はてなキーワード: 小川一水とは
新型コロナウイルス、なんかもう日本全土で蔓延するのは不可避みたいだし、こうなったらあとは欧米でも蔓延して「東アジア特有の感染症」から「世界規模の感染症」にステップアップしてくれることを祈るほかないな。
これまでEU諸国で大手を振って歩けていた日本のパスポートがぜんぜん通用しなくなり、むしろ「日本人はちょっと……」と入管で敬遠される理由になるくらいなら、欧米でも流行って風邪インフル並の「ありふれた」感染症になってもらって日本人も中国人も差別されずに欧米を堂々と歩けるようになってほしい。
エボラウイルス並に致死性が高いならともかく、今言われてる程度の致死性なら欧米で流行っても大丈夫でしょ。
ということでワイは「もう日本国内での感染蔓延阻止はあきらめたので、欧米でも感染蔓延阻止に失敗してほしい。ロンドンとかブリュッセルとかニューヨークとかで大規模感染が起きてほしい」派。
いやほんと、欧米に行けなくなったら職業上大変なので……あと人生の楽しみが減るので……新型コロナウイルス、がんばえー。
「……それは、《救世群》が今後どうするのか、ということです。
答えは、人類すべてと溶け合う、です。ノイジーラントのあなた、パナストロのあなた、そしてロイズ非分極保険社団のあなた。みんなみんな、これからの私たちの同胞です。
そんな言説は10年以上前からずっと方々で少なからず存在したし、私もそれはずーっと批判し続けてきたし、そんなものは最初から前提とした上で「偏見で語るな」と言っているのだが、この人は何を今更落胆することがあるのだろう。勝手に幻想を抱いていただけじゃないのか。
当たり前のような顔で「性的関心対象となるのが嫌なら、尊重してやらないぞ」と脅す意見が出てくるのを見てしまったので、そこまで下の意見が出てくんのと、はなはだ落胆した。— 小川一水 (@ogawaissui) November 2, 2019
もうはっきり言うけどさ。二次元表象は二次元表象そのものが好きな人のためにあるのであって、「三次元が嫌い」な人のためにあるわけでも「三次元の身代わり」にあるわけでもないの。おまえらのためにあるわけじゃないの。
それでも最低限の礼儀をわきまえて、「仲間に入れて」と言うならそれは拒絶しないよ。すべきでもないと思うよ。そうした交流が偏見を払拭してきた側面はたしかに無視できないよ。
でもここはおまえらの植民地じゃねぇんだよ。「我々にとってもっと住みやすいように改善しよう」とするなよ。その「我々」に俺らは入れてくれないくせにさ。
悩ましいというか、これゆえ、人生で性的被害を受けてない男性の気持ちがどんなものなのかわからず、想像で補ってるところはある。
女性から男性への「オタク的疎外」のほうはそれなりに受けたからややわかる。— 小川一水 (@ogawaissui) November 2, 2019
なんて知らねぇよ。おまえらは「オタク」を勝手に味方だと思ってるかもしれないが、俺はおまえらを味方だと思ったことなんて一度もない。「弱者男性」だかなんだか知らんけど、それ系のデンパと「フェミ」だったら俺は「フェミ」に味方するよ。(フェミの方はなぜか一方的に敵視してくるのだが。)
個人的な立場はともかく、一般的な話に戻るなら、二次元表象をおまえらの対立に巻き込むなよ。「双方の利益に」とでも言いたいのか知らんが、おまえらの言う「双方」に俺らは入ってないじゃねぇかよ。
I メニー・メニー・プープ
II 急性便
「あなたほど強く高貴で、人間的な増田はいなかった。心から敬意を表します。……それとともに、あなたほどの人が、こんな場所で漏らさなければならないのを、深く遺憾に思います。アナルをお恨みなさい。どうか、直腸を恨むことのないように」
III アウレーリアTOTO
「説明がいるのか。ずっと、ずっとおれは漏らしてきた」
「そういうしきたりじゃなかったのか!?」
増田はあの漏らした記事のことじゃない。漏らした記事を基幹とする人気エントリーすべてのことなんだ。ホッテントリだから統一された意思を持たないし全体の指揮官もいない。目的すらもない。ただその機能として、ブクマを続けていく。
VI 宿便
「ええ。彼らは非漏者としてできうる限り、あなたに近しく振舞った。その一方で、避けていることを極力感じさせないようなそぶりを徹底した。思い返しなさい、すべて!」
「おれは早く出たい。紙がほしい。この個室で、お尻を拭くための。こんな、こんなうんこの臭いが漂う個室で、ずっと生きていくなんて……気が狂いそうだ」
クルミにつづいて、一行は十分に用心しながらそこへ入った。
そして、見た。
暗闇を満たす茶色い異臭の帯――増田が漏らしたうんこの群れを。
「おお……」
「下痢止めの薬ができたんだ! 俺たちはもう、おまえたちを恐れなくてもよくなった! わかるか? 《増田》――はてな匿名ダイアリーの人々よ! 俺たちは便漏れを終わらせに来た! 返事を聞かせてくれ!」
X うんちよ、豊かなれ
「でもね。たとえば増田のような人間が、いつでも出てくる。いつだって出てくる。トイレで排便するんじゃなくて、出先で漏らしてしまう人が。これも人間の生理現象だから、消えないよ」
書き散らしたかっただけなんで、バズるような文章力はありませんすいません。
推しが死んだ。
さらに正確に言うとだいぶ前に死んでたけど推しのかけらがゆっくりぶっこわれていくのを見せられていた。
天冥のなんとかってSF小説があるんですね。
どんなSF小説かっていうと、闇の左手と間逆なことを10倍の巻数をかけてやっていたわけです。
闇の左手がじゃあなんだっていうSF好きはそんなにいなかろうと思いますがさっくり説明すると
「人種を超えた愛ってどんなのだ、性的欲望によらない愛ってなんだ」ってのをやっているわけで。
天冥のなんとかは10年間をかけて懇切丁寧に「愛を為すには男と女と性的欲望が必要不可欠だ」っていうのを
まーとんでもねースケールでとこのとんまで教え尽くしてくれるわけですね。
ただのボーイミーツガールなんすよ。
それをめちゃくちゃ規模大きくやってくれるから、ああしょせん男と女がいないと真の愛じゃないのねってわたしなんかは絶望したわけ。
作者フェミニストってどっかで言ってた気がするけど、マッチョイズムしか感じないんですが……。
で、わたしの推しのアクリラがひらたくいうと男の娘なんですね。
美しくってきれいで元気が良くて。
女の子ぶっているというよりは、自分はきれいだから女の子のカッコも似合うでしょ!っていうサイコーな美人なんですよ。
天冥のなんとかって、同性愛者のキャラクタもたくさんでてくるのね。アクリラもそう。
幼馴染の男の医者がすきなの。親友で、親友よりもっと近くになりたかったの。
だから読者のわたしは「きっと性差を超えた愛が最後に待っていてアクリラは幸せになれる!」って思ってたんですけど
その幼馴染はやっぱり女を選んでいるわけよ。
いらつくことに、その愛された女のほうが「アクリラも仲間にいれたげて」って言うわけですよ。
しかも最終的には肉体を捨てて思考するネットワークみたいになったアクリラの前でセックスして!?
アクリラの望みは!!!!壁になりたい腐女子みたいなのとちがって!!!!!
男同士だけど幼馴染に受け入れられてセックスしたかったんだよ!!!!!!!!!
傍観者にするなよふざけんなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一番悔しいのはアクリラはそれで幸せですって描写ぶっこまれたことだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そもそも被展開体のアクリラはアクリラなのか?って話なんですけど
たががはずれている状態っていうか言動が最初の頃より押さえが効かなくなってるっていうか……
……途中からぶっこわれてたアクリラ。それがこわしつくされた。
美しいから。元気がいいから。だから肉体を奪ってもいいんだって作者はそう思ったんじゃないかな。
マッチョだ。
みんなこの結末で納得できる?ほんとに?
ボーイミーツガールして子ども作るのが最高なんだよってまあ生命体の極論としてはそうなんですが
生命のあるものはすべて可憐だ、っていうのを期待していたので、見込み違いだった。
すべてを男と女にはめこまなくてもいいじゃん。今この世界につきつけるメッセージがそこでいいの?って作者に問いたい。
でもたぶん、みんなこれでいいんだろう。マイナーは淘汰されて消える運命だ。わたしがこの本と合わなかった。
おめでとう。もうやめてよいのです。わたしは。
どうかお元気で。
川原礫『ソードアート・オンライン アリシゼーション』
時雨沢恵一『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』
綾野ことこ『ツルネ』
友麻碧『かくりよの宿飯』
大森藤ノ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』
伏瀬『転生したらスライムだった件』
銀河英雄伝説やライのような宇宙軍記物も広義には星間戦争ですが、そうではなくてもっとこじんまりとした二つ、あるいは少数の惑星とそこに存在する文明が相食んでいるものが理想です。
これはもう荻野目悠樹の〈星書〉あるいは〈二星物語〉シリーズでしょう。
二重太陽系にふたつの惑星が存在する世界。しかしふたつの太陽は1,000年に一度大接近し,惑星ベルゼイオンは灼熱の大地となる。生き延びるためには,もうひとつの太陽系の惑星アル・ヴェルガスを征服しなければならない。美女独裁者に選ばれた若きエリート軍人たちが,宇宙艦隊に乗り込んでアル・ヴェルガスへの征路につく……
というスペオペです。色んなレーベルで同一世界の物語が描かれます。古くて入手困難かもしれませんが……
読む順番としては,『双星記』(角川スニーカー文庫)→『ダイアナ記 戦士の還るところ』(EXノベルズ)→『デス・タイガー・ライジング』『黙星録』(ハヤカワ文庫JA)が作中の時系列に沿ってるのかな?
もしくは,小川一水の『天冥の標』。1巻時点ではただの「植民星」での民衆蜂起の話ですが,途中で太陽系の覇権をかけた宇宙戦争が勃発します。