はてなキーワード: ウルトラマンとは
ゾーフィー「そんなに好きになったのか」
ウルトラン「ジュワワ(はい」
庵野「という話でどうっすか?」
樋口「泣ける……」
米津玄師「わかる」
多分、違うと思うんだよな。
円谷が言いたかったのって多分そうじゃないんだよな。
ただ円谷が言いたかった言葉の半分ぐらいが、「ドラえもん未来へ帰る」の方がもっと伝わりやすくかつ知れ渡っちゃってて今更もう日本人はそっちを語らなくてよくなっちゃってるっていうか。
それもあってか絶対的な存在を失ったことの悲しみと裏切られたような気持ちの解消を求める方向に走っちゃったというのがあるんだろうな。
でもそうじゃなくて、裏切られたような気持ちを1人ぼっちで抱え続ける覚悟を持てみたいな所があって、米津玄師はそれをちゃんと歌ったんだけど、庵野と樋口はそこから逃げちゃったんだよね。
そこがあの映画における最大のウィークポイントなんじゃないかと思うわけ。
意思を持つものに送り込まれた意思を持たない暴力によって信念を持って戦うはずのヒーローが負ける物語に対して、柔らかくて心地よい終わりを求めちゃ駄目だと思うんだよな。
弱い老人の姿を強い若者が浮き彫りにした映画って印象になっちゃってる。
まあ考えようによっちゃ、日本の老人達が乗り越えられなかったものを日本の若者は乗り越えたみたいに……言えないんだよね。
リアルタイムで体験した人間じゃないと分からない絶望をさも分かったように米津が歌ってるだけみたいな所もあるから。
結局さ、あのときゼットンに敗北したのを見ていた子どもたちの代表が出した答は「悲しみから逃げることの選択」だったわけで、円谷英二は天国でこれに何を思うんだろうな。
事前に想像していたよりもスケールが小さくて小粒だなと思ってしまった
全体的に駆け足
あとは設定とかストーリーとかデザインとかの大枠がエヴァの安易な二番煎じっぽくていまいちノれなかった
面白くなかったわけじゃないけど期待してたほどではなかったという感じ
あとはやっぱりウルトラマンっていう存在がよくもわるくも大きすぎて、シンゴジラほどのカタルシスや試行錯誤感がなかったのも残念だった
一応最後は人間の力も結集してーみたいなやつあったけど結局それを実行するのもウルトラマンだったし(力を合わせるって意味ではまあわからんでもないけど)
かといってウルトラマンなしの最初の3,4体の怪獣の話だとシンゴジラの二番煎じになっちゃうしね
なんかどうしようもない気がするなー
こんなチープな内容を礼賛してるとか、ファンを自称する年寄りどもって終わってるでしょ。
説明的過ぎるセリフで状況や世界観の説明や演出から逃げ回ってる。
現場の指揮や分析が仕事なのに、後ろに自衛官いるのに単身で現場行って死ぬとかギャグでしょ、あの時点でこの映画がゴミだとわかったわ。
斉藤のウルトラマンも昭和のドラマかなろう系かと思うレベルの「人間が別生命体に乗っ取られてるから無機質で言葉や概念を知らない」みたいな何の捻りも面白味もない陳腐化の極みみたいな演出。
山本の「人間を理解して溶け込んでるけど、根本的な思想が違う不気味さ」とかその辺だけは面白かった。
宇宙での戦闘シーンなんかも、2011年の映画かと思うチープさで、全く評価できんわ。
シンゴジラは映画館に見に行って大いに楽しんだけど、シンウルトラマンは予告版を見た時に「あっ」という感じがして見ないかなったのは功を奏したかもしれない。
同じ特撮、だけれども、ゴジラ(怪獣)はコミュニケーションが取れない災害そのもの、だから災害に立ち向かう人類というシンプルさが成り立つ。ウルトラマンはそれが成り立たないので、作劇が複雑にならざるを得ない。そこにリスクがあったと勝手に思っている。
シンゴジラはいろんな俳優が次から次に出てきたしゴジラの暴れるシーンも派手だったけど、ウルトラマンはカソウタイの中でわちゃわちゃやってるだけっていうか。
世界中の科学者と協議するシーンも、科学者は登場しないでVRゴーグルで会議してるだけって、今風ってより予算少ないんだなって印象だったし。
お前らもフェミって名乗ってない人を勝手にフェミだのフェミ騎士だのまなざし村だの言ってるよね?
「社会正義たるフェミニストを名乗って差別するから叩かれるんだ。フェミじゃなくて差別主義者、ミサンドリー名乗れよ。そしたら叩かれない」を信じて「私達はミサンドリーです。差別します」って言ったツイレディも、結局はフェミダーって叩かれるよね
そんで何かと「フェミは○○を叩けよ!」って言いながら、「表自戦士は○○を叩けよ」と言われると「名乗ってないカラー!自分の好きな表現だけ守って何が悪い!」って開き直るよね
シンウルトラマン見に行ってセクハラ描写いらんという感想言った特撮ファンが「規制派のフェミのヒステリー!」と叩かれまくったこと忘れてねえよ
それと、「フェミがうるさかったけど面白かったよなー」と映画終了後客が言ってたのがキツかった、と言った人が「フェミめ!」と叩かれてたも。フェミ的なツイート一切してないのにね
https://togetter.com/li/1889957
ミソジニーアルファツイッタラーのYSも一回「表現の自由戦士はエロ以外にも宗教二世漫画に声を上げろよ」って言ったらフェミ認定されてたなぁ
シン・ウルトラマンの何が一番キツかったって、
セクハラ描写いらんという感想が「規制派のフェミのヒステリー!」と叩かれまくったことかな
それと、「フェミがうるさかったけど面白かったよなー」と映画終了後客が言ってたのがキツかった、と言った人が「フェミめ!」と叩かれてたのが一番キツい https://togetter.com/li/1889957
表現の自由戦士は名乗ってないのにフェミがそうレッテル貼りしてるだけ!フェミは自分で名乗ってる!って言ってるやつわらわらいるけど、
エヴァ監督の映画だからこんなセリフ回しでこんなハイテンポだよな、とか
元増田が痛いと思っている場所には、俺は最初からミット持ってパンチ受けてるイメージ。
みんな大好きな飴ちゃんを投げてこない。エンタメになってない。ウルトラマン、という題材では普通のエンタメは無理だったんだと思う。主人公が敵を倒す話にできないんだよな、ウルトラマンは来訪者なので、実は脚本的な意味ではヒーローではないんだよな。内省的にならざるを得ない。クセが強い。
・説明台詞が異常に多い。監督の「空想科学が大好きですよ」アピールに作品がつきあわされすぎだ。これでは数百人が手伝ってオナニーをさせているようなものだ。
・主人公の喋り方に違和感をもたせたくないのか説明的な喋り方をする人物が多い。喋り方が不自然なキャラクターばかりで見ていて感情移入がしづらい。
・『古き良き特撮』を意識しすぎているせいで画面の作りが全体的にモサい。ピアノ線で釣ってる風とかやって喜ぶ人なんて本当にいるの?その人形感って本当に必要です?
・キャラクターが「役割」を演じている感だけが強く「人物」を感じさせることが少ない。キャラの造形が徹頭徹尾「役割」の集合体でしか無く、結果として誰に対しても何の感情も持てない。まあ嫌いなメインキャラがずっと出てくるよりはマシかもだが。メフィラスが出てからはマシになるが、そこに行くまでに1時間も「役割」を運ぶだけの装置を見続けることになる。
・都合よく無能な味方。都合よく有能な味方。脚本の都合で動かされている感を脱臭しきれていない。これが上記の「役割だけ」感を加速させる。
・「臭い」のシーンが全面的に最低すぎる。今まで「人類には未知の技術だからな」で次々と荒唐無稽な空想科学を飲み込んできた努力がここで一気に無駄になってしまう。折角維持してきたリアリティラインが全部ゴミになった。しかもそこに「風呂に入ってない女の臭いを主人公に嗅がせたい」という作り手側の意思を感じてしまう。そこから更に今まで我慢してきた尻叩きに対しての違和感が爆発する。そもそもプランクブレーンって単語の意味はさぁ……あーもういいやとなってしまう。本当に残念だ。
・社会批判、人間批判っぽい要素が雑に入ってくるが、そこに全体としての纏まりを感じない。初代の宿題である「ウルトラマンがゼットンに負けるまでの物語」へのアンサーに向けての下準備なのかもしれないが、それが伝わる人間には何もやらなくても伝わるので尺の無駄。伝わらない人間からすれば鼻につくだけなので無駄。ここについてはゼットン戦直前の神様仏様ウルトラマン様~受け入れの部分だけで十分なので本当に無駄。
・「ウルトラマンが人類を助ける理由」に対してのアンサーが願望ダダ漏れすぎて笑ってしまう。「俺はアイツが好き」から「アイツも俺が好きならいいな」まではいいけどそれを操り人形使って言わせちゃうのどうなんだ……。
良い所
・展開が早い(ように感じる)。正しい言い方は「肉付けを沢山している割には、本筋を大きく削らずに2時間に収めている」になるわと思う。とにかく無駄がない。要素を増やしすぎたせいで本筋を尻切れにしてしまいガチな愚策を冒していないのは優れている。
・出演者に「特撮的な演技をすることの気恥ずかしさに対する自嘲」のようなものを感じることが少ない。これをやられると一気に作品が陳腐になる。教育が行き届いている。
・「ウルトラマンは人類の味方」という前提を鑑賞者が持っていることを前提に作られていてそれを裏切らない。今更になって「ウルトラマンは敵なのか味方なのか……」に登場人物がアレコレ悩むのにやたらと時間を使われても無駄。そこを利用して裏切るタイプの作品もあるが、大抵の場合は相手に冷水をぶっかけて煽って終わるだけなのでその選択をしなかったのは正しい。
・説明は多いが一つ一つは手早いので量の割には尺を圧迫していない。「この程度の話をするためにこんなに時間を?」となるシーンがないのは立派だと思う。これはやりたくて詰め込みまくっている事の利点だろう。嫌々ネタ出しをしている映画ほど一つ一つのネタで長く時間を稼ぎたがり全体に薄味になるがソレがない。
・「役割」しか演じていないキャラ達の中で唯一人「役割」以外の部分で強烈にキャラが立っているメフィラス。あーそうだよキャラクターってのはこういうのを言うんだよね。見た人がメフィラスの話ばかりするのも納得である。逆に言えば他の登場人物は徹頭徹尾「役割」を担うだけの装置でしかなく「語るほどの要素がない」のだから。
・2時間の映画でゼットンまで出す気概。よく詰め込んだという他ない。ゼットンのデザインも生体兵器という設定に対しての納得感が強い。
・2022年のうちにアマゾンプライムで見れるとは思わなかった。今年は映画やドラマで100本はアマプラで見てると思うから実質50円ぐらいでシン・ウルトラマン見れちゃってるな。すっげーお得だぜ。
監督がやりたいことに全スタッフ付き合わせましたが過ぎるだろとは言ったけど、まあそれでつまみ食いしてるわけじゃなくて全体に纏まり持たせられてるならまあいいかなって気がする。
スタッフの色んな意見がぶつかった結果として妥協点の集合体になるような作品じゃ駄目だわ。
でもその結果として「キッツ……」が増えるんだよなあ。
その痛みを楽しめるようになれって事なんだろうけど俺はやっぱちょっと無理かなあ。
やっぱ「僕凄いでしょ」と「こういうのえっちでいいよね」は耐えきれねえ部分があるわ。