愛人云々はどうでもいいけど、島耕作読んでると日本のサラリーマン全体が勝ち筋が見えなくなってるのはかなりヤバいと感じる。
元々島耕作は、日本の男性サラリーマンの願望充足させることで人気が出た漫画
仕事ができて、女にモテて、若い愛人作って、権力者にも気に入られて、仕事もプライベートも充実したサラリーマン描写が売りだ
で、女にモテての部分はともかく、仕事ができて。の部分にはモデルがある。
初期は作者の弘兼のサラリーマンとして働いた経験から、後には世の中の仕事がうまくいってるサラリーマンや経営者を取材して、
しかし、日本のバブルが崩壊し、長期的なデフレによる失われた20年に突入したあたりから、
徐々に仕事による成功の描写が怪しくなってくる。日本経済全体が失速しているからだ。
誰も勝てなくなってきたので、成功しているサラリーマンの絶対数が減っていき、
リアルでの成功体験を漫画の描写にトレースするという手段が徐々に無効化されているのだ。
他人のリアルな体験談が使えないので、漫画家の想像力に頼るしかない。
その結果、生み出されたメソッドが女とセックスしてたらなんか仕事もうまくいっちゃった。という定型パターンだ。
島耕作が段々セックスファンタジー化していったのは、そういった理由だ。
それはどうかなー(苦笑) セックスファンタジーだから長続きしたんじゃないの?
なに言ってんだ最初っからサイテーだぞ? 風俗とホテル行って「当たり前の仕事しろ」と説教かまして、嬢が面接にやってきたら セクハラ質問した上に嬢が会社にいたら俺に不都合だわ...
なに言ってんだ最初っからサイテーだぞ? 風俗とホテル行って「当たり前の仕事しろ」と説教かまして、嬢が面接にやってきたら セクハラ質問した上に嬢が会社にいたら俺に不都合だわ...
サラリーマンみたいな他人の尻馬に乗っかってるだけの立場に勝ち筋なんてあるほうがそもそもおかしかったんだよ。 現代の奴隷階級であることをもっとはっきり教え込むべき。