思ってもいないところからふとボールが投げられる。考える間もなくそれを受け取ってしまう。そしてそのボールを知らずにとんでもないところに投げ込んでしまう。そんな経験はないだろうか?僕にはある。あれは、中学生の頃のことだった。
僕の実家は田舎で、バスは数時間に一本しかないようなところだった。その日僕は下校時刻のバスを乗り逃してしまい、仕方なしに歩いて帰っていた。次のバスを待つのと歩いて家まで向かうのと、時間的にそう大差はなかったのだ。夏の暑い中、日に照らされてじりじりと肌が焼ける中、たちまちに空が曇って夕立が降ってきた。ずいぶんひどい勢いで振ってきたその夕立から逃げるため、僕は走って最寄りのバス停まで向かった。そのバス停には屋根があったのだ。
バス停にたどり着いた頃にはすっかりずぶぬれてしまっていたが、このまま夕立が降り続けるなら、ここでバスを待った方がいいだろう。そう判断して、僕は短くはない時間をここで過ごすことを決めた。
そう思っていると、雨音に紛れて小さな走る足音が聞こえてきた。誰だろう?そう思ったときにはもう足音はバス停へと駆け込んできていた。その足音の主は、同級生の女の子だった。彼女もずぶぬれで、夏服のブラウスが軽く透けている。そんな姿にドキッとしながら、僕は彼女にお互い災難だね、と声をかけた。
でも、彼女は何も答えない。あれ、特別仲良くはないけど普通に話すクラスメイトなのに、なんで何も答えないんだろう?そう思って彼女をよく見ると、雨にずぶぬれた顔の目元には涙があふれていたのだ。なんで?僕の頭は疑問でパンクしそうになりながら、体をふくのに使っていたハンカチを思わず彼女に差し出していた。このときハンカチを差し出していなければ、この後のこともちょっと違った形になっていたかもしれない。
彼女はハンカチを受け取ると小さな声でありがとうと言った。一体どうしたの?僕は彼女のことも考えず自分の疑問のためだけに、そんなことを訊いてしまった。彼女はしばらく躊躇っていたけれど、僕が渡したハンカチを見つめた後、ぽつりと答えた。「好きな人と別れてきたの」と。
その答えを聞いて、僕は彼女に尋ねたことを後悔した。そうだ、こんな土砂降りの中で女の子が泣いていて、その理由が重たくないはずがない。僕はとんでもないボールを受け取ってしまった、そう思った。けれども、ここでこのボールを投げだすことの方が彼女にとってひどいことかもしれない。そう思って、彼女の話を聞くことにした。
僕があまり質問しなくても、彼女はぽつぽつと話を続けた。それはコップに満杯になった水が揺れるたびにわずかに零れるような、そんな話し方だった。
彼女は年上の人と内緒で付き合ってて、でも両親に知られてしまって大反対を受け、そのことを素直に年上の彼氏に相談しようとしたけれど、でも自分と彼氏のことを考えたら何も言わずに別れるのが正解だと思って、別れを告げてきた、そう彼女は言った。
僕はどう言っていいかわからなかったけど、辛かったね、とだけ口にした。彼女も、うん、とうなずいた。ここで終わらせておけばよかったのに、僕は余計なことを口にした。でもそれは何も理由を聞けずに別れを告げられた彼氏も辛いと思うよ、別れたくないなら素直に相談するといいよ、と。
彼女はびっくりした顔をしていたけれど、何かを決心した目をした。そして、うん、本当は別れたくない、だから頑張ってみるよ、と言った。僕もそれを聞いて、頑張れ、と励ました。
そうして雨が止んだ頃、バスが来た。僕はバスに乗り、彼女は雨の止んだ中を歩いて帰った。
彼女が学校に来なくなり、校内には噂が駆け巡った。彼女は先生と付き合っていたのだと。最初のうちは真偽不明だったその噂も、とある男性教師が突然学校を辞めることになり、本当のことだったのだとみんながざわめいた。
僕はその噂と、あの夕立の中で彼女に訊いた話を思い出して、怖くなった。この顛末を引き起こしたのは、僕のあの余計な言葉だったのかもしれないと。
彼女のことはすぐに学校内のタブーになった。彼女が学校に来なくなったのも、不登校なのか、転校したのか、それすら誰も知らない。少なくとも、卒業アルバムに彼女の姿はなかった。
僕はあの時言った言葉を、今でも後悔している。僕があんな励まし方をしなければ、彼女の秘密は公になることはなく、卒業アルバムからすらも忘れられてしまうことはなかったのではないかと。
そしてその後悔を、今まで誰にも話したことはない。でも、心の中に澱み続けているこの後悔を吐き出したくてここに書いた。
「勉強も楽しいよ」とか「スポーツも楽しいよ」とか「瞑想も楽しいよ」とかって全部結果が出るのが楽しいんであって結果が出なくちゃ面白くはない。
ゲームだって勝ったりヘッドショット決めると派手な演出が起きてそれで脳汁がバーって出るから面白い。
結果が楽しさを産んでそれがやる気になって更に結果が出る。
ボクも増田でやる気出したいなあ。
就活でみんな泣いたりするじゃん
悲しいよねとっても
この制度なんなの
誰が得するの
企業も蹴られたら損するしもっといい制度できればいいのに。自分の子供が就活するころには、もっと理にかなった就活ができてるといいなぁ。
最終おちちゃった。
また一からやり直しだ~
http://anond.hatelabo.jp/20160606084656
・まず全サイトの301への対応は不可能だ、というかすべきでない。
なぜかというと301が、本当に「元と同じ内容のページに飛ぶ」かはわからないからだ。
これはセキュリティ的な話(スパムサイトに飛ばされるとか)もそうだし、
そもそも301の利用法として「全部トップページに飛ばす」「共通のエラーページに飛ばす(つまり301→404)」という使い方が商習慣的にされているのが厄介の種だ。
はてブはエラーページに過去のページのブクマをまとめる阿呆なサイトになってしまう。
更に言えば302と301の区別がついていない阿呆なエンジニアというのもまたいるわけで、
そういうサイトがメンテなどで全部301転送してしまっているところにたまたまクローリング等かけてしまったら、目も当てられない。
・じゃあ個別サイト対応(今回ならImpressだけ)とかもありなのかもしれないけど、
301は不可逆(旧→新はいけるが、新→旧)なので、基本新しい方に既存のブクマを載せていくことになるが、
じゃあ仮に登録制(旧→新の組み合わせをはてな側に登録する)として、
impresの登録の通りにして、もし登録内容を間違えていて翌日直したとして、
あるいは301が実際に行われてから、登録されたブクマはどこに行くべきなのか。
(というかおそらくURL構成上はてぶはURLをユニークのベースにしているし、
何せ存在しないURLにもブクマできてしまうザルなので、二つのページのブクマを同じにするだけでかなり大変なのではと推測する)
とはいえ、転送前と後両方についてのページがあるのははてな的にはむしろSEO上不利(同じ意味のページが2つできてしまう)な気がするので、
朝飯のとき、宿泊してた2~4歳ぐらいの男児3人が走るわめく、お母さんブチ切れて怒鳴るでたいそう煩かった。
宿をチェックアウトして、ぶらぶら観光して、昼飯カレー屋にいった。
4歳1歳ぐらいの子連れがここにもいたが、2人とも黙々と食ってた。(1歳はナンだけ)
この差は躾の差だとは思わない。食への執着の度合いの差で、持って生まれたものだと思う。
食への執着が薄いことは、別に悪いことではない。
言葉が通じない時期に、たまたま食への執着が薄くて、所謂「お行儀良い」行動ができないだけだろうから。
でもさーご両親。
「お行儀よくできない」ってわかってるなら
外食は義務でもなんでもないんだから、もうちょっと大きくなってからにしませんかね?
感覚的に、ごはんだいすきアビリティがない子1人>>>だいすきアビリティ付2人 ぐらいだと思う。難易度は。年齢にもよるけど。
http://anond.hatelabo.jp/20160606003455
ブコメやトラバを読んでたら、じゃあ元増田はどうしてればよかったんだ?と気になったので考えてみた。
「そもそもなんで急にホテルなんか誘ったの(そんなキャラじゃないでしょ)」「あなたらしさを失ってしまったらそれはもうあなたじゃないということはどうかわかって欲しい。」
こういうキャラクタの押し付けをやめる。変な決め付けをしない。代わりに自分のして欲しいこと、要望を伝えて、あくまで相手に選択を委ねるようにする。たとえば「私はそういうことをするならちゃんと告白してからにして欲しい」「ただセックスがしたいだけなら、残念だけどお断りさせて欲しい。そうじゃなくて付き合いたいというなら考える。こういった経験がなく作法がよくわからなかったという事情はある程度考慮する。あなたがしたいのはどっち?」
「こちとらあなたが女性と付き合ったことがないこともコミュ障なことも、顔があまりかっこよくないことも知っている。」
こういうのをやめる。
ただしこれについてはそれまでのやり取りにもよる気がする。たとえば彼が過去にそういったことについての自信のなさ、卑屈さを吐露していたのであれば、これをわざわざ伝えることはプラスにも思う。
主語は小さくしよう。
うん。
女は常に顔で評価されるが、男の場合は思春期の頃は顔や人気、大人になったら金で評価に変わる。
ここで、分類が生まれる。
つまり、思春期ときのモテ度×大人になってからのモテ度での分類だ。
子供の頃の分類で言うと、男の場合、「イケメン20%(『A』とする)」、「フツメン60%(『B』とする)」、「ブサメン20%(『C』とする)」
大人の分類でいうと、男の場合、「金持ち10%(『α』とする)」、「普通60%(『β』とする)」、「貧乏30%(『γ』とする)」という分類。
だが、この場合9つに分けられるのではないか。つまり、A→α、A→β、A→γ、B→α、B→β、B→γ、C→α、C→β、C→γ。という9種類の進化だ。
この場合、恋愛、結婚に対してそれぞれどういう考えを持つだろうか。
○ A→α:カワイイ娘に子供の頃から相手されているので、普通にカワイイ女と恋愛でOK
× A→β:思春期の頃よりレベルダウンした女との恋愛は腐るので、中レベル女をヤリ捨てるヤリチン会社員化。結婚バカバカしい
× A→γ:レベル低い女にしか相手されず、ヤリチンドキュン化。
○ B→α:カワイイ娘に相手されなかった青春をぶつけるようにヤリチン化。しかし、セイゼイ上の中までしか結婚できないが、マアいいや。
△ B→β:世の中こんなもんか、とヤリチンの中古女と結婚して微妙な気分で人生過ごす。
× B→γ:やる気ゼロ。人生つまんねーなと二次元やAVに走る。ゲットできる女のレベルも悪く、結婚もコスパ悪い層。
× C→α:俺はこの層。学生時代に女から酷い扱いされたため鬱憤を晴らすような女遊び。結婚とかバカバカしい。AV二次元のコスパしか信用してない。人間不信もいいところ。リアル女に期待するくらいならVR技術やダッチワイフ、セクサロイド技術信仰。
ようするに、子供の頃いい思いをしなかった層(C層出身)は大人になっても×だし、子供の頃いい思いした奴は大人になって金を稼げないとなると×や△になる。
恋愛工学を必死に叫んでるのは、B→αや、C→βの奴らじゃないかなあ。
C層出身は二次元とかAVのほうが、人間女性より信用できる(今までの人生の中での期待にこたえてくれた度合いで考えてしまう)
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女の場合は、
A20%、B60%、C20%
α40%、β50%、γ10%
△ A→α:モテ女として、イケメン金持ち狙いでババアまで行くパターン
× A→β:死
× A→γ:死
△ B→α:調子に乗りまくる。女は化粧や服で簡単にこうなるからこのパターンが多い。イケメン狙いになろうとするも、現実見て下位イケメン金持ちで妥協しようとするも、それも滑って、金持ちに行くも、もう滑れないと地獄。
× B→γ:死。クソフェミ化待ったなし。
○ C→α:早くから金持ち狙いで勝てる。しかしイケメンと不倫に狂う。
△ C→β:金持ち狙いで滑って、アラサーで死ぬ。クソフェミ化
× C→γ:クソフェミ
俺は一介の川崎区民だ。
なにもコリアンタウンに行かなくても、近所に朝鮮屋さんがあってキムチやチヂミが売られている。
子どもはいわゆるチョン中、チョン高を馬鹿にしたりもよくする。俺はしてないけどね。
部活の練習試合でチョン中と対戦するときは、大抵相手は学生鞄や靴綺麗に並べているのだ。
教師は、そんな彼らを見習えと口煩かった。ばかじゃねーの、とみんな嗤った
雑多なことを言っている。
良くも悪くも彼らは川崎の一部だ。
そういう奴は、反発される。あんな運動は川崎区民には受け入れられない。
差別も友好も川崎から産まれたものでなければ、川崎区民の心には届かない。
ヘイトデモの主催者は架空の朝鮮人相手に机上のヘイトをやっている。
みんないっしょだよ、キミだけじゃない。
そもそも何に対してそんなに不機嫌なのか、そのポイントすらつかめない。
気難しい人なんだろう。
しかしそうやって停滞すればするほど、事態は好転しないどころか悪化すると思うのだが、その責任は上司が取るから心配無用ということか。
スペックが高くないと人を好きになれないっていう人はかわいそうだと思う。
で、「君は低スペックだね」って言われて憤慨してただ怒るだけの人は、
その姿勢が低スペックたらしめてることを自覚したほうがいいかと。
世の中にはそれを受け止めて、バネにして努力する人もたくさんいるんです。
そう言われないように頑張ろう、何か長所を身につけよう。
けど、ただ怒って何もせず、クッテシコッテネルを繰り返してたらそりゃ仕方ないよっていう。
女は低スペック扱いされやすいし、それを回避できないんですよ。(もちろん例外もいるけど)
容姿で絶対的な地位がきまる不条理の中、低スペ扱いされまくってるから、
何らかの努力はみんなしてる。(不器用で方法は間違っててもね)
男性でも、不細工なのにモテる人ってのはスペック以外にも自分に厳しい一面があるんです。
たったそれだけの違いになんで気づかないかなあ。
美人やイケメン、ハイスペックは優位だし、もたざるものや経験が少ない人は弱い。
そういう明文化されていない序列が生じるのは仕方がないし、それを踏まえた上で恋愛しないと痛々しい人になっちゃうんですよ。
好きな人には痛々しくなって欲しくないから、彼女もそれを伝えたんだと思う。
いわば愛情だよ。
最近あまりにハマりすぎて、IDNETの会員になってしまった。
最近の長距離の飛行機はFlashGameのプレイ時間と相性が良いので、機内でよく遊んだり、寝る前にプレイしたりしている。
ブラウザだけで出来る楽さもいい。