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2012-01-29

今頃鏡音三大悲劇の一『悪ノ』シリーズ

または希望絶望連鎖について書き捨て。




『悪ノ』シリーズって何ですか

音声合成DTM製品VOCALOID2 CVシリーズ」の第二弾である鏡音リン鏡音レン」を用いて作られた一連の楽曲作品。詳しくは検索

小説とか漫画とか劇化もされてるようだけどそっちはノータッチなので除外。なんか詳細設定とか山のようにあるらしいけどあくまで元動画とその歌詞情報源を絞る。

核となっている曲は『悪ノ娘』と『悪ノ召使』の二曲。

前者はある国で暴政を敷いた愛らしい王女革命によって倒されるまでのことを歌った歌、後者はその王女に仕えた召使い視点から同じ一連の出来事を歌ったもの

YouTubeとかに死ぬほど転がっているのでこの文章を読む人にはできれば聞いといてほしい。ネタバレを含むので。『悪ノ娘から先に。

英語版ならEnnという人? が歌ってるやつの歌詞が好きだな。情報量が多くて。



なぜ『悪ノ』シリーズを取り上げるんですか

身も蓋もない言い方だけど「売れてる」から

ニコ文化中高生とかOTAKU中心に大人気とは知ってましたが劇って。コミカライズくらいまではわからんくもないが劇。

ファンとはいえそこまでのめり込むほどか。何がそんなに優れてるっつーかウケてるのだろう、という話です。

「優れてるからウケてるんじゃねーよ」というお話はあるでしょうがまあそこはおく。ぶっちゃけ「優れてない」点はいっぱい挙げられるし。

たとえば物語終盤の交代劇とかバレねーわけねーから常識的に考えて、とか。

・仮にも国のトップなんだから、立てるならもっとマシな影武者を立てるのが普通というもので、脱がした瞬間バレるようなのに気がつかないとか革命が総崩れしかねない。

  いや史上の狂乱というのは往々にしてそういう熱狂が高じてもはや狂気〜みたいな面があんだろうことは否定しないけど、そんなの後世には物好きな歴史家とかにケツの毛までひんむかれるレベルまで分析されるのが当然なんだからさ。恥ずかしい性癖が伝わっちゃってる為政者が今どんだけいると思ってんの。読んでないけど正直小説版にはクビ落としてから替え玉と判った革命軍の偉いさんとか偽史として押し通してきた『召使』側の話を証明しちゃったアマチュア研究家とかが裏で始末されるドロドロとかがきっとあった! と信じている。三次創作

・本物も見物に戻ってくんなよ。そこでバレたらすべてがガチで水の泡よ。危険すぎるだろ。

…とか、突っ込みどころはとってもたくさんあるわけなんですね。文化ルーツしっちゃかめっちゃかだとかそもそも歌詞ちょっと拙いとかね。

にも関わらず、絶賛者とかいっぱいいる作品でもあるわけで。合唱とか英語版とかあって再生数すごいし。

何がそんなに人を酔わせるのかしら。それがロマンスというものなのか。

いやねーだろ。これロマンスじゃないじゃん。中世騎士物語とかほんのちょっぴり読んだことあるけどコレジャナイ感すごいじゃん。

三大悲劇って言われてるけど悲劇ですらねーだろと言いたい。少なくともwikipedia曰くの古典主義的・新古典主義的「悲劇」では絶対ない。

それでは「これ」は何なのか?



ウケた要因の私的解釈

まあアレじゃん。ジェンダー界隈でいう性役割意識がどうこうとかあと男の娘ブームとかなんかそんな。

あとこれ国家の皮をかぶった家庭悲劇なんですよね。一種のセカイ系というか。

このお話は王家に生まれた男女の双子のうち女が王家に残されて(おそらくは凄い抑圧とか受けて)暴君になって、男はどっか養子とか?出されて召使いとして戻ってきたつーことになっていますが、男をイエに残して女はよそに嫁がせるつーのがどっちかというと鉄板ですよねこういうの。

「なんでそんなことになっちゃったの」というのはきっと小説版とかが政治派閥抗争がどうのとかに絡めて辻褄つけてると思うのでおいといて、「よくこれでウケたな」ってーのをですね。

この作品は基本的にすごいストレスを(受けたくないに決まってるけど)受けなくてはならない人間が見るとツボに来るようにできてるんスね。

よく何かこう、最近の若者は〜的な文脈で、男が女っぽくなっただの女が強いだのと言われますよね。いや印象だけど。自分の観測範囲内の話だけど。観測範囲内でもいい加減下火っていうか言い古されて説得力がアレな言説だけど。

少なくともこの作中ではまさに男がやるようなことを女がやっているわけで、そこんとこのギャップがウケてるっていうのはあると思うの。

鏡音リンってキャラクタ的には妹系ってんですか? 笑顔がかわいくてドジで〜みたいな感じだと思うんだけど、それが女故子ども故の残酷さみたいなのを全力発揮してるあたりのギャップもあると思う。

そう、彼女は良い為政者ではない。聖母聖女は齢14で「お金が足りなくなったなら〜、愚民から搾り取れ〜♪」なんて言わない。普通の女でも言わない。

彼女はむしろ聖女みたいな女に恋人取られたら相手の国ごと潰して復讐する程度にはやりたい放題の女のコ☆です。

しかもそのレベル人格破綻者まで「最初は無垢だった、ホント彼女は悪くない」的な補足が入るわけです。これもウケたツボだろう。

イエのあれこれとか人間関係でむっちゃ我慢とか強いられてるけど正直破裂したい、けど破裂したらあとが面倒だけど破裂したいけどあああああとか思ってる人間にはとてもツボ。

破裂したい人間がなぜ破裂しないかって、破裂すると崩壊するナニカがあるわけで、この王女の話は破裂してナニカを崩壊させてしまったってことなので「ああ、あんな風にならないためにも我慢がんばらなきゃなー」とか、「私がしてきた我慢は正しかった!我慢しなきゃああなってた!ざまあwww」とかいろいろと解釈できて美味しい。

それだけなら単なる破滅劇なんだけれども、これを悲劇にするのが王女と対になる召使い存在ですね。『悪ノ召使い』は『娘』よりもあとに発表された作品ですが、何千回単位だった再生回数を100万くらいまで押し上げたらしいっす。

「顔の良く似た」召使いは(内緒になってんのか知らんが)召使いってことになってるが王女双子です。これをまず物凄く突っ込みたい。王家の血縁が人に使われる側に回ることのあり得なさとか。でもまあそれはいい。

召使いは破裂しそうな王女のそばであれこれ世話を焼くわけです。王女の命令なら惚れた相手も暗殺してくる。それくらい自分を殺している。

ある意味王家という枷つけられてる王女と完全に同類なわけですが、召使いはそれほど人格破綻してないというか暴君的な方向に爆発しそうではない。

彼には「王女のため」という大義があるからです。彼が背負っても良かったモノを彼女に背負わしたら歪んでしまった、王女がこんななってるのは彼にも責任がある。

からその責任を果たすためなら、ほんのちょっぴりの「自分」も捨てられる。盲目的に尽くせる。

完全に「家庭なるもの」の中で板挟みになるガキそのものですね。あとほんのりとした近親愛。これがツボをつく。

オチはもうその最たるものですね。自分を殺して殺して殺して…の召使いは本当に自分を殺してしまう。王女はその代わりに助かる。

要は例えば機能不全気味家庭のお子様らには神話のように美しい物語だということですおわり。



鏡音リン・レンなるソフトは作中やファン間でも双子ってことになってますが公式的には「鏡に映るもうひとりの自分」的な感じではっきり双子ではないらしい。

というのもなんかこう、意味深ですね。

「破裂したい自分」と「尽くしたい自分」の両面のような感じ。



怖ェなーと思うのがこの作品が世界規模ですごい再生回数稼いでるという事実

機能不全家庭の子どもにばかりウケてるわけじゃねーとは思うが、でも例えば上で述べたような「この身代わりはあり得ねーだろ常考」みたいな意見はたぶん野暮としてブーイング浴びるだろうし、きっと小説版あたりで「そうするしかなかったんだよ…」みたいなことが切々と説かれていたりして要するに反論として封殺されることが明らかなわけです。

実際には例えば召使いの行動として「二人で一緒に逃げる、最後まで王女のそばにいて守り通す」みたいなのがあっても良かったはずだし一昔前なんてそれで逃げ切れなくて死んじゃってーみたいなのが悲劇テンプレ化してたような時代があった気がするんですが、そうならない。

何というか、すごい絶望的で、しかもその絶望絶望のまま肯定されて同類間で共有されてる感がする。

そういう方法絶望連鎖して伝播しているような感じがするのです。



何が気に入らないの?

漫画家とり・みき氏の言葉(の引用引用)だけど、こういうのがある。

人が涙を流すのは必ずしも作品の出来とは関係がないのだ、と。

 かつて自分が何かに感動した時にできた涙腺回路のようなものが頭の中にはあって、そこにピタリとはまるような場面だの言葉だのを見聞きしてしまうと、涙というのはどうやら自然に流れる仕組みになっているらしいのである。歳をとると涙もろくなるというのは、つまりそういう回路のパターンが増えているからではないか

個人的にこれは結構ガチだと思っているんだけど、一点だけズレてる部分がある。

ここで書かれてる涙腺回路の起動スイッチである「感動」っていうのが、自分個人に限っていえば何か崇高なものに触れて心を動かされたとかではなくて単純に傷つけられたときのことを指すようになってんのね。

まりこの文章に則って言うと、自分はある一定の場面とか言葉だのを見聞きしてしまうと自動的に繰り返し繰り返し傷つくようになってしまっている。

恐ろしいことなんだけれどこの「回路」が結構強固で、俺はこいつを潰しておかないと日常生活が送れないっていうレベルでいろいろと不便。具体的にいうとAED講習で実際の救命現場の録音(子どもが突然心停止して倒れたそばで手当てする人とか救急車呼ぶ人とかその子名前を狂ったみたいな大声で必死で呼び続ける母親の声)聞いたときとか、アレ本当は命が助かる感動的な場面のはず(「とりあえずはもう大丈夫です」まで録音されてたはず)なんだからすごくイイ話だと理屈では思うしわかってるんだけど生々しいやりとりそのものがあまりにもショッキングでしばらく「親子」みたいなキーワードで突然ぼろぼろ泣くようになって本当に困った。もうすぐ一年になる例の津波関連も未だにいろいろな場面でダメージ。直に被災したわけでもないのに。

閑話休題

から例えば映画とか小説なんかで「泣ける」みたいのを売りにしてるのは基本見ない。

そういう作品は大体が回路起動ツボを外していて(かつ、他の例えば大爆笑回路の起動とかには結びつかないので)白けるが故に、そしてごく少数の作品は客観化が十分でツボ自体から適切に距離を取れるが故に、涙腺回路起動までに結びつくことは滅多にないんだが、それでも見ない。

何が楽しくてそんな自傷行為をせねばならんねん。

でも例えばナイフは指を切るだろうとかわかるけど、この作品で泣くようになるだろうとか普通は読んだり聞いたりするまではわかんないわけじゃん。

で、『悪ノ』シリーズも回路の起動スイッチになってしまったので、困ったなー。と思っている。前述の録音ほどの威力はないしもうだいぶ整理して削いだんだけども未だに人前ではこの曲聞けねえ。

あの召使い台詞で泣かねー奴は人じゃねーみたいなコメント動画についていたりして、それを「気持ちはわかる」と思ってしまう。

気持ちはわかるけど、実際問題召使い馬鹿だし王女馬鹿でみんな馬鹿すぎて救いようがないと思う。「崇高なもの犠牲になる」みたいな楽しみ方は視点が狭すぎて阿呆だと思う。

いろんな人が感動してファンになって翻訳とかされてるのはわかるけど、作品としては全然優れてないと思うのです。

他の作品と比較してどうとかではなく、あの物語自体にもっと洗練の余地があるということ。

そして洗練されるとたぶんあれは悲劇オチ(と取ってつけたようなハッピーエンド後日談)じゃなくてちゃんと喜劇にもなれたはずだなー、悲劇にしてももっとレベルの高い悲劇になれたはずだなーと思うということです。



何を望むの

物語の洗練」を。

機能不全家庭の傷なめ的なものでなくて、もっとちゃんと救いとか絶望とかが欲しい。

あわよくば希望を手に入れて、それを連鎖させて伝播させたい。

具体的にいうとこのネタ小説でも書いてそれで旅行のためのおこずかいとか稼いでみたいんだけども、まあおこずかいにならなくてもいいから二度と回路起動スイッチにこのネタで手を触れられる奴がいなくなるように自分でパテを塗っておきたい、そのために小説を練ってみたい、ということでした。

すでにやってる人いるけどねそれ。舞城とかね。でも最近なんか舞城も振るわないっていうか、「その先が欲しいんだけど!」みたいなあたりで止まっちゃってる感するからね。ジョジョノベライズ期待してます

2012-01-25

[][]

http://unkar.org/r/livemarket2/1260360002

FX毎日資産の1%勝てば良いんだよ^^v


投資苑441p

広範にわたるテストの結果によると、自己資金の2%までの損なら長期的なトレーダーのサバイバルを脅かさないことがわかっています

たとえば、もしあなた自己資金が2万ドル場合、1トレード当たり400ドル以上のリスクを取ってはいけないことになります

もし10ドル自己資金であれば、これが1トレード当たり2000ドルになりますが、

もし自己資金がわずか1万ドルしかなければ、あなたが取ってもよいリスクは1トレード当たり200ドルになります

大抵のアマチュアはこの話を聞くと頭を振って拒絶の反応を示すものです。

まり多くの人には少数の自己資金しかなく、この2%ルールは彼らの一攫千金の夢に水を差すことになるからです。

しかし、一方、大半の成功しているプロたちにとって、2%の上限はむしろ高すぎると感じられることでしょう。

(中略)

2%ルールあなた危険トレードから守ってくれるのです。

2012-01-22

小田嶋隆ツイートを読んで「そうだそうだ」と声に出しちゃうやつは、一生非正規

http://togetter.com/li/239139

http://anond.hatelabo.jp/20120118104228

失業ほど根源的な反抗は無い。あの人たちにはそこのところがわからないんですよ」

「で、あんたはい辞表を叩きつけるんだ?」と問い返さないでいるのが困難。

「まあ、20代半ばのアマチュアロックバンド座付き作詞家の半失業者に向かって、一部上場企業正社員が「反抗しろよ」とか言ってたわけですからね。」

気持ちはわかる。でもさ、そうやって若者、とくに非正規を扇動するのはどうかと思うんだ。

だってさ、じゃあ非正規がどうしろっていうんかな?

失業が反抗?自発的失業が世の中を変えるか?

んなわけない。

失業率が上がろうと、正社員ポストは渡すような試みをすると思うか?

新卒内定率をちょっと上げるようにちょっとくらい対策をとるだろうけどさ。

失業なんかしたって、選挙に行くことと同じくらい無意味だ。

世の中を多少でも変えた非正規なんて、加藤智大くらいのもんだ。

それだって、石を投げ込んだ程度だ。

あのね、非正規が正社員になりたかったら、正社員に、労働組合に媚びないとダメだろ?現実問題としてさ。

縁故コネ枕、あらゆる手段を使って、這い上がんないとさ。

社会を変えたかったら、マスコミにすりよらないとダメだろ?

なにが正社員には言われたくないだ、マスコミには言われたくないだ。

小田嶋隆ツイートを読んで「そうだそうだ」と声に出しちゃうやつは、一生非正規、40になっても50になっても60になっても年収300万。

2012-01-18

[]失業ほど根源的な反抗は無い。偉い人にはそれがわからんのです

http://twilog.org/tako_ashi

尾崎豊カブれていたのは同時代でも十分にイタい人たちで、とてもじゃないけど朝日新聞入社するタイプじゃなかった」ということを

当時を知らない新成人のみなさんにお知らせしておきます

覚醒剤オーバードーズで死んだ歌手を持ち上げて、若者に怒りと反抗を促す社説って、ただただグロテスクだよ。

同じ事言ってるのが貧乏ロケローラーなら半分ぐらいは耳を傾けてさしあげるけど、新聞屋さんには言われたくないっス。

あの文章にアジテートされて、若い連中が本当に怒り出したのだとすると、真っ先に火あぶりにされるのは社説子さんだと思うのだが。

若者に対して「怒れ」と言う人たちは、自分が怒りの対象になることをまったく意識していないわけだよね。



「オレたちが学生だった時は権力が見えていた」「君たちには闘う相手が見えていない」って、20代半ばの頃、四谷飲み屋で言われたことがある。

言ったのは日立製作所の人事部のオヤジ

温厚なオレもさすがに靴の中で足の指を縮めた。

その時のことを今朝の社説を見て思い出した。

まあ、20代半ばのアマチュアロックバンド座付き作詞家の半失業者に向かって、

一部上場企業正社員が「反抗しろよ」とか言ってたわけですからね。

オヤジ居酒屋若者論にもマトモなお話が無いわけじゃない。

ただ、武勇伝要素横溢だったり、自分語りの垂れ流しだったりするのはダメ今日社説はモロにそれだった。

「で、あんたはい辞表を叩きつけるんだ?」と問い返さないでいるのが困難。

失業ほど根源的な反抗は無い。あの人たちにはそこのところがわからないんですよ

何よりひどいのは最後の「ともあれ、おめでとう」の一文だと思う。「ともあれ」はひどい。範囲を限定した祝福は一種の呪い

ともあれおめでとうとか言われたから、とりあえず黙れって言っといた。ともあれ〆切が迫っている。ともあれやる気がしない。

ヤングジェネレーションに向けたオールメディアからのフェアウェルだったというふうに解釈すればオレのこの気持ちの悪さもクリアされるわけだな。

(※婉曲な表現を実現するため、カタカナを多用しています。ご了承ください。)






ところで、「天声人語書き写しノート」という商品が発売されていますhttp://t.co/HxPT5LFT

店頭で見た時、心底から驚愕しました。写経ですか? 自己肥大もここまで来るともう笑うしかありませんよ。

朝日新聞の1面に毎日掲載されている「天声人語」を、知らない漢字言葉辞書で調べながら書き写し、文章の構成力やリズムを身につけませんか? 毎日続けると、世の中のいろいろな出来事がわかります。》だそうです。うわあぁぁぁ(絶叫)

朝日新聞の1面コラム天声人語」。100年以上も続く名物コラムには、文章を書くために必要なエッセンスが凝縮されています。1カ月ほど書き写していると、自然文章力が見についてきます受験就活の対策、また大人の学び直しに「天声人語」を書き写して見ませんか?》だそうです。う(嘔吐

だいたい「天声人語」っていうタイトルからして、上から目線どころか「天からモノ言ってる感じ」で、もう全然ついていけません。

《大人の学び直しに「天声人語」を書き写して見ませんか?》 って、ものすごいコピーだな。

書いたコピーライターもすごいけど、会議通したヤツ全員が超絶的にすごい。

星の王子様の「やあやあ、またワシに感心しているやつがやってきたぞ」の王様匹敵すると思うな。個人的には。

天声人語書き写しノート」、なくならないうちにひとつゲットしておこう。きっと5年後には伝説の商品になっているはず。

新入社員全員に「天声人語書き写しノート」を配布 

②3ヶ月後に提出を命じる 

③忠実に書き写した社員はその場でクビ 

④「うちもさぁ、コピー機みたいな社員置いとく余裕ないわけだよ。じゃあな」みたいな。

社説」みたいな虚構はそろそろ放棄しても良いと思います

逆に言えば、「社説」を「社の意見」として、毎朝掲げることができるのは、北朝鮮ライクな一枚岩の言論機関だけではなかろうかと…。





個人的に若死にした人間を持ち上げる論調が嫌いなもので。他人に語れるような夢は偽物。

オッサンにならない特権を行使するために早死にを選ぶクリエーターに対しては、全力をあげた忘却で対応することにしている。

努力の介在しない忘却は低能の結果に過ぎない。

盗んだバイク新聞を配達したこともないあんたに何がわかるんだ? と、オザキが生きてたらきっとそう言っただろうな。

あいつは何がわかるんだしか言えないヤツだったから。

なんにもわかっちゃいないくせにというよりもなんにもわかっちゃいないからこそなおのこと。

尾崎社説程度のもの過剰反応しているのは、オレがなにか苛立ちをぶつける対象を探しているからで、

その原因は…たぶん盗んだバイクで走り出した先にある。

何か機嫌の良くなる話題を考えよう。そうだ澤穂希バイクを盗まないで走りだす中盤の宝石ありがとう澤穂希選手





(・o・).。oO(♪盗んだ新聞放火するぅ~)

2011-11-13

基金訓練講師

基金訓練講師をやめました。

基金訓練、今は求職者支援制度名前が変わったみたいですけど、そこの講師をやめたというか、会社ごとやめて転職しました。

何の講師をやっていたかというと、今をときめく(?)Android講師です

転職先にも少しなれてきて、今までのことを振り返って書き留めてみたのですが、せっかくなので発表することにしました。もともと僕だけが読むメモのつもりで書いたので、読みやすい文書ではないですがご容赦のほど。

Android講師になるまで

Android講師になるまでは、Javaサーバーサイドのエンジニアをやっていました。

お客様のところに常駐し、システムの一部ではあるけど、自社メンバーだけで上流行程から担当し、僕はそのチームリーダーでした。

でも、このご時世なので、仕事がどんどんなくなっていきます

プロパーの方でも仕事がないような状況で、それでも僕らのチームは半年ほどは細々とメンテなどの作業をやっていたのですが、最終的には契約終了になってしまいました。

自社に戻って、何をするのだろうと思っていたら、Android講師をやれ、といわれました。

Androidは、暇だった時期に少し動かしてみて、簡単なアプリなら組めるようになっていたのですが、人に教えるほどの技術はありません。しかも準備期間は1週間ほどしかありませんでした。

ビデオ教材と教科書が用意されていて、それに従っていれば最低限の講義はできるのと、最初のうちは純粋Java講義だったので、前半をやっている間に講師Android勉強をしよう、という、何とも乱暴な計画を立てたのでした。

基金訓練をはじめて

ほぼ定員いっぱい近い受講者の方が集まったのですが、スキルが全くバラバラです

JavaC#,C,C++経験者がいるかと思えば、人差し指だけでキーボードを打っている方もいます

講義最初のうちはコマンドプロンプトを使うのですが、教材には説明がなく、最近の人は知らないだろうと思って説明書を作っていたのですが、まさかコピーペーストのやり方から説明することになるとは思っていませんでした。

それでもやる気のある方はまだましで、どうみても給付金目当てとしか思えない、やる気のない方が何人もいます

こちらも準備不足の中、生まれて初めて「先生」と呼ばれる仕事を始めることになりました。

問題だらけの講義

基金訓練を始める前は「きちんと技術を教えられるかな」ということばかり気にしていたのですが、講義の運営の方が問題続出でした。

いかにもやる気のない方々は講義中もトイレ電話だといって抜けてしまう、講義中に当てても「わかりません」しかいわない、かといって質問もしない。当然課題も期限までに出さないので0点しか付けようがません。

そういう方でも、こちらから無理にやめさせたりすることはできないので、何とか講義だけはでてもらっていました。

けど、それがよくなかったようです

まじめに受講されている方々から「金をもらって受講しているのにあの態度は何だ」「入校条件(キーボード入力)すら満たしていないのではないか」「講義のペースが遅すぎて時間が余る」などの苦情があがり、まじめな方から就職が決まった」などの理由で辞めていってしまいました。

後に残った、やる気のない方々と、講義を続けていくしかありませんでした。

2回目の講義

1度目の皆さんが修了し、2回目の講義を行うに当たって、前回の反省点を改善すべく、いろんな手を打ちました。

最後の手は、会社に怒られるのではないかと正直不安でした。実際辞めていく方が増えたのですが、こういう方は「家業が忙しくなったので手伝う」「体調が悪くなったので療養する」といったもっともらしい(?)理由で辞めていったので会社から怒られるようなことはありませんでした。

むしろ受講生の方の中から、積極的に他の方にアドバイスする方が増えたため、スキルの低い方からも「質問をしにいける人が(講師以外にも)大勢いたのでよかった」といってもらえるようになりました。

今回は、終了後の受講生の方どおしの打ち上げ会に呼んでいただきました。おおむね好評だったのだろうと思います


本気でプログラマになりたい方へ

経験だけど、求職者支援制度を利用してプログラマになりたい方向けに、こういう人がプログラマに向いている、こうした方がいい、という条件を挙げてみます

プログラム勉強ははっきり言って辛いです。やりたいことが明確になっていないと、なかなか続かないです

僕は「写経」と呼んでいるのですが、サンプルプログラムを実際に打ち込んでみて、エラーがあれば自分で修正する

という「訓練」をやらないと基礎が身に付かないです。そもそもキーを打つのが苦手、という人はきっぱりあきらめましょう。エラーの原因を自分でぐぐって調べられないような人も、この業界には向いていないです

  • 計画的に作業できる。

いき当たりばったりではなく、最初に手順・段取りを考えてから作業を始める方が向いています

講義でも、課題作成に何日もかかる課題があるので、何も考えずに適当にやっていると期限までに終わりません。

  • 共通点を見つけるのが得意。抽象的な考え方ができる。

僕がプログラマもっとも必要な能力と考えています

「きりん、うさぎあひるかば、4つの動物で仲間外れは?」みたいな問題が苦手な人は、向いていないと思います

単に「読める」ではなく、課題を理解し、既知の技術で解けるものと未知のものに分けたり、繰り返し処理や、複数の似たような処理を一つにまとめるといった作業ができるかどうかです

さっきの抽象的な考えもそうですが、今までそういうことを意識してやっていない、という方が多いと思います。そういう人は、しんどい思いをすると思います

  • 習ったこと以外にもいろいろ自分で試してみる。

「AとBという方法がありますが、ここではAについて説明します」と講師がいったら、Bは自分で調べましょう。習ったプログラムを少し変えてみてどうなるか試してみましょう。それがうまくいかなかったとしても、経験というプラスが残ります

  • 自分で問題を考え、解く。

講師の言うことが理解できたと思ったら、自分で応用問題を考えて、プログラムを書いてみましょう。もしそれが期待した結果にならなければ、どこかで理解が間違っている可能性が高いです

先ほどの「試してみる」もそうですが、BLOG実施すると、それをみた方からコメントアドバイスをもらえることもあります

  • ちょっとずつ試す。

いきなり何十行もプログラムを書いて動かなかったとしても初心者はまず動かせるようになりません。少し書いて、動かして動作を確認し、また動かして、を繰り返す方が結局早く完成します。

ちゃんと動く「プログラムの断片」を増やすことは、後で同じようなプログラムを書くときに、「断片」をそのままコピーして使えるようになると言うことです


  • 動くものを書くのが先、きれいに書くのは後。

一度プログラムを書き始めたら、まずやることはプログラムを完成させて動かしてみることですプログラムを書いている途中で、同じような処理があるからforで書きたいとか、メソッド化したいとか、思うかもしれませんが、プログラム初心者はまず動くプログラムを書いて、それができてからきれいに書き直しをした方がいいです


  • 頭の中で考えてまとまらないときは、それを文書や図にして書き表せる。

すぐに解けない課題は、書いて残しておきましょう。書いて整理することで、解けることがあります。今は解けなくても、後で見返して解けることがあります

特に図に書く、という作業は意識的にやった方がいいです講師に質問するときも、口で説明するより、図に書いた方がずっと通じやすいことがあります

  • 困っている人を助ける

自分ができたことで他の人が詰まっていれば、アドバイスしてあげましょう。助けてあげると言うだけでなく、他人に説明すると言う作業は、自分自身の理解をより深める作業でもあります

もちろん自力で最後まで解くことが重要課題もありますが、そういうとき講師がそれとなく言ってくれるはずです

とりあえずアプリを書いたら、同じ講義を受けている人や講師に見せて感想をもらいましょう。

アイコンを書くのが苦手なら、イラストが上手そうな人を見つけて、書いてもらったり、書き方を教わったりしましょう。

講師以外にも味方を増やしましょう。

訓練を受けているのは同じような環境の方ばかりなので、相手だって同じことを考えているはずです


  • ノートに書いたことは理解できるようになるまで何回でも書き直す。

紙のノート講義内容を書いたり、テキストの余白にメモしている人がいますが、それは講義の内容を聞いて即理解できる人が、聞いたことを忘れないためのやり方です

からない人は、わかるようになるまで、何回でもノートを書き直した方がいいです。わかったことを継ぎ足して、表現を見直して、時には冗長な表現を削って、自分だけのオリジナルテキストを作るつもりで書きましょう。当然書くのは紙のノートではなくパソコンをつかいます

プログラミング以外の世界でもプロや、プロ顔負けの技術を持つセミプロハイアマチュアといった方は自分の作品を世に出すときに恥ずかしがったりしません。不安はあっても、それを上回る意欲を持って、どんどんアプリを書いて、マーケットに載せましょう。

ひょっとすると業界の習慣よりあなた意見の方が正しいこともあるかもしれませんが、未経験の人が言っても周囲はたぶん聞いてくれません。「私はずっとこのやり方でやってきたしこれからもやる」という意見はひとまずおいておいて、まずは周囲に認めてもらうようにしましょう。

余りに差がありすぎて自信をなくすと逆効果ですが、技術を身につけたければ自分より優れた人から学ぶのが一番ですコミュニティー勉強会にも積極的に参加しましょう。


最後のが理由で、僕は講師を辞めたんですけどね。

訓練されている方から学んだことも多いですが、僕は、僕自身が技術を磨ける環境に身を置きたかったのです

2011-11-12

http://anond.hatelabo.jp/20111112182202

あーそこまで首で支えてはさみ込むとこまではやってないですね。

引用箇所については、実際のプロ演奏している映像アマチュア演奏会にも足を運ぶので、理屈はだいたい分かるのですが、どうもその勝手がうまくいかないんですね。

ちょっと変なことするとすぐ悲鳴を上げてしまう。

ピッツィカートができただけ今回は満足です

2011-10-25

http://anond.hatelabo.jp/20111025152926

(安い店が雇うバイトの)飲食店スタッフが誇りと能力を持ったプロであるけがない

からこそ、注文を忘れるなんてことをしちゃうんですよ。

車作ったら、ブレーキ効かなかった、(∀`*ゞ)テヘッ

ってなもんで、叱ってくださいとかそういう甘えられることじゃないだろ。

最低限やらなきゃならないことで、その最低限ができないなら客は離れるんだよ。

黙って席を立つ」の。

叱ってくれとか、どんだけアマチュアだよ。

仕事舐めんな。

2011-10-16

カオスラウンジ騒動のその後

結局どうなったのか?という一番知りたいだろう疑問に先に答えておくと、特にどうもなってない。

偽札問題

破滅ラウンジ会場において、四日市の財布を窃盗して中身を偽札に摩り替えた人物がDJパターサンであるという情報半年近く前から流れていた。事件当日四日市渋谷署に財布の紛失として届け出たが、財布が偽札になって戻ってきた際に紛失届けを取り下げ、警察も事態を大きく捉えず、悪質なイタズラとして処理してしまう。

真相を把握している破滅ラウンジ関係者は少なくないと思われるが、身内を庇いあうためか情報を隠匿していること、事件から1年半経ち既に被害者である四日市であっても捜査機関に持ち込むことが難しいだろうことから偽札偽造」についてこれ以上の進展はないと思われる。

偽札販売」については明確な画像の証拠もあり、会場の責任者であるカオスラウンジ破滅クルーに法的な責任が及ぶのではないかと思われたが、偽札に値札を付けて「発売」したものの「販売」の実態がないためこれも進展を望むことは難しいと思われる。

会場の展示物は村上隆に売却されており、展示物の中に偽札が含まれていればこれを「偽札販売」とみなすことができるかもしれない。しかし9/20四日市カオスラウンジ騒動を追いかけるq_4500に匿名情報を寄せたところによれば、破滅ラウンジの展示物の売却は村上隆とモメたまま流れているという噂があるらしい。

キメこな問題

騒動の発端となったキメこなを据えた作品は東浩紀が購入し、現在オフィスに飾っている。

10/15の東浩紀ニコ生にて若干カオスラウンジについて言及があり、その中でオフィスの中に飾る分においては著作権の問題がないことを弁護士に確認したとしている。

その他著作権など侵害問題

騒動になった以降、水掛けや踏み絵photoshop機能を利用しただけの悪事に近い作品は作らなくなったが、梅ラボコラージュによる作風を改めておらず、9/3に新作を発表していた。

事前許可を取るといった方針の転換もせず、著作権者に向けた窓口を作り、権利者以外との対話を閉ざしたことで、騒動を追いかける人たちに油を注いだ。

著作権者の連絡窓口が生まれたことが唯一の進展だが、権利者が動いたという話は今のところない。権利者が通報した結果、作品を取り下げるのか、作品から権利者の作品を取り除くのか、著作権料を支払うのか、権利者と対話し作風を改めるのか、などといったことも分かっていない。

オマケ・カオスラウンジ騒動を追いかけている人が起こした騒動

だいたい同じ人の仕業。

カオスラウンジ悪名があまりオタクカルチャーの間で敵として認識されすぎたため、暴言荒らし正義とみなされるちょっと危険な状態にある気がする。

今ならカオスラウンジメンバー刃物で刺しても英雄扱いされそうな勢い。

2011-10-11

http://anond.hatelabo.jp/20111011150436

体重制のスポーツならそこそこやれるんじゃないの?

柔道レスリング。ただアマチュアボクシングはそんなに強くないな。

プロボクシングジャパンマネーで助けられてる部分もある。

2011-10-01

http://anond.hatelabo.jp/20111001135135

そうだよ。職業だよ。

企業スポンサーするマッチがあって、それに優勝するともらえる賞金が収入

からポケモンマスターといってもピンからキリまでいるわけ。

ちょうどプロゴルファーみたいなものかな。

プロになっても誰でもすぐに高収入約束されるわけではないでしょう?

周りを見ていると年収100万以下のポケモンマスターなんてざらだよ。

賞金王以外の人の多くははレッスンプロといって、クラブ所属してアマチュアの指導をすることでお給料をもらったりするよ。

それもできない人は奥さんの収入に頼って生活したり、もともと家がお金持ちだったりする人が多いかな。

2011-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20110922234818

正常位以外全然気持ちよくないんですが。

エロ動画等を見るときも正常位のものばっかり探してる。

実際のカップル夫婦によるアマチュアものやホームビデオに多い。

変わった体位やバックには惹かれたことがない。

これ変わってるほうなんでしょうか。

2011-09-19

3年前だ

小説投稿サイト(しょうせつとうこうサイト)とは、アマチュアオンライン作家が、自由に小説を公開できるウェブサイトである。公開された小説オンライン小説)に対する読者や他の作家から感想や評価、評点によって実力を知り、執筆力や技術力を向上させる。

そのほとんどが個人運営であり、同人誌コミュニティ形成を目的としているが、中には、新人発掘など商用を目的にする出版社法人が開設したサイトもある。

小説家になろう

http://syosetu.com/

●のべぷろ!

http://www.novepro.jp/

小説カキコ

http://www.kakiko.cc/

星空文庫

http://slib.net/

●アットノベル

http://atnovels.jp/

作家でごはん!

http://sakka.org/training/

純文学

http://jyunbungaku.exout.net/

2011-09-06

もはや学位経済的安定を約束してくれない

原文: Schumpeter blog: Angst for the educated(http://www.economist.com/node/21528226)

裕福な国の何百万人もの卒業生が、泣く泣く両親に別れをつげて、大学での新生活を始めようとしている。学生の一部は純粋学問への愛ゆえに大学に向かうのだろう。しかし、ほとんどの学生は、大学で3年か4年過ごせば、そのために多額のローンを組むことになったとしても、実入りのいい安定した職に付ける見込みが強くなるのだと信じて大学に進んでいるのだ。

大人たちは常に「教育こそがグローバル化した社会成功をつかむための最良の道だ」と子供たちに言い聞かせてきた。そしてこのお馴染みの話は次のように続く。ブルーカラー仕事はやがてオフショアされるか機械化されてしまうし、中退したら金に困る一生を送ることになる、世を勝ち抜くのは学士号を手にしたエリートだ、と。これは証拠によって支持されている見解でもある。ジョージタウン大学教育労働力センター最近発表した研究によれば「中等教育以上の学位を取得すれば、ほぼ必ず十分なリターンが得られる」という。学歴収入には強い相関関係があるのだ。専門学位をもつアメリカ人生涯賃金360ドルだが、高卒場合はせいぜい130万ドルしかない。さらに、学位を持てるものと持たざるものの差はますます広がりつつある。2002年研究では、大卒高卒の1.75倍の生涯賃金を得ているという結果が得られたのだが、今日ではこのプレミアはさらに大きくなっている。

しかし、過去というガイド未来において役に立つだろうか? むしろ、私たちは仕事教育の関係が変化する時代の境目に立っているのではないだろうか? 実際のところ、古いパターンが変わりつつあり、今は不況によって引き起こされている西欧社会大卒需要低迷という事象構造的なものに転化しつつあるのだと考えるべき根拠は十分にある。数十年にわたって多くのブルーカラー労働者を揺さぶり続けた創造破壊強風は、今や教育エリートにも牙を向こうとしているのだ。

大卒者の供給は急速に増大しつつある。高等教育統計によれば、1990年から2007年の間に、大学に進学する学生の数は、北アメリカでは22%、ヨーロッパでは74%、ラテンアメリカでは144%、アジアでは203%に増大したという。2007年には世界中で1億5000万人もの人が大学に通い、そのうち7000万人はアジア大学に在学している。経済新興国、中でもとりわけ中国欧米エリートに対向しうるだけの大学の育成にリソースを注いでいる。この新興国では、タタ・コンサルタンシー・サービスやインフォシスのような専門サービスを業とする会社も生まれつつあり、これらの会社新卒生を世界クラスコンピュータープログラマコンサルに育て上げている。詰まるところ、富かな国の最優秀層は、より少ない賃金で沢山働いてくれる貧しい国の最優秀層と競合しつつあるのだ。

同時に、教育を受けた労働者需要のあり方もテクノロジーによって変わりつつある。この状況は19世紀に農業労働者が直面し、20世紀工場労働者が直面したそれと非常に似ている。コンピューターは反復的な知的作業のみ成し得るというわけではない。コンピューターは、アマチュアプロのごとく仕事をこなせるようにする力を与えるのだ。どうして生身の会計士を雇って納税申告をしてもらう必要があるだろう? そんなものは、Turbotaxを使えばわずかな費用でやれるのだ。今後、論調と言語曖昧さを処理できる機能が備わるようになれば、コンピューターがこなせる仕事の種類は今の何倍にもなるだろう。

Paul Krugmanを含む経済学者の一部は、ポスト工業社会の特徴は絶え間なく続く知的労働者需要の増大ではなく、巨大な「空洞化」にあるのだと論じている。この「空洞化」は、中級職が賢い機械によって取って代わられ、上級職の増加が鈍化することによって起こるのだという。MITのDavid Autorによれば、このコンピューター時代におけるオートメーション化の主たる効果は、ブルーカラー職の消失というより、ルーチン化できるあらゆる職の消滅にあるという。プリンストン大のAlan Blinderは、低賃金仕事よりも、大卒伝統的にこなしてきた仕事の方が比較的「オフショアしやすい」と論じている。配管工やトラック運転手はアウトソースすることができないが、プログラマ仕事ならインドに頼むことができるからだ。

大学教育は、未だに医療・法・学問といった巨大なギルドの入会資格になっていて、このギルドは安定した高賃金な職を生み出している。これらのギルド前世紀において非常に強力な参入障壁として機能してきた。この障壁は時には正当な目的に出たものだったが(誰も床屋に手術されたいとは思わないしね)、他方で自分たちの利益目的としたものでもあった。しかし、ギルドは次第に没落しつつある。新聞ブログとの戦いに負けつつあるし、大学はテニュア付きの教授をテニュアの無い職に置き換えつつある。法律事務所は「discovery」(訴訟に関係のある資料を探し出す仕事)のようなルーチンの仕事を、Blackstone Discoveryに代表される電子検索の専門集団に外注しはじめている。医者ですら安泰ではない。患者たちはオンラインアドバイスを受けた上で、ウョルマートの新しい医薬品センターを利用して治療を求めるようになりつつあるからだ。

オックスフォード、ピン工場出会

MITのThomas Maloneは、このようなオートメーション化・グローバリゼーション・自由化といった流れは、もっと大きな変化 - すなわち「知的労働の分業化」という流れの一局面かもしれないと論じている。アダム・スミス工場マネージャがピンの生産を18の手続きの分割したように、企業ますます知的労働を細切れにしつつあるのだ。例えば、TopCoderITプロジェクトを小さな塊に分けたあと、その細切れをフリーランスコーダーに分配するという方式を採用している。

このような変化は間違いなく知的労働者生産性を高めるだろう。消費者サービスに対して高い対価を要求する専門家ギルドを避けて通れるようになるし、多くの知的労働者は退屈な仕事外注することで自分の最も得意な仕事に集中できるようになるのだ。しかし他方で、この知的労働の再編の流れは、次の世代の大卒者の人生を、はるかに不確定で安住できないものにするのだ。

2011-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20110819162100

それはどちらかというと、「dApixiv に絵を投稿するひとはいくらでもいる」というのに似ている。

絵は描くだけなら敷居がひくい。

趣味で絵を描いてる人口は相当なものだろう。

けども、アマチュアでも膨大な人気を集めたり、ましてやプロとして食う人は一部だ。

からといって、食えないような絵は描いてはいけないわけではないし、そこはプログラミングも同じ。

「絵の描き方」というのを教わったところで上手い絵がかけるわけではないところも、プログラミングも同じ。

まりいいたかないけど、トレパクでしかかけない人がいるのも同じで、トレパクではデッサン力が育たないのも同じ。

まあ元増田の言うように、プログラミングは一通り教えればだれでも同じように出来ることだと誤解されがちだよね。

2011-08-08

炎上中のヤフー米欄に書こうと思ったこと+

米欄に書こうと思ったこと

韓流

>多方面の日本人

ウンザリしてたようだ。

9万件も同意が入ってるようだけど、アホかと思った。

言外には「だからフジは叩かれて当然」という言葉があるんだろうけど、

何かを好きな人よりそれを嫌いな人・無関心な人のほうが多くなるのはあたりまえです

テレビ局韓流ばかりやってるのは色々事情があるかもしれないが、彼らが営利企業であることを考えれば主要な理由は「視聴率が稼げるから」だと分かるだろう。

まり韓流を嫌いな人がどれだけいたとしても、他の番組をやるより「視聴率が上がる」程度に好きな人が多いから流しているというだけなのだ。



もしフジ韓流を見たくないなら韓流以外の番組をもっと見ればいい。でも、最近テレビ離れとか言ってテレビを見ない若者が増えているそうだ。

テレビを見ないくせにテレビ韓流流れているのは気に食わないのか?幼児わがままですね。


ここから本編

でもこんな表層のことははっきり言ってどうでもいい。

この散歩デモ参加者ネット上で韓流叩きしてる奴らの問題は、それが嫌韓に基づくものであるくせに誤魔化してるところだ。

高岡趣旨や彼がネット右翼にどこまで共感してたのかは分からないが、少なくとも発言だけ見れば、言っているのは「韓国番組日本でたくさん流すのはおかしい。日本番組もっと流せ」ってことだけ。

韓流ドラマがつまらんとか朝鮮人日本から出て行けとか韓国は嫌いとか、そんなこと言ってないしそういう風に捉えられることを(真実は分からないが)望んではいなかったはず。

でも、ネット上のアホ共は高岡を「利用」して自分たちのレイシズム韓国人は何やってもダメ日本人はすばらしいという考え方)が正しいと証明されたような気になっている。

そこが許せない。



こんなことでデモなんか起きない

人には誰だって好き嫌いがある。

この世には子供萌えたり老人に萌えたり死体萌えたりする人がいるし、中国好きな人アメリカ好きな人やそして韓国好きな人がいる。

韓流ドラマが嫌いな人もいる。だけど、自分の嫌いなものを見たくないからとデモを起こすバカがどこにいる?

そんなものに500人以上(らしい)集まったということが、どれほどアホなことか、考えなかったんだろうか。中学生とかもいたらしいが、頭の足りない(狭いものの見方しか出来ない)人間が多そうだなという印象は確かにある。



からこそ先の話になる。好き嫌いだけでデモは起こせないし人は集まらない。

フジを批判するということでようやく集まったという感じだが、それにしたって結局は「俺は韓流が嫌いだ。韓流流すなバカ野郎」ということになって、好き嫌いの次元に落ちてしまう。

まり別のもの根底にあるのだ。それが、レイシズム

韓国人韓国、そして韓国文化に対する侮蔑の気持ち、「あんなくだらないもの」という見下す感情があるからこそ、個人の好き嫌いにも関わらずデモが起きてしまったということの真相だ。



さらなるバカ共

そんな事情を知ってか知らないか、多分知ってる人間もいるんだろうが、J-castによれば著名人の中にも何人か「フジ批判」に同調する人間がいるそうだ。

バカとしか言いようが無い。自分たちの発言の影響力をまるで分かっていない。いや、分かっていてやってるからこそ許されざるバカなのだ。

今までネット上の嫌韓勢力はどちらかというとアマチュア的、細々とした大学サークル的に活動してきた。テレビでは全く報道されないし、当然著名人スルー

なのにここにきて、表向きは「韓流ばかり流すフジテレビへの違和感」という形でこの嫌韓勢力に加担する人間が現れた。

確かに違和感を訴えるだけなら嫌韓勢力について何も知らなくても可能だろう。だが、それで彼らの無知が許されるわけではない。発言の影響力が一般人のそれとは比べ物にならないと自覚していれば、不用意な発言は控えるはずだ。

同調した著名人は、嫌韓であってもなくても、本当にアホであるしか言いようがない。

なんでレイプものポルノが好きだったんだっけ?

老化なのか趣味が複雑化したのか

ふと気付いたらレイプものポルノの良さがわからなくなってきている。




昔はなんと言ってもレイプものポルノが好きだった。

といってもAVは構図がつまんないし演技が下手糞すぎるから検討するまでも無く論外であり

エロ漫画特にエロ同人誌ばっかり好んでいた。




格闘ゲーム女性キャラなどが暴漢に襲われ、

レイプされ、膣内射精される。

こういうのばっかり。




今では趣味が変わったとか言うレベルを通り越して

なぜアレが好きだったのかを思い出すことすら出来なくなってしまっている。

AVも普通に見られるようになった。

やっぱりAVは演技が下手だし面白くもないので

アマチュアもの、ホームビデオもののほうが好きだけど。




というわけで現役バリバリレイプもの好きな人

少なくともレイプものの嗜好の仕組を説明できる人、

トラバでもブクマでもいいので教えていただけませんか。

2011-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20110801132104

思いついたことをざっと。

みかん理事が通報したアカウントは停止されていない。何らかの理由で生まれたデマ。(まとめにある削除された片方のアカウント存在自体が間違い)

みかん理事については触れないが、アカウント停止が恣意的に行われた、というのがデマであるなら、公式にそんな事実はなかったと言えばいいだけ。

それこそ、「デマ」なのだから

その恣意性は問題視されて然るべきだが、「俺が描いた絵をpixiv運営は残さなければならない」というお客様幻想もまた問題視されるべきではないのだろうか?

幻想

あのな、データ保存を目的としたサービスで、データ消去の基準が曖昧でいつ消されるかわからない、なんてのが通るわけないだろ。

常識的に考えて。

権利者削除だとか、規約違反とか削除理由は明示されるべきだし、その具体的内容も通知されるべき。

当然だろ、アマチュア善意で運営してんじゃないんだから

プレミアの有料会員もあるんだからな。

カオスラウンジが活動すること自体は罪ではなく、カオスラウンジがその活動の中で著作権者の心証を無視したコラージュ作品を展開したことが罪なのではないだろうか。

pixiv立脚地とするカオスラウンジメンバーが、pixiv社長プライベートな付き合いを持ち、人脈のきっかけとなったり、交流を交わすことまで責めるべきだとは思わない。

だれもそんなことは責めてない。

実際、カオスラウンジが本当に自分で描いた作品をpixivが「強力に」後押しして商業展開したとしても、ここまでは炎上しないと思うよ。

から、この話は「擁護」という臭いを強くするだけで無意味

2011-07-18

http://anond.hatelabo.jp/20110718195628

だったらプロスポーツなんて存在しない。

1on1では『競技』という言葉で片付けやすいかもしれないが、

それなら山中で一人ボール蹴りを極めるべきだ。

チームが選手給料を払うのは、観客を喜ばせて人を呼んで収益を上げる為だ。

『勝利給』が存在する以上、チームと選手サポーターに共通する利害は勝利だけだ。

それを全員で目指すからプロスポーツなんだ。

あんたの言うのはアマチュアリズムに乗っかったオリンピック的なモノだね。

2011-07-10

初音ミクLAライブ外国人感想その4

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 初音ミクLAコンサート外国人感想その4。今回は初音ミクという存在についてかなり真正面から書いたものを紹介する。筆者はコンサートだけでなくアニメエキスポで行われたいくつかのパネルにも参加したようで、日本から行った関係者の発言も引用しながら初音ミクとそれを取り巻く現象に関する考察を述べている。これを読めば「初音ミクとは何か」について一通りもっともらしい話ができる程度の情報が盛り込まれた、なかなかいいまとめだ。

 urlは以下の通り。

http://behind-the.nihonreview.com/20110707/virtual-diva-hatsune-mikus-popularity-and-the-sound-of-the-future/

+++++以下勝手翻訳+++++

仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

 ヴァーチャルディーヴァ(仮想の歌姫)になるということは、正確にはどういう意味を持つのだろうか? 初音ミクの人気について真に理解できるようになる前に、彼女が正確には何者なのかを確認するのがおそらくは最適だ。しかしながらこのテーマは思いのほか扱いが難しい。最も簡明な言い方をすれば、彼女は明らかにセガヤマハによって発展してきた音楽制作ソフトのために藤田咲の声を録音しデジタル化した商品のパッケージ用にデザインされたキャラクターだ。だが同時に、彼女が本当の意味では存在していないという主題もそこにある。我々がミクの歌について話している時、我々は厳密に言えば生きていないものに対して隠喩を使っている。思うに初音ミクとは我々が理解しているより遥かに複雑なものなのだ。

http://www.anime-expo.org/

 アニメエキスポ2011は間違いなくミクの全てを取り上げていた。ミクノポリスは、それがノキア・シアターで行われ、かつ売り切れた唯一のものであった点だけを見ても、明らかに週末最大のイベントだった。他のゲスト――クリプトンメディア伊藤博之佐々木渉ダンスロイド、及び小林オニキス――はミク登場のおまけとして呼び寄せられた。アニメエキスポコンベンション全体のテーマに「ファンの年」を選んだのは、ただのお遊びではない。結局のところボーカロイドは、ヤマハの剣持秀紀マネジャーコンベンション3日目のパネルMirai no Neiroで言及したように、ファン、製作者、及び消費者の間にある障壁を切り裂いている。

 ミクがいくらか人間っぽい性質を備えているのは明らかだが、同時に彼女存在メカニカル機械的)かつヴァーチャル(仮想的)でもある。歌姫という用語は、技術的な能力をほのめかしているのみならず、高い人気という意味示唆している。だがミクの人気はピンポイントで捉えるのは難しい。小林オニキスアニメエキスポ2011の2日目にミク・カンファレンスパネルで発言した内容によれば、彼女の成功は3つの要素に拠っているという。ミク自身、制作過程での自由さ、そして世界規模のインターネットだ。私がオニキスの判断に異論を唱えないのは確かだが、彼の指摘した3つの点をさらに分析すれば初音ミク存在について興味深い事実が判明すると思う。

看板娘としての初音ミク

 トヨタ初音ミクカローラCMを巡る謎がついに明かされた時、トヨタ特にアニメエキスポを念頭に置いて若い客に対する濃密な市場調査を行ったことが判明した。トヨタアニメエキスポ2011に2台のitasha(アニメゲームキャラを描いた車)、スタッフチーム一そろい、車の前でミクのコスプレをする可愛い女性、そして小さなカローラの絵の上で可愛らしく微笑む子供のようなミクを描いた何千枚ものポスターを持ち込んだ。ミクはただソフトに特色を出すため作られたキャラに過ぎないという事実にもかかわらず、彼女自動車企業の公式看板娘となるのに充分なほど人気があった。アメリカにおける市場性存在にはかなりの疑問があったものの、この宣伝活動はミクにとって大きな一歩だった。

 初音ミクの生まれは、実際にはどこの馬の骨とも分からないものだ。彼女は、自身が市場に出ることとなった新しいVocaloid2シリーズの、箱に描かれたイラストとしてその生を始めた。つまるところ、それが彼女の全てだ。だが、日本中の製作者たちが楽しく、突飛で、面白い歌を書き、彼女を描いたり動かしたりすることで彼女性格を付け加え始めたため、彼女はすぐ自らの命を手に入れた。最終的に彼女イメージにはネギが伴うようになった。

 これがなぜ重要なのか? ミクが東方シリーズに出てくるキャラとどれほど似ているかについては、おそらく指摘する必要もあるまい。ゲームに出てくるキャラの多くが極めて限られた背景情報しか持たず、それゆえにキャラ性格をさらに発展させるため製作者とは無関係にファンダム自体が自由に想像をめぐらせる余地があるという事実に、東方厨の一部は対応してきた。同じようにミクの仕様存在する欠落は、歌やビデオという形式をまとった小さな物語の発生を許し、それが巡り巡って単なるキャラを超えた命の有り様をを彼女にもたらした。彼女は利用者が作り出す製品の力に具象化された肖像であり、概念だ。

科学技術としての初音ミク

 そのインターフェイスは、比較的直感的に使える。音楽用語を使う代わりにこのソフトは、メロディーを生み出すためピアノ音程と一致したいくつかの棒の上に長い音符を置く。ピッチテンポ製作者の目的に合うように変更でき、ビブラートと発音も自由に変えられる。完全な楽曲を作るため、ドラムピアノギターなど追加の伴奏も付け加えられる。

 ヤマハの音声技術開発チームを率いた剣持秀紀によれば、初音ミク作曲家歌手にとって伝統的に必要なものを補完する革命的なソフトの顔を務めたからこそ、ヴァーチャルディーヴァなのだという。ミクは、かつてデジタル楽器がやったのと同じように音楽世界のあり方を変えたソフトだと、彼は主張する。それが楽譜制作だけでなく、自然言語における発話パターンの複雑さまでまねしようと試みていることを踏まえるなら、おそらくそれ以上のものと言える。

 剣持はプレゼンの際に彼の議論の核心を効果的に実証してみせた。まず彼は、人間の耳とって自然な音をボーカロイドに生み出させるのが、どれほど困難かを説明した。次に英語ボーカロイドソフトSweet Annを使い、極めて短時間ハッピーバースデーメロディーを生み出してみせた。そしてボーカロイドは単純に人間の声をコピーしようとしているものではなく、その特別な性質故にある意味音楽未来を示しているのだと強調した。極めて広範囲なジャンルにふさわしいものにするため、ライブラリを変更することができる。人間の耳が言葉を理解できないほど速いレートで音を生み出すのも可能だ。どんな歌手より長く引き伸ばして歌うこともできる。最も有名な初音ミク曲の一つ、初音ミクの消失を見るだけでいい。ボーカロイド史の比較的初期段階からソフトが持つこれらの側面を製作者が上手く利用していたのは明らかだ。つまりボーカロイドは、その人間に似たヴォーカルと同じくらい、その機械的側面も売り物になっていたのである

 プロ音楽家アマチュアの双方に販売されることで、ボーカロイドは間違いなく伝統的に音楽存在した境界線を壊し、比較音楽知識の乏しい者たちが数千から数百万ものビューを稼ぐ歌を作り出すのを可能にした。アーティストだけでなく、ネットに詳しい個人がよく知っている視聴者に合わせた歌を作ることもできるようになった。

大衆文化としての初音ミク

 ニコニコ動画日本におけるボーカロイド活動の主要拠点であることは否定できない。この動画シェアサイトには、他の種の動画ランキングに加えて人気のあるボーカロイド曲のランキングもある。つまりミクの成功は、彼女自身と製作者あるいはソフト能力だけではなく、日本ユーザーが新たに作られた歌に関する集計された情報を見つけるのが容易である点にも依存している。

 ミクの人気は彼女の声だけにとどまらない。ボーカロイドコミュニティーから抱き合わせニコニコ上に出てきた他のコミュニティー、例えば「Utattemita」(歌ってみた)、あるいは「Odottemita」(踊ってみた)などは、それらの人気故に今やニコニコメーンページにある案内バーにそれ自体のカテゴリーを載せるまでに至っている。国境を越えたアニメ及びゲームコミュニティーへのウイルスのようなミクの拡散は、製作者及びファンの双方で似ている情報拡散能力に頼っている。

仮想の歌姫

 最初の質問に戻ろう:ヴァーチャルディーヴァとはつまり何か?

 ミクの「仮想性」は要するにオニキスの言う1番目と3番目の要素に起因する。彼女世界中の数百数千という人々の想像力に根っこを持ち、一方で彼女の側は人間としてのどのような制約も持たない、骨格だけのキャラだ。同時に、インターネットにおけるファンに基礎を置いて成長するボーカロイドコミュニティーには、それを統制する法的な枠も基盤も僅かしかないという事実故に、彼女著作権問題から比較的影響を受けない。実際、利用者が生み出しファンが作り出す素材に対して日本企業が示す寛大さは、英語を使うユーチューブコミュニティーが慣れ親しんでいるものに比べれば衝撃的なほどに大甘だ。技術的にも、誰もが歌わせることのできるミクの束縛のない能力は、有名になるためどんな歌姫にも必要とされる人気と広い支持とを提供する。

 理論的にはミクのスターダムへの道は、彼女が完全に作り上げられたキャラではなく、その中身が欠落しているという点にある。オタクの行動様式とポストモダンにおける消費パターンに関する東浩紀の著作から引くなら、ソフトの利用者が作り出した歌と動画に描かれた個人的で小さな物語を生み出すためのデータベースとしてボーカロイド初音ミクが使われている。同時に人間の声を合成することで達成された技術的偉業が、音楽産業内における伝統的役割に新たな裂け目をもたらした。あらゆる種類の消費者製作者、ファン、音楽家、個人的技術者が、あたかも300年前にルソーが思い描いた政府のように有機的なコミュニティーへと参加している。

 初音ミクとは2つの面を持つ現象だと私は主張する。ミク自身は、情報的に遍在する世界の中にいる個人たちの行動様式に根ざしており、世界コミュニティー総体想像力によって生み出されている。一方、ソフト技術革新による製品で、それは技術がミクの成長にどれほどの役目を果たしているか過小評価するのが間違いであろうと言えるほど、過去にあった境界を超越してのけた。

 ミクノポリスの会場で照明が落とされ、初音ミク最初ステージに姿を現した時、聴衆の中で数千のファンが上げた叫びを誤解することは不可能だ。堅実で具現的な光学幻想を生み出すスクリーン投影され、ミクはボーカロイド商品の箱を彩る二次元画像という起源からサイエンスフィクションポップスターへと素早く進化する。来るべき年月におけるボーカロイド発展への将来性を踏まえるなら、Mirai no Neiroパネルこそまさに新たな造語にふさわしい:「未来音色

 The Nihon ReviewAnime Instrumentalityはアニメエキスポにおけるミク関連のリポートを協力して提供する。コンサートそのものに対する詳細な報告は、Anime Instrumentalityに掲載されているzzeroparticleのエントリーをご覧いただきたい。

http://blog.animeinstrumentality.net/2011/07/mikunopolis-hatsune-miku-live-in-los-angeles-concert-report/

脚注

 使用画像Pixivにある。この画像コミケット80で使われたことについて、Moccyにお祝いを申し上げる。

http://www.pixiv.net/member.php?id=191242

 この週末にアイデアを論じるという楽しみを分かち合った数十人、同僚のライターであるShinmaruとEternal、同じくAlex Leavittと、そして日本へ戻ったミクノポリス/未来音色スタッフに、心から感謝を。

http://dph.ninja-x.jp/index.html

 ミクについてよく知らない人へ、ネット上には利用できる多数の英語資料がある。おそらく外国コミュニティーを本当に制限している唯一の問題はニコニコ動画への簡単なアクセスができない点であろうが、十二分な興味を持っていくらか賢い検索ユーチューブで行えば、ニコに投稿されたほとんど全てを見つけだせる。

+++++勝手翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-08

再生約束 今度は思いっきり意訳(外国人感想その2)

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 

 前回は初音ミクLAコンサート、Mikunopolisに関する外国人感想Promise Of Rebirth」を翻訳してみたんだが、読み返してみると随分と難解で堅苦しい。逐語訳だとどうにも冴えないようだ。こりゃいっそ正確さは犠牲にして、分かり易さを最優先にもっとフリーダム翻訳してみてもいいかもしれん。参考文献は水戸黄門主題歌、つまり七五調で。

 

+++++以下翻訳+++++

 

生まれ変わるよ 私たち

 

から二十と 五年前 とあるSF アニメにて

仮想歌姫 現れた 姓時祭 名前イヴ

その謎めいた 存在に かき立てられた 妄想

昨晩ついに 大進化 ミクノポリスの 大舞台

これまでせいぜい シモーヌと ギブス師匠の 小説

見えてた姿 踏まえれば ノキア劇場 満員に

するのは遥か 未来だと 思ったことも ありました

舞台の上には スクリーン 客席埋める サイリウム

ミンメイだけが きっとこの 場面飾るに ふさわしい

そんな土曜の 夜の夢 思い返して 考えた

 

MC務める 扇動家(デマゴーグ) 踊る2人の メイド服

これぞ本場の 秋葉系 はるばる来たぜ LA

日本生まれの 見世物に 果たしてついて これるかな

分かっているね お客さん DVDを チェック済み

青緑した 髪の毛が 繰り出す歌に 大興奮

バックバンドの 伴奏に 意外やおまけの ストリング

振り回される サイリウム アメリカじゃこれ 珍しい

から見下ろす パノラマは 跳ねるステージ 踊る席

クレーン使った 撮影を 映し出したる 大画面

さあワイズマン ぽっぴっぽー ロミシン来たぞ そら次だ

3年を経て 広がった オープンソースな コンテンツ

巡音ルカと リンレンも 出てくりゃ客が 絶叫だ

ディラッド板に 弱点も あるけどそれも ご愛嬌

 

光と音の ペヱジェント

 

振り返る過去 幼い日 親に連れられ 見に行った

祭彩る レーザーショー 思えばあれが 始まり

小さいドーム 中に入り 十五分から 二十分

音に合わせた 光の線 まばゆく輝き 描き出す

アニメーションに 魅せられた 二十世紀の 未来

あれから何年 経っただろう マクロス映画 だけじゃない

技術トレンド それこそが 芸術音楽 変えてきた

それは発展 そしてまた 深い分裂 もたらした 

 

あの頃多くの 関係者 デジタル音を 罵った

クラフトワーク YMO デペッシュ・モードに ソフトセル

好きなヤツらは 言われたよ 「お前ら音楽 分かってない」

人工的な 音なんぞ 芸術の名に 値せず

確かにそういう 面もある でも無視しては いけないよ

無骨な機械 故障がち やさしくしないと すぐ拗ねる

そんなものから 音楽を 生み出す人の 知恵と技

そして続いた 分裂は 未来に影響 及ぼした

意外なことに ミクライブ その恩恵を 受けている

39sたちの 演奏が 機械を使った アマチュア

音とつながり 融合し 未来の夢を 見せていた

その意義深い ショーの意味 ボカロは何を もたらすの?

 

バベルは落ちて 我がもの

 

それを知るため アイドルを きっちり考え 煮詰めよう

アニメキャラが 現実に 近づくだけに とどまら

門戸開いた 文化の芽 オタク世界を 超えそうだ

YAMAHAの商品 おそらくは 古いモデルに とどめ刺す

特にアイドル 業界の 旧態依然 カビ生えた

マーケティングを 転覆し 音楽作りも 変えるだろう

生存競争 ダメ歌手 胡散臭いぞ プロデューサー

ヤバいクスリに スキャンダル それでもファンの 願い受け

苦しむアイドル それをもし ボカロに交代 できたなら

はかなく消える 消耗品 そんなミューズが 変わるかも

 

マイルズ・ダイソン 言い換える 疲れも見せず ゑひもせす 

ショーは続くよ 華やかに 魅せる衣装の 早変り

ファンが作った 音楽を 見事奏でる プロの腕

あらゆる希望を 叶えてく アンチテーゼの 初音ミク

彼女迎えた 西洋の 目立つ歓迎 それこそが

再生求め 長き時 待ち望んでた この世代

ついに始まる 約束の 憧れ実る 新たな夜

 

イヴシャロンよ レイ・トーエイ 君らの歌が もうそこに……

 

+++++翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-07

再生約束 初音ミクLAライブを見た外国人感想その1

 初音ミクのLAコンサートに関して、Promise Of Rebirthと題したそこそこ長い感想外国人が書き込んでいた。正直、随分と難解な表現が多く、翻訳も怪しげになってしまった。書き手のHN(wintermuted)を見るに、本来なら黒丸尚風に訳すべきなんだろうが、とても私には無理。とりあえず訳してみたのを置いておく。無断翻訳なので匿名で。誤訳はあると思う。

 なお原文のurlは以下の通り。

http://animediet.net/commentary/mikunopolis-at-ax-2011-promise-of-rebirth

+++++以下無断翻訳+++++

Mikunopolis、アニメエキスポ2011:再生約束Promise Of Rebirth

 メガゾーン23に出てきた謎めいたヴァーチャルアイドルの原型たる時祭イヴがSFにおける一種の狂信的比喩として想像をかき立てる場面に現れてから四半世紀強ののち、昨夜のアニメエキスポにおける比類なきイベントMikunopolisがちょっとした進化的な跳躍を成し遂げた。西洋におけるこの概念の最も著名な派生例がアル・パチーノの穏健な映画シモーヌ]、及びウィリアム・ギブスンほとんど遺伝的に接続された精神小説あいどる』]を通じた形をしていることを踏まえるなら、数千人のファン(及び間違いなく好奇心旺盛な連中)がオタク世界デジタル彼女アンドその友人たちと伴にロサンゼルスノキア・シアターをほとんど埋め尽くすなんてのは、まだまだ先のことだと考えらていたに違いない。不可解にも外部に広がった走査線からケミカルライトネギその他に鮮やかに彩られた通路に至るまで、それはリン・ミンメイだけを認める歓迎の場であった。今なお振り払っている最中である土曜夜のイベント後の残響は、かなり深い思考を私にもたらした。

 いつもカリスマチックなダニー・チューによる紹介と、それに伴うダンスロイドの形をしたリズム点火係は、その先に待っているものの興味深い味見役を果たした。この前座は、おそらく秋葉系(Akiba-kei)の空気に慣れていない聴衆にとって、何が次に来るかを示す重要リトマス試験紙だ。このショーを準備する時間ほとんどなかったことが見て取れる点が、これが日本直輸入製品であり、一見客に対するちょっとした警告にもなっていた。私自身が見いだした特に重要な点についてはすぐに述べる。

 既に日本で有名になっていたコンサートの形式をカンニング済みだった客の大半は、青緑色の髪が次々と繰り出す人気のある曲と、目がくらむようなライブ伴奏(39s Giving DayのDVDで演じたオリジナル奏者の大半、及びこの有名なディスクには含まれていない弦楽器奏者の面々)の混合物を味わった。その間ずっと聴衆は大いなる称賛のためリズミカルケミカルライトを振り、その動きが最後まで全公演を通じて見られたのは心強かった(こうした行為、及びその概念に対する彼らの長く続いた反応は、米国の聴衆にとっては奇妙に思われるものであることを、私はこの場で認めなければならない)。ボックス席に座り、ステージから1階席、クレーンカメラ、そして複数のカメラで撮ったHDスクリーンハイライト映像まで含んだ全景を見る。多くのミクのファンかつアーティストが作った聴衆が親しんでいるヒット曲、World is Mineやポッピッポー、サウンド[ママ]、ロミオシンデレラ、その他多く(どこかでミラクルペイントを彼女に演じて欲しかった)は、オープンソースな現象がほんの3年でどれほど広がったかを示している。そして特に歓迎された巡音ルカ鏡音リン&レンの登場は、観客の熱狂をさらに高めた。センターステージに置かれたほとんど透過性のスクリーンに跳ね返るホログラフィックな投影機は、時にミクが踊りながら少し両端に近づくたびにその限界を示したが、同時にこの海外遠征の短い命に対する理解を伴ってある種の魅力ももたらしていた。

光とサイバー化の見世物

 こうした話を正しい文脈の中に置くため、ちょっとした歴史を思い出そう――小さな子供だった私は、おそらくは地元の祭に毎年来ていたレーザーライトを使ったショーを見に行ったおかげでそれを一つの起源として啓示を受け、1980年代初頭に芽吹いてきた新たなテクノロジーに興味を抱いた。そのショーとは、要するに空気で膨らませたドームの中で音楽に合わせて行われたレーザーペインティングで、客は入場料を払い、床に置かれたたくさんのクッションの一つに腰を据えて15分から20分間、まばゆい光の列と、ミッシングパーソンズトーマスドルビーなどのアーティストの曲に合わせたアニメーションを楽しんだ。今となっては原始的ものに思える――ミュージックPVはいうまでもなく、コンピューターが生み出すアートアニメーションにつながる想像まで至るには長い道のりがあった。また、こうした地味な傾向が存在しなければ、84年のマクロス映画における楽しいコンサートシーンもある種心を揺さぶるほどのパンチ力は持たなかったと敢えて言うこともできる。私が思うにそれは時代の刻印であるが、同時にライブエンターテインメントがどのように変化していくか数十年にわたる発展を知らせるものでもあり、おそらくは音楽芸術の愛好者がいずれはあるところで分裂に至ることまでも示唆していた。

 なぜならこの時代に育った者にとって、アナログからデジタルへ向かう音楽の傾向が何か恐るべきものとみなされ、音楽業界で排斥されたことが一般的な心象として残されているからだ。子供の頃にクラフトワークデペッシュ・モード、ジョルジオ・モロダー、YMOやソフトセルなどのファンだった者にとっては、誰かがシンセサイザーの人工性を嘲り、音楽自然さを殺すと聞かされるのは珍しくもないことだった。そしてこの議論の中に何粒かの真実が含まれているとしても、それは一方で、当時は多数のコンピューター故障の懸念とショーを乗り切るためだけに間違いのない注意深さを必要としたこれらのかさばったキーボードから音を創り出す人間努力と創意工夫を、台無しにしていた。最終的にこの否定的な議論は多くの未来音楽及び演奏形式に付きまとい、興味深い結末をもたらした。それはまたミクのライブ伴奏をこれほど楽しく必要な要素にもした(ギター黒田晃年、ベース田中晋吾、ドラム折田新、キーボード安部潤――言及すべき弦楽器部門を除く。いずれもとても素晴らしい)。スタジオミュージシャンは、あらかじめ簡単に録音することもできる演奏に大いに心をこめることになる。新たな道具を愛するアマチュア音楽家と、伝統的なものとの融合実験によって、このショーはさまざまな要素を混ぜたある種の喜んで受け入れられるシチューとなり、ときにいくつか二級品の歌があったにもかかわらず、既存の姿ではなく可能性を約束するものとして機能していた。――以上がショー全体で私が本質的に感じたことだ。

 誰も見失わなかったよう望むのなら、この最終目標へと向かうDNAを手に入れることが私にとってベストなのだろう。なぜLAのショーはこれほど意義深いのか、そしてVOCALOID、ミク及びこのようなショーが持つ主要な意味あいとは何か。

ジッグラト[古代メソポタミアの塔、バベルの塔]の崩壊:ポップの民主化アイドル思想の終末

 さてこれは真に落とし穴的な回答である。なぜならアイドル歌手という概念及びヴァーチャルアイドルに伴う必然的結末まで考えを煮詰めるからだ。我らが今いるのは現実に近づいたキャラクターアニメーションの時代というだけにとどまらず、オープンソース化した大衆文化の可能性がある時代でもあり、我々はオタクの領域を超えて全く新しい何物かになるまで成長しうるアイデアをおそらく目撃している。YAMAHAが今年のNAMMショー[米国で開かれる楽器展示会]で多用途VOCALOIDを紹介したのを見ても、現状はメディアを通じた古い分配モデルが不可避の断末魔を上げるところに達したと敢えて見なせるように思える。スペイン製のソフトから取りだした一つのアイデアを、音楽作成のための輝かしい新たなモデルへと広げ、そして数が多すぎ、時に厄介な日本アイドル歌手業界を考えた場合に多数の集団に働きかける天才の発案に過ぎないマーケティングにまで、拡大する。終わりなき競争、怪しげな才能、さらに怪しげなマネジメント、生死にかかわる健康上の危険、類似性、そして夢想を維持してほしいというファンからの圧力に満ちた困難な人生――そう、こうしたマーケティング方式とファンに駆り立てられた神話が混じり合って音楽スーパースターたちにかくあるべしとする任務を押しつけるのは、それこそVOCALOIDにとって理想シナリオだ――しばしば置き換え可能で、派生的、はかなく、言うまでもなく消耗品であるミューズたちが、変化もましてアイデアも嫌う文化産業のために存在している。

 考えてもみてほしい。マイルズ・ダイソン言葉を言いかえるなら、これこそ決して疲れることなく、興奮状態にもならず、二日酔い仕事に出てくることもないアイドルだ。彼女はショーを続けなければならないことを知っており、一瞬のうちにコスチュームを変えられる。何よりファンが歌を作り、バンド彼女の横で演奏しているという2つの理由で、その歌は偉大である。過剰な荷物と期待を持つことなく、アイドルが実行すべきだと期待されるあらゆることをする能力を自ら持つミクの存在そのものが、ある種の輝かしいアンチテーゼなのだ。彼女は文字通り、何でも人々の望み通りになれる。汗一つかくことなく。

 そしてこれほど目立つ歓迎を伴う西洋への紹介は、日本人にとってだけではなく夢を共有できる分野を長く求めていた世代にとっても何か極めて特別なことの始まりであり、過保護にされることなくさらなる発展が期待できる約束されたスタートだ。そしてこの夜の感動的な聴衆たちから判断する限り、長きにわたる憧れはついにその実を結んだようだ。

 イヴシャロンレイ……君たちの歌がますます現実に近づいてきた……

+++++無断翻訳終了+++++

 言うまでもないがシャロンマクロスプラスシャロン・アップルレイギブスンの小説に出てくるヴァーチャルアイドル投影麗(Rei Toei)である

 

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10「アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11「世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12「アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-06-18

格差書くさ

http://togetter.com/li/149541

ニコ動の「○○してみた」について考えてみる


記事でも触れられているが、今の「してみた」クラスタは、もはや多くが「してみた」ではない。

してみた、というのは一種のテストであり、そのテスト多義である(してみることそれ自体のテスト、己の技術が評価されるかというテストetc

まり、これ自体が開拓の色を併せもち、開拓され、整備された今の環境ではそのテスト自体は殆どが後者意味合いを持つし、ほぼ形骸したといえよう。

からと言って、じゃあ「してみた」という名前を変える必要があるか?というと、その必要はない。今のままでいい。


むしろ気にかけるべきはそこで持ち出される「アマチュアリズム」という言葉だ。

フラット化するフラット化する、とさんざん叫ばれた電脳世界において、ニコ動が与えたのはむしろ格差の促進である

再生数、コメント数、マイリスト数などあらゆるものが数値化され、ランキングでそれは大きな意味を持ち、ランキング動画にも影響を与えている。

ただし、そこにプロアマの壁は存在せず、ニコ動で評価されるものとされないものという枠組みに改まった。

というのも、多くとは言わないがそれなりの仕事をしている人が参加していることは疑いなく、ならばそういう人が評価されているかといえば、そうでもない。

ユーザーに受けるかどうかが評価の差であり、技術の巧拙は幾分無視される。

そのような環境で持ち出される「アマチュアリズム」という言葉にどれほどの意味があろうか?それこそ、記事冒頭に出てきた「してみた」という言葉に対する「下手だけど勘弁して」な思考と同じ位相にある。


また、「批判は従」という思考もなかなか危険なものである

これは要するに「賞賛>批判」という格差を是認するものだ。一方で表現者を標榜していながらアマチュアリズムを盾にし、その口で批判は従者等と言うのだからおそろしい。

2011-05-19

yutakiokaのアイコンドヤ顔である理由

しい人は最終段落だけ読んでください。

趣旨は、yutakiokaは別に悪い人間じゃないよ、ただただ、人より優れていることを求め、ずいぶんと頭がいいけれど、その頭がいいことを力に変えることが出来ず、特別な人間になれないことを悩むという、どこまでもありふれた普通子供だよって流れです




思考力とは何か

掘り下げが足りない人が出す結論は大体「相手の自意識過剰」になるという俺の持論がまた立証されてしまった。

http://togetter.com/li/136135

ひとつ言っておくと、自分の頭でちゃんと論理を手放さずに考えて続けられる人は、そう簡単には循環論法には陥らない。

なる場合でも、大きな円を描く。その円の大きさがその人の思考力であると思う。

逆に自意識過剰、などという根拠がない仮定を使って空白を埋めることで循環論法を作り出す人間は思考能力が全くないのと同じ。




yutakiokaの思考力を示す例

童貞disねたは煽りなんだけど、それに脊髄反射して感情的に反応しちゃってる人を見ると、ああだから童貞なのかと極めて納得がいく。

別にその人の事を言ってるわけじゃないのに反応してるというのはかなり自意識過剰だと思う。

それでそういう自意識過剰で俺の話をきいてくれ房だから相手にされない。

うん、前から思っていたけれど彼には思考の発展性が全くない。

「なぜ童貞自意識過剰なのか」という問いに対して「自意識過剰人間は嫌われるから誰にも相手にされないから」。

では「なぜ自意識過剰な人は嫌われるのか」「なぜ自意識過剰はいけないのか」「自意識過剰はなにか」という問いがない。

逆のことがすべてカチッとはまっちゃってて議論の余地がない。

自意識過剰はいけないこと」「自意識過剰は女に相手にされない」「誰かに相手にされているか自分自意識過剰はない」。

から何までお約束で出来上がってしまっていて、そのお約束を超えるともう会話ができない。思考もできない。

もちろん頑張ってたくさんのお約束を頭に詰め込んだ努力は評価したいのだが、それに思考が固定されるならまだ無知な方がいい。


よく知らないけどこの人、「なぜ」という問いが1段階で終わっちゃう人なのだと思う。

その問いに対する答えも、自分で考えたというよりは、他人が出した答えを拾ってくるやり方なのだな。

そして、教科書に答えがのってないものについてなにか自分なりに考えようとすると極めてチープな「自意識過剰」とかそういう意味を成さない言葉に落ち着いてしまう。

この人、なにか「自分の手でつかんだ」という実感のあるモノってあるのだろうか。



閑話休題:yutakiokaは死に対して嫌悪感がある

死ね屑」なんて下品な言葉使ったことありませんよ、ほんとに自意識過剰ですね。(笑) 

むしろ、そういう、あなたからこそ生き抜いてほしい。だからあなたも生き抜いて。

「だからあなたも生き抜いてという言葉」の方があなたの「死ね屑」よりも暴力的と言うことですか?

思い込みですね。

多くの人(私も含め)は「死ね屑」の方が暴力的と思うので、この発言は詭弁と思います。




yutakiokaに見る文学エリート候補生の悲哀

最後に余談。この人がtwitterというメディアを選択している理由について推測する。

twitter人間について語るとか無理とは言わないが、それでもイロイロ制約がかかっておすすめできないと思う。

無理やり語ろうとするとテストの答案しか作れなくなる。 例えば彼の「答案」を見てみるとこんな感じ。

自己否定ナルシズムの極地は自殺ドストエフスキーは「悪霊」で、キリーロフの自殺という形でそれを示している、あの自殺理論で語られている「神」はもちろん「存在」の隠喩存在不安という問いに対して、実存的に思考したキルケゴールドストエフスキーが異なる解を与えているのが興味深い。

とか

存在の耐えられない「軽さ」から逃れるために国家と自らの存在を同一化して存在意義を個人ではなくて国家権威伝統に求めるというのは、存在の「重さ」を得るための一つの方法ではある。ただそれが「自由からの逃走」である、というアイロニカルな視点がほしい

はいはい教科書教科書

しか教科書のまえがき部分であって、帯の部分でありWikipediaでも読める部分

そこから先が大事であり、さらにそこから自分意見をもつことが大事。なのに、これが結論。笑える。

でもこれは本人の資質の問題ではない。こうなってしまうのは、140字制限だと、引用だけで記述限界であり、引用ですら140字となるとかなり制限がかかってしまう。

しかし、本人はずっとそのtwitter「でこそ」こういう話を続けていきたいように見える。

となると、この人は「なぜ自分twitterを選択しているか」「自分は何に依存しているか」について自覚があるのだろうか。



私は別に自分論理的な人間だとは思っていないし、論理的でなければいけないという縛りを自分にも他人にも課すつもりはないので

露骨に話をすっ飛ばして結論だけ書く。相手の主観勝手に推測もしまくる。いちいち検証するだけの価値のある人物ではないわけだしね。

私には、この人がtwitterに求めているのは「教科書の知識の共有」「教科書お約束の確認」であって、それ以上でも以下でもないと見える。

最初から思考する気などない。むしろ本業である思考の場で戦うことがどん詰まりであるからこそ、

下々の場に降りて行って、自己を確認せずにはおれない、テクノクラートのなりそこねというのが彼のイメージである

そして、この人物に共感する人間が多いということは、それだけ「報われない文系エリートが多い」ということをも意味する。

せっかく勉強して、知識も蓄えて、いい大学にいった、留学した。でもそれは社会的には何一つ報われることがない。

普通なら下々の人間など気にせず一心不乱に上を目指しているであろうはずのエリート候補生が、在学途中から下を向いて過ごしている。

この人は童貞はないかもしれない。客観的に見たらエリートかもしれない、でも、主観では負け組である実存を失っている。

しかし、この人は教科書したがって生きているのに、教科書にはどこにも「負け犬として実存を保つ方法」が載ってない。

から彼は自分実存を得るために、こういうちゃちなゲームを始め、いつまでも続けなければいけない。



yutakiokaのアイコンドヤ顔である理由

彼はよくある普通の一学生である。特別ではない。本当に平凡な小市民にすぎない。

本来は普通に大学に行って、普通に彼女ができて、普通にセックスして、普通に就職して、普通に家庭を持って、普通に老いて、普通に死ぬ。

その程度がお似合いの少人物である。そして、その事実こそが、彼にとって絶対に認められないことなのだ。

彼は普段のツイートから見るに、多分日本教授には優越感か同程度の知的レベルにあるという自覚を持っている。

それでも大した思い上がりなのだが、その思い上がりを持ってすらなお満たされないのだ。そのくらい彼は自己尊厳に飢えている。

彼は、自己イメージを損なうよりは、ドヤ顔アイコンをさらし、他人を挑発することで「嫌われ」「叩かれ」ることで自分は特別な存在だと思っていたいのだ。

こういう奇特な行いも、まったくもってオリジナルはなく、アイデンティティクライシスに陥った人間を救う手段としてのSM

自らを鞭打つ修道女の例からアラビアのロレンスの虚言までいくらでも例がある。

彼はもはや、自らが見下している無知人間に嘲られ、叩かれることでしか、もはや自分の本当の居場所確信できない。

何があったか知らないが、そのくらいかつての彼の自己プライドは高く、そして、それに見合った実体をついぞ得ることがなかった。

多分アメリカ行ってカルチャーショックでやられたんだと思う。

日本では誰よりも賢く、知識もある特別な人間だったのに、向こうに行ったら普通の人であることに変身させられてしまった。

しかし今更それを認めることは出来ない。追い詰められた彼が取った手段が今の有様、ということです。苦悩だねー。青春だねー。毎日吐いてるかー?

でもね、こういうのって今やふつうなんだよ。昔なら特別な人間イメージだったかもしれないけど今じゃこういう行動をとることそのものが平凡の証だよ。

最初見た時から、ああーこういう奴よくいるわー2年前にみたわーって思ってた。 かわいそうだなーって思ってた。かまってらんねーと思ってた。

でも、いい加減うざい。 さすがに自分がかまってちゃんである自覚がないのはtwitterへの依存が強すぎるだと思ったので、指摘しておく。





解説

これは彼が実際にどうであるかは全く関係がない。むしろ事実と違うほうが効果的だと思ってる。私の目的は彼を理解することじゃなく、彼が他の人にやってることをそのまんま彼自身に返すことだからね。もちろん私は自覚してやってるよ。それこそわざとらしいくらいにねちねちと、いやらしく、冗長なくらい、お涙たっぷりベタベタストーリーとして彼を「理解」してあげる。そしてこの気持ち悪さを是非体感してもらいたい。彼と彼の取り巻きがやってることがどれほど他人にとって気持ち悪いか、ってのを自覚してもらえればいい


彼がやってるのは、他人を対象化するという遊びなんだよね。正常な人間であれば小学生低学年くらいで卒業する遊び。

自分が特別でありたいと信じるあまりに、他人を過剰に普通とか普通以下に押し込めようとする幼稚な差別行為。

1わずかな手がかりから自分脳内勝手ストーリー捏造

2それに反論も許さず

勝手裁判までしてしまう。

これが対象化される側からしたらどれほど不愉快かは、年がら年中オタとかはてな村とか言われてる人間にはよくわかるよね。

であることを圧殺され、ただ一括りの集団としてしか認識されないのだから

もっとも、これを2ちゃんでいうならともかく、twitterでリプライをつけて言っちゃうあたり、むしろ彼の対人認知能力の低さが忍ばれるけどね。


要するに彼は、テレビワイドショーを全部自分脳内でやってしまってる。

テレビ毎日のように繰り広げられているコメンテーター批評の劣化版をやってる。

検事裁判官と手抜きした弁護士のセットをすべて自分でやるという脳内裁判ごっこ。

それをひとり寂しくやっている。いや、今では同じような寂しい人間が寄り集まってプチテレビ局、プチワイドショーになってるか。

みんな、力の感覚が欲しいんだね。よっぽど現実で報われてないと感じてるんだろう。

でも、力の感覚をどうやって得るかって時に、まだ社会人になって仕事したことがないガキなので、そのモデルテレビくらいしか持ってない。

部活(特に体育会系)とかで皆と一緒に頑張って何かを成し遂げたことがあるなら話は別だが、

どう考えてもこの人、万年部屋に閉じこもって本読んでた口だろう。要するにそっちの方法で自己実現ができない。

多分彼らはテレビコンテンツの内容は見下してるだろう。それでいてテレビワイドショーで好き勝手語ってる奴らに憧れずには居られないわけ。

で、いまみたいな幼稚な「おままごと」をやってるわけよ。

彼のイメージでは、彼自身はテレビ司会者であり出演者、賛同者が共演者で、オタクとか童貞スクリーンの向こうのトピックに過ぎないのだよね。

テレビ司会者が、スクリーンの向こうのトピックからしかけられることはないはずなのよ。

から、相手には反論も許さない。彼自身について評価することも許さない。他人に自分解釈する自由を与えたくない。自分はそうするけど相手には許さない。もし許してしまうと、自分がそうしたであると同じように、自分が好き勝手解釈され、じぶんがコレだと思っていたアイデンティティが溶けてしまから。だから、話を聞けない。聞いてしまったら彼の幻想が壊れてしまから。そういう状態なわけですよ。

彼は自分には他人を裁く特権があると、信じてなくてはいけない。しかしその反撃に常に怯えている。

これが、ネタとして薄められ、表に出すことが出来ない真性の厨二病、真性のディスコミュニケーションというやつです

そんな彼でも、就職とかして、自分が特別でないことを理解し、自分を集団の中で活かす道を見つけられればこういう幼稚なテレビのマネッコはすぐ卒業できる。

でも、今自分がやってることの恥ずかしさに気づけなかったら、何時まで経ってもアマチュアテレビワイドショーごっこを続けることになるかもしれない。

なまじ頭がいいし、同士が多いものから、それで結構充足感得られちゃうのが危険なんだよね。

他人に妥協するって事に耐えられなくなっちゃうかもしれない。個人的にはそのほうがおいし・・・いやいや、なんとか抜けだして欲しいものです

2011-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20110518233611

からでもヒーローになれるぞ。

今の時代はアマチュア技術者でもソフトウェア販売の機会が豊富にある。たとえば、androidマーケットだったりdocomoマーケットだったりapp storeだったり、最近ではchrome web storeなんてのもある。技術はなく(エロコンテンツを売るならDLSiteというのもある。

仕事PC弄ってプログラムも書けているのなら、これらのうちのどれかに資するだけのポテンシャルはあるだろ。

あとは発想と夜なべする体力さえあれば、「ヒーロー」への道はそう遠くないぞ。

児玉清風に言うなら、「なぜそこでリスクを取らない!」だ。(自分にも言えることだが)

言い訳をしちゃダメなのさ。

2011-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20110324183241

各論ねぇ。

あの文面で、「影響力の定義」に関して根っこの部分を話したかったとか、どんだけ。

棲み分けの為にこそ、接したときに生じる問題を軽くやり過ごせる姿勢ルールの共有が必要だ。

「接したときに生じる問題」が「軽くやり過ごせる」ものかどうかも論じないのに、やり過ごせってか。

これってものすごく狭い問題、「子供⇔大人」「内輪⇔公」などの異文化衝突を前提としているだけに見えるんだが


ルールなんて存在しなくていいんだよ。

影響範囲と、そこから想定される被害を、ケースバイケースで判断するしかないんだ。

「なにが」問題で、「それは指摘すべきものかどうか」、個々人が決めるしかない。


DHMO問題の場合、被害の想定はそれほどおかしくなかったが、影響範囲の想定に失敗しただけ。

そのため、かえって被害を拡大させちまった。(東京の水は危険発言など)

そうした齟齬が発生すれば、客観的におかしいと感じた人が、今回のように勝手に反論してくれる。

それほど歪んでないしルールなんていらんよ。


どっちかといえば、似非プロ訴訟などの言葉をちらつかせてアマチュアを封じ込めるやり口の方が問題。

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