2018年04月08日の日記

2018-04-08

逆に何でそんなに女を土俵に上げたい

相撲別にきじゃない。でも今の流れにイラときてる。

緊急時には誰でも上がっていいと思う。

男の市長は上がれて、女の市長は上がれないのは角が立つから両方上がれなくすればいい。

それだけのこと。この落とし所じゃあかんのか?何故そこまで頑なに変えたがる。

エセ伝統から駄目?

別に新たに女人禁制男子禁制ファンタジーを作ってもいいだろうが。つーか明治(?)からなら十分伝統と言えるじゃねぇか。そういう権威けが行われたこ自体歴史であり、文化の一部だ。

公益法人から駄目?

次は歌舞伎にでも火を付けるか。直接でも間接でも税金が流れてる伝統芸能全てに不道徳見出し矯正してみるか。

エンタメポリコレ引っ張り出して変質を迫るのを辞めろ。人が何を見てエモくなるのかをポリコレで断ずるな。

男性主義ファンタジー空間萌えを感じてもいいだろうが。

そういうことをするから内心を裁かれてるような気持ちになって「ポリコレ棒を振り回すな」と愚痴が出てくるんだよ。

anond:20180408164714

分かる。食べてるものが同じ訳ないって思うんだよな。同じ日本人とは思えなくなってるんだろうな。

anond:20180318203608

別に有能な人を求めてるわけでもなくて「普通の人」を求めてるだけなのに、わざわざ無能ばかり集めてくることに怒りを覚えている。

運動瞑想をすると

運動瞑想をしていなさそうな人のエントリーはてブする仕事につける

anond:20180407191346

仕事まれて「ちょっと待ってね」って言ったときに「ちょっとってどれくらい?その間あなたは何してるの?何分くらい待つの?今どれくらい進んだか教えてよ!」とか言われたら迷惑でしょう

そんな質問対応するくらいなら頼まれ仕事をやったほうがいいでしょ。PCスマホも同じ。

高校生です。

彼女の作り方を教えてください。

anond:20180318203608

自然法則で言うと、弱肉強食ってやつか。支配する側と支配される側が大半だものね。。(カイジって漫画の帝愛みたいなだよな)

今日ピノ食べたい

でも食べられない。

アレルギーから

「あしたは土曜日」の3人組って

ユカリだけ若干浮いてない?

3人で収まりがいいように見えて、実のところミナとサナエだけできっちり収まっちゃってない?

そもそもサナエがユカリのこと、友達と思ってないんじゃないか疑惑があるんだけど。

anond:20180408205232

永続性…好きな女の価値は永続的でない?

かにあるとき気持ちが冷めるときも来るかもしれないな。

永続性があるやりたいこと…すぐには思いつかないんだけど、たとえばどんなもの

anond:20180408020531

まぁ理想タイプって形に逃げてるだけで

自分ありのまま相手に見せれない、相手に少しの欠点も感じてほしくない自己要求がやたら大きいナルシストタイプの人だね

魔物にされたファンたち

4/2、とあるYahooニュース掲載された。

(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180402-00000012-reallive-ent)

噛み砕いて言ってしまえば、声優武内駿輔発言不適切である判断され、多くのファンから顰蹙をかったことだ。

ここで断っておきたい。私はこの記事を書くにあたって、武内駿輔の行動に対して是非を問うつもりはない。

私が異を唱えたいのは、武内駿輔発言を端に発する、『魔物』と呼ばれる言葉を用いたファンたちを蔑ろにする行為に対してだ。

■はじめに

中の人物、武内駿輔氏について書いておこう。とは言っても、長々と筆者の独断に満ちた紹介を書くよりは、Wikipediaなどのサイトの方が客観性のある文章が見れるだろう。

そのため、要点のみを箇条書きとしたい。

・現役高校生デビューをした、若手の男性声優

・特徴的な性質で、キャリアは短めながら注目を集めている。

容姿歌唱力もあり、『アイドル』を主題としたアニメなどでアイドル役をいくつか務めている。

女性ファンも多い。

最後文言大分手を抜いているが、今回の記事重要となるのはこの点であろう。

■経緯

4/1、武内駿輔氏が管理をするTwitterアカウントとあるリプライ投稿された。

失礼な質問になってしまうかもしれませんが、左手薬指の指輪について教えて頂きたいです

それに対する彼の発言が以下のものである

まぁそもそもなんでアイドルじゃないのに気にしなくちゃいけないんだろうね、っていう反骨心と心に決めた女の子がいますよっていう魔除けとしての意味合いもありますが、前者の方が意味合いとしては強いです。嘘ついて人気を得ても個人的には詐欺と同じじゃんと思ってしまうので。正直に生きたい。

この発言が原因となって、異を唱えるファンが多く出た。

主に、『魔除け』と呼ばれる言葉に反応してだ。

武内駿輔氏は、除けるのが必要な程周囲のファンを鬱陶しいと思っているのか……と、ショックを受けたの人が少なからずいたのだ。

そのような人たちに対して、武内駿輔氏を擁護する人間が出る。

その中で主流となった意見は、彼に対してガチ恋と呼ばれる、恋愛感情に近い感情を持つ人間が、裏切られたと暴れはじめた問うことだ。

そして、自由恋愛を謳う人間が、それに追従する。

そうして、『魔物』と呼ばれる人たちが生まれた。


閑話休題

ここで、一旦話を中断しよう。

この段階では、恐らく以下の疑問が浮かぶ人が居るはずだ。

・この発言の何が問題なのか? 多少表現は険しいが、正直な若者らしいのではないか

そもそも武内駿輔氏は実際に声優であり、アイドルではないのではないか

・この発言に異常な反応をすること自体おかしいのではないか

一つ一つ書いていこう。

・この発言問題がないか

筆者の主観的意見も入ってしまうが、言い方さえ気をつければ受け入れられる意図であると思う。

だが、やはり彼の立場からすると、問題があると言える。

何故なら、彼が声優であるからだ。

それについては、次で纏めて述べよう。

・彼がアイドルではない、と言うことについてだ。

先に述べたが、武内駿輔氏は声優である。確かに厳密にいえばアイドルではない。声優を声をあてる裏方である判断する読者の方も多いだろう。

だが、昨今の声優活動は非常に多岐にわたる。実際に人前に出て、それこそアイドルのようにステージパフォーマンスをすることも珍しくない。

そして、武内駿輔氏もそのような活動を行っている。

実際にステージに上がってアイドルのように歌うこともあり、少なからず糧を得ているだろう。

アイドルでないにしても、それに類する人気商売をしていることに間違いはない。芸だけでなく夢を売っている人間である

実際に、彼が立つための声優業界を引っ張ってきた先輩には、ドル売りと呼ばれるアイドルじみた活動をし、交際についても節度を持って行動していた。

先に、この発言問題は無いかと言ったが、やはり以下の点は人によって反発を覚えるだろう。

 ・今までアイドルじみた活動をしてきたのに、今更嘘をつきたくはない、と言うのは虫がいいのではないか

 ・先輩たちがやってきた行動を若者勝手正義感糾弾していいのだろうか。

 ※ これに関しては、完全に余計な一言だろう。

自分は許せる、と言う人はそれでいいと思う。それは寛容さであり、美徳である

だが、許せない人も居たのだと言うことも覚えておいてほしい。

さて、人によってはここで、『男性声優恋愛を公開すること自体問題ではないか?』と思う方もいるだろう。

だが、それは今回は割愛する。

筆者自身が、別に声優本命交際相手がいようが、人間から当たり前だと思っていることもある。

だが、それ以上に……実は、ファンもある程度気付いていたのだ。

そもそも武内駿輔氏が左手の薬指に指輪をつけていることに、ファン一年近く前から気が付いていた。

実際に、交際相手がいると言ったこ自体問題視する声は殆ど無かった。

人気商売で客前に出る時に問題になりそうなことをするのはどうかとは思うが、武内駿輔氏のファンは、彼が若いから、いつかは矯正してくれるだろう期待していたのだ。

今回の声で彼に対して失望した人の多くは、そう言った節度を守ってくれるだろうと言う期待を裏切られたものだった。


・『魔除け』と言う発言に対して反応することが異常ではないかである

実のところ、これが最大の問題であると思っている。

と言うのも、この『魔除け』に反応した人間が、ことごとく『魔物』とレッテルを貼られたからだ。

以下に、Twitter投稿されたツイートの内容を引用しよう。


武内くん「彼女ます指輪は魔除けも兼ねてます。」

女オタ「ファン魔物扱いするな!!!ファンやめる!!!!」

効果抜群でクソワロタ


武内君の「心に決めた人がいるので魔除けの意味も含めて指輪してます(要約)」発言に「ファン魔物呼ばわりとは何だ!みんなファンやめないと魔物呼ばわりされるぞ!」って怒り狂ってるアカウント見て、「おおこれはまさしく魔物だ」という気分になった


何れも、一万件以上リツイートされている。

魔物』と言う言葉定義したのは、嘆き悲しむファンではなくて、その周囲の理解者を気取る人間によるものなのだ

ハッキリ言わせてもらおう、彼らが一番問題である



問題であると感じること

今回の件で、声優に本気で恋をしている人間が、魔除けは自分たち『魔物』に当てはめられた言葉だと勝手解釈して暴れていると言う意見が出た。

実のところ『ガチ恋』の人間が憤っていると言うことは無いと思っている。

そもそも、なんで怒っている人間が皆声優に恋をしていると言う発想になるのか?

最初に言った人間自身所謂ガチ恋で、その価値観勝手に当てはめたのではないか

『魔除け』と言う言葉も強すぎる。ファンにしても周囲のスタッフに向けたものにしても、言い方が良くない。

それに、その後に先輩や今までの自分(とそれに付随する今までの自分を追いかけて来たファン)を否定する発言がある。

熱心なファンだって『許せなく』なる。

ファンファンだ。並び立つことは出来ないけれど、その人に対してお金を払うかどうか判断する権利はある。

から、こんな適当発言をする人を信用できない、と出ても問題はない。

彼らは、許せなかったのだ。

そして、『許した』人間は『許せなかった』人間糾弾しだした。

そして、『魔物』と言うレッテルを張ってしまった。

だって、誰だって怒りの沸点は違う。それなのに、自分は許したから許せなかった貴様らは悪だと断ずするのは間違っている。

もちろん、彼の態度も問題がある。

発端のツイートで、彼本人が『前者の意味合いが強い』と言っていたので、主として言いたかったのは周囲に対する反骨心だろう。

若造が何を言っているのだと筆者は思うが、若いうちはそれでいいとも思う。そもそもそこは重要ではない。

ファンに対して反骨心を発揮するのはお角違いなのだ

4/4、彼のアカウントのヘッダーが更新された。そこには指輪が大きくうつし出されていた。

騒動の原因をわざわざ強調するのは余りにも迂闊だ。

指輪に反応するような人間はいらないと言うメッセージだろうか?

それとも、これくらいは問題ないとタカを括ったのだろうか。

どっちにしろ不用である

彼は以前にも『本当のファン』なる発言を言ったこともある。ファンに本物も偽物もない。

そして、イベントなどでも態度の悪さが度々報告されている。

そう言った問題点が重なって、今回、許せない人が多く出たのだ。

彼らは魔物ではなくて、ファンだった人なのだ



■何が言いたいかと言うと。

ファンだった人間を、貶めるのだけはやめてほしい。

魔物』と言う言葉を使わないでほしい。

糾弾した人間は、武内駿輔氏がどうしても許せなくてファンを降りたり物を申した人たちだ。

周囲の理解者を気取る人間正義を振りかざして悪にしていい人たちじゃない。

少なくないお金時間を使って追いかけたのに、それを裏切られる様な真似をしたのは確かなのだ

それが許せなかったか、許せたかだけなのだ

寛容さは間違いなく善だ。武内駿輔氏を許したように、君たちが貶めた人間の事も認めて欲しい。

そして、その人たちが間違いではないと気が付いてほしい。

魔物にされた人間けがそこに居たのだ。

anond:20180408210138

クソうらやましい話。

過去増田のように意を決してデートに誘ったり告白したりしたけれど、増田のようにうまくいったことは一度たりともなかったよ。

努力が足りなかったのか、方向性が間違っていたのか。

いずれにしても答えを知るすべもなく、不安なまま努力を続け、今だけ成果が見えずにもがき苦しんでいる。

せめて増田には幸せになってもらいたいものだ。

anond:20180408205340

インテリ協調性があったらそれこそクソバ庶民の烏合なんて相手にならないからな。

うまくバランスが取れてる。

神の見えざる手ってやつだな。

https://anond.hatelabo.jp/20180318203608

本来は人事に向くべき不満が不適所に配置された個人に向かってしま問題だな

人事に影響を与えられない立場経営者意識()もつと発動しやすくなる

anond:20180408020531

35歳なんてまだまだ若くてうらやましいです。

40代後半で処女自分はもうこの人がしたような感情の動きや経験を一生感じることもないだろう。

新入生どうしとか新入社員どうしとかで付き合い出す人たち

どういう気持ちなんだろう、意味が分からない

と、新卒入社してしばらく経ったくらいの時期に思って、増田でこんな記事を書いた。

https://anond.hatelabo.jp/20170614215452

それなりに反応があって、やっぱり同じようなこと思う人もいるし、恋愛なんてそんなこと気にしてたら何も始まらない、というまっとうな意見もあった。

あれから約1年が経った。知り合いがたくさんいるなかで交際をする人たちを気味悪く感じていた自分が、

同期入社女性と付き合っている。

もうすぐ半年になる。

今思うと、1年前の自分は、人のことをほんとうに、心の底から、好きになった経験がなかったのかもしれない。

最初自分でも、共通の友人がたくさんいる人と付き合うことになったら、面倒なことがたくさんある、そんなことを考えていた。

でも、付き合ってもないその人のことで頭がいっぱいになるようになってしまって、「この人と付き合えなかったらもう自分はだめかもしれない」などと考え出すようになる。

そして、今までの自分では考えもつかなかったようなことをするようになる。少しでもいいから会いたい、電話でもいいから話がしたい、そんな気持ちを伝えるようになった。

過去にも付き合っていた人はいたけど、心のどこかで、「自分を好きになってくれる人となら、うまくいくかもしれない」という思いがあって、やはり時間が経つにつれて「自分相手のために付き合ってあげてる」みたいな意識が強くなってきて、それが相手にも伝わってしまって、別れることになる、そんな付き合いばかりだった。

でも今回は違った。

相手がどう思っているかはわからない、ただの友達しか思っていないかもしれない、ほかに好きな人いるかもしれない。

でもそうだとしても自分にどうにかできる話ではない。とにかく、相手のことが好きで仕方ない、その気持ちをどうにもできない。フラれたとしても仕方がない。気持ちを伝えたい。

思い切って電話告白した。人生であれほど緊張したことがあっただろうか。

そして今は、まだ同居もなにもしていないけど、二人で時間を過ごせる幸せをかみしめている。

どこに出かけるわけでもなく、カフェ河川敷でただ一緒にいる、それだけでいいと思える。

そこまでの気持ちにさせてくれる相手出会えただけでも素晴らしいことなのに、その人が自分を同じように好きでいてくれている。今でも、夢なんじゃないかと思うことがある。

そんな自分が1年前に何を考えていたかと思い、増田投稿した日記をさかのぼっていたところ、はじめに載せたエントリーが出てきた。

ここまで変わってしまったのが自分でも不思議で仕方ない。まるで、自分伏線を張ってしまったようだ。

いつか小説にでもしたい。

anond:20180408095657

いや、登場人物は4人でしょ。

俺。

大親友(男)

大親友彼女(女)

大親友彼女の連れ(女)=変なあだ名で俺を呼んでる。そう『大貧民君』ってね。

この4人で大貧民というトランプゲームを行って、『俺氏』が負けたんでしょ。

俺の※※

俺の※※という食品は、

男だから味にこだわって採算度外視でおいしいものを追求しました

無骨な作りだけどその分味はいいです

などというニュアンスを言外に忍ばせておると思われます

これって男女差別ではないでしょうか

俺のミルクキャンディーおいしいです

アラサー女だけど初めて高級化粧品を買った

今まで私はドラッグストアに売っている安い化粧品しか使ったことがなかった。 敏感肌なのでファンデーションは何を塗っても1時間ほどで痒くなってしまう。そもそも私はソフトウェアエンジニアで、会社には人よりPCスマホのほうに興味がある人ばかりなので、仕事に行くのにキッチリしたメイクをする必要がない。どうせ誰も見ていない。

社会人としての最低限の身だしなみとして、日焼け止めパウダーちょっとはたくくらいで日々のメイク義務的に終わらせていた。

きっかけは友人の結婚式だった。普段のほぼすっぴん状態で、結婚式のようなフォーマルな場に出ることはできない。

そこで、少ない貯金おろして初めてデパートの一階にある化粧品売場に出かけた。目的外資系とある高級ブランドファンデーション。なぜかというと、若かりし頃に親戚の結婚式に出たとき、式場でメイクしてもらったのがそのブランド化粧品だった。そして、そのブランドファンデーションは、私の敏感肌でもまったく痒くならなかったからだ。その某ブランドなら大丈夫だという確信があった。ただ、そんなに必要と思えないモノに高い金を出すことを渋っていたので、今まで買うことはなかった。

友人の結婚式がなければ一生縁がなかったであろうキラキラした空間に初めて足を踏み入れた。

きっちりメイクした威圧感のある店員さんたち、おしゃれな女性客たち。高級ブランド化粧品お金持ちのマダムが使っているというイメージがあったが、意外にも20代、30代が多く、10代の女性たちもちらほら見かけた。

目的ブランドの売り場に近づき、化粧品を眺めていると店員さんに「何かお探しですか?」と声をかけられた。ジーンズカーディガンカジュアル服装で行ったのにちゃんと話しかけてもらえた。それだけで少しうれしかった。

フォーマルな場に出るためのキッチリしたメイクをしたいと伝えると、あれよあれよという間に鏡の前の椅子に座らされた。店員さんが見繕ってくれた、私の肌色に合うファンデーションをその場で試してくれた。コスメカウンター椅子に座っている間は異様に緊張していた。変な汗が出てくるので店員さんがしてくれたメイクが崩れないかすごく心配だった。結局大丈夫だったけれども。

ファンデーションだけ欲しいと伝えてあったのにチーク口紅も塗ってくれて、あっというまに華やかメイクの見慣れない私が鏡の中にいた。

ほのか化粧品香りがする。高級な香りだ。それまで化粧品匂いは苦手だと思っていたけど、自分で付けてみると案外気にならなかった。満員電車で強烈に香る女性が色々付けすぎなだけなのだろうか。それともブランドが違うだけなのだろうか。自分でつけると気にならなくなるのかもしれないから、それは気をつけたい。

ともかく、一式メイクをしてもらった私は目的ファンデーションを手にして店を出た。お金を使ったあと独特の奇妙な満足感があった。

後日、試しに仕事へ行く時にその化粧品を使ってみた。一日付けていても全く肌が荒れなかった。感動した。今まで1000円〜3000円ほどのファンデーションを気まぐれに買ってはいものの、どれも痒くなってしまってすぐに落としていた。しかし、この某ブランド化粧品はすごかった。値段もやたらと高いが質もいいということを、その時ようやく理解した。夕方になっても肌が汚くならないし、荒れることもなかった。(でも、どう考えてもパッケージに2000円以上かかってると思う)

その後ネット化粧品に関する情報収集をして、ベースメイクリップは良いものを使ったほうがいいという意見を多く見かけた。そして、同じブランド口紅も買うことにした。数週間後に同じ店に行き、店員さんにフォーマルな場でも使える色のリップを探していると伝えて、いくつか見繕ってもらった。二回目なので私も慣れてきた。手入れをまともにしていないカサカサの唇を綺麗にしてくれて、「唇は皮膚の入れ替わりが早いのでこまめにスクラブすると良いですよ」と教えてもらった。知識が一つ増えた。

それまで数百円の安い口紅しか付けたことがなかったが、この高級リップもすごかった。とにかくつけ心地が物凄くいい。スルスルとすべらせるだけで唇に色が着く。リップベタベタして気持ち悪いと思いこんでいたが全然ベタベタしない。つけても不快感が全くないのだ。そして色が落ちない。安いリップはこまめに塗り直しが必要だが、これは数時間たってもきれいな色のままだった。そして何より、見た目が豪華なので持っているだけで気分が高揚する。(でも、どう考えても半分はパッケージの値段だと思う)

その後、そのブランドファンデーションリップメイクして街に出かけた。お金持ちではないので他の部分は安い化粧品を使った。しかし、一部でもちゃんとしたブランド化粧品を使っているというだけで気分が高揚し、自信が湧いてきた。人混みは苦手だが、その日は人の多い場所でも気にならなかった。これがメイク威力なのかと思った。アラサーにして、ようやくそのことに気がついた。これが女子力なのか……。

友よ結婚おめでとう。そしてありがとう

君のおかげで私は少し、大人になることができた。

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