として18歳の若者と一緒にプレス作業をしている。

そんな人間就職できる程度の職場なので、相当にあれで、既に上長の指示を無視して作業して指を挟んで病院に運ばれた高卒がでている。

親ってのは本人以上に子供能力を正しく把握しているもんだなと思う。

素直に高卒から公務員でも目指しておけばよかったよ。

東大京大だけ授業料無料みたいなのはいい

官僚になったら無料研究継続民間起業無料

でも外資就職したら学費10倍の借金背負わせるみたいなのをやっても、優秀なら外資がそのお金を払ってくれるよね

弱男は男性に非ず

男は男ってだけで進学も就職もゲタ履かせてもらえるじゃんね

俺は明らかに姉より教育に金かけてもらえたし、就職も明らかに俺より成績のいい女友達が落ちて俺は受かったし、就職してからも優秀な女の同期より早く昇格できてるし、男で得したなあってことがたくさんある

から女はイージーモードとか言ってんの見ると本気でアホじゃないのかって思う

ゲタ履かせてもらってんのにもかかわらず完全に自分のせいで落ちこぼれ弱者になってるような奴が何言ってんの?

そんなクズ男性として女叩きしてんの嫌悪感しかないわ

そもそも弱男は低身長筋肉もなく男性ホルモンが乏しく生殖機能もない(使うあてがなければないのと同じ)ので、生物的に男性に含めるべきじゃないんだよ

あ、もちろん女性でもないからな

「男らしくない女の腐ったようなやつ」ってまさに弱男のことじゃん

弱男は男性に非ず

弱男はこれをちゃんと肝に銘じて生きていくように

こんなにも転職しづらい社会構造で「その仕事を選んだお前の自己責任」と言われても困るんだが

就職市場活性化してない時代になんとか就職

勤め始めてすぐに違和感を持つが毎日業務に忙しくて転職は後回し

気づいたら結構な年齢になっていて転職時に求められるスキルも増える

他業種に行くにはスキルが足りないが、今いる業界は正直合わない

でも年齢的には転職してもフリータービルメンぐらいしか道が残されてない

詰み

転職年齢制限がかかってしま社会構造のせいでどうやってもこういう流れになってしまう人が数割出てくるんだよね。

そういう人が「俺の業界マジでココがクソなんだよねークソさを減らす方向にシステム組んであると思ったらむしろ加速させる方向にばかり進めたがるのがマジで終わっててさ―」と言ってるのを聞くや、「でもそれってその業界を選んだお前の自己責任だよね?」と野次を飛ばす人が飛んでくる。

ちょっとマジでこの社会はしんどすぎるだろ。

SES知ったかぶりばかりの地獄になっている所に派遣を多用してマジで皆よく分からんまま申次も出来ずに入れ替わっていくとか、独身者まで3月4月の卒業入学シーズンに転勤させたがるせいで毎年引っ越し難民が出てる業界とか、組織のクソな所を少しは改善できる手段がある気がするのに全く解決する気がない所が沢山あるやん。

そういうのに対してまで「就職前に分からなかったの?」と言われてもさ、「ここまで酷いなんて外からじゃ分からんよ」としかならんやろ。

anond:20240517001457

外車じゃなくても4人で乗れる車はたくさんあったんじゃないかな…。

でもわかる、見栄を張りたくなってしまうんだよね。

うち本当に貧乏で~、とか言えない。

恥ずかしくても申請して副業するのが良いんだと思うよ、本当は。

でもばれたくないよね、わかるわ。

私も就職したら周りは毎年家族海外旅行に行ってるような人たちばかりだった。

まりがけの旅行なんて修学旅行しかしたことなかったのに、言えなかったあまりに惨めで。

2024-05-16

子供を3人育ててわかったこと。

今年で三男が高校になる。ようやく子育てもひと段落

これから夫婦ふたり旅行とかしながらゆっくり年を取っていきたい。

で、子育てで気づいたんだけど、やっぱり生まれ持ったものって親はどうしようもない。

長男には期待して私立中学に行かせたんだけど、結局大学行かずに就職してしまった。

次男は塾も何も行ってないのに成績トップクラス

三男は中間といったところだ。

妻と私は長男にすごく時間お金投資したと思う。

次男放置してしまたことも多いのだけど、勝手勉強して勝手国立大学に入った。

三男が一番手がかかってない。けど結果的健康的でバランスが良く育ったのは三男。

ほんと、子育てって生まれ持った素質がほとんどだと思う。

親がどれだけ「こうなってほしい」といってもそうはならない。

3人育ててようやく分かったよ。

無自覚パパ活してた話

パパ活という言葉流行り始めたのは2015年かららしい。今回はその前の2013年地方パパ活のようなもの出会ったときの話をしたいと思う。

2013年大学卒業し、地元就職した私は友達に飢えていた。小学中学不登校だったので、いわゆる「地元友達」が居なかったのだ。

Twitterを見ていると、東京に住んでいるフォロワーがそのフォロワーオフ会をしたり、さらにそこから親交を深めて友達になっている様子がたくさん流れてきた。

家と会社の行き来ばかりで親しい関係の人も居なかった私はそれを見てさら孤独感を深めていった。

そこで、私もインターネット友達を探すことにした。mixi登録して、地元コミュニティを探して「友達募集している」という旨を書き込んだのだ。

そこで、一人の男性メッセージのやり取りをした。その男性は42歳だった。友達になりましょうと言ってくれて、まずは会いませんか?と誘われた。

アラサーの終盤を迎え、いろいろと世の中のことが分かってきた今の私では決してその誘いには応じなかっただろうが、その時の私は応じた。

理由としてはあまりにも「友達」という関係性に飢えていたことと、地元ボードゲームをする集会の中で一回りや二回りくらい年上の男性純粋に楽しくボードゲームできていたから、「この人も純粋に私と友達になりたくてメッセージしてきてくれたんだ!」と思ったかであるボードゲームの人と友達になればええやん!とツッコミを入れられるかもしれないが、当時の私にはその発想が無かった。

というわけで、地方の中でも一番大きい駅で待ち合わせして会うことにした。電車に揺られる中、「友達になれるかな……?」ととても緊張していたことを覚えている。

実際に会ったその男性の姿は、白髪交じりで小太りだった。そのことは特になんとも思わなかった。容姿なんかより友達になってくれるかが私にとっては重要だったのである

挨拶を交わしたあとは、そのまま男性駅ビルにある中華料理店に入った。そこでいろいろと話をした。

男性は既婚者であるらしい。最近出会って数ヶ月で結婚したスピード結婚らしい。「そんなに早く結婚することもあるんですね〜」と私が驚いて言ったら、「大人はそういうこともあるんだよ」と言われたのが印象に残っている。

「俺、月収いくらだと思う?」と聞かれたので、当時の私にとってはとても大金である30万ですか?と答えたところ、「もっと多いよ……」とちょっと不機嫌な顔をされたのを覚えている。女性の「私、いくつに見える?」の男性バージョンは「俺、月収いくらだと思う?」なのだなあと感じたものである

「そのうちホテルにも行きたいね〜」とも言われた。さすがの私でもホテルに行きたいの意味はその時知っていたので「友達とはちょっと違うな……?」とそこで思った。

料理も食べ終わり、その後、解散する流れとなった。男性食事を奢ってくれて、私に家族の分も含めたケーキの詰め合わせも買ってくれて、帰りの電車賃も出してくれた。「そこまでしてくれていいんですか?」と聞くと、「出したいから出してるの」と言われた。「そういうものなんだ……」と思った記憶がある。

家に帰ってからその後は、「ホテルに行きたい」という言葉からしてこれって友達じゃないなと思って連絡はしなかった。相手からメッセージは来たが無視をすることにした。

エピソードはここで終わりである。「お金を自ら出したがる人」がいるんだな〜って思ってたけど、これってもしかしたら無自覚パパ活しかけた話なのではないかといま振り返ると思う。今の人は自覚的にこれをやってるんだな〜と思うとなんだかすごいなあと思うのであった。

ちなみにその後、友達募集掲示板で同世代友達募集して300人くらいとLINEのやり取りをしたが、交友関係ができたことは全く無く、しばらくやり取りをするうちに切れてしまった。

Twitterフォローしてる人たちとはなんとなく関係が長く続いて、会ってくれたり、遊んでくれたり、友達になってくれた人も複数人いる。

やっぱり、Twitterしか勝たん。

そんな話なのであった。

anond:20240516113305

自分のことを成功した氷河期世代と思い込んでる病気みたいなやつが上司やったで

 

中小企業出世できず役職なしで小さなチームのリーダーやってた。

 

就職難で自分に適性のある仕事につけなくて、とりあえず内定出たところにしがみついてるのが丸わかりでとにかく毎日パワハラ

非正規雇用の部下が何もできないんで正社員の私は困ってます

みたいなのが口癖

 

まあそこも倒産したんだけど

anond:20240516005231

くそれ言う人おおいんやけど、それはどういう観点で言ってるか聞いてもいい? 僕の街は人口1万人程度の街で、高校も少ないし給料格差関係で都会の大学には行かせにくいから、周りの同期も大学落ちたら就職なりしてたんだよな そんで僕は限界集落に近い所に住んでて 幼少期、一番近くの友人が3キロ離れた集落にいたからなかなか会いに行けなくてコミュ力もなかなかなかなかm 子供の将来を考慮すると

anond:20240515221358

続きです。

しかし、結果的に言うとマンガ部も違った。こんな言い方が正しくないのは分かっているが、みな意識が高すぎるのだ。真面目にマンガに取り組もうとしている人たちばかりだった

「人は経験したことだけしか描けない」という信念のもと、学外活動にも熱心だった。いろいろな経験を積むことで、その経験作品に、キャラクターに深みを与えるのだと。マンガが好きだからマンガしか読んでない奴には面白いマンガは描けない。そう断言してはばからない人たちだった

しかし俺はその考えには否定的だった。なぜならエロ自由からだ。エロく感じるなら現実など無視して良い。腹ボコ子宮姦も感度3千倍もリットル単位の精液も、どれも現実にはありえない。だがありえないからこそエロいのだ。現実に縛られずに自由に描けるからエロマンガエロ同人エロいのだ

そして俺は漫画家になりたいのではない。エロ二次創作がしたいだけだったのだ。そのためだけに絵を練習してきたのだ。男などは描きたくはないが、竿役がいないと始まらないので仕方なく練習した。毎回毎回異空間に閉じ込める訳にも行かないから、背景も勉強して練習した。もちろん女体もしっかり練習した。だがしかし精緻な設定も重厚ストーリー人生経験エロ同人には必要ないし、そもそも俺にそんなものを生み出せるはずもない。生み出そうという気持ちすらない。俺にとって重要なのは読子まほろさんをんほおさせること。それだけだから

とはいえ先輩方の絵は上手かったし、デッサン勉強会なども定期的に行われていて、同期で入ってきた部員も何人かいたので、しばらくはこのままでいいかと思い、部に残ることにした。表向きは俺も漫画家志望だということにして

マンガ部では定期的に部誌を発行しており、部員は全員それに載せる作品を描くことが義務だった。作品を落とすことは一度目はセーフだが二度目はペナルティ部員全員に食事を奢る、部誌の印刷代を出すなど)を課すという厳しいものだった。なので落とす人はほとんどいなかった。が、これに毎回苦戦していたのが俺だ

だってそうだろう。自分が一から考えたマンガなど、俺は一度も描いたことがない。ストーリーがあるマンガも描いたことがない。だが見様見真似でコマを割ることを覚えたりと、マンガ形式を少しづつ学べたのは良かったと今でも思う

そうして大学生活や部活動にも慣れ始めた頃、ついに俺は念願を実行に移すことにした。そう、エロ同人作家としてデビューすることだ

いきなりコミケハードルが高すぎるし、何よりもサークル当落があるので、本ができても落選では意味がない。だからまずは手近なイベントにしようと俺は考えた。ネタとしてはやはり、当時人気だった「おねがい☆ティーチャー」が鉄板だと俺は予想した。印刷所も手配し、同期にも手伝ってもらって原稿も描き上げた。この同期は真面目でエロマンガエロ同人などには良い感情は無かったが、それでもマンガであることには変わりはないと割り切って手伝ってくれた。マンガとして成立しているかもきちんとチェックしてくれた。コマ運びや大ゴマの使い方など、エロしか描けない俺の絵を「マンガ」にしてくれたといっても過言ではない。ただ、俺が本当にやりたかったのがまさにエロ同人だったと知っていたら手伝ってはくれなかっただろう。そういう意味では騙したみたいで、今でも時々申し訳無さを感じる

そうして出来上がった俺の初のエロ同人誌は、自画自賛だがなかなかのものだったと今でも思う。もちろん今から見れば何もかもが荒削りだし、絵だって素人にしてはまぁまぁ、というレベルだ。当時と今とでは要求されるレベルが違うが、それを勘案すれば「まぁまぁ」だった(今基準ならクソ認定されるかもしれない)

そして結論から言うと、俺のこの初エロ同人誌は完売した。ビビって100部しか刷らなかったのを後悔した。初めてのイベント参加で、初めての本なんか売れるわけがない。そうネットでは言われていたので、100部というのもかなりの冒険だったのだけど、当時は最低ロットが100部からだったので仕方なかった。今のオンデマンド方式なら部数は自在から、30部ぐらいにしていたかもしれない。それはともかくとして

初めてのエロ同人完売したという事実に俺は喜びに打ち震えた。たった100部とは言え、初めての参加で初めての本だ。それの「完売」の勲章は何物にも代えがたい。今までの努力が認められた気がした。エロ同人作家として価値を認めてもらった気がした。子供の頃からなりたかったエロ同人作家に、いちおう俺はなれたのだ

そこから俺はイベントごとにコンスタント新刊を出すようになっていった。この頃にはとらのあなが最大勢力で、信長書店メッセサンオーといった同人を扱うショップも多くなってきた。一方で長年お世話になっていたLLパレスは悲しいことに規模を縮小していったが、こういうショップが勃興することで、俺は部数をどんどんと伸ばしていった。イベントで売れ残っても、その在庫ショップが引き受けてくれるのだから、スペースの限界まで持ち込めるのだ。100部から始まった俺の本の印刷部数が4桁後半になるのもあっという間だった。実家から離れて一人暮らしを始めたのもこの頃だった

一方で同人活動にかまけて、学業どころか大学生活が破綻するようになった俺は留年危機を迎えていた。おまけに世は就職氷河期真っ只中である。だが俺はまったく気にしていなかった。この頃の俺は1000万円以上の収入エロ同人から得ていたからだ。就職卒業もする意味理由も俺にはまったくなかった。が、親に懇願されたのもあって、卒業だけは一応しておくかと思って追試でどうにかなった。大学側の温情も多分にあってのギリギリ卒業だった

から就職をどうするのかと何度も問い詰められた。いまの状況ではまともな就職など出来ない。だからしばらくフリーターをやると言うと、それなりに納得していたようだった。エロ同人作家フリーターも似たようなものだ。だから俺はここで本当の「エロ同人作家」になった。大学生のお遊びではない、本物になったのだ

さて、無事に大学卒業して「職業エロ同人作家」となった俺は、変わらずに活動を続けていた。好きなアニメゲームを見ては妄想股間を膨らませて、いかにこのキャラアヘアヘ言わせるかだけを考えていた。清楚なタイプならギャップ萌えダブルピースも悪くない。ロリロリでもアリだ。ちょうどこの頃はメスガキ分からせという概念も生まれつつあって、それに乗った俺は絶好調だった。少なくとも表面上は

だが、当時は分からなかったが実は俺はほんのりとスランプを感じていた。マンガ技術は桁違いに向上したし、画力だってプロと比べても遜色ないほどに腕を上げた。しかしやってることや描いてる内容は最初デビュー作品から何も変わっていない。いや変えられなかったからだ。技術レベルは上がっても、「中身」は小学生レベルなのだ小学生の描くバカみたいなマンガプロが清書してるだけのようなものなのだ。誰を描いても、何を描いても「うんこ! おしっこ! ギャハハ!」だ。そういうものを延々と再生産しているという事実に気がついた時、俺はゾッとした。結局のところ、俺はエロ同人作家」としては何も進歩進化もしてないのではないか。そう思った

学生の頃、マンガ部の真面目な先輩たちが真面目にマンガを描いていたのを見て、意識が高くて違うなぁと思った。俺にはそんなもの不要だと考えた。エロ同人必要なのは、一にも二にも画力エロスだけだ。そう信じていたが、そうではなかった、エロとはそんな単純なものではない。…俺はそんな風に段々と思うようになっていった。エロスとは人間真実を浮かび上がらせる深奥なる営みの一部なのだ、と。今頃になって先輩たちの「人は経験したことだけしか描けない」という言葉が俺の心をえぐるようになっていった

しかるに今のこの俺はどうだ。実際のセックスなど知らずに、小中学生妄想をただ絵で表現しているだけの、エロスも人間も描いていないただ手先が器用なだけのバカなのではないか小手先エロい絵を描いてるからある程度評価されてるだけで、「作家」としての評価は下の下なのではないか

俺は「漫画家」になりたかった訳では無い。ただエロ同人作家ありさえすれば良かった。だがエロ同人作家であろうとするなら、同時に「漫画家」的な資質要求されるのだということを、俺はようやく思い知った。エロいからというだけで、設定など無視してキャラアヘ顔ダブルピースをさせるなど、そもそも作品理解していないから出来ることだ。果たしてそれは二次エロとして正しいのか。エロ同人作家としてあるべき姿なのか。そんなことを突きつけられた気がした

から思えばそれは事実だった。だが当時の俺に、その事実を受け入れ、飲み込む度量はなかった。なまじ売れていたからこそ、自分が真のエロ同人作家ではないという事実が受け入れられなかった。あれほど憧れたエロ同人作家として成功したというのが、すべて幻だった、勘違いだったなど受け入れられるはずがない

から俺は、「本当のセックス」を知るためにまず風俗に行くことにした。実際のセックス体験すれば、それが何らかの形でマンガフィードバックできると考えたからだ。そのフィードバックを得られれば、俺は一つ上のエロ同人が描けるようになる。そう信じた。マンガ部の先輩たちが言っていた「人は経験したことだけしか描けない」という言葉に、今更のように俺はすがった

だが、「実際のセックス」は俺の求めたフィードバックインスピレーションも、何も与えてはくれなかった。実際のセックスはさほど刺激的でもなく、快感という点でも右手に大きく劣るという有り様だった。しかし一つだけ大きな学びがあった。「セックスはいうほど気持ちよくはないが、しか女の子イチャイチャするのはたまらなく心地良い」のだ

話は少し前後するが、俺は外面が良いというのは何度も書いた。芸能人レベルイケメンとまでは言わないが、雰囲気イケメンぐらいではあった。身長だって175センチあって、武道で鍛えてはいたので細マッチョだったから小中高と女子には受けは良かった。告白されたことも何度かある

でも俺はそれらを断った。なぜか? それは真実を知ることで幻想が壊れることが怖かったからだ。そして己の欲望ありのままにぶつければドン引きされるのが分かっていたからだ

俺とて子宮姦など現実にはできないことは知っているし、そんな長大なナニも持ち合わせてはいない。感度3千倍なら脱法ドラッグあたりなら何とかなるかもしれないが、それとてリスキーが過ぎる。なにより俺には妹がいると最初に書いたが、そのせいで「現実の女」に対する期待値などゼロだった。「人語を一応は解する邪悪な獣」である妹が俺の中では現実若い女性のモデルケースだったので、そんなのの類似品と「お付き合い」など出来るはずがないし、したくもなかった。故に俺はセックスへの憧れ、期待を持ちつつも実行には至らなかった。現実女子などは鬼神のごとく敬して遠ざけるのが最良なのだ

とはいえ性欲は人並み以上にあったので、ヤりたい気持ちは常にあった。ヤれそうなタイミングもあった。しかエロ同人的な世界観内面化している自分が、常識的セックスで満足するとは思えなかったから踏みとどまれ

話を戻すと、いざ実際に現実女子と致すと、なるほど予想の通りにさほど気持ちよくはなかった。全くの想像以下だった。しかし、事前事後に快感とは別の多幸感のごときが押し寄せてきたのだ。これは予想外、想定外だった。幸せホルモンがドバドバと脳内に分泌されている。セックスとは竿の快楽だと考えていた自分にとっては、これは盤外戦のような感覚だった

だがこの感覚マンガフィードバックはできない。竿役のおじさんや触手多幸感を感じたというのをどう表現しどうエロ昇華できるというのか。悩み、迷走した結果、俺は今まで通りの路線で続けることにした

ところでこの頃、自身の迷走もあって売上はよくて現状維持ネタによっては大きく落ちることもあった。かつて数千部を誇った発行部数在庫として積まれるようになっていった。そして何度も言って恐縮だが、俺は外面はまぁまぁいい。高校生の頃からの習慣で、イベントには常にピシッとした装いで参加していた。それは落ち目になったこの時でも変わらなかった

後にどこかで聞いた話だが、腐女子などもイベント参加のために気合の入れた服や装いを用意するらしい。大事同人イベント敬愛するサークルのスペースに訪問するのに、勝負服を着ないでいつ着るのか、という文化があるらしい。俺の装いへのこだわりもそれに近い、と感じた。俺はエロ同人誌が好きだった。それが頒布されるイベントも好きだ。それへの、そこへの敬意として正装をする。それらに対して恥ずかしくない格好をする。もちろん自分なりの、ではあるけれど、それが「礼儀なのだと俺は思う

そして迷走してはいものの、まだある程度の売上があったこの頃、この俺のファンだと名乗る女性サークルスペースに現れた

まだ続きます。。。

2024-05-15

anond:20240515205305

うわっごめんお触り禁止だ今どき高卒就職でもSPIは受けるぞ

友達の娘に告白されて「頭のいい子好きだよ」って答えておいた

これで東大に行けたらドラマだけど

普通に高卒就職だった

2日ほど頑張ってお勉強したらしい

anond:20240515171302

yes

逆に聞くが世間イメージする男らしさをドブに捨てたふるまいをする男をお前は好いているか

壁にぶちあたるとすぐ逃げだす男、すぐに人のせいにする男、当たって砕けず言い訳をグチグチ繰り返すだけの男、恥をかくことを恐れる男

そういう男をお前は好きか?

俺は嫌いだ

壁に当たるとよじ登ろうとする男の方が好きだし諦めて逃げたと思ったら梯子を持ってくる男が好きだ

人のせいにしている暇があったら解決策を考え実行する男が好きだ

当たって砕けて泣いてスッキリ立ち上がり翌日は笑顔の男が好きだ

カラオケで初対面の相手臆面もなくノリノリで歌い、それでいて初対面の人には遠慮する男が好きだ

思い出せ、お前も就職するために企業要望に沿う答えを用意し背伸びした自分を演じただろう?

好き放題やって好かれると思ったら大間違いだ

世間の求める姿からオリて在りのままの自分を愛してもらえるのは、お前が愛した女の嗜好とありのままのお前が一致している場合だけだ

好かれたいなら好かれるために努力しろ

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