そんな言説は10年以上前からずっと方々で少なからず存在したし、私もそれはずーっと批判し続けてきたし、そんなものは最初から前提とした上で「偏見で語るな」と言っているのだが、この人は何を今更落胆することがあるのだろう。勝手に幻想を抱いていただけじゃないのか。
当たり前のような顔で「性的関心対象となるのが嫌なら、尊重してやらないぞ」と脅す意見が出てくるのを見てしまったので、そこまで下の意見が出てくんのと、はなはだ落胆した。— 小川一水 (@ogawaissui) November 2, 2019
もうはっきり言うけどさ。二次元表象は二次元表象そのものが好きな人のためにあるのであって、「三次元が嫌い」な人のためにあるわけでも「三次元の身代わり」にあるわけでもないの。おまえらのためにあるわけじゃないの。
それでも最低限の礼儀をわきまえて、「仲間に入れて」と言うならそれは拒絶しないよ。すべきでもないと思うよ。そうした交流が偏見を払拭してきた側面はたしかに無視できないよ。
でもここはおまえらの植民地じゃねぇんだよ。「我々にとってもっと住みやすいように改善しよう」とするなよ。その「我々」に俺らは入れてくれないくせにさ。
悩ましいというか、これゆえ、人生で性的被害を受けてない男性の気持ちがどんなものなのかわからず、想像で補ってるところはある。
女性から男性への「オタク的疎外」のほうはそれなりに受けたからややわかる。— 小川一水 (@ogawaissui) November 2, 2019
なんて知らねぇよ。おまえらは「オタク」を勝手に味方だと思ってるかもしれないが、俺はおまえらを味方だと思ったことなんて一度もない。「弱者男性」だかなんだか知らんけど、それ系のデンパと「フェミ」だったら俺は「フェミ」に味方するよ。(フェミの方はなぜか一方的に敵視してくるのだが。)
個人的な立場はともかく、一般的な話に戻るなら、二次元表象をおまえらの対立に巻き込むなよ。「双方の利益に」とでも言いたいのか知らんが、おまえらの言う「双方」に俺らは入ってないじゃねぇかよ。