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はてなキーワード: 北方謙三とは

2014-05-09

女H

第一章 路上

HUB帰りの女子ナンパ

ナンパとは高い木の上にいる実を一撃で撃ち落とす弓矢であることを実感。

そこそこかわいい。目が外人っぽい。そう言われることが多いとこのこと。

Red Blue(赤いブル)を売っているHubRed Ocean

多分、何人かにナンパされ(外人含む)酔って帰る途中の2人組。

誰も撃ち落とせなかった2つの実がを路上で撃ち落とす。

から弓矢で引き下ろせばそれは我らがストリート

第二章カラオケ

盟友とナンパ、そのままカラオケ

カラオケでは、

①野獣エロキス)まで行くこと

エンターテイメント紳士でいることを

3:7で、ビールの泡は3:7で。

①も②も必須。②こそが俺エンタメ系です。

二遊間を守る盟友は少し野獣の比率をあげすぎて、負傷退場(主に心が)

ゴール

ということで、2:1という状況下。

女子トイレに行った好きに、落とせそうな女子キス彼女終電を逃し、

もうすでに配下に落ちているが、足=車を電話で手配した模様。

今日を逃せば永遠にLINEループに陥ることは目に見えている

ということでトイレでエチロス。これだけが、幾多のValidation(女子の目

終電男子がワンサカいるHub)を乗り越えれる糸を通すパス

トイレでエチロスごちそうさまでした。

追記

増田ブンガクは只(ロハ)ではない

カストラックしかつかないので、カストラック無視して。

id:toru-nakata 氏 ありがとうございます。安いキャバクラ10回より、1回の北方謙三 などの気の利いたコメントの方に

          評価していただけるのは光栄です

id:CCCPdotK 氏 とりあえず田中死ね ちょっとから思ってたけど俺こいつ嫌い うるせえほっとけ

          などのネガティブコメントばかりしているようですね。 でもありがとうございます。そういうスタンスなんですね。

          

2014-02-06

http://anond.hatelabo.jp/20140206021840

横だけど、Wikipediaによると北方謙三自身はソープへ行ったことがないらしい。ソープでは一体どんな奇跡提供されているのか知らないが、ソープへ行かない理由を疑う前に、ソープへ行く理由を疑うのが先ではないか。そもそも、ソープへ通い詰めることで一体どれだけの金が失われるのかわかっているのか。いや俺はわからんが、数十万、あるいは数百万か。そんだけあれば他にもっとマシなことができるだろう。浪費することで失われる未来の可能性は無視できない大きさだと思われる。碌な根拠もないのにみんなして大金を使えと詰め寄るのっておかしくね。まるでカルト宗教へのお布施強要してるようでキモい

2013-04-11

いじめられたら、やり返せ」

はてなブログを書くような人間は全員、子供のころはいじめられっ子だったに違いないと確信している私。

こうして増田で書いている私も当然いじめられっ子だったわけですが、それについての思い出話をひとつ

いじめられっ子といっても、そこまで酷くならなかった(囃し立てられる程度)のですが、

それは初期の段階で「やり返した」からだろうなー、と思います

よくマッチョな人が「いじめを話し合いによって解決するのは無理」とか「体罰を否定した日教組による戦後教育の歪みが云々」とか言ってますが、

彼らの話は正しいのかもしれません。まあ、殴り返して余計にいじめが酷くなったという話もまま聞くところですので、

いじめっ子を殴ってそれで沈静化した私のケースはむしろレアなのかもしれません。

ところで、いじめっ子は3人1組の場合が多いように思われます

1.腕力が強い、あるいは話が上手く、いじめを主導するタイプ

2.普通タイプ

3.体が小さくて、いじめられっ子の側に回ってもおかしくないのだが、上手く立ち回ってそれを回避しているタイプ

さて、殴り返すとしたら誰を殴るべきでしょうか。普通に考えれば1ですよね。

でも怖いんです。人気があるからいつも誰かと一緒にいるし。

から3を殴る。自分よりも弱くて、いかにも殴りやすそうな相手を。

正直、ビビりました。殴った相手が壁に頭をぶつけて、病院行き。

正々堂々喧嘩したのならともかく、自分より弱い相手を一方的に殴って怪我させたわけですから、いろいろ考えますよね。

菓子折り以て謝りにいかねばならないのか、とか、もしかして警察!?とか。

不思議なことにそれっきり何もなかったのですが(牧歌的時代ですね。15年くらい前)、すると今度は「なんて卑怯なやつなんだ、自分は」

という罪悪感が襲ってきました。

実際、そうなんだと思います。一番弱い相手を狙って殴り、それで鬱憤を解消しようとしたわけですから

正当防衛」なのでしょう。たぶん。

でも、いじめっ子のような誇りも信条もないような人種と違って、栄誉あるいじめられっ子の私はプライドたかびーちゃんなので、そう思うのは仕方がない。

この一件から学んだことは、自分がそこまで強くもなく、本当の悪に立ち向かえるような勇気も持ち合わせていないこと。

一般化するなら以下のような感じでしょうか。

1.人間自分被害者であると強く思えば、どこまでも攻撃的になれる。

2.しかし、その矛先は多くの場合、問題の元凶ではなく、単に自分よりも弱い人間に向かう。

何でいじめられた私が反省せねばならないのか自分でもよくわからないのですが、要するにいじめとは

いじめられ続けても傷つくし、やり返していじめを終わらせても傷つく

という何このクソゲーな代物なわけです。

戦えば今までとは違う自分になれるような気がしたんですけどね・・・

まあ、ソープにいっても性格が変わらないのと同じようなものか(北方謙三には騙された)。

2013-03-03

デリヘル嬢にセックスを教わろうと思ったけど人生相談だけで終わった

まぁ件名の通りなんだけど。

最近好きな女の子にフられた。

同じ職場の年下の子だ。

告白

の子を遊びに誘ったら意外にもあっさり来てくれた。

元々趣味が近くて、お互いが好きなアーティストライブだったから、というのはあると思う。

終了後近くの喫茶店で「好きだ。付き合って欲しい」と伝えたところ「実は彼氏がいて...」ということであえなく撃沈。

元々あきらめるために告白するんだ、ぐらいのつもりだったけど、いろいろ話して、今まで知らなかったその子のことをいろいろ知った。

はいいし、発想もキレるし、それでいて常に周囲に笑顔をふりまく感じのいい子だったので、元々尊敬できる子だなぁと思っていたけど、それが確信に変わった。

わかりやすいところで言うと、すごい経歴の持ち主だった。

高学歴だし、新卒入社した前職は、30代ぐらいでも年収1000万クラス社員ゴロゴロいるような大企業だ。 (出典: 2ch)

片や俺は二十代半ばにして彼女いない歴=年齢。

もちろん童貞

人間として完全に負けている。

フられてその後

葛藤しながらも、フられてからしばらくは、どちらかというと諦めた方がいいんじゃないか、と思っていた。

あんまりしつこくして問題でも起こせば、職場にも迷惑をかけてしまう可能性がある。

お互い仕事職場も大切に考えている方なので、どちらにとってもそれは不幸でしかない。

(俺が告白したことについては、相手も誰にも話してないらしく、職場の誰も知らない)

しばらくは、仕事上のやり取りはなるべく事務的にこなすよう心がけ、無駄話とかはしなかったし、必要以上に眼をそらしたりしていた。

だけどむしろ相手の方からしかけてきたり、なんかちょっとしたお菓子をもらったりして、結局前よりも (端から見れば) 仲良しな感じになっている。

こないだなんて、2人きりではないとはいえ、遊びに誘われた。

そこで俺も方針を変更した。

諦めない。

2度目のチャンスを伺う。

というか段々と、ここで諦めるわけにはいかねぇ!ぐらいに盛り上がって来た。

俺に取っては10年以上振りの恋だ。

前回は中学の頃にまで遡ってしまう。

ここで諦めたら次は30代半ばになっているかもしれない。

今は付き合いを保ってチャンスをうかがいつつ、少しでも好感度を上げようとしている。

何でデリヘル嬢を呼んだのか

付き合いを保っているとはいえ、会えるのはほとんど平日だけ。

好感度を積み重ねて一定のラインを超えればNTR、という単純な事でも無いだろう。

それとは並行して自分人間的に成長して、あの子と並び立つのにふさわしい存在にならなくてはならない。

自信を持てるようにならなくてはならない。

というわけでフられてから勉強して仕事上のスキルを向上させたり、走り込んだり、前よりも服に金を使うようにしたり、生まれて初めて髪を染めたりもした。

それこそ前より仕事ができるようになったりオシャレになれば好感度が上げられる、という単純な話に見えてしまうかもしれない。

だけどそうじゃない。

何よりも変化すること・変化し続けることが大事だと考えた。

フられる、ということは自己を否定される、ということだ。

相手に彼氏がいたとはいえ、少なくともその彼氏をフってまで付き合いたい、と思わせるには足りなかったわけだ。

今のままではいけない。

上に挙げたような事はまだ単純なので、自分情報を集めて、効率よく実行すれば成果は着実に上げられる。

しかし困ったのがセックスだ。

ASIN:B00A12FF1G とか読んだりしたが、如何せん実践が伴わない。

誰でもいいから別の女と付き合ってみようかとも思った。

きじゃなくても手当たり次第ナンパすればセックスの1回や2回できるだろうと。

だけどさすがにそれは今のところしてない。

そこで金払ってプロに教わろう、ということで「(住所) デリヘル」でググった。

そして呼んだ。

デリヘル嬢が来た

料金は80分で17000円交通費込み。

やってきたのは30代半ばぐらいの若作りしたオバチャンだった。

正直ちょっと辛かったけど、そんなことはどうでもよかった。

俺はそのオバチャンにセックスいろはを教わるのだ。

二人でシャワーを浴びて、アソコを洗ってもらったりするとなんだかんだ言って勃起したりもした。

上がったところで今日呼んだ趣旨を説明した。

そこから空気微妙になっていった。

相手の主張は「デリヘルは単にお金払ったお客さんが気持ちよくなってもらうもので、セックスはお互い好き同士でムードを上げて気持ちよくなるものから、そもそも別物」という感じだったと思う。

そりゃそうだ。

いや、でもそこはなんとかしてくれよと。

恋人コース」とか「痴女コース」とかもあるから、そういう演技・演出はサービスに織り込まれているものなんじゃないかと。

あとは「何が気持ちいいのかは相手次第だから、相手によってさぐっていく事が大事」なんてアドバイスもされた。

いや、それ既にマイちゃん ASIN:B00A12FF1G にも教わってるから

ただ、マイちゃんの言葉だけだとポルチオもGスポットもどこにあるのかいまいちわからないし、どんな風に触るものなのかもわからない。

実践が欲しいんだ。

あと言われたのが「とにかく行動することが大事」とのこと。

割としてると思うんだけどなぁ。

の子へのアプローチにまだまだ遠慮がある、というのはそうかもしれないけど、それじゃあ足りないからといことでデリヘルまで呼んでしまったんだが。

なんていうか、全部浅い話にしか聞こえなかった。

結局何も致すことなく、抜かず、80分が終わった。

セックスできるようになりたい

はい

デリヘル嬢に教わるのが間違い、だということがわかっただけでも今回は収穫としよう。

で、これからどうすればいいんでしょう。

やっぱり北方謙三師匠に従ってソープに行くべきなのか、セフレでも作るべきなのか。

考えてもわからないので、あの子へのプレゼントでも買いに行くことにする。

借りたCDを返すときに、あの子が好きなキャラクターちょっとしたお菓子とかしのばせておいて「うふふっ」とさせてやるんだ。

そんじゃーね

2013-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20130111220211

北方謙三的ではあるが、三回行け。それでダメなら諦めろ。

頼まれると落ちるもんで、お試しのつもりでも恋愛ごっこをしてみるとその気になるもんで。

出来ればあいだをおかずにもう一回告白するといい。

返事は保留でいいとか、なんとか誤魔化して、とりあえず今日デートって具合で数回連れまわせ。

で、最後にもう一回告白しろ

一回告白したあとは、好きだとか惚れたとかじゃなくて、作業だ。

ゲーム攻略すると思って、割り切って演じろ。

隙あればどんどん攻めろ。

だいたい、好きだと言われて嫌な気持ちになるやつなんてそうはいない。

数回デートしてるってんならなおのことだ。

強引にいって失敗するときは、いかなくったって失敗するとき

とりあえずあと二回告れ。

それダメならきれいさっぱり諦めろ。

2012-08-27

http://anond.hatelabo.jp/20120826210020

元増田です。

 

本件に関しては、その場に居た全員(Aさん、彼氏さん、友人たち)の期待を裏切ってでも、自分ポリシーを貫いたと言えると思います。それが正しかったのかどうかは判りませんが。

触ってしまうことで、自分が崇拝の対象としているAさんの美脚が自分と同レベルにまで堕ちてしまうということを恐れていたのかもしれません。

 

一方で、「据え膳に箸を付けなかった」ということは、私にとってAさんの脚が触るに値しないものであったと解釈される可能性もあります或る意味、私からAさんに対しての侮辱です。

この件の後Aさんとは特に連絡はしていませんが、「ヘタレ」と思われる程度であればともかく(現実ヘタレな訳ですし)、「彼氏友達の前で恥をかかせられた」と思われると厳しいです…

自分行為は、自分自身の何を守って何を損ねたのか、そしてAさんの何を守って何を損ねたのか、まだわかりません…

 

twitter等各所の反応も眺めてみました。

http://b.hatena.ne.jp/entry?mode=more&url=http%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2F20120826210020

https://twitter.com/#!/search/realtime/http%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2F20120826210020

から

--

心配しなくても、触れないだろうことは見透かされてるよ。

なんだこのカップルむかつく

気の利いたリアクションができればコミュ障脱却の糸口になると思うが、実際にはテンパって何もできないだろうな。眼鏡っ娘好きだが眼鏡触って良いといわれても多分何もしない。別に眼鏡が好きって訳じゃない(キリッ)

むしろ舐めようぜ。ぺろぺろ

「その場にはAさんの彼氏も居り」メロスばりに激怒してもいい場面。

彼女に対して失礼ではなかったか」お互いに失礼なので問題ないか

はい、あーん」とかもある。

本当に触ってたら最悪逮捕沙汰になるような地獄絵図になる所だったかもしれないので触らなくてよかったね!

それは何かの罠だったと思います

やなカップルだな

戒を込めて、おちょくるという行為の罪の話。|誰もあなたを嫌ってはいない。が、どこか蔑まれていることはあなたも気付いているはず。乗る必要は全くないと思う。

コメントといい増田主といい、繊細or魔法使い予備軍がようけ集まっとる。 / だがそれがいい

その美人は何もわかっとらんな。真の脚フェチは、踏まれる欲望を持っているものだ。

それって「"人間おとなのオモチャ"になってもいいよ?」ってことでしょ?増田は人としての尊厳ギリギリで守ったなw>「その場にはAさんの彼氏も居り」

こういうのは北方謙三人生相談すれば良い答えを貰えると思うの。

増田氏は良く耐えたな。自分はこの手のAさんみたいな人間は嫌いです。

「なんぼや?」

人畜無害認定されてるのに勘違いしてるところが非モテあるある。

「それでは失礼します」と言って『彼氏』の脚を触ってこそ真のフェチと呼べる(美脚美人の脚を眺めつつ美脚美人彼氏の脚を触って美脚美人の脚を触ってるつもり)のではないか。まだまだ修行が足りないといえる

これは据え膳ではなくて画餅では。。彼氏なしで二人のときに触らせて貰いなさい。

この据え膳は喰わないのが正解.

女性のほうは飲み会小ネタぐらいの感覚だったんだろうし、そんな大袈裟に考えなくてもw

こういう女嫌い

ばかにされてるみたいでやだな~

童貞ネタで脚を触らせようとするような女のひとを「汚れる」とか「失礼」とか「据え膳」とか女性として意識してしまっている所にそこはかとない非モテ非モテたる所以を見た。相手は反応を楽しんでるだけだよ。

恋人以外の脚を触っても意味なかろうよ

揃いも揃ってロールプレイが下手なので一度化けの皮を剥がす必要があると思います

「では参ります」といってペロリンチョだろそこは。

「そのマカロン食べてもいいんですよ」という銭ゲバ(ドラマ版)的な何か。

ヘタレすぎるwが、触らないで正解。触ったら、奴らのセックス時の枕話のネタにされるだけ。

この、行動前に考えすぎる、その後も考えすぎる感が非モテあるある。

--

私の行為に対する賛否以外に、Aさんと彼氏に対する批判的な意見が意外に多いということに驚きます

私にとっては二人とも友人として信頼でき、そして楽しい人達であると考えています

 

ちなみに私自身は30代後半・彼女いない歴=年齢・真性童貞(つまり魔法使い)、Aさんは20代後半、彼氏さんは30代前半です。

その場に居たのは全員友人仲間でしたし、トトカルチョにすれば面白かったかもとも思ってしまますw

2011-02-23

死にたくなったら、死ぬための計画をちゃんと立ててみる

これは自分体験談

大学に入学したから何となく鬱気味だったんだけど、

20代半ば頃にいよいよもって死にたくなった。

別にこれといった事件があったわけじゃない。

日々欝っぽい感じでダラダラと生きているのが嫌になっただけだ。

「俺の人生なんてずっとこのままなんだ。。」

「全てが嫌になった。。。」

というような思考しか出来なくなっていた。

もう死ぬしかない。。。とか思って、某自殺マニュアルを購入した

自殺方法ごとに成功度・苦しみ度とかも書いてある。

なかなか詳細に自殺方法が載っていて、これならたしか死ねそうだ、と感じた。

じゃあ、この本を参考にして、自殺するか・・・

と思った瞬間、いろんな疑問が沸いてきた。

「いったいどの自殺方法が一番自分に合ってるんだ?」

自殺方法が決まったとして、いつ、どこで、実行するんだ?」

「自宅は家族が嫌だろうし・・・やっぱ山の中?」

「でも、自殺の名所たいな所に行ったら保護されてしまうのでは?」

「そもそも、”もう死ぬしかない”って本当なんだっけ?」

自殺以外の選択肢って、そもそもよく考えた?」

自殺するにしても、自殺前にやっておくこととかなかったっけ?」

・・・とか、いろんなことを考え始めてしまった。

これは理系の性なのかもしれない。

そこで、以下のような計画を立ててみた。



しか証明するといっても、どうすればいいのか?

僕は以下のように考えた。

「日々、何をしても楽しくない/欝だ」を証明するには、

とりあえず半年間で(今までしなかった)いろんなことをしてみて、

それでも「楽しくない/欝だ」になれば良いのではないか

論理的には正しくないかもしれないが、当時自分はこう考えた。

それから半年間、いろんなことをしてみた。

童貞だったのでソープに行った。感動した

会社に行く以外は基本ヒキコモリだったので、

映画スポーツ観戦に出かけたり、旅行に行ったりもした

blogやらSNSやらで交流もしてみた。

・・・・・・

自分いままで知らなかった世界を知って、あっという間に半年が過ぎた。

半年経った頃には、なんで自分がこんな事を始めたのか

その理由すら忘れているくらいだった。

「あ、そうか。俺、死のうとしてたんだっけ(笑)」って感じだった。

小さい殻の中で、自分一人でゴチャゴチャ考えていただけなんだな~、

ということに、この時初めて気付かされた。

よく、「死ぬ気になれば何でもできる」とか

「悩んだらソープに行け!(by北方謙三)」とか

言うけど、こういうことだったのかな~、とあらためて分かった。

その後、普通に趣味も増えたし、婚活もして結婚も出来ました

あの時、思い切っていろんなことをやってみて良かったな、

と今では思っています。

<注記>

死にたい」といっても、まさか自分は本当に実行はしないだろうなぁ、、、

という、ある種”自分への信頼感”があったので、この方法でOKでした

本気で実行してしまいかねない方には効果がないと思います。

ただ、日々漠然と欝っぽくて、「死にたい」が口癖になっているような、

そんな昔の自分のような方々には効果があると思って書きました

2010-12-07

http://anond.hatelabo.jp/20101207035940

北方謙三人生相談で「ソープへ行け」と言ったいろんな意味ですごい人)になりたくて、

でもキャラじゃなくて滑りまくって失笑されちゃったレベルだよね。

多少はまともな主張もあったのに、これだけダメだと他も実はダメなのかもって思っちゃう。

このあと「マンガの関係」とは「マンガ読者全員」ではなくて……とかexcuseが入るとエスパー

これってインタラクティブでないメディア全般に言えることで、小説映画テレビもそうじゃん。

この人の小説マンガになることがないか他人事で、だから規制賛成なんだろうけれども、

政治屋の片手間に作家やってると、これくらいの想像力もなくなっちゃうのかね?

2010-02-11

http://anond.hatelabo.jp/2010021114320911

とりあえず、女性を「かわいい」と思えただけでも進歩したんじゃないのかな

お金を払っているとはいえ、嬢は人間女性な訳で

毎週通わなくてもいいと思うけど、これをきっかけに少しずつ「女性不信」が解消できるのでは?と感じた

非モテ童貞増田日記を読んで、友人の話と北方謙三先生人生相談を思い出して「ソープへ行け」と書いたのは自分

ちなみに、自分は女なので行ったことが無い

素人童貞経験者の友人がソープの素晴らしさを語っていたので勧めてみた次第

2010-02-10

http://anond.hatelabo.jp/20100210012057

北方謙三風に言うと「ソープへ行け」

一回でも女とやれば新しい道が切り開かれるかもよ

2009-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20090512170146

北方謙三先生、もっとこいつらをシバキ倒して漢にしてやってください。

2009-04-20

ソープへ行けって、言われても。

オッス、俺、オタク。中肉中背。

年齢、30代半ば。

童貞

女の子と付き合ったこと、当然無し。

貯金、ちょっとある。

収入低いけど、あまり使わないし車を持つ気がないので、貯まった。

GT-Rが1台分ぐらい。

で、そろそろ30台独身男性としてふさわしいオッサン趣味に手を出してみたい。

恋をしてみたかったけど、もう無理みたいだし、北方謙三先生の言うようにソープでも行って人生代えてみたい。

競馬とかパチンコオートレースのようなあやしげギャンブルやってみたい。

学生の頃から行ってるチェーン店居酒屋じゃなくて、渋い飲み屋やおでん屋やスナックやバーでうまい酒を飲んでみたい。

でもさあ、どうやってそういう新しい事って始めたらよいのかな?

全く畑違いの何かを始めるなんて10年ぶりとかで、もう勝手がわからないよ。

風俗とか競馬とかパチンコとか、ほんとに縁がなくて一度も行ったことのない領域にどうやって初めて行ったらよいだろうか?

自分で調べたネット情報だけだとちょっと、怖くて動きづらいんだよね…

まあこういう事書くと「ぐぐれ」言われるのはわかる。自分でも言うと思う。いい歳してびびってんじゃねえよ。ごもっとも。

でも怖い。何が怖いって暗黙のマナーをちゃんと把握しないで行って他人に不快な思いをさせるのが一番怖い。

そんなわけで、ソープへ行けって言われても、困っちゃうし、ため息が出ちゃうんだよね。

2009-04-10

http://anond.hatelabo.jp/20090410000232

北方謙三先生にききなさい。

そうすると、「小僧ソープへ行け!」といわれるから、

そこからどうするかは、あなたの自由だ。

2008-12-12

晴耕雨読に惹かれるけど踏み切れない理由

[社会]お金を稼がなくても食べていければ良いのになあ

http://d.hatena.ne.jp/ululun/20081211/1228957975

このエントリの目指すところは、北方謙三水滸伝に出てくる王進の生き方だ。これはすごく魅力的な生活だ。雨が降れば書を読み、晴れたら畑を耕して作物を育てる。大体自分たちが食べる分を自分たちで育成して収穫し、生きて行く。誰もがこんな状態で満足できれば、争いなんて起こらないだろう。地球にも強烈なくらいに優しいエコだ。

だが、こういう生活に魅力を感じていても、なかなか踏み込みきれない不安が二つある。

まず一点は、自分たちの生活を脅かされる可能性だ。農作物が計画的に大規模に略奪される事が多くなった昨今、そういう略奪の被害を受けないとも限らない。自分たちが食べる分だけ作っていると言う事は、裏を返せばそれが無くなった時は死ぬという事だ。台風やその他の気象条件によって不作の可能性もある。農業ギャンブルだという言葉もあるらしい。うまく行っている時は良いのだが、うまく行かなかった時はあっさり死ぬ可能性がある。狩りや漁なども併用して生きていける環境が欲しいところだ。

もう一点の不安は、家族がいる場合だ。自分だけ好きな生活をして死んで行くなら本望であり、何の悔いも無い。一点目の不安自分ひとりだけならどうでも良いのである。だがしかし家族がいて、自分以外の人が死にそうになる場合、非常に辛い。今の生活を捨て、農業をするとなると、今の環境よりある程度田舎で暮らさなければならないだろう。自分以外の人が、急病や急な出産の場面に遭遇した場合、どうすればいいのか。高度な医療施設の多い都会であれば、危険な状態に陥っても助かる確率田舎よりも高いだろう。自分と生活をともにして農業をするという選択をしたばっかりに、家族生命危険にさらされる、そういう可能性も出てくるのだ。

自分が生きて行くだけで他に何も望まない生活を始めたとしても、家族や仲間の生命に対する未練はなかなか捨て切れるものではない。

かなり魅力的な生活ではあるが、それ相応の覚悟がこの生活には必要になってくるだろうと思う。

2008-11-13

もうすぐ還暦の母に三国志漫画を読ませたい

http://anond.hatelabo.jp/20081112101505

先日このダイアリーを書いたものです。

お返事くださった方ありがとうございます!

SWEET三国志」って片山まさゆき作品ですか。麻雀漫画の人という印象しかなかったんで三国志漫画書いてるとは知りませんでした。

母はパタリロ!が大好きだったので、多少BLっぽいのも大丈夫かもしれないと考えてSTOP劉備くんも手に入れてみようかと思います。

リストのほうもありがとうございました、こうして見ると結構あるんですね。

小説吉川英二版と北方謙三版の2種類持ってますよ。

ただ母は長文が苦手なのか小説をあまり読まない人なので、漫画のほうで色々探してました。

いつか紹介された本を母に見せた感想を書きたいです。

ほんとうにありがとうございました。

2008-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20081102121154

そうかー、じゃあ俺も読んでみるかな。

北方謙三小説は面白い、って人は周囲に結構いるんだけど、

俺にとっては「ソープに行け!」オジさんの人なんだよねぇ。

2008-07-29

水滸伝オタが非オタ彼女梁山泊を軽く紹介するための10人

アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本

やるなら失速してる今のうち

まあ、どのくらいの数の水滸オタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、

 その上で全く知らない水滸伝とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、水滸伝のことを紹介するために

見せるべき10人の好漢を選んでみたいのだけれど。

(要は「天導一〇八星 好漢ファイル」の正反対版だな。彼女水滸伝布教するのではなく

 相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、話題的に過大な不足を伴う地味好漢は避けたい。

できれば天罡星、せめていずれかのエピソードにきちんと絡む好漢にとどめたい。

あと、いくら席次的に天罡星といっても「なんでお前が?」を感じすぎるものは避けたい。

宋江が『穆弘』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

水滸伝知識はいわゆる「ぱちんこ梁山泊」的なものを除けば、横山光輝版程度は見ている

三国志度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

浪子 燕青(天巧星)

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「地煞星以前」を濃縮しきっていて、「地煞星以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。活躍も無駄クールだし。

ただ、ここで男色トーク解禁にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この能力過多な好漢について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」試験としてはいいタスクだろうと思う。

黒旋風 李逵(天殺星)、浪裏白跳 張順(天損星)

アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうな好漢(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのものという意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

「水滸オタとしてはこの二人は“人間”としておかしいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

青面獣 楊志(天暗星)

ある種の中国ものオタが持ってる楊家将演義への憧憬と、北方謙三オリジナル的な続編へのこだわり等々の周辺事項を

彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもアクの強い

破戒坊主的なださカッコよさ」を体現する魯智深

饅頭の餡にちぢれ毛な女」を体現する孫二娘

の二人をはじめとして、オタ好きのするキャラを二竜山にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

大刀 関勝(天勇星)

たぶんこれを見た彼女は「関羽だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

キャラ的に被る朱仝の活躍がその後続いていないこと、これが宋江には大人気になったこと、

関羽の子孫だから梁山軍の五虎将筆頭になって、それが方臘戦後に評価されてもおかしくはなさそうなのに、

落馬して死亡っていうショボい最期しかつくられなかったこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

病関索 楊雄(天牢星)

「やっぱり水滸伝子供に読ませちゃいけないものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「武十回」

でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、浮気にかける潘巧雲の思いが好きだから。

腸を引きずり出して舌を削ってそのうえ手足バラバラ、っていう楊雄の仕打ちが、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、

その「淫婦を捨てる」ということへの徹底ぶりがいかにも好漢的だなあと思えてしまうから。

浮気女話が三回目なのを俺自身はまたこのパターンかとは思わないし、もうやらないだろうとは思ったけれど、

一方でこれがまた盧俊義のエピソードできっちり浮気女話にしてしまった。

なのに、李応に頭下げて迷惑かけて祝家荘との戦いを作ってしまう、というあたり、どうしても

「晁蓋の形作ってきた梁山泊が捨てられないオタク」としては、たとえ楊雄がその後目立つキャラでなかったとしても、

親近感を禁じ得ない。石秀・時遷の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

九紋竜 史進(天微星)

梁山泊で史進見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

林冲登場よりも前の段階で、好漢の哲学とか武芸十八般とかはこの人物で頂点に達していたとも言えて、

こういうクオリティの好漢が東平府でお縄にかかっていたんだよ、というのは、

別に史進自身がなんら梁山泊貢献してなくとも、なんとなく史進好きとしては不思議に誇らしいし、

いわゆる「世界燃え尽きる日」でしか史進を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

智多星 呉用(天機星)

智多星の「策」すなわち「落とし穴」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

「終わらない宴を毎日生きる」的な梁山泊がオタには共通してあるのかなということを感じていて、

だからこそ中国中央電視台版『水滸伝最終話は呉用の首吊り以外ではあり得なかったとも思う。

「終わらない宴はない」という無常の感覚が招安以降さらに強まっていたとするなら、その「オタクの気分」の

終着点は呉用の首吊りにあったんじゃないか、呉用は無用だなんてとても俺には言えないという、そんな感傷的な擁護はかけらも口にせずに、

単純に学究の失策を楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

玉麒麟 盧俊義(天罡星)

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういうお大尽風味の好漢を首領候補というかたちで入山さして、それが晁蓋時代からの好漢に受け入れられるか気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

涼宮ハルヒ石原立也監督

9人まではあっさり決まったんだけど10人目は宋江でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。

燕青から始まって宋江で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、晁蓋亡き後の梁山泊の首領となった人物でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい好漢がいっぱいいるので、宋江はやめた。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10人目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。

「駄目だこの増田は。来年今日がお前の一周忌」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

2008-07-25

増田非モテはてなーモテる方法を軽く紹介するための10の特効薬

via http://anond.hatelabo.jp/20080724172044

まあ、どのくらいの数の増田がそういうモテ状態をゲットできるかは別にして、

増田ではまったくないんだが、しかし自分の恋愛論を肯定的に黙認してくれて、

 その上で全く知らないモテる人達世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、増田の都合のいい妄想の中に出てきそうなはてなーに、モテ世界のことを紹介するために

実践するべき10の特効薬を選んでみたいのだけれど。

(要は「北方謙三」の増田版だな。非モテモテる方法を布教するのではなく

 相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、金銭的時間的に過大な負担を伴う出会い系パーティー結婚相談所自己啓発セミナー 等は避けたい。

できれば数ヶ月、長くても2年以内にとどめたい。

あと、いくらモテる方法的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。

北方謙三の『ソープへ行け!』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

はてなーの設定は

モテ実体験はいわゆる「幼稚園女の子と手を繋いだのが最後」的なものを除けば、コンビニの女店員と会話するのがせいぜい。

サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。


飽きたのでここまで。

2008-07-13

発言小町の「誰のおかげで飯食ってるんだ」的発言についての所感

感じるところあったので増田にかいてみる。ちなみに、自分も医者で30代前半で地方住まいで20代の彼女がいる。

結婚前の彼の一言に悩んでいます。 (発言小町

私28歳、彼30歳です。付き合って1年になり、先日、結婚した場合の結婚後のお金の分け方についての話をしました。

彼は医師で月の手取りは100万円ほどなのですが、家計に20万円、二人の貯金に30万円、彼の小遣いが40万円、私の小遣いが10万円にしようと彼が提案しました。

わたしは彼の取り分が多すぎると反論したのですが、彼は

「俺が必死で勉強していた間、男と遊んでいた君が、俺の収入に対し同等の権利を主張するのはおかしい。それに俺は女として一番価値がある頃の君を全く知らない」

と言いました。彼は女性とつきあったのは私が初めてで、私は彼の前に5年ほど付き合った彼氏がいました(そのことは彼も知っています)。

給料の配分などはどうでもいいのですが、彼のこの発言が頭から離れません。

彼はどちらかというと倹約家で、貯金は2000万円ほどあるということなので、結婚後の貯金目的で厳しめにこのようなことを言ったのかもしれません。

でもつらくて食事がのどを通らず、夜もあまり眠れません。

もし同様の経験をされた方がおられましたら、何かアドバイスいただけないでしょうか。

 同様の経験はないが、近ごろ、独立した3名の医師から、この医者が言ったのとおなじような発言をきいたことはある。こうやって嫁さんに反撃しろというわけで、うちの業界で流布しているのかもしれん。わたしがきいたのは、もっと直截的で次のような感じ;

君の人生のハイタイムは20代前半だっただろう、これからは女としての価値はさがる一方だ。逆に、自分はこれから医師としてキャリアも積むし、収入もあがる。どちらに価値があるかはあきらかだ。

 いずれもマジで嫁さんにいっているわけではないようだったが、完全に融和的な関係の中であっても誤解されかねない発言だろう。まして、結婚前の彼女にねえ。


 わたしは、この医者が、多くのレスで指弾されているように「お勉強ばかりして人間性がなっていない」とはおもわないし、はてなの人びとが揶揄するように女のほうがカネ目当てともおもわない。うちの業界人あたりはまろやかでも実際には亭主関白という輩が多いので、それにくらべるとこの医者は「合理的」な話しあいができるだけマシだとおもう。(ま、臨床医はリーダーシップが命だから亭主関白が多いのはしかたないんですけどね...)

 それでも、この医者の発言には賛成することができない。理由は3つある。

 まず、無常観が足りない未来ってものはそんなにコントローラブルじゃないとおもう。

 30歳で手取り100万というのは、同世代の医師としては上位1/3にはいる収入だろう(たぶん全体の中央値は月70万くらい)。わたしもそれくらいだったから感じはわかる。常勤にくわえて、かなり意欲的にネーベン(当直アルバイト)をかせがないと到達できない感じ。それだけがんばっているのだから、収入に対する強い思い入れがあるのだろう。実際、あとにでてくるトピ主のレスにはこうあった;

彼はお金に対する執着心は強いです。実家が貧しく、学生時代も奨学金アルバイトでやりくりしたそうです。医者になってからは親に仕送りもしています。彼の小遣いの大部分は貯金にまわると思います。以前に貯金目的について聞いたのですが、何かあった時、責任のとれる人間でありたいからと言っていました。

人は言葉では何とでも言えるからと。現在彼は月15万で生活しているようです(東北田舎のなので家賃は安く補助も出るようです)。その大事なお金について私が口出ししたからガツーンときたのだと思いますが、ガツーンが少々大きすぎました。

 おおー、わたしとまったく同じ生い立ち&現況じゃないか。他人とはおもえんよ、最後の一文を除いて。

 わたしもお金への執着心は強いほうだが、それは収入に対する執着だ。自分の両親の見苦しいケンカの9割は父親の経済能力の問題からきていたので、安定収入だけは死守せねばならんとおもっている(収入より大事なものもあるけどね)。

 しかし、支出はどうでもいいよ。奥さんでも親でもつかいたい人が勝手につかえばよろし。お金の遣い方に口をだされてガツーンというのは支出をも死守しようとしている姿だ。医者やってたら知ってるだろう、年収なんて、職場の異動により、ウン百万単位で増減する。人間何歳で死ぬかもわからんってこともよく知ってるだろう。医療制度改革医者の収入だって頭打ちだ。だからこそ支出をも管理したいって? いや、それはどうかな。

 わたしのモットーのひとつは「3年以上先のことは予測できないし、すべきでもない」である。この不確実な未来にどれほどの掛け金を積み増すべきなのか。収入は過去からの贈り物だが、支出計画は未来との契約だ。未来にそこまでの蓋然性をもつことができない以上、支出については深くかんがえても無意味だ。結果、いきなり貧窮問答歌になったってかまわないよ。医師免許があればいくらでも再起を期せる。安定収入に二度と復帰できないなんてことはない。医者業界のドブさらいみたいなアルバイトをたくさん実体験したわたしが断言する(笑)。奥さんだって働けるだろう。そんなわずかな時期と可能性にそなえるために目の前の楽しみを見棄てるなんてリーズナブルな発想とはおもえない。だいたい、わたしがかせいだカネは家族で利用されるべきものであって、わたしだけのものではないしな。

 栄枯盛衰生病老死はままならないわけで、わたしたちにできることは落ちぶれたときの腹をくくっておくことだけなんじゃないの。裕福でない家庭の出身であれば、しばらくパンの耳生活でも耐えられるだろう。現在の支出によって未来を律しようとするのは、神ならぬ人間の悲しい錯覚だよ。

(なお、そんなに収入があがりつづける自信があるんなら貯金なんて不要じゃん、という論理的な反論も可能だw)

 ふたつめは、女性のハイタイムは20代じゃないかもしれないということだ。若けりゃいいというものではないかも。

 ものごとには旬がある。とれたての甘エビはたしかに美味いが、サバは〆てから1日弱おいたほうが身がほどけて絶品になる。シイタケは乾燥させて熟成がすすんだころがいちばんうまい。なんでも新鮮なほどよいというものではない。

 女性ではどうか。さすがに、体験の相手として60代の女官をえらんだ光源氏の域には達していないが、20代前半こそ最高だという考えにはなじめない。30代男性の視点からいって、10歳も下とつきあうのは「めんどうくさい」という感覚が多数派ではなかろうか。精神年齢が同じくらいの人かちょっと上くらいがもっともしっくりくるようにおもう。もっとぶっちゃけた話、性的な深化は男女ともに30代くらいが最初のピークと推測されるので、若い女の子の利点はピチピチのお肌くらいかもしれん。それならソープへ逝け(by 北方謙三)ということである。ここまでは男性視点の話。

 さらに、女性の視点をふくめて書けば、人間としての変化はとどまることがない、というのがある。これは男女を問わない。若いころには若いころなりの良さがあり、年を重ねるとそれなりの良さが出てくる。四季にも春夏秋冬それぞれのよさがあるが、春がなければ夏はないし、冬きたりなば春遠からじだ。サバやシイタケの食べごろは1回こっきりだが、人間の見どころは四季のようにうつり変わる。要はいっしょにいてまだ見どころがあるというのが大切なのであって、それを決める因子群は年齢をこえたところにあるのではなかろうか。

 この医者はそこのところがまだ理解できていない。20代前半で女とつきあわずに勉強していたことは人生喪失でもなんでもないし、20代前半で彼氏がいた女性人生貯金をつかいはたしたわけでもない。だから、この28歳の看護師さんも、人生を否定されたような思いにとらわれることなく、はじめて女性とつきあった彼に人生の彩りをそそいでともに歩めばよいのではなかろうか。

 長くなってきたが、この医者の発言にうなずけない最後の理由は、彼のデリカシーの不足である。それを言っちゃおしめぇよというやつだ。

 夫婦のあいだで収入や社会的地位の差が歴然としてあるとき、そのミゾに対する配慮義務があるのは収入や地位の高いほうである。年齢や家柄についてもそう。医師医師でない人が結婚するときは、一般的には収入の差が大きい。そういうときは医師側は細心の注意をはらうべきだ。あほの子とかトドとか言うぶんにはただのケンカだが、「誰に食わせてもらってるんだ」的な捨てぜりふは相手の実存を否定してしまうことになる。そんなことは相手にもわかっているのである。でも、そこを衝かれると積み上げてきたものが崩れる。言ったほうと受けとるほうとでここまで重みが非対称な言葉もめずらしいのではなかろうか。そんなわけで、はてブの人びとが「カネ目当て女!」などと言うてるのはちょっと違う気がする。(特に看護師さんはいろいろな経済バックグラウンドをかかえていることが多いので、この種の決めぜりふはタブーだろうな。)

 いきなり私事になるが、わたしの彼女のよいところは、ケンカをしていても「致命的なひとこと」(あるいは捨てゼリフ)を回避してくれることだなあ。男女は別人格なので、あわない面もあればケンカすることもあろうが、致命的なひとことを回避して、あとはうまく収めてやっていけば、それなりに楽しめるような気がする。

はてブで指摘があったけど、源氏の初のお相手は葵の上じゃないかとのこと。すんません、勉強しときます。

id:ululun氏から妥当なコメントがあり、表題を修正。(22:07)

はてブで再指摘:"この女性価値が下がるうんぬんって、有名なコピペ"。へえ、そうなんだ。これ考えた奴は天才だな(悪い意味で)。(7/14 14:28)

医師でもこんな高給ありえないとの指摘ちらほら。そうかなあ。精神科の当直なんてまったく呼ばれずに一晩40k、週末2日で180kなんてままあるのだが。当直先えらべば月100は十分可能。ただ、世帯をもったあとにそれを維持できるとは思えないのは確か。(7/14 14:35)

2008-05-06

「爆発音がした」まとめ 上

2009.05.08 長すぎて1つの記事では全てを表示できないようなので、2分割しました。

「爆発音がした」まとめ 下 - http://anond.hatelabo.jp/20090508095607

小説

「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚いて振り返った。」

ケータイ小説

「ドカーン!俺は振り返った。」

ライトノベル

「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁ、とかそういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである。」

作家

石田衣良

「ふー、びっくりした」

サイレントマジョリティーを考慮に入れて振り返るかどうか決めさせていただきます

宇能鴻一郎

「あたしの後ろで、大きな音がしたんです。あたし、もう、ビックリしちゃって、振り向いた。」

「あたし,ムッチリとした女子高生なんですけど,後ろですっごく大きくて背筋がぞっとしちゃうような爆発音が(以下略

大江健三郎

「後ろから大きな爆発音が聞こえた。女の膣がこすれるような音だった。こいつは、勃起させる!」

神林長平

「爆発したのかしらん」

背後で爆発音。ラテル、即座に対衝撃姿勢。ラジェンドラが衝撃回避の機動を取る。ショートΩドライブでは間に合わない。衝撃回避機動と同時に無照準でCDSバラージ。目標は沈黙。

アプロ、舌なめずり。「うまそうな爆弾キャンディ

「振り返るんじゃない」

「なぜだ」

「君は何かを感じたようだが、わたしは違う。わたしにとっては、今のところ、何も起こってはいない」

「ばかな。確かに後ろで爆発が──」

「その目で見たわけではないだろう。背後の風景とは、非連続的なものだ。振り向くよりも先に何らかの方法で破壊痕を見せつける、などの欺瞞工作も考えられる」

「おれ一人の視覚や聴覚を騙すことに意味があるとは、思えない」

「可能性はある、ということだ。それに君一人とも限らん。君かわたし、あるいは両方とも、この状態に陥っているんだ。人為的なものではないかも知れない」

「空間が、おれの、あんたの、認識を撹乱しているというのか」

「もっと単純に、病気の一種かもな」

「あんたはもっと真面目に自分の病気を疑うべきだ」

「健康な人間にしても、自分の感覚しか信じていないものさ。みな異なる主観に生きているんだ。認識のずれなどは、どこにでもある」

「フムン」

「問題は、今回のそれが些か極端ということだ。空間の例えはよかったな。このままずれが進めば、我々は互いの姿を見失うかも知れん。だから、振り返るな。この先に集中しろ」

菊地秀行

「轟音がアルタ前に響いた。続いて爆風が彼の白衣を撫でた。

だが、轟音や爆風ですら、彼の前では礼節を弁えて静寂を保っているかのように見えた。

それが彼――メフィストなのだから。

彼は振り返らなかった。その背中を、月が照らしていた。」

ダニエル・キイス

どーかついでがあったらアルジャーノンのおはかに爆発をそなえてやてください。

kiki

「アタシ     


爆発?     


しない訳ないじゃん     


みたいな」

北方謙三

「不意に、背後から、爆音が轟いた。俺はまだ、死んでいない。足を懸命に、動かした。天地が、ひっくり返った。何も、聞こえなくなった。」

「後ろ。爆発。振り返った。風。」

「後ろで、大きな、爆発音が、した。

振り返る。

刃が、せまって、いた。皮膚が、粟立つ」

「音。振り返る。爆発。今ではそう、思い定めている。

そんなことより、童貞ども、ソープに行け。」

京極夏彦

「凄まじい音とともに地面が揺れる。

――爆発、ですか?

私が問うと、彼は白湯とさして変わらぬ出涸らしをすすり、

――だから何だと言うのか。

と答えた。

――何だ、と言うが、あの爆発が君に何の関わりがあるのかね。

――危険じゃないのか?

言いながら私は、その問いに彼がどう答えるかを予測していた。

予測していながらそれを問う。あまりにも愚かだ。

――危険などと言うが、あんな爆発などなくても、危険などは市井のそこらに転がっている。

――不発弾など何処に埋もれているか知れたものではない。

――車に轢かれる事も、誰かに刺される事もあるかも知れない。

――体の何処かが遣い物にならなくなる事だってある。

――特に君のような不摂生は、危険の塊ではないか。

りん、と、何処かで風鈴の音がした。」

「爆發音がしたので、中禅寺は逃げた方が良いと云った。」

スティーブン・キング

そのとき背後でとてつもない音がした。いや、単に音がしたなどという生易しいものではなかった。それは西海岸に住む者なら誰もが「いつか来るでかいやつ」と恐れるあの巨大地震がついに来たのかと思わせるほどの圧倒的な音量で炸裂した。そして音そのものがまるでコミックブックに出てくる大げさな擬音の書き文字のような存在感を持って背中にぶち当たり、打ちのめし、気がつけば私は埃っぽい床に額をこすりつけたまま伸びていたのだった。

一体どのくらい気を失っていたのだろうか。世界を覆いつくす大惨事の予感から最早どうとでもなれという諦めに囚われかけた刹那、しばらく前に買出しに出たまま戻らない妻と幼い娘の顔が私の心をよぎった。その顔は、娘を抱いた妻がポンコツのビュイックに乗り込む直前、あなたは疲れているんだから家で休んでいなさいと言って譲らなかったときの -そのときの妻の顔は眩いばかりの春の陽光に金色に縁取られてまるで世界中のあらゆるものを祝福しているかのように見えた -どこかいたずらっぽい小娘めいた笑顔だった。

私はまだくらくらする頭を抱えながらゆっくりと立ち上がり、何事もなかったかのように静まり返った部屋の中央で馬鹿のように突っ立ったまましばらく考えた。そしてようやく先ほど背後から聞こえた凄まじい音の正体が、自分のひり出した屁に過ぎないことに思い至った。

アーサー・C・クラーク

「高名だが年配の科学者が爆発であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また不発であると言った場合には、その主張はまず間違っている。」

J・D・サリンジャー (野崎孝)

「後ろからインチキ臭い爆発音が聞こえたんだよ。僕は振り返ろうとしたんだけど、そんなことをしたら僕はげえげえ吐いてしまうよ。爆発音の十中八、九は反吐が出るようなカスなんだぜ、本当に。」

椎名誠

ドアのでどん、と大きな音がした気がした。しかし先ほどのやりとりの疲れで休息に酒がまわっていたおれはまあいいや、どうだって…と思うだけで、さっさとベッドにもぐりこんだ。

テントの外でどーん、と大きな音がした。どうせ酔ったサーノが焚き火になにか放り込んだのだろう。「うるさいぞウスラバカ!」とおれはどなり、寝袋を頭からかぶった。

「つまりワタクシが背すじをただして言いたいのは、先程後ろのほうから破壊衝撃的大盛りべらんめえ的なナニモノかがどおんどおおんと音を立ててバクハツした! ということなのであります。」

志賀直哉

「背後で轟音が鳴った。自分は振り返った。」

司馬遼太郎

「(爆発--)

であった。

余談だが、日本に初めて兵器としての火薬がもたらされたのは元寇の頃である…」

高千穂遥

「きれいに終わったわね~」

「事件も全部解決したし、今度という今度は誰にも文句言わせないよね~」

「………」

「そういえばさ、発進の時、なんか紐みたいなの燃えてなかった?」

「ああ、なんかあったね。ロープじゃない?」

「あたし、聞いたことあるんだけど…。あの星って地核が爆薬でできてるじゃない」

「うん。前の大戦が終わって不要になったのを全部あそこに集めたんだよね~」

「そんな星あぶないから誰も住まないだろうと思っていたら、ならず者たちが集まってきて、そういう人目当てに商売する人もやってきていつの間にかそこそこ大きな星になっちゃったんだって。」

「ふーん。それで誰も管理してなかったんだ。連邦の人、私たち以外には1人しかいなかったもんね。あれだけ人住んでるのに。」

「でね、連邦も考えたらしいのよ。住民が住民だからよからぬことを考えかねないじゃん」

「そっか。連邦もバカじゃないからね。だから私たちみたいなスターを送り込んだんだ!」

「そうじゃなくてさ、あの星でおとなしくしているぶんにはいいけれど、ひとたび事が起こったら星ごと爆発させられるように地核の最深部につながっている導火線作ったらしいのよ。」

「ふーん…」

「…………」

「ま、まさか、その導火線に火を付けちゃったなんて都合のいい展開あるわけないよね」

「そ、そうだよね。そんな偶然あるわけないわよ…」

「ねー」

「ねー」

次の瞬間、惑星コリプトは683万3582人の住民とともに宇宙から消えた。

谷甲州

「赤外反応、新たな爆雷の爆散円、後方の輸送船団に直交します」

増田少尉がうわずった声で言った。CRTの一箇所に固まっていた輝点が徐々に分散しはじめた。輸送船団が退避行動に入ったようだ。しかし最大加速度0.1G程度の鈍足の輸送船では、これだけ近距離で爆発した爆雷の破片から逃れることは不可能だろう。

後ろで大きな爆発音がした。そう思った瞬間、増田は体が宙に浮いたような感覚を覚えた。そして次の瞬間にザックに衝撃が来た。増田の体は振り回され、雪崩に巻き込まれたと気づいたときには、不自然な体勢で凍りついた斜面を滑落していた。

筒井康隆

「あっ。爆発した。今爆発しました。

私がここであなたとこうしている間に爆発しました。爆発。

きっとこれから火がでます。げほっ。出ます。火が出ます。

さあ逃げましょう。逃げなくてはなりません。げほごほ。げほ。」

おれは彼女の手を引くと半裸のまま髪を振り乱して走った。

歩道の通行人どもが白い目をしておれたちを見た。

http://f.hatena.ne.jp/n_euler666/20080212172154

フョードルドストエフスキー (江川卓)

「そしたら、後ろで大きな爆発音がしたんですよ、ヘ!へ!」

中沢晶子

マドンナB「ねえ、この爆発……まだ温かいわ」

西村京太郎

「後ろで、大きな、爆発音が、した。十津川は、驚いて、振り返った。」

ダン・ブラウン

「事実ではない」オリベッティが言い切った。「外部の人間が爆発に近づくことは、絶対に不可能だ。」

「もし万が一、この爆発が事実で」ロシェは繰り返した。「爆発がほんとうに行われたのだとしたら、捜索のあり方も根本から見直さなければなりません。そういった爆発行為が行われたのであれば、われわれの想像よりはるかに奥まで侵入されたことになります。ホワイトゾーンだけの捜索だけでは不十分でしょう。もしそこまで深く侵入されているとなると、時間内に見つからない可能性が出てきます」

 オリベッティは冷ややかな視線を大尉にぶつけた。「大尉、今後どうするかはわたしが指示を出す」

「いいえ」カメルレンゴが急に振り返って言った。「指示を出すのはわたくしです」まっすぐにオリベッティを見つめる。

星新一

「おめでとうございますまことにけっこうなことで」

エヌ氏が振り返ると愛想笑いを浮かべた小柄な老人が立っていた。その声を聞きエヌ氏はため息をついた。

やれやれ、なんてことだ。あれほど苦労したあげく手に入れたのが、のろわれた爆弾とは」

ジェイ・マキナニー

「きみが街を歩いていると背後で爆発音がする。でもきみはすぐには振り返らない。コカインの過剰摂取でイカレてしまったきみの頭には、それが現実の音なのか幻聴なのか判断できないからだ」

宮澤賢治

その時ふたりの後ろの方でどぉと烈しい音がしました。ジョバンニが驚いて振り返ると地面の一部が空にすいこまれるように抛り出されて煙が柱のように立つのが見えました。目をこらすとその柱のようになった煙はひとつひとつが黒々とした金剛石の粒なのでした。「発破だよ、発破だよ。」カムパネルラはこおどりしました。

村上春樹

やれやれ、そして僕は爆発した。」

「後ろで大きな爆発音がした。あるいは気のせいかもしれない。とりあえず今は驚いて振り返る前に、まずパスタをゆでようと思った。」

「後ろでシュワルツシルト・アルフィエーリの文章を思わせるような繊細な爆発がした。ステンレススティールの上にあるライトスタンドとペーパー・クリップクローゼットにしまいガソリンの味がするコーヒーを飲み干し後ろを振り返った。やれやれ、と僕は思った。」

「完璧な爆発などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」

「家の周りの道を歩いていると、後ろから大きな爆発音が聞こえてきた。

僕はウォークマンから流れる『泥棒かささぎ』の序曲を口笛で吹いていた。道を歩きながら聴くにはまずうってつけの音楽だった。

爆発の音が聞こえたとき、無視しようかとも思った。散歩の歩調はリズムに乗り、クラウディオ・アバドは今まさにロンドン交響楽団をその音楽的ピークに持ちあげようとしていたのだ。しかしやはり僕は足を止め、振り返ってそちらをみた。なにか言い知れない大きなものが、漸進的に僕の方へと近づいてくるのを感じたからだ。」

村上龍

「後ろで爆発音がした、汚い猫が逃げる、乞食の老婆が嘔吐して吐瀉物が足にかかる、俺はその中のトマトを思い切り踏み潰し、振り返った。」

「その時、後ろで大きな爆発音が聞こえ、俺はハシシを吸いながら女のビラビラを手で弄くっていたのだが驚いて女をぶちながら振り向いた。」

山田悠介

「後ろからの爆発音がした。俺は驚きながら爆発音に振り返った。それは、結局爆発音だった。」

「"ドカーン"遥か後ろで不意に爆発音がした。俺は後ろを振り返った。別にどうでもよいが…」

「後ろで大きな爆発音の音が背中でした。俺はびっくりと驚いて、ランニング状態で足を止めたまま後ろが振り返った。」

夢枕漠

一瞬の光の後、ごう、という音と共に周りの空間が歪んだ。

「爆発か」

「そのようだな」

「確かめなければなるまいよ」

「うむ」

「行くか」

「行こう」

そういうことになった。

「どぉん。

爆発した。

しなやかな獣のような肉体が、振り向く。

みしり、と音を立てる体に、ふふ、と笑った。」

ライトノベル作家

浅井ラボ

閃光が夜を切り裂いた。

緋と橙と臙脂色の炎が噴きあがり、轟音と衝撃派が街角を吹きぬけた。唐突に爆発

したそれはなおも炎上を続け、焦げ臭い熱風が頬を叩く。火の粉を散らして舞踊る火柱のなか、爆発に巻き込まれた車の骨格や人間の影が揺らめいていた。

「…誰か生きていると思うか?」

「あの業火の中で生身の人間が生きていられるなら、辞書から焼死という単語が消えるな」

相棒が呟き、俺は退屈な感想を返すしかなかった。二人そろって炎の照り返しで顔を血色に染めていた。

時雨沢恵一

「エクスプロージョン。燃焼などで気体が急激に熱膨張を起こす現象で、僕のエンジン内部でも起きてる奴だよ。托鉢ってやつさ」

「……爆発?」

「そうそれ」

奈須きのこ

――鈍、という炸裂音が、私の頭を掴み、後ろへと捻じ枉げる。

「――突如、背後から爆発音が鳴り響いた。その刹那、俺はダレよりも疾く振り返る―――ッ!」

      鈍という爆音

       轟たる爆風

背後から襲い来る圧倒的な大気の奔流に体が軋みをあげる

             ケ イ

      嫌な予感がする

       リ  テハ ケ イ

逃げようとする意識とは裏腹に、身体はゆっくりと反転していく

      フリ イテハイケ イ

  振り向くまいと必死に力を入れた首まで難なく回され

      フリムイテハイケナイ

     体が反転しきった瞬間

イケナイイケナイイケナイイケナイイケナイイケナイイケナイイケナイイケナイイケ

      意識までが反転した

「―――――――――」

閃光、爆発、衝撃―――。

消える視界、音を超え無音、予測し得る破滅。

走る石塊、破裂する風。混沌と矛盾、破壊と再生。目の前にある絶望。

気付くな。忘れろ。振り向くな振り向くなふりむくなフリムクナ―――!

――――――ああ。

それでも振り向かなくてはならない。

元よりそれは、永劫不変に定められた因果なのだから―――

竜騎士07

ドカァァン!!!後ろで大きな爆発音がした…!

瞬間的に頭の中に冷たい液体が満ち…俺のまわりの風景は動作をやめ凍りつく………………

ッッ!!!!

俺は自分の置かれた状況を整理した…。

一人…だだっ広い道…後方で爆発………ッ!!

爆発物の正体は分からないが…音は遠くから聞こえていた…。

炸裂した破片の危険はないだろう。

脳内に満ちた液体が取り除かれ、時間が動き出す…………ッッ!

即座に俺は後ろを振り向く…ッ!

ろくごまるに

「俺の左耳が爆発音を聞いたと同時に俺は可能な限り素早く体を回し回し回るその合間にに黒煙を視認する大爆発じゃないか俺は振り返った」

ラノベ

「まるで手榴弾が半ダースまとめて爆発したような轟音が背後から聞こえた。俺はここが中東の紛争地域でもチェチェンの地雷原でもない、平凡で退屈な県立高校の二階にある、教室棟と特別棟をむすぶ渡り廊下であることを確認すると、どうして俺みたいな善良な一般生徒がこんな目に遭わなければいけないんだと信じてもいない神様に悪態をついた。いっそこのまま振り返らずに立ち去ってしまおうかと思ったが、そんなことをすると後でどんな目に遭うかわからないため、自らの不運を呪いながらも視線を背後に向けないわけにはいかなかった。」

漫画家

蒼樹うめ

ばーーーん (ひだまり荘爆破)

「なーんてねっ!」

青山剛昌

コナン「ペロ…これは硝酸カリ!!」

あさりよしとお

「…つまり、物質の燃焼には可燃物と酸素が必要だということです。それでは爆発、つまり急激な燃焼を起こすにはどうしたらいいでしょうか?」

「簡単よ! 後ろを振り向けばいいのよ!」

ズバゥゥウン!!

吾妻ひでお

5 月 8 日 <何かよくわからないことが起こる>

「………」

「あなた爆弾の前で何してるんですか?」

「………」

「……こうしていると……」

「……そのうち爆発するものですから……」

天野こずえ

「どっかーん」「ほへ!?」「あー燃える男が爆発しただけよ」「でっかいそれだけですね」「あー…やっぱりショックでしたんですね…」

「この素敵な爆発に逢えたのもアクアが奇跡でできているからなんですね」

「ギャース!爆発禁止!」

灯里「あわわあわわわわ、藍華ちゃんなんだかすごい音がしたよー。」

アリス「でっかい爆発です。」

荒木飛呂彦

「僕は仰天した…

普通、背後で音がすれば振り向こうとする!!

爆発音のような大きなものなら、なおのことだ!

その振り向こうとする一瞬の隙に攻撃を仕掛けるはずだった!

しかし!奴は……

逆におもいっきり駆け出した!!

SYAAYAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHA!!!!!」

「背後から『爆発』だアァァァッ!これを待っていたっ!

振り返ると同時にッ!すかさず叩きこむ!」

「ドギュゥーーーゥウン」

「爆発など無駄無駄無駄無駄ァアアアアアアアア!!WRYYYYYYYYY!!」

「爆発だと!」

「バカな!”ありえない”!!」

「”爆弾”はここにあるのだ、後ろはいったいどうなっている!!!」┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”

エコーズACT3! 振り返ったお前の負けだ』

あ、ありのままのことをいうぜ・・・!

背後で凄まじい爆音が聞こえて振り向いたらそこには爆破でオシャカになった戦車が無残にも大破していた・・・!

急展開過ぎる、だとか、話が見えない。とか、そんなチャチャなもんじゃ断じてねぇ…!

これは、なんだかヤバイ事になったッ…!

いしいひさいち

「ちがうそこじゃない。」

石垣ゆうき

キバヤシ「この爆発は・・・ノストラダムスの陰謀だったんだよ!」

石川賢

「ドワオ!!」

板垣恵介

「爆発音がしたら振り返る、そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

範馬刃牙爆発ッ!範馬刃牙爆発ッ!範馬刃牙爆発ッ!範馬刃牙爆発ッ!範馬刃牙爆発ッ!範馬刃牙爆発ッ!」

氏家ト全

「もう少しで全身の毛が陰毛になるところでしたね」

マナカ「貞操帯で防いだから大丈夫。…振り返らなくても、よかった」

江口寿史

「ここは…一丁爆発の中にとびこんでゆくほうこうで!!!」

尾田栄一郎

「  ド  ン  ! 」

「立派だった!」

鴨川つばめ

「当然爆発」

トシちゃん感激ーっ!」「もういやっ!こんなせーかつ!」

ぼくトシちゃん25歳後ろで爆発が起きる男

雁屋哲花咲アキラ

海原雄山「この爆発を作ったのは誰だっ!」

山岡士郎やれやれ、この程度で爆発だなんてほんとうにあなたが振り返ったのかさえ疑わしい。

明日もう一度ここに来て下さい、これよりうまい爆発をご覧に入れますよ」

河田雄志・行徒

中二階堂「いやー、友達居ないから暇してたら丁度よく後ろが爆発したんだ。振り返ってみたんだけど危なかったぜ。眼鏡がクッションになったよ」

岸本斉史

「これほどの爆発とは…たいした奴だ」

久保帯人

「爆発…だと…?」

久米田康治

糸色望「爆発・・・・爆発ねえ・・・・。この程度で爆発ですか!世の中には、もっと恐ろしい爆発が存在するのです!

CDの爆発的売上のあとの、ブ●クオフでの買い取り値の値崩れとか!

原子炉の爆発で露見した、ずさんな運用管理とか!

火山の爆発で吹き出した粉じんで起こる、世界的冷夏とか!

とあるゲームなど129人以上に爆発増殖させたら一人しぬだけでゲームオーバーになる始末!

そう、恐ろしいのは爆発そのものでなく、二次災害のほうなのです!」

「爆発出来るだけ良いじゃないですか、17年間の漫画家生活で一度も爆発どころか燃焼すらできない漫画家もいるのです。誰かが言いました、業界の安打製造機イチローとの扱いの差はなんですか?」

糸色望「世の中にはもっと恐ろしい爆発が存在しているのです!勝手に正義漢ぶって大見得切った挙句爆発しちゃったジャーナリストとか! 新解釈を爆発させてしまった所為で一審よりも重い刑になった弁護団とか!! 国民性が爆発してしまったマラソンとか!!!この世には自分の行動の所為でさらに悪循環に陥る、そう、自縄自爆が溢れているのです!」

糸色望絶望した!爆発音がしたら振り返るという脊髄反射社会に絶望した!

クリムゾン

「くっ悔しい、こんな爆発に振り返っちゃうなんて・・・」ビクッビクッ

車田正美

BACOOOOOOM

「なっ、なにィーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「ば、ばかなァーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「あ、あの爆発はァーーーーーーーーーーーーーッ!?」

「ま、まさか、あの……」

~未完~

原哲夫武論尊

BACOOOOOOM

「う、うぬぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「ば、ばかなァーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「あ、あの爆発はァーーーーーーーーーーーーーッ!?」

「ま、まさか、あの……

「知っているのかレイ!?」

宮下あきら

BACOOOOOOM

「なっ、なにィーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「ば、ばかなァーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「あ、あの爆発はァーーーーーーーーーーーーーッ!?」

「ま、まさか、あの……」

「知っているのか雷電!?」

ゆでたまご

BACOOOOOOM

「ゲ、ゲゲィーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「ば、ばかなァーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「あ、あの爆発はァーーーーーーーーーーーーーッ!?」

「ま、まさか、あの……

「知っているのかロビン!?」

許斐剛

「ワシの爆発は108式まであるぞ」

「ば…爆発!?いや…あれはボールにかかる回転が生み出す驚異的なパワーが俺達に爆発の幻影(イメージ)を見せているにすぎない!!」

施川ユウキ

「後ろで爆発してたぜ」(黒い粒はバニラビーンズです)

島本和彦

「ちッ。またヒーロータイムのはじまりかよ。」

空知英秋

「おぃぃぃぃぃ!!やべぇ、やべぇよ絶対これ!後ろで爆発?あ、あれだ、多分アバレンジャーの撮影かなんかだ!そうに違いない。」

「なんか爆発したんですけどォォォ!!!」

「ああ、アレ俺の母ちゃんだから。別に爆発とかじゃないから」

「んなわけあるか!お前の母ちゃんどんだけアグレッシブだよ!!!」

高橋留美子

ちゅどーん

………

「まったくもう最近毎日爆発ばかりでいやになりますわね」

「ほんと、お洗濯物がほこりっぽくなっちゃって…」

高橋和希

「ドカァン☆」「ドン★」 「ドカァン★なぁんて!」

高橋よしひろ

「ドルガハー」熊犬の血がたぎった。

竹内元紀

「どっかーん」「爆発?」「俺のがな」「おや俺だ」「黙れ変態ども!!」 

竹本泉

「どかーん」

「ゲホゲホ、一体何やってるんですかー!」

「…いや、そこにも自爆ボタンがあったのでつい」

「変だぜ」

ゴーン

(どかーん)

「え?なに?なに?」

「ゲホッ、ゲホ。あんた、そこのボタン押したでしょ」

「えーと、えーと」

「押すなと書いてあるのにわざわざ押すのは他にいないわよ」

「あははは…(汗) なんか気になっちゃって」

「そんな理由で押すな~っ!」

「ひえ~、ごめんなさい~」

谷口ジロー久住昌之

井之頭五郎「こういうの好きだなシンプルで、爆発って男のコだよな」

冨樫義博

「作者の急病のため、今週の爆発はお休みです。」

「後方で爆発したという認識は概ね正しい。誤算があるとすれば・・・・」

戸田泰成

カズマ「俺はこの爆発に反逆するっ!!!」

鳥山明

「ち・・地球が壊れちまう!」

「この星の爆発まであと3分しかねぇ・・(3週くらい続く)」

ながいけん

「あの爆発は陰謀じゃよ!ぎゃわー」

畑健二郎

ドーン

「どうなさいました?」

「違うのだ!紅茶を入れようとしていただけなのだ!なのになぜか爆発して…」

「それよりお怪我はありませんか?」

「い、いや…。私は大丈夫だ…。」

「(このあといったい誰が片づけると思っているのかしら)」

ばらスィー

「どっかーん!」「また爆発したよ」「またですか」「まただよね…」「またか…」

平野耕太

「諸君 私は爆発が好きだ

諸君 私は爆発が好きだ

諸君 私は爆発が大好きだ

平原で 街道

塹壕で 草原で

凍土で 砂漠で

海上で 空中で

泥中で 湿原

この地上で行われる ありとあらゆる爆発行動が大好きだ」

福本伸行

「関係ねえ 爆発なんか関係ねえんだよ‥‥‥‥‥!

オレだっ‥‥!オレだっ‥‥‥!オレなんだっ‥‥‥!肝心なのはいつも‥‥!

(ざわ‥‥ざわ‥‥)」

藤子・F・不二雄

ドラえもん「爆発するなんてきみはじつにばかだな。」

ブルル…

ドラ「わーなんだなんだ!のび太のしわざだな!やめろ!おろして!キャーヒー!」

バササ ガサガサ ガツン ドッガーーン

のび「…意外にばくはつがちいさいね」

アルファベータをかぱらったら爆発した。なぜだろう?」

藤子不二雄A

喪黒福造「ドーーーン!m9」

皆川亮二

(爆発音、そして爆炎)

「な…ば、爆発だと?!」

(瓦礫が降ってくる)

「う…うぉおおおおおおおおおおおおお!!」

山上たつひこ

「お。ししおどしか。」

山止たつひこ

「すしは、うみあ。」

ゆうきまさみ

「ちょっと足りないかな?」

なりはら博士「私は爆発するモノが大好きなんだー」

「自爆は男のロマンだぞ」




「爆発音がした」まとめ 下 -> http://anond.hatelabo.jp/20090508095607

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