はてなキーワード: 天皇とは
来春の天皇陛下の退位と皇太子さまの新天皇即位の準備を進めるため、政府は12日午前の閣議で、安倍晋三首相が委員長を務める「式典委員会」の設置を決めた。直後に首相官邸で初会合を開き、安倍首相はあいさつで、新天皇の即位日となる2019年5月1日を来年限りの祝日とし、来年の大型連休を10連休とする方針を表明した。
首相は、新天皇の即位を国内外に宣言する「即位礼正殿(せいでん)の儀」の同年10月22日も、祝日とする方針を明らかにした。5月1日と10月22日を、来年に限って祝日とする政府提出法案を臨時国会に提出する見通し。
もう来年のカレンダーとか手帳とか印刷し始めてるだろうに、なんでこのタイミングで・・・
買え控えも起きそう。
というか、自分がそう。
多すぎないか?
「日本の昔の首都は奈良なんだから日本人なら奈良に詳しくなれ」
とよく言われて育ってきた。
俺はそのことになんの疑問も持ってこなかったし、日本人だし当然のことだと思ってる。
ちなみに生まれも育ちも奈良だし関西だ。むしろ関西から二十歳になるまで出たこともない。
休日によく奈良県内へ連れて行ってもらい、近鉄沿線や駅名、道の駅、奈良健康ランド、谷瀬の吊り橋、昔そごうがあった場所、せんとくんは当然ながら、ピンクルというゆるキャラがいることまで、奈良の隅々まで教えてもらった。
もし母親に教わってこなかったとしても、当然日本人として自分から奈良の勉強はしていただろう。
就職は奈良県内でしたが、同僚に奈良のことを全然知らない人が多くて驚愕した。頭の悪そうな若者がピンクのプーマのジャージを着て徘徊することをやたら気にしてた。それでも人数比率に対する、東大京大合格率ナンバーワンの県だ。
学生時代友達とそんな話をしたことがなかったから気付かなかったが、これが現状とは。
有名な観光地くらいしか知らず、南北朝時代の天皇の名前や京終や帯解の駅名を読めないものや、マント君というゆるキャラすら知らない者もいた。近畿地方の地図を書かせたら奈良が無いこともある。
たまたま職場の人が教養のない者ばかりだったのだと信じたいが。
この記事を見て胸に刺さった人。
教育勅語のことが話題になっているけど、教育勅語の内容の是非について議論してもあまり意味はないと思う。
負けた以上は、それ以前の日本という国の国体や社会の仕組み、価値観などを捨てなければならないということである。
(私も含めて)今の日本人は、1945年以前と1945年以後の日本は全くの別物だと思っている。
とは言っても君が代や国旗は戦前と同じままだし、首都も東京のままである。
天皇は人間宣言を行って、神に等しい存在から国の象徴になった。
まあGHQの思惑や、冷戦が始まっている当時の世界情勢の影響が大きいんだけど。
このように、1945年以後の日本では、戦前と比べて変わったものもあれば変わっていないものもある。
では何を変えるべきで何を変えるべきではないか、と言うのは議論の的になるだろう。
「天皇家の扱いはどうする?」
問題の教育勅語であるが、1948年に衆議院が「教育勅語等排除に関する決議」をして、新しい教育基本法にその機能は引き継がれている。
教育勅語は、過去の歴史的においては、日本の近代化に一定の役割があったと考えられるが、時代を経るについて、その位置づけが変わっており、どの視点に立つかによって評価が変わってシマウマ。
江戸時代以前、幕藩体制下においては、人々は藩(クニ)というコミュニティへの帰属意識はあったが、日本という統一された国家への帰属意識は存在しなかった。しかし、欧米列強のアジア進出に直面し、明治国家は統一された近代的な「国民」を創出する必要性に駆られた。そこで、井上毅が中心になって起草されたのが教育勅語である。
江戸以前の封建社会では、お殿様がいて、家来衆がいて、そのまた家来がいて、農民・商人・工人がいて・・・と、多層的な社会構成となっていた。欧米を直接視察した当時の指導者たちは、このまま身分により分裂した社会では、我が国が近代化を成し遂げて欧米に伍してゆくことは難しいと考えた。そこで、表向きは日本人に馴染みのある儒教的な用語を使いつつも、勤勉であれというプロテスタンティズムの精神を注入したものが教育勅語である。(米英独における近代資本主義の形成にプロテスタンティズムが果たした役割についてはマックス・ウェーバーの説に譲る)
教育勅語の登場により、日本人の中にプロテスタンティズム的な精神が形成され、曲がりなりにも、なんとか我が国は近代国民国家を創りだすことに成功した。また、一番問題になっている「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ・・・」の文言についても、歴史的には欧米の「国民軍」形成の流れと相似をなすものであると位置づけられる。(というのも、それ以前は武士階級のみが軍事に専念して、一般市民にとっては軍事は全くの埒外であった。このままの意識が続いていたとしたら、本邦は他のアジア国家と同様に、欧米の植民地となっていたであろう)
ただし、時代を経て昭和の激動期に入ると、明治憲法と同じく、長所よりも欠点が目立ち始める。
欠点の第一要因は、明治憲法や教育勅語が、現人神である天皇から臣民に下されたもの(実際は、明治の元勲が起草したものだが)という形式を取ったことであろう。明治憲法も、首相の権限が明記されておらず、その基盤が弱小である等の問題をはらみつつも、「不磨の大典」化してしまったため、政治家が軍事官僚を縛ることすらできなくなってしまった。教育勅語も時代に即して改定を行う動きもあったものの、やはり天皇から下された「聖典」という位置づけから改定ができなくなり、戦時下においては国民を総動員する装置となってしまった。
以上を踏まえると、教育勅語は日本の近代化を推し進めた功績があり、現代資本主義社会においても引き継がれる価値観を含有するという点では一定の「普遍性」を持つ一方で、戦時下においては国民を動員する装置となったという点で「負の側面」も多く有するという、なんとも白黒つけがたい存在であると評価できる。
なお、現代では教育勅語は、その歴史的役割をすっかり終えており、今さら道徳のために引っ張り出してくる必要性は無いという私見を最後に付け加えておく。
親と仲良くとか、友だちと仲良くあたりがあるから普遍的だというが、
万一危急の大事が起ったならば、大義に基づいて勇気をふるい一身を捧げて皇室国家の為につくせ。
かくして神勅のまにまに天地と共に窮りなき宝祚(あまつひつぎ)の御栄をたすけ奉れ。
かようにすることは、ただ朕に対して忠良な臣民であるばかりでなく、それがとりもなおさず、汝らの祖先ののこした美風をはっきりあらわすことになる。
あたりはガン無視するね。教育勅語は素晴らしいんだという連中は。
で、お偉方は「俺は天皇の名代だから、名代の俺に従え」というのをやりたいんよ。陛下はそれに危機を抱いたからボケる前に生前譲渡をする判断をした。
それでも、天皇の権威やらなんやらかんやらで新元号の発表を改正1ヶ月前まで遅らすみたいな「天皇陛下を崇めて直近の部下の俺様たちの指示に従え」みたいなのをやるスキを伺ってる。
ごく簡単にいうと、教育勅語は、「帝国憲法」によって形作られた近代法治国家を、
井上毅という。だから井上毅の目論見を考えないと教育勅語の本質なんて分かるわけないのだが、
だから、「現代にも通じる要素がある」とか、どうでもいい表面的な理解しかできなくなる。
当時の御用学者の多くは、「克ク忠ニ克ク孝ニ」だといっている。
忠孝一致、つまり天皇に使えることと、親に仕えることに「全く」矛盾はない。
これぞ万世一系の日本のみの特質、中国にも西欧にも日本が優れる所以だ、という主張になる。
わかっていってるならいいよ。それを、
「教育勅語は友達を大事にしろってかいてあるから、今も使える」とか
それらを除いたものは(教育勅語が書かれる前から)普遍的な道徳観であってその教育にあたって教育勅語に頼る必要がないから。
代替可能な部分のために教育勅語をわざわざ持ち出すということは、代替不可能な部分すなわち天皇中心の皇国史観を復活させるのが本意なのであろうと推察するから。
ここ10数年、右傾化ガーとか歴史修正主義ガーと言われて久しい。
ところがウヨが興味あるのは慰安婦とか南京とか戦前戦中の話だけで、それ以前はどうでも良いらしい。
過去10数年ぐらいに刊行されてる、吉川弘文館の人物叢書だの、朝日選書だの講談社や中央公論社だの各社の新書とかで、古代・中世日本史の本を読むと、なぜウヨが激怒発狂しないのか謎でならない。
何しろ、古代史では『日本書紀』は大ウソだらけ、万世一系ではなく継体天皇の代からは新王朝の可能性が濃厚、任那日本府は通説よりずっと規模が小さく「日本府」って名前も後世につくられた、「大化の改新」の中身はほとんど無し、厩戸王は実在したけど聖徳太子の手柄の大部分は蘇我氏の業績、藤原氏(中臣氏)を美化するための誇張が濃厚、壬申の乱の記述は天武天皇を正当化する作為が濃厚――といった調子、皇国史観は絶対で「記紀の内容はすべて史実!」て言ってた戦前の基準じゃ許されん話ではないかw
「神武天皇は実在した」とかドヤ顔で語ってた自民党議員は怒らないのか?
中世史も、『平家物語』の名場面の大部分は創作で源氏は卑劣、後醍醐天皇は政治的に無能だったから建武の新政は失敗、戦国時代には住民大虐殺や奴隷の人身売買が通例……とかなんとか、そんな話がフツーに記されてる。
竹田恒泰とかの「日本の伝統に詳しい人」と称する連中に言わせると、近代以前の日本には中国韓国のような野蛮で卑劣な話は一切なく、この世の悪はすべて戦後民主主義のせいらしいが、全然そんなことはなかったと公然と書かれてる。
やれ「歴史戦」とか言う連中は、なんでこういうここ10数年の歴史学者の成果を「ブサヨの歴史捏造だ!」と言って怒らないのかw
ウヨ連中は本当に、明治期以降か下手すりゃ昭和期戦前しか興味ねえんだろうな
専業主婦とか夫婦同姓が本気で日本の伝統と思ってたり、小島毅が書いてたように「明治維新が起きたのは江戸時代に儒教が広まったから」とか知らんで、本気で「中国韓国は儒教国家だからケシカラン」とかドヤ顔してる奴多いし