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2018-06-03

最強伝説も遠くなりにけり

自身アラサーだった頃のパソコン体験は、常にOperaというブラウザとともにあった。

どこ情報だったかは全く思い出せないが、多分、日本語パッチが出て間もない頃からの付き合いなので、Opera最強伝説が出始める前からだったことは間違いない。

まあでも最強伝説が出回るくらい、超イケてるブラウザだった。

とにかくタブがクール、ページの読み込みは勿論、戻るボタン押下時のアクションまで超速いと来ていて、当時メジャーブラウザIE一強で、あとは微妙にモサいFirefoxくらいしか選択肢がなかった中では、文字取り神ソフトだったと言っていい。

それを支えている核にあるのが独自レンダリングエンジンとか、もう痺れたね。

無論独自だけではダメで、尚且つ乗り換えを決断するくらい性能的にイケてないと見向きもされないが、コイツはPrestoの名に恥じない素晴らしいパフォーマンスだった。

てかPrestoの前のElektraから十分速かったが、Prestoになって更にターボがかかった感じ。しかも速さだけでなくAcidTestでもIE等を差し置いて好成績の常連とかヤバい

さすがは俺達のOperaだと、当時は本気で思ってた。


それが変わったのは読者諸兄もご存知の通り、Chromeが登場してから

まさかIEを押しのけて気がつけばブラウザデファクトですよ奥さん!

Operaについては、もしかしたらOperaがかっさら未来もあり得た「美味しいところ」を、Chrome一切合切持って行かれる結果となった。

これはOpera社が商売下手というより、Microsoftを本気で潰すつもりだったとしか思えない、Google戦略天才的過ぎたのだと思う。

そしてOperaからアナウンスされた、レンダリングエンジンBlinkへの乗り換えとPrestoの更新終了。

俺はアラサーからアラフォーになっていた。


それでもしばらくはBlinkになったOperaを使っていたが、素のChromeよりも遅くなったため、結局Chromeに乗り換えて現在に至る。

Chromeの性能はどんどん良くなり、もはやこれを超える性能の独自レンダリングエンジンを開発することはほぼ不可能だろう。

たとえ開発できてもすぐに追い抜かれ、追い抜かれたあとは負け通すことが容易に予想できてしまう。

「速くて表示もイケてるブラウザ」なんだからいいじゃないかって?

まあね、その意味Operaが復活する必要はない。ないけど、でもChromeで快適というのは自分が望むことじゃない。

別に判官贔屓ではないのだが、「ブラウザだけは世界一凄い」みたいな方が面白いじゃん。


そこで密かに期待しているのがVivaldi

でも、現時点では開発リソース的にとてもじゃないが独自レンダリングエンジンを作ることは不可能と、これは去年日本人CEOがどっかでインタビューに答えていたはず。

まあ相手Googleから、どうしたって慎重になる。技術的にも政治的にも長けていないと労多くして実り少ない結果にしかならないだろうし。

独自レンダリングエンジンが搭載されたら早速Vivaldiを使うつもりでいたので、残当はいえ、がっかりしたのも事実だ。

一方で、Opera社もPrestoをオープンソース化するつもりはないようだ(そりゃ会社にとっては一文の得にもならないだろうからまあこれは仕方ない)。


というわけで、最強厨は一応引退ということにして久しい今日このごろ。

Presto終了から気がつけば5年。遠くに来たもんだ。

2014-09-25

昨今のPC向けWebブラウザの現状(準メジャーブラウザ、その他編)

http://anond.hatelabo.jp/20140925002959 に続き、準メジャーブラウザとその他のブラウザの現状。

Firefox派生ブラウザは全く使ったことがないので、省略。

Chromium派生ブラウザは(レンダリングエンジンの性能に関しては)どれもChromeを超えられる存在にはなりえないので、とりあえずOperaだけ。

個人制作ブラウザも省略。

Opera

かつては独自レンダリングエンジン(Presto)を載せ、独自機能を数多く搭載し、一部の人からOpera最強伝説」と絶賛されていたブラウザ

タブブラウザ流行らせた一因と言われている。

Web標準にいち早く準拠させた一方で、IEなどの互換性も配慮していたようだ。

しかし、HTML5CSS3準拠度は後発のWebKitエンジン搭載ブラウザに押されてしまった。

そのせいなのか、もしくはPCが廃れそうだから独自レンダリングエンジン投資するのは無駄と考えたかどうかは不明だが、PC版はBlinkエンジン採用することになってしまった。

Blinkエンジンを手に入れることによって、得られたのはHTML5準拠度UPとブラウジングスピードと安定度。失ったのは、マウスジェスチャカスタマイズサイドバーといった今までのメリットだった独特のUI。ただのChromium派生ブラウザになってしまった。

バージョンアップタイミングChromiumと同期するためバージョンアップ頻度が高くなり、現在では24まで上がっている。

それでもなお、独自エンジンを搭載した最終バージョンを使い続けるユーザーが少なからずいるようだ。

Sleipnir

国産ブラウザ代表。かつては、IEコンポーネントタブブラウザ定番だった(少なくとも国内ではそうだった)。

最近Version 5系が出て、何を思ったのか不明だがバージョンが6まで上がった。5からは文字がボケボケ滑らかになったり、タブがページサムネイルになったり、Blinkエンジン専用になったり、4でできたカスタマイズができない、6で「お気にタブ」というネーミングセンスを疑う機能など、ある意味で大化けしてしまった。

一方で、2系や4系のバージョンアップ継続するようだ。実際はこれらの処遇を決めかねているのではないだろうか。

2, 4, 6の中で不満の少ないのを模索しているようにも見える。

ちなみに、BlinkエンジンChromiumをいじってChromiumのタブとかボタンとかを隠しているだけ。このおかげで、Chrome拡張機能がそのまま使えるようだ。Blinkプロセス単独で実行させれば素のChromiumが起動する。4系で確認。6系は未確認

バージョンに共通して言えることは、起動が遅い、UIがごちゃごちゃしすぎ。機能に振り回されている。さらに、Chromiumバグまで引きずるダメアプリ

Lunascape

国産ブラウザ代表。昔は軽量だったのに、「世界初 トリプルエンジン搭載」だとかなんとか言ってるせいで、いつの間にか重量級ブラウザになってしまった。WebKitエンジン更新が止まりセキュリティ的にやばいんじゃないかと言われ続けたが、最近になってようやく更新し始めた模様。

ブラウザ本体にAds by Lunascape広告を載せる実験をした実績あり。

感想Sleipnirと同じ。どちらかというと、レンダリングエンジン自体が重いせいなのかもしれない。せっかく3種類のレンダリングエンジンが使えるといっても、重いのでは全く意味がない。

というか、Sleipnir4 - 安定感 + Geckoエンジン = Lunascapeという数式が頭をよぎる。

Maxthon

中国産の中では比較的まとも(と思われる)ブラウザ

レンダリングエンジンをどう改造しているかからないが、HTML5testではなぜかChromeよりスコアが高い(正式リリース前のバージョンだが)。

最近Chromeより30%軽いとか言っているMxNitroを作ったらしいが、まだベータ版らしくブラウザとしての基本機能が足りない。Chrome拡張機能が使えないので、Chromeと同列に扱うのは反則だと思う。

30%軽い理由の1つは、Chromium組み込み向けフレームワークであるCEF(Chromium Embedded Framework)ベースと推測されるため。これは間違っているかもしれない。

どんな方法高速化しているのかが気になる。

それにしても、UIが全体的にのっぺりな平行四辺形なのはどうなんだろうか・・・

最後

国産はごちゃごちゃしたものばかり作るなよと言いたいところだ。ユーザー要望安易に答えすぎた結果なんだろうか。技術的には中国産ブラウザに負けているような気がするが、気のせいだろうか。

Opera独自レンダリングエンジンを止めてChromium派生になってしまった上にスマートフォンやらタブレットやらが普及してしまった以上、もうPC向けに力を入れる時代ではなくなったのかな・・・

 
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