はてなキーワード: バリケードとは
バリケード作らないと親が入ってくるもんな
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 97 | 10043 | 103.5 | 43 |
01 | 37 | 8770 | 237.0 | 85 |
02 | 23 | 3740 | 162.6 | 59 |
03 | 10 | 6175 | 617.5 | 180 |
04 | 20 | 1240 | 62.0 | 33 |
05 | 12 | 478 | 39.8 | 28 |
06 | 38 | 4027 | 106.0 | 32 |
07 | 33 | 2106 | 63.8 | 32 |
08 | 58 | 3012 | 51.9 | 28.5 |
09 | 37 | 5298 | 143.2 | 56 |
10 | 82 | 4564 | 55.7 | 25 |
11 | 89 | 6270 | 70.4 | 35 |
12 | 93 | 8954 | 96.3 | 40 |
13 | 52 | 3721 | 71.6 | 35 |
14 | 89 | 12637 | 142.0 | 42 |
15 | 79 | 9187 | 116.3 | 40 |
16 | 81 | 9186 | 113.4 | 42 |
17 | 66 | 10727 | 162.5 | 52 |
18 | 54 | 5261 | 97.4 | 41 |
19 | 80 | 7776 | 97.2 | 47.5 |
20 | 136 | 10250 | 75.4 | 33 |
21 | 95 | 14392 | 151.5 | 55 |
22 | 126 | 13048 | 103.6 | 41.5 |
23 | 86 | 9106 | 105.9 | 45 |
1日 | 1573 | 169968 | 108.1 | 40 |
チマチョゴリ(8), マミー石田(7), 綿矢りさ(3), 準備会(4), ロリロリ(3), found(3), バリケード(4), リストバンド(5), ばいきんまん(5), ゴキジェット(4), 経済指標(3), コミケ(21), アンパンマン(8), 富(6), 参加者(7), ゴキブリ(11), 予備校(6), 慰安婦(6), ルッキズム(6), エクセル(5), 国会議員(6), 同類(6), 暑い(7), 党(10), 会場(7), N(8), 倒れ(8), コピー(6), 富裕層(6), NHK(18), スタッフ(9), 童貞(21), 夏(11), 海(8), 並ん(8), 京アニ(8), 守ら(8), 知れ(20), 別れ(12)
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何年も言い続けているのに改善しないこの状況、
運営側に対応を求める意見をよく見かけますが、それを待っても仕方ないと思うので、
具体的・実際的に「どうしたら解決(は無理でも、今よりは改善)するか?」を妄想してみた
運営に対応を任せきりにするのではなく、参加者が知恵を出し合って一歩でも前進できればいいと思うので
気が向いたら読んでみてください
まず大前提として、
「朝4時半(と仮にします)以降に待機場所に到着した人を最初に入場させる」
「かつ、コミケが社会的に問題にならず、継続的に運営しつづける」ということを目指します。
コミケ準備会の権限の及ぶ限りの敷地を、4時半までは一般参加者が立ち入れないように封鎖する。
↓
「封鎖」を具体的にどうするか?
→簡単に超えらる柵を設置したところで、現状でもルールを破る人たちは余裕で無視して超えてきそう。そうなると現状と同じで、物理的に千人単位及の人を無理やり移動させる合法手段が準備会側にはない。もし怪我をさせたりしたらすぐにニュースに取り上げられてコミケの存続が危うくなる。
→無理に登って転落して怪我したり、さいあく死人が出たら…「コミケ来場者が負傷・死亡」というニュースが出ると、何もわかってないニュースの見出しを鵜呑みにするマスの批判を浴びて今後の開催が不可能に。
→結局その壁の外側の「コミケ準備会の権限の及ばない公道・施設」で数千人の野宿者が出る。周辺施設に迷惑がかかり、結局「コミケのせいで近隣に迷惑が」と問題になりやはり今後の開催が不可能に。
↓
結局どれだけ封鎖区域を拡大しても、その「封鎖された地区に一番近い、封鎖されてない地区」で徹夜するだけなので、
封鎖を拡大すればするほど公共の場所に迷惑がかかり問題になる。スタッフの配備についても同様。
だからこそ現状では、近隣に迷惑がかからない、コミケ準備会の権限の及ぶ敷地内で大人しく並ばせることになってしまっている。
警察などの機関の協力についても、千人単位を誘導できる規模での出動は「イベントの不手際に対して何人の警察を使うんだ、税金が」とマスコミが騒ぐのは目に見えているので同様。
徹夜組よりも、始発組が早く入れるように。
↓
どうやって?
→ルールを破って徹夜しに来た人が従ってついてくるわけがない。1回目は騙せても2回目以降は不可。動こうとしない人間を動かす手立てがないのは前述の通り。
B) 徹夜組に整理券を配布、始発組が入場した後に入場させる。
→整理券を受け取るわけがないし、さっさとその場を離れて始発組の列に紛れて入場できてしまう。それ以前に、徹夜組を容認・待遇してしまっているのは根本的に間違い。
C) 4時半になったら徹夜組の周囲に柵を設置。徹夜組が柵から出られないようにして、その後ろに到着した始発組を最前列とする。
→容易に超えられる柵だったら、徹夜組は無理にでも柵を越えて始発組の列に混ざるはず。
超えられないほどの柵を作った場合、野外でトイレにも行かせない・倒れても救護しないで柵の中に人を監禁する行為は問題があり、人権侵害で訴えられても準備会は勝てない。もし仮に1回目はこれが効いたとしても、2回目以降は徹夜組は柵を設置するタイミングで逃げ出すので諸刃の剣。
根本的に、準備会は「イベントのルールを破った一般人」に対して人権侵害レベル・刑事起訴しうるレベルの強硬手段を取るのはさすがにマズイ、というのが問題のベースにあるので、その点をクリアできない。
D) GPS記録機能付きのリストバンドをつくって有料で事前販売。午前中はリストバンド購入者のみ入場可能に。
入り口でGPS記録を読み取り、4時半以前に待機列にいた記録のある人は改札ではじく。
システム構築・機器の大量設置でかなりコストはかかるが、1日5万人分を1000円で販売すれば4日で2億円。2億あればシステム構築・製造・リストバンド流通をまかなえるのでは? なんなら2000円でも売れると思う。
→GPS読み取りで時間がかかるので今以上に入場のスムーズさは欠けると思うが「正午までにさばける数」だけリストバンドを販売すればいいいので来場者数の目処は確実に立つ。さいあく、当日システムエラーで読み取りが機能しない場合はノーチェックでもいい(現状よりは徹夜組・リストバンド非購入者を抑制できるはず)。
→5万個限定のリストバンドを巡って、転売屋が湧きリストバンドの転売価格が高騰するという別の問題が起こる。
これはあらゆるチケット販売で起きていることなのでこれを防ぐ方法はないのが現状だと思うが、善意でキャンセルする人の譲渡手段は運営側で準備するなど…? もしこれがまたいらぬニュースのタネになって社会問題化すると、コミケ存続が危うくなる。
どこまでいっても「運営側は一般人の抵抗にあった場合、強硬手段に出れない」壁は残る。
もう少し参加者同士で指摘し合うことで徹夜組の絶対数を減らせないか?
方法③ 運営側が「徹夜組の個人を周知する」ことで、人の目に晒す
↓
A) 4時半前に強盗犯に投げるようなカラーボールを発射、徹夜組の服に色をつけ、会場内で「こいつ徹夜組だな」と全員に分かるようにして全員で冷遇する。
→ 運営による一般人への器物破損な上に、着替えられたら終わり。
B) 4時半前に待機列にいる人を顔がわかるように正面から撮影、ツイッターの準備会アカウントで晒す。
→ 肖像権を訴えられたら負ける、来場者のプライバシーを最も配慮すべき準備会がこれをやるのは大問題、コミケに関係のないマスの人間にまで見られてしまうと準備会に不利な形でニュースに取り上げられそう、あと顔隠されたら終わり。
B’) 準備会が撮影するのは問題だけど、一般参加者が撮影して晒せば?
→ 「参加者の顔を写さない」というルール違反を準備会は黙認できない。これで初心者が「参加者の顔を撮ってもいい」と勘違いしたら問題が広がる。
↓
そもそも「晒す」行為が人権侵害に限りなく近くなってしまい、晒した側が悪になってしまう。
準備会は「公式」「運営」「代表」という立場上、社会的に問題になるような行動には出られないし、
準備会がリスクを犯せばコミケを待ち望んでいる全員が悲しむ結果に繋がりうる。
徹夜組の駆逐は有志組織で対応し、あくまでも外向きには「一般参加者同士が互いのマナー向上のために注意しあっている」状態に。
A) 「入場できなくてもいいから、徹夜組を駆逐したい」という有志が始発で来場し、
徹夜組を取り囲んでスクラムを組み「人の壁」で徹夜組をその場から動けなくする。
準備会が列を誘導してもその一帯はてこでも動かないので、「スタッフの言うことを聞かない一団」としてまるごと無視されて、
その後ろに並んだ始発組が先に誘導される。
「徹夜組をなくしたい」という気持ちの人が集えば集うほど強固な壁になり、
彼らが始発組に「行け、お前ら…! 徹夜組はここで食い止める…!」と踏ん張り
「ありがとう…! 明日は俺が壁になるからな…!」という参加者同士の熱いドラマ、
そして準備会も「有志のみなさん、申し訳ない…!俺たちが徹夜組に手を出せないばかりに…!」
「馬鹿野郎、お前らのためじゃねえよ…俺たちは、俺たちのコミケのためにやってんだ…
それより、俺たちが間違って始発組を閉じ込めちまわないように、準備会は目を光らせてくれよ」
っていう本を誰か書いて欲しい。
大規模なデモを見て、とんでもないことになっていると思った。でも今週、
毎日会社に行ってこまごま働き、色々なニュースを見ていたら当初の感情を思い出せなくなってしまった。
関心を持ち続けるということは容易ではない。
デモ隊も警官隊もいない、高い階から写真やビデオをとっている人たちがいた。
自分を含めて、デモ行動をエンターテイメントとして消費してしまっていると思う。
そういう態度が実は醜悪であるという自覚を忘れないようにしたい。
初めは老若男女が順路にそって行進していた。やがて黒いシャツを着てヘルメットとマスクをつけた人々に入れ替わり、
道路を占拠したり、あたりの柵を壊してバリケードを築いたりした。警官隊に投石したりもした。
デモは平和的に行われると思っていた自分にとって、デモ隊の暴力行動は衝撃的だった。非難されるべきだと思った。
しかし、人々の要求を香港政府が無視しつづけているという現状を見ると、
06. 「ベイン・オブ・サーペント」
07. 「フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ」
08. 「キルゾーン・スモトリ」
09. 「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」
12. 「ユーレイ・ダンシング・オン・コンクリート・ハカバ」
15. 「ジ・アフターマス」
17. 「コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレイド」
20. 「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」
22. 「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」
08. 「ジ・アフターマス」
09. 「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」 (書籍版のみ)
13. 「ユーレイ・ダンシング・オン・コンクリート・ハカバ」
14. 「キルゾーン・スモトリ」
17. 「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」
18. 「デストロイ・ザ・ショーギ・バスタード」 (書籍版のみ)
22. 「フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ」
25. 「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」
28. 「コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレイド」
38. 「ニュー・メッセンジャー・オブ・ホワット」 (書籍版のみ)
39. 「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」 (書籍版のみ)
40. 「トレジャー・エヴリー・ミーティング」 (書籍版のみ)
43. 「カタナ・ソード・アンド・オイラン・ソーサリー」 (書籍版のみ)
44. 「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」
45. 「ノー・ワン・ゼア」 (書籍版のみ)
東進の林先生が「進学校男子なんてみんなマザコンだが、いいマザコンであり、本当に尽くして貰ったからみんな自然とママのことが好き」みたいに言っていたけど、進学校男子と付き合ったことのある私からすると「きしょい」だけ
みたいなツイートを前に見かけた。
親のいいなりになって10代を過ごしたら何もできない人間になった
要は進学校男子の大半は親と仲いいけど、親の言いなりで自立心がない。はたからみたらいいように見えるかもしれないが、きしょい、と言いたいのだと思う。
皆さんは反抗期はあっただろうか。最近反抗期がない子供が増えているという記事もあるが、どうだろうか。私はなかった。理由は「喧嘩しても意味がない」「いろいろ弁当作ってくれた義理がある」とありきたりなものだ。後者は反論の余地がない…と信じたい。そもそも高校以降は自力で行くのは困難であり、親はスポンサーみたいなものである。そんな親に反発するのは理不尽ではないかと思うのだ。しかし、前者に関しては違う、私は喧嘩をしても疲れるだけだと今まで考えていたが、それは単に無条件に親に降伏しただけに過ぎないのではないかと思うのだ。
皆さんは親と話すのは緊張するのだろうか。私は親と極力会話したくない。例えると、小学のころに職員室に行く感じである。家ではおとなしいが、外では饒舌というのは男子あるあるな気もするが、これはなぜなのだろうか。
皆さんは夕食は楽しいだろうか。家族団らんで囲む夕食は楽しいものなのだと思う。しかし、いつからか、家族がいるときの夕食は目の前のメニューを「食べなければならない」という苦行のように感じるようになったのだ。早く終わらないだろうか、さっさと食べて早くここから去りたい、と思うのだ。料理がまずいわけではない、多分旨い方だと思う。でも、苦痛なのだ。部活や用事などで遅く帰ってきた時の一人で食べる夕食はどんなに気が楽か。
皆さんは「親に殺される」と1度でも思ったことはあるだろうか。私は私の内面しかわからないため、これが異常なのか正常なのかはわからない。親の名誉のために言っておくが私と親の仲は決して悪いわけではない。家族で旅行もいったことがあるし、むしろ仲は良いほうだと思う。もちろん、殺人を含めて一切の前科はない。児童相談所案件になるような暴力を振るわれたこともない。あくまでこの思い込みは杞憂でしかない、と思う。
親が怒った時にそう思ってしまうだけである。夫婦や私たちのことで喧嘩をしている時に、えも言われぬような恐怖心が襲われ、自分は今夜殺されるのではないか、とそう考えるだけのことである。小学校からそんな考えが自分を支配する時がたまにあった。このとき、怒られている対象は自分ではない。大体は夫婦喧嘩である。そんな考えをしている私から喧嘩の火種を起こすなんてとんでもないことだ。
小学生の時、私は寝ている間にナイフで刺されるのではないかと思い、腹に雑誌を装備して眠ったことがある。これはくだらない子供の自衛策程度でしかないと思うかもしれない。でも、高校になってもその考えは抜けず、殺されると思って、部屋のドアにバリケードを築いたこともある。自衛のレベルが上がっただけで本質的には何一つ変わってはいない。
改めて言うが、私自身にも、身の回りにもそうした物騒な出来事が起きたわけでは断じてない。しかし何かしらのトラウマのようなものがあるのは事実であろう。
中学校のとき、友達と遊ぶことに罪悪感があった。夕方まで遊んでいると親が怒るのではないかと怯えながら遊んでいた。そんな心境でろくに遊べるわけもなく、中学ではあまり遊ばなかった気がする。高校になって、その夜遅くまで遊ぶのには相変わらず罪悪感はあったがさすがに恐怖はある程度は克服した。
最近、海外旅行にいかないかと誘われた。何故か私は海外にいくことが怖い、と感じていた。しかし、実は私は海外旅行にいくことを親に伝えるのが怖いのだ。そう気づいてしまった。結局根本にある恐怖はぬぐい切れていなかった。
あれらのツイートに強い衝撃は受けたが、私はマザコンなのかといわれるとそうではないように思われる。ただ、親の都合のいいように生きて、親におびえながら生きる。それならさっさと家を出ればいいじゃないか、と思うだろうが、それをする勇気もなかった。まるで奴隷のようなのである。しかし、この奴隷論は私の心の中のものに過ぎない。勝手に設けた精神的な束縛に勝手にもがいているような、そういうところがあのツイートした彼女にとってはきしょいんだろうなぁ。
※ 元増田の人ではなく、文章を提案した人です。元増田さんの作品とは関係ありません。
***
轟音とともに、目の前が真っ暗になった。思わず足が止まる。見ると、ゆうに三メートルはあろうかという石の壁が、私の行く手をふさいでいた。一本道、まさに袋小路だった。
荒くなった息を必死に殺しながら、壁を背にする。大通りから差し込む光が、いつ奴の体で遮られるともしれない。両側の建物には窓はなく、身を隠せそうな場所といえば、右側の建物に設置されている、エアコンの室外機のみ。
どうする———。路地の幅は約一・五メートル。足をかけるような突起はないが、両足を広げて突っ張り、石の壁に手をついて登っていけば、あるいは……。
***
「こちら石原。容疑者は奄美大路をまっすぐ北に逃走中。仲間は見られず、武器も所持していないと思われる。追って連絡する。」
突然のことだったため、足による追跡となったが、容疑者は見た所十代の少女。女性ものの小さなハンドバッグ以外に持ち物はなく、サンダルを履いた足での逃走。確保は容易。
C-1地区警戒本部から名瀬神社に向かう大通りを直進していた容疑者は、その中程にあるベトナム料理店と学習塾の間の路地に姿を消した。
ポケットから本部より支給のスマートフォンを取り出し、C-1地区の地図を呼び出す。ビンゴ。うろ覚えで自信はなかったが、あの路地には、かつての大戦の際、市街戦の準備として設置された可動式のバリケードがある。地図上のバリケードのアイコンをタップ、『起動』。
***
迷ってはいられなかった。サンダルを脱いで、バッグにしまった。これを捨てて行くわけにはいかない。デニムのショートスカートで両脚を広げることになったが、気にしてはいられない。どうせ、捕まったら恥も外聞も無いのだ。
冷たい石に両手をついて、塗装された壁面を両足で必死につかんだ。右足を少し持ち上げる。腰を持ち上げる。次に左足。指先が壁のてっぺんに届くまで、あと一メートルと20センチほどあるように思われた。逃げてきた距離の短さを考えれば、間に合うようには思えなかったが、他に方法も思いつかなかった。
***
逃げ道は塞いだはずだが、万が一があってはいけない。五十メートル先の路地に足を急がせた。手錠を取り出し、ベトナム料理店を左に見て、暗い路地に駆け込む。
気配がない。まさか、逃げられたか。スマートフォンのサーチライトを起動して、路地の中をくまなく照らす。バリケードは正しく起動しており、窓のない壁に阻まれた路地。逃げ道はないはず。隠れているとすれば、室外機の後ろか。嫌な予感を覚えながら、ゆっくりと路地の奥へと進み、室外機を確認する。平成46年式、コクミン社製。奄美大路からみてその反対側を照らすと、容疑者が持っていたものと思われる、桃色のハンドバッグが落ちていた。
逃げられた。でも、どうやって。
***
この壁さえなければ———。必死に体を持ち上げようとする両足と、上半身を支える両腕は、疲れと恐怖で力が抜けてしまいそうだった。
この路地に逃げ込んだのは、ここが教会への抜け道になっているからだ。教会に逃げ込んでしまえば、奴らも好きに捕まえることはできない。まさかこんな壁が設置されているとは、思いもよらなかった。
その時、上半身を支えていた腕が、下方向にずらされた。
え?
私の身体は大きくバランスを崩し、上半身は壁とともに地面に落ちて行った。壁が引っ込んだのだ。
痛い。肘を地面に打ち付け、足も挫いたようだ。じんじんする。
次の瞬間、再びあの轟音が聞こえたかと思うと、壁が持ち上がり始めた。
何が起きたかはわからない。でも、何をすべきかは明らかだった。
***
はてな匿名ダイアリーに慣れてないけど、とりあえず吐き出して楽になりたい、似た経験のある人に生暖かい声をかけてもらいたいと思い書いています。身バレが怖すぎるので一部フェイク。長文かつ胸糞の悪い話です。パニックになりながら書いているので分からないところがあったらごめん。ここに不適格な投稿ならすぐ消します。
男性不信(というかトラウマ)が長かったが、なんとか優しい人と出会い来年に結婚が決まった。何も知らない夫の家族から「式はあげるべし。見たい。」と通達を受け、現在私の実家と調整しているが毎日のようにPTSDでパニックになる。本当はもう2度とあの家族と話したくない。縁を切りたい、これが手切れ金だ、最後だと思って結婚式の準備をしている。でもつらい。
中学以降、就職して家を出るまで父からは性的ないたずらを受けていた。とはいえ、分からないが本当に体を触られるいたずらを受けたのは、家を出る直前覚えている範囲で3回ほど。寝ている時に体を触られて悪夢です飛び起きると誰かがあわてて逃げていくことがあった。それまでは10年以上無職の父親がなぜかわたしが着替える時になると急に部屋に入ってくる、着替えようとするとなぜかずっと息を殺して隣の部屋にいる、などが10年ほど続いていた。出かける時間を変えたり、部屋を変えても施錠できないのでつらかった。施錠できないというのは、鍵は理由をつけて壊されたり元から無かったりしたから。隣の部屋に来て、長時間息を殺していたり、偶然を装って部屋に突入してきたりした。(家は田舎だからそれなりに広かった。わざわざ父がその部屋にいる理由は無かった。)これは母に何度も相談したが、お前の考え過ぎだ、お前は父方の血のせいで被害者意識が強すぎる、と取り合ってもらえず毎日自分を責めながら着替える時はバリケードを築いて、母に馬鹿にされながら日々を過ごしていた。
就職してお金が貯まって、逃げて、カウンセリング受けて、時間が経って、ようやく自分がいた異常な世界を俯瞰して見えるようになった。私の妄想でないことは(たとえ妄想でも本人にはそうじゃないと言うかもしれないけれど)カウンセラや弁護士(訴えるつもりはないけど、話だけ聞いた)は言ってくれた。
先週、母と結婚式の日程を話していてもめた時に、つい父から寝てる時に体を触られていたずらされていた事を、遠回しに口走ってしまった。それまではさすがに母に言うのはかわいそうだと思い、ずっと言わずに我慢して来たが、とっさに口に出てしまった。母がパニックになったため、なんとか誘導して自分がされたのは覗きだけで、体を触られたというのは言い過ぎたと訂正したところ、母はすっかり信じ込みまた私をバカにし始めた。もう嫌だ。式なんてしたくない。何にも集中できず無為に日々が過ぎていく。これで母がつらい思いをせずに良かったと思いたいが辛すぎる。何にも救われない。本当だったら土下座して泣きながら許しを請うてほしい。今後私にずっと、私が苦しんだ年月分謝って欲しい。しかし年老いた母にそんなことはかわいそうでさせたくない。無宗教だけどげんじつとうひのために、いま我慢したら来世、もう少しいい人生になるかな、今生はあきらめなきゃだめなのかな、前世でどんな悪さをしたんだろうと思っている。
漏らして絶望してる人を慰めるのは良い
しかし漏らすのは当たり前とか、漏らすのは怖くないとか、フリーお漏らしみたいな風潮はよろしくない
いたずらに皆の括約筋を緩めることになってはならない
「漏らしちゃいましたえへへ」ではない
不断の努力により括約筋を締め、便所と共に在り、不漏らしの世界を目指すべきである
ついこの間のことだ
確定申告のため税務署に行ったため生活リズムが崩れ、思わぬところで急な便意が来たとき
我がオアシス、セブンイレブン(トイレ2つ)に立ち寄った所見かけたのは死刑宣告の張り紙
曰く「利用者のマナーが悪いので予告通りトイレは使わせません!!」とのこと
ご丁寧にバリケードまで用意してある
私はやり場のない怒りと、詰んでしまったことに対する絶望で足は竦み顔は歪んだが、そこで諦めなかった
全力疾走で5分先にはローソンがあるし、8分先には駅がある。駅の向こうには電器屋、地下には本屋がある。電器屋には3階と5階にトイレがあるが個室は1箇所なので・・・いや今は早朝だからきっと電器屋は空いてないし、ローソンは小さいからそもそもトイレがなかったはずで・・・
ノートパソコンが入った重い荷物を置いていこうか少し迷った、がやめた
定期的にジムで走り込みをしていてよかった
結果、やはりローソンにはトイレがなかったが駅のトイレに間に合った
通勤ラッシュがギリギリ終わっていて、個室が空いていたのは僥倖である
私はJRとキレイなトイレに感謝し、入場料を払って駅を後にするのだった
(もちろんその後は第二波を睨んで慎重なルート取りをした)
漏らしすととは、そのくらいやって、それでもダメなときに悔しさの涙とともに漏らすべきなのだ
私はそう信じている
そうして、しばらく探し続けるも、やはり猫は見つからない。
闇雲に探しても無理だと考えた俺たちは作戦を変更することにした。
「エサでおびき出そう」
「エサはどうする?」
「ジパングキャットはウナギが好物なんだろ。だったらウナギでしょ」
「貴様、ふざけているのか。ウナギを絶滅させないためジパングキャットを捕まえるのに、そんなことしたら意味ないだろ」
「うーん、じゃあ他の魚にする? 近くの川に行けば小魚くらいならいるでしょ」
「よし、それでいこうか」
ウナギは駄目なのに他の魚ならOKってのも変な話だが、そう思ったのは俺だけのようで皆そそくさと川へ移動を始めた。
予想どおり、川の中には小魚がちらほらいた。
道具もロクにないから必然的に手掴みでやるのだが、これが中々捕まえられない。
「そこだ!……あれ、おっかしーなあ」
捉えたと思っても手から滑り落ちていく。
弟はめげずに頑張っているが、俺はというと早々に諦めて濡れた身体を乾かしていた。
「どうしたの、兄貴。猫をおびき出すためのエサを、おびき出すためのエサでも探しているの?」
「そんなことしねーよ。猫をおびき出すためのエサをおびき出すためのエサも、おびき出すためにエサが必要だったらキリがないだろ」
「うん?……そうだね……?」
非効率ではあるが小魚のほうはいずれ捕まえられるだろうし、俺はやらなくても大丈夫だろう。
「おい、マスダの兄方! 魚を捕まえないなら、せめてバリケードでも作っておいたらどうだ」
急造したバリケードごとき、猫のジャンプ力の前では無意味だろう。
「そう言うなよ、ウサク。猫を捕まえるのは俺がやるからさ」
「貴様が? 出来るのか?」
「じゃあ、ウサクがやるか?」
「……分かった、任せよう。だが自分から『やる』と言ったからには相応の働きをしてもらうぞ」
俺の申し出をウサクはすんなり受け入れる。
ウサクも分かっているのだろう。
結局、エサで上手くおびき出せても、捕まえられなかったら作戦は失敗するのだから。
ではどうするか。
近くに潜んで、不意をつく方法はなしだ。
それに無理やり捕まえようとすれば、猫は抵抗してひっかいてきたり咬んでくるに違いない。
ましてや野良猫なんて、かなりヤバい病気を持っていてもおかしくない。
それから十数分後、仲間の一人がやっとのこさ小魚を一匹捕まえた。
掴むのが無理だと判断し、川の水を豪快にすくって陸へ打ち上げる方針に変えたところ、それが上手くハマったようだ。
「エサは用意できた。で、どうやって捕まえるつもりだ? 我々は何をすればいい?」
「念のため、お前らは離れた場所でバラけてろ。カゴでも用意して待っててくれ」
「一人でやるの?」
「むしろ人が多いとやりにくい」
気乗りはしないが、日も暮れ始めたしさっさと終わらせよう。