はてなキーワード: 幽霊とは
こんな暑いのに冬の従業員用のジャンバーを来てるギャルみたいな女の人とすれ違った
お疲れさまですって挨拶したらペコッとお辞儀されて倉庫から出ていった
仕事教えてくれる人に「暑いのにジャンバー着てる人いてびっくりしました。どこの部署の人ですか?」って聞いたら「あ~…」って反応をされた
去年の冬、ギャルのシングルマザーのパートとチーフの不倫が発覚して
ギャルは自主退職して引っ越し、チーフは他店に移動になったらしい
なのにたまにギャルがスーパー内でうろうろしては消えるから生き霊が来てるって噂がある
ギャルはちょっとメンヘラになったけど仲良かった人がたまにLINEしてあげて生存確認してるから幽霊ではない
ジャンバー着てなかったら普通の美人なギャルで、生き霊って気づかなかったと思う
でも不倫相手は他店に移動したのになんでここのスーパーにいるんだろう
移動したって知らないのかな
詳しく聞けなくて残念だ
「統合失調症を想起させる」「統合失調症を社会悪のように描くな」といった批判が寄せられている。
私自身は上記の批判がピンと来なかったので改めて読み直してみたところ、
作中で“被害妄想により自分を罵倒する声が聞こえていた”とは書かれているものの、
彼(作中の殺人犯)が被害妄想に陥った直接的な原因はやはり描写されていなかった。
にも関わらず、多くの批判者が「統合失調症を想起させる」と感じたのはなぜだろうか?
作中の描写から読み解ける範囲では、例えば彼が麻薬中毒者であったとか、
大学内に飾られている絵画に憑りついた幽霊に唆されて凶行に走ったとかであっても、全く矛盾がないはずだ。
しかしながら、批判者は一様に「彼は統合失調症であり、それが凶行の原因として描写されている」と認定している。
恐らくは、批判者の頭の中に「京アニ放火殺人事件」の犯人が想起されたのだと思う。
あの事件の犯人が逮捕された当初、犯人は統合失調症であり、それによって犯行が引き起こされたかのような風評が発生した。
(断っておくが、当該の犯人は「刑事責任能力には問題がない」と判断されており、統合失調症が犯罪を引き起こすという風評は全くの誤りである。)
本作も、京アニの事件がモチーフの一つとなっていることは明らかだろう。
しかし、実際の事件の犯人が本当に統合失調症に罹っていたからといって、
「ルックバック」の通り魔殺人犯が「統合失調症の患者である」と断定することはできないはずだ。
繰り返しになるが、彼が麻薬を打っている描写や幽霊に取りつかれている描写がないのと同様に、
批判者は、本作が「統合失調症に対する誤った認識・偏見を助長しうる」ことを懸念しているが、
私から見ると、そのような批判者の言動(その外見だけで統合失調症と断定し、凶行の原因と結びつけること)こそが、
統合失調症をとりまく偏見と同質の、謂れなき批判ではないかと思う。
改めて、なぜ彼が(麻薬中毒者ではなく)統合失調症であると認定できるのかを考えてみてほしい。
(7/21追記)
コメントくれた皆さん、ありがとうございます。いくつか返信してみます。
「確率」の意図するところがわからないけど、「麻薬中毒者の凶悪犯罪率<統合失調症患者の犯罪率」という主張であれば、そんなことはないでしょう。
(雑にググってみたけど明確なデータが見つからなかったので、情報お持ちの方はコメントください。)
それに、確率の高さを論拠に犯人の特性を推定する行為は「この地区は●●人の犯罪率が高いから、この事件も●●人が起こしたに違いない」みたいな偏見と地続きの危険性がありませんか?
実際の事件でそれが風評被害をもたらしたことを(批判者は)知っているにも関わらず、作中の彼をその言動から「統合失調症である」と安易に断定することに異議がある、という趣旨です。
当該の批判がピンとこなかったと書いたとおり、私はそう思いませんでした。
私自身作品を正しく読み解けている自信はありませんが、『ルックバック』は“創作”のもたらすカルマと救済を描いた作品だと思っていて、
彼が凶行に至った原因も「"創作"に狂わされた」以上の意味付けは考えていませんでした。
「丸メガネと出っ歯の特徴をもつ日本人のキャラクター」に対しては「ステレオタイプだなあ」と反感を持ちますが、
「丸メガネと出っ歯の特徴をもつキャラクター」そのものに文句をつけたりはしないです。
繰り返しになりますが、「通り魔殺人」と「統合失調症」を結びつける論拠が作中に提示されてないのに、
「統合失調症を示す描写だ」と断定することに問題があると指摘しています。
事例をお借りすれば、日本人と示されていない丸メガネと出っ歯のキャラクターが出てきただけで、
「これは日本人差別だ!」というのはおかしいのではないかという指摘です。
追記しておくと、読者が作品を読んで「彼が凶行に至った原因は〇〇である」と解釈するのは自由ですし、
身内向けにまとめたものの、結構しっかり書いたから勿体ないな〜と思ったのと、割と好評だったのでここにも載せることにする。マイナスに取られからないことも書いてる上に当然無許可の推薦なのでURLは載せないでおくが、どれも怖いし面白いので興味がある人は是非見てみてほしい。
・ゾゾゾ
心霊スポット探索系YouTuber。「家賃の安い部屋」というチャンネルで視聴者から寄せられた心霊写真を考察する動画も上げている。起きる心霊現象こそささやかではあるが、故にリアリティが高くいい感じに怖い。全動画に置いて管理者の許可を取って探索しているため、そういうのが気になる人にもオススメ。逆にガッツリ幽霊が映り込むのが見たい人には物足りないかもしれない。
心霊スポット探索系YouTuber。こっちはしっかり幽霊が映ったり大きめの心霊現象が起きてほしい人向け。ただし加工や演技ぽさも否めないので、リアリティが低くてもそういう創作作品として楽しめないと見てられないかもしれない。代わりに心霊映像としての見応えはものすごくあるしちゃんと怖い。毎回派手に何かが起きてるので見応えが強いのが売り(だと思ってる)。
霊視芸人のシークエンスはやとものYouTubeチャンネル。彼の実体験を話すスタイルで、しっかり心霊現象が起きる話が多いものの、喋りが上手く聞きやすい上にリアリティも高く感じる(当社比)。怖いし芸人さんなだけあって面白いが、前世の話題などのスピ系や自分探しなどの自己啓発系の動画も上がっているので、そういうのが苦手な人にはオススメできない。
・禍話
完全オリジナルの青空怪談を朗読するツイキャス。最近はYouTubeにも進出した。朗読系が苦手な人にはnoteに「#禍話リライト」というタグで有志の文字起こしもある。話の傾向は様々で、しっかり心霊現象が起きる話から少し不思議な話まで幅広くぜんぶ怖い。全部ではないが自己責任系の話もあるので、苦手な人は確認を忘れないようにしてほしい。
・みさき る
Kindleで発売されている電子書籍のみの「忌録」という本に収録されているうちの一話だが、この話のみ無料でインターネット上で読むことができる。ある少女が不自然に行方不明になった事件とその後の少女の両親の行動などの資料や手記、画像を読んでいくオムニバス形式になっており、読んでいくうちに少女の失踪理由の考察ができるというもの。めちゃくちゃ怖い。
・梨.psdさん
主な活動場所はSCPだが、最近はnoteやTwitterでも投稿されている。SCPやnoteの作品も活動報告はTwitterでされているので、Twitterのフォローがオススメ。作風は「みさき る」に近い資料を読んで考察するタイプのホラーだが、ホラー要素がかなり強め。日本の幽霊とか妖怪とか神様とかが好きな人には特に刺さると思う。ほぼ全部が自己責任系なので苦手な人はやめておこう。
・芦花公園さん
主な活動場所はカクヨムで、多数ホラー小説を投稿されている。代表作で私が一番好きな「ほねがらみ」という作品は書籍化された為現在は途中までしか読めなくなってしまっているが、途中まででも十分怖い。人の悪意とヤバい怪異を同時に書くのが上手く、ヒトコワと純粋な怪談を同時に楽しめるのがすごい。キャラクターがちょっと強めなのでそれだけ苦手な人は注意。
・煙鳥さん
ニコニコ動画で「百物語全部俺」と銘打って一人で百物語をしたり、noteに自身が取材した形式の実話怪談を投稿するなどマルチに活動されている。個人的なおすすめはnote。いわくつきの土地の謎を探る「土地遣い」、相談者の女性の店に通っていたという謎の女と謎の儀式を巡る「足を食べる女」など。リアリティも高く怖いが謎が謎のまま終わったりしがちなので、それが嫌な人は百物語の方を見よう。
その名の通りTwitterで怪談を話すアライさんのアカウント。過去の投稿をnoteにまとめてくれているので読みやすい。強い怖さというよりは不思議めだったりほんのり怖い話が多め。怖い話が苦手だけど読みたい!って人はこの人のやつから入ると丁度いい怖さだと思う。超怖い話が読みたい!って人にはちょっとパンチが足りないかも。
・茸谷(なばたに)きの子さん
Vtuberなのだが、Twitterでホラー漫画を投稿されている。創作ではあるのだが、作中に登場したTwitterアカウントやブログが作られているなど作り込みが細かく考察もしやすい。怪異か女の子の形を取っていたり、女の子が怪異の被害にあったりと完全なホラー漫画!というよりはキャラクターが強めだったりはするのと、創作の為バッドエンドで終わる作品が多いのにも注意。怖さは結構強めかな。
以上。本当は20前後書いてたんだけど、はてなに載せると作者さんに迷惑がかかってしまいそうなもの(同じアカウントで同人活動をされているなど)、見るのにお金が若干でもかかるもの(アマプラなどのサブスクに入らないと無理など)は抜いて特にオススメの10個をまとめてみた。インターネットで簡単に無料で読めるホラーコンテンツ、結構あるのでぜひ読んでみてほしい。そして発掘したら自分にも教えてほしい。夏だし。暑いし。ホラーの季節ですよ。