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2017-04-24

3月のライオン【後編】☆☆

ネタバレ

名人ストレス以外はだいたい解決してた(解決に向かってた)。

なんか前後編を通して桐山先生が遠回り過ぎで疲れた。一人目が忠告しても二人目が来ないと吹っ切れない。

いやまあリアルなのかもしれないけど。

総評

パンツが見えなかったので星2つです。

2017-03-28

三月ライオン

川本あかり、ひなた、ももちゃん物語はあった。

島田開さんの物語もあった。

二海堂晴信の物語もあった。

幸田香子物語もあった。

しかし、主人公桐山零の物語は始まってさえいない。

何も始まらず終わった。

何を楽しめばよかったのか。

もっと集中したい

俺は仕事とか勉強に集中できない。

ツイッター見ちゃったり漫画読んだりテレビ見たりで集中できない。

どうしたらいいんだろう。

漫画の中の主人公はみんな集中してる。

3月のライオン桐山零は集中して棋譜を見ていて車に轢かれそうになったり、

ドラゴンボール孫悟空修行しか興味ない。

どうしたらそこまで集中できるのか。

漫画を読んでいる俺は勉強仕事に集中できないのに、

漫画の中の主人公達は集中してる。

俺も車に轢かれそうになるくらい集中してぇよ。

もっと集中するためにはどうすればいいんですか?

集中の仕方知ってる方居たら教えて下さい。

集中するのに有効食べ物等もあれば教えて下さい。

お願いします。

2017-02-15

いじめがあればすぐ警察通報すれば解決という風潮

全面否定はしないのだが前提が間違ってる話が多いので一応ツッコミ

警察便利屋じゃないし冤罪にも慎重

なぜか警察が万能だと思われている。そんなのは幻想である

子供の言うことなんて二転三転して実の親でも聞き出すのが難しいのに子供証言だけで恐喝罪やら暴行罪で立件できたら世話ない。

冤罪危険性も非常に高い。ただの喧嘩なのにいじめられたなどと言って仲の悪い子を陥れるのなんてよくある話。

子供の頃に学校先生に嘘の告げ口をされて怒られた…とかよく聞く話である子供は嘘つきで利己である

なので警察も当然非常に慎重。万が一警察事情聴取の後に子供を傷つけて不登校になったりしたら完全に警察加害者になるからだ。

やってないと言われて言い張られるとはっきり言って打つ手はない。

周囲の子供の証言多数決人気投票になりかねないので参考程度にしかならない。

閉鎖された学校で誰から見ても間違いない客観的証拠が見つかるなら苦労はない。水掛け論である

監視カメラがあったって普通の会話や遊びといじめを線引するのは至難の業だろう。

結果被害届を出しても実際に立件される可能性は限りなく低いと思ってほしい。

立件されなかった場合残るのはいじめっ子と見捨てられたいじめられっ子が残る閉鎖された空間である

普通指導証拠は要らないが立件となると診断書ぐらいじゃ話にならない。プロ探偵を雇うぐらいは覚悟してほしい。

ここらへんは3月のライオンでも読んでほしい。

桐山林田教諭あかりさんが知恵や勇気が足りなくて通報しなかったのではないことが客観的物語を通せば分かるのではないか

被害者の子供の居場所を奪う

警察を呼ぶ。それはつまり担任だけでなく学校全体、他の父母、そして結果的には他のクラスメイトどころか全校生徒も巻き込むことになる。

当然警察聴取するのは親を通さなければならないので結果的に話は全校生徒と父兄に広がることになる。

半径数キロで暮らす子供にとっては学校とはほぼ世界のすべてである

それなのに自分トイレや校舎の影に隠れて密やかにいじめられていたことが世界中に露呈するのである

警察即刻通報派はこのストレスを軽視しすぎてるように思う。

実は自分いじめられた経験があるのだが絶対に親に言わなかった。なぜなら絶対に大ごとにされるからだ。

もしあの時親が学校に怒鳴り込んでホームルーム話題にされたりしたら自分はそれこそ命を断ったかもしれない。

そもそも学校中に知られることよりいじめのほうがツラいのならいの一番に告げ口してるはずだ。

いじめっ子以外の世界はいじめられっ子にとっては大切なのだ

経験ダメ父親子供いじめられてると知るとすぐに「じゃあ転校しよう」などと簡単に言う。それが子供を追い詰めてることも知らずに。

すぐに警察を呼ぼうと言うのはこういうよくいる育児に無関心で無責任父親対応と同じである

警察を呼ぶべきとき

ここまで書いておいてなんだが私は別に警察通報のすべてが悪いとは思わない。

ケースによっては通報すべき。ただ通報すべきケースというのは限られるというだけだ。

まず動かぬ証拠必要である最近多いLINEなどでのいじめ動画拡散なんかは完全にこのパターン

証拠となる動画いじめを表すコメント付きなのだから話は早い。

ただ被害者の親が手に入れられる可能性はたまたま他の父兄が見つけたとかクラスグループLINEで回ってきたのを幼馴染の子が両親に見せてくれた…等かなりレアケースになるだろう。

こういう明らかな客観的証拠を手に入れられ自分の子供が限界だと思ったなら転校を覚悟するよう子供を説得し通報することも選択肢だろう。

ただいじめ認定されたとしても別にいじめっ子死刑になるわけではないし、いじめ事実が広く知られて子供自尊心を深く傷つけることに変わりはない。

おまけ

もちろんこんな手もあるよ?ぐらいの選択肢の一つであればかまわないと思うが警察通報すれば解決!みたいな短絡的な声が多すぎる。

インターネットいじめが発覚したら警察に即時通報しろ!と言ってる人はたぶんいじめられっ子ではなかったのだと思う。

まりいじめられっ子、要は被害者気持ち乖離してるからである

もちろんいじめっ子は憎いし、なんとか罰を与えて矯正すべきである

ただ罰するためには被害者もっと傷ついても仕方ないと言わんばかりの声には黙ってろと言わざるをえない。

まとめ

結論として言いたかったのは警察への通報いじめに対する特効薬のように吹聴するのは止めてほしいと言うことである

通報有効なケースが稀にあることは否定しない。ただそれは千差万別多種多様いじめのごく一部だ。

いじめ特効薬などない。個別事象にいちいち知恵を絞って考える他ないのだ。

ネット上に『いじめ』についての情報は山ほどあるが、そのどこにも100パーセント解決方法は載っていない。

それぞれ立場性格も、関係してくる人間の配置も違う。

から、どのケースにも効く完璧な答えなんて出てこない。

からって、諦める訳にはいかねんだ!「答えが見つかんないから何もしませんでした」じゃ話は進まねえ

羽海野チカ3月のライオン』6巻より抜粋

特効薬なんてない。

考えもなしに何にでも抗生物質使ってると効きもしない上に良い菌も殺して体調を崩し最後には耐性菌で自分死ぬよって話と似ている。

めんどくさくても毎回考える必要があるのだ。

2016-12-15

このマンガがすごい!」が票操作していると思った3つの理由

今年も「このマンガがすごい!2017」が発売された。

ランキングはどうでもよく、どんな人がどんな漫画を読んでいるんだろうっていうことを毎年楽しみに読んでいる。

そこで気になったことがある。男編で、ほとんど同じタイトル投票している人が4人いた。

それがもとで「このマン」は作られたランキングだと確信した。

1:ほとんど同じ作品投票

榎本健(ギャンブルアウトロー書籍編集者

1位 私の少年

2位 中間管理職ネガ

3位 ファイアパンチ

4位 3月のライオン

5位 漫画サ道

桐山ヒデリアニメグッズデザイナー

1位 中間管理職利根川

2位 私の少年

3位 ファイアパンチ

4位 ドリフターズ

5位 兎が二匹

鹿見紘汰(書店POP・立て看板製作

1位 私の少年

2位 うめざわしゅん作品集

3位 善悪の屑

4位 中間管理職ネガ

5位 ダンジョン飯

ホウジョウユタカカウンセラー

1位 中間管理職ネガ

2位 ゴールデンゴール

3位 ファイアパンチ

4位 私の少年

5位 うめざわしゅん作品集

鹿見さんが「ファイアパンチ」に投票しなかっただけで、

のこり全員が「中間管理職ネガワ」「私の少年」「ファイアパンチ」と今年の1位、2位、3位作品投票している。

それ以外の作品も全部10位以内にランクインした作品ばかりだ。事前にランキングを知っていたみたいに。

こんなことってあるのだろうか。

2:まったく無名の4人

このマンガがすごい!」は誰だって投票できるような類のものじゃない。

うえの4人のランキング掲載されているページだって

各界のマンガ好きが選ぶこのマンガがすごい!

と書いてあって、私でも知っているような人ばかりが投票してる。

当然、しらない人もいるけれど、そういう人は検索すればだいたいTwitterなりブログだったりにたどり着くことができた。

上の4人は全員今年初参加(ここ5年分を確認してみた)。名前検索しても出てこないし、失礼だけど肩書を見ても有名な人とは思えない。

実在するのか。

3:4人の点を抜いたらランキングは真っ平らだった

このマンガがすごい!」は採点方法が、きちんと書かれている。

どの作品に何点入ったかもきちんと書いてある。

それに照らし合わせて、今年のランキングから上記4人の点を引いてみたら、1位〜3位はほぼ同点、4位、5位も僅差しかない。

1位から5位がほとんど変わらないランキングって、ランキングとしてどうなんだろう。

それで架空人物でっちあげて票を操作したたんじゃないだろうか。

ランキングもうやめれば

もともとランキングには興味ないし、操作されてても別にいいと思う。

けどカバーにある「本音ランキング」っていう謳い文句は嘘だと思った。

こんな嘘のランキング発表するくらいなら、順位つけずに「みんなのおすすめ」って紹介すればいいのに。

それだけでも私は読みたい。

追記 得点について

疑問に思っている4人の点数を除くと

  1. 中間管理職ネガワ:109→73
  2. 私の少年108→72
  3. ファイアパンチ:88→72
  4. うめざわしゅん作品集成:72→57
  5. ゴールデンゴールド:58→49
  6. ダンジョン飯:54→48
  7. 3月のライオン:51→44
  8. ドリフターズ!:51→44
  9. 兎が2匹:49→42
  10. マンガ サ道:47→41


「接戦の1位、2位と少し離れた3位」という印象だったランキングは「1位〜3位は大差なし」という印象に。

コメントへの返信

白けねえよw

「実力伯仲の名作が同時に三作も出たなんて素晴らしいなあ」と思うよ。

少なくとも架空投票者でっちあげてまで回避するような事態じゃねえ。

「実力泊中の名作」ってより、どの作品もパッとしなかったか底上げっていう感じかも。

「2016」1位の「ダンジョン飯」は270点、「2015」1位の「聲の形」は129点。

それに対して1位が70点っていうのは。

ちなみに去年まで70点台っていうのは5位、6位くらい。

2015-05-08

ジャニーズwest 1st tour パリピポ 感想

5/6 12:00 横浜アリーナ

ジャニーズwest 1st tour パリピポ

のしかった、すごくたのしかった。

パリピポ」ってコンセプトを頑なに守っていた。でも柔軟に対応している印象を受けたところもあった。

一つ大きなルールがあって、それを守ればなんでもOKなゆるい感じ…。その一つの大きなルールというのが「盛り上がる」すなわち「パリピポ」なんだろうなあ。

ダレる時間が一切ない。

一息付く暇がどこにもない、テンポがすごくいい。

ずっといい質の緊張感がある。

メンバージュニアも観客も誰も疲れていない、きっとみんな疲れてるけど、気付かないのだと思う。オールで遊んでると、テンションおかしなっちゃうあの感じ。パリピってるな〜と思った。

あとこの子たち、ビックリするくらい先輩の名前出す。この公演だけでも、手越祐也村上信五丸山隆平名前が出てました。(この公演は村上丸山安田見学に来ていて、WSにコメントも残していた。)他のレポはあまり読んでないから知らないけど、相葉大倉名前も他日に出てたと思う。

の子たち、いま横アリを埋め尽くしている女の子たちが「自分たち"だけ"のファン」ではないことを把握してる。

自分たちがバックに付かせてもらっていた先輩グループの、そのファンだった人たちが、いま会場を埋めてくれていることを知っている。

この女の子たちにとって、自分たちは初めての男じゃない、ということを知っている。過去に違う男がいて、それでも今この瞬間だけは、自分たちだけを見てくれていることを知っている。

デビュー1周年、アウェイ東京で始まった初めてのツアー。今だけはウェストを見ていたいのに、彼らから過去の男の話される、なんていうかすごくスパイス! いろんな意味でドキッとする! クセになりそう。

彼らはどこで先輩の名前を出せばウケるか熟知している。恐ろしい集団だと思った。

そう思ったのは彼らの振る舞いだけじゃなくて、観客の振る舞いを見てもそう思ったから。お立ち台に群がらない、MC中に叫ばない、ジュニアへかけてあげる歓声、全部わりと年数重ねてるジャニヲタのものだったとおもう。1月にキスマイ横アリに来たときとは全く異なる人種がそこにはいた。

衣装すっごくかわいかった。

同じパターンで各々異なるメンカラ、異なるパターンで同じ色、おあそび衣装王子衣装

メンバーの一人がスタッフさんにアイディアを出しているらしい。もう? 1年目で? すごいなー! それを他のメンバーMCで観客に教えてあげる。

なんていうかこの子たち、ジャニヲタのことを分かりすぎだと思う。末恐ろしいな。

デビュー1年って嘘だろ、サバ読んでんじゃねえぞ! おまえら5周年はしてるだろ! ツアー5回はしてるだろ!って感じでした。

桐山くんと中間くんが踊っているのを、2010年ぶり?くらいに生で見た。わたしの思い出の中の二人は、いつもエイトの後ろにいたので新鮮だった。今では2人(いまは7人だけど)の後ろで、もっと若い関ジュが踊っていて、見学席にはエイトがいた。

わたしの位置は客席から変わらないのに、全てが思い出と1個ずつズレていて、ちょっと泣いた。

「売れたい」じゃなくて「天下取りたい」って言っててまたちょっと泣いた。

たくさん働いてたくさん稼いで、東京に魂売ったな!って言われてほしい。早くドームで暴れまわってほしいとおもう、エネルギーが溢れすぎて、アリーナじゃすぐに狭くなってしまいそうでした。

2014-04-27

「三月のライオン」に見る毒親から呪縛

最近微妙はてな界隈が毒親関係の話題で盛り上がっている気がする。

家族を捨てることにした。」

http://anond.hatelabo.jp/20140416141321

「大人になってから自己肯定感を高めるには」

http://tigtig8.hatenablog.com/entry/2014/04/02/182519

「親に愛されてきた人が語る決定的に間違った毒親との関係

http://anond.hatelabo.jp/20140402111648

私自身、毒親育ちなのでこれらの記事を興味深く読んで、そのうち何か描ければなあ・・・

などと思っていた時にアニマルの連載で読んだ「三月のライオン」がトラウマものの毒親話だったので描く。

まあネタバレというほどのものではないけど単行本派の方はスルーしていただければ幸いです。

さていまさら三月のライオンについて私なんぞが語る必要もないとは思いますが、読んでもいない人の為にものすごい端折ってあらすじを説明すると

両親を亡くした桐山零は父親の友人でプロ棋士幸田の家に引き取られ、期待に応えるために将棋の腕を磨き続けプロ棋士になる。一方で幸田家の本来の子である香子と歩は零に自分達が到底及ばない事に気づき挫折し、香子は家を出て、歩はひきこもりになり家庭は崩壊する。

罪悪感を覚えた零は幸田家を出て、一人暮らしを始めるが、すでに将棋に対する動機を失っていた。

そんな彼は近所の川本家や多くの人々との関わりにより少しずつ将棋に対する思いを取り戻して行く・・・

というストーリー

よくある動機を失った天才がそれを取り戻し、凡人どもを駆逐していくというお話ですな。

曽田正人の昴、松本大洋ピンポン最近だと四月は君の嘘、とか。

それはさておき幸田家の話に移る。

幸田家はプロ棋士の父親(作中ではそれなりに強いがタイトルに絡めるような存在ではないように描写されている)、見合い結婚した主婦である幸田母と将棋を学ぶ二人の子供、香子と歩で構成されていた。

率直に言えば世間知らずで価値観将棋の強さ以外ない視野狭窄な父親、同じく世間知らずだが気が弱く、夫のような自分自身の価値観がなく、父親の追従者でしかない母親が両親であったわけだ。

それでも子供たちは父親同様に将棋を愛し、家族は円満に運営されていた。

だがあるときここに桐山零という怪物が投下される。

彼は将棋しか価値観がない父親にとってその歪んだ価値観を補強してくれる、理想的子供であり、また引き取られた負い目から家事なども率先してこなす母親にとっても理想の「いい子」でだった。

それ以来この二人はこう思い続ける「なんでうちの子供はこうじゃなかったんだろうか?」と。

そして二人の子供は零に対する劣等感を感じて将棋をやめる。

ここらへんまではいままで発行された単行本の中でも語られていた話だが、今回はそれが母親視点から語られている。

零はとても「いい子」なのに、なんで自分の子供はそうならなかったのか?と感じ続け、零が家を出たとき心底ほっとしたこと、

歩が将棋ができなくなり、「努力できるのも才能だ」といい投げ出した時に、父が冷笑して見捨てた事(この時の父の表情がもの凄い)。

そして自分はそういう芸道世界理解できないけど、ごはんを作って家族を待ち続けることにしよう、と思うこと。

いや~気持ちいいくらい極悪な毒親っぷりですね。

要するに彼女は父親の偏狭価値観と零の存在子供達が苦しめられ続けたことを知っており、もう一方の親として多用な価値観提示して中和剤になる役目があるであろうにそれを放棄し、「私は知りませんし、これからも何もしません」といっているわけです。

そもそも拾われた子供がいい子であるなんて当たり前のことだし、それを自分の子供に当てはめる時点で狂っている。

結局この両親がやっていることは目の前の自分の子供たちをみず、零に理想の子供の姿を投影し続けているにすぎない。

竹本君みたいに学生のうちに自転車北海道でもいってそういう夢見がちな性分から解脱しておいてください。

あの父親とこの母親の翼君岬君ばりの毒親ゴールデンコンビカルトな家庭で育ちながらも、なんだかんだで零を気にかけてあげる香子さんは実に人格者だし、ひきこもってゲームしている程度のグレ方しかしなかった歩君も実に立派だと思う。

父は零に「最近香子が何を考えているのかわからない・・・」などと漏らしていますが、私はこの夫婦が何を考えているのかさっぱりわからないです。

そもそも将棋子供を劣等扱いするんだったらまず自分タイトルの一つもとってきてほしいものです。

現在香子さんは現在派遣社員やりながらも、妻ある父親の弟弟子棋士と絶賛不倫中で相変わらず家族に縛られている。

歩君はひきこもりをやめ、受験生として予備校に通っている。

とりあえず、歩君には地方大学でも受けてさっさと家庭から逃げ出してほしい。

そして社会に出て「自分劣等感を感じた父親も零も所詮将棋という閉ざされた世界でのみ特別人間だっただけなんだ」と気づいてほしいものです。

羽海野チカという人はハチクロの頃から一貫して才能というもの残酷さを圧倒的な才能で書き続けるという色々とすごい人だけど、同時に凡人の気持ちも丹念に描写してきた人です。

ハチクロの男キャラでいうなら天才森田、それに憧れ嫉妬する凡人の竹本、才能と関係のない生き方を選んでいる真山といった感じで。

ハチクロではよくあるマンガのように竹本覚醒して才能に目覚めるといった事はまったくなく、結局凡人なりに一歩一歩進んで行こうと決意して旅立ったって終わったし。

三月のライオンにおいて、恩人を救うということで動機を得た零は、多分親友の死によって完全体となり、最強の棋士への道を上り続けるのでしょう。

だけどそれ以上に将棋においては凡人であった幸田姉弟の物語はどのように着地するのかをとても楽しみにしたいと思う。

しかし本当にすごいマンガ家だわこの人・・・

マンガ登場人物に深刻な憎しみを感じ、自分の家庭思い出してトラウマスイッチがオンになってこんな駄文を書き散らすなんて人生でも初です。

アニマルの他の漫画家からフリーザ様扱いされるのがよくわかる。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131110/p5

ロッキンオンハチクロをオシャレマンガ勘違いして「なんだよ羽海野って。羽いらないじゃんw」とか頭の悪いこといってコケにできた時代が本当に懐かしい。

あ、そういえば川本家という毒親とは違うけど、ある意味幸田家以上に闇が深い家庭もありますがそれは私の手に余るんでスルーさせていただきます

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