はてなキーワード: 現代文とは
http://anond.hatelabo.jp/20111026224025
ここだけ読めばその通り。
だけど、大元の説明が間違い。
「自分が好みの異性を、レイプして人を殺すことを妄想して楽しんでいる人」
に対して
「自分が好みの異性が、(他の人を)レイプして人を殺すことを妄想して楽しんでいる人」
という例を挙げて「一緒でしょ」と伝えても、伝わるわけがない。通じるわけがない。
それに対し「通じなかったのか、嫌な顔された」と書くこと自体が、間違い。
受験の現代文と違って、筆者が自ら考えを吐露しているんだから、他人である問題文作成者が勝手に作って提示した選択肢よりは真に近いですよ。
あなたの考えと、「男」の考えは違うし、そもそもあなたの述べている「一緒でしょ」の理屈が間違っているから、あなたの考え=正解にはなりません。
そもそも、筆者が何を考えて書いたかではなく、「書かれた文章から何が読み取れるか」が国語ですからあしからず。
もし筆者が意図したものと違う答えだったら、それはあなたが意図した通りに文章を書けていないからでしょう。
あなた自身は、男に話が通じないで、嫌な顔されたことに対し
『普段あれだけ巨乳がどうこう貧乳はアカンとか何とか所構わずエロネタ振りまいてくるくせに自分がオカズにされんのは拒否反応』
と書いていますが、そもそもあなたの男に対する説明が論理破綻していた時点で、男の反応が何によるものだったのか正確にわかりません。
それを、
『普段あれだけ巨乳がどうこう貧乳はアカンとか何とか所構わずエロネタ振りまいてくるくせに自分がオカズにされんのは拒否反応とか都合良すぎンだよカスが』
と断じているところに、問題があります。
あなたの説明では、「いや、異性に対する性的興味でエロネタ話すのと、異性がホモセクシャルであるという妄想広げるのは違うだろ」と思われたから、通じず、嫌な顔をされた可能性がありますよ、と。
何度言えばいいんですかね。
答一 ア
答ニ ウ
答三 ア~エ全て(全てあり得る)
せっかく増田なんだから、選択肢なんてコスいことしねーで自由記述でいきましょう。
問一:
おそらく性的欲求を使った支配欲の充足でしょう。アレは。
問二:
(男も女も)自分に都合のいい妄想を押しつけている、という点では一緒でしょ。
妄想を人に押しつけるなら、逆に人から押しつけられることもありうる。
問三:
総合すると、「従順に話を聞くと想定していた元増田から、自分の欲望を裏返したかたちの反撃をくらったから」。かな。
受験の現代文と違って、筆者が自ら考えを吐露しているんだから、他人である問題文作成者が勝手に作って提示した選択肢よりは真に近いですよ。
児童ポルノ規制法改正案について、一部の国会議員のかたがたに送った意見書を、公開します。
尚、左右のレイアウトは、狂ってます。なぜなら、整えかたが分からないからです。
現在審議中の
「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案」
の提出時案を一旦廃案になさって下さい
(議員さんの氏名 + 様を手書き)
(わたしの氏名を自署)
(郵便番号)
(わたしの住所)
前略
今日は。(わたしの氏名)と申します。審議の報を聞き、遅まき乍ら本状を差し上げます。宜しく御確認下さい。
<本状の要旨>
現在審議されている「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案」の提出時案を一旦御廃案後、必要に応じて、人々が不当に処罰されず、言論・芸術が弾圧されず、人々が性搾取から直接保護される改正案を、改めて御制定下さい。なぜなら、提出時案やその修正では、人々や社会に、大きな打撃が与えられるだけだからです。
<理由>
始めに、言葉の定義を補足します。この文書では、「性搾取」の語について、年齢を限定していません。又、この文書中の「性搾取がされずに作られるポルノ」「性搾取がされずに作られたポルノ」のフレーズには、性搾取を題材にしたフィクションや、社会的・経済的に弱者ではない18歳以上の者が環境や他者から脅迫されず自らの意思で創作に参加する事により実写撮影されたものを、含みます。
(一)提出時案は、性搾取と無関係な者が、不当に処罰されるからです。なぜなら、提出時案において、ポルノの単純所持者が処罰対象だからです。そして、ポルノの単純所持者が則ち性搾取者であるという信憑には、根拠がありません。この2点から、提出時案は、不当な処罰により、人々に大きな打撃が与えられます。因みに、政治の混乱に発展する事も想定できます。なぜなら、権力闘争に巻き込まれる可能性の高い、現職政治家を含む公務員も、この規定の例外ではないからです。
(二)提出時案では、言論・芸術が弾圧されるからです。なぜなら、この提出時案は、性搾取がされずに作られたポルノが、弾圧されるからです。性搾取がされずに作られたポルノは、言論、芸術、もしくはその両方の、一種です。なぜなら、他者の権利が不当に害されずにに作られる表現物だからです。そして、それが弾圧されるのですから、この提出時案は、言論・芸術が弾圧される法案です。もし、言論・芸術が弾圧されれば、それらは、公民による社会と現代文化を支えられなくなり、現代社会が成り立ちません。特に、性搾取がされずに作られたポルノは、現に不当に弾圧される傾向にある芸術分野なので、弾圧されるべきなのではなく、弾圧から保護されるべきです。
(三)この提出時案に、成立させる価値が無い点です。なぜなら、この提出時案には、人々が性搾取から直接保護される規定が含まれず、提出時案中の間接的な保護施策の有用性には、根拠が無いからです。
これらの理由から、小規模の修正では、この提出時案が、無害有意義な改正案として成立される事はありません。ですので、今回の提出時案を廃案後に、不当な処罰無く、言論・芸術が弾圧されず、かつ、人々が性搾取から直接保護される法案もしくは改正案を、必要に応じて御制定下さい。
末筆で恐縮乍ら、あなた様の御健康をお祈りし、御活躍を期待致しております。
早々
これを公開した理由は、こちらのかた(id:kamayan)のエントリー「皆の意見書があったら参考のために見せてほしい」を拝見したからです。
又、送り先が多かったので、意見書は、2回にわたって送りました。これは、あとから送ったものなので、少し練り直されています。
尚、これを書くに当たって、webサイト「中学生からの論理的な議論の仕方 (論理的思考力のトレーニング)」のこのページ「厳選したリンクと書籍―論理・議論関連の本」に紹介されている書籍が、とても役に立ちました。うち、一番うえから「絶対困らない議論の方法」迄読み終えたところで、この意見書を書きました。思うに、残り2冊も役に立ちそうなので、うち1冊目を、いま読み進めています。
新聞の論説、インターネットでの長文の主張、職業上あえて難しい言い回しで書かれている文章のような読む気をなくさせる工夫をこらしている文章を読むときのコツは、文章の冒頭と最後のシメの段落を読むをことだ。
現代文が受験科目にある受験生にもオススメだし、小論文に取り組んでいる人も最初と最後に主張したいことを矛盾なく書ければ、意味は通る。
見出しやタイトルとその論旨が一致していないことや注目を集めるためにあえて大げさな見出しやタイトルを付けることがある。文章の冒頭と最後がタイトル負けしていないかを確認しておくこともオススメしておく。見出しと論旨のバランスが悪いと読後感が悪くなると思う。
普通高校には行ってないけれど、高専卒で大学理学部数学科編入、大学一般入試も経験したので、迷った人へのアドバイスを。
このテーマはネットで検索してみると出つくしているようにも思うけれど、できるだけ具体的な物になるようにしました。
僕自身は高専時代反省点も多いながら充実した生活をした一方、今のキャリアを考えればあんまり意味がなかったので、
あと、高専からの大学編入については自分からはあんまり扱いません。
高専に入る前からこういった考え方の人は自分の進路の合理性について考え直した方がいいと思います。
但し、長岡や豊橋技科大学とかなら編入生が多く、それ用のカリキュラムがあるかもしれないので、話は変わるかもしれません。
※以下「普通高校」と言った場合、「普通高校で学ぶ学習内容」を指します。
1.1 一般科目に大差はない?
高専に行っても現代文、古文、漢文、地理、歴史、倫理、経済、英語、第2外国語、芸術、体育、法学…など
一通り勉強します。授業時間は少なめなんでしょうが、こうやって書くと多いでしょう?
大学入試と言う超絶重要な節目のための勉強をしなくてよいだけましですが、試験もあります。
1.2 専門科目に見えても…
機械や電気、建築で学ぶ専門科目には、低学年では工業(構造)力学、電気回路、流体力学、材料力学等がありますが、
これらの大部分(エッセンス的な意味で)は普通高校の物理でも学ぶことができます。
化学工学についても普通高校の生物、化学で学ぶこととかぶってる部分があるでしょう。
したがって3年までの勉強内容はみなさんが思っているほど普通高校(の特に理系)との間に大きな違いはないと思います。
2.違い
2.1 機会費用を考えよう。
これは本人よりも親御さんにとって重要なことかもしれませんが、
高専から働きだすのと、大学からとでは最短で2年。浪人や院に進学するなどすればそれ以上の間、
年収400万として2年で800万の収入、国立の学費で100万(私立なら200万?)、
就職先の福利厚生(飯付き独身寮など)が充実してたらさらに200万位の差がつきます。
もちろん大学進学でそれ以上の収入が得られれば良いのですが、家庭の経済環境が厳しい人は
2.2 数学は進度が早いけれど…
やはり大学受験がないだけあって演習量は少なめです。僕は教科書の例題を解いただけでしたが定期試験はほぼ満点でした。
また、確率や数列、図形分野はあんまり力を入れません。微積分も一般入試向けの解法をやるわけじゃなく、
専門分野に必要な計算力を養えばいいわけです。もちろん大変ですけどね。
個人的には高専で学ぶ数学についていくよりも、黄チャート(大学受験の為の基本問題集)をマスターする方がずっと大変です。
2.3 ちゃんと統一してほしい。
電気回路を専門科目として学ぼうとすると、早い段階で微分が出てきます。
したがって「この式はこういうもんだと思って」(実際に先生に言われた言葉)学ぶ必要があります。
くさび型のカリキュラムにはこういう弊害もあると言うことです。
もっとも、段階をちゃんと踏む普通高校では物理の加速度、速度、距離の概念を積分を使わずに学びます。
直観的で分かりやすいですが、これはこれで気持ち悪い人もいるかもしれません。
3.その他
3.1 いまどき英語は必須
私たちの時代から言われてきていましたが、今はそれ以上に語学力を売りにする必要がある時代です。
実際私の高専の同級生や同僚にも海外出張や、英語で仕事をする人はひとりずついます。
私もベトナム人に試験のやり直しなどの指示を英文ですることがあります。
3人とも別に英語が得意だったわけではありません。僕は学生時代TOEIC300ぐらいでしたし、
他は僕以下の英語成績でした。
エンジニアとして、英語ができないのは数学ができないくらい不自由なことになると思います。
今はTOEICに力を入れている高専も多いようですので、そういった学校の実績をオープンキャンパスで聞いてみてもいいかもしれません。
3.2 シラバスをゲットしよう
高専に限らず、大学の文学部に行くにしても、まず志望学校名とシラバスでググってその学校で使われている専門書を数冊手に入れましょう。
田舎の人はamazonで買えると思います。数日都会の大型書店(ジュンク堂、紀伊国屋など)に入り浸ったり、その分野に関するライトな本を読むのもいいでしょう。
そしてその本を理解するのではなく、ざっと読んでテンションが上がるかどうかを確認します。微分方程式や、精密な図面を見て、こんなことを学べるんだ!と思えればいいんです。
テンションが上がればその学科に進んでも後悔する確率は下がります。
専門書は高いですが、入学して後悔する事に比べたら数100分の1の損失(進学できればそのまま使用可能)で済みます。
ちなみにもし僕の子供が機械、電気系に行きたいと言ったら、まず製図の本を同様に読ませて、それでテンションが上がらなかったら
とりあえずこのくらい。思いつくところがあったらまた書きます。
7/10追記
いまだにこんな↓独りよがりなレポートを課している教員がいるのか。やっぱり高専はおすすめじゃないかも。
title:高専1年生です。情報処理1のレポートで授業で習ってないし教科書にも載ってなくて困っています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1366034508
現代文は楽しんで教科書を読み、論理学の練習だと思って問題を解くといいと思う。
古典は少しの単語力と助動詞と助詞の解釈が分かれば得点源になるからおいしい。
といっても、助動詞と助詞の解釈に重きを置く文法理論は受験のため以外の何者でもない。
嫌なら学ばなくても…
やっとけ。数学的思考とかそんなんじゃない。単純に受験で確実にセンター試験で点が取れるというのはおいしい。
理工系だと微積、それ以外の学部に進む場合は線形代数と統計をよく使う。
ま、高校の時にそれを頑張ったからって使うときになったときに使いこなせるというわけでもないから、高校生にそれを言ってもしょうがないんだけど。
選択で一科目なら物理だろうな。
就職したけりゃ物理。そっちに進まなくても、点が取れておいしいから物理。
役にはたたん。
同じく誰しもがかぶれる量子論のほうはまだ分野によっては関わることがあったりするが、高校生はとにかく古典力学を叩き込むべき。
調理が楽しくなったり、スポーツが楽しくなったり。
選択科目じゃ世界史かな。
高校卒業程度の世界史知識は、普通に生活する上でないとあるとじゃかなり違う。
近代史をある程度知らないと、新聞やニュースを読んでも半分も理解出来ないと思う。
中学卒業程度の日本史知識ないすごーく困ると思うんだが、高校日本史はちょっと重箱の隅をつつきすぎてる感がある。
これからの時代英語は重要って言われるけどさ、必要に迫られてその気になってガツガツやらないとビジネスで使えるレベルにはならないし。
ある程度やっときゃメールのやりとりや英語記事をすらすら読める程度にはなれるとは思うが、それ以上はまた別の要因がないと無理。
小説を書きたいと思った。早速書いてみる。
ダメだ。読みにくいし、つまらない。そもそもこの日本語は本当に正しい日本語なのだろうか?
日本語に自信がない。文系の大学に行っている人は、日本語に自信があるだろう。僕は底辺高校卒だ。大学に行きたくなった。文学部に行きたい。
とりあえず自分の人生を悔やんでも意味がないので、書店で中学校の国語の参考書を買ってきて、文法から勉強しなおすことにした。(中学校の国語の参考書をレジに提出したことは全く恥ずかしくない。それよりも知識がないことの方が恥ずかしい)
主語・述語の関係、修飾・被修飾の関係……自立語、付属語……品詞(動詞、形容詞、形容動詞、名詞、代名詞、連体詞、副詞、接続詞、感動詞、助動詞、助詞)……。今考えると、中学生ってかなり高度なことをやっていたんだなと思う。というか、当時の僕は文法の意味が分からなかったから、正解だと思われる回答を適当に選んでいた。本当に恥ずかしい。
いきなり全てを覚えるのは不可能だと思ったので、最初から少しずつ解いていった。毎日2、3時間勉強した。
勉強して驚いたことがある。それは、日本語が極めて論理的に構築されているということ。例えば、よく雑誌やネットの記事で指摘される、『間違いだらけの日本語』というやつを見ても、今までは、それを改善する方法が思いつかなかった。『ら抜き言葉』『~の方 の頻発』が好ましくないということは知っていても、では、どういう時に『ら』を使って良いのか、どういう時に『~の方』を使って良いのか、が分からなかった。それが、文法を勉強すれば、分かるのだ。文章の理屈、文章がどういう風に構成されているのかが分かった、というべきか。結局二週間ほどで文法の勉強を終えた。本当は中学生のうちに覚えておかなければならないことを、二週間かけてやっと理解できた。
しかし、文章力は全然向上しなかった。(『全然』の使い方はあってるのかな?それも分からない)そう、文法を覚えただけじゃダメなのだ。僕は言葉そのものの意味を全く知らなかった。相対? 普遍? 主体? 客体? 混沌? 秩序? パラダイム? どれも言葉として聞いたことはあるが、意味を深く知ったことはない。
僕はまた書店に行き、参考書を探した。高校の現代文の参考書を探してみた。文法の他に、『基本用語700』『重要語・頻出語』といった参考書があったので、パラパラとめくってみた。上記に挙げた、相対、普通、主体、客体、といった言葉がたくさん並んでいて、その一つ一つに丁寧に解説が書かれていた。なるほど、これで語彙を増やすのか。僕は一冊買って再び勉強することにした。
文法を勉強した時とは別の驚きがあった。それは、『言葉』には広がりがあるということ。言葉には意味以外にもプラスのイメージ、マイナスのイメージがあり、問題文で作者が使っている言葉から、事物に肯定的であるか否定的であるかを読み取れ、とその参考書は書いているのだ。はっきり言って僕は衝撃を受けた。言葉の意味さえ知っていれば文章は書ける(もしくは読解出来る)と思っていた僕にとって、『言葉に対するイメージ』という考え方はとても貴重なものに感じられた。日本語の根底に流れる奥深さ、豊潤さに触れたような気さえした。
また、普段普通に使っていた言葉が、実は全く違った意味を持っていた事も分かって、これにはかなり赤面してしまった。一義的であると信じていた言葉が、実はかなり多義的であることも分かった。勉強すればするほど、日本語というものが素晴らしく思えた。(ちなみに『一義』『多義』という言葉も今までは知らなかったので、早速使ってみた)
ただ、上記に挙げた日本語の広がりなども、文系の大学を受験する受験生からしてみれば当然の知識なのだろう。僕はどこまで知らないのだろう。そう考えると、何だか本当に死にたくなった。
それでも、何とか全ページ、700語を読み終えた。(これも2週間かかった)ただ、きちんと覚えた言葉はそのうち200語ぐらいだろう。残りの500語はおそらくうろ覚えだ
。覚えた200語も少しずつ忘れていくかもしれない。だから何度も反復して頭の中に言葉をたたき込まなければならない。(ちなみに『反復』という言葉もこの参考書で覚えた。『はんぷく』って読むらしい。今まで読書しているときは『はんふく』って読んでいた)
ただ、僕はまだ参考書を二冊勉強しただけだ。大学を受験する受験生は何十冊も何百冊も参考書をこなしているだろう。あとどれだけ現代文の参考書を勉強すれば、文系の大学生の文章レベルに追いつけるのだろう?
よく「語彙を増やすには小説を読むと良い」と言うが、小説を読んでも語彙は増えないと思う。あれは文法や言葉の意味を知っている人には良いかもしれないが、文法を正しく捉えていない、また、言葉の意味を理解していない人には意味がないと思う。小説の中に言葉の意味などは書かれていないからだ。それぐらいは分かる。
『論旨』を上手く伝えることが重要だと言うことも分かった。参考書の問題文はどれも上手くて上品で精密でユーモアのある文章ばかり。そして意味がちゃんと伝わる。おそらく『論旨』ってやつがうまく機能しているからだろう。『論旨』についても勉強しないといけない。
ライトノベルではなく、一般的な小説を書いてみたいと思う。ちゃんとした日本語で書かれた小説を書いてみたい。ただ……僕は頭が悪い。頭の精度が悪いというべきか。物覚えが悪いし、勉強したことを瞬時に頭から取り出すのが難しいときがある。今だってそうだ。この文章を書いている時だって、100%正しい日本語で書けているとは思えない。おそらくどこかしらに日本語の間違いかもしくは不適切な表現があるだろう。全ての言葉に間違いが無く、簡潔でウイットの効いた文章を書けるようになるのが目標だ。ある程度勉強したら、日本語能力試験も受けてみようと思う。とりあえずこの文章は格好付けず、出来るだけ素直に書いたつもり。
誰も見ていないだろうけど(見てたら嬉しい)
四六時中文章読みまくってたら文字への苦手意識飛んだし楽に理解できるようになった。
自分は大学2回で、今まで全く読まなかったんだけど、今年のGWから数えて35冊くらい気になる本だけ読みまくったら文字が頭に楽に入るようになった。
まだまだなのは自分でもわかっているけど、こんだけでこんなに変わるんだなーと感動した。
数じゃなくて、一日あたりの密度を高めたからかもしれない。本を読む楽しさを教えてくれた人に感謝感謝。
たまに一度で理解できないところは音読して理解していた。それと主語述語を意識したらすんなり頭に入った。
別に宣伝しているわけではないけど、そのうちで読解力関係に絞って言うと野矢茂樹さんの論理トレーニング101題もやった。
効果は…あったんだろうか。感覚的に文と文の関係を捉えられることが出来たように…思う。
それと、昔大学受験のときに頭おかしいくらい現代文が出来なさ過ぎて(模試で8点とか)、出口汪の日本語トレーニングという本を買った。
音痴にも二種類あってさ。
雑に言うと、耳に問題があるのと、喉に問題があるのなんだよ。
喉のやつは正確に音程を聞き取れてるけど、発声が不慣れなせいで音痴になってるから、歌うことを続けてれば確実に上達する。
お手本データが頭の中に入っているから、それを上手く再現できるようにしていくだけなんだ。
最初から歌が上手い奴っていうのも居るには居るが、たいていはこの種類の音痴からスタートして徐々に上手くなっていったパターン。
ただ耳のやつはダメだ。何年カラオケ行ってもかけらも進歩しない。
歌手が歌うお手本を聞いている段階で違うように聞こえてるから、違うように歌ってしまうのも当たり前のことだ。
コミュニケーションがヘタクソなのにも二種類ある。
よくある「コミュニケーションが苦手だったけど、なんだかんだで友達が出来ました」話っていうのは、アウトプットに問題があるパターン。
楽しいと感じているときでも無表情だったり、普通に話しかけたつもりなのにケンカを売っているような口調になったり。
表現したい感情が、不慣れなせいで正しく伝えられない。これは練習すれば直る。
とにかくたくさんアウトプットし、たくさんの人と関わることで、感情を誤解のないよう伝えられるようになる。
でもインプットに問題があるパターン。これはどうしようもない。
相手が何を言わんとしているのかどう感じているのかと全く理解できず、的外れなことをアウトプットしてドン引きされてしまう。
音痴にも二種類あってさ。
雑に言うと、耳に問題があるのと、喉に問題があるのなんだよ。
喉のやつは正確に音程を聞き取れてるけど、発声が不慣れなせいで音痴になってるから、歌うことを続けてれば確実に上達する。
お手本データが頭の中に入っているから、それを上手く再現できるようにしていくだけなんだ。
最初から歌が上手い奴っていうのも居るには居るが、たいていはこの種類の音痴からスタートして徐々に上手くなっていったパターン。
ただ耳のやつはダメだ。何年カラオケ行ってもかけらも進歩しない。
歌手が歌うお手本を聞いている段階で違うように聞こえてるから、違うように歌ってしまうのも当たり前のことだ。
コミュニケーションがヘタクソなのにも二種類ある。
よくある「コミュニケーションが苦手だったけど、なんだかんだで友達が出来ました」話っていうのは、アウトプットに問題があるパターン。
楽しいと感じているときでも無表情だったり、普通に話しかけたつもりなのにケンカを売っているような口調になったり。
表現したい感情が、不慣れなせいで正しく伝えられない。これは練習すれば直る。
とにかくたくさんアウトプットし、たくさんの人と関わることで、感情を誤解のないよう伝えられるようになる。
でもインプットに問題があるパターン。これはどうしようもない。
相手が何を言わんとしているのかどう感じているのかと全く理解できず、的外れなことをアウトプットしてドン引きされてしまう。
あなたの偏差値は55くらい。勉強で苦労したことも特に無いけど、テスト前にちょろっとやるくらいで
まぁ基本的に自宅で机に向かったことなんてない。そういう人が、生活保護世帯から東大へ向かうためのエントリ。
というのも、まず適当な高校に通ってると教師に「東大に行きたい」などと言った日にはキチガイと認識されること間違いなく
それどころか真剣に精神科を薦められる可能性すらある。こういう状況は全く以ってよくないので、
自分でなんとか環境を作らねばならない。そうなると、自然「予備校にいけ」という話になるが、
それはそれ、カネがかかる。そこでお勧めの方法は代ゼミ等有名予備校近くのゲーセンに行き
鉄拳、バーチャ等の周辺をウロウロすることである。出来ればちょっと戦えるレベルの実力があれば申し分ない。
そこには「まぁ、十月からマーチでいいや」と背中に書いてある部類のクズがウロウロしてるはず。
クリスティーナ等の初心者でもそこそこ戦えるキャラをチョイスし、二勝三敗で負けて友達になろう。
彼は快く参考書をコピーさせてくれるどころか、学生証すら貸与してくれるはずだ。
こうすることによって、ナチュラルに代ゼミという環境をゲットすることが出来る。講師にはどんどん質問しよう。
ただし、稀に来る見回りにだけは用心だ。
さて、予備校にはこうして潜入したもののあなたは偏差値55である。
ぶっちゃけ、たいした力にはならないだろう。しかし、周囲が全部受験生という環境を得るのは非常に大事である。
もし、最低限の社交性があるならコミュニケーション能力に末期レベルの障害を持った友人を作るのを薦める。
彼はとても親切かつ熱心にあなたの受験を支えてくれることだろう。
受験は個人戦ではなく、団体戦である。個人でモチベーションを保つのは難しい。
しかも、あなたは生活保護世帯である。アルバイトも忙しい、二浪はやむないとして資金は最低150くらい貯めておきたい。
だが、地方出身者でも二種・一種の奨学金を併用すれば大抵の場合なんとかなるのでここはさほど心配ない。
それは環境は整った。では、ナニからはじめるべきか。
色んな考え方があるが、私が推奨するのは「東京大学の過去問」+ 「センター過去問」である。基本はここだ。
まず、何でもいいから両方を手に入る限りやろう。センターに関しては偏差値55のあなたなら半分はとれるはず。
ブックオフでわりと安く手に入る。「参考書を一周してから模試」のような考え方は、貧乏人の受験には通じない。
あれは家庭教師などというチンコから糖が出そうな甘い環境のやつが取るべき戦法だ。
基本的に過去問を総当たりしてから参考書に挑む方が、遥かに効率がいい。
社会、生物などの暗記科目はこれをやるだけで普通の人間であれば八割近く取れる。
センター10年分の過去問総当たりは三週間あれば終わるはずだ。この頃にはあなたの偏差値は58くらいになっているだろう。
だが、早稲田・慶応のような私大過去問に手を出してはいけない。あれはジャンルが違う。
東大過去問はやりたいならやってもいいが、まだやってもシバかれるだけだろう。京大過去問は立ち読みすらしないほうがいい。
この頃、「~大学なら受かるな」という気持ちがわいてくることは避けられない。
実際、マーチはいけるだろうし早計も視野に入るだろう。だが、あなたはこの気持ちを噛み殺し東大にまい進すべきだ。
東大に第二志望は無い、私大対策にかまけた場合ダブル落ちすらありえる。
また、この頃から予備校通いが面白くなってくるはずである。基本的に、授業は楽しい。
なぜなら、予備校というのは受験勉強のディズニーランドだからである。ぶっちゃけると、幾ら質の良い講師とはいえ
予備校よりは独学の方が早い。しかし、勉強してテンションが上がる状態に持っていくという意味で、予備校は使った方がいい。
ここで、あなたの前に巨大な壁が現れる。
数学はなんとかなるだろう、あれは基本的な計算能力さえあればあとは暗記に過ぎないのだから。
理系のトップを狙うならともかく、センター数学は二ヶ月で満点取れるように出来ている。
東大の本試験も言うほど難しくはない、淡々とやればなんとかなる。
だが、この頃から「英語」の恐怖にあなたは陥れられる。なにせ、あなたは真面目に勉強をしたことがない。
つまるところ、英単語の持ち合わせが少ないのである。
これははっきり言って、時間がかかる。だがやるしかない。
とりあえず、まずやるべきことは英単語帳を窓から投げ捨てることである。
あんなもんはどんだけやっても身にならない。じゃあ、「六本木に行って外人と飲めよ」って話になるかといえば
それもノーだ。あいつらはファックとアスだけで大体コミュニケーションが取れるからダメだ。
では、どうするか。これは一見遠回りのようだが、過去問に出て来る文章をひたすら追うことに加えて、
過去の問題集から類推した出そうな文章をを「読む」ことと「書く」ことである。リスニングはぶっちゃけ捨てろ、語彙さえあれば八割は取れる。「英語耳」なんて存在しない。知ってる単語は聞き取れる、後はセンスオブワンダーだ。
山といえば川、空と言えば海、俺と言えば素人童貞というように、言語には流れが存在する。
ある程度単語の形から、意味は類推出来るし文脈でも読める。100パーセントは必要ない、
「意味論的表象像が脱構築されたポストコロニアルの時代にあって観念論的自我はデカルト以後に仮定された実体性を空隙と看做す」
たとえばこういう文章があるとする。これは日本語だ、「意味わかるか?」と言われれば俺もわからんが。
それでも、なんとなーく意味はとれるだろう。つまるところ、英語って割とその程度で取れる。
後は、とれるところをキッチリ追うことだ。単語帳を追うことも大事ではあるが、言葉自体の流れを追う力は
文章を読むことでしか身につけられない。この文章を読んで「自分ってわからないよね」っていうくらいのところが取れれば
後はなんとかなるのである。ちなみに、文法は高校三年間分全部まとめて一ヶ月でなんとかなる。覚えろ。
物理、化学、生物のチョイスは俺は基本的に『日本語が読めれば出来る』生物がお得だと思うが好みでかまわない。どれでも変わらん。
世界史と日本史は暗記で取れる、暗記しろ。国語の現代文は日本人なら問題形式を把握すれば満点近く取れる。古典は覚えろ。
現代文が取れない奴は問題を作る奴の立場に立て、あれは必ず文中に答えがある。稀にないこともあるが、それは誤差だ。
だが、一教科のマニアにはなるな。9割で十分だということは深く認識しておいた方がいい。50点から90点を目指す労力とそこから100点を目指す労力は大体同じくらいだ。10点くらい犬に食わせろ。
ヒデルギン、ピラセタム、カフェイン、ブドウ糖、アドラフィニル等役立つもの世の中にはある。
アドラフィニル以外は自由に使え。ただし副作用には注意しろ。俺の頃はリタリンがあったが最近はない。残念だ。
また、追い込みの時期になると団体戦だったはずのスクラムが足の引っ張り合いになっている可能性は120パーセントである。
終盤はひたすら過去問に加えて英文を読め。結局のところ勝負を決めるのは英語だ。
帰国子女連中への憎しみをたぎらせれば越えられるはずだ。あいつらがバックでファックしてる間に単語を三つ覚えろ。
あとは普通にやれば受かるはずだし、仮に東大すべってもどこかしらの旧帝に後期で滑り込めるはずだ。
東大はやるべきことをきちんとやれば受かる。
東大に入っても幸せになれるとは限らんし、俺は幸せになれなかったが
2010年5月18日 読売新聞朝刊 P20 「就活ON!」コーナーにて、11年度卒新卒採用内々定者のインタビューが掲載されている。
以下、内々定者の学歴、リクナビでのエントリー社数の合計、内々定先企業業界、心がけたことなど抜粋
リクナビエントリー社数169社、商社ばかりになってしまったので、本に書いてある企業に手当たり次第エントリー
最初は就活本を利用したが、社会人から読みにくいと指摘され、修正。
いかに面接官の立場に立つかを考えた。笑顔でハキハキ喋るようにし、面接前はひたすら顎のマッサージをしていた
- 瀬尾 充也(せお しゅうや)
一文字もムダにしないようにし、結論→エピソード→結論を徹底した。
話すということより、伝えることを意識した。
- 青木 孝輔(あおき こうすけ)
リクナビエントリー社数30社、OB訪問中心で、リクナビはおまけ
就活本は一切見ていない。個性が出ずに埋もれると判断し、社会人に見せるのを大切にした
他社の選考状況を聞かれたときは試されていると思った
- 中山 真彩子(なかやま まさこ)
リクナビエントリー社数63社、企業HPに直接アクセスしていることも多かった
自由記入の場合、レイアウトを意識した。真ん中に「現状に満足しないチャレンジャー」というキャッチコピーを据えた
社会人とメールして「ESは自分を売る場だ」と助言してもらった
会話のキャッチボールをすることを心がけた
10卒の無い内定さんはこれからもいないものとして扱われそうですね^^
問題は2つあって、
のが主だと思う
たとえば僕は高校でそこそこまじめに勉強した内容だけでいまの基礎知識の大半が完成している。
現代文、古文、漢文の基本的な知識、微積分、ベクトルなど入門的な数学の知識、
簡単な炭化水素までの化学知識、ニュートン力学、電磁力学などの古典的ものから、
核物理学の入門までの物理の知識まで教わった。歴史についても日本史・世界史の概要、
民事・刑事などの法律に関する基礎知識まで通り一遍を高校までに学んでいる。
英語についてもせいぜいTOEIC600レベルだが高校までの知識で学んでいる。
もちろん勉強の仕方とかプライオリティのつけ方などアンドキュメンテッドなものもすべて
高校までで完成している。
ようするにちゃんと高校で勉強していれば大半の知識は十分なんだよ。
むしろレジうちなんか中卒で十分なぐらいだ。
無口なので小学校では1年間くらいイジメをうけていた。成績は良いほうだった。というかずっと1番だった。小5のときにネットに出会った。最初はテレビゲームの攻略サイトとかチャットルームをよく見ていた。はじめはチャットを荒らしまくっていた。まぁ普段無口な小学生がネット弁慶になるって言うのは今でもあるだろ。遊戯王とかパワプロのホームページを作って遊んだ。中身はないようなものだったが。
今思えば中学時代が最も充実していたかもしれない。卓球部に入った。仲の良い友達もいたし後輩とも親しくなれた。しかし練習はちょくちょくサボっていたので中学最後の団体戦には1年生に枠を奪われて出られなかった。塾に通い始めたおかげで、学校での成績は良好だった。ホームページ作りに飽きて(人が集まらない)、ブログをやり始めた。が、書くネタも別になかったので何度も削除しては新しいブログを作った。塾と部活以外は本当にだらだらネットしている中学生だった。親にパソコンをねだったが却下される。
学区内で2番目の高校に入った。進学校を自称しているが、大半の生徒は偏差値55から60をさまよっているレベルだ。東大京大に受かる人間などまずいない。仲の良い友人たちは別の学校に行った。非コミュの俺はあまりクラスになじめなかった。
高校最大のミスは数ヶ月で部活(運動部)の幽霊部員になったことだ。中学の卓球部でだらだらしてた俺にとっては練習がおそろしくきつかった。廊下で先輩と顔を合わせるのがつらかった。
塾に行かず独学を決意したのが2つ目の大きな間違いだった。入学直後の進路希望には一橋大学社会学部と早稲田大学社会科学部を書いた。当時は「働きマン」を読んでいて雑誌の編集者になるつもりだったのだ。しかし数学と理科は早々に理解できなくなったので私立大学を目指すことにした。
梅田望夫の本を読んでプログラマーになろうと決意した。志望を慶応SFCと早稲田人科に変えた。再度、親にパソコンをねだったが却下される。
2年生のクラスではついにまったくのハブになった。学校祭とか体育祭が本当につらかった。昼休みはトイレにこもって2chしてた。家に帰ってネットしたり漫画読んだりする日々。俺が短期間部員だった部活の人たちはすげえリア充になっていた。
塾という外部強制から解き放たれた俺は授業2年の冬まで全く勉強しなかった。得意科目の偏差値もやばいことになり、そろそろ勉強し始めた。プログラミングも文字を表示させるレベルで挫折して、志望はいつの間にか早稲田になっていた。将来のビジョンなど頭から消えていた。英語と現代文ばかりやっていた。楽だったから。おかげで模試の判定はいつもEかDだった。だからといって焦ることもなかった。勉強する習慣が身に付いていなくて、30分くらいでネットや漫画に走ってしまう。中学のときもほとんど塾で勉強していたからかな。大学に行きたい理由も特になかったんだと思う。大学に入ってからやりたいことをやろうと考えていた。俳優とか政治家とか記者とか証券マンとかなりたかったかも。どれも3日くらいで忘れたが。
3年生になってもダラダラで、歴史科目の勉強も苦しくて苦しくてやっていられなかったので成績は悪いまま。それでも英語だけは偏差値70だったのでまぁなんとかなるだろと思っていた。夏休みは全く勉強せず。図書館に行くふりしてネカフェでまったりしてることも。家では部屋にこもっていたので、親は俺がそれなりに勉強していると思っていただろう。冬休みは冬期講習を受けたが、予習も復習もしなかったから金をドブに捨てたようなものだけど。歴史科目は半分くらいしか進んでなかった。親には偏差値50くらいの中堅私立大も受けとけと言われた。
明治に落ちて。
入試本番。早大入試の前日に秋葉原で漫画を買ってマック食べながら読んでるレベル。それでも10パーセントくらいの確率でもしかしたら受かるかもしれないと思っていた。試験が終わった後は浪人を頼み込もうと思っていた。母親は浪人も考えていてくれたようだが、父親は定年退職も近くてこれから給料が下がる、妹もいるということで浪人はダメだと言った。国立一本でがんばっていれば、浪人という選択肢も出ていたかもしれないことを後悔した。
早稲田。落ちた。
中堅私立しか受からなかった。
そして高校卒業。
友達もできず、恋愛に夢中になることもなかった。
上に書いてあること全部こなしてるやつだってたくさんいるというのに。
小学生の頃から何かひとつの技術にはまって、今頃は全国有数の実力者になっているやつだっているだろう。
俺みたいな奴も少なからずいるだろうから、そういうやつは一度自分を見つめ直してほしいとは言わない。どんどん堕落しろ。他人の不幸は蜜の味。
受験勉強にすらがんばれなかったという後悔は今もある。学歴コンプレックスこじらせてるな。やっぱりネットとかが好きなのでそういうものに少しでも関われる仕事をしたい。
なんだかんだあって4月からとある都内の文系学部に進むことになった。
やりたいことにどんどんチャレンジしていこう。
役に立つスキル磨いていこう。
なかのいい友達を作ろう。
熱い恋をしよう。
大学デビュー乙って思うかもしれんが、それはなにか違うんだよ。
ただ春のやわらかな風が俺の背中を押しているのを感じているんだ。
俺は変わってやる。変わらなくちゃいけない。
成績は良いほうだった。というかずっと1番だった。
小5のときにネットに出会った。最初はテレビゲームの攻略サイトとかチャットルームをよく見ていた。はじめはチャットを荒らしまくっていた。まぁ普段無口な小学生がネット弁慶になるって言うのは今でもあるだろ。
遊戯王とかパワプロのホームページを作って遊んだ。中身はないようなものだったが。
今思えば中学時代が最も充実していたかもしれない。
卓球部に入った。仲の良い友達もいたし後輩とも親しくなれた。しかし練習はちょくちょくサボっていたので中学最後の団体戦には1年生に枠を奪われて出られなかった。
塾に通い始めたおかげで、学校での成績は良好だった。
ホームページ作りに飽きて(人が集まらない)、ブログをやり始めた。が、書くネタも別になかったので何度も削除しては新しいブログを作った。
塾と部活以外は本当にだらだらネットしている中学生だった。親にパソコンをねだったが却下される。
学区内で2番目の高校に入った。
進学校を自称しているが、大半の生徒は偏差値55から60をさまよっているレベルだ。東大京大に受かる人間などまずいない。
仲の良い友人たちは別の学校に行った。非コミュの俺はあまりクラスになじめなかった。
高校最大のミスは数ヶ月で部活(運動部)の幽霊部員になったことだ。廊下で先輩と顔を合わせるのがつらかった。
塾に行かず独学を決意したのが2つ目の大きな間違いだった。入学直後の進路希望には一橋大学社会学部と早稲田大学社会科学部を書いた。当時は「働きマン」を読んでいて雑誌の編集者になるつもりだったのだ。しかし数学と理科は早々に理解できなくなったので私立大学を目指すことにした。
梅田望夫の本を読んでプログラマーになろうと決意した。志望を慶応SFCと早稲田人科に変えた。再度、親にパソコンをねだったが却下される。
俺が短期間部員だった部活の人たちはすげえリア充になっていた。
塾という外部強制から解き放たれた俺は授業2年の冬まで全く勉強しなかった。
得意科目の偏差値もやばいことになり、そろそろ勉強し始めた。プログラミングも文字を表示させるレベルで挫折して、志望はいつの間にか早稲田になっていた。将来のビジョンなど頭から消えていた。
英語と現代文ばかりやっていた。楽だったから。おかげで模試の判定はいつもEかDだった。だからといって焦ることもなかった。
勉強する習慣が身に付いていなくて、30分くらいでネットや漫画に走ってしまう。中学のときもほとんど塾で勉強していたからかな。
大学に行きたい理由も特になかったんだと思う。大学に入ってからやりたいことをやろうと考えていた。俳優とか政治家とか記者とか証券マンとかなりたかったかも。どれも3日くらいで忘れたが。
3年生になってもダラダラで、歴史科目の勉強も苦しくて苦しくてやっていられなかったので成績は悪いまま。それでも英語だけは偏差値70だったのでまぁなんとかなるだろと思っていた。
家では部屋にこもっていたので、親は俺がそれなりに勉強していると思っていただろう。
冬休みは冬期講習を受けたが、予習も復習もしなかったから金をドブに捨てたようなものだけど。
歴史科目は半分くらいしか進んでなかった。
明治には落ちてた。
入試本番。早大入試の前日に秋葉原で漫画を買ってマック食べながら読んでるレベル。それでも10パーセントくらいの確率でもしかしたら受かるかもしれないと思っていた。
母親は浪人も考えていてくれたようだが、父親は定年退職も近くてこれから給料が下がる、妹もいるということで浪人はダメだと言った。
国立一本でがんばっていれば、浪人という選択肢も出ていたかもしれないことを後悔した。
早稲田。落ちた。
中堅私立しか受からなかった。
そして高校卒業。
友達もできず、恋愛に夢中になることもなかった。
上に書いてあること全部こなしてるやつだってたくさんいるというのに。
小学生の頃から何かひとつの技術にはまって、今頃は全国有数の実力者になっているやつだっているだろう。
俺みたいな奴も少なからずいるだろうから、そういうやつは一度自分を見つめ直してほしいとは言わない。どんどん堕落しろ。他人の不幸は蜜の味。
受験勉強にすらがんばれなかったという後悔は今もある。
なんだかんだあってネットとかが好きなのでそういうものに少しでも関われる仕事をしたい。
なんだかんだあって4月からとある都内の文系学部に進むことになった。
やりたいことにどんどんチャレンジしていこう。
役に立つスキル磨いていこう。
なかのいい友達を作ろう。
熱い恋をしよう。
大学デビュー乙って思うかもしれんが、それはなにか違うんだよ。
ただ春のやわらかな風が俺の背中を押しているのを感じているんだ。
俺は変わってやる。変わらなくちゃいけない。