はてなキーワード: jaxaとは
実際そういう要素は多いと思うよ。現代の技術ってのはすごいように宣伝されがちだけど実際はそんなじゃない。
高い金を払って買ったセンサーやパーツの精度が良くないなんてことはよくあって、
そんな物を実際に使いながら補正したり、大量に買って品質が良いものを選んだりしてなんとか使えるクオリティまで持っていったりする。
自動車はものすごい精度で上記の事を行っているからそんなに目立つほど異常は発生しないけど、やはり結構な数の車が変な動きして修理工場送りになっている。
ロケットは自動車の上の精度を必要とする機械で、JAXAのロケット開発レベルだとパーツの精度を高める施策を非常に入念に行っているから日本のロケットは成功率が高かったりするんだけど、やっぱりそんなだましだましのテクニックの積み重ねでできている機械は原因不明なことがよく発生するよ
JAXAの件が嫌われてるのはこれだと思う
最後まで諦めなければ、最後に成功すれば失敗はない(から頑張れ)って感じが体育会系っぽいんだよな
俺たちは諦めたから悪いのか!頑張ってないとでも思ってるのか!とキレそう
JAXAも大人の事情があるから「中止」に固持するのはわかるよ。
でもそういう公式発表の建前を弄るのが、はてなであり、ネットであるのに、なぜか建前を固持する事が正義であるって人がこんなに増えまくったのがホンマに謎。
これは煽り文だけれど煽る理由も理解出来て、今回「JAXAの定義では中止であって失敗は誤り そんな表現は絶対に許さない」と言う人達が
法や政治・国会絡みの話で、これまでの議論の積み重ねを無視した頓珍漢なこと(例えば「逮捕されないのはおかしい」とか「殺せばいい」「辞めさせたらいい」「時間の無駄」等々)を言い出して、それを指摘された時に「(無視)」「常識的に考えてそんなの認められない」「国民感覚と乖離してる」などと言い始めてこちらの話に耳を貸そうとしないということが過去に起きてきたわけで
発射できないのは失敗だと言い募ってJAXAの罪悪感をあおり挑発し、もって次回には無理に発射させ大事故を招いたとしたら、外野のメディアが事故招致をしたことになるぞ?
記者「中止と失敗という問題についてもう一度確認したいです。ちょっともやもやするものですから。意図的なものじゃなくて止まっちゃたよということは、一般に言う失敗じゃないかと思うのですが、どうですか?」
岡田氏「こういった事象が時々ロケットにはあるのですが、その時に自分たちは失敗と言ったことがありませんので」
記者「みなさんの中では失敗と捉えてないけれども、失敗と呼ばれてしまうことも感受せざるを得ないという状況ではないですか。どうですか?」
あばれる君「私はそうは思いません!」
岡田氏「どのような解釈をされるのかは、受け止められ方はもちろんあると思いますので、そうではないですとは言い難いんですけれども、ロケットというものは基本安全に止まる状態でいつも設計しているので、その設計の範囲の中で止まっている、つまり意図しないというのはそういう設計の範囲を超えて、そうじゃない状態になることは大変なことになると思いますが、ある種想定している中の話なので、そこに照らし合わせますと失敗とは言い難いと思います」
記者「確認ですが、つまりシステムで対応できる範囲の異常だったけれども、考えていなかった異常が起きて打ち上げが止まった。こういうことですね」
岡田氏「ある種の異常を検知したら止まるようなシステムの中で、安全、健全に止まっているのが今の状況です」
記者「わかりました、それは一般に失敗といいます。ありがとうございます」
1 JAXAはとしては正常に発射したかっただろうから、それに照らせば「失敗」。
興業として成功か失敗か、各々が勝手に判断することで、JAXAに聞くことではない。
3 国民が知りたいことは、記者の意見ではなく、JAXAの認識。
正常に発射できなかった原因が何か、
4 記者が「失敗」の言葉面だけにこだわり、その中身を無視する態度である以上、
5 記者には、記者会見が自分の意見の発表会ではないことを心得てほしい。
会話が成立せんな。
以前から宇宙開発に興味を持っていた、がどうしてJAXAの中の人になるんだよ
日本語らしき言語を話すけど会話が成立しない人って一定数いるじゃん
そういうときどうしてる?
教科書的には「それは個性です認めあいましょう、特性にあった対応をしましょう」なんだろうけどさ
駅のホームで延々と大声で駅員の真似事しちゃう人に絡まれたときとか
SNSでいきなり巻き込みリプ何十件も送ってきてアイツは無視した!酷いやつだ!と喧騒されたときとか
仕事で何言っても否定ばかりして何ら建設的な意見を言えない人と組まされたときとか
記者会見で頓珍漢なことを叫ぶ自称記者に詰められたときとかね。
本気でどうしてるのかみんなの処世術を知りたい。
3大コマンド?
・逃げる
・無視する
あと一つは?
つまり、JAXAなら「これは失敗じゃなくて中止だよね」ってみんなかばってくれるし、
これが東電や岸田総理が推し進めていたプロジェクトだったら「いろいろ言い訳してるけどそれは失敗って言うんじゃないの?」ってみんな言い始めるよ
わたしも同じようなことを思った。
専門家の側が「宇宙航空分野の慣習からするとこれは《失敗》ではなく《中止》である」と言う権利を持つなら、逆に市井の人々が「日常的な感覚ではこれは失敗だよな」と言ったって別に自由ではないか。
特に今回の打ち上げ停止はかなり異常系寄りだったわけでしょう。
もちろんペイロードは無事だし機体が全損したわけでもないから、完全な失敗と呼ぶこともまた違うと(日常的な感覚で)感じるが。
何が言いたいかというと、ある事象について、それを表現する専門用語があるとしても、その用語法を一般人に強制する権利を専門家は持っているわけではない、ということだ。
もちろん専門性は尊重されるべきだが、それとこれとは別の話である。
「言葉の用法を決定する」ことは極めて大きな権力であり、そのような権力を「専門家である」というだけで特定の組織に簡単に与えるのは危険だ。
もちろん、専門家が「専門的にはこう言う」と主張することは構わない。
問題なのは、だから無知な市民はその専門性に従うべきだ、という風潮が存在することだ。
用語法の権力に無自覚なままだと、いずれ撤退を「転進」と呼ぶような世界に戻りかねない。
たぶん、件の記者はそういうほのかな権力の匂いを感じ取ってあのようなことを言ったのだと思う。やり方は稚拙だけれど。
勘違いしてほしくはないが、わたしはJAXAの人たちを避難しているわけでもない。彼らは「単に我々はそのように言葉を使う」と素朴に述べただけだ。
追記しました。あとイプシロン8号機はイプシロン6号機の間違いです、ご指摘感謝します。H-Ⅱ 5,8号機が連続で失敗したときのNASDAバッシングの話を書くか悩んだ関係で混同しました。
失敗と表現した人を責めないであげて欲しい。宇宙輸送機の失敗に関する慣習的な定義については色々な人がもう意見を述べているのでそれを読んで貰えれば良いと思うが、それは業界の慣習というか方言なので、村の外から来た人が『機体の異常で予定した打ち上げのタイミングで上げられなかったなら失敗なのでは?』と思うのは仕方がない部分もあると思います(それでも失敗の軽重で言えば、輸送機の失敗としてはかなり軽寄りということは分かるような記事であればうれしいですが)。
最初に共同通信が失敗と報じた際、多くの宇宙ファンが共同通信の表現を叩いていたのをみました。近年ではイプシロン8号機などの宇宙開発の明確な失敗にもあたたかいコメントが寄せられる事が多く、またJAXAやメーカに対して厳しい論調を向ける人への批判もよくみます。批判自体は表現の自由の範疇であり行き過ぎない限りはありがたいのですが、失敗と報じたことのみを以て叩くのは行きすぎだったと思います。もちろんあの事象は中断と報じるのが習慣から言って適当だと思いますが、そういった習慣を記者に押しつけ、あまつさえ工学の素養が無いと馬鹿にする態度は業界に対して閉鎖的な印象をうみ、長い目で見たときにプラスには働かないのではないかと思います。もちろん記者会見でのあの態度は一社会人として許されるものではないですが、宇宙ファンが失敗という表現を叩いたことがあの態度を誘発した部分も無いわけではないと思います。
宇宙業界はまだまだ発展の可能性を秘めた分野であり、JAXAだけではなくメーカや宇宙ベンチャーなど多くの人が宇宙を身近に感じて貰い、より多くの人に関心を持って貰おうと頑張っています。宇宙ファンはもとより、今回の打ち上げが失敗だと思った人たちもこれを機に宇宙開発に興味をもって欲しいと思っています。また次こそはH3の打ち上げが成功するように、昼夜を問わずに働いているロケット屋さん達を応援していただけるとありがたいです。
『成功』と『失敗』は結果でしかなく、問題があったのに成功することもあれば問題がなかったのに失敗することもあります(※)。よって定義として失敗に当たらないとしても今回発生した問題は関係者間で重く受け止められていると思います。また決められたスロットの中で打ち上げればよいという話も『衛星を軌道に投入する』という点だけを見れば嘘ではないのですが、射点の数が少ない日本では一つの打ち上げが延期すると連動して他の打ち上げも遅れ宇宙開発計画全体が遅延することにもなり得ます。また海外顧客の獲得という点でみれば決められた日時に上げられるというのは大きなメリットになります。更にコスト面でも打ち上げが一日延期すると莫大な費用がかかると言われています。また搭載されているALOS-3の前号機であるALOS-2は既に設計寿命を越えており、空白期間を防ぐためにも早くサービスインしたほうが良いのではないかと思います。
とは言え今回のH3は試験機かつ衛星を載せているため安全性がより重視され、L/O前に止められてよかったという結論には変わりがありません。しかし上記のような点を無視して『全く問題がない、最終的に軌道投入できれば良いんだから問題があるというやつはわかっていない』というような言い分が広まることは岡田プロマネが「ロケットの打ち上げ中止自体は非常に大きなこととして受け止めている」と回答したことや事態の収拾にあたっている人達の努力を無にしてしまい、ブコメにもあるように「JAXAは失敗を認めずに意固地になっている」と言った印象をあたえるのでは無いかと思い今回の増田を書きました。
※後者はイメージしづらいかも知れませんが、高信頼な部品を使って冗長化しても偶発的故障の影響を0にすることはできず、最終的には確率の世界になります。またソフトウェアのバグも0であることを保証することはできません。よって万全を尽くしたけれどもどうしようもなく運が悪くて失敗する、ということも理屈の上ではありえます。まあその場合でも信頼性計算のプロセスを疑われることがほとんどとは思いますが。
これは意見が分かれるところだと思います。私も以前は少し調べればわかるようなことを聞く記者に対して、ちゃんと勉強してこいと思っていました。一方で一部の科学系雑誌などを除いて記事を読む人のほとんどは宇宙に興味がない人なわけですから、そういった人たちに情報を伝える役割としてはあえてその分野については素人な記者が質問して記事を書くというのも一定の意味があるのでは無いかと最近は思っています。今回の例をとっても『失敗』と書かないと一般の人に正しく伝わらないと先入観のない記者が考えたのであれば、必ずしも公式発表と同じ表現である必要もないのではないかと思います。ただ公式発表と違う表現をあえて使うならば業界の背景について専門的な記者が補足を入れ、発言者の意図が正しく伝わるような工夫をコミュニケーションの専門家として求めたいという気持ちは少なからずあります。記者の態度については既に述べたので書きません。
中止か失敗か,本来ならJAXAの定義に基づけばよいのだけど,啖呵を切った手前,それを引っ込められないアホライターがおり,何故かそれを擁護するアホ識者がいて,状況が混沌を極める.
一般的には,ChatGPTによって整理された,以下の見解が正しい.
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1626569333962059778
「JAXAと三菱が税金を無駄遣いしたフンガー」という方向に持っていきたい気持ちもわからなくは無いが(三菱ジェットは失敗してるし),100歩譲って「オレの失敗定義」を考慮したとしても,以下の2,3の点からやはり中止と捉えるべきである.
H2A,Bのロケットは,打ち上げあたり,100億ほど掛かるらしい.これを,H3ではクオリティを維持した上で,50億まで圧縮したんだそう.
さて,打ち上げに成功か失敗かをコストの観点で判断するとき,投入した一発あたりの資金50億によってロケットが目的を果たした(宇宙空間に行った)ことを成功,それができなかったことを失敗,と分類すべきであろう.
今回は中断または中止によってロケットが宇宙空間に行かなかったから,少なくとも成功ではないが,投入した資金50億がパーになったわけではなく,再調整によってリトライできる.このリトライによって目的を果たせば,成功となる(もちろん爆発すれば失敗だ).再調整にも追加費用は掛かるだろうが,明らかに50億からすると微増であり,リトライによって打ち上がれば,資金の観点からも成功と呼んで差し支えないであろう.
リトライの結果がわかっていない以上,「50億の打ち上げ」に対して成功した,失敗した,と断ずるのは時期尚早である.
JAXAのロケット打ち上げ成功率は98%ぐらいらしい.55回ほど打ち上げて,失敗は1回のみだったそうだ.
このような統計データを取るには,厳密に各打ち上げを成功・失敗に分類する必要がある.1回(成功または失敗)をどのようにカウントするかについて,2のように一発打ち上げるために投入した資金(50億)による打ち上げの成功・失敗でカウントするのが,もっとも妥当だろう.民間や外国がJAXAに探査機の打ち上げを依頼するとき,この成功率と費用で費用対効果を判断するわけだが,そのときに中断を失敗と捉えるような統計を参照したりはしない.
よって統計的な観点でも,今回のものは中止または中断であり,打ち上げに対する「失敗」とカウントするとこの統計に影響を与えるため合理的でなく,「オレの失敗定義」で勝手に分類方法を変えることも許されないのだ.
以上,中止または中断である.