はてなキーワード: アニメ映画とは
小説の映画版(実写でもアニメ映画でも)でも何でもいいが、原作があって翻案されるメディアは色々ある。
そのレビューのうち、良く言うまたは悪く言う根拠が原作との比較の場合は信じてはいけないと感じるようになった。
映画として(別に映画に限った話では無いのだけど)ここが良いとか悪いという評価は、必要なレビューだと思う。しかし原作と比べてというのは、その作品の評価を曇らせる気がする。
実際に、実写映画を鑑賞して面白かったと思って他の人のレビューを見たら、評価が悪かったという事が何度かあった。例えば、原作の雰囲気が活かされてないのだと。
私は、原作と比べてこうだからという評価を信じない。私自身も、原作と比べてこうだからという評価をしない。
いや、映画がこんなに素晴らしいのにそれに比べて原作ときたら・・・と思っても良いんだろうしそう思うことはあるだろうが、人には言わない。
リメイクの場合はそもそも翻案ではなくて、前の作品と比べても良いような気がする。が、ダブルスタンダードだという意見もあると思う。
映画化などの翻案作品を原作の付属物と見なす人と、翻案されたからそのメディアでしか鑑賞する気のない人がいるという事だと思う。
両者は別だと割り切って両方を鑑賞する人もいるだろう。
というわけでヤフー映画や映画.comの投稿を自分なりに取捨選択できるようになってきたように思う。
私はレビュアーでは無いが、もしレビューを投稿するようになったら、皆さんの視点で取捨選択をして欲しい。
念のために書いておく。
私が実写映画にしか関心がない人のように思われるかもしれないが、そうではない。
それと昔、原作と比較して悪い評価を下した作品がある。その評価を人に伝えた記憶はないが。
その作品とは、京極夏彦の長編小説「ルー=ガルー 忌避すべき狼」を原作としたアニメ映画「ルー=ガルー」である。
原作である小説の方を先に読んでいたので、アニメ映画の方は原作と比べてしまった。
パンパンに泣き腫らした目で友人がそう感想をいうので、同じくパンパンに泣き腫らした目で私は
「すごいすごいすごいすごい良かった...」と言った。
大学の授業を抜け出して二人で行った映画は私たち含め四組のお客さんしかいなかったけれど、アニメ映画「若おかみは小学生!」は私が今年一番、みんなにも見て欲しいと思った映画だった。
見たものとしてはやはり、内容に関して無勉の状態で行って欲しい感情がある。
これから見る人に先入観を抱かせたり、見る前の穏やかな気持ちに干渉したくない。
まず、映画「若おかみ」の監督はアニメ映画「茄子アンダルシアの夏」の監督を勤めた高坂希太郎さんであり
脚本はアニメ作品だと「けいおん!」、「ガルパン」アニメ映画だと「デジモン僕らのウォーゲーム」「猫の恩返し」「リズと青い鳥」「ルーのうた」などの脚本を勤めた吉田玲子さんだ。
(これを書くに至って調べたら本当にいろんな作品を手がけていてすごい...)
そして監督含め、美術監督、作画監督、美術設定はスタジオジブリ出身のすごい方達が揃っている。
ぼんやりとだけでも、す、すごい。。。
「若おかみは小学生!」は良い映画なんだろうな、等身大の子供や大人が描かれているんだろうな、という事がわかってもらえたと思います。
私も見る前まではtwitterなどを見ても全く評判が回ってこなかった。(私のTLのゾーニングがすごいだけかもしれない)
私は茄子アンダルシアの夏がすごく好きだったので行ってみただけで、原作の名前は知っていても(若おかみは小学生!の原作は世代の方なら言わずと知れる児童文学作品)
読んだことはなかった。小学生が若おかみをする話で、予告がすごくいい!しか印象はなかった。
しかし見終わってから調べると色んな人が良いとおっしゃっている。私はあまりにも出遅れていた。
twitterで若おかみ良かった!と言っていた著名人は多々いるが、わかりやすい例として映画監督の新海誠さん
イラストレーターのヒョーゴノスケさん(映画ドラえもん〜カチコチ〜のポスターの人)がいる。
そして何と言っても、原作者の令丈ヒロ子さんが「シナリオ段階から映画に関わってきたのに完成を見て泣いてしまった」(一部ツイートを省略しています)とおっしゃっていた。
これって素晴らしいことじゃないですか?!!?!?!!?みんな幸せな気持ちで応援できる作品じゃん。
(しかしその評判とは裏腹に、興行収入などは駆け出しがあまり良くないらしい。そんなの、悲しい、、、、)
□個人的に見てもらいたい人。
アニメ映画「若おかみは小学生!」は仕草や動き、演出でキャラクターの感情や個性、想いを表現しているアニメだ。
それに加えて、そのキャラクターたちがいる舞台も繊細にキャラクターに寄り添うように描かれている。
もう一度言う。「若おかみは小学生!」は 小説において会話文ではない、情景描写に作品としての深みや魅力を感じるように、
語らずとも動きや演出、キャラクター同士、キャラクターと土地との距離感を描くことで作品に深みを生み出している。
そういう丁寧な作品だ。クリエイター関係の方が多く評価していらっしゃったのにも頷ける。
(聞くところによると制作に三年かかっているらしい。ドヒャー)
だからそういう丁寧さに価値を感じたり、感情を汲み取ったりしやすい人に見て欲しい。
(そういう人の方が面白いと感じやすいかもしれない、というだけで本当はみんなに見て欲しい)(強欲)
□最後に
結局のところ、私は「若おかみは小学生!」というアニメ映画が素晴らしいということを知っているのに、何もしないまま、多くの人が認知できないまま時が過ぎさり、この丁寧さがなおざりにされたお金しか生まれないかもしれない、というのに我慢できなかった、という話だ。
そして、今、「若おかみは小学生!」という作品は実際に上映数が少なくなっている。
朝、一日一回の上映で終わってしまうのだ。昨日一昨日見たばかりのどこでもいるような大学生だが、
子供が地団駄をするようにそんなのおかしい!と純粋に思ってしまった。
私はもう一度おっこ(主人公)に会いたいし、また劇場に足を運ぶつもりだが、正直みんなが見やすい、予定が合いやすいのはこの土日しかない。
どうか予定が合う方はこの作品、「若おかみは小学生!」を一度劇場で見て欲しい。本当に、見て欲しい。
(追記、一回だけではないところもあるみたいだ。でも昼までのところがほとんどらしい。昼までだとどのみち社会人には厳しいのだが今後どうなるかもわからないので(ポジティブ)ぜひご自身で調べて見て欲しい。)
私はこういう推奨文ないし匿名ダイアリーに文章を書くのは初めてのことだが、なんだかすがるような気持ちになってしまった。
この作品の純粋さがみなさんの胸にストンと落ちることを心より願っています。(公式予告映像https://youtu.be/oqWEY1pVACM)
(誤字脱字、文章読みにくいなどあったらごめんね!)
盾の勇者は原作読んでないけど漫画は読んだ。痛い描写はそこそこあるけどセリフ周りなどには特にそこそこおかしい点はない。
小説→他のメディアになる際にそこらへん調整されるんだってんなら、それは「君の膵臓を〜」もそうであるべき。
第一ドラマもやってるんだろ? ドラマのキャストが上野樹里x松田龍平ならともかくそうじゃないなら明らかにああいう台詞回しはアスペトークやぞ。
追記:今まさになろうの方で読んできた。完全に「痛い」のはこういうセリフ。
「人の同意なしでいきなり呼んだ事に対する罪悪感をお前らは持ってんのか?」
剣を持った男、パッと見だと高校生くらいの奴がローブを着た男に剣を向ける。
「仮に、世界が平和になったらっポイっと元の世界に戻されてはタダ働きですしね」
「こっちの意思をどれだけ汲み取ってくれるんだ? 話に寄っちゃ俺達が世界の敵に回るかもしれないから覚悟して置けよ」
これは、アレだ。自分達の立場の確認と後の報酬に対する権利の主張だ。
どれだけたくましいんだコイツ等は、なんか負けた気がしてくる。
全般的にセリフ部分の語彙が地の文と同じになっていて、「話し言葉」としてはありえない(痛い)セリフになっている。
ただ、こういうセリフは通常アニメ化などの際は調整ないし削られる。そりゃ変だから。
漫画なんかもセリフを厳選しなきゃいけない中で、こういうのは徹底して削って行っているはず。