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2024-04-02

就職氷河期サバイバーが当時を辛辣に語るよ

1976年まれ

バブル崩壊1991年から1993年らしいので、ちょうど高校生とき崩壊した形。

就職氷河期1993年から2005年らしいので、まさに就職活動を行う時期丸かぶりですね。

そんな自分からすると、当時の同級生はまじでクソみたいなやつしかいなかったよ。

偏差値低めの都内私立という受験戦争負け組しかいないような学校だったからほかよりも傾向が強めだと思うけど、でも、それっていわゆるボリュームゾーンでしょ。

とにかく世の中舐めきってて、労働なんてバカがやるものだと本気で思ってるような奴らばかりだった。

たいして勉強もせずに、その結果定員割れしそうな郊外大学に通って、当たり前のように就職に失敗して、実家ぐらしで楽そうなバイトばっかりして、語る夢ばかりデカくて。

本当にそんなのばっかり。

今考えればそんなのでうまくいくわけないのは当たり前だけど、当時はそういうやつらがうまくいく姿を嫌と言うほど見させられてきたからね。バブル期の先輩たちに。

からって仕方がないとは思わないけど。

土木とか、仕事選ばなければいくらでも稼げる仕事はあったのに、どうにもそういう仕事死ぬより辛いらしい。

肉体的にどうというより、そういう人間をしこたま見下していてそういう仕事をすること=死ぬことみたいな変なプライドがあった。

一度聞いてみたかったけど、就職氷河期世代人間で、こういった肉体労働に携わってみた人間がどれくらいいるんだろう。

そのうちどれくらいの人間が、ブラック労働ハラスメント理由に辞めた?

それって、そこで折れてしまうのが自分自身の弱さだったりしてない?

そりゃ金なんて稼げるわけないわな。

自分のいたところもブラック労働ハラスメントも当然のようにあったけど、自分より下にそんな思いをさせたくないからって上と戦いながらほとんどを改善したよ。

これがマッチョだと言われればそれまでだけど、指を加えて待ってれば誰かが助けてくれるものだとは絶対に思わなかった。

ただ、一つ思うのは、確かに数年前まで大学で遊び呆けてたようなやつらが大量に採用されている姿を見てきたわけだから自分もその通りに行くと信じてたんだろうということ。

それが突然そうではないという話になって、すぐに元通りになるだろうって思っているうちに手遅れになってしまったというのが、正直なところではないかな。

そういう意味では、政府当事者も、事態を楽観しすぎてたということはあると思うよ。

どうにかなるだろうって思ってしまったのは自分たちだから自己責任被害者意識が変なバランス存在していることもあって、なかなか声高には叫びづらいんじゃないかな。

自分から言わせれば完全に甘いけどね。

生殺与奪の権利を他人に委ねるなという感じ。

ここからは完全に蛇足だけど、自分にとって就職氷河期が全く持って他人事だった理由は、自分在日韓国人だったから。

当時、在日韓国人、いわゆる特別永住権の人間就職できるような大手企業はないと言われていた。(少なからず、親族就職できた人間はいなかった。)

そもそもスタートラインが違う。就職活動から氷河期が確定だった。

から、進学なんてとっくに諦めて、高校を出たら当たり前に働くものだと思っていた。

いわゆる3Kと言われる業界でがむしゃらに働いて、こいつらが大学で遊んでいる間にできるだけリードしてやろうと思った。

4年後に入ってきた新卒のほうが給料立場も上だったのは死ぬほどムカついたけど、数年後には全員辞めてて、やっぱりこいつらはダメなんだなって思った。

そいつらが言うには、君は数年早く働いてたからいいけど、らしい。

こちとらどんな思いで周りに頭下げて仕事教わってきたと思ってるんだか。

もちろん周りの在日韓国人にも、ニートみたいなやつは多い。

そういう奴らも基本は、他の人間と同じでどうにかなるだろうとしか考えてなくて、就職できなかった理由他人のせいにしてるやつらばっかりだった。

そう考えると、あれからこれだけの年数が経ってるのに、周りのせいにしてばかりで手に職の一つでもつけようとしない氷河期世代はやっぱりクソだと思うよ。

からでもプライドを捨てて何でも働けばいいのに。親が死んだらどうするつもりなのか。

全部が全部甘えだとは言わないけど、ここ一番の踏ん張りどころでケツを割ったのだとしたら、やっぱりそこは甘えだと思う。

それを受け入れて、税金無駄に使わせようとせず大人しく生きてください。

2023-08-14

在日韓国人三世日本帰化しない理由

東京新聞記事ヘイトスピーチが付きまくってる状況を見て自分なりに考えてみた。

※前置き

正直、どういう歴史理由を持って特別永住権が認められているかどうかとかあまり詳しくない。

ただ、自分在日韓国人であることを理由いじめ差別にあったことはあるし、「帰れ」という言葉を投げかけられたことも何度もある。

同じように、韓国に行ったときにも在日という理由差別を受けたこともある。これについては日本よりあからさまで驚いた。裏切り者とか、韓国語も喋れない劣った存在みたいな扱いだった。

よく言われる特権についても正直よくわかっていない。

さっきwikiを見てきたとき、確かに入国在留資格については他の外国人に比べて優遇されているとは思ったけど、日本人より何かにおいて優遇されていると感じたことはない。

最初に断っておくと、参政権選挙権)については自分否定派。

参政権がほしければそれこそ帰化すればよいと思ってる。

かといって、参政権がないか自分迫害されているとも思わない。

※前置き終わり。

本題。

結局のところ、自分でもよくわかってないというのが正直なところ。

ただ、根底にそれでいいの?という疑問がずっとある感じ。

先程も書いたけど、韓国でも割りと強い差別を受けるので、そもそも韓国には精神的にも物理的にも帰る場所なんてものはない。

本籍としての住所を示す文字列けが存在しているだけ。

じゃあなんで日本人に帰化しないの?と言われると、まあやっぱりアイデンティティ喪失を感じるからだろうなぁと思う。

例えば、関西で生まれ育った人が東京引っ越してきたとして、「東京に住む以上は本籍東京に移してこれから標準語を喋って東京人として名乗ってください。できなければ帰ってください。」って言われるのに似てるかなと思う。

もちろん関西じゃなくてもいいんだけど。

それで関西の人に、「あい上京しやがって。関西人って名乗るな!」って言われても、やっぱり自分関西人でありたいって思いません?

たこ焼き食べてお好み焼き食べて、これこそソウルフード!って思いたくなると思う。

それを、「いや、本籍書き換えるだけで手続き上は簡単なんだから東京人でいいじゃん」って言われて、「そうだな!」って思えるかどうか。

それでもいいよって人と、いやだなって人がいて当然なのに、嫌だなって人を許さないのは差別だよねという話なんだと思います

例えがピンとこなかったら申し訳ない。

帰化することが絶対に嫌かと聞かれれば、それもNO。

兄弟はすでに帰化しているし、実を言うと父親世代の親戚の中で在日3世で帰化していないのは自分だけだったりする。

必要に迫られれば帰化しようかなと思ってるまま、同じ在日結婚してとうとう在日4世の子供も生まれしまった。

当然、子供国籍押し付けるつもりもないし、かと言って隠すわけでもなく、自分たちは在日という特殊存在であることは事あるごとに言い聞かせている。

そこに残された側としての責任がないと言えば嘘になるけど、そんなことを理由帰化しないともやっぱり思わない。

結局のところ、帰化する理由がないというのが一番なのだと思う。

からといって、労働義務納税義務も等しく満たしていて、日本人に対してチート級の特権があるわけでもなく、法律でも存在が認められているというのに、「日本に住んでいるのに帰化しない」という理由だけで「差別を甘んじて受けろ」というのには当然納得はしないし、それが差別していい理由だとは一切思いません。

北朝鮮ミサイル飛ばしたからと言って朝鮮学校の生徒が石を投げられていいわけがないのと同じですね。

じゃあ韓国にも帰らず日本人でもないお前は何人なんだ?っていう質問もよく受けるんだけど、その答えは自分は「在日韓国人なのだと思う。

勝手に新しい民族を作るなって声が聞こえてくるようだけど、日本に入って3世代暮らしていればそれはもう新しい民族というしかないでしょうというのが正直なところ。

それを「日本に住んでいるなら日本人になれ」というのと、「在日韓国人としての存在を認め続ける」のとでは、どちらが先進的な国際社会のあり方であるかは火を見るよりも明らかなんじゃないかなぁというのが個人的見解です。

そもそもこういう意見匿名じゃないと安心して発信できない状況が、まだまだこの国日本において人種差別問題根深いことを物語っていて、取り組むべき課題の多さを感じるよねーというお気持ち表明でした。

2019-06-18

外国人参政権反対には反対しません

選挙の時期が近づくといつも思い出すはなし。

休日に出かけた先で、候補者の人が車の上で演説中だった。

あたりには人だかりができていて、その周りで支援者さんたちが一生懸命にビラ配りをしていた。

盛り上がっている雰囲気を作りたいのか、それとも自分たち正義を信じてやまないのか、目を輝かせながら元気あふれる声を響かせていた。

夫婦ベビーカー連れだったことともあって少し目立ったのか、もしくはそういったターゲットとして(政治を真面目に考え始める層の一つとして)目についたのか、遠巻きに通り過ぎようとする自分たちを見つけた支援者が近づいてきた。

外国人参政権に反対しましょう!」

表情も口調も、ビラを差し出す手にも迷いはなかった。

一瞬躊躇するも、さらにぐいと押し出された手に負けてビラを受け取る。

そこには選挙カーの上で演説する候補者写真と、その横に強い調子で書かれた「外国人参政権断固反対」の文字

「是非より良い世の中のために〇〇さんに投票をお願いします!」

支援者がつづけて語りかけてくる。

その言葉がひっかかり、胸にしまっていた言葉が口をつく。

「すいません。僕投票権ありませんので。」

「え?」と驚く支援者

外国人なので、参政権がないんです。」

妻も自分在日三世外国人だ。もちろん子供国籍日本ではない。

「あら、それはごめんなさいね。」そういうと支援者はそそくさと離れていってしまった。

その姿をみて、実に残念だなと思った。なぜもう少し話を聞いてくれなかったのだろう。

自分自身も外国人参政権については反対だ。

自分在留資格特別永住だが、それで選挙権がなければおかしいと思ったことは一度もない。

選挙権も被選挙権も、帰化してから手に入れれば良いだけだからだ。

極端に虐げれていた時代ならまだしも、政治に口出しをしなくても多少の差別に目をつむっていれば生きる権利は十分に守られている。

納得がいかなければ国を出ていけばよいだけの話だ。

からこそ支援者の方の対応は残念でならなかった。

外国人なら参政権反対に反対されるに決まっていると頭ごなしに決めつけられていたからだ。

日本には永住権をもった外国人が沢山住んでいる。

その中には、自分と同じように見た目では判断がつかない人間も多いだろう。

そんな日常にすら目を背けて、自分たち正義を疑うことなく声高に叫ぶことの危うさよ。

外国人なのだからこの話を快く思うわけがないと、そう思って何もされていないのに謝られる気持ちがわかってもらえるだろうか。

何も激昂して掴みかかるわけでもない。

そこまで強い思いを押し付けてきたなら、こちらの考えにも耳を傾けてほしかっただけなのに。

残念ながらこれが人種差別だ。

被害の有無ではない。しかし、確かに今、自分外国人として、選挙権を持たない人間として差別を受けた。

これが差別だと理解できないようでは、人種差別問題解決はまだまだ遠いのだろう。

2017-09-17

日本は嫌いだ

私は日本人だが日本が嫌いだ。

嫌いな理由はいくつもあるが、その大きな理由の一つが日本人島国根性だ。

在日韓国朝鮮人たちをいまだに包摂できない心の狭さ。

彼らを包摂するのは実は難しいことじゃない。

特別永住権を持つ人たちに無条件、あるいは非常に簡単コストのかからない方法日本国籍付与してしまえばいいのだ。

そしてこれから日本で生まれ外国人の子どもたちには出生地主義適用して無条件で日本国籍付与するのだ。

在日韓国朝鮮人をいつまで外国人扱いするのか。

彼らの多くは完全に日本文化の影響下にあり日本語以外の言語をうまく操ることもできないのに。

彼らは確かに明治以前から日本に住んでいた人たちの子孫(私たち普通日本人」と素朴に呼ぶ人たち)とは異なるルーツを持つのは確かだ。

から、彼らには朝鮮半島日本人として、自分たちルーツに誇りを持ちつつ、だが同時に日本人として生きてもらえばいい。

要するに私たちは「日本人」の定義を拡大する時期に来ているのだ。

グローバル化の進む今日、どの国も例外なく「移民国家化」する運命にある。

日本人とは、「日本文化愛着を持ちつつ、日本列島一定期間以上安定して住むすべての人たち」と再定義すべきなのだ

そして、彼らの出身国母語人種民族関係なく、一定の条件を満たす人たちには、日本永住権および市民権日本国籍)を与えればいい。

(このとき、多重国籍を認めるのがスムーズであろう)


だが、多くの日本人たちは、私の提案に賛成しないだろう。

実際には、永住権市民権議論以前に、ほんのわずかの定住外国人が増えるだけで、ヒステリックに「移民反対」と叫ぶ人たちが多い。


全くのところ、日本は滑稽である人口が減りつつあるのに、わざわざ日本に来てくれようとする人たちに門戸を閉ざしている。

そんなに明治以前からこの国に住んでいる子孫であることが偉いのか。

日本列島はそういう「特権階級」だけの持ち物なのか。


いまの日本の姿はよそ者を受け入れられず衰退する田舎者の姿そのものだ。

いいだろう。そうやって好きなだけ排他主義を貫けばいい。

そうやって衰退し、やがてこの世から日本人」が一人残らず絶滅したとしてもその運命を受け入れる準備ができているのだろう。


だが、私個人はそんな趣味に付き合うつもりはさらさらない。

私は、このよそ者嫌いの心の狭い日本を出て行く。

具体的な準備も進めている。

日本はきっと日本なりに問題に対する解決策を模索するのだろう。

好きにすればいい。

私は私の信念に基づいて動く。

さよなら日本

 
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