2013-04-19

イメージから求められているのか

アマオケヴァイオリンを弾いていると、フォルテシモ以上の箇所で「もっと出して!」としょっちゅう言われる。

自分がただでさえ少ない男のヴァイオリン弾きだからなのか、まず第一に力強い音を求められるのは閉口する。

自分にとってヴァイオリンは「世界一綺麗な音が出るモノ」という位置づけなので、それを壊すような力技の演奏はしたくないんだけどなあ。

もちろんそういう演奏を売りにする、ハイフェッツみたいなソリストは嫌いだったりする。


ヴァイオリン楽器性格上、ちゃんと弾けばいくらでも綺麗な音が出る反面、少しでも油断すると容易にけたたましい音や汚い音が出てしまう。

なので騒音発生器状態だとたちまち周囲から「なんだアイツ中途半端な腕で無茶しやがって」という目で見られるので、とにかくまずは余計な力を抜いて、そして出来る限り艶やかに・・・ということに腐心するわけで。

それに力強い音でとか、お前それメンコンバッハシャコンヌでも同じ事言えんの?という感じ。


というか、そんなにフォルテシモで音の厚みを出したいならもっと人集めればいいじゃん、一人ひとりに無理させんなよって思う。

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