はてなキーワード: ハエとは
おえかきちょう、または、らくがきちょうとは、幼稚園児や小学生、または絵描きの人がよく使うあのB5サイズ程度の無地の紙のことだ。
だいたい文房具屋で100枚で110円(税込)で買える。Amazonなら80枚110円ほどだ。
結論から言うと、あれは買うべきである。なぜ買うべきの根拠を説明していきたいと思う。
そもそも紙媒体の良さとは、ペンでサクッとなんでも描けるところにある。よくわからないオリジナルな記号や、複雑怪奇なダイアグラムをすぐさま描くことができる。
もちろん、ペンタブやiPadでも同じように描くことはできるが、ペンタブやiPadに無い利点がある。まず、物理ペンは圧倒的に描けるスピードが速い。
文字に関してはタイピングの方が速い人も多いだろうが、別に真円である必要のないただの丸や四角形を書くときは、紙の方が速いものだ。「A→B→C」という図を描いたあと、そのBに別方向からDを追加して…のような図をササッと描きたいときは、紙が圧倒的な速度を誇る。ものの5秒で終わってしまう。起動時間などもない。ペンと紙があればいい。
また、紙はマルチディスプレイ化しやすい。iPadは1台が高価なので、3台も持って同時に使うことは難しいはずだ。充電も3倍しないといけない。一方で、紙は3枚並べるだけでいい。この紙とその紙とあの紙を机の上に並べるだけでディスプレイと化す。費用はなんと3円だ。
ちょっとしたToDoリストや、何かのプロトタイプ用の図面になるのである。
もちろん、正式な図面の作成には紙は不向きだ。紙媒体の苦手な点は上書き保存・状態の頻繁な変化なので、こうしたデータを保存したい場合は紙媒体でない方がいい。また、人とデータを共有したい場合は紙媒体は不向きである。これらの話は、「電子媒体ではなく紙媒体を使え」と言っているわけではなく、あくまでプロトタイプ的使用、メモ的使用の段階では、紙媒体は相当な利便性を持つということだ。紙は遅延しない。
紙は破れる。
紙は破れるのである。
本のしおりにすることができる。「SOS」と書いて窓に貼り付けることもできる。
「入るな!」と書いて自分の部屋のドアに貼り付けることもできる。紙をぐしゃぐしゃに丸めて投げて「これが放物運動だよ」と説明することもできるし、紙を何回折りたたんだら月まで届くかという説明にも使える。
だいぶ薄くなったおえかきちょうはうちわにもなる。
まさに万能素材。
電子媒体はこうはいかない。iPadでハエを叩いたりはしない。精密製品であり高価なことが目的外利用を妨げている。
そのため、即使い、即破り、ガンガン書いていくスタイルにはかなり適している。
破りやすいことで、何枚でも並べることができる。マルチディスプレイができる。
賛否両論あると思うが、罫線は書く速度を500msほど遅延させるように思える。また、図を見たときに、罫線がノイズになってしまい、理解の妨げになる。
汎用性がとても高い。何にでも使えるので、ありとあらゆる「書く」というものに使うことができる。
科目別に何か紙を分けるなどということをする必要はない。仕分けはクリアファイルですればよく、最高速でペンと紙を用意して、とにかく思ったことを書くということができる。
メモ帳でも同じことができるが、メモ帳は何かをたくさん書くには余白が狭すぎることが多い。
買った瞬間に持ち運ぶことができ、使いたいときにすぐに開くことができる。
ルーズリーフや印刷用紙は、取り出す手間やケースに入れたり出したりする手間が大きい。おえかきちょうはそのまま出してそのまましまえばいい。
この点で、キャンパスノートやリングノートやレポート用紙の機能性を持つ。
100枚で100円という破格の安さのため、どれだけ使ってもそれほど大きな影響をもたらさない。
1日10枚使っても、1年で3650円である。1日に10枚使うとは相当な量だがそんなもんである。キャンパスノートはだいたい1枚あたりの単価が3円ぐらいであるが、おえかきちょうはとにかく安い。
安く頭の中を高速で整理できるなんてこんなに良いことはない。
キャンパスノートとほぼ同じレベルで、おえかきちょうは人気が高い。100均や文房具屋なら、誰かが買い占めていない限りほぼ売っているものだ。ネットでももちろん買える。
「アッ、しまった。紙がない」と思ったときに、すぐにスーパーなどに駆け込んでおえかきちょうを入手することは、おえかきちょう大好き人間なら誰もがやったことがあるだろう。
レア度が高い文房具ではこうはいかない。たとえば無印良品でしか売っていないような文房具は、今日今すぐ手に入れようと思ったとき、無印良品まで行かないと手に入らない。そしてそこで売り切れていたら、別の無印良品まで行かなければいけない。
おえかきちょうは、表紙がとても可愛らしい。
仕事用でも学習用でもなく、おえかきのために作られたものだからだ。
そのため、表紙を見るたびに「自分のしていることは究極おえかきと同じことなのだ」と少年少女の気持ちをもたらしてくれる。
常にボーイズビーアンビシャスを思い出させてくれるおえかきちょうに、買うたびワクワクさせてもらえるのだ。
おえかきちょうは、何も自分だけで使う必要はなく、家族で使うことができる。自分がおえかきちょうをストックしているだけで、家族全員がその利益を享受できるのだ。
自分だけでなく、家族全体におえかきちょうの効果をもたらすことができるという点はかなりの強みだ(まぁこれは別にほかの紙媒体でも同じだけど)
そもそも「絵を描く」ためのプラットフォームが家になければ、誰も絵を描くことはできない。iPadがあっても、家族全員に同じタイミングでiPadを配ることは難しい。
「そういえばおえかきするための紙がなんかたくさん家にあるな〜」という、紙に何か書くことへのハードルの低さが、家族への知識向上をもたらしてくれる。
おえかきちょうを買おう。そして紙を破りガンガン最高速で物を書くという作業を実感しよう。
おえかきちょうは1セット110円で買える。
https://www.amazon.com/dp/B000MU2MJA/
5つ星のうち 3.0
NSFW (Not suitable for wasps / スズメバチには不向き)
この商品には広告通りの機能がないか、私が出くわしたのがスズメバチに転生したラスプーチンだったか、どちらかのようです。
今日、自宅の玄関を出たとき、右肩にとまったアカスズメバチから毒針のマシンガン五連発をくらいました。私は豚のように鳴いて、リビングを狂ったように走り回った後、落ちつきを取り戻し、そのチビ野郎をリビングのタイルの床に追いつめました。勝利の余韻に浸ってうたた寝をしていたのか、それともただ仰向けに寝転がって私を嘲笑していたのか分かりませんが、私が靴で叩けるくらいにはじっとしていました。めでたし、めでたし。
とはなりませんでした。
数時間後、ようやく勇気を出して死体を処理しようと近づいた時、奴は消えていました。私はその日の残りの時間のほとんどを恐怖の中で過ごし、触るものすべて、足を踏み入れるところすべてにブービートラップがありはしないかと綿密に調べざるをえませんでした。前にもあったことなので、笑わないで欲しい。そしてついに窓枠の凹みにしがみついている奴を発見しました。おそらく、靴では潰せない場所だとよく分かってのでしょう。しかし、奴は私が「あれ」を持っていることは知らなかった。そう、電撃殺虫ラケット「エグゼキュショナー」を。
私は銃器庫からエグゼキュショナーを取り出し、新品の単三電池を装填して、慎重に奴に近づきました。電源ボタンを押したまま、エグゼキュショナーを窓に向けて絶妙な角度で滑らせると、右側の翼に電極が接触。大きな音とともに奴は窓の桟から吹き飛ばされテーブルに着地しました。靴の打撃による負傷があったようですが、まだ魂には憎しみが燻っていて、からだは回転を続けていました。私はこのチャンスを逃さず、絶対に殺すという決意をこめてボタンを押し、エグゼキュショナーとテーブルの間で挟み撃ちにしてやりました。アルミ皿の手づくりポップコーンのように、何度も電撃で吹き飛ばされても、奴は生きていました。青い火花が飛び、スズメバチのローストの香りがするまで追い詰めると、少しのあいだ、仰向けになって脚を胸によせて、死んだゴキブリのようになりました。
しかし、奴はまだ終わらなかった。私がエグゼキュショナーを持ち上げると、ゆっくりと頭を回して私と目をあわせ、かろうじて残っていた脚の断片ひとつを動かし、まっすぐ私ににじり寄ってきた。もし手と腕があれば、奴は握り拳を振り上げ復讐の叫びを上げていただろう。
今回、エグゼキュショナーは最低限の役割は果たしました。エグゼキュショナーがスズメバチを麻痺させたので、私は信頼のおける相棒、つまり靴を再び手にして、クソ野郎に止めを指すことができたからです。
しかし、エグゼキュショナーは害虫駆除を手軽に行える道具ではなかったのでしょうか? 今回は全く手軽ではありませんでした。蚊の退治は問題ないかもしれません。ハエもいけるかもしれない。でも、スズメバチは絶対に無理です。たくましく邪悪な存在である奴らは、このような面白グッズではどうにもなりません。
横。どっちみちハエたたきで叩きたいってことかw
700円でラーメン+カラアゲ(もしくは餃子)+ライスのランチが食えるラーメン屋があって
たまに行ってたんだけど、この前数カ月ぶりくらいに行ったらランチがなくなって、ラーメン1杯700円しかメニューないの
客はまぁまぁ入ってるけど、実質的な値上げじゃん
前からカラアゲが半生だったり接客がゴミだったりヤバい店だったけど、そこそこ量が食えるから良かったのによォ~
他の店もコロナで潰れたりして、何だかんだ怪しい外国人がやってる台湾料理屋とかインド(ネパール?)カレーが安定してる
ただ、何故か知らんが台湾料理屋もカレー屋も市内に2店舗あって、アタリの店は安くて旨いんだけどもう一方はサラダが腐りかけだったりハエが大量発生してたりしてて、その上で潰れる気配もないからよくわからん
しかし田舎なんで、新しく店ができることなんてないし、たまに出来ても数カ月で潰れるんだよな。
居酒屋の跡地に餃子の王将!が新しくオープンするってんで喜んでたんだが、スタッフも引き継ぎみたいで、小鉢は冷蔵庫から出しただろってくらい冷えてるし、マズイとは言わんが値段の割に美味くもないし…客も入ってないし早々潰れんだろう
オーナーに15分早く来いと言われたので、早く出勤したら、昼勤のシフトリーダーがいて、「夏休み中は何時まででも残業出来るから、気にしないで定時に出勤してきていいよ」と言った。いやシフトリーダーは鬼のようにオーナーに反撃してもクビにならないけど、私は逆らったらシフト減らされちゃうだろ。夕勤なんかただ「晩飯時なのに出勤してくる」ということにしか価値がないので、これまで少しでもワガママとかやる気ない奴はサクッとクビに追い込まれていたぞ!
シフトリーダーがいつまでも残業出来る理由がしょっぱかった。最近、よく店に来るヤカラみたいな客と付き合い始めたら、家族に邪険にされるようになってしまい、家に居場所がない、という。そりゃあ、何があったか知らないけど旦那さんとど派手に離婚して実家へ戻ったというのに、より一層おかしな男と付き合い始めて、いい顔する親も娘もなかなかいないと思うよ……。
「娘なんかね、『付き合うっちゃ何よ。気持ち悪い』なんて言ったきり全然話ししてくれないの。まだ10歳の癖に生意気いうでしょー?」
ならせめてコンビニ店員の女をチャラチャラナンパするド金髪のチンピラみたいな奴なんかじゃなく、もっと真面目そうな男と付き合ったらどうか。元旦那さん、娘さんを時々預かったり面倒見てくれてるらしいし、娘さんも離れて暮らしててもちゃんとお父さんしてくれてるお父さんがいれば他にチンピラのパパなんかいらないと思うよ、知らんけど。
壁の、天井に近いところにハチのような虫がいた。モンシロチョウの青虫を網目のスカスカな虫籠に飼っているといつの間にか籠の中に侵入してきて、青虫に卵を産み付けるヤツに似ている気がした。たぶん、人間にとってはただそこにいるだけの無害な虫だ。青虫を飼育する趣味がない限りは。
その、ハチっぽい虫がただ壁に貼り付いているのを、フリーター女子アルバイトさんが「気になってしょうがないんです」と言い、踏み台を出して来てその上に乗り、ハエたたきで叩き落とそうとするので、「いや、ただ生きてるだけの虫なんだし、わざわざ殺すことないじゃないか」と言ったら、
「虫にまで情けをかけるなんて、すごいですね!!」
と、フリーター女子アルバイトさんは言った。この人の倫理観は鬼滅の刃過ぎる。悪鬼滅殺! 悪鬼滅殺! でも炭治郎だったらただそこにいるだけの無害な虫を殺したりはしないとおもうの! 知らんけど……。
ドリンクの補充とウォークイン冷蔵庫の中の片付けをやった。清々し気分になるので好きな作業だけど、一時間もかけたのはちょっとやり過ぎだったかもしれない。
緊急事態宣言が出ても、客足はむしろ増えるばかり。だけどオーナーは「どうせ売れない」といって夕方の納品を少なくしたので、スカスカの棚を見てさっさと帰るお客様が多かった。
この間、フリーター女子バイトさんが、店内に入り込んだコガネムシだかカナブンだかその類いの虫を「やだ、こわいこわいこわい!!」と言いながらハエたたきでバチバチに叩き潰していたので驚いた。臓物撒き散らして平たくなった虫は、いっそう怖くないか。ていうか、生き物の命をなんだと思ってるんだ……。
先日、フリーター女子バイトさんと一緒にシフトに入ったというAさんは、フリーター女子バイトさんがコガネムシだかカナブンだかなんかその類いの無視を怖がってバックヤードの出入口のとこまでピュウと逃げ出して、ハエたたきを握りしめてぶるぶる震えているのを見たそうだ。そんなフリーター女子バイトさんは、短期間で虫をオーバーキルするデストロイヤーに進化した。
コガネムシかカナブンかなんかの類いくらいの虫なら、噛みついてこないし毒もないしカブトムシほど足がトゲトゲでもないから、私は素手で掴んで店外にお連れしてお帰りいただく。……のだが、あるとき、いつものように床に落ちていたコガネムシかカナブンか何かの類いを掴みあげようと思ってしゃがんだら、虫の触角の先端が線香花火みたいにホワァっと、花開くように開いた。
「ちょっ……きも!」
いや、コガネムシとかカナブンをキモいとは言わないのに、ただ触角の先端が花開いただけで「きも!」とか言うの差別じゃん。あれだ、古のつくば万博のマスコットのあいつだと思えば掴めるはずだよ! と自分を鼓舞したけどかなり無理だったので、ペーパータオルを一枚持って来て、その上に触角の先端が花開いた謎虫を載せて店外までお連れし、お帰りいただいた。
なんだか敗北感がすごかった。