2010-07-20

インプットに問題を抱えているということ

音痴にも二種類あってさ。

雑に言うと、耳に問題があるのと、喉に問題があるのなんだよ。

喉のやつは正確に音程を聞き取れてるけど、発声が不慣れなせいで音痴になってるから、歌うことを続けてれば確実に上達する。

お手本データが頭の中に入っているから、それを上手く再現できるようにしていくだけなんだ。

最初から歌が上手い奴っていうのも居るには居るが、たいていはこの種類の音痴からスタートして徐々に上手くなっていったパターン

ただ耳のやつはダメだ。何年カラオケ行ってもかけらも進歩しない。

歌手が歌うお手本を聞いている段階で違うように聞こえてるから、違うように歌ってしまうのも当たり前のことだ。

 

コミュニケーションがヘタクソなのにも二種類ある。

インプットに問題がある奴と、アウトプットに問題がある奴だ。

よくある「コミュニケーションが苦手だったけど、なんだかんだで友達が出来ました」話っていうのは、アウトプットに問題があるパターン

楽しいと感じているときでも無表情だったり、普通に話しかけたつもりなのにケンカを売っているような口調になったり。

表現したい感情が、不慣れなせいで正しく伝えられない。これは練習すれば直る。

とにかくたくさんアウトプットし、たくさんの人と関わることで、感情を誤解のないよう伝えられるようになる。

でもインプットに問題があるパターン。これはどうしようもない。

現代文で、物語文の読解が苦手だったやつはやばいよ。

相手が何を言わんとしているのかどう感じているのかと全く理解できず、的外れなことをアウトプットしてドン引きされてしまう。

人が善意をもってしたことも悪意に解釈し、相手を思い切り傷つけるような台詞を言ったりする。

こういう人は進歩しない。人に関われば関わるほど「被害者」が増えていく。

  • 発達障害者支援法が施行されて、とりあえず先天的に入力がおかしい人がいる、ということは理解されるようになってきた。問題は、後天的にもしくは不幸にもただのバカという場合だ...

  • インプットの仕方なんて一つじゃないぜ。ホントこう言う言説は屑としか言い様がない。

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