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はてなキーワード: 金融引き締めとは

2022-11-13

社説】米インフレ率の低下、まだ定着せず

10日発表された10月の米消費者物価指数CPI統計で示されたインフレ率の低下は、消費者に若干の安心材料提供した。ウォール街は大半の一般家庭以上に、このニュースを歓迎したようだ。インフレ抑制面での前進によって、米連邦準備制度理事会FRB)の金融引き締めペースが鈍化するかもしれないとの期待感から株価は急騰した。しかし同統計では、FRBがやるべき仕事がどれほど多く残されているかも示された。

 10月に前年同月比7.7%となったCPIの上昇率は、6月9.1%でピークに達した後、4カ月連続で減速したが、依然として極めて高い水準にある。食品エネルギーを除いたコアインフレ率は6.3%となり、9月の6.6%を下回ったが、持続的な低下傾向を示すには至っていない。

 投資家はこれが、インフレ制御されつつあることを意味すると、何としても信じたがっている。いくつかの注意事項はある。物価は依然として異常なペースで上昇しており、家計インフレ率の低下が、物価水準の安定につながらないことに気づくだろう。このディスインフレの大半は、モノの価格を通じてもたらされている。10月のモノの価格9月から0.4%低下した。とりわけ、家電などの耐久財の価格が下がった。これは住宅市場が冷え込んだ結果であり、FRBが実現したいと述べている類いの需要抑制だ。

 対照的に、サービス価格は前月比で0.5%、食品は0.6%、エネルギーは1.8%上昇した。インフレ経済全体に幅広く存在し続けているため、抑えるのが困難な状況だ。

 需要を抑える形でのFRB単独インフレとの戦いに依存した結果の一つとして、家計には生活水準を上げる方法ほとんど残らないという事態が生じている。インフレ調整後の1週間当たりの所得10月に減少し、前年同月比3.7%減となった。

 このペースでは、たとえインフレが低下していったとしても、今回のインフレ高進局面で失った購買力家計部門が取り戻すには長い時間がかかるとみられる。議会バイデン政権は、新たな供給拡大と実質賃金の上昇を加速させる生産的な投資促進策によって、家計寄与することができるかもしれない。しかし、ジョー・バイデン大統領は9日、「トリクルダウン富裕層大企業が豊かになると最終的には下位にも富が行き渡るとする)」政策を依然として非難していた。バイデン政権経済政策の下では、実質賃金は下がるのみとなっている。

 その結果、FRB単独インフレに対抗しなければならなくなった。住宅関連支出をはじめとする緩やかなディスインフレは、今年の金融引き締めがある程度の効果をもたらしている可能性を示す兆候だ。しかし、ジェローム・パウエルFRB議長が掲げる2%のインフレ目標からは依然としてかけ離れている。パウエル氏は、FRBが利上げペースを緩める可能性はあるものの、インフレを封じ込める決意を維持するとの姿勢示唆した。市場はその決意が揺らぐことを期待しているかもしれないが、パウエル氏にその期待に応えるだけの余裕はない。

2022-11-11

クリーブランド連銀総裁金融引き締めが不十分なリスクの方が大きい

クリーブランド連銀のメスター総裁10日、10月の米消費者物価指数(CPI)が予想ほど上昇しなかったことに励まされたが、金融当局金融政策を十分に引き締められない懸念の方がより大きいままだとの見解を示した。

  メスター総裁プリンストン大学主催イベント向け講演テキストで「インフレは予想より持続的なことが一貫して示され、継続的な高インフレの代償が大きいことを踏まえると、引き締め幅が小さ過ぎるリスクの方が大きいと私は現時点でみている」と述べた。

スター総裁は「午前中に発表された10月のCPIも総合およびコアの幾分の緩和を示唆している」が、「一方で、傾向的に根強いサービス分野のインフレ率はまだ鈍化の兆しを示していない。加えてインフレは引き続き広範だ」とした。

  さらに「足元のインフレ水準とその幅広い性質、持続性を考えると、インフレ率を2%への持続的な下降の道筋に置くには金融政策を一段と景気抑制的なものとし、当面は景気抑制的にとどめる必要がある」と語った。

  同総裁インフレ率を2%の目標に戻す上で金融当局は「配慮と誠実さ」を伴う形で行動するだろうとも指摘した。

  「物価安定を取り戻すにはしばらく時間がかかり、ある程度の痛みは避けられないだろう」とした上で、「金融市場のボラティリティーが引き続き通常より高くなる可能性が高く、厳しい局面になり得る。成長率は潜在成長率を下回る見込みで、一時的には容易にマイナスに転じるかもしれない」と話した

2022-11-03

anond:20221103172400

金融引き締め続いてる時に国債買うのってリスキーだぞ。

要は中央銀行国債を売って金利を上げようとしているわけだから国債価格は下落しやすいし。

満期まで持つにしてもその時のドル円レート次第では金利以上の損失を負いかねない。

ここまで円安が進んだ状況で買うのは高値掴みになりそうなものだが。

2022-10-20

サヨクは、なんで経済の話では国際機関海外経済紙や海外経済学者の意見無視して、今の日本金融引き締めしろなんて日本ガラパゴス経済学者が言ってるアホな主張をするの?

2022-10-18

世界的な景気後退、どうなってしまうのか

世界的にインフレになって金融引き締めを行ってる

リーマンショックほどではないと言うが、世界的に冷え込むのは間違いなさそう

てか日本はいつでもとばっちりじゃないか

いつだったかリスク回避の円買いと似た状況

海外が無茶やった結果の反動金融引き締めした結果日本も引きづられるっていう

2022-09-22

anond:20220922141816

ちなみにEU場合、同様に直近のCPIを見ると前年同月比で9.1%増だが、エネルギーと食料を除くと4.3%とアメリカよりもかなり大幅な開きが見られる。

要するにEUアメリカと違って国内需要が伸びていないよりコストプッシュ型の様相が強いインフレ

しか国内需要は伸びていないものインフレ率も大したことがない日本とも異なり、インフレ自体アメリカと同等以上にぶっ飛んでいる。

加えて財政事情が異なる複数の国を抱えている都合上、アメリカほど大胆な金融引き締めを行う余力もない。

俺はEUが一番ヤバいと思う。

2022-09-06

anond:20220906062801

金融が引締的か緩和的かはあくまで均衡実質金利との兼ね合いでしか言えないものから、持続的な低金利を見て長いこと金融緩和が続いていたと認識したのなら、それは間違い。たとえばゼロ金利は往々にして金融引き締めなんだよ。それは物価ギャロピングしていかないことが傍証となる。

で、インデックス投資教についてだけど、長期に持てば必ず儲かるってのが間違いというのはその通り。そもそもインデックス投資というのは、必ず儲かる投資戦略ではなく、個別株などの他の投資と比べて一番ましな投資戦略というだけのもの。小さなリスクしか許容できないならインデックスお小遣い範囲だけで、あるいはでっかいリスクを取りたいなら借金してインデックスにぶち込む、といったように、どんなリスクやリターンを求めるにしても投資対象インデックスが良いというだけで、別に必ず儲かるからインデックス投資をするわけではない。まあ、インデックス投資は長期に持てば必ず儲かる、とか言う手合いは、真のインデックス投資教徒から見れば邪教の類なのよ。

2022-09-05

anond:20220905084013

→かといって緩和基調に戻せばインフレが強まる、の繰り返し。

一般的妥当とされる成長率は2〜3%あたりとされる。つまりインフレし続ける。

 

 

→??

配当を知らんの?

anond:20220905080033

日本がそうであるように、金融引き締めが過ぎればこれまで積み上げてきた国債に押し潰される。過度のインフレが収まれば再び緩和基調に戻さざるを得ない。」

→かといって緩和基調に戻せばインフレが強まる、の繰り返し。

企業から収益を吸い上げ続けている。」

→??

「その企業には研究開発費が投じられ続けている。」

→「研究開発費が投じられたら企業価値が高まる」ことを言いたいのかもしれないが、「企業価値が高まる=株高になる」ではない。

anond:20220905070801

株価が上昇し続ける根拠

 

2022-09-02

anond:20220902130852

まあ年金生活者が円安に反対して利上げを主張するのは理解できるのでネット高齢化したのかなって思うよ。

若者は皆YoutubeとかTiktokしか見なくなってネットと言えども文字メディア場合は実は60代以降がギャーギャーいうだけの場所なっちゃったんじゃないかと時々思う。

若くてまだまだ会社に雇われて生活していかなきゃいけない奴が金融引き締め主張してたら本気で頭の出来を疑うけど。

2022-08-31

長期投資株式)は本当に確実に儲かるのか

リスク許容度は人それぞれなので、投資すべきとかは各人で勝手に決めればいいと思っている

増田としては、長期・積立・分散投資王道であることは確かなので、インデックス投資をしている。

しかし、長期投資なら確実に儲かるんだと脳死してリスクについて考えないという風潮は好ましくないと思っている。

SP500は過去ずっと右肩上がり世界人口はずっと右肩上がり世界GDPもずっと右肩上がり

個々でみればいずれも事実だが、それが長期投資最近話題になっている株式のリターンを約束すると考えるのは早計だ。

最近インフレで各国で利上げ等の金融引き締めが行われているが、過去金利を眺めると、ここ40年の間、金融緩和下にあったと言えるからだ。

アメリカ国債10年金利は、1981年に15%でピークをうった後、そこからずーーーーーーーーーーーっと下がり続け、2020年には0になった。

これは、株式バリュエーションに大きく影響を与え、結果として株価の上昇に大きく寄与した。

(面倒なのでバリュエーションと株価関係について説明は省く。)

今のインフレの原因は需要面が7割供給面が3割とか言われていたりもする。

需要面については金利引き上げにより冷ますことができるが、供給面についてみると、資金調達コストが上がる以上、逆に制約になる可能性が高い。

また、グローバル化の進展により、ここ数十年間先進国からオフショアリングが進み、結果として低インフレ可能となったが、

コロナによるサプライチェーンの混乱や、経済安全保障の面からアメリカをはじめリショアリングの動きが進んでおり、これもまたインフレ要因になると考えらえる。

長期の金利下落トレンドが終了しつつあることから特に将来の成長を前提としたハイテク株の株価については、今までのような値上がりが期待しづらい可能性がある。

あとSP500で言えば、過去150年で見た場合ずっと上がってきたわけだが、15年ぐらいの停滞は普通にあるので、そういう認識必要だと思うが大丈夫だろうか。

例えばここから暴落したときに、元の資産まで戻るまで15年かかりますって言われて耐えられるか?って話。

もちろん。横横の場合でも毎月積み上げていけばリターンはちゃんと上がるので、停滞しようが下落しようが投資をし続けることが大事なのは言うまでもないが。

というか、触れられるのをあまり見ないが、そもそもの前提として、「分散」について株式分散(全世界しか語られないのが片手落ち

投資を行う場合分散資産配分(アセットロケーション)がリターンの大部分を決めると言われている。

株式債券コモディティ不動産現金・といった各種資産分散させてこその分散投資である以上、株式だけを取り上げて確実に儲かるとかいうのは諸手を挙げては賛同しかねる。

資産数百万程度なら、リスク許容度次第だけど、分散する意味は低い。

2022-08-30

anond:20220830213150

岸田もタイミング悪いよな

最初所得倍増計画言い出した後にアメリカ金融引き締めリセッション懸念が出て下がりまくり

数カ月してようやく戻ってまた貯蓄から投資へ言い出した所で昨日一昨日のパウエル発言暴落

今日はさすがに上がるかな

2022-08-28

anond:20220826091147

たぶん根っこがマジで共産主義的な考え方してんだよね。

資本主義社会で生きて株とか不動産ハナから否定する奴って頭おかしいなっていつも思ってるわ。

株式会社で働いてるとして株式会社はおまえを慈善事業で雇ってんのか?

賃貸に住んでるとして大家慈善事業で部屋を貸してんのか?

株や不動産が儲からない社会には資産を持たずに人から借りて生活するしかない人間の生きる場所はないぞ。

資産所有者が儲かるから社会は何も持ってないおまえらを生かしてるんだよ。

株や不動産が儲からなくなればおまえはクビだし、ホームレスだ。

実際世界的な株安が起きると雇用悪化して路頭に迷う人間が出るだろうが。

まあ金融引き締めでそういう状態作って需要無理やり落ち着かせようとしてる国に投資すんのも自殺行為だとは思うけど。

基本的には長期的には元が取れるから社会おまえらに借り暮らしをさせてやってるんだぞ。

2022-08-27

anond:20220827075710

なるほど、金融緩和金融引き締めトレードに組み込むのはい方法だとは思う。でも、状況判断が難しいんだよね。例えば、

1. 金融緩和で株高

2. 金融緩和終了で調整

3. 金融引き締め一線越えで株安

1は良いとしても、2はいつの話なのかということになる。米国金融緩和が終了したのは今年の3月だけど、相場1月から崩れ始めてた。また、3の「一線越え」も、何が一線なのか判断するのは簡単ではない。

2022-06-24

選挙終わったら増税

来年日銀総裁交代で金融引き締めに転換。

日本はこれから先も経済成長なし。

外国で働ける甲斐性あったらこんな国捨てて脱出するのに。

2022-06-16

欧米金融引き締めを言うのは右派なのに、なんで立民や共産金融引き締めを言うの?老人が支持層から

2022-06-13

日銀黒田庶民気持ちがわからない上級国民

というような記事を見たけど、黒田攻撃してもし金利上げ・金融引き締め転向させることに成功したら、真っ先にダメージ喰らうのは下級国民やで。

2022-05-23

FX

ドル円を130円で買って逃げ遅れたわ。

アメリカ金融引き締め日本は緩和だから、そのうち130円に復帰するだろ。

金利もらいながら塩漬けだ。

2022-05-20

anond:20220519165720

そもそもマネーサプライバブル期の急激な金融引き締めの時くらいしか減少してないしタンス預金しようが銀行貸出できなくなるわけでもない

日本より進学率識字率が低くておそらく金融リテラシーの低い国民が多いであろう途上国でもマネーサプライは増えまくってるので金融リテラシー教育マネーサプライやすとかこじつけしかない

2022-04-28

anond:20220428192539

円安は株を下げないためだぞ。

金融引き締めたら、それこそ株が大暴落するよ。

2022-04-23

anond:20220421133717

こんな有利な状況な

他国よりも人件費安くてヤッターってか?

笑うわ。何その発想、まさしく肉屋応援する豚そのものじゃね〜かwwwww

給料安くなって喜ぶのマジで豚すぎるだろ。一生そうやって喜んどけ豚wwwwwwww

日本だけ金融緩和を続けられる状態

脳がやられててヤバい。ドコをみてそんな認知になるんだ?眼鏡レンズの代わりにベイブレードもつけてるんか?

世界インフレから日本だけ影響受け無いとかい幻覚をみてるのか?

もしもまともな思考日本インフレを受けることを理解してるなら「金融緩和が続けられる」なんていうアホ過ぎる論理メチャクチャ言葉が出るはず無いんだが……

日本インフレにも関わらずアベノミクスの尻拭いのために金融引き締めができないだけだろうが。

なんで金融引き締めができない部分を切り取って「金融緩和が続けられる」なんていうお花畑妄言が飛び出すんだよ。とても正気とは思えない

材料費エネルギー・食料。何もかもインフレ円安の相乗効果で爆裂に物価高騰するなか、国内向け購買力は下がる。この状況喜ぶって控えめに言って知能低すぎでは?

俺は90%以上を円以外の資産に振り向けてるから儲かってる(というか円安での損失は回避できてる)けど、

どう考えても一般国民にとって、この円安の流れは災難以外のなんでも無いだろう

大量に円を作り出して国内株式ETFを書い続けたアベノミクス果実、その毒がついに回り始めたんだよ

MMT的には「ある程度までなら意外とお金を刷り続けてもインフレにはならない。なぜなら日本事実上そうなってるから」みたいな言説があったよな。

正直俺もあれは半分信じてた。理屈の上なら日本もっと円安になってもっとスタグフレーションになっててもおかしくなかったからな。

から現実を受け入れて、日本金融緩和政策は感覚的には受け入れられないが、事実そうなってる以上認めざるをえなかったところはある。

でもMMT理論では「ある程度までなら意外とお金を刷り続けてもインフレにはならない」とあって、いつかは戻ってこれなくなるラインを踏み越える時期が来る、それだけは忘れてはいけなかったんだよ。

時が来たんだよ

2022-04-22

これが当然の見解日本マスコミエコノミスト世論おかしい。

最近円安ファンダメンタルズ主導、政策変更の理由にならず=IMF

https://jp.reuters.com/article/imf-yen-idJPKCN2MC23N

金融引き締めを開始した他の先進国日本の状況は大きく異なっているとし、「緩和的スタンスを変更する必要性をわれわれは全く認めていない」と述べた。

携帯電話料金引き下げの影響剥落といった一時的要因が総合消費者物価指数(CPI)上昇率を押し上げる可能性があるものの、物価上昇率が近い将来に日銀物価目標を持続的に達成する可能性は低いとの見方を示し、「日本の状況はすでに金融政策の引き締めを開始した他の先進国と非常に異なる。緩和的金融政策スタンスを変更する必要性は見られない」と述べた。

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