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はてなキーワード: アマオケとは

2022-01-21

アマオケコンサートに行き演奏を聴いていると亡くなった父親の事を思い出す

当時(四半世紀以上前)は田舎なのを良いことに大音量クラシックLPレコードをかける傍迷惑なやつという思いしか無かったが、高さ1m以上あるクソでかフロントスピーカーが有り、後方壁面にはリアスピーカーが設置されていた。今思うと結構金額必要設備だったのではなかろうか。そういえばLD再生環境も揃っていた。

登山釣りにも行っていたし、5インチフロッピードライブのあるPCもあった。

一方自分環境10万円ちょっとTVPC、3〜4万円のサウンドバーが精々といったところ。

今の自分の年齢にはとっくに妻子・家持ちだったという点からは目を逸らしたとしても、どうやら趣味人としても負けている。

もし存命だったら機材関係で語り合うような事もあったのだろうか。とはいえ、好きとは言えない父親だったのでやっぱり分からんな。

2019-01-09

anond:20190108132427

から、そんな明らかなゲテモノ好きは吹奏楽崩れの管楽器だけだっての。

弦の人間が強い意見を言わないのをいい事に、好き勝手やってるとしか思えない。

挙句、弦のレベルが低いのに俺らは付き合わされているとか寝言抜かすし。

それが全国のアマオケで起きている事。

2019-01-08

anond:20190108101505

教科書として手頃とはずいぶん失礼な話だな。

実際に取り組んでいて、過去遺物として仕舞われるどころか、今でも歴史的価値に恥じない凄さがあるから人気を保ってるのだと思うけど。

てか、そんな見解が許されるのなら、近現代楽曲はそれこそラーメンで言ったら二郎みたいなもんじゃん。

そんで下に書いたように、見方よっちゲテモノ嗜好な代物を無闇矢鱈に押し付けてくる手合が本当に多い。


まあ、プロアマでは捉え方が違うのはそうだろう。

音大受験ではほとんどの管楽器古典派の楽曲を吹かされる(例えばトランペットハイドンオーボエファゴットモーツァルトとか)ことからして、プロ古典の曲をまともに吹けないのはダメだろう。

一方でアマは遊びでやってるんだから好きなのやれっていうのは正論だが、現実に大抵のアマオケでは管楽器の近現代嗜好ばっかり優先されるじゃん。

そうしたくなかったら、管楽器の人数を極端に絞って、かつトロンボーンチューバ必要に応じてトラ呼ぶような「室内管弦楽団」にでもしないと無理なわけ。

ハッキリ言ってウザい。

全員が全員、近現代ドビュッシーシベリウスをやりたいわけじゃないのに、どういうわけかそういうのばっかり取り上げられる。

でもオケの中核である弦の人間で、近現代ばっかりやりたい奴なんて変わり者扱いだから

そういう「弦の縄張りであるはずのオケを、好き勝手蹂躙するのが管楽器という認識なんだよね。

せめて「(美味しいところがたくさんある)オケの曲を吹きたい」じゃなく「(豊かな響きを作る)弦と一緒に吹きたい」くらいの意識で来てくれれば、少しは違うんだろうけど。

2018-08-20

どうしても許せない話

anond:20171016161644

↑の元増田だが、未だにいろんなオケプラプラしている身分

そんな中、元いたオケ関係者から、信じがたい発言が飛び込んできた。

よりにもよって、トロンボーン人間

うちのオケは弦のレベルが低いから、仕方なく合わせてやってんだ

と言い放ったそうな。

これはもう凄まじき暴言であり、とても看過できない

だって晴れ舞台タンホイザーでバテて伸ばしの音が転んでた奴らが何言ってんだ?

ブラ1終楽章コラール、超美味しいはずなのに「ずーっと休みで、出番だと思ったら変な旋律吹かされるんだよー」とか、もし冗談であっても耳を疑う返答するセンスしか持ち合わせていないクセに。


元増田でも書いたけど、オケは元々弦の縄張りなわけで、そこに来てトロンボーンなんてレギュラーメンバーですらない。

音楽的に言ったら、低音の補強でベートーヴェンに見出されたから、その後オケでそこそこ使ってもらっている程度の立場なのに、身の程知らずも大概にしろよ。

大体、アマオケトロンボーンは音が汚いんだよ。ダイナミクスON/OFFしかないし、音が割れる勢いでバリバリ吹いてるのに満足しちゃって、音が全然飛んでないことに気づいてないし。

つか、あんなクソみてーな音で、本当に音楽やってるつもり?

隣で吹いてるチューバや、音域がカブるせいでその汚い響きにかき消されるチェロ可哀想だわ。

そんな楽器吹いてるやつがオケを仕切るようになったら、どのみちそのアマオケおしまいだ。

田舎オケあるあるだけど。


まあね、出番が少ない割に、アマオケだと月の会費は平等に取られるので、そこは美味しくないと思うよ。

でもさ、こっちに合わせないとして、やりたい曲は何?とか言ったら画家マチスとかプロコフィエフの5番だとさ。バカじゃねーの。

そんなもんできるわけねーだろ。

挙句トロンボーンは神の楽器」だと?3人1組で教会信号ラッパもどきの扱いだった史実を脚色しすぎてて全然笑えねー。


と、ここまで大嫌いなトロンボーン喧嘩売ったついでに、高みの見物決め込んでいるであろう木管ホルンにも一言言っておくわ。

ソロを吹きたい」という理由オケに来ないでくれ、迷惑から

弦楽器と合わせてみたい」という理由だったら大歓迎だけど。

2018-08-10

落合陽一からリプが飛んできた

https://www.asahi.com/and_M/articles/SDI2018080779271.html

記事に対して否定的コメントツイートしたら落合氏本人からレスがついた。

せっかくなので補足をしてみようと思う。

サッカーのたとえについて

サッカーのたとえが安易だと思ったのは、ここであげられている例示に違和感を覚えたからだ。

「このオケマンUのようだ」「この曲はレアルのようだ」という時には、サッカークラシック両方に対するリテラシーがいる。

神奈川フィル地域密着で有名なプレイヤーは少なくてもど根性プレイを見せるからVファーレン長崎のようだ」とか「ラ・ヴァルス構造が技巧的でデコラティブだからレアルのようだ」とか、双方をつなぐリテラシー必要なはずだ。

そこを「感覚」というあいまい言葉接続するのは無理がある。

このような安易な例えでクラシックへのハードルが低くなるというのは飛躍しすぎだろう。凄く雑な議論だ。読んでいて話者の「僕はサッカークラシックも知っているよ」という「ぼくはAKBリンキンパーク聴くよ」みたいなスノッブさを感じた。

そもそもなぜこの対談はイラっとするのか

この対談は日フィル落合陽一と組んで行う新しい取り組みにたいして以下の2点を目的としているはずだ。

・こうした新しい取り組みに批判的であろう、旧来のクラヲタへの目くばせ

クラシックになじみはない一般層へのアピール

しかし、この目的はおそらくどちらも成功していない。

まず前者だが、クラヲタはこの対談で言われるほど理屈っぽくはない。私のまわりのアマオケの友人をみても、音楽史楽典精通している人は少数派だ。だいたい当の音楽業界音楽批評こそが「感性」にたよったポエムみたいのばっかりで、しっかり楽曲構造分析演奏技術について記載された記事の方がまれじゃないか。そっちが大丈夫かと思うがそれはここでは関係いか。また、守破離のくだりでいわれるようにクラヲタ保守的でもない。先日の渋谷慶一郎科学未来館ロボットAIオペラが盛況だったように、むしろ新しいものが歓迎される素地がある。私だって金さえあればこのイベントに行ってみたい。落合陽一がどんな「挿絵」を曲に添えるのかみてみたい。こうしたクラヲタの新しいものへの「感性」に目をつぶって彼らを見くびるような対談をプロモーションに使う日フィル大丈夫か。

対談の後半くだりは落合陽一をアイコンにするような「アーリーアダプター」だったら興味をもって読むだろう。だが、「のだめ」でクラシックに興味をもったライトな層だったり、そもそも普段クラシックに興味があまりない新規層をとりこみたいのなら「意識高い系西麻布で美味い飯食いながら<楽しいからこっち来いよ>言ってるみたい」な感じのこの対談がフックになるとは思えない。90年代流行った空間ディレクターみたいな人たちがウェイウェイ言ってるだけで、全然クラシックへのハードルが低くなっているようには思えない。

私はこういうプロオケの新しい試みはどんどんやっていけばいいと思うけど、この対談にはイラだちしか感じなかった。クラシックへのハードルを下げているのは、主催者が汗水たらしてるラフォルジュルネだったり、プレイヤーチャレンジしている反田の新しいフェスだったり、そもそも神奈川フィルが地べたを這いながらやっている地域貢献であって、わたしの「感性」ではこの対談に「内輪の軽さ」しか感じなかった。

あと、蛇足だが、落合陽一のファンらしき人から落合氏は凄い人だからおまえも学べとか尊敬しろみたいなリプが複数きた。落合氏もこんなのに普段からまれているなら不幸だと思った。頑張れ准教授

2018-05-06

アマオケの選び方

あくまでも個人的な考え方です。

特に首都圏では多くのアマチュアオーケストラがあります4月から就職、進学、転勤等で活動の場が変わった人は新しい団体を探す人もいると思います

また、楽器を習っていて始めてアマチュアオーケストラを始めたい、と思う人もいると思います

知り合いに直接紹介してもらうという手も無いわけではありませんが、特別理由(紹介してくれた人と活動したいなど)がなければ自分で探すことをお薦めします。

今時はHPを持ってない団体は少ないです。

まれHPがなかったり、更新が滞っているところもありますが。

こういう団体HPメンテナンスが出来ないほど人不足か、募集をしていない(内輪だけで活動したい) のだと思います募集をしていないような団体であれば知り合いのつてがなければ入団不可能でしょう。

アマオケの人不足は技術力不足と鶏と卵の関係にあります。人不足だけど技術力は高い団体があれば、それはもっと大きな闇を抱えているに違いありません。

例えば、指揮者が横暴であったり、一部の中心人物が牛耳っているなど。

さて本題の、自分にあった団体の見極めかたですが、まずはHP過去演奏会履歴を調べます。これによりだいたいの団体の規模(人数)が分かります。大きく分けて2管編成なのか4管編成なのか。

次に曲の選び方として弦楽合奏あるかないか協奏曲あるかないか協奏曲ソリストは団内か否か。

どのような曲が多いかロシア系ばかりを取り上げている団体北欧系ばかりを取り上げている団体などもあります

年に何回の演奏会があるか?

練習回数はどれくらいか半年程度の期間で20回程度の練習が組まれていると多い方で、少なければ4~5回という団体もあります

練習場所自分が通いやす場所であればラッキーです。

これで、自分の好みでなければ他を探します。

演奏会を見に行きましょう。

観点は、エキストラ割合プログラムメンバーリスト記載されている場合があります記載されていない場合は動態調査しかありませんが、慣れていないと難しいでしょう。

次に演奏方向性。これは好みになります演奏雰囲気が気に入るかどうかです。

次に問い合わせをします。

まず募集があることを確認して、入団検討しているという意思を表明し、質問します。

一回の演奏会あたりの費用チケットノルマの有無。その他必要となる費用

その他としては、団費といったり、合宿費であったり遠征費であったりします。

本来、これらをすべてひっくるめて演奏会費だとおもうのですがね。

一回の演奏会費用が引っくるめで3万円を越えるとかなり高い方だとおもいます。安いところでは2万円以下です。

しかし、高いところは有名指揮者が来ていたり、高額なソリストを使っていたりするならばありえます

ホール使用料は似たり寄ったりです。東京ではサントリーホールが飛び抜けて高い以外は。

団員の数とエキストラ割合

これが曖昧な答えしかこなかったり、先に見た演奏会と辻褄が合わなければ、怪しいです。

次に見学となります

見学といっても弾かされることが多いです。こちらが団を選ぶように、団側もあなた査定します。

これで(見学で)お断りされることは滅多にありません、オーディションでなく。私は一度経験がありますが。

見学に行った時期が次の演奏会の時期と比較して、完成度がどのようであるか?を見ると仕上げかたの方向性が見えます。このとき演奏会を見に行って完成度を確認してあることに意味が出てきますしかし、ほとんどの団体練習期間によらず、最後の2週間程度で一気に仕上げます

このようにすれば、入団前にだいたいのことが見極められます。お試しあれ。

2016-02-17

http://anond.hatelabo.jp/20160216223519

たたくなんてもってのほかでです。

スタッフ側としてはすべて平等です。どんな格好で来てたって、若者であっても、お年寄りの方でも。

(もしかしたら、見に来ているお客様がたたくかもしれないけど)

ほんともっと気楽に来ていいのよ。ほんとマジで。もし、叩かれたら正当な方法で抗議していいよ。

叩く方がほんとバカから

アマオケスタッフプロオケスタッフもやっているけど、ほんと全然そんなことないので気にしないでぜひぜひおいで。

http://anond.hatelabo.jp/20160216223221

地方公共団体サークル活動として認められる利点はお金的な物だけじゃなくて、

練習会場を優先的に使えるようになるとか、区の広報誌に広告とか団員募集乗っけることができたりすることもあるね。

以外にプロオケじゃなくて、アマオケって練習会場の確保大変なんだよ…。

でもメリットだけじゃなくて、ちょっとダークな話。

その運営補助金が「収益」として認められる場合もある。

収益」として認められてしまうと、楽曲演奏する場合著作権料が跳ね上がってしま場合がある。

著作権料って、管理している団体にもよるんだけれど、大体の場合無償公演か有償公演でだいぶ値段が変わる。

収益」として認められてしまうと、有償公演扱いになってしまい結局支払わなきゃいけない額が大きくなることもある。

もちろん、扱う楽曲によるので何とも言えないんだけれど、ただ単に援助があればいいってもんじゃないってのは覚えておいていただけると嬉しい。

2015-02-13

TPP交渉アマオケ

TPP交渉では著作権を没後50年から70年にする方向でまとまりそうだけど、

近代曲を中心に演奏しているアマオケにとっては財政的な大問題

古典しかやらないところは関係ないと思うけど、二十世紀作曲家を取り上げることが多いところは

選曲にも影響すると思う。

2014-12-03

過去肯定して生きることができない

また学校へ行けなくなってしまった。

ひとつ嫌になると何もかも嫌になる僕はまた家から出られなくなった。

4限の授業はおそらく中間テストがあるので行かなきゃまずいなあと思いながらこれを書く。


どうも僕は過去肯定して生きることができないようだ。

大学生になった今、中学高校を思い返しては「あのときああしていれば」「ああするんじゃなかった」と思っている。

思い返せば、高校生の頃は「中学の時ああしていれば」中学生の時は「小学生の時ああしていれば」と思っていた。

そんな考えは何も生み出さないことはよーくわかっている。

だけど、そう考えずにはいられないんだ、いつも、なぜか。


4歳の頃からピアノを習っていた。

毎日30分くらい弾いていた。嫌いなわけではなかったけど特別好きなわけでもなかった。

たぶん親にやるように言われていたからやっていたんだと思う。

中学生部活で、オーケストラ部に入った。そこでバイオリンを始めた。

オーケストラ部の中には、ピアノが上手い人がたくさんいた。自分なんてヘボだった。

それまで近所や自分出身の小さな小学校の中では多少うまい自信はあったけど、そんなの比べ物にならなかった。

聞けば毎日時間とか練習していたらしい。絶対音感もある。和声やなんちゃらもよく知っている子ばっかりだった。

なによりみんな、音楽演奏するのが楽しそうだった。

好きで、楽しくってやっている感じだった。

でもそのとき僕はそんなことには気がつかなかった。

そのとき僕は「小学生の時もっと真面目にピアノを練習していたらなあ」と思った。

「なんでもっとちゃんとやらなかったんだろう」と思った。

そうして中学1年生の時にピアノを辞めた。

それからオーケストラ部で5年間(中高一貫だったのだ)バイオリンを弾いた。


大学生になって、またオーケストラ部に入った。

大学オケの中ではそこそこの伝統がある方からなのか、(アマオケなんでたかが知れているが)レベルが高い良い環境オケだ。

中高では比べ物にならないくらい、すごい人がいた。ほんとに学力でこの大学に来たの?と思うくらいの人が普通に居る。

大半は普通学生だけど、それでも自分より遥かに弾けていた。

自分は13歳の頃から部活でこのバイオリンを弾き始めたけど、高校始めとか、大学はじめの3年生のとかの方がよっぽどうまかった。

そう、お察しのとおりここでもまた僕は思ってしまったんだ。

中高生の時もっと真面目にバイオリンの練習をすれば良かった」

「なんでもっとちゃんとやらなかったんだろう」

「あの5年間もっと真面目に取り組めば良かった」


自分のために言い訳するならば、確かにこの5年間も真面目に練習していたわけではなかった(と思う)

オーケストラ部は小さなゆるい部活で、はじめの1年こそ先輩に時々見てもらえたものの後はただ個人で練習して合奏をして発表をしていた。

大半の部員部活より趣味やらほかの習い事と両立したくてこの部活に入っているようなもんだったから、切磋琢磨する雰囲気なんて、正直なかった。サボりたいやつは勝手サボり、練習中もお話している方が楽しかった。

だけど、たしか友達の中にはぐんぐん上手くなったやつもいた。上手くなりたいやつはレッスンに通ったり地元ジュニアオーケストラに入ったり、独学で上手くなっている奴もいた。

僕はたしかバイオリンの練習をするのは好きで、部活にも真面目に参加していた方ではあったと思う。

でも、そういう積極的な人たちを「すごいなあよくやるなあ」と思いながら何もしなかった。

…なにか矛盾している気はするけど、自分はそういうスタンスだった。


僕は、そういうぬるい環境の中で生きていた今までとは違い、真面目に練習したくてこの大学オケに入ったのだ。

実際入部してからもう半年以上経ったわけだけど、それなりに真面目にやってきたのだ。

だけど、練習するにつれ、他人とのレベルの差に嫌気がさしてくる。

そのたびに思うんだ。「中高のときに真面目に練習していれば」って。

過去を考えてもしょうがない。いまできないから、できるようになるために、練習するのにね。そんなことは分かっている。

だけど、どうも、そんなうまくいかないのだ。

そうしていま家に引きこもっている。


タイトルは広く付けちゃったけど、書くにつれ音楽の話に偏ってしまった。いま自分の心を占めている話題がこれだからだろう。

だけどこの話題に限らず、僕はどうも「ああしていれば」と考えてしまいがちのようだ。

今うまくいかない原因を、全部過去のせいにして、逃げている。

生産性のない行為だなあと思いながら、避けられない。

からはいつも自分過去肯定して生きることができない。どうりで生き辛いわけだ。


音楽に関していば、もっと楽しむということをしたほうがいいんだろうけど、どうやったら楽しめるのか全然わかんないんだよな。

まあ、単に、向いていないのかもしれない。

2014-06-16

http://anond.hatelabo.jp/20140616131358

気持ちはすごいわかる。

というのも、俺は、しがないチェロ奏者(アマオケ経験者)なのだが、楽器を触ったことすらないやつが、世界トッププロ演奏CD(生でなくCD!!)で聞いて、○○の指揮は~とか○○楽章スタッカート解釈が俺には理解できないとか、こき下ろしてるわけですよ。

お前ら譜面読めんのかと。というか弓持てるのか?ヴィブラートかけようとしたら右手も連動して動いちゃう系じゃないのかと。

から晩まで楽器弾いてて壁紙の模様が譜面に見えたりしたことあんのかと。指先の豆から血が出たことあんのかと。

クラオタといいサカオタといい、専門分野の消費者的なオタクって口ばっかりでフィジカル全然伴ってない。

調弦はできないし強いシュートも打てないのに、専門的な用語を使い知識量だけで勝負してこようとする。

そこに軽さを感じる。説得力がなく耳障りに感じる。

そもそも経験者がオタクイラつくのは、オタクたちからトッププロたちへの敬意を感じないからだと思う。

すげえ!なんでこんなことできるんだ!という驚嘆と尊敬オタクたちにはピンと来ない。だってやったことなから

からこそ敬意を欠いた批判を繰り広げることができる。とも言える。

世のオタクたちには、頭ではなくて身体で感じてその上で思ったことを言って欲しいと言いたい。

2014-04-08

ぼくがかんがえたさいきょうのアマオケ

自分にとって、強く入団希望する最も理想的アマオケは、とてもシンプルだ。

即ち、弦が強いオケ

演奏が下手でも運営gdgdでも一向に構わないので、あらゆる場面で弦楽器奏者の発言力が強大で、弦楽器を中心に回っているオケが最高。

もちろん、指揮者も弦出身の人を優先的に呼ぶと。


なぜなら、オケ音楽面でも人口比でも弦楽器奏者がマスだから

民主運営として、最大多数の最大幸福を追求すれば絶対こうなる。


一方で管楽器打楽器に望むのは、どんな場面でも黙って弦楽器フォローに徹する、職人ポジションでいてくれること。

身の程を弁えろとも言う。

それこそ、弦がやるより管打の人のが早く済むこと以外は、手出し口出し一切無用ってことで。


でもアマチュアでは少ないだろうなあ、そういうオケ。残念すぎる。

あったらぜひ紹介して欲しいけど。

2014-02-10

自分の周辺事情とだいぶ違うのだが

バイオリン経験者にしか通用しないネタを投下してみる。


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1146622456


↑のリンクに「普通の子は教本段階で挫折とあるのだが、自分の周り(学生オケアマオケ)で、幼少の頃からやっている経験者は、その8割くらいはメンコンまで弾けていて当たり前。

なので練習嫌いで教本8巻の一部までしかやってない自分などは、4歳からやってた経験者としてはあまりに恥ずかしいと思い、それが昂じてまたレッスンを再開したくらい。

でも世の中の経験者の大半はそこまで行かないとか、自分の周囲の状況とあまりに違いすぎて、にわかには信じ難い話だったり。

もしかして一種の生存バイアス


ちなみにスズキの教本も卒業していないレベルなんて、自分も含め「そこそこ弾ける」程度でしかなく、メンコンまで行った「上手にきちんと弾ける」人との差は歴然としている。

もちろんそれを目の当たりにして満足するわけがなく、さらなる高みを目指さないとヤバいという感じになる・・・はず。

結局、教本段階で挫折したきり、そのまま楽器から離れてしまうということなのだろうか。

個人的には頑張り合う相手がいないという意味で、ちょっと残念。

ま、どこまで行っても練習は一人でやるものなんで、甘ったれ感想ではあるんだけど。

2013-07-05

お嬢様系だったという話

小さい頃からヴァイオリンを習っていたと話すと、それだけで「良家の子女」とみなされることが、ずっと不思議で仕方なかった。

そんな自分は両親とも公務員東京多摩東部(井の頭線沿線)の生まれで、小学校の時に北関東引っ越して今に至る。

修士号を取るまで在籍した学校経済事情優先で全て公立と、良家の子女になる要素は皆無。


東京にいた時はアパート暮らしで、近所にヴァイオリン先生がいたので、興味があって4歳から楽器を習い始めた。

自分の学区は児童の人数が多い、いわゆるマンモス校で、小学校入学したら同じ先生楽器を習ってる人が何人かはいるだろうと胸をときめかせたのだが・・・一人もいなかった。

一方、発表会では姉弟子に当たる中学生高校生の子たちが、ホールメンデルスゾーンバッハ無伴奏ホ長調を弾いているのを、順番の最初のほうで終わった自分はなんとなく聴いたり聴かなかったりで過ごし、最後は皆で合奏と、それはそれは大々的だったのだが、同時に「一体皆はどこから習いに来ているのだろう、近所じゃ見かけない人達だし・・・」と不思議でならなかった。

保育園から小学校に上がって、周りが皆幼稚園上がりで衝撃を受けたこともあり、子供ながらに結構しょんぼりしていたかも。


そして最近東京の頃の記憶をなぞっていたとき、長年の謎が解けた・・・気がした。


なんのことはない、どうやらその地区主婦のお母さんが圧倒的多数で、さらにその中でも家が裕福で、小学校幼稚園から私立に通っている子(特に女の子)だけがヴァイオリンを習っていたと、そういうことだったらしい。

少なくとも当時の東京多摩東部西武新宿線中央線東横線くらいのエリアでは、そういうケースが殆どだったらしい。

そして地方であっても、ヴァイオリンを習う子の、名士の娘さん率は高かったらしい。


確かにエスカレーター式の私立一貫校は受験に多大な時間を取られずに済むので、嗜みや教養の一環として何らかの習い事をさせるだろうし、それが女の子なら、楽器の一つくらいは・・・ということでピアノヴァイオリンを習うと。

それ以外だったら、親がプロ音楽家だったり、熱心なクラシック愛好者か楽器愛好者くらいか(地方の名士には愛好者多そう)。

ともかくそういう事情もあって、日本だとヴァイオリンは「お嬢様楽器」というイメージが強いと。


かくいう自分は父親がクラオタで独学でヴァイオリンを弾いていたし、ヴァイオリンレコードばっかりかけていたっけ。

もっとも、自分は非常に不器用で要領が悪いこともあり、しかも当時はクラシックが大好きというわけでもなかった。

結局受験楽器のレッスンを両立させることは出来ず、今ではアマオケのその他大勢で弾くのがやっとだったり。

4歳からやっていてメンデルスゾーンも弾けない、ノイズ生成器に近い。

幸い、大人になって薄給仕事ながら時間の余裕は出来たので最近レッスンを再開し、今度こそメンデルスゾーン・・・ということになった。

それもこれも、昔の発表会で生演奏を聴いてしまたからだ。単なる懐かしい思い出であっても、その音が耳から消えることはない。

弾いたあの子は今頃何してるのかな・・・

2013-04-19

イメージから求められているのか

アマオケヴァイオリンを弾いていると、フォルテシモ以上の箇所で「もっと出して!」としょっちゅう言われる。

自分がただでさえ少ない男のヴァイオリン弾きだからなのか、まず第一に力強い音を求められるのは閉口する。

自分にとってヴァイオリンは「世界一綺麗な音が出るモノ」という位置づけなので、それを壊すような力技の演奏はしたくないんだけどなあ。

もちろんそういう演奏を売りにする、ハイフェッツみたいなソリストは嫌いだったりする。


ヴァイオリン楽器性格上、ちゃんと弾けばいくらでも綺麗な音が出る反面、少しでも油断すると容易にけたたましい音や汚い音が出てしまう。

なので騒音発生器状態だとたちまち周囲から「なんだアイツ中途半端な腕で無茶しやがって」という目で見られるので、とにかくまずは余計な力を抜いて、そして出来る限り艶やかに・・・ということに腐心するわけで。

それに力強い音でとか、お前それメンコンバッハシャコンヌでも同じ事言えんの?という感じ。


というか、そんなにフォルテシモで音の厚みを出したいならもっと人集めればいいじゃん、一人ひとりに無理させんなよって思う。

2013-01-02

新年抱負じゃないけど

今年は3月まで仕事忙しいけど、春になって暇になったら、アラフォーの手習いとしてバイオリンを再開しようと思う。

高校の時、バッハコンチェルトを弾いて卒業したんだけど、その後学生オケアマオケをやるうちに、再び先生にきちんと付いて、もっとソロの腕を磨きたくなったので。

目標メンコン

でもいきなりは絶対無理なので、より演奏が容易な曲で鍛えてからになると思うけど、調べた感じだと


バッハ無伴奏ホ長調ヴィオッティのコンチェルトモーツァルトコンチェルト3番→モーツァルトコンチェルト4番→フランクorフォーレorブラームスソナタ(ローデ併用)→ヴィターリのシャコンヌブルッフコンチェルト1番→ベートーヴェンコンチェルト


と、ここまでやってやっとメンデルスゾーンらしい。

ちなみにラロとかスコットランドとか、チャイコブラームスコンチェルトもっともっと難しくて、究極的にはパガニーニエチュードにしつつバルトークコンチェルトになるのだそうな。

ウヘァって感じ。バイオリンどんだけ奥深いんだ。

そしてこれらを高校までにやってしまプロはどんだけさらってるんだ。


ともかく、頑張るしかいか

2012-12-21

記念の曲

アマオケをやっていると必ず回ってくるのが「創団○周年」とか「ウン十回」とかの記念演奏会だ。

記念なのはいいんだけど、悩ましいのが選曲。

こういう特別な催しで、何か定番曲とか定番プログラムってあるのだろうか。


特別ということで真っ先に思いつくのが、とにかくいろんな所から人をかき集めて、やたら大編成の曲をやるというのもの

この場合、弦の負担が軽い曲にするのがポイントだろう。

でないと弦にとっては重荷にしかならないどころか、トラウマを植え付けることになりかねない。

しかし気を遣ったところで、元来オケは弦で殆どを言い尽くすのが基本のはずなのに・・・って感じで、弦には面白くないプログラムになると思う。


結局、特別=デカいという、いかにも体育会系的・水槽厨的発想を捨てた特別さを目指すべきなんだろうけど、これで特別な曲というと皆目見当がつかない。

皆どうしてるんだろう。

2012-10-24

管楽器奏者のクラシックの嗜好

アマオケで弦をやって10年以上経つけど、未だに管の人達の曲の嗜好がよく分からなかったりする。


とにかく管の人達って、ロマン派後期から現代の音楽をやりたがる感じなのだ

現代くらいかしか定席のないトロンボーンチューバがこの傾向なのはまだ分かる。

ティンパニ以外の打楽器も、やはり近現代から積極活用され始めたので、これまたそっちをやりたいだろうと思う。


しか木管トランペットホルンまで含めて、総じて上に書いたような、言い換えれば「割と大編成志向なのはどういうことだろう。

スコア眺めてる限り、モーツァルトベートーヴェンブラームス管楽器パートだって十二分に面白そうなのになあ。

木管ホルンの深みのある印象的なアンサンブルトランペットティンパニのカッコいいアクセント、どれも弦じゃ絶対経験できないし。


ちなみに弦の意見として言わせてもらうと「オケは弦の豊かな響きが基盤」という意識が非常に強いです。

またヴァイオリンチェロメソッド古典的な造りの曲や、バロックを基本としていたり。

なのでそれに沿ったオーケストレーションをする古典派~ロマン派前期くらいが、どうしても好みになるわけで。

一方、楽器限界に挑戦するような、弾いててやたらくたびれる書き方をしているロマン派後期以降はちょっと・・・という感じ。

打楽器の数も多いので、それに負けないよう人をかき集めようにも、曲によっては技術的に難しすぎて、ゲネ本しか来ないようなエキストラにはまず期待できないなんて事情も。


そして毎回、選曲会議微妙駆け引きの場になると。

2012-09-25

http://anond.hatelabo.jp/20120925120544

そもそも「パート譜を打ち直してまで用意する」習慣は、普通アマオケ学生オケでは聞いたことがない。

これは誰がやるか(ライブラリアン?インペク?)という問題と、出来上がり品質の問題がある。

1・2箇所のミスならともかく「あちこち間違いだらけ」で1回の練習まるまる楽譜の訂正で終わったともなれば、高確率オケメンバー指揮者の怒りを買ってしまう。

普通アマオケ学生オケでは、そこら辺の仕組み(いざとなったらほぼノーミスものを素早く用意する人やツール)がどうにも弱いんだと思う。

いくらなんでも手書きはやめよう、な?

以前、某管楽器と弦楽合奏のための協奏曲演奏したことがあったが、これが今までのアマオケ経験で最もキツかった思い出だ。

それは楽譜に起因するものだった。


実はその曲をやることが決まった時点では、出回っているのはスコアのみで、ソロパート譜ピアノ伴奏譜以外のパート譜存在しなかった。

それが出版社からアナウンスによると、練習開始時期までには正規のパート譜一式がリリース予定だから大丈夫ということで、ゴーサインが出たのだそうだ。

しかし予定は未定であって決定ではないという言葉のとおり、必要タイミングになってもパート譜出版されなかったわけで。

慌てていろんな所のアマオケからコピー譜をかき集めることになり、それで練習予定は遅れに遅れ・・・

どうにか用意できたパート譜も、自分とこのパートだけ「ベートーヴェンモーツァルトよりはマシかも」というレベルの、超汚い手書きの楽譜だったと(当然コピー欠けやミスプリもバッチリある)。


お陰で何回練習しても音符を拾うのに難航して落ちまくりパートのほぼ全員が苦しみ、まともに弾けたものではなかった。

楽譜の手配遅延で短くなった練習期間はあっという間に過ぎ、結果ソリストに大変な失礼を働いてしまったことが一番申し訳なく、それだけ取ってもこの演奏会は大失敗だったと、今でも思う。

あと、この曲はソロをやる管楽器ににとっては貴重なレパートリーらしいけど、伴奏する方にしてみると曲想からして微妙すぎる曲で、それに楽譜の件も合わさって「もう二度とやるか」というのが個人的な感想

もし今いるオケで万が一選曲候補に上がったら強硬に反対してやろうと思う(IMSLPにもソロとごく一部の弦パートしかアップされていない)。


ちなみにこの曲の録音や映像は、一応いくつかある。

ということは、プロにはきちんとしたパート譜が出回っているようだけど、楽譜作成ソフトが普及した最近はともかく、昔はどうやって用意したんだろう。

スコアからコピーしたものを切り貼りしたくらいでは読みやすパート譜が作れると思えないし、手書きするにしても大バッハの清書並に綺麗なものじゃないと演奏に支障が出そうだ。

それとも、あの汚い手書きの楽譜であっても数回のリハで仕上げてしまうのがプロということなのだろうか。

2012-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20120915132420

練習指揮    週1  × 50週  = 1,000,000円

アマオケ本番   年2回 × 2団体  = 1,000,000円

プロオケ本番  年1回 × 1団体  =  700,000円

音教      月2回 × 1年   = 1,200,000円

録音      ??    ??  =  500,000円(不定期)

ここまでで440万円か

週に1回はどこかアマチュア指導いかなきゃならないだろうし、

アマオケの本番が年に2回で2団体でもそれなりに土日は埋まるだろうな。

音教を月1~2のペースで入れたとして、空いた時間で音入れするわけだとす

ると・・・

結構激務じゃないか

土日なげうって、しかもいつ失職するかわからない技術職だと思うとかなり

リスクあるね

そりゃ、なりたがる人がいても生活できないとぼやく訳だ。

土日休みなし、不定休、急なキャンセルあります。悪くないブラック企業

暇だとお金にならないし

2012-07-02

産後のパパの趣味

年末子供を産んだ。

ここへきて、産後趣味とのつき合い方がわからない。


産前は共働きだった。

今は育休を取得している。育休中は手当が出るので、そこから生活費を出している。

主人との生活費分担割合は5:3で主人の方が多い。

ちなみに家事育児は私メイン。主人はお風呂掃除と夕飯の片付けをやってくれる。よくやってくれてると思う。


主人と同じ趣味をしている。というかオーケストラ。別々の団体に所属している。

私は夏の演奏会は不参加にした。年明けの春の演奏会への参加は考え中。

主人は夏の演奏会に参加することにした。6〜8月はだいたい月3回程度の練習がある。

(夏はアマオケ演奏会シーズン)


演奏会に参加すること、主人に相談された。

趣味をとめるのは生産的じゃないと思ったから、どうぞと伝えた。

けど、ここへきて、彼が練習に参加するのが羨ましい。


完全母乳を選択したのもあって、基本的に子供と3時間以上離れることはできない。

(哺乳瓶は拒否された)

風呂、寝かしつけを考えると夜のお出かけはできない。

昼は主人の実家も私の実家も預かってくれるけど、ちゃっちゃと帰るようにしてる。

お酒も我慢。実母か実妹以外とご飯食べにいくこともない。

お金もないから買い物も基本我慢。


時々辛くなる。

なんで私ばっかり我慢して、主人の生活は全然変わってないの?

子供の相手もしてくれるけど、基本的に主人はやりたいことをやってるように見える。

彼が練習に行く日はいらいらしてしまう。


彼は優しいから、それを見て、夏の演奏会はおりると言ってくれた。

けど、それは、やっぱり違う、間違ってる、と思う。

そうやって二人がネガティブな動作をするのは良くないと直感的に思う。

だけど、彼が練習に行くのは羨ましくて不機嫌になってしまう。


恵まれてるのはわかってる。でもどうにも折り合えない。

みんなどうやって折り合いを付けているんだろう。

2010-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20100921132439

なんか共感だけでも伝えたくってトラバします。

すっごくよくわかりますよー。

譜面だけを追っかけてイメージがない人って意外にオケには多くて、

指揮者がつたえること(統一すること)の大部分はイメージですもん。

アマオケで練習指揮者をやってたアマチュア音楽家です。

音楽通してコミュニケーションできてるからあなた非コミュじゃないとおもいます。

楽しんでくださいねー。

へたれアマチュアヴァイオリン弾きのオケ攻略法みたいなもの

えっと、興味のないことは全然頭に入らない・身に付かない反面、興味があることには病的に凝る人です。

4歳からヴァイオリンやってるくせに練習嫌い、それでも奇跡的に先生に破門されず、

高校でそこを卒業するまでなんとなく続けてきた程度のヘタレです。

大学では学生オケ全然馴染めずほぼ休団していました。

残ったのは経験年数だけ食っている状態、絶対音感最近狂い気味

(正しい音程の調性を、自分の基準より半音ほど高く感じるようになった)と、

他人が見本にするところは全然ない、そんな非コミュのおっさんです。


そんな俺が今のオケに入ったことをきっかけに身に付けた、クラシック曲の合奏で

かろうじて足を引っ張らないくらいに弾けるようにするハウツーお話です。

と言ってもドヤ顔ではありません。むしろ「こんなんで正直ごめんなさい」みたいな告白



まずAmazonオケ仲間の評価を元に信頼できる音源スコア、信頼できる楽曲解説を入手する。

そんでスコアと解説片手にひたすら曲を聴く。


そうすると「そもそもこの曲はどういう曲か」というのが頭にイメージできてくる。

その作曲家の音で常に弾けそうな気分になってくる。

楽器同士の絡みから、どこの場面で何を聴いて合わせればいいかも見えてくる。

そして「だから俺はこう弾きたい!」と思えてくる。


そこまで行って、初めて合奏練習を楽しく感じられて、調子が出てくる。


あとは全体から細部にブレイクダウン。

曲全体の流れのうち、絶対に弾けないと許されない箇所は真っ先に押さえられる反面、

細かいところは最後まで弾けなかったりする。やっぱりヘタレだ。



こんな面倒なことするヒマがあったら百万回さらえばいいのは分かっている。

それに他のアマオケプレーヤーから見たらかなり甘いやり方と思われるだろう。

でもこういう面倒なプロセスを経由しないと興味のベクトルがそっちに向かないし、

興味が湧くまで右から左に抜けていく状態なのだから仕方がない。

そもそも不勉強な状態で出す音なんて頓珍漢過ぎて聴かせられたもんじゃない。


当初そのオケに入ったときは、メンバーのあまりの上手さに圧倒され、

とても追いつけないがなんとかついて行くにはどうするか、楽しむにはどうするかを真剣に悩んだ。

その結果編み出したのが上に書いた方法。


もちろん、周りから見て本当に何とかなっているかは今でも分からない。

でも楽しむと言う目標は達成できたし、さっぱり理解できなかったクラシック曲の面白さが

分かったし、それは大きな収穫だった。冗談抜きでQOL上がったんじゃね?という感じ。


あ、雑談のつもりで「この曲って、作曲家が○○で(中略)それが音に出てていいんですよね~」とか

「(オペラの抜粋をやったとき)ここって、ステージでは××が(ry」とかオケ仲間に話しかけたら

「何でそんな詳しいの?」と相手にドン引きされたことが何回かあったっけ。

自分みたくいらんことを知らなくたって弾ける人がほとんどということですね。

それに音なんて結果が全てなので、別に知らなくても悪いわけじゃないし。

なので最近はそんな話はほとんどしていません。

てか非コミュでごめんなさい。

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