はてなキーワード: 喫煙席とは
センセイとタケモトさんは嫌な予感を察したのか、おもむろにタバコを吸うのをやめた。
「ん……タバコ……?」
だが市長は目ざとかった。
「喫煙席というか、そもそもウチはそういう区分けはしていないので」
「なんですって!? タバコを吸わない人間のことを考えないのですか」
何となくそんな気はしたが、間違いない。
マスターはしぶしぶといった具合に返答するものの、市長は止まらない。
「タバコというものは百害あって一利なしなんです。そしてこの害は他人にもおよぼす。やるならマナーを守ってください」
「巷にどれだけ他人に害を及ぼすものがあると思ってんだ。タバコだけ駄目な理由がねえだろ。ましてやオレたちは喫煙OKの店で吸っている。正当な権利を行使しているだけ」
「その通り。そういった話は実際にマナーの悪い人間に言うことであって、我々に言うことでも、この場で言うことでもない。むしろあなたのほうが、私たちの権利を奪おうとしている点で不当とすら言えますよ」
「あと、『百害あって一利なし』ってのも古い言葉ですね。いくつかの効能があることも判明していますし」
「市長さん。どんな理由があれ、ウチは喫煙OKにしているという前提を忘れないでください。その上であなたには我慢するか、別の店に行くかという選択肢がある。そのどちらも嫌だから私たちにタバコを吸うなというのなら、それは傲慢ですよ」
だが市長の分が悪い。
とりあえずみたいなノリで難癖をつけたものだから理屈が通っていない。
分かりやすい大義名分が効かず、ただ主張を押し通すだけの機械になってしまっている。
逆にマスターたち喫煙家側はこういったことを言われ慣れているのか、理論武装が既にできているようだった。
さすがに形勢が不利だと感じたのか、市長はふと目に入った俺を槍玉にあげた。
「ほら、あそこにいる若者。タバコを吸わない彼に、煙を一方的に吸わせて良いのですか!」
うわあ、もう勘弁してくれ。
俺もタバコは好きじゃないが、だからといってアンタみたいに強い思想は持ち合わせていないんだ。
いくら理屈が通らないからって、俺を自分の主張の担保にしないでくれよ。
「いや、あの……別に俺は気にしていないですし。だからこうして店に居座っているんで」
「まあ、キツいタバコの副流煙を近距離でガンガン吸ったらなるかもですが、一応は離れた場所で換気もしていますし。個人差こそあれどそれが原因でなるって、よっぽどのことがないと……」
「学校で」
「ひぃ~! 情操教育の敗北!」
市長は意味不明なことを言いながら、逃げるように店から出て行ってしまった。
嵐が去って、マスターさんたちは安堵の溜め息を吐いた。
「いやあ、逆に今の時代だからだろ。義務教育の段階でタバコが体に悪いってことをしつこい位に学ばせるからな。今はそいつらが親に、下手したら老獪になっている世代なわけで、そりゃあ喫煙家にマトモな市民権を与えようって声は出ねえよ。逆はたくさんあっても」
「仕方ないですよ。彼らがタバコを嫌うのには相応の理由がある」
「そうは言っても風当たりが強すぎんよ。過剰に悪いところばかりあげつらって。喫煙家の中でも一部の悪い奴をサンプルに理論を展開しやがる」
「オタクの中からソシオパス探し出して、オタクを社会不適合者の集まりみたいに語る、みたいな?」
「マスダ、その例えは分かりにくい」
マスターたちは気持ちを切り替えて雑談に興じていたが、俺は別のことが気になっていた。
俺がそう告げるとマスターたちが固まる。
「ああ、もう気づかないフリしていたのにさ……」
そう、市長はこれまでも破天荒な政策を幾度となく実地してきた。
そしてその不安は数日後、見事に的中した。
テレビで見る彼女はちょっと乱暴というか恐妻?すこし怖いイメージが強かった。
そのころはまだ全面禁煙でもなく、喫煙席で友達とおしゃべりをしていると
すぐ近くの席に、野村監督が一人で座っていることに気付いた。
しばらくして佐知代夫人が現れ佐知代さんがタバコを吸っていた。
場所柄もあり、サインだの握手だのと誰かに囲まれるわけでもなくのんびりとした空気が流れるご夫婦を素敵だなぁと思った。
二人が席を立つのが目に入り、あぁお食事終わったのかな?くらいの気持ちで
声を荒げるわけでもなく、ただそっと「あなたたち、ちょっと声が大きいわよ」って。
私はびっくりして、とっさにありがとうございます、と答えると
少しだけ口角をあげ(たように、その時の私には見えた)監督と共にお店を後にした。
そのあとすぐお店のスタッフの方が飛んできて「大丈夫ですか?」って聞かれてしまった。
抑えてたつもりだった声のボリューム、たぶんきっと他の席の方もかしましいと思っていたのかもしれない。
そっと注意してくださった佐知代さんのそのやさしさにとても感動した。
でもその日から、私は佐知代さんをテレビで見るたびにあの優しい気遣いを思い出していた。
落葉焚きは普通に迷惑がられることが多いね。一緒にプラスチックごみを燃やしてることもあるし。
自動車の排ガスはまったく問題が違うので、その違いが理解できないかぎり持ち出すべきではないと思うよ。
いや「条件を呑まされた」だし、その条件がないに越したことはないでしょ。
「おタバコはお吸いになられますか」「いいえ」この3秒で済むやりとりを常々鬱陶しいと思っていたのだとしたらよほど世の中住みにくいだろうね。むしろ気の毒ですらある。
こういう蚊にまとわりつかれるようなやりとりの鬱陶しさが分からないってのも気の毒。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20171127/k10011236481000.html
が、抑制されたトーンのコメントが多い中疑問を感じるコメントも見られたので、はてなIDを覚えておくために自分用にメモしておく。
id:hamichamp 店の外の灰皿も撤去してね。
出入口脇の灰皿はたしかに迷惑だが、近ごろは動線から外れたところに灰皿を置く店舗も多い。喫煙者も気兼ねなく吸えてWin-Winなのではと思うのだけれど、この人(とスターをつけた人たち)はそれすら許せないらしい。禁煙の取り組みを「喫煙者に対する処罰・報復」と捉えている人がこういう考えに至りがちという気がする。
id:unagiga 1ミリも外に煙を流さないなら、医療費全額自己負担と引き替えに喫煙を許可しても良いと思う。しかし煙を周囲に振り撒く限り必ずやタバコを撲滅する。
いわゆる「極端なひと」。落葉焚き、自動車の排ガスや河川敷のバーベキューに対しても同じスタンスならOKです。
禁煙席が満員と言われたらその店に入らなければよく、自分で喫煙席に座る条件を呑んどいてそれはない。
id:enkunkun 喫煙席だった場所には座りたくないな。残留物質を吸いたくない。
これは初めて目にする妄想。ひとたび喫煙が行われた場所では、毒物が未来永劫その場をただよい続けるらしい。ホテルを予約する時は「むかし喫煙ルームだった部屋ではダメです」と言うのだろうか。
id:tincast 喫煙席禁煙席どちらになさいますかーって聞かれずに済むようになるのは好都合ではあるけれど、喫煙者の肩身がいよいよ狭いなー…
「おタバコはお吸いになられますか」「いいえ」この3秒で済むやりとりを常々鬱陶しいと思っていたのだとしたらよほど世の中住みにくいだろうね。むしろ気の毒ですらある。
id:dorankun ここまでくるとタバコは法律で禁止したほうがいいレベルかもしれません。完全に禁止すると犯罪組織の資金源になるのでできないのでしょうか。
ん? 何かそんな話してるっけ?
わたしは、肩身の狭い喫煙者。マナーを守り、限られた喫煙スペースでいつもひっそり吸っている。
そしてここは、いつも利用しているカフェのテラス席。この店唯一の喫煙エリアで、歩道から一歩奥まったところに席がある。
ところで、夏休みに入って、どこもかしこも人が多い。そしてだいたい家族連れ。それはいい。お父さんお母さんは大変だ…子供が元気でよいことだ、と思う。
席が空いてないのか? と店内を見回すと、空いてるのだ。
店を利用しない人たちまで、子供を座らせて靴を履かせたり、持参の飲み物を与えたりするために次々利用していく…。
読書とコーヒーとタバコで休日を過ごしたいが、面白いほど次々やってくる子供連れ。今、こうしている間にも、両サイドをチビッコに挟まれている。もちろん、吸えない。
子供がいるでしょう!と絶対的正義を振りかざされたら「すみません」としか言えないのだ。
「ここ喫煙席ですよ」「店のテラス席ですよ」と、両サイドの親子連れに言えるわけがないので、ここで叫んでみる。
禁煙しようかなあ…。
ファミレスで夕飯食べたら離れた席に子連れママ()×3がいた。
まず禁煙喫煙選べる店で子連れなのに喫煙席な時点でねーわと思ったんですよ。
そしたら案の定ガキ6匹は超音波金切り声あげて走り回るしドリンクバーでドリンク混ぜたり流しっぱなしにして遊んでるし。
もちろん母親は何も言わない。
極め付けはその母親とガキの席のとこに装飾品とかが置いてある出窓があったんだけど(バーミヤンでよくあるあれ)ガキが裸足で乗っかって遊んでるんだよ。
立ったり四つん這いになったりケツ乗っけたり。テーブルの上に裸足の足が乗りまくり。
母親は何も言わないどころかきゃっきゃ笑ってるわけ。
なんかそのガキ見てたらかわいそうになってきて早々に食事済ませて出てきた。
多分小学校低学年〜中学年だと思うんだけど、その年齢でこの程度の躾もしてもらえないなんて、あの猿たちは一生猿のままなんだろうなーって。
ファミレスなんか行くのが悪いって言われればそうかもしんないけど、ここまでひどいのに遭遇するなんて自分の常識の中では想像もできなかった…
産まれてこのかた非喫煙者だけど、煙草の煙が嫌いなわけじゃない。好きでもないけど。
喫煙者との飲み会も苦痛じゃない。喫煙席しか空いていませんって言われたら喫煙席に座っちゃう。
居酒屋が禁煙になるってニュース聞いた時は目くじら立て過ぎでは?と思った程度には穏健派。
だがホタル族だけは許せない。
何故に他所の家族の健康のためにこっちが煙吸わなきゃならんのか。
なんで自分も家族も煙草吸わないこっちが煙の被害被って他人を守らなきゃいけねぇんだよ。
お前の家族なんてどうでもいい。明日癌になろうとぜんそくの発作で死のうと知ったこっちゃない。
そんな奴らのために煙吸わされてると思うと腹が立ってしょうがない。
換気扇の下で吸うのはまだ許せる。たとえその排気が共用の廊下に流れて来ていても。
ぶっちゃけ普段は受動喫煙とか服に煙草に臭いが付くとか全然気にしちゃいない。
でもホタル族だけは許せない。
店員のこれに対して、
『その前にまずは「いま【待ち時間無し】で案内可能な席」はどちらなのかか教えろください。』
と慇懃な感じで返しているのだけれども、まともに答えが返ってきたためしが無いので困っている。
俺みたいな「タバコなんて人生に於いて1度たりとも吸った事ないし吸いたいと思った事もないしでもヤニの臭いは全然平気むしろ自分から嗅ぎに行くゼ」人間が
その特異体質の優位性を存分に発揮して優越感を味わいたいのだだから喫煙席禁煙席両方OKカモンベイベーどんとこいやと言っているのを聞き入れてくれないのだ。
奴等は絶対に「【喫煙者が禁煙エリアに侵入する事】【嫌煙者が喫煙エリアに侵入する事】その両方のシチュエーション断固阻止」を厳命されているとしか思えない。
あるいは『「どちらでもいい」という怪しい客に気を付けろ。そいつは絶対に禁煙席でも平気でフかす奴か、あるいは「いい店だと聞いていましたがタバコ臭いのが
その後でほかの人にも会うという状況で吸われると、自分の匂いが気になって仕方ない。
分煙されていない所より、分煙されている所の喫煙席のほうが臭い。
家に来た時にタバコを吸いたいと言われる。
自分の部屋では吸ってほしくないし、ベランダや廊下など共用部分での喫煙は禁じられている。
何よりご近所トラブルになるのが面倒くさいので、携帯灰皿を持っていても灰皿の置いてあるところ(徒歩7分のところにあるコンビニ)まで行ってほしい。
だからこちらは「一緒にコンビニまで行こうか。」と言うのだけど
「一人で行けるから大丈夫。」といって出かけて「コンビニまで行かずにその辺で吸って来た。」というやつが居てビビる。
気を使ってタバコを吸う人が端に固まってくれる。
10人くらい集まってもタバコを吸う人・吸わない人同士で喋ることが多くなり、あまり交流できない。
複数人が車で移動する場合に喫煙車・禁煙車を用意する必要がある。
朝から出かけて遊ぶぞ!というパターンが多いので、やっぱり午前中からたばこ臭くなるのは嫌。
困る順番は、
もともと外では喫煙所
家の中や車でも吸ってる人だと家族への影響はだいぶかわるんじゃないかなあ
俺の場合そもそも禁煙によって摂取する副流煙の量が劇的に変わるという人がいなかった
まあ、もともと副流煙(喫煙)での病気リスクなんて遺伝や喫煙意外の生活習慣が与える影響に比べればは誤差みたいなものだと考える人だからよくわからん
匂いに関しては
「そういえば…」
ってレベル
俺の吸ってた銘柄が臭いがつきにくいものだったということもあり
「増田君って(タバコの臭いつけてるときあんまないけど)いつタバコ吸ってるの?」
出先でタバコによる定期的な数分間のタイムロスがなくなったのが嬉しいとのこと
ニコチンが抜けてる(禁断症状らしきものを経験してないので抜けてるのかどうかわからないけれど)今でも
クソコミュ障でも仲良くしてもらえるタバコという強力な「ツール」への欲求はあるし
例えば「喫煙席で子供が近くにいるのに喫煙する喫煙者」なんかに対しては
以前は「オイオイ。同じ喫煙者としてまた白い目で見られるからやめてくれよ」と思っていたけれど
禁煙して改めてタバコにも「六十利」くらいはあると感じているので
「どうせ世間の鼻つまみ者で、脳細胞が死滅した中毒者ですよ」と自虐的な感覚だったけど
今ではマナー守ってる限りは自由に吸えばいいよねと思うようになった
(俺は吸うつもりはないが)
(父がヘビースモーカーで幼少期から煙を吸い続けた人間だからかもしれないが)せいぜい1.2倍程度
今までまったく気にならなかったところからタバコの臭いを嗅ぎ付けるようにはならないし
タバコの臭いに極端に不快感を感じるようになったということもない
俺は禁煙してよかったと思ってる
まず一番は妻が喜んでくれたこと
年間数万円の節約になること
そして
喫煙者、非喫煙者問わず「禁煙して偉い!」と褒めてくれることだ
俺からすれば今までの人生この超ストレス社会で一度もタバコに頼らなかった人のほうがよっぽど偉いと思うんだが
(詳しく言うと特定されるかもしれないので言えないけど)
「我が家以外の入居者は誰もベランダの扉を開けたり洗濯物を干したりしない。そもそも我が家以外はほとんどの時間帯で無人」
といったマンションです
自分たちの洗濯物をベランダに干してるときはタバコを我慢しておりました
「ふかし」はダサいという風潮がある。タバコを吸うこと自体がダサいかどうかは置いておいて、この風潮は吸う人も吸わない人も同じくそう感じているらしい。
午後7時頃、友人と二人でサイゼリアに行った。
休日なのか人が多く、喫煙席しか空いていなかった。仕方なく端が少しヤニで汚れているメニューを取りパスタを選んでいると、隣のテーブルに男が座った。
男は長身で、身体にぴったりと合ったツイードのジャケットを羽織っていた。一皿300円から食べれるファミレスには似合わない上品さで、少し場違いだなと感じた。
それは友人と僕がパスタを食べたあとの時だ。
今度観る予定の映画のことについて話し合っている時、男はジャケットの胸ポケットから両切りのショートピースを取り出し、火をつけた。
上手く吸っているな、と感じた。男は少しずつ煙を吸っては吐き、たまにアイスコーヒーを飲んでいた。なんとも美味そうだった。男は携帯を見ることもなく、ずっと遠い目をして何かを見つめていた。
帰り道、友人にこの話をした。友人は、「でもふかしじゃん笑」と吐き捨て、そのままだった。嫌な気分にはならなかった。大多数の人はそう思うのだろう。ただ少し、寂しい気分になった。
ふかしはダサいという風潮がある。葉巻やパイプ煙草と同じように、元は紙巻きの煙草も「ふかし」で楽しむものだった。一説によると、戦時中に空腹感を抑えるニコチンを効率よく吸収させるために肺喫煙が流行ったらしい。その名残が今迄続いているというわけだ。街のコンビニを見渡せば、ニコチンを補充してますと言わんばかりに、みんなが急いでスパスパと吸っている。味なんて気にしたこともないだろう。喫煙者のマナーが悪いと言われても仕方がない。余裕がないのだ。ニコチンという強力な依存物質を切らしているのだから。
だから、「ふかし」はダサいという風潮がなくなって欲しい。口の粘膜で吸う「ふかし」はニコチンの吸収が緩やかで少ない。何日、何週間吸わなくても平気だ。そして、上手く吸ったタバコは堪らなく美味いのだ。
ただでさえ喫煙者の形見が狭い世の中、純粋にタバコを「ふかし」で味わうあの男を僕はとても格好よく見えた。
煙草を美味しく吸うために・・・クール・スモーキングのすすめ http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/note/n3352
5年で40kg落としました。
正確には1年で35kg落とし、リバウンドしないか確認しながら4年で5kgという感じです。
身長182で体重は79です。もう少し筋肉を付けたいかなというところです。
人生最大の体重は130なので、50kgのダイエットと言えなくもありません。
ダイエットの方法は、典型的ですが、一日の食事量を10として、朝に5、昼に3、夜に2にするものです。
基礎代謝+運動=食事のカロリー+500kcalになるよう意識して生活をしました。運動は主に水泳です。
体重を、食事の前後に測るやりかたです。これを朝昼晩続けてグラフにしていくと、ジグザグな形から、どのくらい食べればどのくらい上がり、落ちるのかが手に取るようにわかります。
また、ダイエット失敗の大きな原因の一つである、「一日の最低体重を『今日の体重』に設定してしまう」という事態を避けられました。
太り始めて20年間、ずっと失敗し続けてきたダイエットも、これでやっと成功しました。おすすめします。
こういったダイエットの話は需要があるかもしれないので、私のやり方を書いておこうと思います。
私のダイエットの最高の立役者が、このコップとマグカップです。
コップは口が大きく開いているもの。逆富士山型といいましょうか。
マグカップは、カフェオレ用のものです。スープマグか?と思うほどに口の開いたカップです。ビレロイ&ボッホのものを使っています。
これらは何のためかというと、ひとえに「デブ飲み」防止のためです。
デブ特有の一気にペットボトル半分ほど飲む、非常に危険なあの飲み方です。
喉の乾きに任せて一気に流し込み、気づけばもう残りは少ない。
「仕方ない、もう一本飲まないとダメだな」となり、末期になると飲み物を2本確保するのが日常になってしまいます。
デブ飲みの最中は味はわかりません。それが余計に拍車をかけるわけです。
私はダイエットに際して、デブ飲みを誘発するペットボトル直飲みをやめ、必ずコップかマグカップに移して飲むことを徹底しました。
スタバの、小さな穴の開いたカップもダメです。ストローもダメです。
スタバでコーヒーを買ってきて、事務所でマグカップに移して飲む、みたいな変なこともやりました。事務所でコーヒー作ればそれでいい話です。
そして、「一回に3口以上は飲まない」というルールを設けました。
口の広いカップで、味と香りが口と鼻孔に広がるのを確認してから、飲み込みます。
口の狭いものだと、香りが感じられないのでデブ飲みが止まりません。俺に砂糖を、もっとシュガーを…という地獄の欲望から逃れられなくなってしまいます。
このデブ飲み防止法は、イケメンを観察することで気づきを得られました。
イケメンは、一度に2口以上飲まないんです。つまり、一度口をつけて、ゴクゴク、とやらないんです。
コク…と優雅にやってそれで終えるのがイケメン流なのだと気づきました。イケメンはすごいですね。
それと、きちんと鼻毛は切りましょう。
鼻毛という、香りを阻む黒の密林が、あなたの食事のグレードを下げているんです。
切りましょう。鼻くそも除去しましょう。鼻炎はなんとしても治しましょう。
ダイエットの要は鼻です。
私の食事の基本は鍋です。
野菜を多く採れ、30分以上時間をかけて食べることができます。体も温まります。調理も不要です。油でキッチンが汚れることもありません。
手入れも楽で、取り皿を使わずに直鍋で食べられます。ずっと温かいので、早食いもしません。満腹中枢を確実にヒットしてくれる頼もしい相棒です。
朝起きて歯を磨いている最中に鍋に水を入れ、スイッチオン。鍋キューブもここで入れます。
顔を洗った後に具材を切り、鍋に投入。
着替え、準備をしている間に食べごろになります。
ニュースや音楽を聞きながら30分かけて朝鍋をします。シメのおじややうどんは入れません。
さっと鍋を洗ってそのまま出勤します。
また、私は昼食も家で食べられる機会が多いので、昼も鍋ということも多かったです。
1日で白菜1/4がなくなることもしばしば。
野菜は足が早いので、頻繁にスーパーに行くことになりますが、逆に足繁くスーパーに通うことで、一回に買う量を抑えられている気もします。
買いだめする習慣をやめ、2日分の食材を買うくらいの気持ちで買い物に行くと案外買わないものですね。
旬の食材にも敏感になりますし、魚も気軽に買うようになりますよ。
水泳は素晴らしいです。言うまでもありませんね。
私は金がないので、市民プール一択です。都市にもよりますが、だいたい6000円位で1ヶ月利用券が買えるんじゃないでしょうか。
プールの利点は、タオルと、水着と、水中メガネさえあれば始められることです。
更に、洗い物もタオルと、水着だけです。ウォーキングやランニングだとこうは行きません。
靴、ウェアが必要となり、また運動の後は、筆舌に尽くしがたい加齢臭と汗の異臭コンボに苛まれます。
その点、水泳は素晴らしい。泳いだ後シャワー室で頭と体を洗えますから、とても清潔です。
水泳というと、「水泳に行ける体型ができてない」みたいなことをいう人がいますが、大丈夫です。親しみのもてる体系の人が多いです。
私は職場からの帰り道に市民プールがありましたので、水泳セットを持って出勤していました。
綿のタオルでなく、麻のタオルにして荷物を減らしました。麻のタオルはいいですよ。拭くのにちょっとコツがいりますが、すぐに乾くのでイヤな匂いがつきません。
洗って数時間で乾いてくれますから、毎日使って洗っても大丈夫です。
手芸屋さんで麻の布を2m買ってきて、チクチク縫って作りました。裁縫は中学校以来で楽しかったですね。麻タオルは大きめのほうがいいです。
救世主と言っても過言ではありません。
朝5、昼3、夜2の生活では、どうしても夜が苦しくなります。
そこで炭酸水。1リットルのもの。ペリエ750mlでもかまいません。
食前。飲む。膨れる。確かなサクセス。
1リットルですと、コップに4回〜6回ほど注ぎ足すことになります。
私は金不足によりペリエは無理でした。ペリエ、かっこいいんですけどね。
腹が減った。炭酸水。
むしゃくしゃしている。炭酸水。
毎週のペットボトルゴミの量が半端ないことになりますが、それは仕方のないことです。
なれないうちは、夜はとてもキツいです。
内に宿る食欲の悪魔が暴れだします。炭酸水(メシア)に頼るのもいいですが、明日の朝食を夢見てさっさと寝てしまうのも手っ取り早いです。
今夜やるのも、明日やるのも変わりないですから、ズバッと寝ましょう。
朝は何食べてもいいんです。逆ラマダーンくらいの勢いでいきましょう。
最初はドリエルだったのですが、高いし少ないのでお医者さんに処方してもらいました。
ダイエットの三大失敗要因は、週末、飲み会、最低体重呪縛の3つです。今私が考えました。でも間違ってないと思います。
最低体重呪縛は冒頭に書いたやつですね。一日の最低体重を「今日の体重」に設定してしまうと、それを超えることが難しくなってしまい、ダイエットをやめちゃうというものです。
飲み会は言うまでもありませんね。飲み会は事故ですから、これは仕方ありません。
そして週末です。
週末、それは終末。
ダイエットの徒たる私達は、いつもこの週末というモンスターに負け続けてきました。理由は説明するまでもないですね。
ですから、この終末を、睡眠薬によってスキップしてしまうのです。
土曜、朝起きて鍋。遊びに行ったりゲームをやりますね。水泳に行く強者もいるでしょう。それが終わったら、睡眠薬の時間です。
私は17時に飲んでいました。寝る、起きる、鍋、遊ぶ、睡眠薬。
しかし、私達はこの、週末に何度辛酸を舐めさせられたかわかりません。たった2日の暴食が、数週間にもわたって私達を苦しめるのです。
もうこんなことは嫌だ。繰り返したくない。
なので、勇気を持って、週末をボーナスステージに変えましょう。
寝ている間も基礎代謝は進んでいます。寝ながら痩せる。夢の週末を手に入れるのです。
でも睡眠薬に依存するのは怖いですから、そこは節度を持っていきましょう。
電子タバコはタバコよりは確実に安全ですが、まだ健康への影響が定まっていません。「体に悪い」という報告もあります。
これも、節度を持って、できれば使わずに、ダイエットをしましょう。
もはや「電子タバコ」という呼称が不適切なほどです。「ヴェイプ」とも呼ばれていますね。
何よりかっこいい。ガジェット的な魅力もあります。煙をモクモクさせるのは楽しく、食欲を忘れさせてくれます。壁紙も汚れません。
難点としては、初期費用と継続費用がかかること、そして、ハマってしまうと更にお金が飛ぶこと、そして健康への影響です。
安いものでは2000円ほどでスターターキットが買えます。それにリキッドが1000円。数週間に一回部品を交換して1000円と、なかなか金が必要です。
確かに口寂しさを忘れさせてはくれますが。
しかし、最大の難点は、「電子タバコ界隈のイメージが非常に悪い」ことです。
ジャンキーのニオイがしてきます。
「大麻は健康に良い!」「大麻の解放を!」みたいなことをいう人が使ってるイメージです。
Youtubeとかで動画を上げている人も、もれなく「そっち系」です。
タトゥー、ひげ、顎ピアス、すごいハゲ、汚い歯、すっごいガリガリなのに強そうなファッション。
これはキツい。かっこいいのに。あっちには行きたくない。
これがちゃんと健康に問題なくて、すごいハゲとかじゃない人が爽やかにおすすめしてくれたらよかったのに。
残念でなりません。
ふくらはぎを触ってみてください。
ヒンヤリしますね。
これは完全に個人的な感覚なのですが、下半身を冷やすとダメだと思うんです。
逆に、下半身をタイツ&カイロで強力にサポートしてあげると、全身に熱が回るような気がするんです。
下半身、つまり全身の40%くらいを冷えたまんまにしてるってことです。
1カロリーは、1gの水を1度上げるエネルギーですから、下半身をホットにすればそれだけでカロリー消費するような気がしてきます。
もはや全く根拠はありませんが、夏以外はなるべくタイツを履いて下半身を暖めていました。
理想としては、お腹周りの肉を常にほかほかにしておくことですね。
食事も、辛いものやにんにく、しょうがを意識的に採って季節問わず温かいものを食べます。
アイスにも「オールスパイス」というスパイスをかけて食べていました。美味しいです。
コーヒーにもセイロンシナモンをふりかけていましたね。なんでも、セイロンシナモン以外だと摂取量に気をつけないといけないようです。
セイロンシナモンならわっさわさとかけても大丈夫です。「コーヒーを食べる」レベルでふりかけていました。
が、さすがにもうそこまではやめました。摂り過ぎはいけませんね。
市民プールはちびっ子が多いですから、ちびっ子の前でタイツを脱ぐというのはなかなかのハードルです。すごい視線を感じます。
でも負けてはいけません。
私は痩せてきました。
もちろん、ダイエットはただ一時的に体重を落とすのでなく、一生続くライフスタイルを手に入れることでもあります。
そう切って捨てる人も多いですが、人生の他の問題と同じように、理論通りに行かないのがダイエットですね。
私はこれからもリバウンドをしたり、太ってしまったり、様々あると思いますが、そのたびにまた新しい気持ちで、新たな方法を探していくことになると思います。
みなさんも、頑張りましょうね。
それでは。長々と失礼しました。
たくさんのブコメを頂いて、うれしいです。
知らなかったことや勉強になるコメントがいっぱいありました。ありがとうございます。
睡眠薬について反応が大きいようですので、補足をしておきますね。
睡眠導入剤と書くべきだったかもしれません。ハルシオンを錠剤半分、お医者さんに相談しながら使っていました。
毎日使うわけではなく、休日どうしても食べてしまいそうなとき、停滞期を乗り切りたいときでしたね。
およそ1年で一気に痩せた後は使う必要もなくなったので、今は使っていません。
休日以外なら、空腹を明日への期待で満たしてすぐに寝付けますし、数週間で生活リズムが整ってきますから、特に頑張らなくても朝方の生活になっていきます。
そして私の上記のやり方が正しいというわけではありません。
私の場合、睡眠薬や電子タバコのリスクとこのままの体重でいるリスクを考え、多少無茶してでも今落とさないと、と思っていましたから。
泳いだ時間を知りたい人がいらっしゃったので。
最初はウォーキング10分、クロールと平泳ぎを織り交ぜて30分でした。それでもういっぱいいっぱいだったので。
二週間も続けると目に見えて体力が上がりました。
1月後には平泳ぎで50分泳ぎ続けてもぜんぜん苦にならなくなりました。人間ってすごいですね。
平日はほぼ毎日行っていましたが、大事なのは「何回行ったか、どれだけ泳いだか」でなく、
「どれだけ生活に組み込めるか」だと思っていましたので、「このくらい泳がなきゃ!」と呪縛されるのはやめようと決めていました。
それに、1ヶ月券があるおかげで「元を取らないと!」と思わなくてよかったですから。
入場、着替え、体操の間にアイディアを閃き、そのままプールに入らず出たこともあります。
普段も、「もう少し泳ぎたいな」と思った時点で上がっていました。
先日招待いただいて立ち寄った飲食店、スポットにはみな喫煙所と灰皿があった。喫茶店の店内に喫煙席があるところもあり、おどろいた。事前の調査の見事さである。そしてここで告白すると、喫煙所を使うのは生まれて初めてであった。
それにしてもなんだろう、民間はきちんと対応しようとしているし、商機につなげているな、とも思った。喫煙者が多く通るところであれば、喫煙所があるところと無いところ、あるところに喫煙者は立ち寄るだろう。またそれがネットなどで評判を呼び、喫煙者が目的地とするだろう。総合的に見て喫煙者が集まることがプラスになると考えるのであれば、たかだかと言ってはなんだが、喫煙所と灰皿くらい用意して置いておくというのは悪くないように思える。罠、ないし撒き餌である。
一方で、どうにも自治体系は対応が遅れているように感じてならない。いつだったか忘れたが、鎌倉の大仏だか八幡様だかに行ったとき、煙草を吸う場所がようわからなかったので、警備員さんに訊いたところ、「鎌倉は路上喫煙不可なんですよ」とか言われたりした。
また、仕事関係で、ある公立公園の園長さんと話しているとき、その公園に珍しく喫煙所と灰皿があるものだから話を振ってみたら「散歩コース沿いにあって、休憩する人たちが芝生にポイ捨てして芝生が傷むから、仕方なく置いた」とかいうことだった。とてもじゃないが、「自分もタバコ吸うので助かります」とは言えなかった。
何年か吸ってなかったおれがいうのもなんだし、昔から吸っていたわけでもないおれがいうのもなんだけれども、わりとなんというか路上喫煙者の人は増えてるんじゃないかなあ、という気はする。煙草に関する法整備も見直されたりしている。ストレス解消だのなんだのの御託はともかく、たとえば違法ドラッグに比べると伸びしろのある分野のように思える(とか言うおれは団地のベランダにずらりとならんだ喫煙者を見て、「ホタル族いいなあ」と思ったりしたんだけど)。
そんでもって、喫煙所と灰皿なんて場所をとらない、なんなら店内に置いたっていい程度(まあ、ちょっとスペース的にあらかじめ考えておかなきゃならんだろうが)、もっと広まってくれたらいいのにな。コンビニなんかにあればいいよな(あるところにはあるだろうけど)。だれも使ってないときはタックルでもしておけばいい。いや、コンビニにラガーマンいねえか。まあどうでもいいけど、そんなところで。以上。
・年若の友人が(特に求めてもいなかったのだが)アドバイスをくれた。露出度の高いコスチュームに身を包んだ女の子たちがサーブしてくれる店である。ちょいぽちゃの子が多いかな。悪くはないのだが期待してはならない。料理も普通だが、けっこう高いので頼み過ぎない方が良い。そんな助言を胸に刻んで臨んだ。
・セクシーな衣装の女の子たちが時折ダンス パフォーマンスを交えつつ、サーブしてくれる。テーブルごとに担当の子がつくらしい。ナプキンにサインして置いていってくれた。
・料理はけっこうボリュームがあって、軽く驚いた。味はまったく問題なくて、普通においしい。
・看板メニュー(と書いてある)チキンウィングは、初め大辛レベルを頼もうとしたのだが、担当についてくれた女の子が「本当に辛いから最初はレベルを落とした方が良い」と助言してくれた。そこで中辛レベルに抑えたのだが、それでもでもけっこうハードな辛さだった。味はこれまた全く問題ない。おいしい。
・価格設定も総じて納得のいく水準である。生ビールもカクテルもきちんとうまい。
・サービス チャージは総額の10%。いつも笑顔でサービス精神旺盛な女の子たち。二人で腹いっぱい食べて飲んで、締めて八千円台。納得のいく値段である。むしろ安い。
・早い時間帯は空いていたが、どんどんテーブルは埋まっていった。なかには女子会が行われている席もあった。喫煙席の方がにぎやかだったような印象がある。
・人気があるのも納得の、魅力あるお店であった。
(自分を見つめたことについて)
・ところで、僕は女の子の居る店にはあまり興味がない。キャバクラとか行きたいとも思わない。なぜなのか、我ながら謎だったのだが、不意に分かった。
・僕の身の回りに居る女性たちが魅力的なのだ。これが元凶である。
・妻も義理の妹も美人さんである。従姉に友人、仕事仲間の女性たちもかわいらしい人が多い。しかも知的でかしこかわいい。
・そんな彼女たちと、日常的に飲み交わす機会に恵まれているのである。ならば、わざわざ高い料金を払って初対面の女の子たちとぎごちない会話を重ねても、と思ってしまう。
・そういうことだったのだ。ひとつの謎が解けた。自分を見つめ直す機会をもくれる店、それがHootersなのだともいえる。
・今思い返しても、良いお店であった。上京した友人をもてなす夜などにはまた利用したい。