という考えは改めた方がいい。
だから改革なんて無駄だしやるべきではないから任期中に着手してもポイントにならないってロジックで問題を何十年と先送りされ続けてきた結果が現状なわけでさ。
実際彼はある種独裁的で、現状の問題に対して民主主義的解決をする気は(あまり)ないというのを理解した上で
「民主主義のルール」に抵触しない形でやっていると自分は評価している。
橋本氏は「"市民"社会組織の自治」も「反対意見へのアクセス権」も認めている
発言に矛盾はない
別に「独裁」を連呼はしてないけど、橋下も、その支持者も嫌いなので一言。前出の動画を見て簡単に要点をまとめるけど、
まあ、おおむねそういうことを言ってる。ここまではOK?
でも、この上段と下段は矛盾してる。そこが理解できているのだろうか。これをなぜ矛盾というか、順に説明したい。(これが矛盾だと理解できる方は、一気に下の「矛盾について」までジャンプしていただいて構わない。)
まず、橋下や多くの橋下支持者の言う「民主主義」とは何か。本当に理解しているのか? たとえばそういう人に、民主主義って何?って聞いてみると、それは多数決のことだとか言う。馬鹿!としかいいようがない。少しはググれ。多数決というのは、民主主義の本体ではなく、言ってみれば糞のようなものだ。生きていれば必ず出る。それが糞。だが、それはものの本質ではない。やむを得ず出す余剰や排泄物を本質だと言ってみるのは、スカトロプレイに人間の真実がある、というSM愛好家の口吻と同じ程度の説得力しかない。要するに一種の自己弁護と詐欺である。
政治とは意思決定だ。その意思決定の主体を、どこにおくか。大昔は神に預託された巫女が、あるいは神権をもった王がもった。しかし、徐々に一人の意見の過誤を防ぐ意味から、多くの頭脳による方法が用いられるようになり、君主制(一定の中からトップを選ぶ)、寡頭制(複数で決める)、貴族制(階級全体で決める)、あるいはそれらを組み合わせることで意思決定がなされるようになった。古代に一度行われていた民主主義は、近代に入り、社会や経済の成熟と歩を並べ、自由主義・資本主義社会の進展とともに、「みんなの意見を合わせると、おおむね正しい結果になる」という知見の下、選挙による間接民主制という形で、多くの国で採用されることとなった。(余談だが、間接民主制をとる場合、大前提として、投票する大衆は、現下に起きている事態について、必要かつ十分な知識をもつ必要がある。そこで、間接民主制をとる集団では情報を適切に配分する方法が必要となる。多くの近代国家では、そのために民主制とセットで、権力から自由なメディアを発達させてきた。自由なメディアの無い国に、民主制は成立しない。)
で、「みんなの意見」をまとめるために、民主主義はどのような方法を取るか。それは「話し合い」である(というより、それ『しか』方法はない)。集団での意思決定であるから、理でもって他者と交渉し、協調の精神で話し合いをすすめながら、最終的に合意を得て決定する。その際、たとえ少数であっても、その少数意見を尊重すること無しには、集団で合意の形成などできない。特に、間接民主制の下では、たとえ一人の意見であっても、その一人の背後には膨大な人間が存在しているため、軽視することは許されない。少数意見を採らない場合、反対を主張する多数派には「採らない理由を合理的に説明する」義務があるのは当然だ。
ただ、もちろん政治は現実のものであり、現実の人間は不完全なので思想・信条や見解の相違がある。時代の要求する文化によっても、物の価値は変動する。その変化の前後で人の価値観は異なるだろうし、そうなると、どれだけ理を尽くしても最終的に対立が解消しない、という事態は起こり得る。だがそれでも、もちろん政治は決断をくださなければならない。だから、理を尽くして越えられない壁がはっきりしたときには、それを越えるため万やむを得ない解決手段として、『多数決』が用いられることになっているのである。
本来、とにかくひたすら話し合うのが民主主義である。だから、決定を多数決に持ち込むような事態は、民主主義が敗北するときと言ってもよい。だが、民主主義が敗北しても我々は民主制を放棄するわけにはいかない(それよりマシな方法が存在すると知られていない)から、その場合に意思決定を行う最終手段として『多数決』は許容されているに過ぎない。多数決とは民主主義の糞だというのは、つまりそういう意味だ。現代日本の民主制は、理と協調の精神による話し合いを通して多くの素晴らしい意思決定を行っているが(与野党がケンカばかりしていると思っているお子様は、日本の色々な法律がどのように成立しているかちゃんと確認すべき)、不完全な決定のいくらかを多数決という糞としてひり出してもいる。それだけを見て、多数決は素晴らしいなあ、とか思ってる人間は、スカトロジスト(糞尿愛好家)と呼ばれても仕方ない。そう呼ばれることに誇りを覚えていて、一緒にするなと怒る人もいるかもしれないな。すまん。
さて、以上を踏まえ、比喩として、もう一度言う。多数決は糞だ。少数意見を最終的に「採らない・採れない」ことはもちろんある。それでも、一定の合意を得るための様々な譲歩や協調のための配慮は必要なのであって、それは民主主義のコストなのではなく、民主主義による意思決定を可能な限り正しいものにするために絶対必要な手続きだ。だから、多数決をタテにして少数意見を圧殺する人間は、そもそも民主主義者ではない。数の暴力を振りかざして権力を握る人間は、端的に言って独裁者である。
最初に【矛盾】と言ったのは、「少数意見を尊重する」ことこそが民主主義のルールそのものであり、少数意見を尊重しないのは単なる独裁(あるいは数の暴力)であるにも関わらず、「民主主義のルールを守る」と言ったその口で彼が「少数意見を尊重しない」と述べているからだ。少数意見を尊重しないなら、それは民主主義ではない。彼は法律家であり政治家であるのだから、そんな初歩の初歩をしらないわけがない。
あるいは、彼は「ここで民主主義のルールとは選挙のことを言ってるのだ」と言い逃れるかもしれない。だが、「選挙」とはあくまで「間接民主制」を成立させる手続きの一つに過ぎず、民主主義における意思決定システムの本質とは無関係であることもまた、言うまでもないくらい当たり前のことだ(首長が選挙で通ったからといって、その主張が議会の全体合意もなく自動的に「承認」されるような詐術が成り立つなら、最初から議会は必要ない)…これもまた、政治の初歩の初歩であり、法律家であり政治家である彼が絶対に知らないはずはない前提だ。ではなぜ、彼は平気でこういうことを言うのか?
それは、選挙民のほとんどが「民主主義とは多数決のこと」であり「多数決=選挙のこと」である、と二重に勘違いしていることを知っていてそれを都合良く利用するためだ、としか解釈できない。その二つの勘違いを利用することで、「選挙に通ってしまえば独裁してもよい」という思い込みを形成し、支持者がそれを支持する「空気」を作りだして、反対する良識派(というか当然起こる反対)を封じ込め、本来通るはずのない法案を作成し議会を通過させようとしている…それが、目下彼がせっせとやっていることではないか。そして、そういうところがヒトラーの手口と酷似していると指摘されているところであり、彼に警察権や軍事力、立法権があるかないか、ということが問題なのではない。まあ、個人的には彼は、ヒトラーの尻尾というより劣化矮小版のコイズミジュンイチローだと思っているけれど。
以上を踏まえて、彼の言っていることはシンプルに嘘だと私は考えている。嘘から発生する利益を享受する人間をなんというか。その呼称は各自に判断に任せるが、いずれにせよ、民主主義の破壊者が、口先だけ民主主義を唱えながら権力の位置にあるという現状を、どのように見るか、これは呼称なんかよりも重大な問題だと考えている。
これは、彼個人が善意の人であるか悪意の人であるかという問題ではない。民主主義のシステムそれ自体にそもそも脆弱性があって、その脆弱性がまさに攻撃されており、ウィルスチェッカー(メディア)も、そのウィルスがまさに自己の中から(メディアが創りあげたスターとして)誕生したために有効に機能していない、という状況をどう見るかという問題である。
以上、簡明に反論してみたつもりだが、随分長くなった。反論があれば伺う。
あなたが「社会からの要請」を問題にしている事はわかりました。
私が問題だ、と思っているのは「自殺率と男性への期待値」です。
女性は男性に結婚相手として経済力に加え、ダイレクトに家事、育児も求めるようになりました。
過労死が問題になっている状況下で、ですよ?
家事、育児を求めるまえに長時間労働の問題を訴えた方がマシだと思うんですけどね。
やっぱりなあ。
http://anond.hatelabo.jp/20111231144734こういう奴はこれで論破(笑)可能だな。
http://anond.hatelabo.jp/20111225140148
そういう意図での提案だったんだな。
ありがとう。そもそも時間が経っていたから、気付いてもらえて嬉しかったよ。
ここは、あそこはどうするんだ?って色々考えるのは楽しい。
本当に実現したなら、研究集会や図書館大会でその講演が聞きたいよ。
そういう話が館にくれば、乗ってみたいなとも思う。
家事の時間が多すぎなのは女性の意識の問題かも。 家事にクオリティ求めすぎ。
食事つくりすぎだし、食器洗いすぎ、あと専業主婦多すぎ(自然とキッチンにいる時間が長い層がいる)、あと効率も悪いらしい。
http://allabout.co.jp/gm/gc/373180/
P&Gは、家事労働と自由に使える時間とのバランスに関する意識と実態を調べるため、
日本の主婦1000人と、アメリカ、イギリス、スウェーデン、中国の主婦各300人の計2200人にインターネット調査を実施しました
(『家事と自分時間とのバランスに関する意識・実態調査』)。この結果によると主婦の家事時間は1日平均
日本……264分
スウェーデン……162分
アメリカ……144分
イギリス……132分
中国……114分
■1日に3回以上料理をすると答えた人の率
日本……55.5%
イギリス……14.7%
スウェーデン……7.7%
アメリカ……26.0%
■1日に3回以上食器洗いをす ると答えた人の率
日本……55.5%
イギリス……27.3%
スウェーデン……7.7%
アメリカ……8.3%
中国……26.0%
さらに「家事を効率的にできていると思いますか」という問いに対し、「効率的にできていない」と考えている主婦の割合は、
日本……44.7%
アメリカ……16.7%
スウェーデン……15%
考えてみると『3食自分で作れる』って専業主婦か。。。 あとcookpad社員か?
http://halfwaymark.blog114.fc2.com/blog-entry-284.html
しかも、音だけ大きくて吸い込みが悪い掃除機だと、何度も同じところをやったりして効率が悪い。
追記
http://allabout.co.jp/gm/gc/61707/
科学技術白書が昭和42年の段階で、すでに以下のように指摘しています。
「洗濯機の普及状況から見て、洗濯時間が大幅に減少するのではないかとの予想に反して
かえつて増加現象さえ見られる。これは一家庭当たりの衣類保有量の増加と洗濯の省力化によつて
そう、家事の労力は確実に減っても、家事の機会や頻度は増えているのです。
昭和の時代は、家事の省力化に平行して暮らしが豊かになることで、
持ち物が増えたり、食事やインテリアに関心が向いて家事機会が増えるという現象がありました。
洗濯が楽になると服を増やしてしまう 。調べるといろいろ面白いね。
昔から変わらないもんだなー。
http://anond.hatelabo.jp/20111230044635
まあ公務員にもいろいろあると思うよ。
誰が悪いわけでなし。ただ日本はどんどん貧乏になるのよ、そんなの10年前からわかりきってたことだろ。
組織にいることで金もらえてる人間は俺も好きじゃないけど、しょうがないよね。
そういうスキルが低い人たちもいて、世の中成り立ってるんだから。
そのリスクがある人たちは大変だね~。
仕事もつまんなさそうだし。
俺でよかった。
そもそもアンケートの質問自体に問題ありそうなんですが。
そのとおりですね。そういうアンケートがまかりとおるようなこの社会、あるいは「文化」それ自体を私は問題にしているつもりです^^。それが社会からの「要請」ですね。
日本人はリスク大嫌いだから、コストが高くて万が一失敗したときの損が大きい(=リスクが大きい)大著の出版なんて滅多なことじゃゴーサイン出なさそう。
だが微妙
3DS売れたと言っても値下げして、ダブルマリオモンハンでやっとのことで目標達成
Vitaは値段の割に好発進と思ったら、クリスマス戦線で7万と失速
初週もPSPよりかは売れたが、Vitaは二日でPSPは一日集計だったし出荷数も違う。PSPは少なく品薄でVitaは在庫いっぱいだったし
震災があったとは言っても
解像度とか800×480にすりゃ、詐欺らなくても宣伝に使いやすいのになあとか
性能もそうだが3Dを活かそうとすると調整期間やノウハウをタメなきゃならない
なんつーか微妙に外しているが、まあDSの後継だしとりあえず適当に出す的な方向になってる。士気は低い
ある程度本体売れたらソフト本気だすかもなあって会社や同業者間では言われてる
開発はしやすいし、意欲的な上司や一部同僚もいるけどさ。あの高い本体+メモカでどこまでいけるのか
大変な現状は分かる。しかし、改善の可能性はないわけでもないんじゃないか?
要は「どういう生徒を育てたいか」を明確にすることでは。それが明確になり、そこに至るロードマップとして毎日の業務を位置づけることができれば、かなりの変化が期待できると思う。
たとえば「朝電話をかける」にしても(失礼だが)
「なんでこんなことやらなきゃならんのだ?バカ」
とか思いながらルーチーンワークとしてやるのと、
「家庭の様子、状況、様子の確認。気の変わりやすい保護者との顔つなぎ。サボる理由の原因をそれとなくリサーチ。」→「少しずつでも改善の方向を考えていく」
と考えて、毎日要点を絞った記録を残しつつ電話するのとで、結果は(たとえ少しでも)多分違う。ルーチーンワークで電話をかけてくる担任と、こちらの様子を気にかけながら、将来の方向性を探ろうと考えてくれている担任との違いが、たとえ口には出さなくても、電話をとる保護者の方で分からないということはないはず。(まあ、それをするには40~60という人数はあまりに多いのだが。)
大変な仕事と思う。正直、社会が失業者予備軍を「専門学校」に押しつけているだけという部分もあるだろう。でも、「ガッコウ」を出たけれど、社会に居場所のない子どもには本当に居場所がないので、そこのところでがんばっている人は、ちょっとでも報われて欲しいと切に願う。
平成17年版 国民生活白書 女性の実質所得は緩やかに上昇している
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h17/01_honpen/html/hm02010003.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%8D%E5%81%B6%E8%80%85%E6%8E%A7%E9%99%A4
パートで働き、配偶者控除を受ける者は年末になると就労調整をして給与年収を103万円以内に収めようとする。
いやホント、こういう女性の観点から『女性の年収が低いからだー!』という反論をみると
「配偶者控除、やめようぜ」という民主党もそう悪くないのかな、と思ったりもしますね。
試しに止めてみるのも悪くないかも。
清掃作業員ですら年功序列で20代前半で25万くらい、50代だと50万超えてるのなw
凄まじすぎて開いた口が塞がらないというか、そりゃ財政も破綻するわって感じ。
あんなもんフルタイムで働いたとしても月20万程度がいいとこだろ。もちろんマネジャーにでもならん限り昇級なんてあり得ない。