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2018-03-12

エア癌

子宮内膜症で定期検診行ったらすごく大きくなってるとかでMRICTとって1週間後に結果聞きにきてねと言われたのに翌日に何がなんでも明日来てと病院から電話がありどうしても外せない仕事あったか明後日じゃダメですかと相談したらダメと言われ翌日の朝イチに予約をした。

この電話を切ったあと。それから翌朝診察室に入るまでの時間が一番怖かった。

だって1週間後に予約入れてるのに明日何がなんでも来いってそんなの癌じゃんね。もしくはそれ相応の病気。どっちつかずで結果が分からない状況のことをサスペンスと言うってほんまでっかTVで言ってたけどまさにそれ。電話口でいいから結果教えてほしかった。

病院行ったらやっぱり癌で卵巣がんからもし妊娠望んでるならもっと大きい病院紹介状書く、うちでは全摘出手術しかやってないからと伝えられた。夫婦ですごく妊娠を望んでいた訳ではなくぼんやりといつか妊娠したらいいねと思ってたんだけどこうなると絶対産みたいと思ってしまう悲しい性。紹介状を書いてもらいその場で診察予約も入れた。

病院移ってから2週間通院しあらゆる検査しまくった。PET-CTというもの初体験した。放射線を体内に注射するとCTで癌のある箇所が光って見えるというもの放射線が体内にめぐるのに時間がかかるので謎にラグジュアリーな個室を与えられぼんやりとしていた。自己血という自分用の輸血を予め採血するやつもやった。血が生々しくて怖かった。なんだかどれも貴重な体験だなと思った。

私は癌であるけどもまだ癌が腫瘍の中にいて周りに散らばってない境界悪性というグレーゾーン癌みたいなものだった。それでもガン保険はおりるらしい。よくドラマでガン告知を受けて泣き出すシーンあるけど私は全く実感も現実感もなくふわふわしていた。とにかく実感せねば何も出来ぬと同年代の人の卵巣ガンの闘病ブログを読み漁った。どれもその時々の気持ちが丁寧に綴られていてだんだん自分も納得した。

入院担当から手術説明受け手術で起こりうるリスク10以上説明された。麻酔科から麻酔説明を受け麻酔で起こりうるリスク10以上説明された。もともと血や内臓イラスト等が苦手なので辛かった。

手術という人の体を裂くという大変な尊いお仕事で、もうリスク合併症しょうがないと理解してるからそれでも助かりたくて治療をお願いしてるのだから詳細な説明イラストを見せるのはやめてほしかった。(説明する義務があるのは重々承知)血の気がひいた。

この手術の説明聞いてからの数日と手術台に乗って麻酔意識が遠退くまでの期間が2番目に怖かった。

手術が終わって起こされたら、ああ手術中に目が覚めてしまったのかと思うくらい腹が痛かった。過呼吸みたいになってるし体はギャグ漫画のようにガタガタ震えていた。軽くパニックだった。

そのパニック最中医者から良性でしたよと伝えられた。

私は物事理解するのに時間がかかる。

ガン告知から自分が癌なんだと理解するまでとても時間を要した。だからブログをたくさん読んだ。同室の患者さんがもう治療できることがなくて最後の時を家で過ごすために退院してく様に思いを馳せた。全員が仲間だと思ってた。仲間というか同志。私も一緒にこれから頑張っていこうって思ってた。術後の抗がん剤説明も受けてたから予習もしっかりしていた。イメトレまでしていた。

でも良性だった。両親も義両親も心から喜んでくれ夫は涙を流していた。

そんな中わたし自分だけ助かってごめんなさいという気持ちでいっぱいになってしまった。周りは重篤患者さんばかりでその中で自分だけ喜んでいいのか分からなかった。良性なのに、だから手術の傷なんて大したことないはずなのに痛くて痛くて3日目くらいまでは泣いたり悪夢をみたり吐いたりしていた。気持ちは宙ぶらりんのまま。

退院して数日たってこれを書いてる。宙ぶらりんな気持ちを納得させるために。お腹の傷は勲章に感じる。この先ツラいことがあってもお腹の傷を見れば乗り越えられそうな気がする。

内膜症といえど再発するらしいので傷が治ったらすぐ子作りしなさいと言われた。積極的赤ちゃん欲しいと思ってなかったけど、乗るしかないこのビッグウェーブに!って感じだ。気持ちは追いついてないけど人生を大切に生きなければと思った。

先生看護師さんや病棟でお世話になった人達には手紙でお礼を伝えたい。

両親や夫には日々のなかで感謝を伝えていきたい。

まだ現実が肚にストンと落ちてなくてふわついてる。本当はまだ癌告知も受け入れられてないのかもしれない。でも私は癌ではなかったし手術は無事に終了した。だから心が納得してなくても現実を生きなければ。

これが今年1月から3月頭までのできごと。

私のエア癌体験はこれにて終了。

2017-01-22

http://anond.hatelabo.jp/20170122004421

ダラダラ長く、中途半端お金を払うようなのは無理。

抗がん剤は種類によって違うが5万円ぐらいをの週一で飲まないといけないケースもあるが、その程度じゃ高額医療費制度には引っかからない。ガン保険以外で賄うのは無理。

2015-12-08

若者保険の入り方を教える

ぼくは現役の保険営業マン

仕事若者危機感を煽って保険に加入させるのが億劫なのでここで本音を書くよ

君がまだ20代結婚もしてなくて働き始めて数年と仮定する

必須なのは自動車保険火災保険

とりあえずこれだけでいい

もちろん自動車保険は車を持っている場合のみ

対人賠償と対物賠償絶対に無制限でつけろ

ここを数千万にしても無制限にしても保険料ほとんど変わらない

車両保険をつけると保険料が二倍になると考えていい。どうしてもつたかったら免責金額を設定するんだ

かいオプションや特約はほとんどいらない。レッカー関係だけつけとけ。これでレッカーの牽引距離が伸びる。ただし増加する保険料はほんの少しだけだ

火災保険保険金額(万が一の際に支払われる金額)は100万くらいでいい。もっと低くてもいい。今の家はそう簡単に燃えない

君が賃貸に住んでいる場合必要なのはふたつの特約だ

借家賠償」と「個人賠償

前者が、例えばドアを壊してしまった時の大家さんへの賠償後者が、例えば洗濯機から漏れした時に下の階の人への賠償

特に「個人賠償」は、家関連のことだけでなく、君が自転車でおじいさんをひいてしまった時にも使える。これがあれば自転車保険なんてのは要らない

原付を仮に持ってるなら自動車保険オプションでつけろ。ただし保険料が高いから車があるならもう処分しろ

事故が起こった時は自分が過失0の時以外は保険会社に丸投げしろ、矢面に立つな、下手に謝るのもだめだ(逆に過失100の時は死ぬほど謝れ)

保険は、1円使おうが1000000000000億使おうがペナルティ(翌年の保険料増加)は同じだ

あと医療保険や傷害保険ガン保険生命保険だが、これは君が結婚してから考えろ

今君が死んでも金銭的な意味では誰も困らない

万が一ケガした時には普通に貯蓄してる金額から出せ。もっと大きな病気になったら恥ずかしいかもしれないけど頭下げて親を頼れ。20代ならまだ親は働いてるケースが多い

これらの君の体に関わる保険は、君が結婚したり子供ができたりして「だれかのため」に生きるようになった時に真面目に検討すればいい

それまでは普通に貯金しろ。その方がいい。それは将来の結婚資金にもなる

だけど入った会社団体扱いで募集対象になっていて周りの先輩たちもみんな入ってるなら、仕方ないからそれには入ろう。カドが立たないし、その場合団体割引があるから市場のものより安い

(追記)

自動車事故について書いた

http://anond.hatelabo.jp/20151209101249

色々「これはどうなの?」とブコメ質問されてるけど、ここに書いたのは「若者」という定型的に語れる年代からこそ、それっぽく言えるだけの話なんだ

家族ができたり互いの収入だったり確定拠出だったりは環境生活人生プランに個人差があって一概には言えないんだ。ごめんな。ここに何万字も書くワケにはいかない

それらの場合FP持ちのプロに全部さらけ出して相談してみよう、としか言えないんだ

2014-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20140316185135

まあそれはともかく、ガン家系ってガン保険入るべきだよね。

告知の盲点だと思う。

横だけど、これしちゃうと「遺伝レベルでの差別」になるわけで、

問題視する人も出てくるんじゃないかな?

http://anond.hatelabo.jp/20140316183904

78って早世か?

まあそれはともかく、ガン家系ってガン保険入るべきだよね。

告知の盲点だと思う。

2014-02-28

保険屋に頼らずに、保険を選ぼう

保険ってのは、実は掛け捨て型しか無くて、貯蓄型ってのは投資で、

保険会社投資保険をセットにして、「設計した保険」として売り出してる、

というところまで把握すると、次は、このリスク限定の話になるな。

kingshorses 保険

言葉は乱暴でもなかなか良い提案。ただ掛捨保険の本来の役割リスク平準化保険料分だけ損失の下限は上昇し補償分だけ上限は低下)。あと「お守り」のような数理的に不合理な行為合理性の有無も面白いテーマ

cider_kondo cider_kondo

割と真っ当だった。まあ本当は保険アクシデントを定量化できる(保険起源とはそういうもの)のが最大のメリットなんだけど、そんな話だと誰も分からないので、このぐらいが落としどころなんだろう。

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20140226220704

次にしようと思ってた話を先取りするなんて流石はてブ

あ、繰り返しになるが、人間保険の話をすると、どうやっても養老保険だの年金型だの満期で幾ら返って来るだのっていう、投資の話をしてしまうヤツがいる。ここでは貯蓄とか投資の方は忘れてくれ。ここで言う保険は、全部掛け捨ての話だ。

まずは自動車保険の話で

さて、保険に入らずに自動車に乗ったときの「リスク」とは何だろうか。

ここで「リスク」は、「損をする可能性」と考えて欲しい。

具体的に言えば、「電柱にぶつけて修理諸々で50万かかる」とか「子供を轢いてしまって2億の支払い」とかそういうコトだ。

そうすると、保険に入らずに10年車に乗るリスクというのは、こうなる。

  • 10年間で、最低0円、最高2億円

まあ、ここでは人身事故は1回で最高額が2億だとしてるが、こんなの怖くて車に乗れないだろ。

ここで、保険の出番になる。

自動車保険が、年間5万円だとすると、リスクはこうなるわけだ。

  • 10年間で、最低50万円、最高50万円

こうすることで、保険料分だけ最低損失が増えて、その代わりに最高損失が減る。

まり、何時起こるか判らないカーアクシデントを、年間幾ら払えば良いという形に定量化して、損失を固定する事ができる。

アクシデントの可能性を、固定した損失に変換できれば、それはコントロールできる。

それがまあ、保険本来の役割というか、便利な使い方になるわけだ。

次に、人間相手の保険の話

で、まあ、掛け捨て型の保険人間相手の場合も、自動車と同じだ。

人間の幅広いリスクのうち、どのリスクを固定したいか、だ。

例えば妻(28歳)と娘(5歳)がいる男性(30歳)会社員は、自分死ぬかも知れないリスクを、せめて娘が成人するまでは固定したいと考えるかも知れない。

明日死ぬかも知れないし、無事に定年を迎えるかも知れない。

娘の成人まで働ければ家族はその間月25万の手取り収入があるが、明日死んだら家族は無収入なっちまう。損失はこんな感じになる。

  • 保険無しの15年間で、最低0円、最高4500万(手取り25万x12ヶ月x15年)

これを、4500万の定期死亡保険に入ることで、リスクコントロールしようとすると、まあ、毎月8000円くらいだとしようか。するとこうなる。

  • 保険有りの15年間で、最低144万、最高144万(8000円x12ヶ月x15年)

これで、少なくとも娘が成人するまでの父親が死ぬことによるリスクは、固定化できる。

リスク固定の仕方のコツ

さて、さっきの話で当然気がついていると思うが、15年の間ずっと4500万の定期死亡保険に入るのは、無駄が多い。

オヤジがすぐ死ねば最低損失って8000円じゃん?とか言うなよ、オヤジ泣くぞ)

まり保険期間ってどれぐらいが良いのかな?って質問は、自分計算して答えを出せる。

  • 最初の5年間4500万円保障、36万(6000円x12ヶ月x5年)
  • お次の5年間3000万円保障24万(4000円x12ヶ月x5年)
  • 最後の5年間1500万円保障12万(2000円x12ヶ月x5年)

こうすると損失額は、15年間4500万円保障時の144万円の半額、合計72万円で済む。

でも、どのタイミングオヤジが死んでも、手取り25万が無くなるって言うリスクは、掛け捨て保険料の損で固定されてる。

保険屋が、定期的に保険を見直しましょうって言うのは、(新規契約に入れ替えたいとかも勿論あるけど)そこそこ理由があるわけだ。

ここでは、期間の話をしたが、損失額も同じだ。

むやみやたらにリスクを高く見積もれば、その分だけ保険料は増えて、日々の生活で使える金は減っていく。

まり、多すぎる保障も、少なすぎる保障も、効率よくリスクを損失に変換して固定できてないわけだ。

結局、何がオススメ保険なのよ?

オススメ保険を聞くって言うのは、「で、どのリスクを固定したら良いの?」って聞いてるのと同じなわけだ。

そんなん、人によって異なるに決まってる。

例えば、病気リスクって言うのは、国保とか社保とかでだいぶん固定されてる。

んで、喪男で養う妻も子供もいないけど、同居してる母ちゃんには心配かけたくないとしよう。趣味に金使ってるから貯金は少ない。

ここで母親が「知り合いでガンになった人が、最初にまとまった金額を払ってもらえて凄く助かったって」とか言って、さりげなく不安に思ってることを伝えてきたとしよう。いま貯金が少ないままガンになったら、母ちゃんに迷惑かけちまう。

高額療養費制度があるから目が飛び出るほど高くはないけど、かなりの安月給だって毎月8万はかかる。抗がん剤治療になったら連続になるからさら負担は減るけど、それでも月4万5千円ぐらいかかる。治療であっさり派遣をクビになったら結構キツイ

と、いうヤツのリスク固定方法ってのは、ガンだって判ったら100万円の一時金が出て、以後通院とか抗がん剤治療してる間は毎月合計4万5千円程度もらえるようながん保険に入ることだったりする。まあ、月3000円ってところか。

フツーの怪我だの病気だのはどうせ大部屋で直して国保もきくしで、医療保険なんかいらんわーって喪男も、ガン保険だけは入っとくかな、心臓病とか糖尿病リスクも固定しとこうかな、とか考えられる。

この手の判断は、損得って言うよりは安心を買う部分であって、人の信念に関わる部分だ。

母ちゃんを安心させたいと払う月3000円は、彼の信念によるもので、無駄だと断じたり鼻で笑って良いもんではないと、オレなんかは思う。

どんな保険に入るか決めることは、どんなリスクがあるか探ることだ

結局のところ保険ってのは、タイミングの読めない不運に翻弄される運任せの人生を、多少の損を受け入れることでコントロールする手段なワケだ。

保険を選んで貰うってコトは、自分人生コントロールを他人に委ねることに他ならない。

保険屋にとって、所詮他人の人生だ。高い保険料を払ってもらえるにこしたこたない。

から保険屋に頼るんじゃなくて、保険屋を使うことが重要なわけだ。

「オレが死んだら毎月25万円分を遺したいと思ってたけど、遺族年金があるから、娘が18歳までは年100万ちょい出るわけか。じゃあ、月17万の15年で3000万保障があれば良いのかな」と、自分リスクを把握して、それに合う保険を見繕って貰うのが、使うって事だ。

そうなると問題は、自分人生にはどんなリスクがあるか見極めるってことになる。

車に乗らないのに、自動車保険には入らないだろう。

ゴルフをしないのに、ホールインワン保険に入ってもしょうがない。

じゃあ、今自分にとって必要保険は?と言う質問は、今の自分にとってのリスクは?という質問に置き換えることができる。

さあ、あなたにとって今一番固定しておきたいリスクは、なんだろうか?

2014-02-21

増田で学ぶNISAってどんな賭場?

よ、ハナキンって言っただけで昭和遺物扱いされて悲哀を感じるナ

色々あってすっぽかされて暇んなったから、NISAの話しとくか。

結局NISAって何なのよ

インフレするから自衛しろってことだな。

まり初心者向けの賭場

まずは株式会社のキホンから(ドヤァ

たとえば仲間内に、トンデもなくカワイイ子が居たとするな。

の子アイドルにして握手会でも開けば相当儲かりそうだ。

でも、レッスンだの仕込みだのイベントだの金が相当かかる。

そこで、有志を募って金を出し合って、この子を売りだそうとする。

結果、すんげえ盛り上がってスターダムにのし上がり、相応の見返りがあったとする。

で、ここで言う可愛い子が「事業」で、カネの出し合いが「出資」で、

盛り上がりが「利益」で、カネ出した割合に応じた見返りが「配当」だ。

ある事業がイケそうだと踏んで、金を出すのが株主ってことだ。

当然金を出してるってこたクチも出したくなるから株主総会なんてのがあるワケだ。

これがすべてのキホンで、あとは実情に応じた応用になる。

次は株式取引のキホン(ドヤァ

ただ、株ってのは売り買いできる。

最初は、「事業」をヤルためにカネ出してくれた有志の集まりだったが、

ま、途中で抜けたくなるヤツも居るし、譲ってくれって言うなら売ってやらんこともない。

なんてので、株式取引ってのが生まれるな。

で、だ。

ヤフオクでも何でもそうなんだが、取引ってのは、上手くやると儲かるわけだ。

例えば、街頭で歌ってる少女サインなんてのは、まあ入手は難しくないわけだ。

でも、代役からチャンスを掴んでスターの座を駆け上った超時空シンデレラなっちまうと、こりゃ相当の高値になるワケだ。

モチロン路上詩人の全てが成功するワケじゃない。

株式会社ってのは相当数があって、かなりの取引がなされてる。売り買いは結構頻繁にできる。

で、「この会社株式は、もしかすると高値になるんじゃねぇの?」と思ったら、買っとけば良いわけだ。

不確実性に賭けて儲けようとする。

まりギャンブルだ。

話変わってインフレの話

インフレターゲット2%とか聞くな。

消費者物価指数の対前年度比のことなんだが……

まあ、インフレ2%ってのは、物価が2%上がる、と思っときゃイイ。

理由は色々だな。

会社ってのは借金して事業拡大してナンボだとか、カネが動きさえすりゃ失業者が減るとか、まあムツカシイ事はエライ人に任せときゃインだよ。

物価が上がりゃ、賃金も上がる。まあ過去実績は未来予言しないが、統計局データみると過去ナントカなってた。

問題はだ。物価が上がると貯めてるカネの価値が下がるってこった。

具体的に行こう。

オマエが100万円貯金してたとするな。今日100円のモノは、1万個買える。

ただ、物価が2%上がると、102円になる。すると9803個しか買えねぇな。

いきなり200個近く買えるモノが減るわけだ。

するとだ、毎年毎年インフレ2%が継続するとだ、

  • 10年後には121円になって、8196個しか買えなくなる。
  • 20年後には148円になって、6711個しか買えなくなる。
  • 40年後には220円になって、4524個しか買えなくなる。

40年間ずーっとインフレ2%が継続するとかこの20物価ほとんど変わってねぇのにお花畑みたいな前提だが、

まあそういう前提に立つとだ、100円ショップは220ショップになって、貯めてるカネは実質目減りする。

売ってる商品の中身が変わってなくても、カネの価値が下がるってのがインフレで、物価上昇ってこった。

過去定期預金金利インフレを常に上回っていたかナントカなってたが、まあ今後はどうだろうな。

あ、飲み屋ハイパーインフレ云々絡んでくるオッサンには、

フラット35限界まで借金して豪邸建ててんだろうな?固定金利借金とかゼロナンだろ?ん?」て返そうな!

続いてちょっと固めな資産防衛の話(マダドヤァ

事業に魅力を感じて出資して、見返りとして配当を貰うってのも株主のあり様だが、

安い時に出資して、周りが高くてもイイからその株売ってくれって言った時に売って差額で儲けるのも、またアリなワケだ。

さらに言えば、株式取引ってのは「価格変動するモノ」の取引でしかないから別にその会社思い入れがなくてもイイ。

腐らねぇし保管も要らねぇし取引相手も大量に居るからヤフオク転売するより何倍も楽なわけだ。

バカみてぇに取引が多いから、借りてきて売った後で買い戻すみたいな、日常生活じゃ考えづらい転売方法もある。

投資投機とはみてぇな、イケメンが語れば素敵って言ってもらえてもオッサンが言ったらウザがられる話題に踏み込まなくても、

結局のところ、不確実に賭けて儲けようと思ってやる行為ってのは、基本的には全てがギャンブルだ。

損しないためのギャンブル

ただ、ギャンブルってのも大損しない為に使うと、意外に便利だったりする。

例えば「俺は今年怪我をするゼ」という方に賭けるギャンブルってのは、結構みんなやってる。

毎月賭け金をベットして、勝てば(怪我すりゃ)払い戻しがあって、負ければ(怪我しなきゃ)親に持ってかれちまう。

親が保険会社ギャンブル、ま、普通呼び名で「傷害保険」だな。

火事になる方に賭けるのが火災保険だし、癌になる方に賭けるのがガン保険だ。

モチロン、コンナのは負けた方が嬉しい訳だ。

守るためのギャンブル

同じように、資産を守るためにやるギャンブルってのもある。

稼いだお給金守るんだったら銀行に預けときゃ良さそうなもんだが、実はコレ目減りする。

さっきちょっと言ったインフレってやつだな。

まあ、昭和の頃みたいに普通預金でも3%とかついてりゃ別にエエがな。インフレ2%より大きいからな。

ただ、金利自由化されたし、銀行しか預け先がないってのは如何にも問題だ。

だもんで、「今貯めてるカネが、インフレに負けて実質目減りしないようにする」ギャンブルってのは、

「損しないためにするギャンブル」だから

まあ、欲に眩んだギャンブルよりは多少はマシなわけだ。

やっとこNISAの説明に

さてとNISAだ。

こりゃ、少額投資非課税制度の事で、日本版ISA略称だな。

ISAってのはイギリスIndividual Savings Account(個人貯蓄口座)の事で、これがお手本になってる。

(読んで字のごとく個人の貯蓄を奨励する口座だが、イギリスのはちっとメンドウだ。カツアイ)

ま、日本場合は、非課税ってあたりがキモで、要は税金が取られねぇ。

日本はな、稼いだカネにゃ税金がかかるんだ。転売例外じゃ無え。

だけどな、政府が「こんな風に自助努力してくんねーかなー」って部分にゃ、優遇してくれるコトが多い。

判りやすいところで言うとだ、財形貯蓄ってのは利息に税金がかかんねぇ。

まー雀の涙にもならん利率の昨今だと意味ないが、例えば金利3%の時代ならマァマァ意味があったんだよ。

簡単に言うとだ、年上限100万でギャンブルに慣れろって制度だ。

少しだけ複雑に説明するNISA

NISAちゃんみたいな絵を石川雅之が書きゃイイんだよ。醸せよ。

あとで政府のインボウガーみたいなのは邪推するけど、制度だけサラッと説明するとだ、

  1. NISA口座って、取引用の口座が1つだけ作れる。
  2. 100万までナニカを購入できる。
  3. 毎年100万枠が貰える。年またぎの合算無し。
  4. ナニカを売っても、100万枠は復活しねぇ。減るだけ。
  5. ナニカから利益が出たら、5年間は非課税。5年後にその年の100万枠で延長アリ。
  6. 非課税利益は、配当(持ってると貰えるやつ)とか、売却益(買値と売値の差額)とか、なんでもアリ。

これだけだな。

ナン落とし穴とか気になるワードだが、要は口座の中だけが非課税で、外出しちゃイカンってこったな。

ま、アタリマエっちゃあアタリマエのハナシだ。そういう口座なんだから

あ、2023年までの10年間だから通算1000万円ぶんーとか言ってるのは聞き流してイイ。

5年間非課税ってことはだ、6年目には非課税枠が消えるわけで、結局5つしか枠はストックできねえな。

ちっと判り難いか。具体的に行こうか。

2019年時点では、以下のようになるな。

  • ハゲ購入時100万の株(97株が一般口座、3株がNISA枠)
  • 売買益4920万、売買損85万。差し引き4835万の儲け。

これに一切税金がかからねぇ。ビバNISA!

んでだ、

  1. 2015年には80万しか買ってねぇが、残20万は別に翌年に繰り越せねえ。
  2. 2016年100万で買ったカニ株を手放してるが、別に枠は復活しねぇから、もう買えねぇ。
  3. 2017年はカニ株を10万で買っただけ、2018年は買ってねぇな。勿体無え。
  4. 2019年100万枠で、2014年に買った時のハゲ株を移行してるが、非課税枠の継続時に時価(払い出し価格)で計算される。

非課税枠の継続については、金融庁PDFが判りやすいかね。

金融庁「NISAの拡充について」[PDF] p7

http://www.fsa.go.jp/policy/shokenzeisei/01.pdf

ま、年始に5年間使えるNISA枠がもらえて、買えるのは最初一年だけ、ってな感じで理解すりゃエエな。

2018年まで使える「2014年NISA枠」は既に配布開始されてる。来年になったら「2015年NISA枠」が配布される。

これが今んトコ、2023年まで配布されるってこったな。

当然このNISAにも理由がある。

要はだ、素人がいきなり2000万とか5000万とか握りしめて鉄火場にやってこられちゃ困るわけだ。

いや、イイんだよ?スッてもおとなしく社会を乱さずヒッソリ暮らしてくれりゃ。

そうはならんだろ。

からガーターガード付きボーリングみたいな、上限100万のお試し賭博場で、ちっと経験積んでくれってコトなわけだ。

退職金の3000万で、○○の株を買った!儲かったら海外旅行に行くつもりだ」

○○には好きな会社名前を入れて良いが、こう言うのやられたら困るわけだ。

国民全員にギャンブル狂になってもらっちゃ困る。

だが、銀行おんぶにだっことか、年金だの公的支援だのに期待されても困る。

から、「儲けるためのギャンブル」じゃなくて「インフレに負けない資産防衛」してもらいたい。

ただ、痛みを伴わない教訓は身につかない。

からまあ、年100万ぐらいの規模で痛い目みながら学んでもらうってのが、目論見になっとるわけだ。

政府広報オンライン:4.投資ギャンブル

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201306/3.html#anc04

いやあ、腐っても政府広報

投資ギャンブルではありません」とか書いてないトコロにシビれるネ。

安全ギャンブルを楽しむ方法を説明しているトコロが、実に誠実だな。

結局どうすりゃいいのよ?

なんでもやってみなきゃ判んねぇとか言ってねぇで、良い年した大人ならある程度のことはやって見る前に判れよ。

良い経験する為の授業料で年100万は高ぇだろ。

つーかな、繰り返しになるがな、

「儲けよう、2倍にしよう3倍にしよう」ってのは、競馬競輪オートレース競艇と全く変わらんわけだ。

そりゃモンキーターンでは青島派だったよ?

でもな、オトウチャンが50万も100万も握りしめてボートレース行っちゃったら困るだろ。

「余裕資金で初めて、損しても授業料だと思いましょう」とか鵜呑みにスンなよ?

馬見るオッサンだって必死に予想して、当たると思って買ってんだ。

まずはインフレから貯金を守る為にどうすりゃ良いか考えて、

次に、自分の考えが外れたときどうなるか考えて、

クドすぎるぐらいにゆっくりじっくり考えろナ

んで、イケると踏んでから買やイイのよ

蛇足的なまとめ

NISAキモはたったの3つ

  1. 100万まで
  2. 口座は1つだけ
  3. 税金が掛からねぇ

ハッキリ言って譲渡益(売買益な)に税金からんとか、どうかしてる優遇措置なんだよ。

コレで、株だのファンドだのを「調べて学んで資産運用自分でやる基礎を身に付けろな」って制度なワケだな。

要は、これからインフレさせる予定だから自助努力でヒトツヨロシクってこった

ま、カネはカネだ。よく考えて張っていこう!

2013-02-26

経験談 - 医療保険は本当に必要な時役に立たない理由

http://anond.hatelabo.jp/20130226135757

元増田数字ベースでやっているので、俺は経験ベースで行こう

医療保険は、後遺症が残る病気かかると、その後継続を拒否される事が多く、さら支払いのタイミング歪んでいるから本当に必要な時まるで役に立たない。

医療保険が役に立たない理由

日本人死因第一位は癌、第二位は心臓だが、第三位は脳卒中(←肺炎に抜かれて死因では第四位になっていたようだ)三大疾患と言えば、癌、心臓病、脳卒中だ。この中で最新の厚生労働省患者統計によると、一番患者数が多いのが脳卒中(脳血管疾患)である年間172万人が入院している。死因第一位だからといって癌がクローズアップされがちだが、癌の入院患者数はおよし151万人であり、癌よりも脳卒中の方が入院患者数は多い状況である

この脳卒中と言う病気は恐ろしく金がかかる。癌より金がかかる。まず脳梗塞場合倒れてから手術、急性期が終わるまでで医療費総額数百万医が必要になる。パック一つで数十万という薬がばんばん使われる。

当然高額療養費制度のお世話になるわけだ。さらリハビリによって長期入院必要になることが非常に多い。最大で180日で毎月毎月医療費総額で数十万かかることになる。

ここでリハビリをやらずに退院させると、患者に良くないのはもちろんなのだが、今度は介護の方に負担が大きくなって全体として金がかかる。従ってきっちりリハビリする方が良いと言う流れができている。

これだけ長期入院になると高額療養費制度があってもお金がかかって大変だから医療保険必要か…そんな風に考えていたことが僕にもありました。長期間入院していると、家族の方も金がかかって大変なので、ここで医療保険必要だという事になるのだが医療保険は大抵60日で打ち切り。それ以上は支払われないので本当に苦しくなってからほとんど役に立たない。

さらに、後遺症が残ったとする。脳の病気は症状の違いこそあれ、間違いなく後遺症がのこる。しかし、巷で宣伝されている一般的な医療保険は、要支援認定がつくと多くの保険継続できず保険には加入できなくなってしまうケースが多い。(当然ながらより保険料が高くなる特殊なタイプにはまだ加入は可能だ)

癌もそうだが、脳卒中も再発が多い病気だ。だいたい半数の人が再発を起こす。障害は基本的に蓄積する。再発の時の方がより症状が重くなることが多く、対処は難しくなる。入院も長期化する。残る障害も大きくなる。こう言う場合にこそ保険必要だ。しかし、こうなった時には多くのすでに医療保険継続できずに打ち切られており毛の先ほども役に立たない事が多い。

必要保険は今医療保険として売り出されているものとは全然違う保険だと思う。入院1日目から対応される必要など無く、入院が長期化した場合にこそ必要である。1回目は保険が効くが、2回目は出ないのではなく、2回目こそ備えが必要である

さらに言えば、退院するとき必要設備費にもお金必要である介護保険があるのでそこから住宅改修などの費用は出る。またベッドや車いすなども補助を受けることで安くレンタルできる。しかしそれらは非常に大まかな制度の中でしか利用できず、自己負担もまとまるから、一ヶ月分の医療費支払いよりも金がかかる。また、患者の症状に応じた、たとえば自宅でリハビリを続けるための運動器具と言ったものは補助の対象にならない。だからそういったものは自費で賄う必要がある。しかしこれらは出ない。さらにこれは制度的な部分でどうにかするべき話なのだが、介護保険は認定が出て、支払いが開始されるまでのタイムラグ存在する。実はこれが非常に問題で、家庭で設備を整えてから退院しなければならないのに、病院退院するまで介護保険が出ないと言う事になってしまう。手続きを取っておけば後で支払われるにしても、一時的に自分の金でなんとかしなければならない事になる。では、現状はどうなっているかというと、介護保険対応介護用品取扱業者が支払い見込みにより一時的に立て替えたりしてくれる。非常にありがたいこれで制度の谷間の補完ができた?  いや、実はこれは副作用がある。実はこれのおかげで、一般価格よりも高い保険対応の業者を使わざるを得ないと言う事情が発生して業者のいいなりになりやす。できる限り自立してほしいということで、設備を最小限にしたいとする。しかし業者は制限一杯レンタルした方が儲かるので、よりたくさんレンタルしたがる。これは患者のためにならないことも多い。 ここで業者のいいなりにならぬためにも金が必要である

現状の医療保険は本当に役に立たない。

入る必要があるとすれば、十分な貯蓄を貯める事ができず、さらに緊急融資などを依頼できるだけの信用が得られない期間にスポット的に入る場合だろう。貧困層はいざとなれば行政の支援を得られるので無理してはい必要は無いし、それ以上は普通医療保険を用いればいいので入る必要は無い。

必要医療保険の姿とは

これらが必要なのでは無いかと思う。いずれも制度の谷間で、一人の力ではなかなか乗り越えるのが難しい部分であるからこう言う所をカバーする保険が欲しい。保険というのは、確率は低いものの、いざその状況になったらいわゆる「積む」という状態になる事を避けるために存在するわけでこういった保険は開発できないのだろうか。またこれらであれば、おそらく確率的にはそれほど高くないので、保険料も安く抑えられるはずだ。

追記

どうもこの元増田についているブコメにもあるけれど、趣旨が理解されてない感じがするのでちょっとだけ。

要するに、元々は健康保険によって

と言う形でリスクが抑えられている。健康保険に加入している限り、これ以上リスクは増大しない。この健康保険で押さえられているが、それでも残るリスクさらに低減するために医療保険の支払い額は似合っているのか、と言う話なのだ。ヘッジできたリスクも含めて元を取れているかと考えると言う事。

それを数字的に計算したのが元増田で、経験談として書いたのが俺というわけ。

ブコメから

b:id:Red-Comet

こちらも意味不明。入ってなくて貯めてた方が得だったの? 違うでしょ? というお話

短文過ぎて理解するのに時間がかかったが、要するに保険が支払われたのならば加入していた事により、保険料として支払った額よりもプラスになっているはずである、と言う主張だろうか。

病気になって保険のもととれたんだから保険を肯定しなければおかしい」こんな馬鹿なな主張をしていると言うことにまず気付いて欲しい。次に、情報として、本当に致命的な事態には役に立たず、それに保険料が似合っているかと言う事をよく考えるべきだと言う趣旨である。またきちんと計算をしてみないと分からないが、備えとして有効なのは、1ヶ月程度の別の病気を複数回繰り返すと言ったレアケースのみであると考えられる。

b:id:majidaru

ここまでわかってるなら、そういう保険に入ればいいんじゃねーの?

そういう保険があるなら教えて欲しい。

b:id:what_a_dude

民間医療保険と公的医療保険ネットで考えたとき果たしてどうなるかというと、皆さまの大嫌いな税金保険料という話になって帰ってくる、という話だと思われます

違う。民間医療保険があるから公的健康保険保険料が低減されていると言う事実は無い。民間医療保険はかかった費用にかかわらず支払われるタイプと、手術などのかかった費用に支払われるタイプがある。

前者は完全に公的健康保険とは別であるが、後者においてはかかった費用自己負担額に応じて支払われるため、この場合でも公的健康保険の支払い額は減らない。むしろ民間医療保険再保険として公的健康保険制度機能していると言う性質すらある。

b:id:kijtra

知人はガン保険に入ってて、ガンになってかなり助かってた。そういうの見ちゃうとね…。健常者のうちはわからんもんだ。

b:id:insurance

大きな病気けがをしたことのない人の発想だな。

b:id:shoji-no

高齢者も含めて計算した生涯罹患率の平均で、50歳までの罹患率はたった2%。」←ガン保険って、この2%の人のためにあるものだと思う。

高額療養費制度が知られていないことを利用した保険商品ではなく、適切に設計された重大な病気にだけ対応した医療保険に加入していた場合は、現状の医療保険よりも保険料は安く、さらに手厚い保証を受けられていた可能性が高い。

b:id:caq

日本は"公的"医療保険で全カバーが原則。"共済"とかをプラスαで使うなら良いんで無い?差額ベット代目当て(がんは支払日数無制限)とかね。まあ、自営業で体壊して「経営者保証資産全滅」時の"家族への保険"かな。

これは医療保険カバー分野ではなく、就業不能保険、あるいはその他の損害保険カバーする分野かと考えられる。また自営業で金をかりると、通常銀行保険をかけてくるはずなので廃業しなければならないほどの致命的な疾患を負った場合、そちらで借金が支払われる可能性が高いのでは無いか

b:id:aoi_tomoyuki

つうか保険って勝つためじゃないでしょ。大負けを防ぐためじゃないの。

大負けを防ぐための仕組み「高額療養費制度」が既にあるので大負けはは無い。そのような状況で保険をかける意義があるのか、と言う話。

さらに追記

b:id:sato0427

2回目以降の保障が欲しいのは同意だけど、それが1回目の保障も不要とはならないでしょ?増田自分で書いてある通り、高額医療費だけじゃカバー出来ないんだよ。

賭けられる資金は一定であると言う事を無視されては困る。1回目のリスク、2回目のリスク。どちらがより大きなリスクであり備える必要があるかと考えたとき、かけらるリソースを考えたときどう適切か。そして多くの保険は高額療養費制度への無知・誤解を利用してバランスが悪い商品になってしまっている。こう言ったものは役に立たない。

1回目の保証については普通に生活している分には賄えるように制度設計がされているので高額療養費制度でほぼ足りる。低所得者場合高齢者世帯なら最小負担額1万5000円、70歳以下だ34500円まで減額される。また臨時の資金需要には、生活福祉資金貸付制度もある。これらの制度があっても一時的に払わなければならない自己負担額が賄えない場合ならば、このような形態保険でも有効だろう。しかし、そこまで困窮している世帯に月々の医療保険料を支払う余裕があるのか、と言う根本的な問題があり、ここにゆがみがある。

b:id:hisawooo

なんか論旨が行ったりきたりしている。死因と医療保険微妙関係ないと思うし・・・必要保険の姿をちゃんと考えてるのはいいと思うけど医療保険じゃないものも含まれてるし

いろいろと伝えたいことがあるので詰め込んだら分かりにくかったかも知れないが、多くの方は理解してコメントを残してくれているので、読んでみて欲しい。

死にそうな病気ほど金がかかるのが現代医療なので死因と治療に高額な金が必要になる。脳卒中は近頃、患者数の低下以上に死亡者数がが低下しているがこれは高度化した医療によって救われているが、高度化した医療はタダではない。では手遅れの場合はどうなるか。癌などの場合ホスピス医療保険医療に含まれていて推進されている。これからさらに広まることだろう。

医療保険ではないものが含まれているとあるが、医療保険おかしいと言う話をする時、現状の医療保険の枠内で語らなければならないと言う制限は適切では無いと考える。

2012-03-17

親が悪性のガンらしい

転移して2ヶ所。今週見つかったばかりで来月手術。

ガンというのは、手術しても「そこが治療スタート」であって、切った上で増えていかないようコントロールするという状態で治療を続けていくんだそうだ。

親はガン保険入ってない。兄弟3人いるが子供たちは皆自立してる。

自分感情が、悲しいのかどうなのかわからない。治ってほしいと思っているかすらわからない。ただ痛かったり苦しかったりしなければいいなと思う。

2011-01-15

自動車損害賠償責任保険料(自賠責)が値上げされるという話。

自賠責は、交通事故で発生した被害のうち、死亡や後遺障害に対して保険金を出すという仕組みである。この仕組みは特別会計の一つであり、保険料を取り過ぎていて剰余金として積み上がった約6000億円を、国庫に対して貸与している。

この貸与金は、来年度に全額返済される筈だったのだが、税収の不足を理由に、先送りされた。埋蔵金として使い込まれてしまったと言ってもいいであろう。つまり、自賠責契約をしてきた人々は、6000億円分、何の法的根拠も無く徴税されたという事である

自賠責保険金の支払い額が増えているので、保険料を値上げしたいと言う主張も、出てきている。これには二つの理由がある。一つ目は、飲酒運転厳罰化の影響で、轢き逃げによる被害者の重態化や死亡者が増加したという点で、法改正の失敗が原因である。もう一つは、保険会社等の経営上の都合である保険は、本質的統計データが直接採算に反映される仕組みであり、平均値が変動すれば、その変動に対して採算も変動する。国民所得水準が低下しているということは、加入者数が減少していくという事であるのに、保険会社人件費や営業所維持費といった固定費は変わらない。天下り監督省庁幹部の縁戚といった縁故採用した人の人件費も下げられないしリストラも出来ない。さらに、生命保険ガン保険といった非損保分野の売り上げが低迷している分を、所有者が強制加入になる損保分野でまとめて補おうという話になっているのである。非損保分野の余剰人員を損保分野に回すというのは、保険会社雇用の維持という点では正しいが、部分の最適化が全体の最適化にとっては真逆の効果に繋がるという、典型的合成の誤謬となっている。

損保分野の採算悪化は、若者自動車離れが直接の原因であるが、非損保分野を含めた保険というビジネス全体の採算悪化は、若者世代が独立した世帯を持てないような経済環境根本的な原因である。さらに、税収の悪化と社会保障コストの増大は、家族制度破壊して核家族化を進め過ぎたという政策の失敗と、既存企業を優遇する余り、新技術や新製品新サービスの開発・実現が不利な愚行となってしまっている、産業政策の失敗にある。

実行すべき課題は目の前にあるのに、自賠責保険料の値上げや消費税増税といった財源が問題である矮小化して時間を浪費するという点では、民主党政権自民党改革派政権でも変わらないようである

2010-03-22

いまどきワードサラダスプログ

Yahoo!ブログ検索地域情報検索してたりするのだが、このワードサラダバカが鬱陶しくて仕方がない。こういう手合いに宣伝を依頼してるのはどういう神経なんだろうか?

こいつらは一見ノーマルなブログの体裁ながらコピペしたようなワードサラダエントリーを織り交ぜている。

少し検索しただけで以下のものが見つかった。

しばらく保守してやる。死ね

http://henteko.blog13.fc2.com/

http://kimagure2007.blog108.fc2.com/

http://hun0501.blog58.fc2.com/

http://konnrokoganemochi.blog100.fc2.com/

http://okodukaidehappy.blog88.fc2.com/

http://decencia.blog63.fc2.com/

http://nayu06.blog39.fc2.com/

http://cucucci.blog33.fc2.com/

http://mk2mkkh.blog91.fc2.com/

http://yfhatiyomunobo.blog68.fc2.com/

http://neco39.blog99.fc2.com/

http://sionn15.blog106.fc2.com/

http://necocotry.blog43.fc2.com/

http://sugarplanet.blog56.fc2.com/


http://loli15.269g.net/

http://forevergirls2009.seesaa.net/

http://piyokorin.seesaa.net/

http://ninjapressblog.seesaa.net/

http://tororin-yunika7.seesaa.net/

http://doragonzissen.seesaa.net/


http://ameblo.jp/o-mo-i-de/

http://ameblo.jp/lm185416/

http://ameblo.jp/q08/

http://ameblo.jp/happy-familylife/

http://ameblo.jp/otameshika/

http://turezure.blogmin.jp/1456711.html


http://nodiggity.cocolog-nifty.com/blog/

http://do-akiey.at.webry.info/

http://komikan.blogmin.jp/

http://matujyun36.blogmin.jp/

http://blog.livedoor.jp/maedatmj/

http://blog.livedoor.jp/c_o.b_c/



どんな業者なのか、はたまたマルチなのかは知らんがこんなことに荷担するヤツらはみんな超嫌われてしまえ。くそったれ

ちなみにこのワードサラダを使って宣伝しているWebは以下の通り。リンクすることである程度アクセスされてしまうのが不本意だが、晒す意味リンクしておく。

^全身脱毛ができる脱毛エステサロン【ルイーズ銀座東京銀座駅徒歩3分

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