「脚本」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 脚本とは

2024-02-01

anond:20240131200952

今見えている段階から言えることは作者の権利は、

・利用許諾された翻案権に基づいて行われた「作者の意に反する改変」(「原作通り」でない脚本)を伴う放映を差し止め権利(同一性保持権)

脚本修正する権利

であって、それは十分に実行されているんだよな。

作者は発注者ではない(テレビ局は受任者ではない)以上、仕様通りの納品を受ける権利自体はない。

anond:20240201102403

クサヴァーさんが町山モデルとか、読んでても知らない人は知らないし

そういう人からすると「漫画アニメはいいけど実写化はクソだった、実写の監督脚本はクソ」のままなんよね

anond:20240201014306

脚本家が書いたもの原作者が加筆修正したっていうと、

原稿A(脚本家の独力で書いたもの) →→ 原稿A'(脚本家差分には関わってない)」

と思ってる人が多いけどそうじゃないと思うんだよね。

脚本は「初稿」「第2稿」・・・「完成稿」という言葉があるように何度も改稿を重ねるのが通常営業で、

それはPや監督アイデアだったり現場事情から来る要望だったりいろんな意見を聞きながら加筆修正していくもの

それらの一部として原作者から要求があるだけであって原作者は「加筆修正した」というよりは「加筆修正要望を出した」というのが正しくて、

出来上がった脚本原作者が完成させたのではなくあくま脚本家制作主体として評価しなければならないと思う。

anond:20240131200952

しろ途中で降板させられた脚本家のほうが日テレから軽くみられていたといえるんじゃないか

しろ逆。評判を下げかねなかったところを「クレジットから替える」事で回避できたんだよ

本来は、押し問答して時間もなくてガッタガタでもできる限り注文に沿った脚本脚本家の名の下に出すべきだった

それをしなかったおかげで脚本家責任原作者に丸投げして自身被害者に徹することができたし、わかりやす降板されられる事で自己イメージを守る説明ができていた

当然、本人も日テレ側に軽く見られたという認識がないからこそ演者との楽しそうなツーショットと共にそれができたわけ

anond:20240131200952

脚本家サイドからすれば初稿から何度も改稿を重ねて完成させるのは通常のプロセスであってそれを「加筆修正必要な出来の悪い脚本」のように解釈するのも違うんじゃないかという気もするなあ。

プロデューサー監督現場事情要望を聞いて改稿していくのと同様に原作者から意見も聞いてより良い脚本にしようと仕事していたら鶴の一声で干されてしまってそりゃ悔しいだろうと思う。

anond:20240201095031

そもそも映像化条件に完結してない作品からこっちの意図に添った脚本にならないんだったら原作者自分で描くこともあるよってのがあったからそれを行使しただけ

anond:20240131210920

伝言ゲームの始まりとゴールの人しか基本的に話して無くて(日テレ修正のやり取りがあったことを認めているが小学館情報ほぼゼロ

しかも片方はラスト2話が自分脚本でないことくらいしか言ってない中で外から事実確認するのは無理があるな

anond:20240201014306

少なくとも日テレ脚本家プロデューサーを守る姿勢を示したか

これから仕事が減るとかは考えにくそ

 

日テレはその姿勢ちょっとでもいいか原作者に向けてくれてたらよかったのにとは思うけど

会社間の話として考えると、それは小学館の役目だったんだろうなぁとも思う

 

9〜10話の脚本原作者が書くって提案したのは誰なんだろう?

「そんなに文句言うなら自分で書けば?」なんて会話があったとしたらゾッとする

妄想しかないけど

anond:20240131200952

4.原作者の抗議の声も聞き入れられず、脚本はそのまま使われて原作とは大きく異なるものが8話まで作られてしまう。

これそんな風に勘違いされてるか?

しろ自分が介入してようやく原作に近づいたという原作者の言が周知されたからこそ、

脚本家の1〜8話は自分1人でかきあげたかのような表現が尚更叩かれたんだと思うが

セクシー田中さんの件

ドラマ化のオファーが沢山あった中で、口説き落とすことに成功したのが此度の製作陣の企画。作者と接点があったのはプロデューサーさんだけらしいので、まぁPのうちの誰かか、複数人かが口説いたわけなんだが。

面と向かっては調子のいいことを言って全然契約を守らない。それで数字を出すやつとか確かにどこにでもいるけどな。


何度も断ってきたのに、信用して許可出したら原作レイパーだったこ

何度幾度お願いしてもレイプを辞めないこと

最終的に自分脚本書くも結果が伴わなかったこ

釈明のブログを書くも、ほぼほぼ意図が伝わらなかったこ


分岐点はいくつもあったのに全てが最悪の選択なっちまったものだと感じるわね。

漫画家ナイーブすぎ

原作に忠実な脚本面白くないと却下してオリジナル脚本を書かせて、試写会で静まり返る中で原作者が一人だけ大笑いしたという進撃の巨人を見習ってほしい。

anond:20240201014306

脚本を何度もリライトさせられたのは、第1稿が相沢と日テレの間の契約における債務の本旨に従った履行ではなかったから。

そもそも発注元の仕様に沿った脚本を書く債務なので、相澤著作権とか原作者日テレ契約拘束力の射程は問題にならない。だから善意第三者なんて話はまったく筋違い議論

だいたい1〜2話ならまだしも8話目までリライト食らいまくるのは「原作改変がダメだなんて知りませんでしたぁ」は通らんよ。

anond:20240201014306

そもそもテレビ局の側に改編する意志があったのか不明でしょ

最終的には1話から最終話まですべて原作者が手を加えた脚本を使って撮ってるわけで

どうせ直されることがわかってるのに不出来なものを渡すメリットがない

手戻りの工数が増えて納期が遅れて経費が増えるだけ

 

庵野とか駿とか高畑ドキュメンタリーみてたらわかるけど全員が善意の協力者で、その道の一線級だけを集めて、密に密にコミュニケーションとってても

監督脳内で思い描いてた理想形が手元にくるのは稀なのに

災害事故政治利用する人達漫画家自殺政治利用する人達

先生が主張したかったのは「9・10話の脚本自分が書いた理由

外部の人間には内部の事情がわからない

先生脚本が気に入らないと「突然強引に」介入したと受け取られかねない

原作改変されたのだから当然だ」と擁護する人もいるだろうけど

気持ちはわかるがやりすぎだ」と批判する人も出てくるかもしれない

から既に制作が進行してるのに不満だからといきなり脚本を書かせろと要求したのではなくて

事前にそう取り決めがあったんだという説明必要だと思ったのでは?

先生が重きを置いてたのは「事前の取り決め」があったということ

ところが世間には原作クラッシャーの問題があって、そっちだけが注目されてしまった

この機会を利用して原作クラッシャー批判を大いに盛り上げようとする人達がいた

先生が一番言いたかたことは軽視され、原作クラッシャー批判偶像祭り上げられてしまった

災害事故政治的主張に都合よいように利用して、敵を攻撃するという

よくあるパターン類似したことがここでも起きて、そして現在も行われているということでしょう

anond:20240201020053

脚本技術人間性は別物なんだろうけど、周囲の人間をを尊重する社会性は大事よなあ

テレビ界隈の人間は明らかに部外者を敵視してるけどさあ

世間の注目を集めるのに原作レイプイジメ殺人までやるかなあ

セクシー田中さん脚本家善意第三者だったのか?

相沢にはかなり同情している

原作改変禁止契約が破られたことがよく言われているが、多くの脚本家がそうであるように相沢はテレビ局所属ではないフリーランス

芦原とテレビ局あいだの原作改変禁止契約は相沢を直接拘束しているわけではない

から仮に芦原の遺族が裁判を起こしたとしても相沢に賠償させるのはまあまあ難しい

芦原:漫画使用権テレビ局に売った

相沢:テレビ局の指示通りに書いた脚本テレビ局に売った

まり芦原と相沢はお互いに「取引先の取引先」という遠い関係

よく一緒に仕事しているというわけでもないからほぼ他人

取引先の取引先になぜか自分原稿をチェックされて書き直されて結局外された相沢はそりゃ困惑しただろう

ドラゴンボールハンカチを縫ってる会社のところにいちいち鳥山明修正指示に来たら困る

ただこの件で問題だったのは芦原とテレビ局原作改変禁止契約を結んでいたこ

これで相沢は盗品ならぬ盗ライセンスを掴むことになった

テレビ局は「原作改変権」を無断で取って相沢に渡したわけだ

相沢が悪意の第三者テレビ局原作を改変する権利がないことを知っていた)なのか善意第三者なのかは現時点ではわからない

どちらにせよ相沢のことを気の毒だと思う理由は3つある

ドラマ制作サイドは芦原の意に反して原作を改変したが、それでは相沢は自分脚本に芦原が加筆修正するのを許可したのだろうか

芦原は脚本を加筆修正できる契約テレビ局と結んだが、相沢との契約ではない

芦原の原作を無断改変するならそもそも使うべきでなかったのと同様、相沢の脚本を無断改変するなら使わずに1から書き起こさなければならない

仮に相沢がライセンス泥棒片棒を担ぐことを知っていた悪意の第三者であったとしても泥棒から物を盗むのはやはり泥棒

相沢が事情説明を公開するべきでなかったのならば芦原もするべきでなく、芦原がしてよいのであれば相沢もしてよい

仮に相沢がテレビ局秘密保持契約を結んでいたのであってもテレビ局以外の人から関係のないこと

相沢の脚本は実際どれくらいよくある王道の展開で別人のような枠にハマったキャラクターに改変されていたのかは結局元の脚本を読まないとわからない



この件の問題は、実質的ドラマ制作スタッフとして関わる予定だった芦原をあくま原作者という名目しか扱わなかった(クレジットしなかった)ことにあると思っている

制作スタッフじゃない人が指示したらそりゃ現場は混乱する

監督に従えばいいのか原作者に従えばいいのかわからないじゃないか

原作者の肩書きに加えてシリーズ構成とかそのあたりの(脚本家より明確に偉い)肩書きもつけて命令系統をはっきりさせておけばよかった

映画スラムダンク原作井上雄彦監督にもクレジットされているように前例はある

anond:20240131014050

あの脚本家が適切だったかは置いておいて、

原作が未完で原作脚本に起こせばいいわけでもなく、でも作者の思うストーリーにぴったりはまっていなきゃいけなくて、もちろんドラマとしての制約条件はクリアしなきゃいけないとか、めちゃくちゃ難しいだろうなって思った

そもそもドラマ化するべきじゃなかったし、仮にやるなら十分時間を取ったうえで原作者とコミュニケーション取りながらやるしかないと思った

実写映画ゴールデンカムイPVについてアレコレ言ってた人達

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2215085

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2268123

今みると趣のあるブコメがたっくさんあります

どうせ失敗するし中身もダメだと思ったんだろうね

その鋭い考察力、これからも生かしてブックマーカーを続けてください

楽しみにしています


からみんな期待するなって。オオゴケするから。人気あるコンテンツは壊すのが日本の慣わし。製作委員会一発屋で儲けてお終い。そんな奴らを世代交代させるべきなんだよ。


あー、ダメ邦画感が見えてしまった一端はこれだったんだな


そこまでして実写化する意味とは?


監督ハイローの人だし、ちゃんとした映画を作るつもりは端からないと思われ。


世界に売れる映画という雰囲気ではない。低予算テレビドラマ


ターゲット山崎賢人が好きな層だからなぁ。キャスティングを含め、リアルである必要はないんだろうな。not for meや。


こんな低レベルな画作りばかりしてるから邦画世界で売れないんだろうね。


今の日本映画は、服どころか脚本から始まって映画制作の全てが小児病なのよ。カワイイイケメン!の所から人選が始まり生活感がみじんも感じられないマンガ登場人物ばかり(笑)。ないものはない、期待するな。

2024-01-31

豆知識アニメ名探偵コナン原作エピソード回には脚本担当がいない

原作回は絵コンテ担当構成としてクレジットストーリーエディター(大ベテラン飯岡順一ら)や監督との相談アニメの尺に落とし込んでいると思われる

・つまり脚本クレジットされているときアニメオリジナル回。シリーズとなってるエピソードもある(大和屋暁脚本の「歩美の絵日記事件簿」)

・みんな大好き浦沢義雄脚本回は年に1,2回

・昨年の原作エピソード率は14/52。オリジナル回のうち1回は映画の前日譚

anond:20240131213257

いやマンガに忠実にドラマ化してるじゃん

初稿の脚本が想定してたのと違ったとしても修正して最終的によくなったのならそれはちゃん仕事してるでしょ

協業制のクリエイティブ仕事してたら一発で思い通りのものがあがってくるのが稀なことくらいわかると思うが

anond:20240131210920

大幅に改変された脚本だと「原作者が感じた」のは事実だよね

anond:20240131200952

ダム施工中に図面書いてるがごとく放送中に脚本書いてるプロジェクトってどうかしてるのでは

調べれば秒で出てくる原作者ブログ魚拓を読みもせずに書いているのがよく分かる、ズレた発言

どういう契約をしているか知りようがないのは当然として、今回でいうと最初の方の脚本自体は了承していて、ドラマを見て内容が気に食わなくて最後自分脚本書いたんだから契約範疇の話でしょ。

ただ、実際のところ脚本見せられて、ここが違うとか修正かけまくるのは難しいよね。

anond:20240131195630

anond:20240131195630

ドラマを見て内容が気に食わなくて」

違いますね。脚本原稿を見て修正した完成稿で撮ったんでしょ

ドラマの出来についての発言は無いのでは?

まり日テレ脚本家が書いたものを作者に見せて確認とって修正するべき点があれば修正してたってことでしょ

ただ、作者の要求が伝わってないことが多かったので

理由はいろいろ考えられる。伝言ゲーム微妙ニュアンス脚本家に伝わってなかったとか)

事前の約束通り9話10話は自身脚本書くことになったと

「ここが違うとか修正かけまくるのは難しいよね」

事実修正かけまくってた

それは精神的に苦痛だったかもしれないけど、作者の人がいいたかったのはそこではなくて

9話10話の脚本自分で書いた理由であって

それだけなのに、相手批判してるように受け取られてしまった

(1)作者の要求制作スタッフに上手く伝わってなかった

(2)作者が作品で大切だと考えてる部分が制作スタッフには理解されなかった

(3)批判する意図が無かったのに批判してると受け取られた

こんだけ連続して意思が伝わらないと、死にたいと思うかは別として精神がへこむとは思うわ

日テレ約束を守らなかったのか?

セクシー田中さんの件、SNS議論著名人の発信、スターを稼いでるブコメなどを読んでると、日テレ脚本家批判する人たちも擁護する人たちもどうも事実を正しく認識できていないように思えて仕方ない。

そこで今一度芦原さんのブログに立ち返って冷静に事実確認をしたい。

まず今現在批判してる人や擁護してる人が漠然と抱いている事の顛末は以下のようなかんじじゃなかろうか。

1.日テレからドラマ化のオファーがあり、原作者は「原作を忠実に再現すること」を条件に許可をした。

2.しかし実際に脚本が上がってくると大幅に改変されたものがあがってきた。

3.脚本化が自我を出したせいなのか、芸能事務所等の大人の都合によるものなのか真相はわからない。

4.原作者の抗議の声も聞き入れられず、脚本はそのまま使われて原作とは大きく異なるものが8話まで作られてしまう。

5.さすがに腹に据えかねた原作者脚本家を降ろし、9話、10話は自ら執筆することを決意。

6.だが8話までの改変を修正しきれず慣れない仕事なことも手伝って満足のいくものに仕上げられなかった。

7.原作者最初に出した条件が守られなかったせいでこのような結果になってしまったと後悔している。

では事実はどうだったのか、芦原さんのブログを元に順を追って確認したい。

1.日テレからドラマ化のオファーがあり、原作者は「原作を忠実に再現すること」を条件に許可をした。

→これは事実だ。

ドラマ化のお話いただき、当初の数話のプロット脚本をチェックさせていただきながら、

最終的に私が10月のドラマ化に同意させて頂いたのは6月上旬でした。

セクシー田中さん」は連載途中で未完の作品であり、また、漫画の結末を定めていない

作品であることと、当初の数話のプロット脚本をチェックさせていただいた結果として、

僭越ではありましたが、ドラマ化にあたって、

ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。

漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく。

漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、

まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する。

原作者が用意したもの原則変更しないでいただきたいので、ドラマオリジナル部分については、

原作者が用意したものを、そのまま脚本化していただける方を想定していただく必要や、

場合によっては、原作者脚本執筆する可能性もある。

これらを条件とさせていただき小学館から日本テレビさんに伝えていただきました。

また、これらの条件は脚本家さんや監督さんなどドラマ制作スタッフの皆様に対して

大変失礼な条件だということは理解していましたので、

「この条件で本当に良いか」ということを小学館を通じて日本テレビさんに

何度も確認させていただいた後で、スタートしたのが今回のドラマ化です。

2.しかし実際に脚本が上がってくると大幅に改変されたものがあがってきた。

→これも事実だ。

ところが、毎回、漫画を大きく改編したプロット脚本が提出されていました。

3.脚本化が自我を出したせいなのか、芸能事務所等の大人の都合によるものなのか真相はわからない。

→これはわからない。芦原さんのブログには書いていない

4.原作者の抗議の声も聞き入れられず、脚本はそのまま使われて原作とは大きく異なるものが8話まで作られてしまう。

→これは事実と異なる。芦原さんは上がってきた脚本をできる限りすべて加筆修正し、原作に沿った脚本に仕上げてそれを元に実際のドラマは作られている。

「枠にハマったキャラクターに変えないでいただきたい。

私が描いた「セクシー田中さん」という作品個性を消されてしまうなら、

私はドラマ化を今からでもやめたいぐらいだ」と、何度も訴え、

どうして変更していただきたくないのかということも丁寧にご説明し、

粘りに粘って加筆修正し、やっとの思いでほぼ原作通りの1〜7話の脚本

完成にこぎつけましたが…。

5.さすがに腹に据えかねた原作者脚本家を降ろし、9話、10話は自ら執筆することを決意。

→ここも一部事実と異なる。脚本化を降ろし、9話、10話の脚本原作者執筆したのは事実だが、その理由スケジュール上の都合だ。

そして、私があらすじ、セリフを準備する終盤のドラマオリジナル展開は

8話〜10話となりましたが、ここでも当初の条件は守られず、

私が準備したものを大幅に改変した脚本が8話〜10話まとめて提出されました。

特に9話、10話の改変された脚本ベリーダンス表現も間違いが多く、

ベリーダンスの監修の方とも連携が取れていないことが手に取るように分かりましたので、

「当初の約束通り、とにかく一度原作者が用意したあらすじ、セリフ

そのまま脚本に落としていただきたい」

「足りない箇所、変更箇所、意見はもちろん伺うので、脚本として改変された形ではなく、

別途相談していただきたい」

といったことを、小学館から日本テレビさんへ申し入れをしていただきましたが、

その後も、大幅な改編がされたプロット脚本が提出され、

それを小学館サイドが「当初の約束通りに」と日本テレビさんにお戻しするという作業

数回繰り返されたと聞いています

最終的に、日本テレビチーフプロデューサーの方から「一度そのまま書くように」との

指示が出たとも伺っていましたが、状況は変わらぬまま約4週間が過ぎてしまいました。

ドラマ制作スケジュールリミットもどんどん迫っていましたので、

本当はドラマオリジナルとなる8話〜10話全ての脚本を拝見してオリジナル部分全体で、

加筆修正をさせていただきたかったのですが、8話だけ、

何とか改変前の内容に修正させて頂いて、日本テレビさんにお渡しすることになってしまいました。

9話、10話に関する小学館日本テレビさんのやりとりを伺い、

時間的にも限界を感じましたので、小学館を通じて9話、10話については、

当初の条件としてお伝えしていた通り、

原作者が用意したものをそのまま脚本化していただける方」に交代していただきたいと、

正式小学館を通じてお願いしました。

結果として、日本テレビさんから8話までの脚本執筆された方は

9話、10話の脚本には関わらないと伺ったうえで、

9話、10話の脚本は、プロデューサーの方々のご要望を取り入れつつ、私が書かせていただき

脚本として成立するよう日本テレビさんと専門家の方とで内容を整えていただく、

という解決策となりました。

6.だが8話までの改変を修正しきれず慣れない仕事なことも手伝って満足のいくものに仕上げられなかった。

→これも一部事実と異なる。9、10話を納得できるものに仕上げられなかったのは事実だが、それは8話までの出来とは関係なく単に原作者の力量不足ゆえだ。

何とか皆さんにご満足いただける9話、10話の脚本にしたかったのですが…。

素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです。

漫画セクシー田中さん」の原稿の〆切とも重なり、相当短い時間脚本

執筆しなければならない状況となり、推敲を重ねられなかったことも悔いてます

9話、10話の脚本にご不満をもたれた方もいらっしゃるかと思います

どのような判断ベストだったのか、今も正直正解が分からずにいますが、

改めて、心よりお詫び申し上げます

7.原作者最初に出した条件が守られなかったせいでこのような結果になってしまったと後悔している。

→ここは判断が難しい。原作者最初に出した条件が守られていなかったと思っているが客観的にみると条件は守られている。それについては後述する。

そして全体の評価で言えば後悔ではなく感謝している。

最後となりましたが、素敵なドラマ作品にして頂いた、素晴らしいキャストの皆さんや、

ドラマ制作スタッフの皆様と、「セクシー田中さん」の漫画ドラマを愛してくださった

読者と視聴者の皆様に深く感謝いたします。

論点日テレ約束を守らなかったのか?

7の項で書いたように原作者認識では守られていないように感じていたようだ。だが客観的にみれば実際には守られている。

まずおさらいだが、原作者が出した条件は以下の2点だ。

ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。

漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく。

漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、

まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する。

原作者が用意したもの原則変更しないでいただきたいので、ドラマオリジナル部分については、

原作者が用意したものを、そのまま脚本化していただける方を想定していただく必要や、

場合によっては、原作者脚本執筆する可能性もある。

要約すると、

1.漫画に忠実にドラマ化すること、そうでなければ加筆修正する。

2.終盤部はこちらで用意したあらすじからセリフまでをそのまま脚本にすること、できなければこちらが執筆する可能性もある。

そして問題はこの条件が守られたか否か?

ブログには以下の事実が書かれている。

原作者は7話までの脚本を加筆修正してほぼ原作通りに仕上げた。

・8話も改変前の内容に修正できた。

・9、10話は脚本家を降ろし、原作者が自ら仕上げた。

これは当初提示した条件通りではないだろうか?

原作者視点では「思っていたように仕事がすすまなかった」のは事実だろう。

しかしそれはあくまプロセスでの問題であって、結果をみれば原作者は最大限尊重されていた。

まり日テレ約束を守った。

しろ途中で降板させられた脚本家のほうが日テレから軽くみられていたといえるんじゃないか

 

というわけで、今回の件で明らかになっている事実は以上の通りだ。

どんな意見を述べるにせよまずは事実を正確に把握してから発信して欲しい。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん