2009-08-10

寂寥感

http://anond.hatelabo.jp/20090808020249

気が狂いそうな日々が続いている。

あの人の笑顔が、声が、目、口びる、髪の感触、そして肌の感触が反芻されている。

携帯が光れば、彼女からのメールかと思って飛びついてしまう。

彼女の姿に似たものがあれば、それを熱を帯びた目でおってしまう。

幸せ笑顔をみれば、それに彼女投影してしまう。

夜になれば、彼女が誰かに抱かれていると思い、気が狂いそうになる。

そして後悔になやまされ、無限の苦しみが僕を襲う。

すべてが彼女を中心に回っている。

だけど、僕は彼女ではないメールに対して文字で楽しく演じ、

寛恕ではない誰かの姿を気のせいのように振る舞い、

誰かの笑顔を、その幸せ笑顔を、心から祝福させられ、

夜の帳がおりることには、一人で、深い闇の中にいなければいけない。

会いたくてたまらない。あの人に会いたい。話がしたい。声を聞きたい。

でも、こちらからそれがいえない。

僕にはいう権利がない。

怖い     本当に怖いよ。僕はどうしてしまったのかな。

心がきしみ、その軋みは目の奥への湿気を呼び起こし、悲しさとともにそれは行われる。

でも、無理やり笑顔をつくらなければいけない。

そうしないと、周りにばれる。ばれてはいけない。

だから、僕の笑顔は、いつも空の涙が出続けているのがわかる。


誰にもいえない。

でも、この場所があって、まだ叫ぶことができて、僕は自我を保っているのかもしれない。

記事への反応 -
  • 酔っ払い男子曰く、 最近、大好きな人にたいして、好きといえずに終わってしまった関係があります。 私は本当に好きだった、愛してるといってもいい。 だけど、あまりにもへたれ...

    • http://anond.hatelabo.jp/20090808020249 あれから、彼は次のように言っている。 気が狂いそうな日々が続いている。 あの人の笑顔が、声が、目、口びる、髪の感触、そして肌の感触が反芻され...

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