2018-10-05

戦争に負けた国はどれだけ自国過去否定するべきか

教育勅語のことが話題になっているけど、教育勅語の内容の是非について議論してもあまり意味はないと思う。

一番重要なことは、日本戦争に負けたわけである

負けた以上は、それ以前の日本という国の国体社会の仕組み、価値観などを捨てなければならないということである

(私も含めて)今の日本人は、1945年以前と1945年以後の日本は全くの別物だと思っている。

とは言っても君が代国旗戦前と同じままだし、首都東京のままである

しかし変わったものもある。

天皇人間宣言を行って、神に等しい存在から国の象徴になった。

日本国憲法、農地改革自衛隊財閥解体・・・

まあGHQの思惑や、冷戦が始まっている当時の世界情勢の影響が大きいんだけど。

このように、1945年以後の日本では、戦前と比べて変わったものもあれば変わっていないものもある。

では何を変えるべきで何を変えるべきではないか、と言うのは議論の的になるだろう。

陸海軍は一度米軍の指揮下に入って再建するか?」

天皇家の扱いはどうする?」

日本米軍にならって核武装するか?」

教育勅語君が代はどうする?」

問題教育勅語であるが、1948年に衆議院が「教育勅語排除に関する決議」をして、新しい教育基本法にその機能は引き継がれている。

もし教育勅語のことを議論するのであれば、この決議自体の是非を議論しないと話が見えてこない。

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