はてなキーワード: デフレとは
愛人云々はどうでもいいけど、島耕作読んでると日本のサラリーマン全体が勝ち筋が見えなくなってるのはかなりヤバいと感じる。
元々島耕作は、日本の男性サラリーマンの願望充足させることで人気が出た漫画
仕事ができて、女にモテて、若い愛人作って、権力者にも気に入られて、仕事もプライベートも充実したサラリーマン描写が売りだ
で、女にモテての部分はともかく、仕事ができて。の部分にはモデルがある。
初期は作者の弘兼のサラリーマンとして働いた経験から、後には世の中の仕事がうまくいってるサラリーマンや経営者を取材して、
しかし、日本のバブルが崩壊し、長期的なデフレによる失われた20年に突入したあたりから、
徐々に仕事による成功の描写が怪しくなってくる。日本経済全体が失速しているからだ。
誰も勝てなくなってきたので、成功しているサラリーマンの絶対数が減っていき、
リアルでの成功体験を漫画の描写にトレースするという手段が徐々に無効化されているのだ。
他人のリアルな体験談が使えないので、漫画家の想像力に頼るしかない。
その結果、生み出されたメソッドが女とセックスしてたらなんか仕事もうまくいっちゃった。という定型パターンだ。
島耕作が段々セックスファンタジー化していったのは、そういった理由だ。
デフレが解決できないのは、流動性の罠、という問題があるから。インフレであれば金利を上げればコントルールできるんだよね、上げる分にはどこまでも上げられる、青天井なわけよ。しかしデフレの場合は下限がある。0があるわけよ。これが流動性の罠。言葉は難しいけど、言っていることは単純で、金利はゼロより下げられませんよ、ってこと。しかし実際にはマイナス金利というものがあるではないか、という話もあるけれど、マイナス金利というのは、中央銀行にお金を預けている場合に発生するものなんだよね。つまり、マイナス金利は、中央銀行にお金を預けなければ発生しない。自前で保管しておけばいいわけだな。しかし、そうなると現金を保管しておくための、セキュリティの問題が発生するわけ。マイナス0.1パーセントとかだと、セキュリティを保つためのお金の方が高いので、中央銀行にお金を預ける方がいいけど、1%とかになると、自前でセキュリティを維持した方が安上がりなわけ。なので、マイナス金利というのも、実質的に下限が生じてしまう。これが流動性の罠だ。なので、デフレというのは、金利を操作するだけではなんともいかないね、という話になっている。
他の問題については、省庁が出す資料というのはとても立派で未来は明るいように感じるものがいっぱいあるんだけど、何一つとして実現したことはない。実現したとしても、一般市民が恩恵を感じることはない。行政というのは調査能力には秀でているけど、実践力に乏しいお坊ちゃん、お嬢ちゃんしかいないのではないかと思っている。実現しなくてもおとがめなしだからね。明治時代であればエリートの行政官が国をよくしてくれたんだけど、今の行政官にその力はない。もうこの国はダメかもしれないね。
飽和してたらデフレになってるわけねーじゃんアホか
少子化を防ぐには、若い人間がきちんとほぼ全員家庭を持てるようにするべきであって、それは高い労働需要で賃金が上がってる状況を作らないとならんのだが。
今の少子化は新自由主義元のデフレと格差拡大で、家庭を持てない人間が急増したからという側面もある。先進国の中でも特に日本と韓国の少子化はひどい。
経済を上げるには財政出動が必要で、経常赤字こそが財政破綻を招くことを考えると、基礎・萌芽研究も望ましい。まあまず景気を上げるにはほかの少子化対策への支出でも何でもいいが。
遠回りになるが経済をよくする以外に答えはないと思うよ。
不景気だと労働需要と労働供給で労働需要が少なくなる。すると労働者の立場が弱くなる。
景気が良くて労働需要が高い時に、労働者をゴミみたいに扱っていれば、ほかのところに転職されて自分の商売はつぶれてしまう。だから労働者を大切に扱う。扱いづらい人間も何とか使えるように工夫する。
すると労働需要がやや高めの時に、人手不足倒産を恐れて待遇や給料が上がる。
いかんせん日本は30年デフレを続けていたから悪い。特に新自由主義で不景気を続けたのが悪い。
安部の時にリフレで少し人手不足倒産が起こり始めてブラック企業が淘汰され始めたが、消費税増税でダメにした。
安部の次も「何か経済と関係ない問題で政府や誰か敵を叩いていれば政権を奪える」って連中が跋扈するが、経済をきちんと上げる奴を選び、労働需要を高くしてこそKKOは救われる。
金融緩和(これは必要であった)効果と市場参加者の楽観的見通しにより株価が反発している(Vshape)。
現在の状況はリーマンショック時よりは1929年の大恐慌に近い。
リーマン時はあまり影響を受けなかあった新興市場も今回は大きな影響を受けている。
「回復」をincome レベルが元通りになると定義するなら、リーマンのときに回復に要した期間は4年程度、大恐慌時は10年。
今回は大恐慌により近いはずだ。
この40年間の生産性向上の最大要因はグローバル化と技術革新だった。
社会政治的に世界が分断化していく。この動きは最終的にどのような着地点に向かうかが見えない。(OZの魔法使いの例え)い動き。
2019年時点のGDP per Capita に戻るには早くてもは5年かかるだろう。
ナイジェリア、南アはひどい。エクアドル、アルゼンチンは既に破綻。
これに関しては最大の債権国中国の動向が重要。中国が債務減免に応じなければ悲劇が起こる。
イタリアの債務状況が悪化すればユーロは解体向かう力が強まる。
中国、アメリカの債務モラトリアム政策が大事。またG-20で協調したモラトリアム政策も大事。
フリーランチはないが現在はno choice(やるしかない)状態。今は戦時だから。
にもかかわらず金利上昇、インフレは起こらないと今の時点でマーケットは見ている。
それが本当ならよいが、そんなフリーランチはない。ナイーブすぎるだろう。
(コロナをきっかけに)イタリア債務が債務危機に発展する可能性がある。
当面はデフレ。だが、グローバル化の歯車逆回転による生産性低下が発生しており、
需要が戻ってきたときに低インフレ状態になる可能性がある。マーケットはそのことを織り込んでいない。
パンデミックはそれが過ぎ去ったあと、どのような爪痕を残すのか?