ただ、履歴を通じて少し無理があるなと思ったのは、「戦争直後」の部分で、説明のとおりとすると、終戦直後にGHQとの交渉に乗り出すことができるようなストーリーが描けないってことだ。いくらひそひそやってた連中の尻尾を握ってたとしても、そんな(自分の弱みを握る)存在に、彼らがGHQとの交渉を任せるか?
というわけで、内務省を辞めた後、公式には語られていないが、鷲津は引き続き権力と何らかの形でつながっていたと考える方が妥当だと思うんだが、どうだろう?
戦争中は目立たない、しかし、戦後にGHQとの交渉に乗り出すメインストリーム…具体的には、親米派とうたわれた一派だ。地下ではそことつながり、表向きは浪人をしつつ、裏の関わりはずっとキープしていたと考える方が、戦後すぐの活躍には説明をつけやすいのではないかな。名家出身だろう、という推測は、のちの彼の派手好みな生活の様子からもうかがわれるけれども、こういう地下の地縁血縁的ネットワークとのつながりを考える上でも生きてくると思う。
名家出身で卓越した能力をもち、戦前から権力の近くにありながら、戦時中に突然隠棲し、しかし戦後すぐにGHQの交渉にも再登場し卓越した交渉力を見せつけて、しかし政治の中枢には残らず民間で莫大な財を築いた…ダンディでパワフルな日本人離れした人間。そんな漫画みてーな奴いるわけねーだろ、設定が非現実的すぎるぜ、という人は、ぜひ白洲次郎のことを調べてみるとよいと思う。
夫婦関係は円満。夫婦仲は良い。だけど、一つ、いや二つだけ問題がある。
一つ目の問題は、家事分担と収入のバランスが崩壊していること。
夫は大手ブラック勤務。通勤含む労働拘束時間は100時間/週程度。
当然帰宅するのは深夜になるので、家事なんか何にもできやしない。
「妻が前夜にゴミ袋にまとめて口を縛って玄関口に置いているゴミを、出勤のついでに集積所へ運ぶ」
というただそれだけのお手伝いを「俺も家事やってる」の功績にカウントされることが腹立たしい上、
そうでなくても度々集積日を忘れて小バエがたかって不潔だし、早々にやめてもらった。
夫と妻の労働条件にこれほど差があるので、余裕のある妻側が家事をするのは当然と思う。
ただ、納得行かないのは、労働収入の面でも妻が大きく夫を上回っていること。
これがもし、夫の年収が700万で、妻が300万、といったように、夫のほうが収入が相当大きければ
収入の少ない妻側が家事を負担することもやぶさかでないんだけど。
実際、ブラック勤務の夫の収入はとても少なく、いわゆるワープアを地で行く待遇で、ほとんど奴隷労働に近い。
逆に、妻の方は、中小でもホワイトなので500万/年近い収入がある。
こうなると、当然妻は夫に対して「稼ぎも少ないくせに家事すらやらない、なんで私ばっかり」と感じる。
そんな状況下で、二つ目の問題は、夫がセックスに対して全くやる気がないこと。
夫はセックスがもともとそれほど好きではない。体力もないし、時間もない。
自慰はしているけど、セックスとなると、付き合い10年目になる妻の体にいい加減飽きている。
今は2週間に1回ほど、妻がせがんで夫が応じる形でセックスをする。
仕方ないなあって、何だろう?
妻がせがむから仕方なく、イヤイヤ応じている、そんな意図を察してしまう。
夫のセックスに前戯はない。妻を脱がせて、夫が少し自分でしごいて立たせ、のしかかってくるだけ。
稼ぎも悪いし、家事も全然しないし、極めつけにセックスもド下手糞のこの夫。
せめてセックスのときだけは、損得なんて何もわからなくなるほどの忘我の絶頂があれば
全ては円満にいくはずなんじゃないかと。
ボーカロイド衰退論が先日賑わっていたけど、ボーカロイドブームが音楽業界のビジネス的な側面において与えた影響で恐らく最も大きいのは、ワカモノ層にとって音楽はネットで無料でフルで聴けるのが当たり前、という感覚が完全に定着してしまったことだと思う。
初期のボーカロイドブームにおいてはランキングを毎日チェックして新しい音楽を求めるワカモノ層の行動が顕著だったけど、それは90年代のオリコンを追っかけていたワカモノ層と同じ行動で、ただ決定的に違うのは、それがレンタルショップにすらおカネが落ちない、完全に無料の世界で完結してしまったということ。
結局ボーカロイドの音楽シーンも、アイドルやジャニーズの劣化コピーの様な歌い手のために作られた楽曲が主流となり、CDも彼らがライブや即売会で握手を伴って提供されるものしか売れないという、J-POPと全く同じシーンの終焉を向かえることになった。
振り返って、この無料でフルで聴けるのが当たり前の時代は、商業でやっているアーティスト達にとっては深刻な影響をもたらした。
ボーカロイド全盛期に活動のピークを迎えたサカナクションは、本来であればもっとワカモノ層に聴かれるべきアーティストだった。
ただ、彼らもまだマシな方で、ワカモノ層への関心を繋ぎ止められた最大の要因は、楽曲をYouTubeに無料でフルで聴けるようにしていたからである。
(個人的にはYouTubeで公式でフルで聴けるようにしているのであれば、ニコニコ動画にも公式に提供すべきだったと思う。)
その時代にYouTubeにショートバージョンの公開でお茶を濁してアーティストの権威を保とうと努力していたワカモノ層向けアーティストは、今一体どれほど残っているのであろうか?
この時代にブレイクしたきゃりーぱみゅぱみゅも、当然ながらフルを公開している。
以降、ONE OK ROCK、SEKAI NO OWARI、back number、ゲスの極み乙女。等のワカモノ層に人気なアーティスト達も共通してフルを公開している。
むしろ、フルで公開しなかったら、ここまで人気が出なかったのかもしれない。
ここで重要なことは、ワカモノ層にとってフルを公開するのが当たり前であって、むしろショートしか公開していないことに意味を見出せない。
なぜ自分達の楽曲を不完全なカタチで届けているのだろう?意味ないじゃん!という感覚なのだろう。
今年は定額制音楽聴き放題サービスが各社から提供され、音楽を聴くことが有料であるという文化を取り戻そうと音楽業界が必死にもがいているが、ひとつ忘れてはならないことは、音楽の最大の消費層である今のワカモノ層にとって、ネットで音楽をフルに聴く行為は完全に無料が当たり前であって、有料で聴くという文化そのものがそもそも最初から存在しないということである。
YouTubeで最新の聴きたい楽曲が無料でフルで聴けるのに、わざわざ有料でマニアックな洋楽を聴くワカモノ層がどれほどいるのだろうか?
アーティスト性への拘りや大人の事情で、ワカモノ層からの支持と楽曲でのビジネスの成立の二兎を追うアーティストは、ボーカロイドブーム時代に埋もれてしまったかつてのJ-POPアーティストと同じ道を辿るのであろう。
「設立者の菊池自身は「むろん芥川賞・直木賞などは、半分は雑誌の宣伝にやっているのだ。そのことは最初から明言してある」(「話の屑籠」『文藝春秋』1935年10月号)とはっきりとその商業的な性格を認めている。」
「菊池は賞に公的な性格を与えるため1937年に財団法人日本文学振興会を創設し両賞をまかなわせるようになったが同会の財源は文藝春秋の寄付に拠っており、役員も主に文藝春秋の関係者が就任している(事務所も文藝春秋社内)。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%A5%E5%B7%9D%E9%BE%8D%E4%B9%8B%E4%BB%8B%E8%B3%9E
ほぼ民間の一企業がやってる選考会に「純文学界」とやらを背負わせないでよ。
というか「文化の商業化がひどい」とか「文化が資本に侵されている」とか言ってるけど,文化の担い手は霞でも食ってろとでもいうつもりかしら。
パトロンがいなくなっちゃったから,文化を資本主義の中で商業化して,生きてくためのお金を世間の皆様から広く薄く集めなきゃいけなくなっちゃったんじゃないか。
使い古されたネタで何で今更と思うけど、
実際アメリカだと乳幼児向けアニメは暴力描写一切ないんだよね。規制があるようで。それでも何の支障もないわけで。
うちの子供はアンパンマン怖がってたし、知り合いの保育士に聞いた所そういう子は割といるらしい。
あの暴力描写って何のためにあるんだろう。逆に暴力描写がないと興味持たない子ってのもいるんだろうか?精々1,2歳で?
やなせたかしは暴力描写嫌ってたって話も聞いたので、アニメ化の時にアニメスタッフ側が入れたんだろうけど。
今んとこ競合作品が無いからどうでもいいんだろうけどさ。この年齢向けのアニメって他に無いもんね。
この年齢だとアニメ見るか見ないかはグッズ売り上げには関係ないしなー。見たってどうせ内容理解できないだろうし。うちもキャラそのものは好きだった。
うちの地元のしょぼい盆踊りでは、叩いている人が割と高齢(に見える)なので、
「おじいちゃん昔は威勢よく叩けたけど、今はあんなんなっちゃったのかなー。でも後継者も居ないし本人はやる気だから周りもやめろって言えないのかなー」
他の国のデモだと,みんな違うこと書いたプラカード持ってきているけど,
日本のデモって,みんな全く同じ量産プラカード掲げたり,自作でも内容が一様だったりしている気がするんだけど。
これって勘違い?海外でもけっこう「みんな同じ」デモやってるん?日本の今回のデモも結構「みんな違う」ん?
出羽の守かよっていわれるかもしれないけど,いや,なんかやっぱりちがうんじゃないかなーと。
俺の住んでるところは田舎で、作家は親の代からよその土地に住んで都会生まれ都会育ち。
受賞後に自分のルーツを訪ねるとかそういう理由で田舎にやってきて、芥川賞作家がきたってことで親戚が何十人も集まって宴会になったけど、作家っていうのは儲かるのとか、お前の親は子供の頃どうだったとか、下品な話題ばっかりで超恥ずかしかった思い出ある。
「純文学」の世界に、もはや「文学」のかけらなんて残っていないのだから。
よく知られるように、日本でもっとも権威ある文学賞(と思われている)芥川賞は「純文学」の賞であるが、世界的な文学賞で「純文学に贈る賞」なんて無い。ただ日本だけで、「純文学」とそれ以外の間に垣根を作り100年近く特権化し保護してきた結果が、この体たらくだ。もういいだろう。もうやめよう。
幸いなことに、「純文学」の垣根に守られず、「読者」という名の狼たちと、荒野で100年戦いつづけたたくましい文学者たちが、日本にはたくさんいる。風俗小説家、歴史小説家、ノンフィクションライター、SF作家、伝記作家、エログロ、哲学者、詩人・歌人や俳人ももちろん文学者なのだからコピーライターもまたしかり、だ。「文壇の著名人」から「増田の名もない書き手」まで…彼らの豊富な仕事に目を向け、再評価すべき時が来たということだろう。そして文学「研究」もまた、野に放たれるべき時が近づいているのだろう。
さらに横で悪いけど、成果と結果、逆じゃない?
せいか【成果】
なしとげた結果。できあがったよい結果。 「 -を収める」 〔「なりはて(成果)」を音読した語〕
けっか【結果】
( 名 ) スル
①[0] ある行為・原因などから最終の状態を導き出すこと。また,その状態。連体修飾語を受けて副詞的にも用いる。 ↔ 原因 「投票の-,否決された」 「試験の-を発表する」 「往々にして激烈な腹膜炎を-する危険が/或る女 武郎」 〔「結果を出す」 「結果が出ない」などの場合,いい結果,すなわち成果の意を表す〕
②[1] 実がなること。結実。
自分がプライベートで絶対関わりたくないものの一つに、相手との駆け引きというのがある。
言い換えるなら、駆け引きを持ち出してくる相手とはあまり仲良くしたくない。疲れるから。
お楽しみとして付き合っているはずなのに、疲労感や「振り回されてる」感や「してやられてる」感ばかり募るとか勘弁して欲しいのだ。
これが仕事だったら損得勘定が入ってくるし、性格的に合わない人であっても組まないといけないので、自分のポジションを確保するために駆け引きや根回しみたいな立ち回りが、どうしても必要になってしまう。
しかし、それを趣味とかで繋がっている友達関係に持ち込むのは、友達だからこそ許せない。
友達とか恋人って、仕事の関係と違って、もっと掛け値なしのものというか、いっときの貸し借りも大目に見る程度には強い信頼関係の上にあるものじゃない?
だったら率直に自分の要望を伝えて欲しいし、駆け引きみたいな「搦め手」を弄さないと通せないワガママは我慢しろよって思うし、我慢できないなら友達やめてくれていいよって感じ。別に義務で付き合うものじゃないし。
それに、そこまでしないと要望を受け入れてもらえないと相手に見なされているのも悲しい。
友達関係でもそれくらいあり得ないと思っているので、もし恋人がそんなことしてきたら、その時点で「ダメだこいつ」となってさようならである。それくらい冷める。
しかし残念ながら、駆け引きを持ち出すことで相手や周囲の注意を惹きたがる輩は必ずいるのが現実だが、何をどうやったらそういう性格に育つんだか。
生まれて初めて接する上に、最も接する時間が多い他者という観点からすると、親との関係性が原因かなと思うのだがどうだろうか。
例えば、親が他人と駆け引きするコミュニケーションしか取っていなかったとか?或いは常に駆け引きを持ち出さないと聞く耳持たないほど自己中な人だったとか?
つか過去受賞者を見たけど知らん人ばかりだった。
覚えてたのはマスコミにアホみたいに取り上げられた金原ひとみ綿矢りさと、芸能人の川上未映子、変人が話題になった田中慎弥くらい。
昔まで遡れば誰でも知ってるだろレベルの人もいるけどやっぱりあんた誰って方が圧倒的に多い。
それ許されてねぇから。
お前の言葉が正しいかどうか、お前が信用できる奴かどうかの検証のために一時的にストップしてるだけだから。
お前この後嘘がばれてその嘘ごまかすためにまた嘘ついてそれを繰り返して嘘の塊みたいな奴になっていくだけだから。
少なくともその会社の中ではな。
「俺は一生懸命やっている。」も「完全に100%のやる気出してるし、頑張ってるつもり」も、全部お前の「つもり」だけだから。
お前の意識の中なんか見えねぇんだよ。
ブコメでも「やる気はわりとどうでもよくて成果とそのプロセスを見せてもらえれば十分です。」って言ってる奴いるじゃん。
上司の言葉を一言一句そのままとらえるなよ。上司が見たいのはただのやる気じゃなくて成果を出してくれそうな気配なんだよ。
まぁこの増田を見る限りだけど上司も言い方下手糞だけどな。なんだよ「やる気になったか?」って。もうちょっと具体的に聞けよ。<