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2011-04-28

ホリエモン実刑判決は重いor軽い?判決文を読む!

一連のライブドア事件における堀江貴文氏の刑事事件について、最高裁の上告棄却決定がなされて、懲役2年6ヶ月の実刑判決が確定した

執行猶予付ではな実刑判決が出されたことについては重いという意見があり、他方で、軽すぎるという意見もある。

では、そもそも裁判所自身は、どういう理由からこの量刑を相当と判断したのだろうか。

これは是非とも判決の原文を読むべきだと思う。


そこで、以下に、東京高裁での控訴審判決判決文の抜粋を引用する。興味がある人は読んでみてほしい。その上で議論するほうが、より的確なものとなるだろう。

なお、量刑最初に判断したのは第1審判決(東京地裁であるから、そちらを引用するべきかもしれない。

もっとも、控訴審判決を読めば第1審判決の内容も概ねわかる上に、高裁がなぜ地裁の判断を是認したのかもわかるから一石二鳥だと思う。


以下の抜粋は、「量刑不当」の主張に対する判断の部分である。もし、全文を読んでみたいという方がいたら、判例時報2030号127頁または判例タイムズ1302号297頁を図書館等で調べれば読める(これには解説もついている)。



証券取引法違反被告事件

東京高等裁判所平成19年(う)第1107号

平成20年7月25日第12刑事部判決

  

       主   文

本件控訴棄却する。

当審における訴訟費用被告人の負担とする。

       理   由


(中略)



7 控訴趣意中,量刑不当の主張について(上記3の〔4〕参照)

 論旨は,要するに,被告人懲役2年6月の実刑に処した判決量刑は重すぎて不当であり,被告人に対しては刑の執行を猶予するのが相当であるというのである

 そこで,原審記録を調査し,当審における事実取調べの結果をも併せて検討すると,原判決が「量刑の理由」の理由の項で説示する内容は,おおむね相当として是認することができる。以下,若干補足的に説明する。

 本件各犯行は,被告人は,P2の代表取締役社長として関連する多数の企業であるP2・グループの中枢に位置し,グループを統括する立場にあったものであるが,上記2のとおり,P2の取締役財務面の最高責任者であったP6らと共謀の上,東証提供するTDnetによって,同社の子会社であるP3がP5社を株式交換による買収及びP3の平成16年12月期第3四半期通期の業績に関して,虚偽の事実を公表し,もって,P3株式の売買その他の取引のため及び同株式株価の維持上昇を図る目的をもって,偽計を用いるとともに風説を流布したという事案【原判示第1】と,P2の業務に関し,平成16年9月期決算において,3億1278万円余りの経常損失が発生していたにもかかわらず,売上計上の認められないP2株式売却益及び架空売上を売上高に含めるなどして経常利益を50億3421万円余りとして記載した内容虚偽の連結損益計算書を掲載した有価証券報告書を提出したという事案【原判示第2】から成る

 投資者を保護株式投資等の健全な発達を図るためには,上場企業に関する正確で適切な情報の開示が求められ,客観的な情報に接する機会の少ない一般投資者にとっては特にその必要性が大きい。そのために,証券取引法現在は,「金融商品取引法」と題名変更されている。)が定めるディスクロージャー制度有価証券報告書の提出であり,自主的規制制度としてあるのが東証のTDnetであり,いずれも関係者には有用なものとして評価されているところである

 被告人らの犯行は,経営する会社グループ企業が,時流に乗り発展途上にあって,飛躍的に収益を増大させており成長性が高いということを実際の業績以上に誇示し,有望で躍進しつつある状況を社会に向けて印象付け,ひいては自社グループ企業利益を追求したもので,このような動機というか戦略意図には賛同することはできず,上記ディスクロージャー制度の信頼を損ね,制度そのものを根底から揺るがしかねない犯行であって,強い非難に値するというべきである

 その犯行態様も,会計的側面や税務処理の面で必ずしも法的整備ができておらず,実態の不透明民法上の組合としての投資事業組合を組成し,これをP2株式の売却に形式的に介在させ,あるいはP2株式の売却益がP2側に還流している事実が発覚するのを防ぐために,P17組合のように日付けをさかのぼらせてまで組成した組合スキームに介在させている。そのために経理の専門家である監査法人公認会計士を巻き込んで,殊更にスキームを巧妙,複雑化させたりしているのであって,悪質といい得る。

 本件犯行は,結果として,株式投資等の健全な発展を阻害し,投資者の保護という面で深刻な悪影響を及ぼしたと認め得る。そして,犯行発覚により,P2は上場廃止となり,多数の株主に投下資本の回収を極めて困難にして多大な損害を被らせたといい得ること,また取引相手等の関連企業やその従業員にも少なからず影響を与えたことがうかがわれ,社会一般に与えた衝撃にも無視し得ないものがあるとうかがえ,結果は重大といってよい。

 また,本件犯行は,上場企業としての社会的責任の大きさや企業経営者として当然持つべ責任を顧みず,被告人を始めとする経営陣が自ら主導し,あるいは各事業部門の担当者子会社の者に指示を出すなどして,組織的に敢行したものである。P2の唯一代表権を有する者として,被告人の指示・了承等がなければ,本件各犯行の実行はあり得ず,その意味で,被告人の果たした役割は重要であった。

 原判決は,「量刑の理由」の項において,「被告人は,自己認識や共謀の成立を否定するなどして,本件各犯行を否認し,公判廷においても,メール存在等で客観的に明らかな事実に反する供述をするなど,不自然,不合理な弁解に終始しており,前記のとおり多大な損害を被った株主や一般投資者に対する謝罪の言葉を述べることもなく,反省の情は全く認められない。」と指摘しているのであって,十分是認できるのである被告人規範意識は薄弱であり,潔さに欠けるといわざるを得ない。当審において取り調べた被告人名義の「上申書」と題する書面によれば,「(P2の株式の分割につき,)今では,一度に100分割するのではなく,もっとゆっくり分割していけばよかった,少し急ぎすぎたのではないか反省しています」とか,「株式市場に対する不信を招いてしまったことは悔やんでも悔やんでも悔やみきれません」などと現在の心情をつづっているが,自己の犯行についての反省の情はうかがわれない。

 以上によれば,被告人刑事責任を軽視することはできないというべきである

 弁護人は,量刑不当であるとして種々の事情を主張しているので,主な所論について,当裁判所見解を示すこととする。

 所論の〔1〕は,原判示第2に関する有価証券報告書の提出は,過去粉飾決算事例等と比較して,粉飾金額等が少なくて軽微であるという。

 控訴趣意書に引用摘示された過去粉飾決算事例の多くについて,その粉飾金額を確認して比較する限りは,本件の金額は少ないといってよかろう。しかし,中心的な量刑因子は各事例ごとに異なるのであって,粉飾金額の多寡のみが決め手になる訳ではない。現に,原判決は,「量刑の理由」の項において,まず,本件は「損失額を隠ぺいするような過去粉飾決算事例とは異なり」として,「粉飾金額自体は過去の事例に比べて必ずしも高額ではないにしても」と断り書きを述べた上で,「投資者に対し,飛躍的に収益を増大させている成長性の高い企業の姿を示し,その投資判断を大きく誤らせ,多くの市井投資者に資金を拠出させた犯行結果は大きい」旨説示している。このような視点からの分析,すなわち損失隠ぺい型と成長仮装型とに分けての評価,すなわち後者では粉飾金額は高額でなくても犯行結果は大きくなるとする評価には注目すべきものがあり,本件に関しては上記説示の結論は是認できる。もっとも,成長仮装型の事例はまだ少ないから,一般論としてこの評価の手法が是認できるかは,慎重を要するであろう。さらに,所論は,引用摘示した過去粉飾決算事例の悪質性を強調したり,多くの関係被告人執行猶予に付されているなどという。しかし,当裁判所は,引用摘示した事例は量刑上の参考資料としてある程度役立つと考えるが,受訴裁判所でない以上その具体的内容について正確に知る術はないし,上記のとおり,あくまでも量刑因子は事例ごとに異なるのである。結局,所論〔1〕は採用し難いといわなければならない。

 所論の〔2〕は,P2株式株価につき,粉飾した業績の公表や株式分割により,不正につり上げられたものではないという。この主張は,原判決の「量刑の理由」中の,「粉飾した業績を公表することにより株価不正につり上げて,P2の企業価値を実態よりも過大に見せかけ,度重なる株式分割実施して,人為的にP2の株価を高騰させ,結果として,同社の時価総額を(中略)増大させた」との説示に対する反論であって,P2株式株価の動きを全く検討せず,しかも,株式分割の意義・効果を全く無視した見解であるなどというのである

 しかし,関係証拠によりP2株式株価推移を見ると,平成15年4月1日の終値が12万1000円,同年7月1日が73万5000円(株式10分割前に換算),同年12月1日が272万円(株式10分割前に換算),平成16年1月5日が452万円(株式10分割及び100分割前に換算),同年9月1日が526万円(株式10分割,100分割及び10分割前に換算)と急速に値上がりしていることは明らかである(原審甲12号証)。

 さらに,所論は,関連して,P2株式株価の上昇は,企業買収の発表や新規事業開始の発表,粉飾が問われていない事業年度における適時開示のほか、株式市場全体の傾向によるものであって,本件の平成16年9月期の適時開示における粉飾した業績の公表は影響していないという。しかし,株価の上昇原因が単一ではないことは当然のことであり,本件犯行における粉飾した業績発表や上記の度重なる株式分割という人為的なものも影響していることは否定できない。

 また,所論は,関連して,株式分割については,東証当時積極的に推奨していた制度であり,度重なる株式分割実施を不当視するのは制度趣旨を理解していないという。確かに東証が,平成13年8月ころ,上場会社に対して,個人投資者層を拡大するとの観点から投資単位の引き下げ促進について協力要請した事実がある(原審弁17号証)。しかし,P2においては,約1年間に10分割,100分割,10分割と3度も株式分割実施しているところ,東証が,延べにすると1年間で1万分割というような極端な株式分割とか,それによる弊害については想定していなかったものと推測できる。したがって,所論のように,東証株式分割等を一方的に推奨していたとまでは評価し難いのである。また,株式分割自体は理論的には株価とは中立的な関係にあるから,実際には分割後に株価が上昇することも下落することもあり得るであろう。しかし,極端な株式分割実施は,投資者の投機心を煽ることになるのであって,現にP2が平成15年11月に公表した100分割では,前日の終値が22万2000円であったのが,分割後の平成16年2月24日には100分割前の株価に換算すれば31万2000円となっている(原審甲12号証)。結局,所論の〔2〕は理由がない。 

 次に,所論の〔3〕は,P2株価が急落したのは,本件の強制捜査が原因であり,原判示第2の有価証券報告書提出の発覚が直接の契機ではないという。すなわち,原判決が「量刑の理由」の項における「本件発覚後,株価が急落し,」という説示との関係で,平成18年1月16日に東京地方検察庁が原判示第1の事実を被疑事実としてP2本社等を捜索したことが契機となったというのである

 この「発覚」の端緒は強制捜査の開始であろう。しかし,被告人らが犯罪に係る行為に出たか捜査が開始されたのであって,その結果,P2の提出した有価証券報告書の虚偽内容が判明したである。そして,それまで上昇の一途をたどっていたP2株式株価が急落したのであり,まさに原判決の「本件発覚後,株価が急落し,」のとおりである。所論が,関連して,P2が,多くの優良企業連結子会社としていたとか,潤沢な資金を保有し財務状況には何ら問題はなかったなどというが,このような事情と本件株価下落とは関係のないことである。結局,所論の〔3〕は理由がない。

 次に,所論の〔4〕は,原判決が「量刑の理由」の項において,「企業会計が十分整備されていない投資事業組合を悪用し,会計処理を潜脱したものであり,正に,脱法を企図したことは明らかである」と説示している点に関して,本件当時は,投資事業組合において出資元の株式が含まれる場合における株式売却益に基づく配当金の計上方法について統一的な方法が確立しておらず,企業会計の実務においても明確な指針は存在しなかったのであるから,「会計処理を潜脱」等というのは当たらないという。

 しかし,自社株式は,親会社のものを含めて,その処分差益は「その他資本剰余金」に計上するとの確立した会計基準があったのであり,原判決の説示意図は,実務において,投資事業組合を介在させて悪用するような事例を想定しておらず,悪用防止のための会計基準とか指針が確立していなかった状況下で,原判示第2の犯行はその点に着目して,まさに悪用されたというものである。このことは,原判決の「本件犯行は,資本勘定とすべきものを損益勘定にしたという単に会計処理の是非のみが問題となる事案ではなく」との引き続く説示により明らかであるしたがって,また,所論が,関連して,被告人が「投資事業組合から配当金をP2の連結決算において損益勘定に計上してはいけないとの認識を有する契機がないまま」とか,「P2の連結決算において売上計上が許されないものであると当然に認識できるものではない」などと主張する。しかし,本件では,投資事業組合独立した存在を否定すべきであり,そこから配当金という概念無意味であり,主張自体失当である。この点はさておくとしても,上記のような認識があったからこそ,組合を複雑に介在させたといい得るのであって,指摘の点は量刑判断においても理由がないのである。結局,所論の〔4〕は理由がないことに帰する。

 次に,所論の〔5〕は,原判決が「量刑の理由」の項において,「本件各犯行は,被告人が,P2の平成16年9月期の連結経常利益の予想値について,前年度の実績値である13億円を上回る20億円として公表することを強く希望し,さらに,同予想値を30億円,50億円と上方修正させ,その達成を推進してきた結果にほかならない」と説示している点に関して,予算策定より前の時点において,P27やP32の買収に際して投資事業組合を使ったP2株式の売却というスキームはあったのであるから,業績予想値の上方修正は,株式交換により発行されるP2株式の売却益が生じたことの結果にすぎず,業績予想値を上げることを達成するために株式交換を行ったものではないと主張する。

 しかし,この主張は,検察官答弁書において指摘するとおり,被告人がP2株式の売却益を連結上の売上げ・利益に計上することができないことを認識していなかったとの前提に立つものであって,この前提が間違いであることは上記のとおりである被告人は,本来計上の許されないP2株式の売却益を連結計上することにより,業績予想値を高くして更に上方修正させたのである。所論の〔5〕は理由がない。

 また,所論の〔6〕は,原判決が「量刑の理由」の項において,「被告人は,(中略)結果的に,本件犯行による利益を享受しているといえる。現に,被告人は,平成17年にP2株式約4000万株を売却して約140億円の資金を得ているというのであり,(中略)これを量刑上看過することはできない」との説示に関して,被告人が自ら保有していたP2株式を売却して得た資金は,本件とは無関係であり,量刑不利益考慮すべきでないというのであり,加えて,被告人自己の保有株式を売却した平成17年6月27日は原判示第2の有価証券報告書提出から約7か月後であって,提出日前営業日終値は371円であったのに,それ以下の357円で売却しているなどという。

 しかし,P2の大株主であった被告人は,本件犯行に至るまでに株式時価総額を増大させ,ひいては自己保有株式資産価値を増大させていたのであり,そして売却により多額の資金を得ていることは事実であるから,原判決はこの事実をとらえ,「結果的に,本件犯行による利益を享受しているといえる」とし,「量刑上看過することはできない」と説示しているにすぎないもので,是認できる。売却時期とか売却値を格別問題としている訳ではない。所論の〔6〕は理由がない。

 最後に,所論の〔7〕は,原判示第1のP3の適時開示及び四半期開示について,原判決が「量刑の理由」の項において,「その利欲的な動機は強く非難されるべきである」と説示している点に関し,東証の規則により公表事項とされていたものであって,積極的に株価を押し上げようという意図があったものではなく,同種事案と比べて悪質ではないと反論するものである

 しかし,株式交換によるP5社の買収は,それによりP4ファイナンスが取得したP3株式を売却して利益を得,さらには,P4ファイナンス親会社であるP2に連結売上計上することによって利益を得ようとの企てであったこと,その際P5社の企業価値を過大に評価してより多くのP3株式を取得しようとの目論見があったことも明らかである

 また,株式交換による企業の買収やその企業の業績が好調である旨を公表することが株価上昇に影響することは明らかであるから,実際に株価が上がった否かに関係なく,株価を押し上げようという意図があったことも否定できない。したがって,投資保護という企業情報の開示制度趣旨考慮すれば,その虚偽性はそのまま悪質性に通じるというべきである。所論の〔7〕は理由がない。

 その他所論が原判決量刑理由について論難する諸点を十分検討してみても,是正すべきような誤りはないというべきである

 そうすると,被告人が,P2・グループのすべての役職を辞したこと,マスコミ等で本事件が社会的に大きく取上げられ,厳しい非難にさらされるなど,一定程度の社会的制裁を受けていること,前科前歴がないこと等,被告人のために斟酌すべき事情を最大限に考慮しても,本件が執行猶予に付すべき事案とまではいい難く,被告人懲役2年6月の実刑に処した判決量刑は,その刑期の点においてもやむを得ないものであって,これが重すぎて不当であるはいえない。論旨は理由がない。

(中略)

平成20年8月5日

東京高等裁判所第12刑事部

裁判長裁判官 長岡哲次 裁判官 姉川博之  Permalink | 記事への反応(1) | 23:58

2011-03-07

仕事は半人前以下なのに、態度だけは一人前以上な後輩。

うちの会社親会社が有名なので、「どうしても入りたい」という人は少なくない。

後輩ちゃんもそのうちの一人で、何もスキルが無いのに憧れだけで入ってきた。

元々、営業で入ったのだが、うちのチームの仕事も何故か手伝うことになった。

彼女が、ちょっとおかしな子なのである

男性の先輩だと言うことは聞くのに、私の書いた記事は平気で否定する。

自分の気に入らない仕事が来ると、露骨に不機嫌になる。

要はこちらをナメているのだ。

それで仕事ができれば問題ないのだが、ライティングもできないしデザインもできないしエクセルもできない。

フォトショップしかできないので、誰でもできることしか振らない。

何かできるわけでもないのに、文句は一人前。

更に、彼氏と会う予定が無い時だけ残業するという、仕事のナメっぷり。

そんな彼女が、やたら私を彼氏と会わせようとしてきて参る。

興味無いって態度取っているし、口でも言っているのがわからないのだろうか。

人の悪口が好きな子なので、私を彼氏と一緒に馬鹿するつもりなんだと思う。

飲み会も、彼女が来ると下ネタばっかで気持ち悪い。

男にとって都合のいい女は仕事できない女が多いのではないだろうか。

統計があるわけではないが、男好きな女は仕事に向いてない。

早く辞めてほしい毎日思っている。

2011-02-21

グローバル化なんで変わらなきゃ?

大手企業外国人採用枠が絶賛拡大中。グローバル化が進んで変わらなくちゃ死ぬのみよ。 なんて言説が溢れてる。そしてこのようなことは10年以上も前から言われていたような気がする。

はとある大手製造業グループ子会社に勤めている。親会社外国人採用枠をどんどん増やす予定だが、正直、この閉鎖的な(いい意味でも悪い意味でも)日本である大手製造業外国人を雇い入れることなどできるのか甚だ疑問。社内で重視されるのは、高度に空気を読む能力、言われたことをモレなくソツなくこなす能力、いや、こなしたかのように見せる能力、資料に書いていないことを読み取る能力、など高度に日本的な文化に起因したスキルだったりする。

「イノベーティブ?そんな割に合わないことするやついるの?そんな暇ねーよw」「TOIEC700点!?納期遅らせてもいいなら採るよw」的な雰囲気が蔓延している。親会社外国人採用枠の大幅拡大についても「どーせ他の企業がやってるからウチもやるんだろ。でも、うまくいかないよ。泣かされるのは現場課長たちだな。アハハ…」なんてみんな言っている。そうして変わらず従来の仕事のやり方が続けられていく。


それでも商売できているんだから政治ボリュームビジネスのスゴさを思い知らされる。


でも、こんな調子だとGM日産の二の舞なのかな。競合他社さんはどーなんだろうか。先進的な取り組みをしている楽天ユニクロも内実はどうなんだろうか。本当に変わらなければやっていけないのだろうか。この過度に日本である大企業は変わることなんてできるのだろうか。もしかして、このように身動きが取れなくなってるのは私が勤めるグループだけなのだろうか。

2011-01-26

時々、粛清が行われる会社に勤めていた。

買収を機に30名前後いた社員がどんどん抜けていく。気がつけば買収時にいた社員は2名だけになっていた。対外的には役職はついていたものの実質的には平と変わらず。馬齢と経験だけを重ねるだけだった。

子会社のトップもコロコロ変わる有様だった。

4月が近づくと親会社経営者の機嫌が悪くなるのか、粛清が行われる。見境なく社員に当り散らす。

個別に席の前に呼びつけて、結局クビ。社員に「死ね」とか「首が寒いだろ」とか平気でいう。ただただお客様に納めようとしていた仕事を軟着陸させようと在籍してた。

その時の粛清は、部下の取るに足りないミス、というか経営者の期限を損ねただけ。

で、上司としての「反省文書け」ってさ。何が悪いのかよくわかんないので「考える時間をくれ」といったら、「どういうつもりなんだ」となじられた。で、一方的に怒鳴られてクビになった。

結局、つぶしのきかない経験は外に出てもニーズに結びつかず、時間けが過ぎて行ってる。

そろそろヤベェなぁ。

2011-01-12

フランスルノー社が中国技術漏洩

ルノー日産提携している。ルノー中国に売り飛ばした技術は、すべて、日産技術である。というのも、ルノーにはEVの開発能力が無く、そのコンセプトからデザインに到るまで、日産である日産社長であるカルロス・ゴーン氏は、親会社にあたるルノー会長最高経営責任者(CEO)を兼ねる事から日産ルノーの間の提携もすんなりとまとまったが、ここに来て、フランスしい汚職が出てきたわけである

機密を賄賂漏洩するというのは、フランス人の常習みたいなもので、欧州賄賂大国の名は、伊達はない。売れる機密があれば、確実に売り飛ばすのがフランス人である。そして、同じような性質の中国とは、相性が良いのであろう。

ルノー社の幹部社員3人が、中国の電力会社から賄賂を受け取っていたという口座の記録が暴露されて、容疑は固まったわけである

日産社長外国人であり、賄賂が通用する国の企業親会社子会社の関係にあるという事のデメリットが、表面化したのであった。

多国籍企業スケールメリットを追求した所得移転節税するという点では効率的であるが、それぞれの国家ごとの民族性による適性の違いが、表面化しやすい。メリット過大評価し、デメリット過小評価するというのは、人として平均的なミスであるが、他人の資金を運営したり、企業のトップにある人には、凡人ならば許されるようなミスであっても許されない失敗となる。それが、責任の重さである。地位や報酬にふさわしい能力を持っていない人が、そういう地位につき、報酬をうけとっているというのは、どんなに失敗をしても犯罪をしても、表沙汰にならないような閉ざされた環境であれば通用するが、そのような環境は、現代においては、中国にでも行かなければ存在しないのであった。

中国市場において、日産技術を丸パクリしたEVが出てきて、中国独自技術製品として輸出される事になるであろう。日産ルノー株価に致命的な影響が出てくるのは、その後となる。

2011-01-11

福利厚生休日を舐めない方がいい

なんか就職活動についてのエントリが多いけど、どこにも書かれていない話を書いてみたいと思う。非常に大切な話なのに、触れられることが非常に少ない。触れられるとしても、「福利厚生ばかり気にするクズ学生がうんぬん」なんて文脈で出てくるだけなので。

まず福利厚生とは、法定福利として、1.健康保険 2.厚生年金 3.雇用保険 4.労災保険 がある。

これに関しては、法定福利が無い=ブラックというようなもんなので、一般的な就職をするにあたって、これが無いという所には就職するべきではないだろう。このへんは当たり前なので、語るべきものは無いような気もするが、1つ大切なことは、健康保険について、どこの健康保険組合が運営しているかという部分をチェックしておいた方が良い。詳しくはwikiあたりで見てもらえば良いが、しょぼい業界団体で運営している保険組合などは、保険金がよそに比べて高額であったり、出産一時金などが最低限であったり、その保険組合が運営する保養所などが潰れてしまったり、保険組合赤字しまくりで解散に追い込まれて面倒なゴタゴタに巻き込まれてしまう事もある。

一方、優良企業が独自に作った自社及び自社グループ社員のみが加入できる健康保険組合などは、保険金が安かったり、出産一時金が多かったり、インフルエンザの予防注射海外渡航者が行う予防注射などの全額補助、定期的な人間ドックへの補助、定期健診以外の検診があったり、場所によっては社内に診療所があり、就業時間中に気軽に相談、簡単な治療などが可能だったりする。もちろんそこで貰える薬などは通常の3割負担よりもさらに組合からの補助があったりもする。健康に少しでも不安を抱える人なら、こういう保険組合に加入できる会社は非常にお勧めだったりする。二日酔いでも気軽に通院したりできるし。

法定外福利はもうこれは企業によって全く違ってくる。

まず食事。給料や手当てとは全く別に、会社がメシ代をくれる。もしくは補助してくれる。社食格安とかタダとか。会社近隣の飲食店で使える50%オフチケットとかもらえたりする。補助とは少し違うが自社ビル内にある自販機が全部100円とかそういうのも。こういうのがあるだけで月に数万の差が出る。夕食も頼めるところもあるので独身場合はとても助かったりする。派遣の人が社食使えないとか高いといった話は、社員向けの福利厚生からという事だったり。

財形貯蓄や自社株会などで財産形成を会社がフォローしてくれたりというのもよくある。金利がお得だったり、自社株を買う際に会社が補助してくれたり。1万出すと1万1000円分の株を買ってくれたりする。それで何株買えるかは会社によるけど、1株以下、0.1株とか0.001株単位でも取得可能であったりする。会社の株がクソ高くて手が出ない所だといいかもしれない。配当は配当でちゃんともらえたりするところもある。

社内旅行なんてものもある。昔ながらの部や課で温泉旅行・・・ってな所もあるけど、今では仲の良い仲間だけで集まって5人~6人くらいで申請して会社から金を貰って遊びに行くという所が多くなってると思う。映画見てレストランで食事という数時間単位の社内旅行って人が増えていると思う。

後、住宅補助を忘れてた。これがあると無いでかなり違ってくる。持ち家補助とかもある。5万10単位のものなのでこれは要チェック。給料から丸々家賃出すのと数万程度自腹になるのはかなり違うのだ。もちろん、家やマンションを買ったら持ち家補助になる。

結婚した10万、子供産んだら5万、3人目から10万、なんて一時金があったり、会社の部やサークル趣味の道具をほぼ私物化できたりとか、体育館とかテニスコートとかグラウンドがタダ同然とかって事もある。

福利厚生とは一応違うけど、様々な関連子会社があったりすると、例えば、自宅を立てたり、買ったりとかって大きな買い物でも、安く便利に使えたり、まさに本職のプロが適切なアドバイスをしてくれたりするので非常に便利。

福利厚生が本当にしっかりしていると、給料本体にはほとんど手を付けずに生活が可能になる。娯楽、趣味医療までカバーできちゃう。そういや年金の話を書くのを忘れていた。企業年金。これは非常にデカイ。たぶん、今まで書いた話なんかよりも、この企業年金があるか無いかで決めても良いくらいデカイ話。

これは企業ごとに違うのでなんとも言えないけど、これがあると、定年後でも非常に心強い。あのJALで話題になった企業年金会社が潰れても保護されるくらい強い。もちろん規約によるんだけど、おそらくどこの会社でも手厚く保護されている領域だと思う。国民年金よりは当然の事、厚生年金よりもずっと給付額がデカイ。田舎の建売なら年金だけで分割購入しつつ生活が出来るレベルの支給額。

こんな福利厚生があるかないかで全く生活環境が変わってくる。基本給が高いかいかなんてよりも福利厚生をよく見たほうがいい。会社が従業員を大切にしているかどうか、本当に儲かっているかどうかは、給料ボーナスなどではなく、福利厚生に現れるといって良いと思う。一生に一度の新卒カードを切るんだから心して確認して欲しい

ちなみに、俺自身は、こんな立派な福利厚生がある会社子会社社員です。紹介した福利厚生の半分もありません。親会社に出向になって、親会社福利厚生の状況がいろいろと見えてきてちょっとショック。ハッキリ言って、子会社人間親会社企業年金の原資の為に安い給料になってる気がしている。子会社といってもさまざまだけど、親会社搾取される専用の子会社というのが薄々見えてきてツライw まあ分相応の働きしか出来ないので個人的には良いのですが、同じ大学親会社子会社に分かれて入社している人達を見ていると涙なしでは見てられない。

あーそれから休日。これほんとに多い方がいいから。少ないところは年間105日位?まあ多くてもせいぜい125日程度だと思うけど、ここでの差は20日あるんだよね。20日っていったらほぼ一ヶ月の出勤日になる。乱暴な話をすると、同じ月給取りでありながら、年間休日105日の所は125日の所より、一ヶ月多く働いているにも関わらず、1年間に貰える月給は12か月分。一ヶ月少ない出勤日でも12か月分もらえる125日の会社

これつまり、125日の所は、12年間働くと、105日の所と比べて、1年間も休みが多いという事になる。ざっと定年まで計算すると、3年前後も自由な時間が違ってくると言う事。

又、年間休日が多い方が一般的に有給も使いやすい。だからものすごい差になる。

ここまで書くとお分かりのように、基本給やボーナス、業務内容や出世なんかよりも、会社選びは、福利厚生休日でまずは選ぶ必要があるという事。

どの企業に行こうか迷っている恵まれた人は、ここんところを良く考えて下さい。福利厚生休日をしっかり確認した後、業務内容を確認して下さい。

どこでも良いから滑り込みたい人は、とにかく、福利厚生休日をしっかり確認しましょう。

社会にどう貢献しているか株主にどれだけ還元しているか社員がどれだけ仕事で満足感を得ているかなんて、新入社員はなんの関係もありません。福利厚生休日がしっかりしていることこそが、大前提です。それがあってこそ、しっかりと働けるというものです

お前みたいなやつばかり入社されても困る!と人事部の人間は言うでしょう。そうなんです福利厚生休日が優れているところは俺のような人間がワンサとやってきます。そういうクズどもを滅多切りするのが人事部の仕事ですですから、冒頭に書いたように、「福利厚生ばかり気にするクズ学生がうんぬん」ということになるのですですから、それらを感付かれてはいけません。気をつけてください。

福利厚生ばかり気にするクズ学生がうんぬんという話があるから、俺は気にしないようにしよう。なんて決して考えないように。

2011-01-03

7年目の鬱

7年前、僕は鬱になった。

あんまり考えずにはいった某メーカー系の系列SIでSEをやっていたが、2年目にして、屑なプロマネにあたり、仕事をしないこのプロマネと、お客の板挟みにあって、結局僕が全部プロジェクト管理して完成させた。昼間はプロジェクトの進捗会議に一人で出て、親会社10歳も上の人たち相手にやりあって、夜に定時を過ぎてから自分設計して、新人の後輩2人と外注のプログラマ2人で必死に終電までプログラムを書いていた。

仕事をしないプロマネは当然定時で帰り、本社から部長とか、本部長が覗きに来た時だけ仕事をしているようなふりをしていた。

納期間際に新人が「もう出来ない」と言って辞め、外注の上司職場に来て、使えないプロマネと「何やってんだ、あんた!」みたい喧嘩を始めたと思ったら、プロマネは何を思ったか、「いや、仕切っているのはあいつだから」と僕を指差した。僕はその外注上司新人時代に一緒に仕事したことがあって、僕の顔を見るなり「え?」という顔をした後、僕を喫煙所に誘った。僕はまずは謝罪をした後で、事情を説明すると、彼は「わかったよ…あんたんとこの本社へ行くわ」と言って帰っていき、3時間後に本社部長から直接僕の携帯電話があって増員で5年目のSE3人をあてる、と言われた。

ただ、仕切るのはお前だ

部長は続けた。もう、その覚悟は出来ていたし、そのほうが効率がいい。事情を把握していたお客さんもかばってくれたし、増員の先輩たちも色々アドバイスをくれて、最後は僕とその先輩SE2人の3人でお客さんの品質審査会議クリアしてプロジェクトは終わった。丁度GWの前で、僕は1週間ぶっ倒れた後で新人女の子の指導役だけやらせるから、他は何もしなくていいから、という事で本社まったり勤務に復帰した

だけど、僕は1週間後にはもう身体が動かなかった。そしてそのまま1年間休職

そして7年。いまだに睡眠薬向精神薬は手放せない。あの「使えないプロマネ」は今は飛ばされて本社の人事部付で窓際になってる。僕は奴への殺意を押さえつけるのに毎日必死だ。

2010-12-21

すごいぜ小役人!

うちの会社に出向という形でお役人様がきてる。まあ、35くらいかな?

いや、すごいね

うちは備品を買うとき親会社のお伺いが必要なんだが、その係に

役人様が配置されてるわけ。なんでも、役所でもそういう部署にいたのことで。

親会社の言うことがころころ変わるのも悪いんだが備品購入の際に必要だった

納入業者からのとある書類について

「今後は不要である

とのお達しがそのお役人からきた。不要なら業者に請求なんかしなくなるよな。

相手だって書類作るのに手間かかるし。

ところが、備品の納品の最後最後でその書類が必要とかお役人さまが言い出すのよ。

「不要と言ったが、作成しないで良いとは言ってない」

すげえええ・・・・。

徹夜で業者の人と一緒に作ったよ。お役人様は5時半で帰ったが。

で、あまりに理不尽なので、後で本社からの購入に関する書類を取り寄せてみたら

「今回は不要である」を「今後は不要である」と、お役人様が勘違いしたことが

判明。それを指摘した逆ギレしやがった。嫌がらせで、俺の書類が通らないw)

あー、早くいなくなってくれないかな。

2010-12-16

子供が、「英語ができる」ようにするために

中学受験の失敗は母親の力が9割」http://anond.hatelabo.jp/20101211092522 に刺激を受けて書いてみます

最初に私について書くと、

という人間です。私は、結婚してないし子供いませんが、今さら価値観も大きく変わるわけでもないと思っています。なので、私が親から受けた教育自分経験を元に、もし自分が親になったら子供に(英語に関して)どのような教育をするか、という観点で書いてみます。もし本当に自分子供ができて、教育専門誌みたいのを読み出したら考えも変わるかもしれないけど、今のところの考えと言うことでお願いします

あと、この記事を書いたくだらない動機として、学部で就活したときに、企業の人から「帰国じゃないのに1回受けただけで920なの?(←当時)英語ばっかり勉強しても社会では役に立たないよ」とか言われてむかついてた、というのもあります。そんなに勉強してないんだけど・・・。幼児期に適度・適切に英語に触れ、大学受験でまじめに勉強して、大学では生活の中に英語を取り入れていれば、900点くらいは普通に取れるけどなぁ・・・と思っていたので。

結論

結論を先に書きます

  1. 親として重要なのは子供の成長を「邪魔しない」こと
  2. 幼児期~少年期に英語を浴びるようにたくさん聞かせる。ただし、強制はするべきではな
  3. いわゆる幼児英語教室は役に立たない(と思う)
  4. 親自身が英語勉強する・使う姿勢を見せる
  5. 英語はできると役にたつし、楽しいよ」と、ポジティブにやる気を引き出す
  6. 子供のためを考えて教育する。親のコンプレックス人生の後悔を子供に押しつけるべきではな
  7. 子供が成長してから英語学校に通わせるなら、目的に応じて冷静・論理的に学校を選ぶ

ということです。以下に詳細を書きます

重要なのは、やはり幼児期~小学生程度まで。浴びるように英語を聞かせる

これは受け売りですが、言語習得に関して言えば、幼いうちの方が有利なのは明らかです人間の脳の言語機能は生まれてからの数年間で決まり、重要言語学習期間は5歳~思春期までだそうです。ただし、それは、幼児教室に通わせて「How are you」とか言わせて親が自己満足することでは決して無いです。大事なことは、将来の学習に備えて、子供の脳の機能を「失わない」ようにすることだと思います。具体的には、「脳が機能を捨てる」のを、可能な範囲で防ぐことかなと思います。違う言い方をすると、どのようにして「両親が互いに違う言語を使う状況」をシミュレートするか、ということです。「習い事としての英語教室」がこれを達成できるかというと、普通に考えて無理です

私の母親は、通訳をしていて、私の自宅には昔から英語雑誌やら教材やらがあふれていました。特に、Newsweekは山のように積まれて、片付け等を手伝いながらチラチラ覗いたりしていました。また、家事の合間に机に向かって英語勉強(あるいは仕事かもしれない)をしている母親を見て育ちました幼稚園に通っていた頃は、うちに帰るといつも英語ラジオがかかっていましたし、小学校に上がってからも、母親が運転する塾(中学受験学習塾)の送り迎えの車内では全て英語ラジオAFN)がかかっていました英語勉強は一切していなかったのですが、意味もわから英語の歌を口ずさんだりしていましたし、未だにAFN番組切り替えの音(?)が頭にこびりついています。また、「勉強しなさい」と言われたことは一度もありませんでした

この頃の経験で、英語に対する苦手意識は全く無いですし、現在自分に大きな影響があったと思います。

ただし、注意書きで一応書いておくと、最新の研究では、赤ちゃんBGMとして聞いているだけでは学習しない、というのもあるようです

幼児英語教室意味ない

これは母親から聞いた話。一時期、母親バイト幼児英語教室の教師をやっていたらしいですが、その感想は「こんな事やっても意味ない」だそう。完全に、親の自己満足以上の何者ではないと。そして、そういう教室を利用する親に限って本人は勉強しないし(または英語が苦手)、変な意味で「英語を神格化」していると。「英語は怖い、英語は大変、だから子供には早いうちからやらせなければ!」というのが見え見えだと。それは、きっと子供にも伝わりますよね。

これも注意書きを書くと、(1)教師が英語ネイティブで、(2)「親戚のおばちゃんレベル」に頻繁かつ長期的に通うことができる、という条件を満たすなら、逆にかなり見込みはあると思います。しかし、かなりの経済力と労力が要求されますね・・・。奨学金という名の国営借金を借りて生きている身としては無理そうです・・・


長後語学学校はどれを選べばよいか

長後というのは、主に大学入学以降。これは私自身の経験からの話。(まぁ、子供が成長後なら子供に考えさせればいいのですが・・・一応。)

当たり前のことですが、語学学校ピンキリですしかも、ピンキリと言ってもただのピンキリはなく、会社としてのインセンティブが関わってきます。というのは、いわゆるテレビCMを流しているような英語学校というのは、そもそもは「儲けるために存在している」のであって、「生徒の英語力を引き上げる」というのはあくまで2次的な目標、あるいは手段でしかありません。つまり、非常にうがった見方をすると、「生徒を、英語ができるようになった気にさせておいて、しかTOEICの点数等は微増で、『成果は出つつありますが、英語は難しいですからね。これからもがんばりましょう』といって継続的に受講させる」というのが儲けるための最適戦略だと思うわけで、そういう意味では、(100%悪いとは言いませんが)普通英語学校というのはあまり良くはないなぁと思います。

もちろん営利企業である限りは上の状況は避けられないのですが、それでもbetterなものは何かというと、「通訳派遣会社付属学校の、下部クラスまたは総合英語コース」です派遣会社付属学校というのは、受講料で儲ける営利企業であると同時に、親会社通訳派遣会社に優秀な通訳供給するという役割も持っています。これによって、「生徒を、本当に英語をできるようにする」というインセンティブがあります。そして、その余力で総合英語のようなコースでちょっと金も儲けるか、という感じだと思います。だから、まじめに英語勉強するなら、受付の人だけがやたらフレンドリーで授業がショボい英会話学校よりも、受付の人たちは無愛想(失礼!)でも授業が充実している通訳学校を選ぶべきです

2010-12-14

就活コネ使う奴って何なの?

7大コネ

血縁系(親、兄弟、親戚等義兄弟含む):

コネの代表格。最近ではホワイト度が高い会社ほど、使えないコネ。むしろ嫌われるコネになりつつある(使えない所もかなり多い)。但し、とにかく信用第一、安全第一業界場合は超鉄板。例えば、覚せい剤を取り扱う業務や、検査関係の業務の場合は、安全第一人材を求める傾向がある為。コネというよりも五人組的な縛りを期待されている。入社後はコネに縛られる事が多くなる。転勤など断りにくい状態になる。

地縁系(近隣住人、会社所在地自治体からの圧力等):

工場の周辺の住人などが、工場側の近隣対策的なことで採用される。工場としては障害者雇用と並び頭の痛い話。又、騒音や異臭などで周辺自治会自治体との間の協定などで決まっていたりする場合も。他に、高卒では入社出来ない会社でも、地元高校の成績TOPだけが入れたりする場合もある。このコネ地域オープンになっている場合は問題は無いが、特定の親族だけが利益を得たり、特定の人物の紹介状が必須だったりといったダークな一面もある。入社後もコネの威光は強い。

学校系(大学及び研究室):

教授の一声で決まるプラチナコネOBからホンネを聞き出せていれば最強。教授人間性によっては、たんに不人気企業への人身売買となる場合もあるので注意。入社後はコネに縛られる事は無いが、困った先輩や後輩がいると同一視されがち。

知人系(たんなる知り合い):

血縁には劣るものの、紹介者のパワーによっては影響力が大きいコネ。紹介者のパワーに左右されるので、最悪、コネでゲタを履いていたと思っていたら、毒物を背負わされている場合もあるので注意。入社後は、コネに縛られやすい。

断れない系(重要顧客親会社銀行圧力団体からの紹介及び押し付け):

コネというワクを超えているコネ。入社後は腫れ物を触るような扱いとなる。ツラの皮の厚さが重要

愛人系(妾、キャバクラからスカウト等):

一般社員にバレていなければ問題は無いが、バレていると面倒。諸刃の剣

タニマチ系(サラリーマン金太郎的なもの):

重役クラスから個人的に信頼されている素晴らしいコネ。実力が伴う事が要求される。


コネはないが・・・

サポート型(7大コネには入らないが強力):

入社希望会社の内情を細かく知っている、もしくはそこの社員が、面接に有利に働く情報をくれる。例えば、英語をしゃべれます。というだけでなく、通販で細かい仕様を打ち合わせて、自分用にカスタマイズした機械ラジコン)を輸入したが、希望のものと違ったので、電話クレームを入れた後、返品の手続きを進めた。というエピソードを入れろだとか、顧客に接する時の心構えとして、社内で口酸っぱく言われている事を、ちょっと言い換えた形で、自分も心がけているようにしているだとか、人事部がどういう人材を求めているかは掴めないまでも、会社の中で求められる理想像のようなものを提供してくれる。面接でかなりリードできる。


コネというと何だかズルい響きがあるが、ようは人脈ということ。

企業は、学歴や成績は書類で解る。しかし、人間性、性格信頼度などは面接で見るしかない。しかコネがあれば、コネを通す人間面接合格しているのと同じ事。その人間保証が付いた状態であれば、成績なんぞ多少悪くても問題無い。

就活コネ使う奴って何なの?

http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-3471.html

2010-12-05

君主制民主制について考えた

天皇制とか王制というのは、政府外交の一部を天皇家や王家に外注してるようなもんだと思う。

あるいは、こうもいえるかも。

ニッポン放送フジテレビの関係みたいに、子会社政府)のほうが大きくなっちゃって親会社はお飾りになってしまったと。

外交システムの一部としてみるなら、まあまあ効率がいいシステムであるわけだし。

上場会社だったらニッポン放送の株を買われたらフジテレビも傘下になってしまうとかそういうのがあるんだろうけど、天皇家が惨殺されてしまったら日本という国がなくなるというわけでもなさそうだし。

別に神様を信じてなくたって神社で手を合わせたりするのと一緒で、なんとなく尊敬してるふりして、なんとなく日の丸君が代に敬意を払ってもいいんじゃね?

(敬虔なクリスチャン神社で手を合わせたりしないそうだ。神前式結婚式に参列したときとかどうするんだろう?なんか大変だなぁ。)

たぶん、中高の教育のせいだと思うのだけど

君主制vs民主

たいなノリで歴史を語るじゃん。

でも、君主制民主制かなんて政治システムたいした違いじゃないような気がする。

たとえばギリシャ連合vsアケメネス朝だって、どっちのほうが国家としてのシステムが優れてたかっていったらアケメネス朝のほうが近代国家に近い政治システムを持ってたと思う。

都市、あるいは村みたいな小さな単位で話し合いで政治をしてたところと、官僚制が整備されて腐敗防止に中央直属の監察官がいて、軍制が敷かれ、統一通貨制度がある国の戦争をとりあげて、「民主主義専制君主制の戦い」と言うのはどうしたものだろう?

僕は事なかれ主義なんで、流される。

躊躇なく流される。

神社拍手を打つし、卒業式では君が代を歌うし、キリスト教式の結婚式では賛美歌を歌うし、宴会ではゴム手袋を頭からかぶって鼻息で割る。

2010-11-26

http://anond.hatelabo.jp/20101126222817

家族で仲がいいんならだいじょぶじゃない?

うちの親会社の役員(たしか80代独身)はきょうだいの家に身を寄せたなぁ。まあ、その年で女性が役職就いてたぐらいだから金はあるんだろうけど。

友人(20代)も病気仕事辞めて家にいるけど、年齢の一回り離れた兄たち(やはり独身)が可愛がってくれてるようだから特に不自由も無く療養生活を送っていると言ってたよ(もちろん両親も存命)

まあ増田提言は私みたいなのが将来どうなるか、って主旨なんだろうけど。

2010-11-25

彼女が死んだ話を受けて

http://anond.hatelabo.jp/20101125170955←このURLクリックすると、「彼女が死んだ話」という日本語で書かれた、小説らしきものが読める。

思うところは人それぞれだろうから、僕もこれから彼女が死んだことを書き綴ろうと思う。

僕は生まれも育ちも同じ県で、地方の市立小学校に通い、そのまま市立中学校に進学した。

僕は、友達がするから、という薄い理由で吹奏楽部に入り、黒いから、という浅い理由でクラリネットを選んだ。オーボーは先に取られた上での、消去法だ。金も銀も好きじゃない。だいいちあすこの喇叭は緑青がびっしりで、磨きに失敗して管体は凸凹し、リペアに頼らない修復をしたおかげかバルブがありえない方向に曲がっていた。それでもあれは死んでないらしく、バズィングを終えた後マウスピースを填めて息を吹きこむと、ぼへーという気のない音が部室に響いた。

さて、吹奏楽部には定期演奏会というものがある。いわゆるおけいこの成果を、街の皆様方にアピールしようというわけであるしかしそれは建前であり、実際のところは街のお店から広告費をせびり、部員家族うちで盛り上がろうという、極めてクローズな発表だ。広告主もたかだか三年むすこむすめがその部活に在籍していたというだけで、今後十数年、あいや数十年集られることになるとは、まさか夢にも思わなかったに違いない。

定期演奏会はまじめなコーナーとふざけたコーナーの二種類楽しめる、ニコイチのようなものだ。先述したよれよれの金属体が、ぼえーとむせぶ、ゆるゆるなたいこが、どぅゎんどぅゎんと悲鳴をあげる。ニコイチでオトクな気分になろうとしても、こんな音では身内とて地獄であろう。

その定期演奏会では大抵、三年生のひとりひとりがソロのようなものを任されるのであるソロのようなもの、というのは厳密にはソロではない、みんなで吹くところを無理に一人で吹かせたり、挙句には前に立たせて、キュプーと吹かせるのだ、たまったもんではない。足りないならば音楽の加工さえ厭わぬとは、正に儀礼、避けては通れぬというものだ。

では、実際私はどうだったか

クラリネットは全体で10人からなるが、なんとその10人分を私一人に押し付けたのだ。一人で10人分の仕事をしろ、というのである。どんな馬力だ。

だいたいクラリネットというのはそんなに音を重ねても重ねた人数だけ音が増幅されるわけではない。いや、重ねただけ共和せず、うわあんうわあんという不快な耳障りばかりだけが気になるようになるだろう。そんな楽器なのだ、クラリネットというものは。

それを一人で吹けというのだ、ありがたいことじゃないか

というわけで、私は一人で揚々とステージの前に立ち、バックバンドのきちゃない演奏に合わせて、これまたきちゃない、でも聴きやすい演奏をしたわけだ。

で、その時にどうやら僕に惚れてしまった後輩がいたようで、演奏会が終わってから告白され、付き合うに至った。これが10年前のことである

これは先日の話だが、その彼女葬式を執り行なった。喪主彼女の兄である彼女白血病で亡くなり、僕にはどうすることもできなかった。来年には結婚しようという、ながい交際も一区切りするかしないか、といったところだ。

彼女は高校、大学と付き合いを重ね、別な学校に行っても、別な地方に進んでも、毎日の便りは欠かさなかった。彼女にだけはディジタル年賀とは別に、葉書に依る絵と言葉を惜しまなかった。どうやら親にはバレていたようで、手段を変えてくれとメールで痛切に頼まれたものの、僕はそれをしなかった。思えばある意味常識に欠けた配慮だった。

彼女の容態が不安定になったのはつい一昨年のことであるが、大学回生で、卒業論文を控えていた僕はそれでも彼女の見舞いに時間を割いた。夕日を背景としてこちらを向く彼女は美しい彼女の一挙手一投足が僕の人生の肥やしとなっていたのは言うまでもない。

しかしもう彼女はいないのだ。僕も先月親会社倒産の憂き目に遭い、わずかばかり用意された最後賃金を受け取り、それでなんとか首の皮一枚繋がっている。先に逝った彼女は僕に死んじゃダメ、とムチャクチャ約束をさせた。彼女のために生きるというのもわからないでもないが、僕は僕だ。僕のやりたいようにやる。

そこで早速駅から降り、歩いて十分とかからないおっぱいパブというところへ足を運んだ。彼女は胸が平均的で、乳首が大きく、吸いついていたとき、揉んでいたとき誠に幸せだったのだが、そのパブは誠に僕のささやか幸せを叶えてくれた。

バカヤロウ、満たされれば誰でもいいのか、と言われるかもしれないが、けしてそういうことではない。あくまで僕のイマジンを促進してくれるために通うのであり、眼をつぶったとき、そこにいるのは間違いなく彼女なのだ。脱線などしようものか。バカヤロウはお前というものだ。

明日もまた通いたいのだが、どうしようか。指名しようかしまいか。悩むところである人生は愉快だ。

2010-11-12

iTunes Store での映画レンタルツタヤゲオ

さて、ついにオンラインでの映画レンタルサービスが発表されましたね。

アップル日本iTunes Storeでも映画配信スタート

http://goo.gl/6nJsE

返却期限を過ぎて延滞金を取られたとか、借りた DVD に傷が付いてて見れなかったとか、そんな不便な経験をしたことがある人も多いんじゃないんでしょうか。

僕も、延滞金が保留になっててブラックリスト扱いされてるお店がありますw

オンラインなら、もうそんなことはないですね。

お値段も新作 500 円、旧作 300 円からとそんなに高くない (地方の店だとこれぐらいザラ)。

良いところたくさんのこのサービスの開始によって、影響を受けそうな映画館ツタヤとかゲオなんかが今後どうなるのかちょっと考えてみました。

映画館

ここはそんなに影響受けることはないんじゃないかと思います。

なぜなら、多くの映画ファンにとって「映画館で観る映画」と「家で DVD で観る映画」は別物だと思うからです。

あの大スクリーンに豪華な音響施設、映画を観るためだけの映画館という施設の魅力というか雰囲気、何よりいい映画場合、他の観客と感動を生で共有できる (マナーの悪い人もいますけどね…) という独特の味みたいなものがあります。

デパートの屋上でコーヒーカップに乗っても普通の楽しさですが、ディズニーランドで乗ると楽しさ 10 倍くらい増しません? あんな感じです。

最近3D 上映なんかでも差別化していますね。

メガネ無しでも映像が飛び出してくる時代はもうすぐそこです。

結論:

映画館は一種のアミューズメント施設なわけで、利便性を売りとしているオンラインレンタルとは競合しにくいかな。

ツタヤとかゲオ (実店舗型)

ここがキモです。

オンラインレンタルとお店でのレンタルを比べた場合

  • オンラインは延滞がない (お店不利)
  • オンラインは売り切れがない (お店不利)
  • オンラインはお店に良く必要がない。返しに行く必要がない、カードも要らない、入会金も要らない (お店に行くのとか面倒)

ツタヤとかゲオ涙目って感じですねw

でも僕は、少なくともツタヤはすぐ死ぬってことはないんじゃないかと思ってます。

iTunes Store ではおもしろい映画の提案はしてくれません (少なくとも今は)。

Music Store を見ても最新チャートがズラッと並んでいるだけで、今まで iTunes Store の方から音楽を提案してきたことは、機械的なレコメンド機能を覗いて皆無です。

つい先日脱税やらで恥ずかしい報道がされていましたが、やっぱり頭のいい人間はいるみたいで、ツタヤ最近こんな企画をやっています。

TSUTAYA発掘良品】100人の映画通が選んだ本当に面白い映画

http://goo.gl/FQBPp

名前でどういう企画かすぐわかりますね。

興味が出た方は、お店に行って返金対象の映画でもどうぞ。

今だったら『真実行方』。おもしろいですよ。

で、何が言いたいかというと、今後お店が生き残る道の一つとして「客に提案できる店」というのが考えられると思う。

映画通はおもしろい映画に飢えている。

年に何百本も映画を観てるツタヤの店員に「これおもしろいっすよ~^^」なんて言われたら、よほどのことがない限り興味が湧きません?

これは機械でできてる iTunes Store には決してできないこと。

それに、ゲオにもこれはできません。

ゲオレンタル料金の価格破壊ということで業界に参入してきたけど、映画というものは『観れる時間』という限られたパイがある。

これは時間なので、パイが増えることはまずあり得ない。

レンタル料金を下げたら、限られたパイの争奪戦になりいずれ立ち行かなくなるということがわからなかったのだろうか。

わからなかったから、あんなことしたんだろうけど。

当然だけど売上は下がって、お店は昔のようにヘンテコな作品を置いてお店を賑わすことが難しくなり、メジャー映画ドラマ韓流といったつまらないものばかりになってしまった。

個人的に、ゲオレンタル業界を潰した癌だと思ってます。

こんなめくらな商売をする会社に、驚くような対抗策が出せるとは思えない。

レンタルの次はポイント事業だし、やってることが全部 CCC (ツタヤ親会社) の後追い。

あー、ウザいから早く潰れないかなこの会社

結論:

お店に行く楽しみを提案できるのなら、この先数年は大丈夫だと思う。

たぶん。

2010-11-02

自分現在業界とは全く違う業種から中途入社して4年目に技術系の

インストラクターに抜擢。しかし、自分能力経験スキルを大幅に

超え過ぎていた。新規研修の立ち上げ、カリキュラムテキスト作成

講義etc.自分1人にのしかかってきた。

1年目をどうにかクリアしたと思っていたら、2年目の冬に重度の鬱状態の診断。

しかし、来年度の異動(親会社への出向)がほぼ決まっていたため休職できず。

出向先での3年間もかなりハードだった。自社に異動した途端、会社意識不明→休職に。

しかし・・・仕事自体は好きなんだよね、因果な事に。早く復帰したいよ。

2010-10-05

http://anond.hatelabo.jp/20101005235051

1:長期海外旅行に行って、元会社に土産持って自慢しに行く

※土産がしょぼいと白い目で見られます

あなた存在そのものが喜ばれない場合も同様です

2:待遇給与が良い会社転職し、元会社に…(以下略

転職先にそれなりのネームバリューがないと逆効果です

あなた存在そのものが喜ばれない場合、興味を持たれません

3:親会社転職し、元会社を下請けにする

あなたに下請けをオントロールする手腕がなければ良いように扱われます

あなた存在そのものが喜ばれない場合仕事すら断られる場合もあります

2010-09-24

業務委託費という名ののれん代

売上の数%を親会社搾取されてる

その金があれば10人以上雇えるってのに。

そのくせ親会社は何もしてくれないから困ったもんだよまったく

座ってるだけで子会社から上納金が入るなんて楽な商売だよなあ

滅べばいいのに

2010-08-27

http://anond.hatelabo.jp/20100827192245

穿った見方をすれば、「電子マネーが皆所有段階に達しましたよ」と発表することによって、

電子マネー関係各社の株価の上昇を狙う(つまり親会社野村證券援護射撃)という

意図」が隠されているのではないか、とすら感じてしまう。

当たり前だろ。

株価目的かどうかはわからんが、この手の調査は結論が先に決まってるというのが大半。

政治家とかから「こういう政策を推し進めたいから裏付けになるような調査してよ」と言われるのが普通業界だぞ?

首都圏電子マネー保有率が100%」という記事のミスリーディング

自分もよくミスリーディングネタ建てることあるので、半分自戒も込めて。

http://japan.cnet.com/news/business/story/0,3800104746,20419009,00.htm

タイトル

首都圏電子マネー保有率がほぼ100%--地方は「WAON」がシェア拡大中」

出だし

首都圏に住む人の電子マネー保有率が98.6%(前回調査時は82.8%)とほぼ100%に達したことが、

 野村総合研究所NRI)の調査で分かった。NRI8月26日に発表した。

 首都圏を除く地域でも、札幌市で75.0%(同61.4%)、東海で65.7%(同42.9%)、

 近畿で77.8%(同56.5%)、福岡県で68.3%(同51.8%)といずれも6割を超えたという。」

これだけ見れば、最初の方しか読まない人、タイトルだけしか見ない人は、

「ついに電子マネー皆所有時代到来か!!」と誤解するだろう。

しかし、小生は未だに所有していない自分の親などを見ているので、

「んなわけないだろう」と疑念の念を持って読み進むと、

最後の方に

「調査は6月18~22日、北海道札幌市のみ)、首都圏東京都神奈川県千葉県埼玉県)、

 東海(愛県知、三重県岐阜県)、近畿大阪府京都府兵庫県奈良県)、

 福岡県の18歳以上の男女2250人を対象にネットリサーチサービス「TrueNavi」をもとに実施。」

とある。

要は母集団が「ネットアンケートに協力するような層、ネット新サービスリテラシーの高い人」

なのであり、「相当にバイアスが掛かった調査」である、と言わざるを得ない。

ネットアクセスが少ない高齢者、この層は通勤ニーズも少ないので、

その分電子マネー所有率が少ない、と推察するのが自然であり、

高齢者も含めた全世代平均では、保有率は押し下がるはずである。

この調査で確実に導ける「結論」は、

首都圏では交通カードが優勢、地方では流通カードが優勢」ということ「だけ」であり、

「普及率」については、全く信憑性のない調査、と言わざるを得ない。

自分の周囲を観察した限りでは、「せいぜい所有率7割」といったところではないか?

野村総研が「保有率100%」というリリースをしたのか、あるいはCNETがそのような

タイトルを付けたのか知らないが、仮に野村総研が「保有率100%」というタイトル

付けたのだとすれば、その真意を疑ってしまう。

いやすくも日本有数の調査機関が、「母集団バイアス」という統計学の基礎のようなことを

知らなかったとは思えない。

穿った見方をすれば、「電子マネーが皆所有段階に達しましたよ」と発表することによって、

電子マネー関係各社の株価の上昇を狙う(つまり親会社野村證券援護射撃)という

意図」が隠されているのではないか、とすら感じてしまう。

2010-08-20

6年ぶりに親会社に戻ってきた

女性社員がほとんど残ってる。

全員30歳超えてる。

本人たちは気づいていないんだろうが、6年ぶりに見たら劣化が酷い。

ろくに化粧もしていないからシミが目立つし。

太った子、おかしく痩せた子、そんなのばっかり。覇気がない。

いったいどうしてしまったんだ君たちは。

八百屋で売れ残った野菜が元気なく横たわっているような印象を受けた。

2010-08-17

思いついた

うちの親会社NTTってば、スリーエフあたりのコンビニチェーンを買収して、KIOSK端末とかデジタルサイネージとか、今までの死屍累々プロジェクトをやりたいようにやって、ついでに余った人員はバイトさせればいいんじゃね? まぁでも、経営層は国内より海外に目が向いてるから無いか。

2010-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20100801210859

そこまでヌルくはなかったけど、親会社が変わるとじわじわ浸食されてったよ。

うちの場合最初の1,2年は大した影響なかったけど

まず上の席から親会社カバン持ちに変わっていった。

下の方の管理職にまでそれが及んでくると親会社現場の業務にまで口出してきて

ヌルい会社だったからできた手厚いフォロー等々がとうとうできなくなって

客の信用ガタオチ。(ここまでなんとかがんばって維持してきた)

徐々に客離れが数字に響いてきて、

昔はあんなに良い数字出してたのにどうこうって叩かれ始め

オメーらが現場に合わないやりかた押し付けてるからダロ

って言えるような人間はもう上には一人もいないからどうにもならず。

金になるような権利や業務を親会社に売って、更に泥沼

親と元会社人間が上に半々居た頃が一番まともだった

(というか、維持できた)

新しい親会社人間って、全部自分の所の人間(もしくはYESマン)に埋めようと躍起になるから

現場分かってない人間管理職になって、好き勝手言い出したらもうおしまいかな。

残った元会社管理職もいるけど、親会社ゴマする事しか考えてない。

その様ったらもう、見てて情けないやら悲しいやら。

なんとか現場人間親会社人間じゃないからやっていけてるけど

ぼちぼち限界離職率凄まじい。

親会社人間現場シフトした所もあったけど、あっと言う間にトラブル爆発して潰れた。

規模は小さいけど、どっかの宅配便状態みたいだった。

せめて親会社現場仕事を分かってるといいな。

(まあそれだって色々大きく変わるだろうけどな)

ヌルい会社だったんだけど、親会社が変わるからちょっと心配

うちの会社はぬるい。ノンビリしてる。

通勤私服はもちろん、髪型だってトサカでもドレッドでも許される。

ヒゲは衛生上微妙なんだけど、禁止はされていない。

宗教上の問題で剃れない人がいた場合に、とのこと。

少なくともこの会社にはそんな人(シク教徒)はいないけど。

休みを抜いて7.5時間労働

でも、なぜか午前と午後に30分ずつ勤務規定にない休憩が許されてる。

集中力を要する仕事だったらわかるが、むしろ、機械監視とか、つーか待機とかが多いんですけど。

偉ぶる人もいないし、すこぶる快適。

社員の最終学歴はあんまり高くないと思う。

高卒が5割くらい、専門学校卒と大卒が半々くらい。

こんな仕事だから、給料はそんなに高くない。

っと思ってはいるけど、公務員と同じくらいにもらってるから、大企業未満、中小企業以上ってとこなのかも。

でも、みんなもっとよこせって言ってる。

従業員100人で去年は売上げ約120億で純利益約40億。

粗利でも営業利益でもなく純利益

親会社の儲からない事業に吸い上げられてる。

とかなんとか言ってたら、他の会社に売られちゃいました。

どうなると思う?

2010-07-28

ヤフーグーグル検索提携における公取の判断を勝手に推測

 日本公取の判断は、乱暴に単純化した論理でいうと、以下のような感じではないかと勝手に推測。

ネット検索エンジンの運営それ自体は、なんらの経済活動ではない。よって、「経済」的な意味ではネット検索市場」なるものはそもそも存在しない。

  ↓

存在するのは、ネット広告市場

  ↓

ネット広告市場という視点で今回の提携を見てみると、以下のような感じ。

 日本ヤフー「いやあ、うちは検索連動広告が不調なんですわ。しかも親会社(米ヤフー)が自社のシステムは止めてMSさんのシステム入れるとか言ってて。うちは今まで親会社システム使ってたんで、途方にくれてるところですよ」

 グーグル「それは大変ですなぁ」

 日本ヤフーおたくの優秀なシステムを、『おまけ(→検索エンジン)』込みで貸していただけませんかね? MSさんの広告システム日本じゃ実績ないんでね。ついでにいうと『おまけ』にも魅力ないし。頼りになるのはグーグルさんだけですわ」

 グーグル「いいでしょう。レンタル料さえきっちりいただければ、レンタルしますよ。カスタマイズ自由自在ですから、好きに使ってください。レンタルする代わりに顧客を譲れなんて邪悪なことはもちろん申しません」

 日本ヤフーありがとうございます。お互い、これからも切磋琢磨しながらがんばりましょう」

 グーグル「ええ、もちろんですよ」

  ↓

これは、単なるシステムレンタルであって、提携ですらない。

  ↓

広告主募集及び広告提供という「経済」活動の部分では両社は独立しており、手を組んでネット広告市場を独占するというわけではない。

  ↓

繰り返すがネット検索市場」なるものは存在しないから、グーグル検索エンジンシェアが90%になろうと知ったことではない(それは独占禁止法の管轄にあらず)。

2010-07-11

地元で生きて行くと決めたつもりだった…

地方在住34歳

 

地元高校卒業後、地元専門学校

就職活動らしい就職活動はしないままに、担当教員のすすめで地元中小企業に入社

(あとで知ったが、教員会社の人事が創価つながりだったらしい)

自分は全くの無宗教だが、そういや初めての彼女創価だったなぁ

正社員サビ残(月60~70時間)、ボーナス6年で3回(各10万程度)

年休消化すると怒られる、初任給手取り16万、退職手取り18万

若かったこともありガムシャラに働きほどほどに遊んだが、

東京大阪の友人に会いに行くたび、その生活を見ては羨ましく思った

同時にほとんど就職活動せず流されるままにここまできた自分を悔やんだ

都会生活は地方でしか生活をしたことがない自分にとって眩しすぎた

 

6年後、某大手企業の孫会社転職

面接では何年か都会(東京or大阪)勤務をしてもらうかもしれないとのこと

3年で正社員になれるとの話だった

『なんでもやるし、どこの勤務でもかまいません!!』と言ったが

結局、仕事派遣社員として親会社の支社(地元)へ派遣され、親会社正社員と同じ業務をした

契約社員(1年更新)、残業(月0~20時間)、ボーナス年2回(30万程度)

年休消化しないと怒られる、手取り19~21万、昇給なし、転勤なし

親会社社員はほぼ50代で、釣りゴルフの話かギャンブルの話にあけくれ

たまに電話を取ったかと思えば、めんどくさいのを理由に仕事を断ったりするので

ほとんどの仕事は少数の若い社員自分派遣社員で回していた

それでも以前の会社に比べたら、冗談かと思うほどに仕事は楽だった

 

3年後、グループ各社の統合やら分社やらで勤務していた会社そのものがなくなり

新しくできた会社(これも孫会社)の契約社員となる

新しい会社になったので当然正社員化の話はお流れ

ただ待遇面や業務内容は全く変わらず、変わったのは社名だけ

新しい会社は役員・管理職グループ親会社からの天下り)以外全員が契約社員だった

この会社再編のタイミングで優秀な先輩(同じく契約社員、親が親会社OB)が会社に愛想を尽かし辞めて地元を去った

現在東南アジア日本を行き来する日々だそうだ

それまでも優秀な同僚の離職はあったが、先輩には可愛がってもらったし、

上司親会社正社員にも、立場を気にせず物言う人だっただけににショックだった

自分もまた転職に本気で悩んだ時期だった

結局、自分会社に残った

会社は早期に契約社員正社員化を実施するなどと言っていたが、

自分よりずっと先からいる先輩の話では、数年で社名が変わるのは毎度のことらしい

 

期待していなかったが、1年後、優秀で在籍年数の長い数名が正社員になった

自分契約社員のままだったが、契約更新時に給料が1万円上がった

 

1年後、結婚

妻の実家神奈川東京で働いていた

ひょんなことから知り合い、2年の遠距離の末の決断だった

この時、地元東京かの決断を迫られたのだが

長びく不況の真っ只中で、転職も非常に厳しい状況

結局、妻には悪いがこちらに来てもらった

妻の仕事は少々特殊ではあるものの、アルバイトではあるが働き口が見つかったのでそれで我慢してもらった

結婚後しばらくは、東京に比べ圧倒的に娯楽が少ないこちらの生活に不満を募らせていたが

今では『週末にイオンに行くだけでも最高に嬉しい』と言い、ここの生活では必須の免許も取り地方生活に順応してくれている

 

この年、同窓会で久しぶりに大勢で集まった

ベンチャー企業して頑張っているヤツ(最近社長になったらしい)

転職して某超巨大ソフトメーカーで働いているヤツ

ガンダム大好きで、とうとうガンダム会社に入ったヤツ

結婚式には来てくれていたのだが、その時はあまり話せなかったので互いの近況を報告しあった

どれもこれも眩すぎる内容だった

ただ1つ、自分だけが結婚しているということが、くだらない自尊心を支えてくれた

 

2年後、長男が生まれた

元々こどもは好きなのだが、我が子は文句なしにかわいい

親バカだが、自分と妻のいいところを継いでくれていると思う

 

次の年(今年)、正社員になった

自分より両親、妻、妻の両親が喜んでくれた

福利厚生が若干良くなったが、それ以外はほとんど変化しなかった

業務も孫会社正社員ではあるが、職場親会社)では派遣社員いであ

会社の説明を聞く限りでは、給料はおそらく10年近く現状維持(手取り20~22万)だろう

それ以降も業績に応じて年¥5000程度のアップ(しない場合も当然ある)で、手取り27万程度で上限となる

※今までの昇給ペースを考えると、実際上限まで行くことはまずありえないだろう

 

そして家を建てることにした

こどもができアパートが手狭になってきたことや、その他諸々の条件から今年がベストと判断したからだ

同時に地元で今の会社で最後までやろうと決めた

給料は安いが生活に困るほどではないし、仕事はほぼ定時に終わる

地元家族とのんびり暮らすのも悪くないと思った

正直1度は都会へ出てみたかったし、自分の可能性を自ら放棄してしまうようで悩んだのだが

いままで現状に甘んじてきた自分が、これからリスクを犯してまで人生を変えていけるとは思えなかった

おもえば結婚の時、地元に残ると決めた時点ですでにあきらめていたのだろう

いや、もっと前から薄々は気が付いていた、ただ認めたくはなかった

このままずっと抑揚のない人生なんて

 

先日、これからの生活設計(主に資金)を決める上で退職金がどの程度になるが会社に聞いてみた

現状の賃金では、在勤年数26年(正社員期間、60歳定年)の試算で320万

多くはないとは思っていたが、予想をかなり下回る金額だった

実は正社員化のタイミングで一度退職金は出ているので、勤続7年で70万を合算すると33年で390万

いづれにせよ親会社正社員退職金(2000万以上・勤続37年)には遠く及ばない

※ちなみに親会社正社員40歳時の月給は非管理職手取り約40万

相談にのってもらっているFPの方も(親会社バリューに反し)予想以上に少ないので驚いていた

地元でのんびり暮らしていけたらそれでいいじゃないか!

格差社会なんて結局、金をものさしにして比べてるだけじゃないか!

贅沢はほどほどでも家族仲良くやっていけたら十分幸せじゃないか!

いや、消費するだけが贅沢じゃない!

仕事はいつも定時で終わり、自分の家に帰りこどもと遊ぶ

週末は家族と庭でBBQ・・・十分贅沢じゃないか!

お金以外のものさしで生きていこう!!

自分に言い聞かせた

 

 

昨日、東京で事業を起こし頑張っている友人(かなり成功している、先のベンチャーの友人とは別人)から電話があった

本業は磐石だし、新しい分野に挑戦するので一緒にやらないかとのこと

家の方は間取り仕様も決まってんだよ!

地元工務店契約もすんで、頭金ももう払い終わったじゃんよ!

来週は地鎮祭なんだよ!!

すげぇ面白そうじゃんかよ!!

よりによってなんでこのタイミングなんだよ!!バカ!!!

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