はてなキーワード: 弁理士とは
タイトルの通り。
高校時代から仲の良かった地元の友人と縁を切ろうと思っている。
理由としては、このお方病的なレベルで学歴コンプレックスが強すぎるのだ。院まで九大出てるのにね。
「私は家の都合で親が九州から出してくれなかった、仮面浪人してでも東大受けるべきだった!!!」が常套句。
これはまあわかる。私も親説得しないと東京の大学受けさせてもらえなかったから。
でもさ、マチアプの話する時も上司の話する時も最初の問いが「で、学歴は?」なのは何よ?それが10数年変わってないの。
マジでこの女失礼だなと感じたエピソードとしては、以前私の友達を紹介した時に「増田は現役の時お茶大落ちたから貴女と一緒だね!」とか要らん情報をアウティングされたこと。
まあ私結局一橋行ったからどうでもいいんだけど。妬いてるのかなこの人。
そういや最近になって弁理士を目指し始めたらしい。まあインスタに問題集の写真アップしてる時点でバレバレなんですけどね。
キャプションが「自分と高い目線で夢を語れる人にだけ教えます♪」とか書かれてた。
どうやら私は夢や目標を語るに値しない相手に思えたらしい。相手選んで情報開示するのは勝手だけど、ケツの穴小さい女だなと思ったよ。
30過ぎになった女が毎日Xでサンデー毎日ガー蛍雪時代ガーだののたまってて虚しくならない?
商標は昔少しかじったことがあるからつらつらと書いていくで。所詮は素人やから鵜吞みにせんで、実務的なことは弁理士に聞いてな。
そもそも商標とはなんぞやという話やけど、これは商品や役務(サービス)を識別するための標識のことや。商標を特許庁に出願し、登録されると、その商標は他人が勝手に使うことができなくなる。
例えば典型的にはこんなシーンが想定される。ワイが漫才の相方マッチングサービスを考案し、サービス名を「モウエエワ」と名付けたとする。ワイはこの革新的なサービスの成功を確信しとるから、もしこのサービスを始めたらすぐに「モウエエヨ」とか「モウエエワ・グレート」とか、あるいはまったく同じ名前でサービスを展開してくる不届きな輩が出現することを危惧する。そこで登場するのが商標や。無事に商標が登録されれば、ワイは晴れて独占的に「モウエエワ」の名前を使うことができる。
ここで注意が必要なのは、商標の出願時に商品・役務を指定する必要があるということや。つまり、マッチングサービスを指定して「モウエエワ」の商標を出願していた場合、他の事業者が紛らわしい名前のマッチングサービスを運営することはできなくなるが、「モウエエワ饅頭」や「モウエエワパン」の販売を止めることはできないということやな。
それともう一つ重要なのは、商標はあくまでも商品や役務の識別標識に対する権利であって、他の事業者が似たようなサービスを始めるのを防ぐことはできんということや。残念ながら漫才の相方マッチングサービスという素晴らしいアイデア自体は保護されない。場合によっては特許権や著作権などの知的財産権や不正競争防止法とかで対応できることもあるかもしれんが、少なくとも商標権の守備範囲ではないんや。
以上の基本事項を踏まえて、これからミステリー社の声明を見ていくで。
まず何よりも困惑しているのが、「いずれの出願も、他者の権利を制限する意図はございません」という記述や。今回の出願のうち「これからミステリー」と「これミス」については誰がどう考えても商標制度の趣旨に則った正当な出願なんやから、これらについても他社の権利を制限する意図はないと言い切るのはまずいんやないかな。
それから、「マーダーミステリーモバイル」「マダミスホテル」「飲みマダミス」についても、ワイはてっきりこれからミステリー社がそういう名前のサービスを始めるからこれらの商標を出願したと思ったんや。それが「他者の権利を制限する意図はございません」やから、だいぶ困惑してるで。
続いて出願意図を一つずつ見ていきたいんやけど、まずは「商標の独占や商標使用料徴収を目的とした商標の取得」というリスクを防ぐために出願したという主張。まあこれはわからんでもない。赤の他人が「マーダーミステリー」「マダミス」の商標を取得して、ある日突然「あなたは私の商標権を侵害しています。したがって金300万円払ってください」とでも言ってきたら、法的な落ち度がなくても払ってしまうかもしれんもんな。特許でいうところのパテントトロールってやつや。
次に「コンテンツの錯誤を意図した商標の使用」というリスク。これは正直、具体的にどういうリスクを想定しているのかがようわからん。勝手に「マーダーミステリーチップス」や「マダミスクッキー」を作って売られたら困るという主張なんやろか。そうだとして話を進めると、これからミステリー社が「マーダーミステリー」「マダミス」の商標を取得したあかつきにはそういった行為の是非をこれからミステリー社が判断することになるんやが、果たしてそれは妥当なのかという問題がまず発生する。ほんでそういう行為は許されんということになったら結局商標権を行使して「マーダーミステリーチップス」や「マダミスクッキー」を販売する事業者の権利を制限したいという話になるんよな。この矛盾よ。
それから、先述したように商標は出願時に商品・役務を指定する必要がある。すると、出願時に食品を含めていなければ勝手に「マーダーミステリーチップス」や「マダミスクッキー」を作って売られるのを防ぐことはできないんや。せやから目的と手段がずれてるわけやな。『ダンジョンオブマンダム』で「なんやかんやいうてドラゴンよりゴーレムの方が怖いんよな」とか言いながらヴォーパルソードを外すようなもんや。伝わりにくい例えですまん。
最後に「反社会的・反市場的勢力の参入」のリスクや。まあヤクザが市場に算入してきたら確かに困る。そこでまず起きる問題が、仮にヤクザがマーダーミステリーゲーム専門店を開業したとして、商標でそれを防ぐことは難しいということや。これからミステリー社が「マダミス」の商標を持っていたとして、ヤクザが「マダミススペース」みたいな名前で店を運営してたら、その場合は名前を変えさせることはできるやろうが、営業をやめさせることはできん。「仁義館」みたいな名前に変えられたら終わりや。これも目的と手段がずれとるんよ。
それから、やっぱり「反社会的・反市場的勢力」の判断をこれからミステリー社がするということになる。ヤクザの構成員は該当するやろう。じゃあ幸福の科学の信者や、オウム真理教とかパナウェーブ研究所とかの関係者はどうなのか。ネットで嫌われまくっている青年会議所の会員はどうか。この辺の判断がこれからミステリー社の胸三寸次第で決まってしまうのはこわないか。
最後に2点、重要な問題を提起するで。まず1点は、これからミステリー社が「マーダーミステリー」の商標を取得した場合、この商標はオープンにするでとどれだけこれからミステリー社が主張しても、商標「マーダーミステリー」には「すでに商標が取得されている」という法的な外観ができてしまうということや。これの何が問題かというと、例えばNHKが最近流行っているマーダーミステリーなるものを特集しようとしたとする。それで調べていくと、「マーダーミステリー」は私企業の商標ではないか。ということはマーダーミステリー特集は私企業の宣伝になってしまうから、何か言い換えるか、いっそ特集自体無理という判断になってしまう可能性がある。市場の拡大に寄与するどころか妨害さえしとるわけや。
2点目は、法人とその役員の考えは変わりうるということや。今は我が社が保有する商標「マーダーミステリー」の権利をなんびとに対しても行使しないと言っていたとしても、会社が傾けばなりふり構わず請求するようになるかもしれん。あるいは役員に不幸があって交代せざるをえん場合もある。そうしたときに果たして過去と一貫した判断をしてくれるのかということやな。
まとめると、悪意のある誰かに取られたら困るから私が先に取っときますね、なんてのは商標制度が本来想定していない使い方なんやから、どうしたってどっかで無理が出るということや。電子レンジでネコをチンするのはやめようで。「LARP」や「人狼ゲーム」は大した反対意見も上がらずに商標が取得され、権利者がオープン化を明言しとる例なんやけど、これまで特に問題が起きてないとしたらそれは顕在化してないだけやろな。
酒蔵もある意味かわいそう。
(あの規模の会社が弁理士に頼まず自分で商標調査⇒出願をやってるとは思えないし、
「AFURI」を見つけられていなかったとしても、不使用取消かけるようにアドバイスできていなかったとしても代理人のガバ)
・実際に使用する商標の態様ではなく、アルファベット抜きでしか商標出願していなかった
(全体で登録になっていれば「登録された商標を使ってるだけです」という抗弁もできたのに。
もしかしたらクライアントの都合で後からアルファベットが追加になったのかもしれんけど)
(結果的にSNS世論は味方についたけど、不要な発信は裁判で不利になったり炎上したりするリスクの方が高いので普通は止める)
いや、それはさすがに弁理士を見下しすぎ
弁理士は弁護士とちがってまだ一件も知財高裁で著作権案件の代理したことがないからな。
法律で扱えるようになって10年そこそこくらいで、しかも「産業財産権」(なおコンテンツ産業は産業じゃない模様)のほうがやってたのしく結果予測もそこそこできてすぐ儲かる。
増田さぁ、博士イラスト事件とか大和ハウスマンション読本事件で簡単に「これは類似ですね」って言いそう
類似性判断についての大枠の理解は間違っていないけど、増田の事案への当てはめ、ちょい雑じゃねえか
当てはめがそんなに簡単じゃないから、弁理士会でさえ「類似判断は難しい」って言ってるのに、
どうしてそんなに自信満々に本質的特徴のこと語れるんだろう。
https://ascii.jp/elem/000/004/148/4148646/
ていうか、増田の言ってる本質的特徴、それ相当「アイディアの類似」含まれてないかなあ。
「目の見えない人に言葉で説明する」って、それその時点で表現じゃなくかなりアイディアの方に寄ってるし。
お、よかった、サザエさんバス事件を示されたらポパイネクタイ事件くらいにはいきつけんだね!
えらいねえ!!
でまあ確かにポパイネクタイ事件で知財高裁が「キャラクターに著作権はない」ってぶち上げたのがインパクト強かったし
これに乗じてキャラクターは商標登録しないと!!!っつって金稼いだ弁理士も結構いるんだけどさ
このポパイネクタイ事件でいう「キャラクター」ってのはね、あくまで「概念」の話なんだよね。
たとえばお前が中学の授業中に妄想してた「最高にかっこいい異世界転生した俺の設定」、
これはお前が考えてるだけで、どこかに表現として発表したわけではないから、保護されない。
でも、お前がその「かっこいい異世界転生した俺」をノートにイラストに起こして、それをツイッターにアップしたとする。
おめでとう!
それは「表現」だ!!
ではお前のイラストを見たいじめっ子がそれを勝手に真似してパロディ漫画を描いてみんなの笑いものにしたとする。
大丈夫、お前の描いた「かっこいい俺」は著作権法で保護される。
これはお前の引いたポパイネクタイ事件の判決文にも書いてあるからあとでちゃんと読んどけな。
どうせ俺叩くのに都合良さげなまとめ記事でも斜め読みしたんだろ?
複製というためには、第三者の作品が漫画の特定の画面に描かれた登場人物の絵と細部まで一致することを要するものではなく、その特徴から当該登場人物を描いたものであることを知り得るものであれば足りるというべきである。
まあでもほんと、お前はぐぐるだけえらいよ。
これは本当に。
元増田は研究はかなり向いてなさそうなので、理系だと開発職しかないだろうね。と言っても開発職は開発職で、新規開発みたいなクリエイティビティが要求されるのは難しそうだし…東大出てて決まりきったロードマップ上の開発というのにも会社としては配属させづらいだろうし…。
弁理士とかの方がよかったんじゃないかと思うんだよなあ。でもだったら理転なんかせずに最初から法学部行っておけば良かったんじゃない?ってなるんだけど…。
あとは技術営業とかかなあ。でも子育てと両立しづらいとか言って元増田は嫌がりそう。
情報系ならgoogleあたりに入って女子向け部門でボチボチやるのがいいだろうけど、元増田は情報系ではなさそうな感じがする。
自分は、論文を書いているが、確かに英語の文章の文法とか自然な言い回しとか勉強になる。関連研究とかもAIは強いと思う。
おそらく、論文のPDF全体を捉えることができないんだろう、トークン数の制約ってやつかな。
chatPDFとかも出てるけど、厳しい感じ。
おそらく、論文を読んだり、理解したり、査読したりってのはそのうちできるから、論文は書けるようになるんだろう。
はよ来て欲しい。
SNSは面白いが、怖いなあと思っている。最近は、女性は全部ブロックしている。
しかし、AI生成のSNSなら、暴言吐き放題、セクハラパワハラ脅迫し放題だろう。それなら昔の2chみたいで面白いじゃん。
数学が弱いという話があるが、アルゴリズムができることを考えると多分できるようになると思う。
そのレベルではなく、「数学の定理を証明する、数学の未知の定理を予想して証明する」といったような、本気の数学者レベルでの発展が欲しい。
数学をAIが発展させるようになれば、相当人間の知の領域が拡大する
AIvtuberとか流行ってるし、最近のメールはAIに考えてもらっているが。
これを、リアルタイムの会話で、ギャルゲーの選択肢形式みたいにしてほしい。
自分は、会話がとても下手くそなので、ミスがない普通の人みたいな会話をさせてほしい。
できれば、口を開かなくても、腕時計なりで選択肢を選んで、自然にAIが発話してくれる感じにしてほしい。
とにかく、コミュニケーションのミスがない様な感じが欲しい。他人と会話するの怖いし。
AIなら、セクハラとかパワハラとかしないだろうし。AIの選択肢選んだなら、責任を多少はAIになすりつけられるだろうし。
弁護士や弁理士、税理士みたいなバックエンド系は、本当にAIにしてほしい。
AI弁護士とか出てるらしいが、本当に使えるレベルになって、スタンダードになってほしい。
そもそも、司法とかの判決がIT系とか特に異常だったりで、これに付き合わされるのは厳しい。
もうすでに、化学とかでは一部実験して実験結果出すとかはあるらしいが。
もう少し、色々できてほしい。
ケーブルテレビSTBでは見られない場合が多いようなのでBSパススルーとか
地域によってはSTBで見られるようになったかもしれないので最新情報要確認
・02 オー・ソレ・ミオ
・06 ストリートファイター(6《シックス》
・07 [近似値]289
・08 青森(県
・09 フィナンシェ
・13 荒木飛呂彦 あらきひろひこ
・15 上杉鷹山 うえすぎようざん
・16 [3択]2 7(歳
・19 野口聡一 のぐちそういち
・21 鳥栖((とす)市
・22 十(段
・23 5(番[おおかみ]
・26 フェンディ
・27 [3択]ナポリタン(の日
・30e 東京03
先日妻から「特許でも取って一発当てたい!」みたいなことを言われたのでその流れで解説
特許は単に「その発明をあなたが独占的に使っていいですよ」という権利が貰えるだけなので、特許を取っただけではお金は貰えない
小説を書けば勝手に著作権が発生するが、発明は審査してもらって初めて特許権が得られる、というものだ
よく「特許をいっぱいもっているんだからお金いっぱい貰えるでしょう?」というのは間違い
誰かが自分の特許を勝手に使っていたとしても申請すればすぐにお金が貰えるわけではない
侵害者に警告→和解交渉→裁判所みたいな普通の民事訴訟みたいになる
そして完璧に侵害していることなんてほとんどなくて大体は争う形になる
時間もかかるしお金もかかるし勝っても大したことない場合も多い
有名な話だがコカコーラとかケンタッキーなんかは特許を取っていない
これは特許を取得するとその内容が公開されてしまうからで、ブラックボックスにしたければ特許を取らなくても良い
じゃぁなぜ公開したくないか、というといろんな仮説があるがその一つに「簡単に作れるから」というのがある
ネットで調べればKFCやコカコーラの再現レシピがいっぱい出てくるように大量生産するものなので個人で簡単に材料を揃えられる可能性がある
仮に特許を取ったとしても個人利用している人には侵害請求できないのでレシピが公開されると単にみんなに作られるだけになる
特許が取得できる条件に「出願時点で公の知識ではない」というのがある
この制約があるために学会等の論文投稿を渋る場合があったのだが、今は1年以内なら権利が発生することになっている
つまりは論文投稿から1年以内に出願すれば論文投稿時点から権利が発生する(登録されれば)
それより前に公開技術になっているとダメなので、要するにさっさと投稿して特許化はじっくり考えれば良い
つまりは「車輪を作りました」という特許でもとりあえず出願はできるし、その内容は公開される
審査が通って初めて特許権が成立するのだが、当然ながら出願順を抜くことはできないので
後から「車輪を作りました」という特許が来ても先に来た方が優先される
3年間放置すると却下されてしまうのだが、逆に言うと3年間は生きた状態にできる
審査請求すると数十万必要になるが出願だけなら2万ぐらいでできるので個人でも全然できる
3年やってもパッとしない技術は恐らくその先も無いので、出願だけしてビジネスやってみて無理なら放棄、というのも全然アリなんだが
ちなみに全然審査されない特許があって他の企業がヤキモキしてる場合、他の企業がその特許を審査請求することもできる
出願だけならノーリスクなので、なんか思い付いたらとりあえず出願する、というのもアリだと思う
特許は広い範囲で取れることが重要で詳細に書けば書くほど回避策ができてしまう
「丸いゴムタイヤで回る車輪」だと36角形だったりゴムじゃなかったりしたときに回避されるので「回転体」ぐらいで取れると良い
これがあるので特許取得を狙うときは最初に「無理かな?」ぐらいの広めの範囲で請求する
審査請求すると途中結果で「こんな広いのはダメ。特にここがダメ」って返ってくる(拒絶理由通知)ので
「じゃぁこれぐらいなら良いってことだよね?」っていう修正をして請求する
一発で登録出来た場合は「もっと広めを狙えば良かった」という失敗例になる
審査請求で修正していく中で「これって登録できても回避されるんじゃない?」っていう状態になったらさっさとやめた方がいい
仮に回避技術の方がオープンになってしまうと結果的にはそっちの方がスタンダードになる場合も多い
逆に特許を取ってしまったことで変なしがらみが出来て技術変更出来ない場合も目にする
そのくせ維持費はかかるのでさっさと捨てた方が良い
この辺りを踏まえた上で特許事務所は「商売」としていろんな案を出してくる
意味の無い審査請求や反論、修正なんかを繰り返してその都度手数料を貰う商売である
彼らの意見は十分に参考になるけれど、あくまで特許取得するかしないかの判断は出願者が決めるべきなので、その辺を勘違いしない方が良い
世の中には飛び級で修士や博士を取る猛者もいるけど、研究のペースなんて人それぞれなんだから、自分のペースで納得いく研究をした方がいいよ。
私の周囲には、ボスが厳しくて5年在籍して博士号がやっと取れた人や、妊娠出産などライフイベントがあって4年で取得した人、定期的にメンタルがやられて4年で出た人、などなど3年以上在籍で博士号取った人がたくさんいるので、在籍年数はさほど大きな問題ではないと思ってるよ。
増田のように、研究の遅れに加えて経済的な事情もあって、1年休学して翌年に取得した人もいる。1年働いてお金を貯めて、休学中に論文書いていた。多少の実験であれば、ボスのはからいで許されていたらしい。国立だったので休学中の学費は免除されていた。
研究計画性が最も重視される研究機関(理研とか)に就職したいのでないなら、在籍年数よりも研究の内容を大事にしよう。アカポスの面接は研究者なんだから、研究内容の面白さを重視する人が多い。だからこそ論文は在籍年数よりも優先順位が高い。
私の周囲にも、ボスが放任過ぎて、博士課程に6年在籍したのに博士号取れなかった人がいる。彼はうちのラボに来てテクニカルスタッフやってたけど、再就職もうまくいって今は他大学でベンチャーの職員をしているよ。
アカポス以外の道もたくさんあるよ。DC1取ったけど、その後にアカポス行けなくて、弁理士の資格取って働いている人もいるし、アカデミアは肌に合わないから数年でやめて、ラボの共同研究先に就職した人もいるよ。
才能がある人が多い世界ではあるけど、凡才だけど研究が楽しいから続けてる人もいるよ。あと一部の突出した才能の持ち主以外、アカポスにつけるかどうかは運。
今、増田は疲れがピークに来ているから、人生について悲観しちゃうと思うの。1週間でも1か月でも休んで、疲れをとってくれ~~
「ゆっくり茶番劇」の騒動は、商標権者側が放棄手続を行うという発表で幕引きされた(実際にされるかはこれからだが)。
そもそも登録されないためにはどうすればよかったのか、これからどうすればいいのか、現実的な対応をまとめたいと思う。
特許庁の「特許行政年次報告書」によれば、2020年に年間で登録される商標の数は実に約130,000件に上る。
https://www.jpo.go.jp/resources/report/nenji/2021/index.html
「ちゃんと周知徹底しろ」「利害関係者に自動で伝えるシステムにしろ」という、分かったような苦言をよく見るが
この方々の脳内では商標登録は年間で数百件ぐらいのイメージなんだろうなと思う。
年間13万件の個別の商標公報をいちいち国民全部に周知するのは現実性に乏しく、
実際にシステムを作ったとしてもこの人達は絶対に見ないし税金の無駄だとか文句言うだろう。文句しか言わないから。
商標が登録されるまでは「商標公開公報」と「商標登録公報」の2回公報発行がなされるので、そこで気づくしかなかった。
逆に言えば、特許庁からすれば『2回も公報発行した(+異議申立期間も設けた)のに何文句言ってんだお前ら』という感じ。
ただ、商標の年間の出願・登録件数は上述した通り多く、個別の商標公報をいちいち国民全部に周知するのは現実性に乏しいので、
必要な分野や文字の表記等について、J-PlatPat等の検索ツールで自分で確認をしに行くというシステムがとられている。
また、今回の騒動で知った方も多いとは思うが、商標登録を阻止するための方法は下記3種類が挙げられる。
・異議申立(登録後2か月:誰でも可)
登録後2か月が経過すると権利化阻止のハードルが跳ね上がるので、できれば公開公報が発行され、まだ審査が進んでいない時点で情報提供を行っておきたい。
(※情報提供も異議申立等と同じく、商標法の登録要件をどう満たさないかを法に則って説明する必要があるので、弁理士に任せよう)
基本的には「自分が取られたら困る言葉についてウォッチングしておく」or「取られたら困る言葉は先に取る」しかない。
守るべきものが明確だと思うので、民間の商標調査会社が提供している商標のウォッチングサービスを勧めたい。
(ステマだと思われたくないので、詳細な会社は「商標 ウォッチング」で検索して見比べて欲しい)
当然お金はかかってくるが、ウォッチングにかかる手間を代行して商標ゴロや競合の類似名称出願のリスクを低減してくれるのと
外国での商標対策や 無効化等についてもワンステップで相談に乗ってくれるところもあるため、
もし商標に関して付き合っている特許事務所等がない/ウォッチングサービスをやってないならこの機会に検討をしておきたいところ。
今回の騒動でも、外野の知識のない方々が間違った情報で騒いで関係各所に大きな混乱が発生したので、
正直、正当な権利者でもないあなたがどうこうする問題ではないとは思っているが、
好きな界隈についてこの機会に自衛を考えたい、という気持ちは分からなくもない。
ただ、上記のような調査会社が個人と契約してくれるかは不明だし、契約してくれても個人で運用するには結構高額なので、
Twitterの商標速報botの活用を勧めたい。公開された商標出願の内容をタイムリーに全部つぶやいてくれるという優れものだ。
https://twitter.com/trademark_bot
このbotから自動で特定キーワードを拾ってくるシステム等を作ってもいいだろうし、
twitter検索であれば「from:trademark_bot (検索キーワード)」で商標速報botに絞ってキーワード検索もできるので、
「何か個人でやれることを見つけたい」という人はそれぐらいから挑戦するのもいいだろう。
特許庁の今年のシステム刷新によって、商標関連の公報は毎日公開される運用に変更になった。
仕事でもないことで日常生活に差し障っては何にもならないので、1か月に1回等、日を決めて運用するのがいいだろう。
もし一見問題となりそうな商標出願が見つかっても、あなたがイメージする問題と実際に商標で起きる問題は範囲が異なることが多い。
(今回の騒動でも、ゆっくりジャンル全体に影響が出るとカッとなって誤解したり、ゆっくりの絵柄にまで権利が及ぶと勘違いしている人も多かった)
アクションを起こしたり騒いだりする前に、本当に影響があるものなのかできれば専門家(弁理士)に相談しよう。