はてなキーワード: 地熱とは
まず、北海道電力の泊原発は207万kWのPWRが1基。一番でかい火力の苫東厚真発電所が165万kW。今回は苫東厚真発電所が大ダメージを受けた。
んで、泊原発は震度2が感知されている。もちろんこの程度で緊急停止はしないが
「外部電源喪失」をしているということは、つまり発電していても送電ができないので全く意味がない。
(泊の立地。端っこにあり一応大きな送電網は2系統繋がってはいる) https://web.archive.org/web/20180816083741/http://www.hepco.co.jp/corporate/company/img/map_zoom.gif
泊原発は苫東厚真発電所よりもはるかに出力がでかいので、これが寸断されると電源周波数は当然一気にイカレる。
そもそも、でかい出力のプラントを少数組んで電力網を構築するモノリシックな構成だと今回の災害の時にどうしてもSPoFになって被害がでかくなってしまう。
発電量が少量でも、プラントと送電網を地理的に分散すれば何の問題も起きなかった。
風力や太陽光は地震には弱そうだが、なにせコストが下がり続けているので、地理的な分散が容易だ。
再エネで分散化するには出力の平滑化が課題なので、これからの時代、災害に強いエネルギー戦略としては再エネ(風力、太陽光、地熱、潮力)+蓄電(フライホイールやリチウムイオン電池)+揚水などが適するだろう。燃料電池としてはMCFC、SOFCが良い。過渡期のつなぎとしては、火力の助けを借りることになるだろう。
まだ技術は成熟していないが、原発、もんじゅにかけてきたコストをこちらに投入しておけばなにか知見が得られていたかもしれない。廃炉にかけるコストも何の"生産性"もなく無意味な技術だ。
というわけで、原発がたとえ稼働していたとしても、巨大だが少数しか作れないプラントは災害に弱すぎる。今回の地震で、それが改めて浮き彫りになったといえる。
http://b.hatena.ne.jp/entry/368020889/comment/xevra
コメントしてくれたのは嬉しいが、原発を初めて知った小学生が考えた「ぼくのさいきょうのはつでん」みたいな事を「自分の頭で考えよう」とか言われてもなあ
今電力が足りているのは石炭ガス石油で火力発電ぶん回しているからで、その状態で良いわけが無い
地熱は事前調査に金と時間がかかる上に実際に作るまで発電量が未知数でリスクが高い
そもそも再エネは費用が電力料金に上乗せされて家計に直撃して現在の子供が不幸だ
やはり既に作られて止めていても維持費がかかる原発を動かすのが一番良い
もちろん再エネの発電所が増えることは良いことだし今後徐々に増えてそのうち原発がいらなくなるのがベストだ
HINOMARU問題の何が問題かといえば、一個人の考え方を問題にしてどこかのバカが歌うな売るないうて謝罪にまで追い込んだのが問題なんだ。
これがかつての「修身」だとかみたく政府がプロパガンダしてたらそりゃ袋叩きにしてやりゃいいんだよ。民主主義なんだから。
それにHINOMARUのどこが愛国やねん。今の日本はアメリカかぶれが酷くてやたら横文字を使ったりするってそりゃ長渕さんも目閉じるわ。
”高鳴る血潮”って高鳴るの鼓動やろ。血潮は燃えるとか滾るんちゃうか?
”僕らの燃ゆる御霊”て僕らが御霊って死んでるやん。生きろよ挫けんなよ。
”胸に優しき母の声”とか胸やったら思いやろうし、声なら耳とか聞こえるとか、そう言うとこ!!
”恐れるものがあるだろうか””ゆるぎなどしない”って早速謝ってもうたやん。揺らぎまくってるやん。
どうでもいい話はこの辺にして本題の「愛国心危険視」のまずさについてや。
まず、人が愛してるもんにちゃちゃいれんのどうなんや?ってところ。
「あの子愛してるとかちょっとやばくない?」なんて言われたら普通怒るで。
まだある。
日本人が日本ちゅう国を愛さない愛せない言うのは自分を愛さない愛せないとほぼ同義なんちゃうか?
日本の主権者は日本国民なんやで。そこんとこ忘れとる思うで、ほんま。
しきりに選挙行けうるさいけど、どうすればこの国が幸せになるかって考えなしに投票だけされても正直困りまっせ。この人はどうすれば幸せになるんやろうって気持ち、愛の重要な要素のひとつとちゃうんか?
「そういうことせえへんほうがええと思うよ、知らんけど」の知らんけどって無責任のくせして口だけだすとこイラッとくんねん。
あとね。
愛国心のすごく抽象的なとこ利用して、何もかも愛国心が悪いって問題を簡単に解決するのほんま怖い思うで。
愛国心が人いっぱい殺したとか、愛国心が軍国主義に走らせたとか。なんでもかんでも愛国心で片つくとおもうてたらいつか痛い目みるで。
いろいろあるやん。石油止められたり、中国大陸ケーキカットされてたり、戦争どう終わらせるか決めずに見切り発車したり、松岡洋右とか近衛文麿あたりのイカれた奴らがおったりさ。
戦争っていういろんな問題が複雑に絡んで発生してまうもんをやで、「愛国心」一つで解決しちゃうと、今後同じ轍を踏んじゃうんじゃないの?
例えばABCD包囲網で石油止められて万事休すになったのを教訓にエネルギーは分散したほうがいいよねって原発でてきたけどあぶねえからストップした。確かにありゃあぶねえよ。
でもね、じゃあ代わりにエネルギーになりそうなとこ投資してんの? って話。
風力でも地熱でもなんでもええよ。原発止めるときにそんな話出てきたんか? 出てきたの太陽光利権くらいじゃねえの?
「あぶねえから止めよう」VS「安全だから動かそう」で一生バトルやっててそろそろそれすら忘れてるころじゃないの? 馬鹿なの? 戦争するの? 挙げ句の果てに核ミサイル何千発分プルトニウムあるのやばいんじゃね? って目で世界から見られてるけど、また過去の人のせいにして俺悪くない決め込むつもり? 主権者しっかりしろよ。
HINOMARU問題の何が問題かといえば、一個人の考え方を問題にしてどこかのバカが歌うな売るないうて謝罪にまで追い込んだのが問題なんだ。
これがかつての「修身」だとかみたく政府がプロパガンダしてたらそりゃ袋叩きにしてやりゃいいんだよ。民主主義なんだから。
それにHINOMARUのどこが愛国やねん。今の日本はアメリカかぶれが酷くてやたら横文字を使ったりするってそりゃ長渕さんも目閉じるわ。
”高鳴る血潮”って高鳴るの鼓動やろ。血潮は燃えるとか滾るんちゃうか?
”僕らの燃ゆる御霊”て僕らが御霊って死んでるやん。生きろよ挫けんなよ。
”胸に優しき母の声”とか胸やったら思いやろうし、声なら耳とか聞こえるとか、そう言うとこ!!
”恐れるものがあるだろうか””ゆるぎなどしない”って早速謝ってもうたやん。揺らぎまくってるやん。
どうでもいい話はこの辺にして本題の「愛国心危険視」のまずさについてや。
まず、人が愛してるもんにちゃちゃいれんのどうなんや?ってところ。
「あの子愛してるとかちょっとやばくない?」なんて言われたら普通怒るで。
まだある。
日本人が日本ちゅう国を愛さない愛せない言うのは自分を愛さない愛せないとほぼ同義なんちゃうか?
日本の主権者は日本国民なんやで。そこんとこ忘れとる思うで、ほんま。
しきりに選挙行けうるさいけど、どうすればこの国が幸せになるかって考えなしに投票だけされても正直困りまっせ。この人はどうすれば幸せになるんやろうって気持ち、愛の重要な要素のひとつとちゃうんか?
「そういうことせえへんほうがええと思うよ、知らんけど」の知らんけどって無責任のくせして口だけだすとこイラッとくんねん。
あとね。
愛国心のすごく抽象的なとこ利用して、何もかも愛国心が悪いって問題を簡単に解決するのほんま怖い思うで。
愛国心が人いっぱい殺したとか、愛国心が軍国主義に走らせたとか。なんでもかんでも愛国心で片つくとおもうてたらいつか痛い目みるで。
いろいろあるやん。石油止められたり、中国大陸ケーキカットされてたり、戦争どう終わらせるか決めずに見切り発車したり、松岡洋右とか近衛文麿あたりのイカれた奴らがおったりさ。
戦争っていういろんな問題が複雑に絡んで発生してまうもんをやで、「愛国心」一つで解決しちゃうと、今後同じ轍を踏んじゃうんじゃないの?
例えばABCD包囲網で石油止められて万事休すになったのを教訓にエネルギーは分散したほうがいいよねって原発でてきたけどあぶねえからストップした。確かにありゃあぶねえよ。
でもね、じゃあ代わりにエネルギーになりそうなとこ投資してんの? って話。
風力でも地熱でもなんでもええよ。原発止めるときにそんな話出てきたんか? 出てきたの太陽光利権くらいじゃねえの?
「あぶねえから止めよう」VS「安全だから動かそう」で一生バトルやっててそろそろそれすら忘れてるころじゃないの? 馬鹿なの? 戦争するの? 挙げ句の果てに核ミサイル何千発分プルトニウムあるのやばいんじゃね? って目で世界から見られてるけど、また過去の人のせいにして俺悪くない決め込むつもり? 主権者しっかりしろよ。
あくまで『限らない』のであって、条件によっては電気自動車がクリーンでエコな乗り物である場合もある。
それは、一般的な自動車がエネルギーを発生させるのに使用する燃料が『原油』であるのに対して、電気自動車のそれは当然『電気』であって、この電気を発生させるための原料は『原油』に限らないからである。
一般的に地上に立つ樹木は大気中の炭素の一形態とみられる為、これを燃焼させても大気中のCo2は上昇しない。
対して、地中に存在する原油を燃焼させた場合、大気中の炭素は純増としてカウントされる。
ので、木質バイオマスを利用して発電し、それを用いて電気自動車を動かすのに『限って言えば』石油燃料で車を動かすよりもエコである。
ただし、木質バイオマスの生産に対してはいくらかの燃油が必ず用いられており、液体燃料より輸送にエネルギーのロスが多いことを考えれば『場合による』という結論になる。
http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2017/index.html
http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2017/pdf/01_5.pdf
昔から言われているけど、効果のでなさそうな施策とか、コンサルに大金払ってアリバイレポートだけでっち上げとか
なんかそんなのが3分の1位あって、上級国民の年寄りが合法的に税金をポケットに入れようとしてるようにしか見えない。
その実用化に向けて火力発電所等由来のCO2や下水を用いて経済性やエネルギー収支を向上させる実証事業を行う。」とか
「省エネルギー型製造プロセスの実現に向けた3Dプリンタの造形技術開発・実用化事業」
「石油天然ガスの権益確保に向けた海外の地質構造調査や情報収集等事業」
「国内石油天然ガスに係る地質調査・メタンハイドレートの研究開発等委託費」
3ねん2くみ ますだ
先日、ホッテントリに上がっていたid:xevra氏(以下「あれ」)についてのブログを読んでふと思い出したことがあったので書いてみようと思う。
残念ながらそのブログ主と違って、私増田は「あれ」を褒める気はさらさらないのだが。
さて、熱心な「あれ」のウォッチャー諸氏であれば、「あれ」が震災後に地熱発電を激推ししていたことをご存じの方も多いと思う。
あの激推し具合はほとんど「地熱発電所を増やせば原発は不要」と言わんばかりであった。
(実際そう言っていたかもしれないが、正直「あれ」のために「あれ」の過去の発言を辿るのはかなり苦痛だ。言うまでもないが「あれ」の発言は読むとストレスが溜まるかSAN値が下がる)
で、当然のように他の人から「地熱発電について語ってよ」ということになり、「あれ」ははてダで地熱発電についてのエントリを上げることとなった。
まあ、ちょっと期待してたわけよ。自分は地熱は「増やせるものなら増やすべきだけどちょっとキツいよね」って考えだったから。
例えば、候補地の周辺住民との交渉どうすんの、とか、
候補地って割と風光明媚な国立公園だったりするけどどうすんの、とか
そもそも今見えてるキャパじゃ電力需要に全然足らなくて(1割いってたっけ?)、どうすんの、
1割カバーできれば御の字、とするの?、とか
地熱発電でカバーできない電力需要なんて間違ってるからそこまで減らせって言うの?(それはそれで超愚策)、とか、
そういうのになにかアイディア持ってるのかなー、と。もしかしたら自分の知らない事実もご存じなのかもしれないし。
で、そのエントリは。
ただのリンク集でした。
(すげーヒマな人だけ探してみてください)
みなさま、もし、あなたの部下や後輩に「~~について調べて報告して」って言って、ウェブページのタイトルとURLの羅列だけ提出されたらどうします?
シメるシメないはさておき、少なくともその題材について理解している、とはしませんよね?
少なくとも、要約なりまとめなり、自分の言葉で書いた部分がないと、本当に理解したのか、
たとえば、立場の一致していない複数のソースから、どういう考えでどれを採用したのか、
ソース間で矛盾している箇所をどう折り合いをつけたのか、わかりませんから。
っつーか、普通は、少なくとも関心がある事柄について聞かれたなら、自分の考えがまず先に出てきて、その後裏付けになるソース探すことにならない?
本当に、そのことについて関心を持っていて、いろいろ調べたことがあるのなら。
ということで、自分は「あれ」にがっかりしました。そして理解しました。
「あれ」は、どっかで誰かが「地熱発電がいいよ」と言ってるのをつまみぐいして、
自分が「地熱発電も知らないお前らは下等だ!」と優越感にひたりたいだけだったのだと。
…そんなこと、みんな知ってたんだろうけどね。
ミュゼプラチナのCMに出てる娘のCMをよく見るんだけど、もう付き合いたいじゃなくて自分にもあんな娘が居たらなと思う程度のオッサンだ。
最近、会議とか議論とかプレゼンの資料とか、ハッキリ言うと仕事を進める上で、自分でも違うって判っていながら使う技術がある。
ハナキンなのに一人酒してたら凄い罪悪感で歯が痛くなってきたから、懺悔したいと思う。
例えばだけど、こんな感じ
もしくは、地熱が有力ですみたいな説明をする。
リストに意図的に入れていないなんて説明はしないし、商業ベースの発電実績に大きな差があるとか言わない。
そうすると、「知識を持っている人であっても、載っている情報で判断しようとする」バイアスがかかる。
電通と博報堂は売り上げも従業員数も段違いだが、並べて書くと2強に見える。
例えば「ホームセンターでの売り上げに差はないと考えられる」とか書いて、ざっくり説明する。
そして、売り場での実績データや、他社製品の動向を手持ち資料で準備しておく。
リストアップの応用だが、人間は会議中にそんなに記憶しておけない。
だから、レアケースや災害時の対策、計算しにくいリスクをあげると、
「今提案中の議案」VS「指摘されたリスク」のようになる。
例えば「小学校にPRにいく」という提案があったときに「不審者が入ってきたらどうする?」などのケースをあげる。
(それは小学校の担当範囲であるというのが真っ当な反論だが、「我が社としては何も考えないと言うことか?」と畳み掛けたりする)
レアケースの応用だが、本来の意図と違う部分を仮定して、それに対して反論する。
例えば「太陽光発電パネルを小学校に設置すると言うが、例えば小学生がそれで滑り台にして遊んだらどうなるか?危険はないのか?」
ポイントは「小学生が近寄って危険はないのか」であれば、「近づけないように柵で囲う」と言えるが、
「滑って遊んだとき」に関しては「データがない/危険だと思う」などの言い方しかできない。
(つまり、まともに答えてはいけない質問になるが、職場には部署が異なっても上下関係がある)
何を答えても「もし遊んだらどうなるのか?」と繰り返し質問するタイプの上位役職がまれにいるが、対処は諦めよう。
議事録の記載が最たるものだが、発言を言い直すと相当に印象を変えることができる。
例えば「我が社の既存の商材に比べて、大きなアピールポイントとして」を
「うちの商品は売れないから、奇抜な特徴をつくって売るってコトだろ?」など。
提案者側の時には、必ず議事録の作成中にチェックを入れて、面倒そうな指摘は無かったことにしたり、複数の質問をまとめたりする。
例えば「既存に比べてと言うが、どの程度違うのか?結果の売り上げ予想は?」を「既存商材と比較した違いは何か?」など。
(大抵の場合、質問した側は数字が欲しいのではなく、指摘したいだけ)
まともな会議中であれば、この逆や裏をつかった反論には普通指摘が入るが、意外に流されて印象が変わったりすることがある。
例えば「メンテナンスが簡単なので、導入障壁は低い」に対して、
「導入障壁が低いと好評な既存商材は、前に比べてメンテナンス性は変わってないが」
「じゃあメンテナンスが面倒なよその商品は、導入障壁が高いはずだが、売れている」
(対偶まで見ると明確だが、そもそも「参入障壁の要因がメンテのみ」と暗に仮定しているのが間違っている)
「太陽光パネルを推すと言うことは、地熱の可能性を無視するということか?
「売り上げ予想データがないのは、開発した技術を使いたいだけで、利益はどうでも良いんだろう」
「そんな前提は説明されなくても判っている。周回遅れだ。考えが浅い」
「(営業マニュアルが準備されていないが、の質疑後)その必要性?そんなところから説明が必要なら話にならない」
「太陽光発電はネットでの評判が悪いが、ブランドイメージは大丈夫か?」
「私立の学校では、そんな発電よりも給食などが喫緊の課題ではないのか?」
面倒なのでまとめるが、
比較時点で落としたものを再度持ち出す、邪推する、自分が知っているから古い=だから駄目、自分が信じる必要性を理解していない=だから駄目、特にデータ無く印象で否定する、全く関係のない話題と比較する。
流石に会議に参加するのは全員良い大人なので、この手のは基本的に「感情的な発言」として無視される。
ただ、「だから駄目」パターンの「オレの言いたいことぐらい判っていろ」に関しては、部署で暗黙に前提とされていたりもするので場合による。
(会議には立場も上下関係も売り言葉に買い言葉もあるので、当然発言そのものは良くある。議事録には残らない)
「〜っていうことか?」という都合の良い言い換え系は大抵馬鹿発言だが、
リストアップして重みの軽重を無視する、レアケースの指摘、仮定しての反論などは、チェックしてると使える技術が拾えたりする。
あとまあ、同じものを違う名前で呼ぶと頭の中がリセットされるとか、違うものを同じ名前で呼ぶと印象を引っ張れるとか色々あるけど、
(PDF注意)
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90309c05j.pdf
これに大体全部書いてある。
大雑把に言って、柏崎・大飯・浜岡・玄海を足したぐらいの出力。
これなら悪くはないが、大半は国立公園法の開発規制を受ける地域内にある。
開発規制受けないのは、というと425万kWでしかない。これがだいたい大飯原発ぐらい。
要するに温泉街の反対云々はどう甘めに見ても2割程度の理由。
なお、2,347万kWの相当部分が北海道に偏在してるのもネック。
北電主導で地熱を技術含めて開発しろってのは会社規模的に厳しい罠。
原発のない世界線では、火山近くの国立公園は全廃され、地熱の冷却塔が所狭しと並び、山地に送電線が鈴なりに連なる光景が見られるかもしれん。
電力の素晴らしいところは、発電のソースを色々選択できるところにあるんだね。
今は火力と原子力がメインだろうけど、太陽光や地熱などのクリーンなソースを選ぶこともできるんだ。
メタンハイドレートは、それを燃やしてエンジンを回すことはもちろんできる。だけど重力や波力でエンジンを回すことはできない。
電力はそれができるんだ。
そして化石燃料に解決できない様々なエネルギーに関する問題も、技術の進歩でもしかしたら解決できる日が来るかも知れないし、それは電力に依ってというのが一番現実的。
それは間違いないんだよ。
そのコストの見合う数少ない地域で地熱発電は実用になってるよ。
小さな島国のアイスランドと変わらない位。まだ開発余地が大きいよ。
明日、期日前投票をすることにしたので、選挙区の候補について極私的な評価を行う。なお、個人的に重視している政策は、1) 次世代への国富の継承 (10年後のデザインが示せているか) 2) 自由主義的価値観 (特に表現の自由や無意味な規制の撤廃など) です。もちろん、1と2は矛盾しているのは理解していますが、マーケットや制度の歪みの不公平性は、自由主義的な立場だけで正すことは困難である、という立場にもとづきます。また、価値観として、「データにもとづいた立論をしているか(+)」「宗教的な支援団体に支配されていないか(論外)」という点を付加します。
資料は配布された選挙公報。公報中にURLが記載されていた場合はこれも見ます(ブログっぽいページは除外、また、検索せよ、といってURLを記載しないのもリテラシー不足と判断し除外)。なお、「個人の政策」が具体的に示せてない候補・宗教団体の支配下にあることが伺われる候補は考慮外とします。また、考え方について議論をするつもりはないですが、認識の誤りに対する指摘は歓迎します。また、ここでは結論(つまり、増田の投票先)は明記しません。結果出してみるとあまりにマイナスに沈んでてorzってる、というだけなのですが。
しかし、候補者はこぞって独自ドメイン取ってるけど、ちゃんとメンテする気あるのかね。
URLが記載したので見たが、中身も政策補足資料もなし。気分で政策考えてませんか? (-1)
Webは力が入ってるように見えますが、ビデオを見るほど暇でもないのでskip (てか、データによる立論をやろうとしたらどうしたって文書で書くはず。主張の演説なんか聞いてもしょうがないし)。
実績を中心にアピールしてますが、政策で見ましょうね。
Webは、流石に政治家歴が長いだけあって、過去の雑誌寄稿や政策マニフェスト等充実していて評価できる。(+1)
例えば皇位継承についての言及や教育勅語の復活等、維新なんちゃらってほとんど国家神道だと判断しました。
(まじめに評価するのがばからしくなったとも言う)
Webなし。
一応政策がきっちり書いてある点は評価できる。(+1)
が、各論で私の意見とは合わないなぁ。
Webなし。
ただ、「開成町のあじさい町長」で引かれてるエピソードがあまりにもお花畑で、実務能力に疑問符(-1)
Webなし。
Webなし。
手書きの選挙公報が目にまぶしいです。しかも、この世代の方にしばしばある散文調というか、論理構成を無視して思いついたままに書いた感がありありの文章がどきどきします。「平等を守らなければならない But これは」 のButも大変キュートです。
まぁ、維新の会も代表がアレなのでさらにマイナスしたい所ですが、選挙区はできるだけ本人で選ぶという原則にのっとり我慢。
以上、備忘録として。
俺は福島の事故は健康面では福島市とかでも事実上無害で、除染なしに避難範囲をもっとずっと狭めて、食べ物の基準も緩和すべきと思ってる安全厨だけど、「普通に電気が使えるなら原発全廃」というスタンスは、原発推進過激派だと思う。
震度7の地震というけれど、福島は震度7ではなくよくある規模だったので、想定外なのは地盤調査では比較的地震が起きにくいとされてきた(原発の立地はそうなってる)とこで起きたことくらい。
そして、地震がどこでおきるかみたいなのは、地震学では研究されているけど、地震学というのは原子力工学と違い、まだほんとうの意味で実用的といえるほど、証拠をつんでいない気がする、これは気のせいかも。
「代替エネルギーがあり普通に電気が使える」なら地球上の誰もが原発全廃に賛成するよ。だってあれは半永久的に危険性が残る放射性廃棄物があるから。
そもそも、原発がこの程度の事故を起こす可能性が一応はあるなんて、気のきいた人間なら誰でも知ってた。原発神話は土地神話と同じ、そもそもバカしか信じてない。いまだとひょっとすると年金神話か。
原油は、このままでいけば50年で枯渇するとされている。これは現在の技術で取れる範囲の話で、どんどん広がっているが、新興国も急速に発展するし、せいぜい数百年しか持たない。地球は十億年単位、人類は数千年単位の歴史を持つ。
その上政治的や投機的に価格が変わるリスクも高い。化石燃料はメタンハイドレートを含めて本質的に同じ。
水力・風力・地熱は、あまりに非力だ。これらは立地がかなり限られていて、ものすごく大ざっぱに言えば国土面積に発電量が比例すると言えるかもしれない。人口密度も電力使用量も大きい日本には、よそのようにこれでまかなうなんて無理。
太陽光は、採算性が悪すぎて、ほとんど補助金でやってるようなもの。昔は「最初は補助金で技術開発を促進して、強大な企業が育てば国益にかなう」と各国が夢みて莫大な補助金を出したが、しばらく結果がでず下火になった。
バイオマスは、太陽光と同じ道をたどるのではないかと言われている。
あと何があったっけ、波力は実用化もむずいし非力なので問題山積。宇宙太陽光はどの方法にせよ原発よりずっと危ない。
いま遠くのしまで原発たくさん作ってその電気で燃料を生成するとか思いついたけど、現状では効率が一桁以上足りないはず。
もちろんこういうときはたいてい奇跡がおきてくれるものだ。だからといって、科学者がどうにかしてくれる!!!という人は、原発も絶対安全にしてくれると思ったほうがいい。
原発はそれくらい昔から研究されてて、結果が積み重なってて、自然エネルギーとは蓄積が全く違う、
それでも事故ったんだから、自然エネルギーにも過剰な期待はバカらしい。
個人的には、手始めに3兆円くらいの自然エネルギーの研究開発基金を作ればいいと思ってる。いきなり研究費増やしても、研究者を一気に増やしたりできないし、無駄になってしまう。
そこで必要なだけ長期的に配分し続けられるように、基金にしてほんのすこしずつ使い、いざとなったら一気に使えるようにもする。多少の無駄遣いは出るけど気にするな。
ちなみに、科研費はあらゆる分野の総額で一年に数千億円くらいだったはず。これに比べると3兆円は膨大なので、優秀な子供はみなポストと夢と金を求めて自然エネルギーにくるであろう。
一方で、今回の原発事故の被害額が25兆くらいというのは、よくニュースでやってるだろう。額は違うかもしれないけど。
ちなみに俺はこうなってもいまの仕事上の得はないよ、万が一実現したら転職して利権食べたい気はするけど。
話を戻そう。
原発のリスクは、事故だけでなくテロや軍事攻撃にも注意しなきゃいけない。減速材でも投げられたらどうするの?非現実的だというなら自衛隊はいらない。
それに、原発の被害で重大なのは、ブランドの毀損と心的外傷後ストレス障害。心理的な効果をなめてはいけない、科学者やSTSの連中やマスコミ関係者がそれなりに努力しても、防ぎきるなんて絶対不可能。
あと核兵器は、全廃主義の人多いけど、一部の人にとっては、電力より大切だから、利便性と危険性を比べると必要なんだよきっと。
それから今回の原発事故は、あきらかに想定内。そんなこというと怒られるからとぼけてるだけ。俺ですらすぐ危険性には気がついた。
一方でダム決壊とか火力発電暴走とかは、起きる可能性は原発事故より低いし、おきても被害少ない。発電量あたりでみても多分そうだと思う。
というわけで、国民がてきとーに印象で決めて、自然エネルギーがうまくいけばラッキー、無理なら超節電で我慢しよう。これは案外合理的。
根拠は全部省いて、(推測もわりと含む)事実だけ書いたけど、具体的にツッコミがあればみなさんどうぞ。単に安全厨乙とか中身のないのはスルーします。