「パリピポ」ってコンセプトを頑なに守っていた。でも柔軟に対応している印象を受けたところもあった。
一つ大きなルールがあって、それを守ればなんでもOKなゆるい感じ…。その一つの大きなルールというのが「盛り上がる」すなわち「パリピポ」なんだろうなあ。
ダレる時間が一切ない。
一息付く暇がどこにもない、テンポがすごくいい。
ずっといい質の緊張感がある。
メンバーもジュニアも観客も誰も疲れていない、きっとみんな疲れてるけど、気付かないのだと思う。オールで遊んでると、テンションおかしくなっちゃうあの感じ。パリピってるな〜と思った。
あとこの子たち、ビックリするくらい先輩の名前出す。この公演だけでも、手越祐也、村上信五、丸山隆平の名前が出てました。(この公演は村上・丸山・安田が見学に来ていて、WSにコメントも残していた。)他のレポはあまり読んでないから知らないけど、相葉、大倉の名前も他日に出てたと思う。
この子たち、いま横アリを埋め尽くしている女の子たちが「自分たち"だけ"のファン」ではないことを把握してる。
自分たちがバックに付かせてもらっていた先輩グループの、そのファンだった人たちが、いま会場を埋めてくれていることを知っている。
この女の子たちにとって、自分たちは初めての男じゃない、ということを知っている。過去に違う男がいて、それでも今この瞬間だけは、自分たちだけを見てくれていることを知っている。
デビュー1周年、アウェイな東京で始まった初めてのツアー。今だけはウェストを見ていたいのに、彼らから過去の男の話される、なんていうかすごくスパイス! いろんな意味でドキッとする! クセになりそう。
彼らはどこで先輩の名前を出せばウケるか熟知している。恐ろしい集団だと思った。
そう思ったのは彼らの振る舞いだけじゃなくて、観客の振る舞いを見てもそう思ったから。お立ち台に群がらない、MC中に叫ばない、ジュニアへかけてあげる歓声、全部わりと年数重ねてるジャニヲタのものだったとおもう。1月にキスマイで横アリに来たときとは全く異なる人種がそこにはいた。
衣装すっごくかわいかった。
同じパターンで各々異なるメンカラ、異なるパターンで同じ色、おあそび衣装、王子様衣装。
メンバーの一人がスタッフさんにアイディアを出しているらしい。もう? 1年目で? すごいなー! それを他のメンバーがMCで観客に教えてあげる。
なんていうかこの子たち、ジャニヲタのことを分かりすぎだと思う。末恐ろしいな。
デビュー1年って嘘だろ、サバ読んでんじゃねえぞ! おまえら5周年はしてるだろ! ツアー5回はしてるだろ!って感じでした。
桐山くんと中間くんが踊っているのを、2010年ぶり?くらいに生で見た。わたしの思い出の中の二人は、いつもエイトの後ろにいたので新鮮だった。今では2人(いまは7人だけど)の後ろで、もっと若い関ジュが踊っていて、見学席にはエイトがいた。
わたしの位置は客席から変わらないのに、全てが思い出と1個ずつズレていて、ちょっと泣いた。
「売れたい」じゃなくて「天下取りたい」って言っててまたちょっと泣いた。
たくさん働いてたくさん稼いで、東京に魂売ったな!って言われてほしい。早くドームで暴れまわってほしいとおもう、エネルギーが溢れすぎて、アリーナじゃすぐに狭くなってしまいそうでした。