はてなキーワード: 村上春樹とは
最初に言っておくべきだが、私は村上春樹の熱心なファンである。
スプートニクの恋人以降、発売された長編は発売日に買って読んでいるし、短編も購入するようにしている。
だが、最近なんか違うなと思ってきた。最新の三人称単数に関しては、内容のつまらなさ自体が一種の文学的仕掛けなのかと勘ぐってしまったくらいだ。
それで例の発言だ。
誰もまずいものや健康に悪いものは食べたくないし、読みたくない。
言うまでもないがSNSは不味いどころか、モノによっては有害でさえある。
だが、育った環境や経済状況によってはまずいものしか身の回りにないという場合も充分にある。
善し悪しの判断基準を持たないということも充分にありえる。
そういう人に本物を届けるのも作家の役割だと思うのだが、村上春樹の視点からはそういう「市民」が欠落しているように見える。
誰もがクラシックを聴いて批評したり、ジャガーに乗ったり、ボストンマラソンを走れたり、アイルランドでウィスキーを飲めるわけではない。
例の発言は、読者のQAに答えた形の内容なので、恐らく本人は「個人的には〜〜だと思います。なぜなら〜〜だからです。ですが、別にSNSを日常的に利用している人に含むところはありません」
という気持ちで書いたのだろう。
とはいえ、村上春樹の視野のなかにストゼロを飲みながらふわっちを見ている人はいない。
村上春樹はかつて、「全体小説を書きたい」と言っていた。彼の「全体」のなかに、ストゼロとふわっちは含まれないのか。
文学とは、42歳の派遣社員がお見合いパーティーで3回連続で誰ともカップル成立しなかった時に、心の支えとなるようなものではないのか。
村上春樹の村上ラヂオ。「うなぎ、おいしいですよね。僕は好きです」って書いて許されるのは村上春樹だけって誰かが言ってるの見て読んだんだけど、さらっとしててよかった。
何となくエッセイを読みたい気分なので誰かおすすめ教えてください。本を読む方ではないので有名な作品でもいい。こういうのだと嬉しい。
・厭世的な雰囲気。ただし厨二病というより世間に揉まれて疲れた感じ?みたいなの。
・読んだからといって学びがなくてもいい。むしろ無い方がいい。
・日本人作者のを読んでみたい。なんか頭にすっと入ってくると嬉しい。翻訳もののお勧めも歓迎だけど。
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みなさん面白そうな本お勧めありがとうございます!読み進めていきます。すぐ読む用にどれか近所の本屋に置いてるのあるといいな。村上春樹ならありそうかな。
引き続きお勧めあれば是非教えてください!
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追記2
最近、ある作品の二次創作でSSを書き始めたので、感想を書きます。いい大人ですが、今年に入って初めてpixivを見たようなずぶの素人です。
◯書いてよかったこと
作品そのものを読み込むのはもちろん、いろいろなレビューや派生する記事なんかを読んでアイデアを探すことで、新しい発見や解釈をたくさん知ることができた。絵コンテ集とかも買って、設定を学ぶのも楽しい。
・こんな素人の書く文でも読んでくださる人がいて、いいねを押してもらえること
村上春樹が昔、書くことは癒やしと言っていてなんじゃそりゃと思ってたんだけど、今ではそれがちょっとわかる。書いている間は嫌なことが忘れられるし、興奮状態なのがわかった。快感さえある。みんなやりたがるのがよくわかる。あと、自分の書く文が最高に面白く感じる。面白いなーと思って何回も読み返しちゃう。客観的に見られない。
◯書かない方がよかったこと
これはほんと不思議。最初は題材が被ったりしたら嫌だなって思うくらいだったのに、そのうち一番大好きだった書き手の人の作品すら読めなくなってしまった。たぶん、素人のくせに負けたくないような気持ちが出てきたんだと思う。あほらしいと思う。元々負けず嫌いなところが全然なくて負けても気にならない人間だったので、こういう気持ちは今まで感じたことがなかった。これはこれで面白いなとも思う。
・同じく、他の人の考察を読むのがつらくなった
考察というか、クソデカ感情をぶつけてる系のツイートを読むのがつらい。解釈は人それぞれなのが当たり前なのだが、この作品は公式にすら自CPの解釈違いについて文句を言う面倒な人がいて、そういう人は私の書いたものを見て何を思うのかなって考えたら、なんか離れたくなった。
書かない方がよかったことの二つは、私がこの作品にハマった直後に大いに楽しんだものだし、二次を書く動機にもなったものなので、マイナス感情が出て残念に思っている。むしろ全然大して活動もしてないのに、関係ない人に勝手な気持ちを抱いてしまっている自分をアホくさく思ってる。
前のように素直に楽しんでいた頃に戻りたい。修業が足りないのだと思って、もっと書くしかないのかな。承認欲求や独占欲が爆発してるだけのような気もするので、逆効果なような気もするけど。むしろ自分だけの一次創作をした方がいいのかもしれない。
村上春樹の小説に出てくることで有名らしい。彼の小説は読んだこと無いから知らんけど。
・開封直後
ワインは好きじゃないので、どうも受け付けがたく、口に含むとちょっとオエッとしてしまう。
白ワイン感が消えると甘さが出てスッと消える。その後ほどよくビターな味。口の中で転がすと時々香りを感じてオエッとなる。が、とにかくスムース。
ロックにすると香りが押さえられるものの、ボディ感が薄いのでロックにして飲むのはもったいない気がする。
評価→Consider
今の味覚では受け付けられない風味を発するCUTTY SARK。しかし全部が全部嫌いなわけじゃないので、味覚が変わってから挑戦してみたい。
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[そばに1つのウイスキー]〜私のテイスティングノート〜 では、バカ舌持ちが備忘録がてら、ウイスキーの感想を書いていきます。
感想をグチグチ並べた後、
・Buy…常飲したいボトル
・Shortlist…気が向いたらまた買いたいボトル
・Consider…口に合わなかったけど、時間を置いてもう一度チャレンジしたいボトル
・Avoid…二度と買わないかも...
なお、ウイスキーの味や香りの感じ方は、人によって大きく異なります。あくまでも個人の感想であり、特定のボトルをステマしたりディスりたい訳ではありません。