2020-08-30

終末に向かう物語と終末から始まる物語全然違うじゃん?

なんかさ

世界全体がクソ末期で化石燃料もなんもかもカッスカス南極の氷全部溶けてて大地は全部放射能漬けになってて太陽フレア電子機器ジャジャジャジャーンでそんな中でも数百人くらい生き残ってる人類は細々と彼らなりに幸せ~なスロ~ライフを送ってるよ☆みたいな話は嫌いなわけ

だってそんなんそのうち全滅するやん…絶対

「いま」はしあわせ!だからそれがすべて!わたしたちかがやいてる~!!!かい思考停止を感じる

いやそれ全部「無」になるやん…というか

いやめっちゃ長いスパンで考えたらなんらかの生物はまた生えてくるかもだしもっと長い目で見ると太陽死んだら地球死ぬけどそういう話じゃなくて…「いやそんなに絶望的な状況で必死に生き残る様…見たくないな…」というか

終末期医療から目を逸らしたくなる感じ 

分かるか?


これと比べて崩壊したところから始まる復興系は楽しく読める

たとえ秩序が崩壊していて暴力こそ正義みたいになっててもなんか作中でだんだんモラル更新されていくところに「成長」を感じるし

びっくりするほど空気悪い!土壌もやばい!なんか殺人ロボットがいる!みたいな感じでもなんか知らんけど空気清浄機とか土壌蘇らすすげえ肥料とか人類許すロボットとか出るし

なんか「希望」を感じるんだよな

終末しきったあとに「始まる」ところに「希望」があるんだよな


あれあるじゃんジョジョ七部のジョニィが「僕はマイナスゼロにしたい」的ななんかそんなセリフ

あれだよあれ

私はマイナスからゼロになっていく過程の話が好きなんだよな(ジョニィって結局七部のあとで早死にしてるけど…そういう話じゃなくて…)

その逆のゼロマイナスに向かっていく話は「ただでさえ気が滅入る状況なのにこれ以上気分が下がるような状況になる~!?!?」という「暗い…あまりにも…」を感じる


という話なんだけど

わかんない?お前たちにはこういう話わかんないんか???

  • わかるけど自分は終末に向かう話も好き 「終末のフール」とかまさにそれ

  • Dr.STONEとか好きそう

  • 終末物は日常生活がメチャクチャに破壊される序盤または回想シーンが一番好き その後の力を合わせて破滅を阻止する展開とかあんまり興味ない 何もかもぶっ壊れてそのまま終わる作品...

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