はてなキーワード: 自作PCとは
昨年末、10年ぶりくらいに自作PCを組んだ。基本的にはこの構成で10年は使う予定。
そんなペースでしかPCを組まないのであれば、俺にとって、自作PCはもう趣味とは言えないだろう。
1998年にK6-2で初めて自作PCを組んでから2011年のSandy Bridgeまで、俺はほぼ3年ごとに新しいPCを組み立てていた。
3年ごとに新しいPCって、そんな金よくあったな、と思うけど、1台15万円くらいだとすると年あたり5万円なわけで、趣味としてはそう高いわけではない。
昔は、3年で新しいPCを組みと、OSを立ち上げた瞬間から、スペックが上がっていることが実感できた。
でも、今はもうそんなこともなくなってきて、ベンチの数字は確かに上がっているけど、使用感としては、まぁ、前よりはよくなっているかな?っていう程度。
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/57675489.html
1年後にしっかり組もう!じゃなくて
"拡張性あふれる最小構成"で組み上げてあげて、翌月以降「毎月どこか一か所パワーアップさせてやる、要望書をWordで書き私に提出するのだ!!!」が子供の自作PCスキル向上に一番良い気がする。
お金は後者のほうがかかるけど、どこを強化すれば良いか分かるというのはそれだけ自作PCのスキルを所持してるのか、であり、それこそが>>1さんが望んでた結果、のような気がする。
2000年代、ネットできる人間は「分かってる人間」ばかりであり、物事を上達する術を教えてもらうとほぼ毎回「基礎から学べ」であり、学べなかった者は脱落。上達できませんでした。できる人材素質ある人材ののみが現場に上がってきて、できない人材は早期に挫折させ現場にたどり着かないようになっていた。歩留まりは10%ほど。新規採用しても3年後残ってるのは10人に1人。現場では素質ある人間しか残ってはいなかった。2000年代は雑魚に足引っ張られることなく幸せでした。
んで2010年代に入る。IT業界の急速な拡大によりお現場では圧倒的な人材不足です。従来通り「基礎から学べ」では90%の人間が脱落するため歩留まりすごい悪いです。そこで考えられたのが、基礎を学ぶ前に「とりあえず作ってみて動かしてみて完成させて賞賛を貰う」を先にやってもらって「作成=楽しい」というのを体感させ体に叩き込ませ。そうすることで、ほとんどの人間が挫折することなく現場にあがってきました。人材不足は解消しました。
お前の見てる「自炊」の風景とネット民が見てる輝かしい自炊の風景はまったく異なるという事実から目を逸らすな。
自炊というのは自分の知識やスキルに応じて「すべてを自分でコントロールできる」のが最大の強みだ。
コントロールをサボって同じもんばかり食ったりカーチャンの買ってきたパンツ履いたりしているうちは自炊とは言えない。
どのパーツの選定をとっても、自分なりのこだわりがある。価格や性能のバランス感覚はお前だけのものだ。ブランドにこだわるのか、バルクや中古を活用するのか、輸入パーツも視野に入れるのか。
それをどんな箱に詰めてどう組み立てるかも、同じようで違うもんだ。細かい工夫で静音化できたり、メンテナンス性がよくなったり、オーバークロックできたり、見栄えがよくなったりする。
自炊も似たようなもんだ。しらんけど。アップデートしていけ。きっと知の大海がある。手近な水溜りでチャプチャプしてるんじゃねえ。しらんけど。
なんとなく20代のうちに1000万貯めたいな〜と思ってて現実給与価格の低さに愕然とし人生の厳しさに呆然としていた。FXなどに手を出しては何十万も溶かし、などということを幾度も繰り返し、高い勉強代金を払って、投資と投機の違いを骨身にしみわたらせていた。
そんなだったので30代になっても1000万達成なんて相当厳しそうだなぁと思いながら、死んだ魚のような目をしながらだらだら生きていると、ビットコインの存在を知りアルトコインの存在を知った。
当時2014年の正月はモナコイン公開があり、作ったこともない自作PCそれも仮想通貨採掘用のGPUを何個も積んだ専用PCを、速攻で勉強しまくり作成した。当時はそれほど儲からなかったが、将来価格が上がることを確信していたので、毎月5万円の電気代を浪費しながら、PCをぶん回し続けていた。
その後PCがぶっ壊れたのをきっかけに、モナコインも完全放置することに。出費もPC代合わせてたかだ数十万円。FXで溶かした金額に比べたらお小遣いみたいなものである。仮想通貨を完全に諦めたわけでは無いが、ウォレットの中に採掘しておいたモナコインを放置しておいた。
そんななか2017年仮想通貨バブルの到来である、モナコインもバカみたいな価格まで上昇した。
高騰したモナコインを元手に貯金も全額ぶちこんでビットコインや各種草コインを買い漁って、総資産も一時1500万になっていた。
マジで人生ちょろすぎ〜などと鼻をほじりながら口ずさんでたらあれよあれよと暴落。総資産が700万とか500万まで減った。
コンコルド効果も合っただろう、どうしても仮想通貨バブルを忘れられず。
なんてことはない。
私はビットコインの価格が上がることを確信していたので、それから3年間ボーナスで毎回BTC購入し続けた。40万円まで下落したときなどは貯金も崩して一気に2BTC買ったこともある。
そして2020年が来た。
年初にはビットコイン価格も100万前後まで回復し、投資信託や現金などと合わせて、総資産1000万を超えていた。
2017年と違って仮想通貨に全振りではなく他の資産にも分散していた。盤石の体制です。
後はコロナがくーんからの半減期すぎーの採掘費高騰からーの、価格上昇圧力上がり〜の、色んな機関投資家とか企業が買いあさり〜ので、ビットコイン爆謄って感じで総資産3000万超えました。
呼んだか?(当時エロゲオタだったやつが満面の笑みを浮かべながら
型月がヒットしたのはいくつも理由があってそれらの複合によるものだろうから一言ではとても説明できない。ただまあその「複合」を当たらずも遠からずぐらいで表現すると、「ネットに対する信頼があったから」ということになろうか。
俺自身はたしか2001年ごろにまんだらけで『月姫 完全版』を買った。なぜかというとネットで話題になってたからだ。当時はまだtwitterがなくGoogleもこれからという時代。情報の仕入れ先は主に個人ニュースサイトやエロゲレビューサイトだった。カトゆーだったかsawadaspecial.comだったか。他にもいくつかのサイトを見ていたが既に名前すら忘れたし、果たしてどこで知ったのか定かではない。ただネットで『月姫』が面白いという情報を得、当時学生だった身としては決して安くない金額を払って購入した。噂に違わず面白かった。ネットへの信頼性が増した。
他のジャンルでも同じことがあった。個人制作なのに映像がすごいらしいという情報をたよりにヨドバシまで『ほしのこえ』のDVDを買いに行ったのもそうだし、Sound Horizonの『Thanatos』をサンプルさえ聞かずにオフィシャル通販で買ったのも2chで話題になってたからだ。今ほど選択肢はなく、今ほど情報が流通していない時代にあって、それでも取り立てて情報感度が高くない平均的なオタクのところまで到達するコンテンツはおしなべて面白い。そう無邪気に信じていい時代だった。
型月に話を戻せば竹箒時代に『空の境界』を出したときは6部しか売れなかったという。最初からビッグネームだったわけじゃない。だから拾い上げたやつらがいる。それが個人ニュースサイトやらエロゲレビューサイトやらそこからさらに口コミやらで広まって葉鍵に並ぶ同人ジャンルまで成長していった。
コンテンツが人口膾炙するにはネットで語りたくなったり二次創作したくなる魅力がないといけない(こんにちにおいてオタクコンテンツの人気は≒同人人気とも言えるだろう)。そういう意味では型月の作品にそれだけの魅力があった(俺もネットでいっぱい語った)。
時代のめぐり合わせが良かった面もあるだろう。サウンドノベルから派生したビジュアルノベル(『雫』、『痕』)によって“読むエロゲ”という文化はできていたし、葉鍵の隆盛によってネットでエロゲについて語ることや、それらを題材にした同人文化もすっかり馴染み深いものになっていた。そんなコンテンツの“最低限”が低い玉石混淆の時代に月姫がブチ込まれればそりゃ話題にもなろうってもんである。型月は『Fate』で商業に移行したため同人ゲーム文化の爛熟は『東方』とか『ひぐらし』とかあの辺りによってピークを迎えるのだが。
ところでハード面の話としてパソコンの普及も個人的には見逃せないと思う。Windows95が出た頃はメーカー製PCで50万とかくだらない時代だったが、00年頃になると自作PCも敷居が高くなくなり15万~20万ぐらい出せば一式組めるようになった。ネット回線もADSLやFTTHみたいな定額かつ安価なサービスが始まっていた。今の学生がスマホを持つような気軽さはないが、それでも充分身近になった感はあったのである。俺のまわりはエロゲがやりたいからPC組んだやつ(俺)、『BM98』がやりたいから組んだやつ、『RO』がやりたいから組んだやつ、と概ねこの3つのパターンに分かれるのだが、いずれにしても(95年頃に比べれば)安価になったPC市場もそれらを後押ししたのは間違いない。
話がとっちらかった感はあるが、ざっくりまとめると…
・葉鍵を始めとした先行作品によって、エロゲを語ったり同人にしたりする文化が醸成されていた
・個人ニュースサイトやwebリングのようなハブとなるサイトがインフルエンサーとなって上記を広めた
・新規プレイヤーが入ってこれるぐらいにはPCが身近なものになった
・00年前後はPC+ネットでできること、いける場所がオタク文化の最先端な感じがあった(2ch、エロゲ、ネトゲ、テキストサイトetc…)
ちなみに俺自身は典型的な葉鍵厨で、型月にはそこまでハマらなかった。『空の境界』は講談社ノベルスを模した同人版が出たときにけっこう熱中した(腕に仏舎利を埋め込んで直死の魔眼を無効化する荒耶宗蓮とかやっぱカッコいいでしょ)けど月姫はそれなりって感じ。『歌月十夜』はついぞ未開封で終わったなあ。そんな俺でも『Fate』の盛り上がりは覚えてるよ。発売日、日本橋に買いに行ったんだけどすごかった。どこのエロゲショップだったかフロア1つまるまる『Fate』売り場になってたとかね。なんかあの頃のエロゲオタにとって最後の共通言語みたいな感じはあったなー。みんながやってみんなが語るエロゲはこれが最後だろうなっていうね、なんか祭りが終わるなーみたいな感じがね、何処かしらにあったよ。多分それは、俺の思い込みなんだろうけどさ。