はてなキーワード: 大統領選とは
頭いいというか、勘がいいというか。
だいたい、アメリカの大統領選なんて、投票率6割切ってて、しかも接戦になるし例の「選挙人総取り」の仕組みがあるから、
うまいこと大票田の州をねらいつつ、ざっと、全有権者の3割弱くらいを熱狂させれば大統領になれちゃうでしょ?
ましてや、今回の敵は嫌われものでおなじみの、あの人だったし。
日本だって、無作為に10人あつめれば、2~3人くらいは、「在日うぜえ」とか
「沖縄の基地出てけって叫んでんの、どうせパヨクとプロ市民だろ? 沖縄の地主は基地の地代でけっこうな金もらってんだろ?」とか
「ユニクロとかが安い中国製品売りまくるから日本不景気なんだよ、ふざけんな」とか
内心で思っている人はいるでしょ?
まあ、真っ当社会人としては、あまり口にだしていえることじゃないけれど。
あと、大企業とマスコミと電通と公務員だけがおいしい思いをしている(アメリカでいえばヒラリーに象徴されるような層がそんな風に見られているんだろう)
と思っている人も合わせれば、3割は余裕で超えそう。
トランプ支持って、アメリカでいうところの、そういう感じの人たちをうまいこと結集したんだろうと思う。
たとえば、トランプが「日本はアメリカの牛肉に30%超える関税をかけてる。日本車にも同じくらい関税かけてやれ」とかいうと、
したり顔のコメンテーターが「今は日本車の大半はアメリカの現地法人で生産しているから、そんなことをしても意味ないし、
むしろ日本車が売れなくなるとアメリカの雇用を奪う。トランプはそんなこともわからないのか?」みたいなことを言うんだけど、
本当にわかってないのかな?
トランプ自身はわかっているけど、そういうことをいうと支持が集まるからいってるだけじゃないか?という気がするんだけど。
目的はとにかく国民の3割を結集して自分に投票させ、大統領になることなんだから、「それが真実かどうか」なんて関係ないんだろう。
目体が明確にあって、それに向けて行動して、結果が出てるんだから、ビジネスマンとしちゃあ超優秀だ。
で、大統領ってのは、当選してしまえば、まあ4年間は身分が保証されるわけだし、
で、メディアや他の国々は「なってみたら、事前の不安ほどひどいことにならなかったこと」に安心し、
投票した人は「結局、偉大なアメリカを取り戻せなかったし、メキシコとの間に壁もできなかったこと」に失望するのかもしれないが、
まあ、4年たって「元大統領」の肩書きさえ手に入れられれば、トランプ的には大成功なんじゃないだろうか?
よくわからないが、アメリカでこれほど強い肩書きは、そうはないんだと思う。
ビジネス(とくに不動産業みたいなの)には存分に生かせそうだ。
いや、本当に頭がいい。さすが大富豪になるだけはある。
「トランプ氏、韓国大統領と電話会談 防衛維持を表明=聯合ニュース」
商人で取引が好きな彼は、何かと「持ち帰って検討します」「まずみんなの合意を得ないと」「私は責任者でないのでわかりません」だの、コソコソと何が言いたいのかわからないような日本外交官・大臣には虫唾が走ることだろう。彼に素直に従えば(内容は別として、ふるまいや手続き的に)、彼は割と気の良いおじさんに見えるのだが。いわゆるイラチ気味かな?
韓国の人は、その点良くも悪くも瞬発力がよくて単刀直入で単純(失礼)っぽいから、さっさととりつけたのだろうか。
トランプ氏の性格もだんだん共和党バックボーンに抑えられるとは思うけど、逆にバックボーンから悪知恵もつけられるってこと。
大統領選絡みで「勝ったものが正義だ」みたいな事を言う人がたくさん居るのだが、彼らは神聖裁判でもしているのであろうか。
「勝ったものが正しい」というのは「勝ったものの取った手段の方が合目的的である」という意味だし、「勝てば官軍」「歴史は勝者が作る」は「だから判断には注意しろ」という意味だ。
究極的には正義は人の数だけある。民主主義って言うのは根本的には各々の正義を議論と協調によってすり合わせていくこと。「勝ったものが正義」という人は「民主主義とは多数決のこと」だと思っていそうでこわい。それでは選挙王制か全体主義だよ。
改革を訴えたリベラルが、国民の圧倒的な期待のもとに就任したが、経験不足とレームダック化によって思うようにいかず、
その反発で、保守政党の非主流派、しかし経済政策はリベラルに近く、過激な思想の持ち主で、リベラルから嫌悪される人物が快勝した、
という流れで言えば、今回の大統領選に近いのは、どう考えても2009年の自民→民主の政権交代ではなく、2012年の民主→自民の政権交代なんだけど、
それだとトランプ=安倍ということになってしまうから、何故か共和党=民主党でトランプ=鳩山ということになるジャパニーズインターネッツ。
序盤からずっとトランプはバカだアホだあんなの選ぶアメリカ人はアホだと繰り返されて、
勝利演説でちゃんとしたことをしゃべったらアホなのに何言ってんだこいつ(笑)というスレの流れになって、
優秀な参謀がいるんだろう(裏で糸引いてるやつは優秀で賢い。ネットの人はたいていそういう)とか、
おそらくレスしてる人たちは30代とかそれ以上だと思うんだけど、
まだ最終投票結果でてないけど、投票した人がざっと1億2000万弱、有権者総数が2億2000万くらい?
で、トランプが6000万票とったとして、ちょっと荒すぎるが、まあ、トランプに投票したのはアメリカの有権者の25~30%くらいなんだろう。
アメリカの場合は、自分から登録しないと選挙権もらえないらしいけど。
日本で選挙のたびに投票率の低さが問題視されるけれども、アメリカの大統領選だって胸を晴れるような数字じゃない。
wikiによれば、前回の投票率は56.8%で、1968年(選ばれたのはニクソン)を最後に、6割を超えたことはないらしい。
今回、既存政治への批判票がトランプに向かったって解説されてるみたいだけど、そもそも投票行く気にもならない人が4割以上いるわけだよね。
政治に興味がないのか、絶望しているのか、どーせどっちに入れたところで、何も変わりゃしないと思っているのかはよくわからんけれど。
にしても、アメリカ人は、あの、州ごとに選挙人を取り合うという、歴史的経緯はあるんだろうけど今となってはよくわからん複雑な仕組みとか、
(理論上、全国の得票数で見ると少ないほうの候補者が大統領になることもありえる)
結局、既存政党の予備選挙を膨大な資金力で乗り越えないと候補者にすらなれない現状とか、
どう思っているんだろう?
ヨーロッパなんぞ女性のリーダーごろごろ出てんのに今頃たかが女性大統領アピールとか
ポリティカル・コレクトネス精神が足りてない証拠だよ
正直ずっと思ってた。なんで差別しちゃいけないんだろうと。差別は差別される側に問題がある。頭が悪いのが悪い。肌の色が気持ち悪いのが悪い。貧乏なのが悪い。ブサイクなのが悪い。性別が悪い。
これまで差別はしちゃいけないと言われて頑張って実践してきたけど、やっぱり自分に嘘をついていたんだと思う。黒人は動物みたいで気持ち悪いし、白人は肌汚すぎて気持ち悪いし、アジア人は貧乏臭いルックスが無理。ゲイは気色悪いし、女はバカの比率高すぎる。沖縄県民は誰がどう考えても土人でしょ。今日の大統領選で、みんなPCPC言われて耐えてただけだったということが証明されて、今すごく清々しい気分。
大体50年やそこらで人類の差別意識が変わるわけないじゃん。何万年差別してきたと思ってるんだよ。差別解放は人間性の解放だと思う。今日からは堂々と差別していける。FacebookやTwitterがもしヘイト発言を規制したら、トランプに潰してもらいたい。自由に差別出来る世の中こそ素晴らしいよ。今日は差別が解放された日。トランプが「差別しよう」と言ったから、11月9日は差別記念日。
[米大統領選 ヒラリー氏が優位 | 2016年8月17日(水) - Yahoo!ニュース]
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6211379
夫の時代から、中国共産党など赤い系の国とべたべた。検察は彼女を不起訴。盾突いたりした関係者は怪しい死が多数。
http://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/05b4174f89bbcf56d4f9f5993ece7ef2
語源の楽しみ。家にいて、そこらへんにある言葉を拾うだけでいろいろ考えた気になる。暇なときに最適な楽しみである。
たぶん、それで得られる思索は、ほんとに言語学とかやっている人には当たり前のことなのだろうけど、まあ趣味ですから、許してほしい。逆にそういう専門の人の面白い語源の本もまた好みである。
アメリカ上院はSenate。この語源はラテン語Senatus、すなわちローマの元老院。その単語をそのまんま使っているということに僕は衝撃を受けた。つづりの違いは言語の違いに過ぎないから、たぶんアメリカ人は学校の歴史の授業で、ローマの歴史を学ぶ時とアメリカ合衆国の政治機構について学ぶ時に同じ単語Senateをもとに学習しているわけである。そこに歴史の一貫する深い流れを感じ取ることが、感覚としてあるのではないか。ちなみに下院はHouse of Representativesで、一般名詞で形成されている。
ところで、どうしてこのように名付けたのだろう。
たぶん、アメリカ民主主義が、設立当時はイギリスよりもフランスを継承している意識が強かったことに由来しているのだろう。イギリスは、貴族院と庶民院(下院)であって、それぞれHouse of LordsとHouse of Commons。それに対し、フランス上院と下院は、SénatとAssemblée nationaleであり、上院には同じ単語を使用している。フランス上院のことは日本語訳でも直接的に「元老院」の訳語をあてることもあるようで、Wikipediaはそうしている。単語としては同じなんだからアメリカ上院も時には元老院と呼んでもよさそうだ。
アメリカ上院議員はSenator。オバマ大統領が大統領選を戦っているとき、「Senator Obama」とよく呼ばれていた。
このときこのひびきは通常の日本語訳では「上院議員オバマ」であるが、原語では「元老院議員オバマ」と同じものなわけであり、これはつまり歴史を好むアメリカ人にとっては「元老院議員カエサル」と同じ響きをもって伝わっているのだろう。ここがうらやましい。
明治維新が起きてすぐのころ、明治4年の制度では正院の長は太政大臣であり、三条実美が就いていた。過去の太政大臣と言えば、藤原道長であり、平清盛であり、当然のことながら、豊臣秀吉である。なんで「太政大臣」の名前を廃したのかな、と残念に思うところ。
もちろん、より有名なところ(だが現在には継承されていないもの)として、ドイツ皇帝「カイザー」、ロシア皇帝「ツァーリ」は、それそのものがローマ皇帝または副帝の称号「カエサル」を引き継いでいる。
こういうのを見ると、欧米では歴史が単語レベルで地続きであることが多いのだなと思う。しかしもちろん日本でも、大連(おおむらじ)と大臣(おおおみ)の権力争いの末大臣家が勝ち残ったことが、現在でも内閣の大臣の名称に残っていることなどは、語源から歴史の深みを感じるところではあるのだ。