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『R-1決勝の「デモ活動」ネタが物議に 「完全に無理だった」「テレビ消した」「ブラックジョーク」など賛否両論殺到/デイリースポーツ online』へのコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.daily.co.jp/gossip/2024/03/09/0017414243.shtml
2015年9月、トルコからギリシャに向かう途中で幼いシリア難民の少年が死亡した転覆事故を受け「ヨーロッパがキリスト教の国であることの証明」と題した風刺画を掲載した。
水の上に立つ男性と水面から両足だけが出ている人の絵を「キリスト教徒は水の上を歩く」「イスラム教徒の子供は沈む」と形容している。
2016年1月、ドイツで発生した難民申請者を含む外国人を主体とする集団性暴力事件を受け「アイランちゃんが成長していればどうなっていただろう?」として女性を追いかける男性の風刺画を掲載した。
アイランちゃんとは上記の転覆事故で死亡した難民の少年である。
2016年9月、イタリアで発生した死者298人の震災を受け「イタリア風地震」と題した風刺画を掲載した。
包帯を巻いた血まみれの男性、顔を火傷した女性、瓦礫に挟まれた人々の絵を「トマトソースのペンネ」「ペンネグラタン」「ラザニア」と形容している。
今年の春休みに留学先で出会い、現地で1ヶ月ほど交友を持った女の子がいた。彼女とはその短期留学に参加した他の日本人のメンバーと共に初夏に再会を果たした。彼女はそれほど勉強熱心とは言えないものの国際協力に関心を持っているとのことだった。彼女と僕の家は離れており普段は会う機会がないのだが、僕の家の近くにある、ある国際機関の支部でワークショップのような催しに参加するとのことで、その際に会いませんかと彼女から連絡があった。相談の結果、彼女が僕の近所に来る二日間とも彼女と僕は会うことになり、二日とも支部まで僕が彼女を車で向かいに行き、一日目は僕の家でラザニアとボルドーを、二日目は庶民的な居酒屋で刺身や天ぷらを食べることになった。一日目の朝、彼女のTwitterを見ると、「朝に香水をつけても夜には香りが失われてしまう」という投稿があった。彼女が僕にアカウントを知られていると分かっているのにこのツイートをしたということは、夜に僕と物理的に近づく機会があることを想定しているのではないかと、僕はツイートから想像を膨らませた。彼女に恋人はおらず、理由を聞いてもよくわからないのだが、とにかく恋人は作る気がないということだったので、このツイートにそんな深い意味はもちろん無いはずだった。一日目の晩は結局何も起こらず終わった。告白というのはお互いの気持ちを探り合う根性や忍耐力のないカップルがする性急な行為であって、恋愛の醍醐味はお互いの探り合いにあるという話を僕がすると、彼女はそんな探り合いをいつまでも続けている男女がいるかもしれないねと返してきたので、この発言はメタ的に我々の関係を示唆しているのではないかとも思ったが、彼女の発言の真意はわからなかった。とはいえ彼女は僕を嫌っている訳ではないだろう。嫌っていたらわざわざ会いましょうと連絡してくるよしもないし、実際僕と彼女が出会い、僕が彼女のTwitterアカウントを知る以前に彼女はこう投稿していた。「話しかけてみたらワインや文学、フェミニズムにも詳しい面白い人がいた。好きじゃん」」内容は概ねこんなツイートで、好きじゃんという表現は、Twitterユーザー特有の「気に入った」くらいの表現なのか、恋愛感情なのか判断しかねるところが難しい点である。二日目、居酒屋に入ると宇多田ヒカルのAutomaticが流れていた。彼女も僕も仏語を勉強しているので、世が世なら我々二人の関係もAutomatiqueに進んで欲しいところだった。その日は二人とも疲れていたので、会話自体は面白かったが、久しぶりにあった一日目ほどの興奮はなかった。それでも二日連続であって、何時間も話題を枯渇させることなく話し続けることのできる相手というのは得難いもので、それが異性であれば尚更である。彼女は異性に下心を感じる瞬間に、嫌悪感を覚えると言っていた。それでもいつの日か僕は彼女とあの肉体の親密さを達成してみたいと思う。こう書いてみて気づくことだが、僕の彼女に対する感情は、ただ単に肉体的に彼女と交わりたいと思っているだけではなく、やはりその精神に共感する部分が少なからずある。僕が人を好きになるのはかなり久しぶりのことで、長らくその感情を忘れていたような気がするが、ここに来てようやく美しく、少し暗いところのある好みの女が見つかったというのに、なぜ彼女には恋人を作る気がないのか、それだけがよくわからない。
ラザニアってものは、オーブンに入れてから焼き上がりまで20分くらいかかる。結構長い。
待ってる時間の間、なんで私がラザニアを好きになったかを、少し語らせてほしい。
そのキッカケははっきり覚えている。アニメだ。
小学生だった私は、そのアニメに熱中した。特にカエルみたいな宇宙人のママンが作る、ラザニアに。
主人公の同僚である関西弁のカエルモドキ、その何人もいる子供とその同僚本人が大好きだったラザニア。
アニメを見たあと、私は母親に「ラザニアたべたいな」と言った。
当時はラザニアの作り方なんて、調べることが出来なかったから、とんと見当がつかなかったのだろう。
断られた私は、ラザニアに対する興味を強めた。
調べたところ、都会のお店でラザニアを出してくれるところを知り、チュニジア料理と書いてあるその店に向かった。
初めて食べたラザニア。
なんということだろう。
ミートソースの甘み、ホワイトソースの舌触り、そしてミルフィーユ上に重ねられた平べったいパスタ。
おお、これは熱中に足る料理だ。
家に帰って、いくつかのルートを使い、ラザニアの作り方を知った私は、それから家でも作るようになった。
ホワイトソース? できた。だまはなく、ちゃんとホワイトだ。うん。満足。
ミートソース? ちゃんと挽き肉を市場で買って、トマトピューレ…は缶詰だが、自分で作った。いい甘さ。
ラザニアパスタ。もちろん、塩とオリーブオイルを少し入れたお湯でしっかり湯がき、くっつかないように注意深く仕上げた。
層にしてオーブンに投入。そして今がある。
スペースオペラどころかドコ行っても主役になんかなれない。ピンチのときにあらわれても救うことなんて出来なかった。そんなスターダストボーイだ。
父親ではあってもヒーロらしくはないから、チャーハンは得意ではない。
だけど、ラザニアは得意になった。
ちょうど、20分経ったようだ。